「北の山・じろう」日記

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イタリア国防相、西側にウクライナ停戦と和平交渉を勧告<ウクライナ紛争2024.05.08

2024-05-08 21:33:34 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

Hara Blog
2024年05月07日02:52
ロイター「イタリア国防相、西側諸国にウクライナ停戦とプーチン大統領との和平交渉を要求」
http://hara.livedoor.biz/archives/52338955.html
Italy calls for Ukraine truce, peace talks with Putin - newspaper
By Reuters
May 6, 20243:18 PM GMT+9Updated 18 hours ago
https://www.reuters.com/world/europe/italy-calls-ukraine-truce-peace-talks-with-putin-newspaper-2024-05-06/

Hara Blogを覗いたら、この記事がありました。
ロイターの日本語版には、ありません。
英語版にはある記事が、日本語版にないケースは良くあります。日本政府が何らかの情報統制をしているのだろうと思います。
だから海外情報は、直接外国語版を読むことをお勧めします。
Google Chromeを利用すれば翻訳機能があり、完全ではありませんが翻訳してくれます。
英語を知らなくても英文を読むことが出来ます。

※記事の内容
(Hara Blogにも日本語訳は掲載されています)
まず、経済制裁でロシアの侵攻を止めるのは無理だという点です。今のままでは、終わらないと言うことです。

まず停戦を実現し、関係者が話し合いを持って和平を作り出す努力をするべきだ・と言う主張です。

最低条件も他の発言で言っているようです。
『クロセット氏は別の発言で、ロシア軍がキエフを占領すれば「他の国々との衝突は避けられなくなる。国境にロシアの戦車が駐留することは許されない」』

またゼレンスキーへの助言にも触れています。
『同外相はまた、ロシアの軍事的優位性を考えれば、ウクライナが昨年夏にロシアに対して反撃したのは誤りだったと述べた。クロゼット氏は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に、失敗は必至だと個人的に警告したが、「耳を傾けてもらえなかった」と述べた。 』

要は、まず停戦しその後和平交渉するべきだと主張しています。
どうして、日本の主要メデイアで停戦と和平を主張する部分がないのか・非常に疑問の残るところです。

スロバキアの首相は、もっと露骨で・・・
「領土を割譲して和平を実現するべきだ」
と発言しています。

去年だったかフランスの元大統領のサルコジが、同じ主張をしたら集中砲火を浴びて沈黙せざるを得ませんでした。戦争の早い段階では、異論を絶対に許さない時期がありました。(サルコジは、領土割譲まで言ったので余計反発がひどかった部分があります。)

しかし、ウクライナの勝利が現実的に不可能であることが判明した今は、当時とは違うと思います。
現にイタリアの国防相が発言しています。

停戦と和平を主張する人が増え、それをメデイアが報道する回数が増えれば、やがて停戦と和平が議論の対象になるでしょう。
行き過ぎた主戦論を訂正して和平を実現しようとすれば、そのような地道な過程が必要です。

その主張すら許さないのであれば、それは自由主義でも民主主義でもありません。
今の西側はウクライナ紛争に関しては独裁国家と言うべきです。

これ以上の破壊と人的損失を避けるために何が必要で、どうするべきか❓
特に西側は、よく考えるべきでしょうね❓
血迷ったゼレンスキーに止めろ・と言っても聞きはしないと思います。
もっとも戦争を止めるなどと言おうものなら、ゼレンスキーはウクライナ国民から八つ裂きにされると思います。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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