「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

アメリカとヨーロッパを襲ったトランプ・ハリケーン❓<2024.2.14

2024-02-14 14:20:08 | アメリカ合衆国

NATO各国、結束・冷静表明 「トランプ氏発言はロシア利する」
ロイター編集
2024年2月13日午前 3:29 GMT+96時間前更新
https://jp.reuters.com/world/us/DLEPWR6RCZJZ3GKBWF2JRC6BTM-2024-02-12/

トランプ氏発言に西側から批判噴出、NATO事務総長「安保損なう」
ロイター編集
2024年2月12日午後 3:57 GMT+910時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/FOESDRELNJOMRGDBCW5PNJYFJ4-2024-02-12/

NATO相互防衛の相対化は危険、「ロシア利するのみ」=独首相
Alan Charlish、John Irish
2024年2月13日午前 6:25 GMT+93時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/KKAIIIZ2CBLLFNTIIUOAGSLQNA-2024-02-12/

NATO防衛巡るトランプ氏発言、共和党内からも批判
2024年2月12日午後 3:49 GMT+910時間前更新
https://jp.reuters.com/world/us/MYICCE7E5NJHZEEWFEQYCXN7BE-2024-02-12/

トランプ発言「加盟国の安保損なう」 NATO総長が批判
2024年02月12日00時34分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024021200008&g=int
(1)トランプ氏、在任中「ロシアにNATO攻撃促す」と加盟国に伝えたと主張 軍事費負担巡り(共同)
2024/2/11 16:31
https://www.sankei.com/article/20240211-XQBYG4WNQVMYJPTXUVZR5NYX3Q/

※これだけでも、凄いのに仕上がこの記事

(6)トランプ氏再選なら米国はNATO離脱、元側近らが警告
2024.02.13 Tue posted at 07:39 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35215139.html

話をトランプが大統領になったらNATOを離脱すると結論に持っていきました。最近の西側のフェイクニュースを最大活用したプロパガンダです。
トランプが大統領選で勝ちそうだから何が何でも落そうと言うことのようです。

話の発端は、(1)の記事です。
2月10日の大統領選の共和党予備選を控える南部サウスカロライナ州での演説の中で述べた事柄を切り取って枝葉を付けて膨らませて、全然違う結論に持っていき、トランプを批判しています。

トランプは、大統領在任中のあるNATO加盟国(多分、ドイツ)に対して発言した内容を言ったものです。
内容を要約すると・・・
NATO加盟国の軍事費負担とアメリカ軍のヨーロッパ駐留経費問題についての話の中での言及です。
軍事費のNATOで定められた基準(GDPの2%以上)を守っていない国が複数ありました。
(2)「アメリカの軍事力の傘を利用して自己負担分をサボるのは、ダメだろう!と言うのが1点。」
(3)「アメリカの軍事力でヨーロッパを守っているのだからヨーロッパ側が、アメリカ軍の駐留経費を一部負担するべきだ・と言うのが2点目。」
このトランプの主張を強調する意味で、もしこれを無視するなら・・・の話として・・・
(4)「(もし仮に)ロシア軍が攻撃してきたなら、アメリカは支援しない(ケースも有りうる)」
大体、このような内容を言ったものと思われます。
トランプ流の嫌味で・・・・
(5)「むしろ好きに振る舞うようロシアをけしかけてやる」
と言ったのであろうと思います。

どこの国に言ったかは書いてありませんが、トランプを毛嫌いして軍事費の負担を大幅にさぼっていた当時のドイツ首相のメルケルに言ったのであろうと思います。

嫌いあっている同志の痴話話に似たような部分があります。どっちにしても話の趣旨は(2)と(3)であり、(4)と(5)は枝葉でありほぼ無関係な話です。
(5)は大嫌いで大嫌われているメルケルをちょっと脅そうと思ったのでしょうね❓
他愛もない話です。

そこにトランプにポイ捨てされて、ブチ切れている元側近を連れ出してきて
(6)の記事で「トランプ当選=アメリカNATO離脱」と話の結論を全然、関係ない方向に持っていきました。
実際には、(6)は全然無関係のでっち上げでトランプが当時発言した趣旨は、(2)と(3)で軍事費の負担とアメリカ軍のヨーロッパ駐留経費負担の話です。

ここまで聞いたら何の話をしているのか分かったと思います。

単なる話の枝葉にすぎない(4)と(5)を非常に巨大に見せて(6)の結論をでっち上げて、アメリカ民主党とトランプ大嫌いのヨーロッパが大騒ぎしているだけです。

ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長が凄く好き嫌いや思い込みの激しい人で、メルケルと同じでトランプを毛嫌いしているのだろうと思います。
だからEU本部で・・・・
「トランプは敵よ!プーチンと同じよ!撲滅するべきよ!」
と、喚いているのだろうと思います。

ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長には合理や筋道はなく、自分の好き嫌いと感情だけで物事を決める傾向の強い人です。

こういう人が欧州委員会委員長をやっているのですよ❓
だから欧州政府の決めることは一方的で偏ったことが多いようです。
今は、ヨーロッパの農民の反乱を招いています。

ヨーロッパで起きる問題の原因は、ウルズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長にある場合も結構あります。

以下の記事を読むと性格の一端が分かります。
『オオカミが怖い欧州の政治家たち...2万匹にまで急増し「政治的」となった理由』
EUROPE’S WOLF THREAT
2023年10月19日(木)13時00分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/10/post-102867.php

今、EU界隈で行われているのは到底政治とは言えません。


※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/213c96513504dc77bce3a248112c2b72
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d



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