「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

米国務長官がトルコ外相と会談<2023年11月7日

2023-11-09 19:19:16 | アフリカと中東

ワールド
2023年11月6日11:54 午後Updated 2時間前
米国務長官の中東歴訪、ガザの人道的一時停戦巡る進展なし
https://jp.reuters.com/article/israel-palestinians-turkey-usa-idJPKBN32115W

「米国務長官がトルコ外相と会談」
これだけ聞くと普通の話ですが、トルコのエルドアン大統領とは面会すらしていないようです。米国務長官は政権のNo2でアメリカ外交全般を取り仕切ります。普通の国ならまず、その国の大統領か首相が儀礼的に面会すると思います。
トルコのエルドアン大統領が面会すらしなかったのは、アメリカに対する冷たい対応と言えます。

※過去日記
2023年10月30日 18:00
①(トルコ)国民に「帝国主義者」と戦うことを約束したエルドアン大統領<2023年10月

https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6aac0145c65ca55afa77f9dbfabddc65

(パレスチナ問題)怒れるトルコが歴史を変えるかもしれない<2023年10月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/1745616a28ebaabcefef5fe8b455d720

2023年10月26日 0:46
②トルコ外交がNATOの未来を左右する<2023年10月

https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/65d0c1cfedbc53416a006c1ce0dcf35b


エルドアン大統領は「帝国主義者と戦う」ことを国民に約束しました。
第三世界で「帝国主義者」と言えば、アメリカを指して言っています。実質的にアメリカと戦うと言っているのと同じです。

もちろん、アメリカと軍事力で戦うわけではありません。しかし外交においてアメリカには従わないという意味だろうと思います。

場合によっては、NATO離脱もあり得るかもしれません。現在は予告の段階です。イスラエルとパレスチナの問題でアメリカが今のような対応を続けるなら、エルドアン大統領は、どの時点かで決断するかもしれません。

「ハマスはテロ組織ではなく解放者」だとも発言しています。駐イスラエル・トルコ大使も召喚しました。

もう決断しているのかもしれません。

アメリカの余りにもイスラエルに偏った外交が、トルコのNATO離脱を招くとしたら❓
②で書いた未来が来るのかもしれません。
地政学上の大変動が起きます。
バイデン氏は、NATOにとり取り返しのつかないことをやってしまったのかもしれません。
既に時は遅い・のかもしれません。

それも、いいと思います。
バイデンさんは、余りにもふざけすぎていると思います。
ガザの事を冗談扱いしていました。
誰かが、アメリカとNATOに「お灸!」を据える必要があります。

トルコの「お灸!」は❓
激熱です、どうするんだか❓


(イギリス)ヒツジ救出作戦とその後の騒動<2023年11月

2023-11-09 19:17:56 | 動物と植物と自然

「イギリスの最も孤独なヒツジ」を崖下から救出 動物愛護団体は「見せ物にされる」とデモ
2023年11月6日
https://www.bbc.com/japanese/67330767

スコットランド・ハイランド地方クロマーティ・ファースの農家で飼われていたヒツジが断崖絶壁を降りてしまい、救出しようとしたのですが余りにも危険すぎて諦めて放置していたのだそうです。
その場所が海岸の狭い土地で海からも近付けず、どうにもならなかったようです。

「イギリスの最も孤独なヒツジ」と呼ばれるようになり、救出を訴えるオンライン嘆願書には5万2000筆を超える署名が集まったのだそうです。

2年後、その間農家が批判されたり色々あって救出チームが編成されヒツジは、無事救出されました。「フィオナ」と名前を付けたそうです。

しかしその後、論争が勃発しました。
その言い分は?
『フィオナは今後、スコットランド・ダンフリースに近い農業公園「ダルスコーン・ファーム」で飼育される予定だが、これに対して動物愛護団体が、フィオナが「見世物」にされ、金目当てで「搾取される」と批判しているのだ。』

結果、「フィオナ」は秘密の場所に匿われているのだそうです。

崖の下にいた時の写真
https://ichef.bbci.co.uk/news/800/cpsprodpb/F976/production/_131626836_6ac64132-3de1-4b82-94e2-d559c501e4cd.jpg
毛を刈ってもらい、すっきりした様子
https://ichef.bbci.co.uk/news/800/cpsprodpb/52AA/production/_131626112_6192e6bf-26dd-4ac4-9457-0b0bd28247bc.jpg

人々の論争をよそに「フィオナ」は2年も崖下で孤独に暮らしていた割には、やや太り気味で健康状態は良好だそうです。

写真を見るとどこかの農家に匿われているようです。

このような事で動物愛護団体が大騒ぎするスコットランド・ハイランド地方には平和で親切な人々が住んでいるのは、確かなようです。

ヒツジは、孤独でいても平気な動物なんですね❓
群れでいるから孤独は苦手かと思ったらそうでもないようです。


(アメリカ)マッチ・ポンプのように見える中国封じ込め論<2023年11月

2023-11-09 19:16:33 | アメリカ合衆国

米国訪中団 「見識広まった」 中国への見方変えよと米政界に呼びかけ
2023年11月6日 18:43 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3489894?cx_part=top_category&cx_position=2

去年、ペロシ(当時下院議長)が思いっきり!台湾海峡に波風を立てました。
その後、その流れで行動するアメリカ議会議員がいました。

余りにも米中関係が緊張したため、今年に入りアメリカ政府高官や議員レベルで中国を訪問して緊張緩和を図っています。

今回は、米国カリフォルニア州代表団が中国との経済交流を中央政界に進言しています。

アメリカですらこのような動きがあり米中緊張緩和を模索しています。

豪首相、7年ぶり訪中 習主席と会談
2023年11月6日 19:54 発信地:北京/中国 [ 中国 中国・台湾 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3489924?cx_part=top_category&cx_position=1

ワールド
2023年7月7日1:59 午後Updated 4ヶ月前
NZ、中国との関与継続が必要=ヒプキンス首相
https://jp.reuters.com/article/newzealand-china-idJPKBN2YN08R

アメリカ政府の政治的野望「=中国封じ込め」は、アメリカ国内でも同盟国でも支持されていない・支持を失いつつあります。

アメリカ政府の尻馬に乗って、反中国政策を続けるのは政治的な緊張を高め、経済的な不利益を招くだけです。

日本外交はアメリカのためにあるものではありません。日本の国益を第一に考慮するのは、当然です。

私の推測では、21世紀はアメリカ&NATOが没落する世紀です。

代わりに浮上するのは、中国を盟主としてロシアを有力なメンバーとする(仮称)ユーラシア連帯です。(仮称)ユーラシア連帯には、ユーラシア・アフリカ・南米などから多くの国々が参加するようになると思います。

アメリカ&NATOは衰退すると思います。
理由は、アメリカ&NATOは内側を志向するグループであるからです。=排他的
(仮称)ユーラシア連帯は広く外に開かれたグループです。どちらが、これから発展し拡大するかは明らかだと思います。

日米安保の時代は、既に終わっています。


アメリカ大統領選挙のアンケート調査(AFP)<2023年11月

2023-11-09 19:15:00 | アメリカ合衆国

バイデン氏、世論調査で厳しい結果 米大統領選まであと1年
2023年11月6日 15:53 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3489850?cx_part=top_topstory&cx_position=1

バイデン氏とトランプ氏。
どっちもほとんどのアメリカ人は、退場を希望しています。ところが2024年も退場を願われている2人で大統領選を争うことになりそうです。
アメリカの民主主義は、ほぼ機能不全になっています。これで他人には、自由だ民主主義だと言っているのは、笑い話のように思えます。

バイデン氏に致命的になりそうなのは?
「ジェノサイドのジョーに断固反対」
これは、効くと思います。

バイデン氏は、ウクライナ紛争とハマス問題の両方を引き起こす原因を作っています。要はアメリカ外交の大失敗と言えます。ウクライナ紛争はバイデンさんがロシアを煽って始めさせたようなものです。

こうなると何らかの利権の疑いが生じます。
何とは言いませんが、やたら戦争が出てきますね。
軍需産業は、アフガン撤退で干上がっていたと思います。
今、ウクライナ特需で沸き返っていると思います。

トランプもろくなものでありませんが、外交では孤立主義的な傾向があるので外で戦争を煽るような事はしないと思います。その分だけトランプの方がマシだと思います。

トランプの抱えている刑事訴訟は4年では判決が確定しないと思いますから、当選すれば任期中は大統領でいられるでしょう。

アメリカの世界に誇る民主主義の完成です。ゴッソリ!刑事訴訟を抱える人間でも大統領になれます!

どうだ!
アメリカの民主主義は、素晴らしいだろ!

それがアメリカ以外の国で説得力を持つのかは不明です❓