「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

毎年恒例、クリミア半島の弾薬庫の大爆発<ウクライナ紛争2023年7月

2023-07-22 07:20:48 | ウクライナ紛争

ロシア軍施設で「武器庫」の爆発続く クリミア
2023.07.19 Wed posted at 20:23 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35206760.html

去年もありました。

クリミア半島のロシア軍基地で爆発、1人死亡 「弾薬が爆発」とロシア国防省
2022年8月10日
https://www.bbc.com/japanese/62474552
クリミア半島のロシア軍基地に大きな被害 衛星写真で明らかに
2022年8月11日
https://www.bbc.com/japanese/62501080

去年は、誰がやったのか不明でしたが、ずっと後になってウクライナが、「ミサイルで攻撃した」とだけ言いました。当時は、ウクライナには長距離ミサイルがありませんでしたので、どうやって実行したのかは、今も明らかにされていません。ウクライナの当時保有していた兵器で可能な方法は、あります。それに気が付いたロシア海軍の潜水艦は、以後クリミア半島には来なくなりました。

今年も結構、酷いようです。
爆発は、6時間後まで続いたようですから、普通に考えると大型の弾薬庫がミサイル攻撃を受けたんでしょうね。今、ウクライナ軍はイギリスの提供した「ストーム・シャドー」を保有していますから、射程250kmを考えると余裕で攻撃できますね。

クリミア議会のトップによると、「完全な鎮火までには2日かかる可能性がある」そうです。

最初は、地元の傀儡政権の首長は、「ロシア軍の訓練施設で火災が発生した」と発表していました。

いつも速報する(ワグネルの)テレグラムの有力チャンネル「グレーゾーン」は・・
「ウクライナ軍が長距離巡航ミサイル・ストーム・シャドーで攻撃した可能性を示唆」しています。
ロシア系の情報は、やはりここが速いし正確ですね。
ワグネルには、ロシア軍や情報組織に協力者がいるのが分かります。そして、それが咎められることもないようです。毎回、速報していますから・・

ほぼ、大型の弾薬庫は全部破壊されたでしょう。
ロシア軍は、せっかく弾薬を備蓄してもパルチザンに発見されると、ウクライナ軍に通報されてミサイルかハイマースを撃ち込まれます。司令部などもそうですし、レーダーなどの軍事施設もそうです。

こうやって後方の軍事施設をミサイルで破壊してロシア軍にダメージを与えます。結果としてそれが、前線部隊では弾薬や物資の不足になり、指揮命令系統の混乱になります。そうして徐々に前線部隊を弱体化させるのは、去年もウクライナ軍が行った戦術です。

そうすると、どうなるか?
やがて、最前線では弾薬や食料が不足し始めます。そのために退却せざるを得なくなります。これを繰り返すと前線の位置が、ずるずると下がっていきます。去年へルソン州西側のロシア軍で実際に起きたことです。時間は、かかりますが前線のロシア兵は確実に弱体化します。今年も、最前線では膠着状態にありますが、そうなりそうな気配です。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


今日は、洋風野菜たっぷりスープを作りました・・その2(失敗でした)

2023-07-22 07:20:16 | 食事と食品

何が悪かったか?
鳥ガラスープの元で安易にスープを決めたのが間違いでした。
出汁が弱いから塩を多くします。
結局、それが旨味を消して塩味の濃い味になりました。
これは、失敗のパターンです。
そのために、ごく薄味にします。

不味いので修正を試みました。
水を増やして、コンソメの元とカップスープのコンソメ味で味の修復を図りました。味をごまかすためにトマトをもう1個入れて酸味を強くして、何とかしようとしました。

まあ、最初よりは味は改善しました。
しかし、改善しただけで当初、期待したような味にはなりませんでした。

ベースのスープが間違いでした。
やはり洋風スープなら、コンソメの固形スープをベースにするべきです。塩加減は、ごく薄くしなければなりません。美味しくしようとしては、ダメです。

この辺りを、改善すれば夏のスタミナスープとしては、十分だと思います。

味がジェットコースターになり、決まらなかったのは、やや残念です。
でも、今回が始めてですから間違いはあります。
それを、乗り越えて安くて美味しい家庭料理が出来上がります。

次回は、改善点を踏まえてよりパワーアップしたのを考えたいと思います。

※実は、これと似たようなことをやっておられる方が複数おられます。つまり、既に効果的かどうかは不明ですが実行しておられる方がおり、少なくとも健康に悪くは、ありません。

むしろ、作り置きして毎日の常食にしたらいいと思います。温野菜にすると驚くほど野菜をたくさん食べられます。野菜をたくさん食べる知恵が、野菜スープであり根菜の煮物です。

生野菜ばかりが野菜では、ありません。
ビタミンCが欲しければ、果物でもいいですし・
トマトやブロッコリーの花の部分で十分です。
生の野菜は、腸管を傷つけるとか消化吸収が悪いとか、デメリットも結構あります。

だから、生野菜と温野菜の比率を言うなら?
温野菜8
生野菜2
この程度です。
生野菜は、それほど健康に良くはありません。
ここら辺、誤解していませんか?
馬じゃないんだから?
羊か?


(ロシア)ロシア旅行会社のカミカゼ特攻旅行とは?<2023年7月

2023-07-22 07:18:29 | ロシアと周辺国

ロシア旅行会社、クリミア訪問を中止しないよう呼び掛け 橋への攻撃受け
2023.07.19 Wed posted at 11:15 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35206716.html

最近、ロシア方面の記事を読んでいると常識では意味不明なことのオンパレードです。
政府に反逆した不逞の輩を不問に付して、他国への逃亡を許すとかね?
(しかも、白昼堂々とね?・いいのか、それ?・法律って、ないのか?⇒ないんです!!!)

政府が、そうなら旅行会社も負けてはいません!
クリミアに行く橋は、現在通行止めです。
しかし、クリミア旅行は、止めてはダメだ!と呼びかけています。
お国が困っている時こそ、勇気を示してロシア軍を応援しなければ、ならない!と言う意味なのか?
単純にキャセルされると旅行会社の利益が減るからダメなのかは、不明です。
しかし、ロシアの場合は利益をお国の奉仕にしてしまうことがほとんどです。
クリミアに旅行に行かないロシア人は、非国民だ!とこのような主張なのであろうと思います。

クリミア橋が通行止めですから、どうするのか?
ドネツク州経由の陸路で行くんだそうです。

しかし?このルートは、時々ウクライナ軍がミサイル攻撃しています。それは、無視するみたいです。

たまたま運悪くミサイルが飛んでくることだって、あると思います。それは、仕方ないことなんでしょうね?お国(旅行会社)のためには、やむを得ないことです!
お国のために(=旅行会社の利益のために)クリミアに旅行に行くのが、模範的な愛国的ロシア人だと主張しているような気が、しなくもありません。

ロシアって?凄い国だな!と、思いました。
常識や良識が、通用しないことは確かです。
(法律は、当然に通用しません。国民を弾圧するときは、なぜかシッカリ通用します。すごく独裁者に便利な法律です。)

ロシア人!
行きなさい、クリミア旅行!
クリミアでだって、場所によってはミサイルが炸裂するんだから!
そうやって、世間の常識を勉強する必要があると思います。運が悪ければ、死にますけれど・それは仕方ありません・・ウクライナじゃ、毎日なんだから!
(バカは死ななきゃ治らない?)

戦争が終わらない訳が理解できるような思いがしました。

(あの独裁者に、この国民あり!無理だね!ウクライナ軍は、ロシアの有象無象を無慈悲に撃破するしかありません!)
(更に言うなら?こんな連中を相手にするのは、まともな世界市民は凄く!嫌!だと思います。ロシア人は、死に絶えた方が世界平和のために、凄く!いいことなんじゃないか!ロシアの大地に天変地異が起き不毛の大地になる事は、正義に叶うことだと最近思います。出来るだけ早く、そうなって欲しいと、個人的には思います?)


今日は、洋風野菜たっぷりスープを作りました・・

2023-07-22 07:14:14 | 食事と食品

暑いし根菜の煮物も飽きてきたし、今日はかねてから考えていた、洋風野菜たっぷりスープを作りました。
1時間ほど煮込んで、今冷ましています。
沢山、作るつもりだったのでローソン100で2リットルのタッパも買ってきました。準備は、万端です。

出汁は、鶏がらのスープの素+ベーコン+小さな赤い干しエビ。(やはり、出汁は考えます)

メンツは?
ニンニク、ニラ、アスパラ、ニンジン、トマト、玉ねぎ、おろしショウガ。ベーコンも入っています。
今日は、スープですので野菜は細かめに刻んで入れました。
味は、塩で極薄味にしました。

冷ましてから食べてみないと分かりませんが、栄養満点食べる洋風野菜スープです。余りに水気が足りないので最後に水を足して、もう1回煮たてて火を止めました。

ここにカレーのルーを入れると、結構おいしいカレーが出来ます。でも、目的はカレーでないので止めました。カレーなら、牛と豚の角切り肉をサービスしますし煮込み時間は5時間です。それは、嫌なのでパスしました。

栄養のある野菜を入れましたので、夏バテ防止にはいいと思います。

洋風つけ麺のスープにもなると思います。

食べた結果は、後日報告します。


(ロシア)ワグネルご一行のお引越し<2023年7月

2023-07-22 07:14:14 | ロシアと周辺国

雇い兵組織「ワグネル」がベラルーシの基地に到着 衛星画像で確認
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-66241489
予想ルート略図
https://ichef.bbci.co.uk/news/800/cpsprodpb/10B1D/production/_130418386_belarus_map3.jpg

ロシア南部クラスノダールのモリキノにある訓練基地は閉鎖して一式全部、ベラルーシのキャンプに運ぶようです。

その動画。記事の中に動画があります。
CNN
ワグネルの車列第1陣、ベラルーシ軍基地に到着
2023.07.19 Wed posted at 07:02 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35206695.html

大型ワゴンもありますが、資材を積んだ大型トラックに重機を積んだ大型トラック、大型コンテナが延々と続きます。100台以上の車列のようですから、すごいです。戦争請負業ではなくて、土木・建設会社ではないのか?と思えるくらい資材や重機の数が多かったです。大型車両の列が延々と続きますから見ものです。

それが全部でどれくらいあるのかは、不明です。中々引っ越しを始めなかった訳が分かりました。これを全部荷作りするだけで大仕事です。それに、一体全員で何千人になるのか何万人になるのか分からない人員。

仮に1万人強移動したら、軍隊の規模なら1個師団ですからね?見るとその規模と大変さが分かります。

ウクライナ軍は、このような危ない人たちが立ち去ってくれて、本当にラッキーだったと思います。これを戦って追い出すのは、非常に困難であると思います。追い出してくれたのは、ロシア国防省ですからウクライナ軍は、感謝しなければなりませんね?

ロシア政府は、このような危ない人たちの武装蜂起を今後も心配しなければ、なりません。

元々、この武装集団を作り出しのは、プーチンさんです。因果応報と言う事でしょうね?
(ワグネルに滅ぼされるとしたら、それは当然の報いと言えます。)

まあ?しかし?
ロシアでもベラルーシでも、治外法権状態ですね?
プーチンは、よくこんな武装集団を作り出したものです。
ほぼ、ヨーロッパの危険物です。
今度は、ポーランドとバルト3国が警戒を高めています。
(こら!ワ◎ネル!向かう先を間違えるな!プー◎ンに?突撃だ!!!それが世のため人のためロシアのため・母国に恩返し?しろよな??)


福井県で人が、イルカに嚙まれるなどの事件が多発?<2023年7月

2023-07-22 07:12:35 | 動物と植物と自然

「イルカはおとなしい」はイメージにすぎない⁈ 福井ではかまれるなど被害相次ぐ 「本来は大型の肉食動物」
2023年7月19日 12時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/263975

シャチやイルカは、海の高等動物です。
人間を襲うことは、ほとんどないと言われています。

じゃあ?福井県で起きていることは?

シャチやイルカは、人間とじゃれて遊びたがることがあるそうです。シャチの場合は、でかいですからちょっと触れただけでも大けがをします。だから注意するように、との記事を読んだことがあります。シャチの方に人間を傷つける気がなくても、人間が華奢すぎるのでひれ等が触れると大けがをしてしまうのだそうです。

福井県のイルカも同じようなことだろうと思います。

犯人?は、ミナミバンドウイルカのようです。
「成体で体長約2.5メートル、体重約300キロ程度」とかなり大型です。
本気で突進してきたら、人間は即死です。
あるいは、嚙む力も強力です。本気で噛んだら腕や足は嚙み切られるでしょう。

つまり?人間に興味を持って、じゃれて遊ぼうとしたのだと思います。イルカのようにスイスイ泳げる人なら、多分イルカは一緒に泳いで遊ぶと思います。

さっぱり遊び相手になってくれないので、ちょと噛んだりするのだろうと思います。それは?
「遊ぼうよ!」
と、言う意味だと思います。
イルカのように泳げない人は、近寄らない方がいいでしょうね?

人を恐れるとか恐れないとかの問題ではなく、人間に興味を持って近寄ってきているだけだと思います。

残念ながら、人間の方がイルカの遊び相手にはなれませんでした。

※関連記事 BBC
イルカに体当たりされ海水浴客がけが 福井県
2023年7月17日
https://www.bbc.com/japanese/66219116

イルカが鼻でクラゲを空中にポーン、ポーン…  デンマーク
2019年8月12日
https://www.bbc.com/japanese/video-49315674

イルカ100頭が「突進」、ボートと並んで泳ぐ姿が目撃される 米カリフォルニア州
2019年7月18日
https://www.bbc.com/japanese/49027367

<これは、壮観です・・>
300頭のイルカの群れが一斉に「突進」 米カリフォルニア沖で撮影
2020年8月13日
https://www.bbc.com/japanese/video-53761272


ウクライナ軍の強化状況<ウクライナ紛争2023年7月

2023-07-22 07:11:20 | ウクライナ紛争

ウクライナ軍、「かなりの」戦力温存 米軍制服組トップ
2023年7月19日 9:22 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ウクライナ ロシア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3473154?cx_part=top_latest

アメリカ軍マーク・ミリー統合参謀本部議長18日の記者会見でのコメントです。
それによると・・
『会見に同席したロイド・オースティン(Lloyd Austin)国防長官は、ウクライナ軍に対するてこ入れはまだ終わっていないと強調。現在、ウクライナ軍の3個旅団がドイツで訓練を受け、装備を整えており、「他の地域でも訓練が行われている」と説明した。』

既にウクライナ軍は、NATO諸国の支援を受けて8個強襲旅団の訓練を終了して武器装備を整えて待機中です。おそらくウクライナ国内で訓練の続きをやっているんでしょうね。4週間程度の訓練では、到底十分とは言えませんからそれは、当然です。もう3か月程度経過していると思います。かなり練度は上がっていると思います。この部隊は志願兵で編成された部隊で実戦経験は、人によります。歴戦の部隊ではありません。

他にも3個旅団が訓練中で、それ以外にも訓練中の部隊があるようです。

つまり、ウクライナ軍は現在ロシア軍との戦闘を行いながら、新規に編成した強襲旅団は温存し、更に別の部隊の訓練を行っている事になります。

ウクライナ軍が、現在持久戦模様の戦いをしているのは多分、戦力の充実を待っているのであろうと思います。一気に投入できる戦力は、多い方がいいからです。8個強襲旅団より、12個強襲旅団の方が破壊力は、当然大きいです。多さに比例して破壊力は増えます。

ちなみに一般的な旅団は、支援要員を入れて5000人程度です。強襲旅団は、ここに戦車部隊などの破壊力と機動力を兼ね備えた部隊を組み込んだ突撃旅団と考えておけば、概ね正しいと思います。

やはり、推定30万人以上いるロシア軍を駆逐するのは簡単なことではありませんから、自軍の消耗を避けつつ戦力の強化を図っているようです。来年までかかる事を想定してのことだと思います。来年になれば、おそらくF-16戦闘機も供与され実戦配備されると思います。今月から本格的にパイロットと整備兵の訓練が始まります。そうなると現在、ウクライナ軍が困っている航空劣性もかなり解消されるでしょう。

そのようなスケジュールを立てているのかな?と思います。今年勝てれば、それに越したことはありませんが来年を見越しての作戦計画かもしれません。

ウクライナ軍が今年優位に立つとしたら、南ドネツク戦線をアゾフ海沿岸のマリウポリМаріупольとベルジャンシクБердянськ方面まで進出して、ロシア軍を東部と南部に分断する状況が生まれた時だけだと思います。仮にこれが実現したとしてもウクライナ領のロシア軍をすぐ駆逐できるわけでは、ありません。推定30万人以上の大軍勢を駆逐するのは、困難を伴います。

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/


ニュースを検証するとメデイアの実像が分かる<2023年7月

2023-07-22 07:08:00 | 日本の社会

 ワグネル「脱プリゴジン」、プーチン氏が新トップ提案か…車列60台ベラルーシ入り
2023/07/15 21:51
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230715-OYT1T50221/

記事を読んで呆れました。
この中に事実かどうか不明だが確認されている状況が、いくつあると思いますか?

たった二つです。
<イ>「ワグネルの部隊と思われる車列が約60台ベラルーシに入国した。」
確認したのは、ベラルーシの独立系軍事監視団体「ガユン」だとされています。

<ロ>「ワグネルの兵士がベラルーシ軍の訓練にあたる」
これは、ベラルーシ政府が広報しました。

それ以外は、真偽不明の話ばかりです。
一番は、プリゴジン氏とワグネルの指揮官がモスクワでプーチン氏と面会した話です。これは、有力紙コメルサントの取材に対しプーチン氏が答えたと言う触れ込みですが、誰もそれを確認した人間は、いません。
コメルサント紙がロシア政府に協力して情報操作をしている可能性が疑われるケースです。確認できない以上、真偽不明と言うしかありません。

ロシアのメデイアの信頼性は低いです。普通は、ロシア政府広報かプロパガンダを垂れ流しています。そのロシアのメデイアが情報源ですから信頼度の低い情報です。

「反乱に参加した戦闘員は8月まで休暇を取っているとの証言もあり・・」
証言があれば正しいように聞こえるでしょう?
実際には、ワグネルの指揮官の一人がコメントしただけです。ワグネルの部隊は、野営地で完全武装で待機していたと思われます。根拠は、兵器を国防省に返却したのは、ごく最近です。かなり膨大な量の兵器をワグネルが保有していたと言うことは、ワグネルの部隊は兵器を持ったまま野営地にいたことになります。
そうすると、戦闘員の休暇の話は一部の戦闘員の話かもしれませんし、そもそもカモフラージュかもしれません。

「ワグネルは露国防省か治安機関の傘下に入るとみられる。」

そうならないために、今やっとワグネルの部隊の一部はベラルーシに移動したようです。
ワグネルの部隊には、二通りあります。
①ウクライナ紛争前からのメンバーである、本当の意味での傭兵・推定5000人~8000人。
②ウクライナ紛争後に刑務所で募集された囚人兵。
推定2万人前後。

このうち①は、ベラルーシに移動すると思われます。
②は、今後身の振り方をワグネルとロシア国防省が話し合って決めるでしょう。合意の中身は、国防省と契約して引き続き今度は、ロシア軍の正規兵として働くことも可能ですしワグネルを除隊して帰ることも可能です。どちらにするかは、囚人兵自身が選択すると思います。

そしてワグネルは、元々ロシア国防省と治安機関の傘下の組織です。仕事を請け負い方式でやってきました。傘下の組織が傘下に入るのは、意味が分かりません。ロシア政府は請け負い方式を正社員方式に切り替えたいのです。つまり、傘下に収めるのではなく、吸収合併したいのです。言葉の使い方を間違えています。その違いが記事から分かりましたか?
ロシア国防省が無理やりワグネルを吸収合併しようとしたところ、ワグネルがそれに反発して従わなかったのがワグネルの武装蜂起事件です。

※これだけ長々と書かれている記事のうち事実であろうと考えられるのは、<イ>と<ロ>だけです。他の部分は、ほぼロシア政府の情報操作に協力しているのと同じです。真偽不明の事をさも事実であるかのように書いています。裏付けは、何もありません。噂話を書いているのと同じです。
つまり?
全く、記事にする必要のない内容を報道している事になります。むしろ、するべきではないと思います。報道して良いのは、<イ>と<ロ>だけです。

そして記事の中で捏造した部分もありましたね。

ワグネルの休暇の部分です。
ロイターの記事を読む限り「証言」とは書いていませんでした。あくまで部隊指揮官の一人がコメントしたという書き方でした。
「コメント」が「証言」に置き換えられています。

私が見るところでは、余りに粗雑だとしか言いようがありません。少なくとも私は、日記では絶対に書かない内容です。真偽不明の内容を事実のようには、書けないでしょう?

新聞が書けば事実のように読者が受け止める可能性もあります。ほぼロシア政府の情報操作と疑われる内容を書く必要もないし、書くなら情報操作の可能性を併記するべきです。こうやって、フェイクニュースが拡散していきます。


世界で続く熱波と山火事と干ばつと環境破壊<2023年7月

2023-07-22 07:07:05 | 環境問題

欧州で熱波続く 記録的な高気温、今後も
2023年7月15日
https://www.bbc.com/japanese/66209328

世界の平均気温、観測史上最高を記録 今月3日に17.01度
2023年7月5日
https://www.bbc.com/japanese/66105928

北京で41.1度を記録、6月の最高気温更新 中国各地で熱波の影響続く
2023年6月23日
https://www.bbc.com/japanese/65995182

地球の気温上昇、2027年までに1.5度超える見込み=世界気象機関
2023年5月24日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-65645190

欧州の一部で1月の最高気温を更新 雪不足や水の使用制限も
2023年1月4日
https://www.bbc.com/japanese/64159433

ヴェトナムで史上最高気温を記録 44.1度
2023年5月8日
https://www.bbc.com/japanese/65523123

「気温49度の中で働くか、飢えるか」 インドで猛烈な熱波にさらされる建設作業員
https://www.bbc.com/japanese/video-61489289

オーストラリアで気温50.7度、最高記録に並ぶ 14日にも更新の可能性
2022年1月14日
https://www.bbc.com/japanese/59990775

欧州の約6割で干ばつの危険、過去500年で最悪の状態=EU調査
2022年8月24日
https://www.bbc.com/japanese/62655406

ワールド
2023年6月30日12:08 午前Updated 16日前
カナダ山火事の煙、米国民1億人超に影響 健康被害の可能性も
https://jp.reuters.com/article/usa-weather-canada-idJPKBN2YF164
猛暑のカナダ西部、山火事が170件以上発生 避難支援で軍が待機
2021年7月5日
https://www.bbc.com/japanese/57717031
ワールド
2023年6月30日11:18 午前16日前更新
メキシコで熱波3週間、熱中症などで少なくとも100人死亡
https://jp.reuters.com/article/mexico-weather-heat-idJPKBN2YG03E

実際には、これはごく一部の例示です。
数が多すぎて書ききれません。もはや異常気象は世界的に起きており常態化しつつあります。異常ではなくなり、普通になりつつあります。

地球温暖化対策が言われていますが、ほぼ何もしていないのと同じ状況が、相変わらず続いています。

記事やニュースを見ると、努力しているように見えるでしょう?
ところが、やっている振りだけで実際には、放置状態です。

例えば、自動車の排ガス規制の話。
先進国で不要になる古い車。
今、これをアフリカに中古車として輸出するビジネスが活況を呈しています。規制で走れなくなった車、古い車がアフリカに中古車として輸出されています。全然、温暖化ガスの削減にはなっていません。むしろ劣悪な車が規制の緩いアフリカで走れば、もっと酷くなります。先進国で電気自動車をいくら増やしても、全然対策になっていません。

温暖化ガス排出国ランキング上位の中国、アメリカとインド、ロシア。
中国は国家として取り組んでいますが、それでも分量が膨大です。取り組んでいるけれど、効果が出ているとは言えません。
もっと酷いのがアメリカ・インド・ロシア。
ほぼ何もやっていません。インドとロシアは、せっせと拡大していると言えます。
インドは、化石燃料の使用を増やしています。
ロシアは、戦争で膨大な量の温暖化ガスを巻き散らかしています。ロシアの場合は、更に毎年起こるシベリアの山火事があります。ほぼ消火しないで放置状態です。

軍隊や戦争。
世界中で起きています。これも膨大な温暖化ガスを排出します。規制のしようがないですね?

世界中で毎年起こる大規模山火事。
これも国によっては、消火の努力をしますがどうにもならないケースも多いです。
オーストラリアで巨大な山火事が発生して、消火のしようがなくて大雨が降ってやっと消えました。
今年のカナダの山火事も巨大化しすぎて、どうにもなりません。大雨の降るのを待つしかない状況です。

そして、特にブラジルなどでは経済成長のために熱帯雨林の破壊が進んでいます。経済成長が大規模な環境破壊を引き起こすのは、どこの国でも同じです。

つまり?
地球温暖化ガスの削減対策は、実際には現状を放置し拡大している事に対する言い訳にすぎません。

「これだけ削減を、頑張りました!」
(実際には、膨大に増やしました!)

このようなケースが、多いのでほぼ減りません。
全部、減らないのだからトータル膨大に増えていきます。
全員で取り組まないと温暖化ガスの削減は、出来ません。
ズルする国ばかりだから、無理なんです。

本当にやるなら、石炭の使用は即座に止めなければなりません⇒無理です

軍隊と戦争を止める⇒無理です

中古車の転売を世界的にやめる⇒無理です

経済発展を止める⇒無理です

世界で起きる大規模山火事を即座に消火する⇒無理です

温暖化ガスを巻き散らかす飛行機を禁止する⇒無理です

同じく海運を止める⇒無理です

建設機械や重機の使用を禁止する⇒無理です

大規模排出国に分量に応じて環境税を払わせる⇒無理です

★地峡温暖化対策が、土台無理な訳が理解できましたか?


ウクライナ軍がサボリージャ州トクマクをミサイル攻撃、そして英仏のアメリカ煽り?<2023年7月

2023-07-22 07:04:28 | ウクライナ紛争

基地攻撃でロシア兵最大200人死亡か ウクライナ南部
2023.07.14 Fri posted at 06:30 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35206550.html

トクマクТокмакは、ロシア軍のサボリージャ戦線における前線基地です。ここを拠点にロシア軍の分厚い防御網が形成されています。
まだ、ウクライナ軍はこの方面ではほとんど前進できていません。

しかし、ミサイルでなら攻撃できます。
ロシア側のミサイル防衛システムは作動しなかったようです。ウクライナ空軍がミサイル攻撃の直前にロシアのレーダーを破壊したのだろうと思います。奥深い地点では無理ですが、ここは前線のすぐ後ろにありますのでウクライナ空軍の戦闘機が低空で侵入して、レーダー破壊用ミサイルを発射することが可能です。多分、そうしてロシア軍のレーダーを破壊して6発の長距離ミサイルを断続的に発射したのであろうと思います。こちらは、戦闘機から発射しますが射程が250kmとされていますので、戦闘機にとっては安全な空域から発射できます。

空爆の計画を立ててベストのタイミングで実行したのであろうと思います。作戦は、大成功のようでトクマクТокмакにある司令部を完全に破壊したようです。司令部を狙った以上は、通常の勤務時間で司令部の要員は、司令官以下ほぼ全員がいたと思われます。司令部全部と周辺にいた人員は、全員死亡したと思います。

最近、同じようにミサイル攻撃でロシア軍の高級将官の殺害に成功した模様です。
CNN
ロシア国営テレビ、ウクライナでの将官戦死を確認か
2023.07.13 Thu posted at 09:39 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35206495.html

攻撃を受けたのは、ベルジャンシクБердянськで長距離ミサイルでないと攻撃は、不可能です。ベルジャンシクБердянськはアゾフ海沿岸の都市で前線から約100km離れているからです。

これでイギリスが供与した長距離ミサイルは大きな戦果を挙げて有効性を示しました。

BBC
イギリス、ウクライナに長距離巡航ミサイル「ストームシャドウ」を提供
2023年5月12日
https://www.bbc.com/japanese/65567674

フランスも、それに続きました。
ウクライナ軍の航空劣勢を補うには、長距離ミサイルを供与する他はないと判断したのだと思います。
CNN
フランス、ウクライナに長距離ミサイル供与へ
2023.07.12 Wed posted at 11:02 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35206430.html

一方で、他のヨーロッパの国々も積極的にウクライナの軍事支援に動き出しました。

ウクライナ空軍へのF16戦闘機訓練、11カ国が支援
2023.07.12 Wed posted at 07:49 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35206414.html
独ラインメタル、ウクライナで装甲車工場を12週間以内に開設
2023.07.11 Tue posted at 18:22 JST
https://www.cnn.co.jp/business/35206405.html

最早、優柔不断なアメリカには任せておけない!と言うことでヨーロッパ側の国々が積極的に動き出しました。

アメリカは、支援の金額は巨大ですがウクライナが勝利するために必要な兵器の供与には、最初から今まで非常に消極的です。なぜか、ロシアに配慮して強力な兵器の供与を渋ります。

長距離ミサイルにしてもウクライナは、去年からアメリカに供与を求めています。未だにアメリカは、拒否しています。戦車の時もそうでしたね。アメリカは最後でした。ヨーロッパの国々から迫られて、やっと決断しました。アメリカは、ウクライナを勝たせる気があるのか?と疑問に思うほど消極的です。

イギリスとフランスがウクライナに長距離ミサイルを供与するのにアメリカが拒否し続けるのもおかしな話です。
やっと?
CNN
長距離ミサイル「ATACMS」供与、米国の決定「非常に近い」 ゼレンスキー氏側近
2023.07.15 Sat posted at 10:30 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35206611.html

遅まきながら、アメリカも決断するようです。

アメリカが破壊力の強い兵器の供与を渋るから戦争は長引き、ウクライナ国民と兵士の犠牲が増えていきます。ヨーロッパ諸国がウクライナの勝利のために積極的に動き始めたのは、良いことだと思います。弱腰のアメリカのケツを蹴り上げなければ、なりません。