債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

8109.53円

2009-03-31 23:22:30 | マーケット

期末の株価が決まりました。6000円台も覚悟しましたから上出来ですが、最安値をみれば15%も下。本格的景気回復が期待できない限り、早くもすでに15%以上の償却を考えてます・・・などというとんでもない機関投資家までおられます。気持ちはわかりますけどねえ(笑)。

まあ、無理もありませんね。資生堂の年金のようにすでに20%もあった日本株の比率を今期は5%以下にするなんて企業年金が続出しており、決して予断はゆるしません。

今後の株価について1万円台が8割、6000円台が2割と予想する、なんてテレビでしゃべってる人がいましたが、まじっすか。8割1万円の意味がわからん・・・どっちかしかないわけだから、誤解を招きますね。

実際は簡単です。何年のシナリオを書くかだけでしょう。期間5年なら1万円は超えているし、1年ならまだ下値がある。それだけのことでしょうね。 ただし、日経平均の予想はあまり意味がないかもしれない。

日本のような成長率の低い市場は全体をとるETFのような投資は不向き。個別銘柄が不明瞭なエマージングならありうる戦略ですが、日本市場は個別で行かざるを得ません。

内需拡大・・・とか寝ぼけている企業はポートからはずしたほうがいいでしょう。

気になるのはむしろこっちですね。

米住宅価格、主要10都市で19.4%下落 1月、最大の下落率  

【ニューヨーク=松浦肇】米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が31日発表した1月の「S&Pケース・シラー住宅価格指数」は、主要10都市平均で前年同月比19.4%下落した。下落率は1987年の調査開始以来で最大。フェニックス、ラスベガス、サンフランシスコなど住宅への投機熱の強かった観光・リゾート地帯の下げ率が引き続き大きかった。  ケース・シラー指数は米国の一戸建て住宅の売買価格を毎月集計し、2000年1月を100として指数化したもの。主要10都市の住宅価格は最高値圏だった06年の第2四半期から30.2%下落した。 (22:38)

まだまだ調整は続くのですね。

デレバレッジがキーワード。

現金10億円持っている人がいて、そのすべてを失ってゼロになったとして、しかし、これから1億稼げばその1億は消費に回る可能性がある。

ところが10億持っている人がそれとは別に20億円借金していて(事実上10億円だが)、その10億を突然失ったとすると、借金20億が丸々残っている。1億稼いでも借金が19億になるだけで消費に回るにはこれをあと20回も繰り返す必要がある。

これがデレバレッジのプロセスです。

もともと借金の少ないUAEを除くアラブ諸国、シンガポールなどが前者に当たる。従って調整は早い。 恐怖心があるのですぐ消費には回らんでしょうが、早晩使ってくるでしょう。

後者の代表はもちろんアメリカですが、肝心の借金については日本から借金している分を踏み倒してマイナスからではなくゼロからのスタートにしようとしているから、そうそう時間はかからないかもしれない。

むしろ東欧の分まで背負ってしまった欧州、特にUKは当面借金を返すのに精一杯で立ち直らないでしょう。

日本はユニーク。家計としては前者に属し、国としては完全にアメリカ型。ただし借金はすべて家計に頼っているためセーフ。最終的に個人の所得がスムースに移転されれば(つまり増税ですね)問題ない、ということです。やなこった、ですが(笑)。

 

 

コメント (14)

思わぬ強攻策・・・GMとみずほ

2009-03-31 00:16:37 | マーケット

どうせチャプター11に持ち込むのだからそこまでこだわるまいと思っていたワゴナー会長の辞任だが、どうもかなりのこだわりがあるようです。

まず、腹を切れ、と。あと2ヶ月伸ばすのもこれだけ政府はチャンスを与えたのだからというポーズに見える。すでにあちこちでチャプター11になります、なんて去年から書いてしまっているので、これでならなかったらボーズどころじゃすまないです、マジで・・・・

強攻策といえばむしろこっち。みずほ銀行。

ロイターによれば・・・・

[東京 30日 ロイター] みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価, ニュース, レポート)は30日、4月に任意償還日が訪れるアジアのリテール向けに発行した永久劣後債15億ドルを償還しないと発表した。クレジット市場では、同劣後債の任意償還が行われるかどうか注目が集まっていた。

永久劣後にコールをかけないと宣言。最初HPではなくQ&Aみたいなところに載せたので物議をかもした。せこいぞ!

しかし、ロイター、大丈夫かよ。いったいどこをどうやってアジアリテール向けって区別するんだ? ラベルでも貼ってあるのか? 大本営発表をそのまま発表しないほうがいい。産地偽装みたいなもんだ。

そのあとは勝手にアジアの富裕者層向け、なんて書いてるし。

更にこんなことも・・・

みずほは「グローバルな機関投資家向けの商品とは異なり、アジアのリテール市場向けで、この市場慣行では初回コール日には任意償還を行わないのが一般的」と説明している。

・・・・・おれは1985年から債券市場を知っているがそんな慣行はどこにもない

もっともこんなコメントまで取材して出ている

野村証券金融経済研究所の銀行アナリスト、守山啓輔氏は「今後の資本調達に悪影響を及ぼすリスクは小さい」とコメントしている

野村さんはがんがん劣後債を引き受けてくれるみたいだ。
がんばってもらいましょう(笑)

実際、劣後のコストはどんどん上がりますよ、これで。
大体、国債がこれだけ出てくると社債はどんなにクレジットが良くても発行には相当苦労しますよ、と先月書きましたが、本当にそうなってきました。

出すほうはお早めに、買うほうはごゆっくり、ということですね。マーケットに出すとそのとんでもないレートが定着してしまうので引き受け市場では私募債、しかも完全に1対1の「OTCファイナンス」とでも呼べるものが大賑わい。

まあ、これで調達できる発行体は個別判断できるほど相当クレジットがいい所なので、こういう所に資金が吸い取られると・・・・ということですね。

日銀が買えないような社債はいよいよ問題が大きい、ということなんですよ。

高橋洋一さん・・・政府紙幣出そうだからやっぱ現物・・・なわきゃーないですよね。

今週のアエラ、4月以降は暴落も、なんてついつい言ってしまった。しっかり記事になってやんの(笑)。今年はどっかでボーズをご披露できるかもしれないね。お楽しみに♪

日本振興銀行・・・テレビコマーシャルやってる!!
大丈夫なのだろうか・・・

コメント (25)

イタリアンな夜

2009-03-29 07:25:09 | ワイン・イタリアン

ぐっちーさんがイタリアンを好きな理由はコルレオーネファミリーと関係があるからですね。というメールを頂きました。なんでそうなるんだろう(笑)。はっきりいって間違ってますから・・・・

先週は久々に楽しい会合がありましたのでご報告♪

前からお会いしたかった盛岡のOKAちゃんが御来京、元々その方とご縁のある同時通訳の某大御所を交えて私の大好きなイタリアンに大集合。

つーか、どうもその大御所は我々のことをツバメ一号、二号(つまり女性ですな)と呼んでおられるようで(いや、実に光栄なんですが・・・・・)、

「ツバメも飼っていればそのうち鴨になるカモ!」

などとばかな事をおっしゃっていて、あのー、すみませんけど、いつまで立ってもツバメはカモにはなりませんて・・・・ おねがいしますよ・・・

さて、このOKAちゃんは某中央官庁にお勤めだったのですが、志高く地元に戻られ地方再生に命をかけている、お若いのに大変な志の持ち主。
今回大御所のご縁で初めてお会いした訳ですが、さすが大御所のツバメ、いやご紹介だけのことはあり、すばらしい方でした。

ぐっちーはかなり前ですが、デトロイトとボルティモアの地方再生プロジェクトにかかわったことがあり、これこそ地方再生のキーモデルだと思っているのでその意味でお話したいことは山ほどあるのですが、OKAちゃんとはいろいろな意味でテーマを共有できそうで今後が楽しみです。これぞ岩手短角牛の取り持つ仲・・・・ではなく、大御所のおかげであります。

そう、いわゆる「赤みビーフ」の流行は多分岩手短角牛がはじめだと思うんですけどね~・・・。

それにしても、大御所を見ていると才色兼備ってのはこういうことなんだろね、といつも思います。その上息子も出来がいいし、そのヨメさんはまたすごい才色兼備と来る。いったい一人でどんだけよ、と思いたくもなりますが、やはり努力する人には福が来る、という典型的な例なんだと思いますよ。 こういうところの息子は普通グレテどうしようもない、ってのが相場なんだけどね、参ったね。

その息子さんが先日結婚されて、その結婚式話はまじ大笑いで、書きたいことがいっぱいありますが、そのうち本にされるでしょうからその時までとっておきましょう。 まあ、ここまで書くと誰だかばればれなんですがね、まあ、そういうことで・・・・

本日の舞台裏

Felicita
ここに帰ってくる度に、何度も浮気をするんだけど最後はカミサンの所に帰ってくる、って心境になるよね、ってどんな心境だい!(笑)
でも、おいしいんだよね~、岡谷さん。衰えない、っていったら失礼なんだけど、衰えちゃうひとたくさんいるからさ。進化するシェフ、なかなかいないんだから!

http://www.felicita.co.jp/index.php
 

岩手短角牛
一番うまい、と思ってます、まじで。
で、まだナントカ牛ブームになるはるか前から岡谷さんはこれがうまいよね、とすすめてくれた。Tボーンとかさ、もう狂牛病の最中でも平気で食ってたもん。牛肉は赤みです、赤み。

http://www.act.jpn.org/daisuki/ushi.htm

大御所の最新刊
で、ここで誰だかばれるわけだけど、これは相変わらずの抱腹絶倒。
この大御所、どう見てもご主人はイタリア人だとしか思えないんですがね、実は日本人なんです(ばらしていいのかな・・・・)。で、その大御所がついにイタリア男とベッドインか!?

って、続きは読んでね♪

http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2153807

盛岡

おまけ。
およそ東京から西に住んでいる人に話すと盛岡、つーか、東北っていうととんでもなく遠いところだと思ってるんだよ。福岡のやつに盛岡とかいうと間違いなくシベリアより遠いところにあると思ってたりするからさ(笑)。

東京⇔盛岡は東京⇔新大阪とほぼ同じ二時間半なのですよ。近いでしょ? 全線完成すると最終的には青森までが三時間ですぜ。山あり海あり牛もありで、ほんといいとこ。

東京から見ると途中に国分町ってのがあってこれを超えるのが難所なんだなー、大体みんなここで絡めとられる・・・・わきゃーない。

で、あと仕事してるとものすごく感じることがひとつあるんだよ。
結構きわどい話何なんだけど、要は東北ではほとんどコルレオーネファミリーの影が見えないって話。もちろんゼロじゃないんですよ、あるんですよ、会津ナントカとかさ。でもそりゃー、神戸、姫路、岡山、広島、福岡・・・・なんてとこのやばさ加減からしたらもうかわいいもんだって。ビジネス、やりやすいんですよ、その意味では・・・・

http://www.odette.or.jp/citykankou/frame/frame.html

 

コメント (12)

氷川きよし

2009-03-28 02:50:44 | マーケット

何ゆえ氷川きよしか。

「きよしとこの夜」という4年続いたNHKの番組が終わったんですね。で、紅白の大トリでさえ泣かなかった氷川きよしがこの番組の最終回には大泣きでズンドコ節を歌ってる訳ですよ。

恐るべし、氷川きよし。

→あえて書かなかったんだけどね、紅白の大トリってのは歌手にとっては何事にも変えがたい栄誉なんですよ。今の若い人はそのあたりがわからないみたいです。歌が上手くてヒットが出るだけではなれないポジションなのでそのあたりがわかって頂かないと、なんで? 自分の番組のほうがだいじじゃん、的な話で終わってしまう。

どなたかが書いてくださいましたが、そのとおりです。自ら最大最高の栄誉である紅白の大トリ、なんかより、4年間自分を支えてくれたスタッフやベッキーのことに思いをめぐらし、思わず涙する氷川きよし・・・・恐るべし、というオチな訳ですね。

それから・・・
恐るべし、というのも別に恐れている訳ではないですからね。
尊敬をこめ、心からリスペクトすることを日本語では「恐るべし」と書きます。

だんだん、言葉が通じなくなってるみたいですね。

「だんだん」、というのは松江の方言で「ありがとう」だそうです。
このドラマも終わってしまいましたね。

石田ひかりの不思議な京都弁だけが耳に残ったドラマでしたが。
あれ、京都の人にはどう聞こえるんでしょうか。

久しぶりに松江にでもいこうかな。

では!

あー、疲れた・・・・・

 

コメント (7)

WBCに見た未来の光

2009-03-28 00:45:18 | マーケット

プロ野球ニュースを必死になってみるぐっちーをいつも馬鹿にしていた(よく、こんな悠長なスポーツに熱中できるね!!)O君でさえテレビにかじりついていたことでもすごさがわかろうというものですね。

一野球ファンとして今回の日本VS韓国の決勝戦ではあらゆる意味で画期的なできごとだったと思います。

もちろん今回のメジャーチームはあくまで調整の範囲を出ませんし、シーズンを迎えるにあたっての様々の制約から、移籍直後の選手が出られないなど、実はメジャーに不利な条件もかなりありました。

アメリカ大会、アメリカ人の審判でそれらを補って余りあると私は思いますが、結果的に負けた。

松坂、黒田があれだけ(メジャーで)投げていればまあ、当然ではありますが、特に日本はほとんどホームランなしで勝った訳です。

(黒田は出ていない・・・・という突っ込みが多いのですが、松坂、黒田がメジャーであれだけ投げているのだから、岩隈、まーくんあたりが通用するのは当然で、となっているんですが・・・・・)

韓国はそこそこ打っていますが、日本はあえてホームランを捨てた。
村田がいなくなってしまったので年間30本を打つ選手は小笠原しかいないという考えられない打線。(その小笠原は決して4番を打つことがなかった)

それでも投手力で守って勝つ、という結果は何を意味するか。

そう、メジャーにとって本当に頭の痛い「プロブレーム」である薬物問題に対する強烈なアンチテーゼが示されたということなのだ。

「薬で筋肉むきむきになってもしょーがなくない??」

アメリカでは「筋肉むきむき」になってホームランが増えること=チームの勝利=収入倍増を意味し、薬に手を出さざるを得ない、という状況が生まれてしまいました。

しかし、これが世界の頂点に立たなかったことであまりオトクな野球ではないことが証明されたとも言える。

瞬発力に秀でた中南米選手も薬禍事件に苛まれているけど、筋肉を増強することでスピードを犠牲にすること、スイングスピードよりも正確なミートが劣るために変化球に対する対応が犠牲になること・・・が証明され、薬による「筋肉むきむき作戦」が野球というスポーツに限っては必ずしも有効ではないかもしれない、ということが証明されたことは実に大きな功績だと思われます。

今後、クリーンな日本人選手はますます好まれるでしょうし、この際どんどん出て行くべきだと思います。そうしているうちに今回の結果を踏まえれば、日米韓1,2位プロ野球チームによる総当りワールドシリーズなんていうのがそう遠くない時期に実現すると思います。これも「未来の光」と考えていいことなのではないかな、と思います。

ここから先は野球狂のたわごと・・・・

やっぱり、他のスポーツよりぜんぜんおもしろい。

みなさん興奮した最後のイチローの打席。

あそこで打たなかったら大変なことになってましたよね。PKはずすのと一緒。つまりしょっちゅうPKを見ているようなもんで、誰の責任で勝ったのか(岩隅が抑えて、イチローが決勝打)、負けたのか(松坂がファーボールで自滅してイチローが三振した)はっきりわかるのが野球の特徴です。

サッカーだとこれがいったい誰がどうやって点を入れたのか、が(私のようなしろーとには!)極めてわかりにくい。PKとか、プレースキックならいいんですが、なんだかごちゃごちゃしているうちに点が入ってますからね。(中にはすべて解説してくれる日本橋の巨匠みたいな人もいるんですが、これは最早特殊能力だろー、と俺は思うよ)

バスケットだとわーっといって、まず点が入るのはあたりまえで、どうやって点が入るのかに焦点が集まってしまいますね。決め技はダンク? スリーポイント? などこれはプロレスの決め技に近いだろ。

やはり野球のおもしろさはそういう所に尽きるのですよ。

そういう訳で、そういえば私は野球場がすぐそばにある所に住みたいなー、と思ってアリゾナの家をよく探していたのですが(野球場がそばにあって治安が問題ない、って所は実は少ない)、ほんと、買わなくて良かったと、最近つくづく思います。危うくサブプライムローンを自ら市場に供給する所でした・・・

いや、まあ、たわごとですから。

そういえば最近そんなこと言ってないのになー、ということを言われることが増えてきました。日経平均が三月までに3000円になるなんて言ってないって(笑)。

アエラ、SPAを入れて私の予測でもまとめておきましょうかね、いずれ。
決算が終わったら本当に3000円とかになっちゃったりするかもしれないけどね。しーらない!

 

コメント (19)

そこにある危機

2009-03-26 22:53:09 | マーケット

昨日の書き込みはむしろ専門家の方から多数評価を頂きました。
うれしいんですけど、要するにわかりにくい、ってことですね(笑)。

問題は一体いくらなら売れるのか・・・がわからないこと。ゼロでも売れない、AAAの債券なんて、日本国内にもごろごろある訳よ。真剣に売りに言ったら10セントでも買わないとか言われて困ってしまって理論値80だからその8掛けの64で評価して、当行は大変保守的に評価しております、ってやってる。現場はやんなっちゃうよね。

みんながみんなそんな状態なんだから、たとえ20でも現金になる、ってのは大きい、ということ。一皮めくれば・・・ですね。

で、20で売却、切りまくったら償却原資が足りないじゃない、って指摘されるんだけど、だからこそ資本注入する訳です。終点の見えない注入に比べるとどれだけましなことか。

現実には20にせよ、10にせよ、流動性が付与されれば信用力は格段に上昇するので政府が直接注入する金額が減っていくのは日本で前例がありますね。

いざとなったら金になるのとならないのとの違い
机の上では大差ないんだけど、現場では大差がある。

みんなが気にしなければもともと今回の問題も起きてないかもしれない。

えーっ、そんなもんなんですか・・・って、そう、そんなもんなんです。

さて、あちこちで間違いなくGMはチャプター11だと書いてしまったので後に引けなくなったわたし。でももうこれはかなり織り込んでますね。相当反応するでしょうけど、かなり対策は打たれています。

あとは実際に11を適用して何が残るか、その範囲によっては波乱があるということです。思えばこの半年の混乱でもはやGMのチャプター11では驚かなくなってしまったということで、これはあまり喜ばしいことではないですね。

細かすぎるモノマネ・・・・だめだ、おもしろすぎる。
山本高広のジローラマ、弾丸ジャッキーのカタール選手。
すごいは、これ。

 

コメント (11)

祝 WBC あんたはえらい♪ ついでに政府版CDOだったりする

2009-03-25 23:20:15 | サブプライム

いや、疲れきって声もでないです。

仕事でも疲れきって、その上これじゃ、ストレス解消にもなんにもならんですな(笑)。

いやね、ダル君が同点にされたとき、この試合はやられたような気がしました。しかし、ダル君がもう一回投げる、最後は三振で仕上げ・・・もちろんイチローもあるんだけどさ、ダル君はこれでさらに飛躍しそうですね。いや、疲れたけどよかった♪

で、バッドバンク、というより政府版CDOと名づけたほうがいいですね、

久々に真剣に解説しましょうや。
後日暇だったら図もつくりますけど、今日は文章で我慢してくださいね。

相変わらず、金融機関は安いと売らないから一緒だとか、効果がないとか解説しているおばかエコノミストがたくさんいますね。こちらの読者はしっかりおわかりかと存じますが・・・

まず、CDOのおさらいをしつつ。

要はいろいろなローンをたくさん買い集めて箱を作る。
それを担保に債券と株を発行しましたね。これが証券化商品。

で、この分散による倒産確率の減少とエクイティー(株)という劣後のクッションのおかげでこの債券は中身の資産のクオリティーを無視してAAA などというすごい格付けがついちゃった。

中身を無視するので当然サブプライムみたいなもんがはいっちゃった訳ですね。 こりゃー、腐ったもんがはいっている・・・とわかった時は時すでに遅し・・・・

で、それを原債権、つまり担保にして出している債券はたとえAAAがついていようとも、ゴールドマンが評価は100だと言い張っても、20とかでしか買い手がいなくなってしまった・・・

その価格ですべてを評価するととんでもない債務超過に陥るので金融機関同士がクレジットラインを絞り始めた・・・・・

ということでその腐った資産を担保にしている債券を早く売ろう、ということになったときはときすでに遅し。ゼロでもトレードできないわけ。

なんでゼロでもトレードできないか。

これはかんぽの宿と同じ理屈です。買手が買った後余計コストがかかるから。

バランスシートに乗せているだけでクレジットを毀損するので、ただでも引き取れないわけですね。 こういう毀損が一切関係ないのは・・・・政府しかいません。

ですから、はやく政府が買い取ってしまえと、ぐっちーは1年以上ぶーぶー言い続けていました。

例え買い取り機関ができても安い値段ではだれも売りたくないし・・・・ということでウルトラC。

つまり買取機関そのものをCDOにして、一番下のエクイティーをその張本人の金融機関にとらせ、残りを政府が出す。

そうするとどうなるか??

100で買ったものを仮に20で買い取ってもらうとすると・・・・まず、金融機関はバランスシートからはずれてめでたしめでたし。

金融機関から見るとは確かに5分の1で売ることになるのだが、政府から、つまり国民から見ると、はもともと100のものを20で買う、つまりうまくいくと5倍になるかもしれない優良資産をたくさん買うことができる。

大元のローンは実はインカム(利払い)は毀損していないものがほとんどなので、税金投入した債券部分の金利は払い続けられ、20以下に下がらなければ将来的に元本は確定。安全じゃん。

万が一にも値上がりすると・・・・・そう、あーら不思議、一番劣後しているエクイティーを買った金融機関にキャピタルゲインが戻る可能性がある・・・・という話になるわけです。

今は5分の1で売却しても将来はとんでもない利益をもたらすかもしれないので、その意味ではあまり高く売ってしまうとレバレッジがかからず、逆にうまみが少ない。

当面の経営が公的資金で担保されるとなればここは逆に思い切り安く売ってしまい、将来もし値上がりしたら丸儲け、というのはかなりおいしいスキームです。

したがって、これによって金融機関はかなりのものを二束三文ですが将来の利益を担保にバランスシートから一度エスケープされることができる。こうなれば・・・

あっという間にバランスシートは改善します。

また、もともとCDOのレバレッジが原因で被害が拡大したので、この政府版CDOを同じ比率でレバレッジをかければ「アラジンの魔法のランプ」のようにすべて吸収できる筈、です。

さらにいうと、金融機関が債券を保有してもともとの原債権を取り立てに行くのは大変だと思いますが、政府なら・・・・さまざまな強制力を働かせることができる・・・かもしれないですね。FBIも投入できるかもしれないし。

問題はむしろこれを買い支えきれるだけアメリカ政府の資金調達が間に合うか、ということになりますね。 アメリカ国債には注意が必要ですが、根本的にはこれはかなり大きな改善策になることは間違いありません。

って、あくまでもすべて上手くいったら、という条件つきですから。ここまできれいに絵が書ければ、ってことですから・・・、って最近ここまで書かないとほれ、間違ったとかいろんなこと言われるからね。正直、疲れます・・・・・・

って、やっぱ図がいる・・・・よねー。

で、最後に・・・
ついに出ましたよ。これが。
待ちに待った・・・・・

昭和83年度 ひとり紅白歌合戦 桑田佳祐 !!

くわたさん・・・・あんた、やっぱり天才ですぜ。
歌うま。大体みんなもとの人より上手いもん。鳥肌もんです、これ。

ただし・・・・
平日に見ると間違いなく寝不足になりますので、土日に見てくださいね!
では!

コメント (20)

政府版CDOが来た! (と思われる)

2009-03-24 00:47:05 | マーケット

これしかない、といっていたものがやっと出てきた。うれしい。これでしばらく行けるかもね・

米、不良資産最大1兆ドル買い取り 財務長官が発表  

【ワシントン=大隅隆】ガイトナー米財務長官は23日、政府と民間投資家が共同で金融機関の不良資産を買い取る枠組みを発表した。民間投資家の出資額に応じ政府が最大1000億ドル(約10兆円)の公的資金を拠出。保証などをつけた低利融資と組み合わせ、5000億―1兆ドルの不良資産を金融システムから分離する枠組みだ。  ガイトナー財務長官は同日、「景気回復には金融安定化が一番大事」と語った。 (23日 22:56) ・・・

これだけじゃまだわからんけど、エクイティーで詰め腹を切らせてシニアを政府が出すという、昨年私が書いた目には目を、CDOにはCDOを!! という奴です。

これ、かなり効果あるはずです。

最初にこれをやるべきだったんです・・・・

コメント (10)

恐るべし、東京マラソン!

2009-03-23 00:17:28 | マーケット

諸般の事情により更新が滞っております。申し訳ありません。

しかし、三月末はすでに射程距離に入っているのであまり心配することはないんじゃないでしょうか。日銀はすでに5月めがけて作戦を練っております。

CPが行き過ぎちゃったのも目じゃないぜ、というくらい気合が入っているようです。

劣後ローンの買取まで行ってしまえば怖いものはない、ということかもしれませんが、意外なことに一つ一つのクレジットは株の買取を含めて相当慎重に審査しているかもしれません。

そのうち日銀が買ってるから大丈夫、なんてセールストークされたらどうするのかしら、とちょっと不安になることもありますね。

それにしてもびっくりしたのは東京マラソン。

これはすごいですよ。
だって、3万5千人参加して完走者が3万2千人??? 
ありえん。ほとんど全員完走してしまうフルマラソン大会って、なにもんだ?

ニューヨークマラソンもすごい完走率だけど、これを見ると日本人恐るべし、だよ。細かい数字がわかったらもっとびっくりするかもね・・・・

では♪ 

コメント (10)

うれしいはずが・・・

2009-03-17 22:14:38 | Weblog

昨日の書き込みでオプションのところ。むしろ困るのは買い手のほうでしょ、という指摘がありました。

もちろん保有しているオプションを行使してみたら相手がいなくなったら困りますね。それこそカウンターパーティーリスクそのものです。しかし売却した相手、つまり買い手が行使してきたのに何らかの理由でデリバリーができない、というのもカウンターパーティーリスクな訳です。デリバリーを前提にして誰かに売却したりしてますからね。

リーマンの時には現実にこれが起きました。そういう一連のオペレーションリスクが内包されている、という話は何もCDSだけが特別なのではありません、ということが話したかったポイントです。わかりにくくてすみません。

さて、株価が上昇してひと安心ですね、と某メガバンクのセクスィー部長に電話。

ところが、いや、そうでもないのよ、と浮かない顔(声)。下がれば下がるで文句言うくせになんでよ。

要するに8000円とかで月末を迎えると確かに今期は助かるけど来期はどうなるのよ、という話で早くも来期のことをご心配のよう。 景気ってのはこういう話ですね、結局。

来期、というか将来値上がりする期待があればいいんだけど、むしろ値下がりが怖いとなると、なまじ3末で高い発射台が設定されてしまうと困る、というすべてが縮小思考になってしまう。来期5000円だったらどうするんだと、そちらばかり気になってしまい、万が一5000円になった場合に備えなきゃ、となってあちこち削りにかかる。

こうなれば銀行全体で縮小均衡です。しかも公的資金がかなりの確率で入るとなれば今のうちに余計なものは落としてしまえ、という更に余計な縮小志向が入ってくる。悪循環ですよね。ですから今の段階での公的資金注入は疑問だなー、といつも申し上げています。

一番いいのはやはり「バッドバンク構想」で、とにかく身軽にさせてくれればあとは自動的に前に進むものです。不良債権もそれをどこかにしまっておけばそのうち価値がでるかもしれない、というのは日本のこれまでの10年の教訓でした。(外資系が買い始めたわけですね、へんなゴルフ場まで)

別の見方をすると日本は今から10年巻き戻しても構造的にはあまり変わらないんです。変わった部分というのはいわゆるノンバンク、不動産など、日本の金融機関が嫌がったところを海外の収益を根雪に積極展開した外資系金融機関が投資したということで、結局それがはげてしまって、びっくりした、というのが現状ですね。

ですから普通に10年前に戻るつもりなら、戻れます。もちろんこの経済状況にあわせて膨らんでしまった企業や個人は縮む必要があるんですよ、10年前に。でもその気があればできるはずです。(ただし、マクロ的にあるいは日本国としてこれがいいかどうかは別な議論)

海外の需要はアメリカだけではなく中国を含めて10倍くらい膨らみましたからその分縮む痛みは大きいのです。トヨタその他の輸出企業はそれに苦しんでいる訳です。

言い換えると、内側の外資バブルで膨らんだ不動産やノンバンク、そしてファンドビジネス(もっと広くレバレッジの高い産業や企業と定義したほうがいいかもしれない)と外側の外資バブルで膨らんだ製造業が大変だ、というに過ぎない、と言ったら見もふたもありませんがそういうことです。

ですから解決法は結構簡単です。って、ここでやめるか(笑)!

では、またあした♪

コメント (14)

すべての道はシチリアへ・・・

2009-03-16 23:52:20 | サブプライム

G20は全校集会のようなものなのであまり期待をしてもかわいそうですが、アメリカから具体案が出てこないのはどういうことだ、ガイトナーは何をしているなど、不満の声が本家のアメリカから出てきました。(実務レベルの人選が終わっていないのが原因ですね。相当な身体検査がなされているようで、これは難航しますね)

さらにドイツ主導でヘッジファンドに規制をかけるというようなアイデアまで出てくる始末・・・いやはや。

何度でも言いますが、今回の金融危機はヘッジファンドは無縁。無関係とはいいませんがまあ、脇役です。

実際、問題を起こしたのは彼らの武器であるデリバティブではなく、証券化商品の、しかも格付けつき債券という優良アセットの毀損が原因。いまになってまたぞろCDSが悪者にされていますがCDSはクレジットリスクのヘッジに有効であったものの、アセットそのものに損害を与えたということは一切ない。

アメリカでは数名の「倒産したくせに!ノーベル経済学者」があちこちでCDSが犯人だとか、CDSをいますべて清算しろとか騒いでいるのですが見当違いもはなはだしい。

彼らはリーマンショック以降CDSは価格を喪失し機能していないと主張しているようなのですが、CDSそのものは十二分に取引されているわけです、それ以降も現在も。

機能が制限されているのはCDSそのものではなくそれを受けるカウンターパーティーリスク。つまりオプションを売却した相手が履行したときにリーマンのように潰れていたら困るので相手を選んでいるだけであって、ソニーやトヨタのCDSが取引不能になったわけでもなんでもない。

その意味ではJGBオプションでも相手がぼろければその相手には怖くて売れないわけであり、それはカウンターパーティーリスクの問題でCDSの問題ではない、って何回言ったらわかるんだ、おい!

で、そういう意味でのカウンターパーティーリスクは今現在も残っていてさらに悪化しているのが現状。

日銀も金融機関(インターバンク)とマーケット(CPオペなど)については完璧に押さえ込んだけど、企業体企業の資金のやり取りについては手が出せない。

で、当然最後は企業による企業に対する金融からほころんでくることになりますね。 で、この世界はもともと危ない訳で、伝統的に手形なんかをアングラで割り引いていたわけですね。

普通5割のところを7割で引き取るやつらがいる。それはまさに「しのぎ」であってここから仁義なき戦いが始まる、って訳わかんないですか? でもホントです。

つまり手形など企業間金融の債権取引(期日前に現金化する)というのは現実には裏社会の仕事です、ということでみんな知っているのにやばいから書かないわけだけど、商工ファンドも大島さんもいなくなっちゃえばいよいよ資金が詰まってどうするんでしょう、という、これ以上書けません、てな終わり方になるんですが、まあ、要するに企業間金融がピンチなんですよ、という話。

もっと言うと日本の金融機関は10年前にこのしのぎの世界から足を洗おうとした訳でそこに外資が入ってきた。危ない闇金に近いようなところのファイナンスを外資がやる、なんていう話が横行して日本も危うくコルレオーネファミリーにのっとられる所だった、とも言えるのです。

そう、コルレオーネファミリーだ。

入ってみたかったりする(笑)。

コメント (10)

文化放送とアエラビジネス  御礼と宣伝!

2009-03-12 13:27:29 | マーケット

昨日文化放送に来ていただいた皆様、本当にありがとうございました。ああいうトークライブは会場の雰囲気で本当に内容が変わるもので、暖かく見守っていただいてこちらも楽しく話させて頂きました。

幸田真音さんを含めまして一同、感謝申し上げる次第です。 実はぐっちーのまわりもごくごく親しい方から本当に久しぶりの方までずいぶん来て頂いたのです。懐かしいお顔も見ることができて本当に良かった。こういう機会はやはり貴重ですね。幸田さんに感謝♪です。

なお番組は二週続けて3月21日、28日、各土曜日朝7時から、幸田真音のイッツマイン! となりますが、もちろんポッドキャストでも聞いていただけますので、朝寝坊のあなたも大丈夫。どのくらい編集されるのか、密かに楽しみですが、ぜひお聞きくださいませ。

さて・・・・

書店で山積みになっている黒光りする表紙・・・
滝川クリステルさんの横顔写真が妙に怪しく光る・・・

そうです。アエラから臨時増刊アエラビジネスが発売されました!。 その名も

世界経済の新常識!!

現状望みうる内容はほぼカバーされておりまして、現代経済・金融情勢をお知りになりたい方には必読の一冊に仕上がってます。 正直何人か嫌いなやつも書いてますが(笑)一家に一冊。ぜひ常備されることをおすすめします。

大学の授業はもちろん、学生のレベルの高い高校なんかでもでもこれは相当使えます。そもそも現状ろくな教材がないし、まあ、先生のほうがこれを使いこなせないというケースはたくさんありそうですけど、学校での購入も是非お勧めします。

何ならこれテキストで講師無料でやってもいいっすよ(笑)。

それに日本経済新聞の若い記者もこれは持ってたほうがいいと思うけど。この際朝日でもしょうがないからさ、いい取材ができるようになるよ!

と、そこでいくつかコメントしておきましょう。
なんてたって滝川クリステル。って、いや、彼女は文句のつけようもないんですが、巻頭の「水野ゼミ」のコーナーです。  

この水野さん。みなさん、お気づきになっていないと思いますが、日本のエコノミスト、というか経済学者で今回のアメリカ発金融危機発生の恐れを早くから指摘されていたのはこの水野さんだけだったんですよ。

こういう時には「おれは当てたぜい!!」、とばかりに鼻を膨らませてグイグイ露出してくるやからが多いのですが、そこは水野さんのお人柄でして、まったくそういうことをおっしゃらないんですね。

お陰で田原さんにカラマレテ、竹中先生と金子先生の間に挟まれて「行事役」なんてやらされるくらい(笑)。 まあ、間違ったくせにそれをネタに更に本まで売ってる経済学者(?)もいるんですからね。

その点、なんてたって水野さんの講義ですからここだけでも必読でしょう。

もちろん不肖ぐっちーも参加しておりますよ。渾身作成のチャートが66ページにございます。 一体どこにどれだけのインパクトや影響があったのか、関係事象をチャートにせよ、との指令だったわけですが、これが難問だったんですよ。アエラ、要求きついなー、と思いつつがんばって作成しました。

断片的に、やれサブプライムだとか、リーマンショックだとか、聞きかじりのCDSとか切り取ってくる連中が多いのでそのつながりがわからなければしょうがねーだろ、という気持ちもあったしね。

確かにこれ、実際に全部やったことある人は少ないでしょうし、まあ、見てみてやってください。

実は13ページの証券化の仕組みを書いた図もグッチー作。これはあちこちの講演会などでも使っているもので、これがスタンダードです、とでもいうべきもの。

最初見つからなかったので、さてはカットしたか!、と思ってアエラの河野君に「どうしたの」って、聞いたら「いや、載ってますよ」、っていうんですよ。

あれ、と思ってて見たら載ってたよ。
右のページのタキクリさんに思わず目がいってしまい、左にある図の存在に気がつきませんでした。いや、タキクリ、恐るべし・・・

ってことで、みなさん、一家に一冊、ぜひお買い求めください。

全国の書店で。

それに朝日新聞の販売店に言ったらもって来てくれる・・・・よね?

さらにこちらからも買えますよ、ってことで。

http://www.aera-net.jp/biz/

 

コメント (29)

あたりまえだけどね・・・

2009-03-06 12:04:13 | Weblog

○うまく見えるかどうかね、不安ですけどブルンバーグでおもしろいグラフが送られてきたので貼り付けてみたよ。当たり前なんですけど、これ、改めてみると結構怖いね・・・

○日経平均と投資家動向を重ねただけの簡単なグラフだけどいまさらながらそうだよね、って感じですね。 つまり売買高の70%近くが外国人の日本の株式市場は彼らが売ると下がる、彼らが買うとあがる、というきわめて単純な力学で成り立っている。

上のグラフは外国人投資家が買うと日経平均があがり、売り始めると下がる、ってのがよくわかりますね。

○で、下のグラフは信託銀行の売買動向ですから、ほとんど年金でしょう。
さがっているときにたくさん買ってあがっているときにどんどん売ってますね。考えようによってはこれ、上手です。

○何せいまみたいに下がっているときにたくさん買いますからね。彼らはたとえば株式20%と配分を決めると一年間常にその額になるように調整をします。

従って価格が下がると持っている株式の合計金額が下がってしまうのでその分買いに来るわけです。ちょうど今がそうなわけですが、株に関しては外人>年金なので外人の売りにじわじわ押されるわけですが、HFが弱って思い切りショートが振れないので、リバランスの年金買いと外人売りが拮抗するとちょうど今のように低位安定横ばい相場が形成される訳です。

○この人たちは通常4月に入るとこの資産配分の比率を見直します。今年の実績を見て決めますので当然このパフォーマンスですから日本株の比率は下がることになります。

先ほどの20%が5%とかになり、100億の年金だったら、20億が5億になりますから、当然まず売りますし、その後のリバランスの買いも5億で拮抗すればいいだけですので今のサイズの4分の1程度しか買いがないことになります。そうなると次の拮抗点は日経平均4000円とかいわれてもちっともおかしくない。

ヘッジファンドが元気を取り戻してそれを見越してショートしてきたらそれこそもっと下がるかもしれませんね。

○まあ、日経平均3000円としても今からたった4000円下ですからね、知れてるわけですから買ったほうがいいはずなんですけど、問題は流動性のなさ。日本国債ですら100億が一発で(ひとつのレートで)決まらないことがある、っていうんですから、まして株なんて・・・・ですよね。

○経済の最前線では、あらゆる業種で連日これだけ踏み倒し、不払いを目の当たりにしていたら、いつでも現金にできないものなんて怖くてとてももてないです。メインバンクもちっとも面倒を見てくれません。国債なら日銀に持っていくから貸してやるが株なんて、フン!! であります。

○で、結局いつもの話に戻ってしまって、流動性を確保してくれないと株はあがらんよ、って話なんですね。逆に言えばそれさえはっきりすれば株価対策は簡単、です。ゼロにはならないんだからさ、上がるしかないのよ。

ところで昨日はWBCへ行ってまいりましたよ。

イケメンやじゅんさん、合コンキング改め夜明けのガールハンター浜ちゃん、浜ちゃんの後輩の洗濯屋けんちゃんと感染、じゃなかった観戦。

やじゅんさんのページ http://blog.goo.ne.jp/junyastone  

やじゅんさんはほんとにやさしいイケメンなんだけど、ハートは意外にもハードボイルドなんです。え、もっと硬いところがある? 

ほね・・・・・・あっそ、麻生・・・

浜ちゃんけんちゃん軍団はとにかくすさまじい勢いでビールを飲むんですが、戦略的にかわいいねーちゃんに集中して発注が行く訳です。
そうすると向こうもこりゃー、いい商売だということでそばに滞留したりするんでこれが新手のナンパみたいなもんで、さすが夜明けの・・・・あ、失礼しました。

いや、まじでかわいかったんですよ、昨日の子。いやいや、お目が高い。
水川あさみをもう少し清楚にした感じでね、さすがキリンビールですわ。アサヒビールプレゼンツから売り上げをむしりとろうと美女軍団を送り込んできたに違いない・・・・

プレミアムモルツのおねーちゃんがもう少しかわいければ独占できたのにね~、こういうところはやっぱり非上場企業の弱み・・・・なわけない。ネット裏に行かれたらキリンに注目、ですよ。

肝心の野球ですが、あれは完全に因幡の白兎でした。

ということで・・・・

 

 

コメント (26)

それはネコでも要りません・・・・

2009-03-05 11:38:08 | Weblog

カウンターパーティーリスクは考慮されていない・・・というご指摘があったのですが、これキーポイントになる可能性があるので触れておきますね。

「最近の方」、だと思うんですが、CPリスクは昔はそのトレーダーがリスクヘッジしなければならない範疇でしたのでもう少しクリアーになっていました。

今でもお客様は、たとえばモルガンスタンレーに対してはいくらまでというCPリスクに基づいた上限を設けていいます。JGBでまあ、500億としましょうか、それ以上は取引できません。モルスタは1.3でビットして、まだ1.3でビットしていますが、クレジットの余裕のあるところはそれを知っていますから、ビットをひいて1.35とかでビットする。それでもヒットされればやるしかないんですが、モルスタのクレジットさえ覚悟すれば即座に1.3で売り抜けられる。それは市場金利ではなく、まさにCPリスクによる価格差です。

その顧客にしてもモルスタなら1.3で取引できるのに売ろうとすれば他社の1.35を打たざるを得ない。こういうことが日常茶飯事におきているのです。リスク許容度の範囲に明らかに相手のクレジットが含まれる、ということです。

恐らくこういう非常時でなければあとで担保でもとればいいぜ、ということになりますが、現状ですと担保を取ろうと思ったときに参加者全員が殺到する恐れもあり、であれば事前に取引を自制せざるを得ない。

また、クレジットの悪い会社が取引をしようと思えばどうしても、となればリスク許容度を考慮してやはりビットの腰を引くことになりますね、もちろん。

この点を強調しておきたいのはこういう現場のストレスが当局にはあまり伝わってないだろうから、にほかなりません。JGBなら大丈夫、とか思っていると痛い目にあいますよ、ということですね。

通常の国債マーケットではこういうことはないでしょうが、要は相手のリスクプレミアムを価格に織り込むわけです。まあ、担保を取る、ということ自体そのコストが価格に織り込まれているという考え方もできますね。受渡日を短くする、なんてのも実はCPリスクによる価格差の一部です。

コメント (7)

おーい、お茶♪

2009-03-05 00:41:43 | マーケット

○ちょっと忙しく、エントリーができませんでした。倒産が多すぎる・・・とおさん、困ったよ・・・

○しかし、新聞が相変わらずひどいので書かずにはいられない。
AIGに対する新たな救済が報道されましたが、まず日経からして・・・

同社の赤字は5四半期連続。商業用不動産ローン担保証券(CMBS)やクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)などデリバティブ(金融派生商品)関連の評価損が響いた

と書いているけど、CMBSはデリバティブには数えない。それは不動産ローンを原資産とした立派な債券なのである。CDSと並べてデリバティブ関連商品としたいのなら、CDSやアメリカ国債のプットオプションなどのデリバティブ関連の評価損ならわかる。CMBSがデリバティブだと思っているらしい。これはBSに乗る立派な債券です。

○中にはCDSをクレジット・デリバティブ・スワップとしている新聞まであるね。これは直す気にもならない。

○何人かの方がすでに書いておられるが、「AIGの損失の大半はCDS」、と書いてあるのでそうなのか、と信じてみた、のだがよく見ると残高はむしろ少なく、他のアセットクラスの損失の方ががはるかに膨大だね。どうせわからんので全部CDSのせいにしたんでしょう。 でもそろそろちゃんと書こう。これだけ何度も出てきたんだからいい加減理解しよう、ね・・・・

○ドル円のベーシススワップもそうだけど、前から書いているように金融機関のクレジットが悪く、カウンターパーティーとしてリスクのとれる相手先が限られており、その分レートが飛ぶというとんでもない現象が起き始めている。

○普通なら値段が悪ければ他の業者に行けばいいだけなのだが、他の金融機関ではクレジットに不安があり、その特定の相手としか取引しかできない・・・しかし、ドルと円を交換しなければならない・・・・となればどんなにひどいレートでも取引するしかないとなる。

○大量の円による資金調達(たとえばサムライ債)があったのでそれを受取る金融機関が限られるとなると・・・・・レートが飛んでこうなる訳ですね。中川さん、悪いタイミングで火をつけましたよ、ほんとうに・・・・

○文化放送公開録音・・・えらくたくさんのご応募を頂いたようです。この場を借りて御礼申し上げます。張り切ってやりたいと思いますのでよろしくお願い致します。それまでシティーはあるのかなー・・・・

コメント (12)