債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

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この女は・・・・

2007-09-26 09:38:47 | マーケット

今日はこの写真を見て力が抜けましたわね。

この女はゆるしちゃーいかんよ、福田さん。ゆるい、というか人生なめてますな、完璧に。鼻の下を伸ばすオヤジが多いからいかんのだよ・・・

さて、ぐっちーイチオシの阪神・・・・藤川、がんばれ!!

でもね、ここで何度も書いたように藤川だってそうそう持たないよ、ということで、これがアメリカ経済にも当てはまるような気がして怖くなってきましたね。IMFのレポートによると今回のサブプライムによる損失は2000億ドルとのこと。実感としてはまだ少ないですね。多分もっと大きくなると個人的には思います。20兆円ですものね。それでも大きいですけど、最後は何がおきるのか、私にもわかりませんて(笑)。

今週も出張続きでつまらん書き込みとなってます。申し訳ない・・・

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日本は中国にとっくに抜かれています

2007-09-25 14:50:54 | 金融全般

お昼に旧知の中小、といっても年商30億ほどもある企業のオーナー社長と面談いたしました。「これから中国にいよいよ工場でもだそうか」とおっしゃるので「ご冗談でしょ?」 と思わず聞き返してしまいました。で、表題の発言になった訳です。

その社長の反応はそれこそはとに豆鉄砲でしたし、皆様の中にも冗談でしょ? と思われる方が多数おられると思いますが冗談ではありません。 

ちょっとしたトリックがあるのも確かですし、何を見るか、にもよるといえばよりますが、GDPを見てもらうとアメリカがダントツの12兆ドルです。日本が4兆で何とか2位、中国は2.6兆くらいですが、これに台湾、香港をあわせるとかるく3兆を突破します。かろうじて・・・首の皮一枚ですが、アメリカのGDPが日本の3倍強あることに比べれば最早めくそはなくそでしょう。

それにこれは2006年の数字ですので、2007年は完全に逆転した可能性すらあります。

一方購買力平価でならすと、中国は8兆ドルほどあり、日本は購買力平価でも4兆程度なのですでに軽~く抜かれている訳ですね。実際、携帯電話の販売台数はおろか、自動車販売台数でも抜かれている訳です。単純に考えて、自動車を日本よりたくさん買う人々がいるわけですからフローでみれば完全に抜かれていると考えていい訳です。

11億人が飢え死にしそうでもなんだろうと、残り1億人で日本を抜いているのですから文句はありませんね。この社長のように、日本の方とお話をしていると未だに中国を「世界の工場」だと思っている方が多くて閉口します。これだけ物が売れているのですから、世界の工場ではなく世界の消費地でしょう。賃金もものすごい勢いで上昇しています。こういう国に対して「中国はまだ遅れている。。。」などというのは不見識を超えて非常識でしょうね。

ただし、人口のピークは比較的早く、2030年なので、「中国帝国」もそうそう長くは続きません。しかし、物、フローという面では間違いなく中国が日本を抜き去りました。

 ただ、国としてはなんとなく日本の方が豊かなんじゃないか、と漠然とおっしゃる気持ちも分かりますし、実際中国がまだまだ日本の足元にも及ばない部分があるのです。それが貯蓄、特に個人資産と呼ばれる例の1600兆円の資産です。これをフルに活用すれば中国なんか軽く吹っ飛ばせるだけのパワーがあるのですが、いかんせん日本はこれが金融機関(銀行と生保)に死蔵している・・・という問題があるのです。(しかもここから生まれる配当・・・利息は年に!%も無いのですから、本当に人のいい貸主ですね)

このお金を利用して・・・・具体的には株式市場を通じて世界の資本市場に打って出れば間違いなく日本が世界を圧倒できます。1600兆円ですから。しかし何を間違ったか、わが日本政府は株式投資に税金をかけたり、投資家保護とかいって新しい金取法では70歳以上の人は許可が無くては株式が変えないとか、妙なルールを導入し始めようとして、ますます直接金融の利便性を失わせようとしている訳です。

中国あたりはしてやったり、とほくそえんでいることでしょう。こうやって日本の個人資産が市場に入ってこなければ企業の株価は割安に放置され、買収しようという外国の企業にとってこれほど有難いことはありませんからね。

 日本はどんどん人口が減っていくので生産、消費の世界で中国を上回ることは金輪際ありません。つまり猫の手をいくら借りても日本はこれ以上にはならない。誰が働くのか・・・あるいは猫ならぬ虎の手は何かというと・・・お金そのものしかないのです。

この1600兆円にしっかり働いてもらわねば国が持たない訳でありまして、この1600兆円が株式市場を通じてしっかり国の企業の資本を形成し、企業は企業で外へ出てしっかり稼いで帰ってきてもらう事以外に日本の未来はないのです。

最近私が大変です、と騒ぐ度に、そんなに大変なら政府はなぜ何もしないのですか、というコメントをたくさん頂くのですが、ことほどさように政府はあてになりません。それどころか足を引っ張っているのが現実です。

こと、個人のお金に関しては国を信じないことですね。だんだん邱永漢さんみたいになってきてしまいました(笑)

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等価交換

2007-09-25 09:43:24 | マーケット

いくら産油国といってもですよ、アメリカが無ければカナダ経済は立ち行かないし、国防を考えてもアメリカ軍なしではカナダの安全保障は成り立たない。なのに通貨が等価になってしまうなんてふざけた話は通常無い訳です。

当然こんなレベルまでくれば大量のアメリカドル買いで反発するはずですが・・・・しない。

原因はFRBが徹底的に資金を供給し、利下げまでしているので要はアメリカドルの過剰感が強く、ちょっとやそっとでは戻れない、という状況を表しています。これ以上本格的なアメリカドル売りにつながるかどうか、本来コラレーションのない、AUDやNOKに注目しているといいと思います。これらに対しても(既にかなり弱いのだが)レンジを外れてドル安が進むようだと、ちょっと問題が大きい、ということになりますね。

くどいようですがドル円を見ていても今の為替市場はわかりません。
皆様からのコメントの中にマンデル先生の論文を引用されている方を発見しました。ありがとうございます。訳も大変よくできていてそのとおりですね。マンデル先生は既に10年前から「早くしないとACUは元になってしまうぞ!!」、と警笛をならされていましたが、まさか、そんなはずはない、と日本政府及び政治家の連中に(特に宮沢元首相)無視され続けてきました。

既に世界一の外貨準備高を持つ中国、その他のアジア通貨の中心通貨(シンガポールドル、香港ドル、台湾ドル)をオールチャイナであわせてしまえば円などたいした流通量が既にない、という点をみてもマイナーカレンシーへの道をそれこそまっしぐら、であります。

せめてシンガポールドルを今のうちに円にペッグさせる、とか、対中国に対する通貨政策を早めに展開する必要があるのですが、マッタクその気配はありませんな。預金の95%が円で保有されている現状から見れば、政府はさほどにあてにならないので、個人個人でリスクヘッジをされることをお勧めするしかありません。

年金年金と騒いでいますが、あーた、30年後の円建ての年金なんて価値がないかもしれませんよ。そのくらいのダイナミズムをもって資金運用を考えておくべきです。

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ねこ

2007-09-24 11:10:10 | ねこ

ねこってのはとにかくおもしろいよ。

ぐっちーは子供の時から犬ばっかりかって、今のしまは2匹目なんだけど、まあ、これがいけてるね。抱いた時にやわらかい・・・なんかやらしいけど・・・というのがやはり大きいような気がします。

犬は固いでしょ、筋肉質というか。ねこもあれだけ飛び上がるのだからすごい筋肉なんだろうけど、柔らかいんだよね、これが。人間の赤ちゃんみたいで、これが癒されるわけだ。

写真は出張から帰ってきた日のしま。さみしいからそばにいるものの、絶対にあんたのとこなんかいかないからね!! といいながら一番大切なパソコンの上に寝ていればそのうちかまってくれるに違いないわ・・・・という、本当に悪女の性格満点でいいわけですがな(笑)。

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日本版サブプライム

2007-09-24 09:57:26 | 金融全般

FRBの出動でなんとか着陸をはかるアメリカ市場。一方でドル安も笑えない水準まできた。ユーロに対して弱いのはともかくも、CADあたりでパリティーを超えてくるのだからアメリカ経済の凋落もきわまれりということでしょう。AUDでパリティーを切られたらかなり痛い。

1年以上前からこちらではドル円を見ていても何もわかりませんよ、といい続け、基本的にドル安円安なんですよ、という話はそれこそ、耳にたこが出来るくらい申し上げてきましたのでこちらの読者はよくお分かりでしょうね。

そもそも、この問題はかんべえ先生がご指摘になられたのが一番最初でして、最近まるでぱくった「ドルの失墜」などの本がたくさん出てきていますがまあ、お笑いですな。 我々が本家本元です(笑)

溜池通信

これもまあ、新聞には書けない話のひとつでしょうか、もし日本版サブプライムがあるとすると・・・安倍政権の「置き土産」と申し上げていい問題なのですが・・・ずばりサラ金とパチンコなんですね。

21日に中堅サラ金のクレディアが民再を申請。事実上倒産しました。おどろくべきは、株主で、20%をJCBが持っています。民再ですから、一気に価値を失うのでこれまでなら、大株主はなんとかかんとかしのいで、倒産させずに着陸させる、というのが王道ですが、いよいよJCBクラスでもこういう償却をしなければならぬほど、サラ金、信販会社が追い込まれている訳です。

あのグレーゾーン金利規制が効果をあげているのは間違いありませんが・・・。
さて、サラ金をいじめるとどこが一番被害にあうでしょうか? まさかサラ金を借りて家を買う人はいないし、サラ金で車もないでしょう。各種調べではサラ金でお金を借りる人の主な使途はなんとパチンコ!! 

定職のない人がサラ金でお金を借りて(定職があれば住友銀行から借りられる訳です)、パチンコ屋へ走る。勝てば利息を払って残りを消費にまわす、という持ちつ持たれつの構造。このグレーゾーン金利規制によりパチンコへの資金供給が絶たれつつあったところに、追い討ちをかけて安倍政権による北朝鮮に対する強力な圧力政治が展開されました。

その結果、これまで融資を受けていた金融機関から締め付けられ、プラス、サラ金規制による利用者の減少という事態が相乗効果を生み、業界5位につけていたパチンコ大手、ダイエーが倒産に追い込まれてしまいました。

さらにおもしろいのは、一連の失業率の改善が思わぬ方向にインパクトを与えたことです。つまり、これまで定職を持っていない人々がサラ金でお金を借りていたわけですが、景気回復による正社員雇用の増加によって、例えると、彼らはプロミスのお客様から三井住友のお客様に格上げされてしまったのです。

その結果、プロミスに残っているクライアントはこの状況でも定職がない、本当の底辺の人々ばかりになり、当然返済率も悪化します。そこにグレーゾーン規制がダブルパンチになって、クレディアのような会社が出てきた、という訳ですね。

前にラブホテルの話を書きましたね。
サラ金も同じで日本人は生真面目なので圧倒的に踏み倒しが少なく、絶対儲かる業態のひとつとして、都銀はおろか、外資系銀行なども何千億単位で貸し込んできました。そして・・・またまた登場のCDOなんですが・・・・サラ金の債権が沢山スライスされて入り込んでいるのですね。中にはサラ金だけのCDOなんてのもありますからね、ありゃりゃ、であります。

こういう小口の消費者ローンでお金を借りてパチンコに行く、なんてのは世界中で日本だけ、です。SLでお金を借りてラスベガスに行く人はアメリカではいないんですね。それに北朝鮮問題が絡んでいますので、長い目で見れば健全なことなんでしょうが、目先をみると、結構なインパクトになる可能性があるというのが、このサラ金+パチンコ問題ということであります。

こういう話を書くとたかがパチンコでしょう、とまたエコノミストがしたり顔でコメントする訳ですが・・・

経済産業省の出している統計などをみても、パチンコ関連の雇用者数は自動車関連の雇用者数を上回っているのですぞ。日本の大産業なのですよ。これが締め付けられるのだから景気にいい影響があるはずがないのです。例の、五号機問題と並んで当面注意が必要なセクターである事は間違いありません。

日銀はノーマーク、なんだろうなー・・・

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ラーメン二郎 イン シンガポール

2007-09-19 15:49:36 | ラーメン二郎

またまたふざけた題名ですが・・・

海外から帰ってくるといの一番に日本食が食べたいという人は多いですね。おすしがいい、という人もいれば、いや、ラーメンだ、いや納豆に味噌汁だ、うなぎだ・・・・、などなどいろいろなご意見があるようです。

所がことシンガポールに関しては日本にあるものは殆ど食べられる上に、高島屋なんか行っちゃうと、野田岩と横浜浪漫亭(とんかつやさん)とお好み焼き屋さんが同時にあったり、なだ万はあるし、おいしいおすしはリッツに白石が入っているわ・・・・何せ明治屋に伊勢丹もあってふんだんに日本食も食えるので(ちょっとは高いよ)、日本食が枯渇するということがまず無い。吉野屋もモスバーガーもあるしね。

むしろシンガポールの方が安くてうまい中華料理はあるし(シャングリラでふかひれの姿煮食ってボコボコに飲み食いしても二人で100ドルちょっと・・・つまり7000円位だよ)、インドカレーは安くてうまくて、あー、チキンライスがくいてーなーなど、日本に帰国してからの方が食べ物に困ったりする訳であります。(チキンライスは最近この問題を解消させた、海南鶏飯食堂を忘れてはいけないが・・・)

海南鶏飯食堂

しかし!!

ラーメン二郎だけは日本にしかないのだ、と言っていたら・・・

とうとうこの伝説までが覆ってしまったのですね。
この写真、シンガポールの麺やしんちゃん、というお店で供されるその名も「新二郎」。

当然トッピングができる訳でして、店員の中国人のおねーちゃんに

ヤサイカラメニンニクダブル、

とすべて注文が通じます。うーむおそるべし・・・(ガーリックダブルとかいうとマッタク通じないので要注意!!)

もちろん二郎に比べれば油は相当まろやか。オーナーの方に伺ったら二郎で修行したことはさすがに無いそうです(あたりまえか・・・)。麺、スープはかなり上品ですがシンガポールということを考えれば合格でしょう。

問題はブタ。これだけはちょっと本物と訳が違いますな。このあたり、改良してくださればもう怖いものなし。 因みにあまりに量が多すぎるということで、麺半分の「新二郎の嫁」というバージョンも出てきました。ただし女性のみ!! (いっときますけどね、僕の周りの女性は全員普通に小を食べていて、私は麺少なめなんですけど・・・)

ということでいよいよ本家二郎のシンガポール進出が待たれるわけでありまして、総帥、如何ですか?

麺や しんちゃん
30 Robertson Quay
#01-05 Riverside View
6732-0114 11時半から3時までと夜は6時半から10時まで
火曜日が定休日・・・らしい。

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相当の衝撃

2007-09-19 09:21:26 | マーケット

帰国後、すぐさま国内出張とまあ、働く働く! (というか働かされる・・・か、笑)。N700系なる新幹線に初めて乗ったのでそのレポートでもと思ったがそれどころではない。

某大手経済新聞にFRBによる0.25%の利上げを織り込み済みなんて書いてあったので「あほか。」と思っていたら案の定、0.5%の利下げ。全員クビ!!

流動性の確保をしない限り機能しないアメリカ金融市場の状況は益々厳しくなっている。とにかく少しでも流動性の確保が危うくなれば、CPが発行不全になり、かつレポの枠が一杯一杯の状況、本当にCDSでも行使する羽目になればアメリカ市場は崩壊します。

 この利下げを受けておきていることはかなりきわどい。目先の株価の反発に目を奪われてはいけない・・・

ドルは落ち着くどころか、対ユーロで最安値を更新する1.398。

なぜか1980年以来の高値を更新してしまったゴールド先物。

 これだけをとっても世界中の投資家がドルリスクのリスクプレミアムの持って行き場がなくなってきたことをあらわしているとしか考えられないだろう。

表現は悪いが、現在の世界経済はオクトーバークラッシュ時のようなハートアタック型サドンデスには最早ならないが、言わば末期がん型の「じわじわ死に至る」、といったタイプの病状だといえようか。

結局最後は死に至るが、あとは痛みを如何にとるか、の問題で、その意味では利下げは正しい判断でしょう。連銀が支えている間は何とかなるでしょうが、一度でも処方箋を間違えれば死に至る、といった所だろうと思います。

 さて、ここでやるべきことは・・・・債券、ハイイールドを含め、所謂デットのリスクは取れません。資金繰りの異常事態が起きるならこれはデットコストの上昇を意味します。実は一番のチャンスは株なのです。

株式にはこのサブプライムに端を発した一連の金融トラブルからマッタク無縁の銘柄があります。しかし、インデックスで売られたり、間違って売る人がいますので必ず一まとめに下がる訳です。ここを拾わずしていつ拾うのか、というのが株の世界。

例えばトヨタ、なんて借金が無いんですからまとめて売られたら買えばいい、というのが一例。確かにアメリカ経済のスローダウンの影響は受けましょう。しかし、車なしには動けないアメリカのこと。ドル不安→金などのコモディティーマーケットの上昇となるなら、燃費のいい車の需要は上がるはず、となりますね。シームレスパイプの会社とか、具体的な銘柄は別としてこの混乱から無縁の会社が必ず存在します。

そして淡々と成長を続けられる技術的裏づけのある会社を探しておきましょう。10年に一度くらいの千歳一隅のチャンスかもしれません。

そしてもし上手く買ったら・・・・株のことはしばらく忘れて旅行にでも行ってください(笑)。売買回数の多い個人投資家が最終的に相場の勝利者になる事は株式においては絶対にありえません。そもそも株式の価格の見通しは短期売買には不向きで、10年20年といった長期にわたって初めて整合性があるものです。

ということで金融機関にとっての地獄は個人投資家にとっての大チャンス、と思うべし。

最後に長嶋監督の奥様が亡くなられたとの報。ここでも書きましたようにぐっちーは幼少の頃お世話になったことがあり、本当に寂しいですね。長嶋さんがこのまま弱ってしまうのが心配です。ご冥福をお祈り申し上げます・・・

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シンガポール

2007-09-18 08:43:13 | Weblog

かんべえ先生が台湾に行っておられる間、私はシンガポールに滞在。何かのセミナーにぶつかったらしく、ホテルは取れない、飛行機は満席、と一体何事か! といいたくなるような状況でしたが、滞在そのものは相変わらず快適そのもの。

この国は住むと飽きちゃうだろうけど、旅行者にとっては天国です。ホテルのサービスもいいし、タクシーなど物価は安いし。15ドルもあれば端っこの方まで行けちゃいますものね。住民にとってもそれは同じで3ドルもあれば(200円ちょっと)いくらでも旨いものが食えちゃうってのは、ほんとにすごい。

誰かが悪口で中国人はとにかく食い物さえ、ちゃんと与えておけば文句を言わない、なんていってましたが本当かもしれませんね(笑)。大好きなチャターボックスのチキンライスが15ドルくらいして、これは破格に高いのですが、それでも1000円ですからね。すばらしい。

あと医療水準も抜群に高く、最近では日本からもたくさん手術に来ていますね。因みにアメリカの生命保険に入ろうと思うと、日本の医者の告知書はマッタク受け付けませんが、シンガポールのものはOK。国際的に見ると日本のドクターは信じてもらえないのですよ。

さて、シンガポールははっきり言ってすごい好景気。コンドもばんばん建っているし、不動産はあがりっぱなし。この国の人たちは基本的に家は確保されています。もちろんもっといい家に住みたい人はいいところを買えるのでそれがどんどん値上がりしている。そろそろバブルだ、みたいな話は出てきてますが、カジノもできるし、ユニバーサルスタジオも来るしでまだまだ過熱感は出ていません。

人口6000万ちょっと、インド、中国など様々なところから移民が来て定着していくという近代国家のモデルケースのような国で、日本が参考にすべきところはたくさんあろうか、と思われます。

って、どう考えても6000万人もいるはず無いね。なんで6000万になっちゃったんだろ!? 450万人くらい、です!!

ひとつ気が付いたのは、シンガポールといえば英語が通じないということはまずなかったのですが、このところしばしば英語が通じない。タクシーの運転手とか、マッタクできない、というやからがやはり増えているそうです。GICの方に聞いてみると、これは移民の問題だけではなく、シンガポール生まれの中国系の人々が中国語で十分食えるので、昔のように必死に英語を勉強しないのだそうです。従って、シンガポール人でも英語ができないという層が確実に増えているのだそうで、これにはちょっとびっくりですね。これも中国インパクトでしょうか。

出張前に「藤川ああ!」 と叫んで出て行って、昨日帰ってきたらまた「藤川ああ!!」ってことになっちゃって、なんじゃらほい、ですな。いやはや、ご立派です。

安倍首相、もご立派ですな。ここまでとは思ってませんでしたが・・・せめて年金問題だけでも道連れにすればかっこよかったのに、もうそんな余裕は残っていなかったのかもしれませんね。では、また!

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藤川あああ!!

2007-09-10 11:22:29 | マーケット

伝統の一戦とはいえ、いやはやすごい試合でした。

阪神の優勝を予言したとたんの3連勝、てのは偶然ですが、やはり藤川はすごい。特に第2戦、9回矢野選手に二塁打を許してノーアウト2塁、という大ピンチから、すべてストレート勝負に行った、これで流れは決まったように思う。

一番自信のある(当日)ボールで勝負に行って打たれたら納得、或いは納得させられるだけのものがあったというべきだろう。本当に金の取れるピッチャーです。すばらしい!

 さて、アメリカでは既に藤川が投げ続けている状態。いつまで続くか・・こちらは疑問ですが、週末の雇用統計はまあ、今回のトラブルが無くてもこんなもんだった可能性があります。従ってこの問題がもろに影響をし始めるともっと悪くなるかもしれませんね。このあたりはきちんと報道されてないのですが、年末にかけて消費イベントが相次ぐのでこのあたりでの停滞感のある数字の発表はかなり厳しいものがあります。売り上げの半分をサンクスギビングとクリスマスで稼ぐ、なんて業種もありますから、これは結構響くのかもしれません。

 サブプライムに関してはまだニュースになってないみたいだけど、モーゲージローンの最大手、カントリーワイドは日本撤退を決めましたね。日本はそれこそ宝の山ですからね、これを撤退するというのはいろいろな意味で大変なことだ、といういい証拠です。そのうちパブリックになるでしょう。

APECとOPECを言い間違える大統領というのもなんだかな~、って感じしますよね。ヒラリーだったら絶対に間違えないと思いますよ。もう気が抜けちゃってる感じだよね。友人も(アメリカ人)「ほとほとやになった・・・」とぼやいてました。もう、あきらめの境地ですね(笑)。

一方、わが首相も会談の後の記者会見で、

”Hi,Geroge,” とやったので英語で会見するのかと思ったら、その後は日本語だった。最初の挨拶だけ英語。これもどんなもんでしょうかね。小泉さんはすべて日本語でブッシュ大統領はと、公式の場では話していたと記憶します。

更にもうひとつ。
安倍首相はブッシュ大統領より10歳くらい下、ですね。こういう場合はまず、"Mr.Bush" または"President Bush と呼びかけて、ブッシュ大統領の方から”No,Its OK,call me Geroge,please" というやり取りがあって、初めてそれからファーストネームで呼ぶ、というのが常識的な線です。特にこういう場ではなおさら。

なるほど、Gerogeと呼ばせることをブッシュ大統領も了解しているのですね(それほど仲がいい)、という振り付けになるのです。実はアメリカでもこれはかなりうるさく、年下の人間としての礼儀です。

ブッシュ大統領の顔が「この小僧、はじめからファーストネームで呼びがったな!」、という顔に見えたのでアメリカ人に何人か確認しましたが、同じ意見でした。こういうの、誰か指導しないんですかね。つまらない摩擦は避けるが一番だと思います。

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京平ワールド!!

2007-09-09 18:12:12 | 音楽

さて、日曜日なのでゆったりと暮らしておりまして、今日は結構本ブログでも人気のある

「ぐっちーの音楽特集」!

昨年は徳永英明のヴォーカリストシリーズをベストアルバムと推薦致しました所、数々の賞を御取りになり、かつ皆様にも大変喜んで頂きました。うれしゅうございます。

何かないのか、と数々のお問い合わせ。
今年も何回か、これがベストか、と思ったアルバムはあるのですが、いまいち踏ん切りがつかず・・・

しかしついに見つけましたよ。

あの筒見京平大先生トリビュート、その名も THE POPULAR MUSIC!! 

ゴージャス!!

という一言がぴったりな京平ワールド。プロの歌手の方に誰の歌を歌いたい??

と聞くと大多数(特に歌の上手い方)が筒見京平とお答えになる。そのすごさがこの一枚に集約されています。

題名と歌手を見るだけでわくわくしまっせ!

1. さらば恋人/山崎まさよし
2. ブルー・ライト・ヨコハマ/柴咲コウ
3. たそがれマイラブ/徳永英明
4. セクシャルバイオレットNO1/つんく♂
5. 人魚/BONNIE PINK
6. お世話になりました/ET-KING
7. 飛んでイスタンブール Homme/秋川雅史
8. 魅せられて/島谷ひとみ
9. 夏のクラクション/ゴスペラーズ
10. 真夏の出来事/melody.
11. 木綿のハンカチーフ/草野マサムネ
12. また逢う日まで/クレイジーケンバンド

(色つきは私のおすすめ!)

ベストショットは皆様に選んで頂きたいのですが、個人的に鳥肌もんだったのがブルー・ライト・ヨコハマ を歌った柴咲コウ。

若い読者は知らないだろうけど、だれかに似てるぞ、と思って気がつかなかったのがこの歌で完全に結びついた・・この人、若いころのいしだあゆみにそっくりなのだ! これは大女優になるね。歌もすごい。このグルーブ感と独特のけだるさはなんなんだろう、びっくりしたぜよ・・・京平ワールドをここまで実現するのはただものじゃない。

(私信:雪斉殿、これを聞かないと一生後悔しまっせ!!)

つんくもつまらん女子供を弄っていないでまじめに歌に取り組んだらいい。これだけ歌えるのにもったいない。すごいデキだと思う。

ゴスペラーズもあの色気のないコーラスには辟易していたが、やればできるじゃんか。京平ワールドのなせる業です。

「人魚」はNOKKOよりBONNIE PINKの方が相当艶っぽい。元来はこうでしょう。今をときめく秋川さんと元歌の庄野真代の重なりもかなり・・・

最後の「また逢う日まで」・・・

あの尾崎紀世彦の歌をまともに歌えるのは桑田佳祐くらいだろー、と思っていたら・・・・

いたね、こりゃー、すごい人選。横山さんがいたんですな・・・

という訳で去年の徳永さんに続いてこれはプロデューサーの勝利。

渡辺さん、お見事でした!!

是非お聞き下さい。40代の方なら涙なしには聞けません・・・

PS.
大好きな伊東美咲が出ている「天国で君に会えたら」の映画を見ようか、と時間を空けてみたんですが、「準備運動」で買った主題歌になっている桑田さんの「風の詩を聴かせて」をカーステで聞いたら、涙で運転不可能に・・・

家に帰れんじゃないかい!

こりゃーだめだ・・・とギブアップ・・・歳をとると涙もろくなる、とはいいますが、この歌はかな~りルール違反ですって、桑田先生!!

ということで、これはDVDになるまで多分無理ですね。人前では見られません。
美咲さん、もう少し待っててください(笑)。

 

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南米か!

2007-09-08 09:02:16 | Weblog

台風が東京を襲っている間、大阪で楽しい夜を過ごしていた悪い奴・・・であります(笑)。

木曜日、夜急いで東京にもどったチームは全員新幹線で缶詰に。京都を過ぎてたあたりで止まってしまい、車内販売の飲み物も全部売り切れ。4時間缶詰になったあとようやく名古屋で下ろされたのも束の間、今度はホテルがない。大阪に戻ってきたら??とへらへら電話したらえらい勢いで怒られました(笑)。ふん、日頃の行いがいいとね、こうやって苦労しなくて済むんだよね、などとはいっていませんって!

大阪は久々に泊まったのですね。そして、ちょっとびっくりするような光景を見てしまいました。連れて行っていただいた店は新地にあるこじゃれた割烹料理屋さん。大阪によくあるカウンター割烹ですね。料理はすばらしくおいしい。しかも、東京ではこういう店にテレビは置かないんですが、これが堂々と置いてある。

もちろん、甲子園球場での阪神戦をやっているのですが・・・・たまたま横浜の三浦がいつになく力投しており、ゼロ対ゼロのまま9回に。熱戦であることは間違いありませんが、阪神のチャンスになると・・・・・

なんと、店中のお客さんがそのテレビの前に集まってくるではありませんか。力道山の試合を街頭テレビで集まってみている・・・そんな感じですね。東京では絶対に見られない光景です。で、もちろん大声で阪神を応援し、一応高級割烹なんですが、うるさい、とか避難する人は皆無。

ぐっちーは広島ファンですからシーツ、金本とか出てくると「誰のおかげじゃ!!」と、心底腹が立つのですが、そんなこととっても・・・・言えませんて、これじゃ(笑)。

そういえば1985年、阪神が何十年ぶりに(失礼!)優勝した夜、なぜか私は大阪におりました。あの、梅田の駅前のすさまじい人の波、見ず知らずの人々が抱き合い、見知らぬ若い女の子に飛びつかれてキスをされたあの夜・・・・

あの光景をまざまざと思い出すわけです。
そして、よくよく似た光景を目にするのは、あのブラジルがワールドカップで優勝した日のリオの光景とか、ジャマイカのレゲエライブで夜中の3時にらりってみんなで抱き合っている状況とか・・・そう、大阪は南米なんです。少なくとも日本じゃありませんぜ、この乗りは(笑)。

個人的にはもちろん嫌いじゃありませんよ。よっぽど住み心地がいい、と私は思います。東京に比べるとまだまだ景気が悪い大阪ですが、ここが元気にならんと日本は元気にならないなー、とつくづく思った夜でした。この南米的なのりが日本を救うかもしれませんね。

もうひとつ大阪だな~、と思ったエピソード。

私は大学を出て最初に某「黒いピーナッツを取り扱った商社」に就職した訳です。(最近の若い奴には通じないらしいけどね・・・笑)
同期が本社にいて、女性の多い職場なので、気を利かせて、目の前にあった私の大好きなポールでパンを買い込んでおやつにでもしてもらおうとお土産にもって訪れたのが午前11時位。もちろん大歓迎を受けた訳ですが、東京のOLだと、こういうとき

「わー、うれしい。おやつに頂きます。ぐっちーさんありがとう!」

ってなリアクションになるのですが、そこは大阪、船場のOL。

「○○さんの同期のぐっちーはん、きいきくわ~、お昼代がうきましたわ~、あはは」

と来る訳です。だいぶ違いますね、いや、好きですよ、そういうの。でも大阪らしいな~、と思う訳ですね。

ということで阪神は優勝しそうだね~・・・・

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出張

2007-09-05 20:29:58 | マーケット

台風が近づいているようですが、無視して出張を入れてくれたM君、ありがとう。君には感謝するよ・・・・

という訳で明日朝一番の飛行機で西の方に向かいます。ラブホテルキングのSOSなので・・・・ 一応パソコンは持って行きますがあまりタイムリーな書き込みにはならんと思われます。ご迷惑をおかけしますが、よろしくうお願い致します。

それからいくつかご指摘があり、自分のコメントが消されてしまったよ・・・という方が数名。実はマッタク関係の無い意味不明なコメントがいくつかあったのでそれを消しているうちに誤って消してしまったコメントがあるのです・・・すみません、私のミスですね。これに懲りずにまたお願いします。(実は最近目がかすんでしばしばチェック欄のチェックが見えないんですよ。年齢的なこと・・・かも知れません。ちょっとショック・・・)

台風は東京直撃っぽいですね。東京の皆様、ご注意あれ!

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レバレッジ

2007-09-05 09:15:32 | 金融経済解説

放って置いてもいいんですけど、だんだんかわいそうになってきたのでもう一度。

もう1年前から何回も書いているのでこちらのフリークエントな読者の方は耳にたこでしょうけど、新しい読者かつ昔の記事を読むのが面倒くさい人がいるようなので(笑)再度おつきあいを。

世界中の中央銀行がシンガポール政府(中央銀行)のテマセックを真似て「テマセック化」しており、ハイレバレッジで投資をしているという話を前に書きました。これですべてなんですが、要するに「日銀型」は100億手元にあったら、その100億で投資をするというもの。だから仮にアメリカ国債がゼロになっても損失は100億。その意味では良し悪しは別として健全なんです。はい。さすが日銀。

所がテマセックを筆頭に特に新興国の中央銀行、場合によってはロシアのように国庫そのものがレバレッジをかけて稼ぎ始めているのです。つまり、自分でCDOをつくる訳ですね。

投資事業組合でもなんでもいいですが、まずテマセックが100億株式として出資する。これにドイツ銀行、とか、RBSとか、バークレーズとかが融資する。株が100億ある、しかもシンガポール政府のクレジットですから、5%比率くらいでも十分貸す事ができますね。そうすると100億元手に2000億が手に入ります。この場合、2000億円で買ったものがゼロになれば損失は2000億円です。簡単ですね。

しかし、実際には更にレバレッジをかけいてきます。
この箱で買った債券が2000億ある訳ですからこれをレポに出す。そうすると更に2000億、正確に言うと掛け目がありますが、相手が中央銀行だと100%レポに応じている投資銀行は多い。スレッシュホールドといって買った債券の価格が3%下がったら追証をくださいね、という取り決めはするのですが、これもテマセックあたりだといいお客さんなので、10%とかいうかなりルーズな取り決めになっている。(私は某中央銀行相手に実際に20%のスレッシュホールドで取ったことがある)

さて、この箱でサブプライムが入ったCDOを買っていたとするとどうなるでしょうか・・・・100億の出資金でCDO+レポで4000億のポジションを取っていますから、損失が100億という訳ではないですね。しかもこの箱の中身のCDOがいくらになっているかわからない訳ですから今は追証もとりようがない。相手が中央銀行であればなおさらですね。大丈夫なんでしょうか、という訳です。

そもそもこういうビークルで買ったCDOなんぞをレポで取るな、という議論はここ5年くらいある訳ですが、相手がテマセックとかになっちゃうと投資銀行は断れません。

こうやって世界中の信用創造機関ともいうべき中央銀行が今回の一連の混乱に巻き込まれている可能性をここでは再々指摘してきた訳です。

その意味で同じやり方をやっていたドイツの州立銀行が多額の損失を出す可能性は十分あるのですね。資産規模から見て考えられない、というご指摘はその意味で間違いです。記事が間違いだった可能性はありますが、これだけ世界中の公的機関がレバレッジをかけていることは我々の世界では常識ですから、可能性があるよ、とこちらで指摘したまでのこと。

「犬が虹を見た」、といってもだれも信じないですね。これと同じかもしれません(笑)。

ご注意!!

なお、テマセックはあくまでもこの種の仕組みの発案者という敬意をこめて例としてあげているもので、実際にCDO投資をして損失を出している訳ではありませんので誤解の無いように。可能性はありますけどね。

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携帯電話の発達と自動車販売台数及びラブホテルの関係

2007-09-04 09:13:59 | マーケット

申し上げたとおりアメリカは休日でした。これから冬に向かいます、ということで今日はちょっと別な角度から。

所謂「ラブホテル」だけは絶対に儲かる、と言われてきました。我々の見ている証券化商品でも「ラブホテルファンド」は結構人気があり、相当な数のファンドが存在します。

専用ファンドではなくても、所謂不動産ファンドをお持ちのかた、国内でCDOに投資されている方も注意深くポートを見てみると必ず(かなりの確率で)紛れ込んでいるものです。利回りが高く、これまではイグジットも容易だったのでファンドマネージャーからするとつい入れたくなります。

しかし、大阪のラブホテルキングと呼ばれるOさんが最近青くなってやってきました。運用利回りは当初予定利回りを大きく下回り、稼動数は下がりっぱなし、そして資金繰りのために作っていた証券化の期限が迫っているものの、出口価格が当初予定価格を大きく下回っているために売るに売れない状況になっているのというのです。

「これは、日本版サブプライムになるかもしれませんね」、

などと笑っていたのですが、先ほど電話で話した感じではあながち冗談ではなさそうです。金取法の改正で銀行の融資も厳しくなりそうですし、おそらく、次は個人マネーを狙ってくるのでしょうが、ラブホテルは儲かるもの・・・という思い込みはここまで来るとどうやら禁物です。

まず、ラブホテルと普通のホテルはどこが違うのか、というと実はそんなに違いがありません。一流といわれている東京のホテルでも昼間の時間貸しはあたりまえになってきており、「使用目的」という点では大して変わりはありません(笑)。

われわれファイナンスの専門家はこれらの差を、「宿帳のあるなし」、で決めています。宿帳、つまりチェックインの時に住所、氏名などをしっかり書き込ませるのであれば通常のホテル、そうじゃなければラブホテル、という訳ですね。

結局宿帳がない・・・ということは税金をいくらでもごまかせますので、その意味では儲かる訳ですが、コンプライアンスからみると余り誉められたものではありませんから、「ラブホテル」と区分してちょっとグレーゾーンの商品と分類します。

今回は、さすがにこれ以上脱税できないところまで追い込まれたというのが重要でしょう。つまり若者のライフスタイルの変化がこんなところに影響している訳です。

 恐らくですが・・・

車が若者に売れない・・・という現象とラブホテルの経営難という現象はかなり密接に繋がっているような気がします。我々の若い頃はデートするといえば自動車が必須な訳です。二人だけで親密に話ができ、音楽が聴けて、気分がよくなる空間というのは車以上の物はありえなかった。

しかし今の若者にとっては携帯電話があり、しかもメールがあり、いつでも話ができますよね。しかも東京のこの交通事情からすれば車を運転するというストレスはかなりのものです。結局デートに使わなくなったこと・・・が車の販売台数を直撃した、と僕は見ているのですが如何ですか?。

大体20台の男性の考えることは99%、如何に女の子が口説けるか、ですからこれは大きいですね。更に携帯の発達はいつでも口説いたり会える状況を作り出しました。我々の20代の頃は携帯が無い訳で、デートの後分かれたら家に電話したっておやじかなんかが出てきてすぐ切られる訳です。ロミオとジュリエットじゃないけど、外から彼女の部屋の窓ガラスに石でも投げるしか通信手段はなかったからね。そうなると車の存在は大きいし、いつでも「OK」というわけではないので(このチャンスを逃すと次はいつだかわかんない)・・・・当然ラブホテルの需要もあろうかということです。

この携帯電話から発するライフスタイルの変化を軽視してはいけませんね。携帯代金の支払いの占める割合が増え、そのために他のものをギブアップするほどのプライオリティーがあるとなるとその他消費は影響を受けますし、今まで当たり前だったものが当たり前ではなくなる、という怖さがあります。

ラブホテルの経営者は過去の成功体験の為、こういう変化に鈍感だったとも言えそうです。多分個人向けラブホファンドがこれからたくさん出てくる筈ですが、くれぐれもご用心! ということになります。

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胡散臭い相場

2007-09-03 08:58:02 | マーケット

ふざけんなよ!
と思うことはたっくさんありますが、大多数の読者の方にはご理解いただいているようなのでこのまま書き続けていくことにします。いい読者に恵まれて私は幸せ物です(ぐすん・・・)

週末あわてて書き込んだとおり、とりあえず大統領声明まで出てしまったのでこれ以上のことは無い訳で、当面様子を見るしかないでしょう。

ただ、アメリカ大統領まで声明を出さざるを得ないという異常事態をどうみるか、という点が重要で、繰り返すけれど、元来ここまで介入したくはない。欧米で寄ってたかってここまでやらなければならないほど事態は深刻・・・という見方をして頂くのがまっとうだと思われます。

昨今のマーケットを見ているとキーワードがひとつ思い浮かんで来ています。要するに「拡散」、ということですね。悪いことじゃないですよ、これは。でもそれだけ方向性がつかみづらいし、一つの方向になかなか収束していかないのが特徴です。

要するに個人の金持ちがこれだけ増えたのは人類史上初めてなんじゃないですかね、ということ。80年代に比べたら1億円以上収入がある、とか資産がある、とかという人口は多分何百倍に増えているんじゃないかしら。

彼らは金融機関やサラリーマン投資家と違って何にも縛られないので、自由かつ気ままに投資をする。だからこういう人たちの投資行動は予想しづらいし、コントロールができなくなっている。

その分G7という国やそこで活動する金融機関は規制足かせでがんじがらめになっているので動きが鈍く、今回のような事態にもなかなか対処ができない・・・こういうイメージですね。

そもそもCDOをこれだけ買わざるを得なかったのは、格付けの付いていない債券についてはリスクウェートを200%とか300%にするぞ、ってな妙な話が大元だったわけですから、そういう変な規制を作って身内の競争を有利に運んでいるうちに関係ない人たちに(新興市場の国や投資家)足元をすくわれた、って事なんだろう、と勝手に解釈しておる訳です。

そういう流れを見ていると、相対的に割安な東京の不動産、企業などの所謂「国民資産」はこのまま行くと草刈場になるでしょう、って話で、これも何回も書いてますが、間違いなく当たりでしょう。

それこそ潰れかけた大阪市の地方債を中国が買い占めて金返せよ、って言われたら大阪市ごと渡さなきゃいけないよね、という悪い冗談がありますが、本当にそうなるかもしれない。そんな時代が来ている訳ですよ。自分でやらなきゃいけない時代・・・その意味ではおもしろい時代が来たんですけどね。あと20歳若ければ・・・なんて最近考えてます、はい。

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