債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

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うふふ。。。。なお知らせ

2006-12-30 01:34:09 | マーケット

さて、年の瀬も押し詰まりました本日12月30日、夕方18時より、文化放送にておなじみの幸田真音さんの、「イッツマイン」という番組がございまして、大変すばらしい番組なのでぜひお聞きくださいませ。

谷垣元大臣、渡辺淳一さんなどきらびやかなゲストがお出になられた番組で、当日何があるかは??です。 宜しくお願い致します。

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今年最後の・・・

2006-12-29 09:12:09 | Weblog

いやー、一年間お世話になりました。

今年もこのブログをきっかけにたくさんの方とお知り合いになりました。ある方はメールで、ある方はフェアドマでばったり、ミウラでご馳走になってしまったり、いろいろ御座いました。こんなブログですが、私にしてみればこういう無形の財産が生まれてくるわけですからそうそう、手を抜くわけにもいかないんですね。なんらかの形でお役にたっていればいいんですが、来年もまた、しこしこと続けていきますんでよろしくお願い致します。

ただ、業務上かけないことも多少はありまして、そういう点だけは察して頂きたく存じます。

 さて、大納会。昔は昼から酒が飲めるんで大好きな日だったんですが、平気で昼から酒を飲める最近は特にすきでもなんでもありませんが(笑)。 日経平均が6%程度しか上がらなかった・・・という怨嗟、というか悲観的なコメントを多く聞くのですが、私から見れば充分だった一年だと思います。

確かにダウの急騰やアジア諸国の株式上昇に比べれば見劣る、ということでしょうが、昨日取り上げたトヨタ、はたまた新日鉄などの日本版ブルーチップを見ていただければお分かりの通りで、充分手ごたえのある一年だったと言えるのではないでしょうか。アメリカでも所謂ブルーチップが急騰しておりそれがダウに反映されている訳です。その意味では日経平均という指数の特殊性、ということも考慮に入れておいてよさそうですね。

来年の予測はまた別途書きますが、その意味では今年は評価していいと思ってます。ただし・・・・

どうも後半の3ヶ月、つまり安倍総理大臣になってからその後、とうもすっきりしない。小泉さんの時代に取り上げたメニューがあらゆる意味で後退している気がしてならないんです。郵政民営化が一番目立つでしょうが、これが後ろ向きに走り出すようだと、ちょっと大変ですね~。日銀の利上げも未だに??ですが、それ以上にこの政権のイニシアティブの欠如、小泉さんのそれが偉大だっただけに、それが経済全体にも被害を及ぼすような気がしてなりません。

それ以外・・・つまるところ政治要因を除けばまあまあ日本経済はうまくやっていくでしょう。アメリカ頼み、という点は否めませんけどね。その意味で本格的選別の時代に入ったということです。夕張を見てもらえば判るように、住む所まで選別の時代に入りつつある訳です。投資先も当然そうですし、仕事相手も、就職先も正に選別の時代。みんながよくなる、ってな時代はとっくにオワットル訳ですよ、残念ながら。その意味で個人力を磨いていかねばならん、と今更ながらに思うわけですね。ぐっちーはもう遅いけどね、若い人は頑張ってください(笑)。

ということで、今年最後の書き込みかもしれませんがとりあえずよいお年を、ということで!!

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M&Aが集中する業界

2006-12-28 09:57:46 | マーケット

ダウは12510を超えて引けまして、まさに絶好調。あれだけウォールストリートにボーナスが出れば上がるしかない・・・・といっていたらまさに上がるしかないわけでして、日本はしょぼいと思われている方も多いかもしれませんが、こっちだってたいしたもんですよ。トヨタなんてこの1ヶ月で1000円も上がって高値とってますからね。王道を行った方は大正解の一年でした。

しっかし、これだけの大型株が1ヶ月で1000円も上がるってのは実は大変なことでして、日経平均なんか見てると気がつかないんですがこの強さはすごいです。アメリカの金余りがまわりまわってこちらに入っているので、昨日申し上げたM&A絡みの話もますます活発化することでしょう。期待は大きいですな。

さて、いよいよ明日が大納会となりまして、今年もあと2日。ぐっちーも貧乏暇なし状態でろくな書き込みができませんが、昨日の記事に関連して来年のM&Aの目玉は何か、というご質問が多数ありましたのでまず一回目のお答えという事で、来年のM&Aメニューその1!!.

 業界で言えば間違いなく食品業界(飲料を含む)が再編の目玉です。これは不況でもあまりシェアー変動がない、ここで再々申し上げている所謂「ローテク」業界の代表選手ということになる訳です。

例えばそれはしょうゆであったり、ソースであったりする訳ですが、お茶とか、コーヒーなんかも含む事になります。給料が減ったからといって醤油を節約する、という話は聞かないですよね。外で飲むコーヒーは減らしますが家で飲む分は仕方ない・・・訳ですよ。アメリカにあるルートビアってやつ(沖縄で飲めますな)が典型例で戦後60年、飲料に於けるルートビアのシェアーはずーっと3%でありまして、こういうものがM&A,特にLBO(借金で買収資金を賄う手法)なんかには最適な業界です。思い切り借金をして買収しても返済計画に狂いが生じない訳ですね。

また、 この業界はパイそのものが大きくなっている訳ではないので寡占状態になっている事が多く(輸出市場は除く)、その意味では一度M&Aで入り込んでしまえばそのシェアがそのまま転がり込む、という買い手にとっては経営ノウハウさえもっていれば大変おいしい市場。買ったら急に技術が陳腐化してしまったというリスクのあるIT業界とは訳が違うんです。

この観点からは当然ビール、アルコール飲料も含まれることになります。具体例で、例えばサッポロビール。業界3位とはいえ、それ以下のライバルはサントリーしかいないわけです。ノンアルコールもやっている。販路も持っている。ブランドイメージも確立している。ライオンなんてビアホールも持っていて、ワタミあたりに切り売りするとかなりもうかりそうですな。で、時価総額はたった2500億円!! 狙われて当然でしょう!?。誰が指導したか知りませんが妙な買収防衛策を導入しているのも承知していますが、こんなんでほんとに大丈夫だと思っているとしたら、それこそ狙いどころですね。サッポロさん、これ、間違ってます、はっきりいって(笑)。

醤油といえばキッコーマン。食品会社は総じて時価総額が低いので狙いたい放題です。ハウス、ブルドックソース、伊藤園、最近はやりのインスタントラーメン会社もいいですね。森永、グリコ、明治、雪印あたりまですべて狙いどころでしょう。先回りして買っておく、というのはせこい、というお声もありましょうが、立派な投資戦略です。M&A関連ということでは、まずは食品飲料銘柄でお気に入りのところを物色されるのが一つの方法だと思いますよ。

コカコーラ当たりも今は独自にソフトドリンク路線を走っている訳ですが、日本ではいまひとつですよね。「一」よりは「おーいお茶」だったり「いえもん」が売れている現状からすれば一発狙ってくる可能性は大です。

因みにコカコーラはアメリカ企業としては決して時価総額が大きくなく、1000億ドル強の会社(例えばGEは3000億ドルあります)。しかし伊藤園はせいぜい20億ドルですから、まあ、ちょっとしたお小遣いで買えちゃう範囲ですね。だいたい、時価総額の感覚はどこの業界もこんな感じなんです、日米比較をすると。

 ということで、いままで安定したシェアにあぐらをかいていた食品飲料業界が再編の目玉ということがおわかり頂けましたでしょうか。来年はキッコーマンがコカコーラブランドで発売されたりするかもしれませんよ。赤い醤油・・・・だったりして!!

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やられました・・・・

2006-12-27 09:22:42 | マーケット

昨日の東京の天気はなんだったんでしょうか・・・・

親しい方と久々に銀座に繰り出したのはよろしいんですが、大雨、嵐、かみなり!! 全身ずぶぬれになりながら、タクシーが拾えず。頼みの帝国ホテルタクシー乗り場もラーメン二郎並みの行列、こりゃだめだと、銀座線を拾って表参道まで、しっかし、ここが銀座よりひどかった・・・

という事でたどりついたら、いつもどしゃぶり~♪

を地で言ったような夜でした。この時期の雷というのも記憶にないですね。やはり異常気象でしょうか。

さて、一年を振り返るっ!!てな企画が多い訳で、振り返りすぎてクビが痛い訳ですが、私に言わせると運用面では今年ほど平穏無事、かつ何事もなかったのはめずらしい、と言っていいのではないでしょうか。まあ、変化がないというのは言いすぎですが、要は想定内の出来事で終わってしまった、ということです。私が密かに期待していたアメリカのクレジットマーケットの崩壊も遂にありませんでした。すみません、はずして・・・・

確かにマザースなどの新興市場はかなりやられましたが、ホリエモンも村上さんの事も十分想定していましたからここでやられた人はもう投資に向いてないというしかないです(笑)。雪斎殿のように王道を行かれた投資家の方はミリオネラーからビリオネラーを狙おうか、という勢いですからね(笑)。

 一方M&Aなど、投資銀行部門では今年はまさにM&A元年というべき年。詳しくはまた別途解説したいと思いますが、良くも悪くもホリエモンと村上さんが逮捕されてつくづく良かった、と思わざるを得ません。

本当にその事業が欲しい人や、逆に売りたい人がうまくミートするのがこの世界ですが、ただのマネーゲームに翻弄されるような事態だけは一投資銀行家としては避けたかった訳で、その意味でキリンーメルシャンに代表されるようなシナジー効果の高いディールがTOBを通じて実現出きたことで本当に救われた気がします。逆に王子製紙は今年のDog deal of the yearと申し上げていいと思いますね。

来年は海外の株式による株式交換が認められる予定ですので、いよいよ外資系巨大企業とのデスマッチです。外資の進出は終わった・・・・なんてあちこちに書いてあるのをみると、本当にジャーナリストは勉強していない、と嘆息する訳でして、外資とのガチンコ勝負はこれからが本番です。

これまではモルガン、ゴールドマンがまず出てきてまあ、どこかに仲介をするというパターンですね。しかし、今度はそれを本業とする連中(ビールならアンハイザー、薬品ならファイザー、エネルギーならエクソンモービルとかですね)がいよいよ自ら乗り出してきます。もちろんアドバイザーとしては投資銀行を使いますが、要はこれまではそれなりに現金を用意する必要があったために投資銀行のファイナンス機能をかなり必要とした日本企業の買収が、自分の株券で簡単に事が済んでしまいますから、自ら事を起こすことが可能になり、これは日本企業にとってもイコールですが、なにせ時価総額の低い日本の企業は苦戦必至であります。これに円安が加わったらどうなるか・・・

事態は意外に深刻なのです。時価総額でみると東京三菱UFJですらシティーの半分しかないとか、イトーヨーカ堂がウォルマートの10分の1にも満たないとか、松下は・・・などなど、書いているのが嫌になるくらいです。大筋リストラが済んだわけですから経営陣は一刻も早く株価を引き上げる方策に邁進せねば食われるだけだ、ということを充分承知された方がいいと思います。

なまじリストラがすんでスリムアップして、買収サイドからみれば大変魅力的な買い物なんですね、今の日本企業は。もっというと中国市場を狙った場合、大多数のアメリカ企業にとってはスクラッチであてにならん中国人を使って中国に拠点を作るより、日本企業をまず買収してその技術力と文句を言わずにエンドレスで働く優秀な社員を得てから 進出するというのは大変魅力的なアイデアです。

ということで、この次は来年起こりそうな意外な出来事、ってやつをバートンビックスに対抗して作ろうかと思っておりますので、お楽しみに♪

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日興コーディアルグループの闇

2006-12-26 09:00:07 | マーケット

出張中の大事件といえばこれでしょうね。

あちこちからコメントを求められましたが、週間ダイアモンドがよく調べて書いていてくれているようで、これ以上のことは今の所書けないですね。

簡単にレビューすると、子会社のプリンシパルのSPCを通じてEB(他社株付転換権付社債)を発行、その利益分をどう付け替えるか、判断の分かれるところではあるけれど、引き受け先がプリンシパル自身であったこと、さらに、利益の出た方のみを連結されれば当然何かがあると疑われることは明らかですよね。

プリンシパルに出た利益の分は当然SPCで損失になっているので、これに言及せず、利益だけをかさ上げした有価証券報告書に基づいて社債を発行して資金を調達した、その部分が直接的制裁に拘わった部分。従って利益の不透明な付け替えが直接的な処分の原因ではないのですが、なぜ、だれでもわかるようなこんな付け替えを今、この時期にやったのか・・・・

ダイアモンドが「ここでは触れない」といっているその問題は何かが重要である事は皆さんおわかりでしょう。要はこれほど無理をする必要がなぜ日興グループにあったのか。まして当事者として責任をとらされた平野博文ほどの男がこんなことで世間を騙しおおせると思うはずがないと、私は断言できる。あの平野がそこまでさせられた、或いはする羽目になったという事は・・・・ おそらく・・・・・何ら証拠が手元にあるわけではないが・・・・しかし、状況証拠ならいくらでも揃っている訳であって・・・・この問題は例の山一が倒産した時の損失補填問題に確実に遡る。

あの時、山一が飛ぶか日興が飛ぶか、恐らく紙一重で結果、山一が先に飛んでいるのだ。あの時点で4大証券を一気に二つ倒産させれば日本の金融行政に対する信頼が地に落ちたであろう事は想像に難くない。恐らく当時、フタをした日興の闇の部分が実は今まで続いていて、遂にここに至って隠し切れなくなったとしたら・・・

この10年間の金融改革が、その実態は銀行にはこれだけ不良債権の償却を強制しておいて、証券の闇は抱えたままだった・・・・補填にかかわるキャスティングがあまりにも濃いからという理由で・・・となると問題の大きさが窺い知れますでしょう。ダイアモンドも書けないですね、そこまでは。

 結論としてはここまでくれば、日興證券を追い詰めて再編させてしまうことになるでしょう。ダイアモンドの書いている通り、みずほしかないと私も思います。5年前ならモルガン、メリルなども充分考えられたでしょうが、今となっては渦中の栗を拾うほどの意欲はない筈(既に仲介証券業務としての魅力は日本市場にはなく、PBを含めた富裕層対策は中国に軸足を移している)。

万が一にも事実がわかるような事があれば、戦後最大の金融事件の表面化になる事は間違いないと思われます。個人的には見てみたい気もするのですが、どうでしょうか。

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帰国!!

2006-12-25 15:09:21 | Weblog

南国より戻りまして、今日より復活・・・

と行きたいところですが、なにせばたばた致しておりまして、明日より通常モードに戻らせていただきます。

ぐっちーのいない間にかんべえ先生のラーメン二郎デビューがあったり、麻生先生の為公会の旗揚げがあったり、いろいろあったようですが、そのあたりもまた落ち着いてゆっくりお話をさせて頂きたいと存じます。

マーケットについてはもう、申し上げる事もありませんな。今年は債券上昇くらいしかあたりませんでしたね~、私の予想は。クレジットマーケットがクラッシュする筈だったんですが、だめでした(笑)。

でもね、こういうのは外れた方がいいんですよ、ほんとに♪ではまた!!

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日銀短観におもふ

2006-12-15 08:56:28 | マーケット

まあ、短観後12月利上げなんてくだらん話は消火されたようですが、その火種ともいうべき短観が今日でした。みんなで弄りすぎて全く緊張感のない短観発表ということで、ほんと気が抜けてしまいましたよ。

本石町さんもご指摘の通りで、まあ、日銀にも問題があるかもしれませんが、環境の問題(コメントが多すぎる)、目立ちたがる人の性格的問題(誰とはいわない)、あとはジャーナリストの不勉強という3つの複合汚染なんでしょうね。

 本石町日記

この2ヶ月利上げだ!! と大騒ぎして、結局方針変更をしたなんとかメドレーなんてものをくれぐれもお読みになって御決断などされぬよう、改めてご注意申し上げます。この情報媒体は、なぜかアメリカではほとんど取り上げられず、日本でのみ注目されているものです。そのあたりもよく、ご注意下さい。

アメリカはシンクタンクにしても、こういった調査レポート機関にしても、はたまた大学にしても、それはそれは自由の国ですから、百花繚乱状態で、極論すれば、どんな偏向した見方でも探せば必ずそれに似通ったシンクタンクのレポートを探せる、といっても過言ではありません。

朝日がこれを悪用し、例えば、あたかも靖国問題がアメリカで大問題になっているような記事をよく書いてますね。その記事にレファレンスされていたり、インタビューを載せていたりするのがとんでもない左翼のシンクタンクだったりする訳ですが、ワシントンの有力調査機関だとか、どっかの大学の先生とか見つけ出してきて、それがアメリカの主流のような書き方をしてしまう・・・という事です。

メドレーがどういう経緯で日本でメジャーになったか定かではありませんが、同じようなバイアスを認識していただいた方がよろしいですね。

 話がとんでしまいましたが、今回の福岡出張に関しては実に多くの皆様からうまいものシリーズをご紹介いただきまして、ここに厚く御礼申し上げます。これで来年一年、福岡出張がとても楽しみになりました。

それにしても・・・・地元の方が、高校の先生だったり、ドクターだったり、いろいろな職業の方々なのですが、本当に様々な方にご覧頂いている、という事を改めて知りました。ありがたいことですが、ますます下手な事が書けない、という緊張感を持ちまして、今後とも頑張っていきたいと思いますので宜しくお願い致します。

それにしても福岡、いい所ですね~。うまいもんがたくさんあるし・・・

 最後になりましたが、来週は東南アジア方面に行っておりまして、タイムリーに更新できるか、怪しいものであります。その節はご容赦を・・・

今出ましたね。短観はこんなもんでしょう。多分。 

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本日は・・・

2006-12-13 13:08:34 | マーケット
出張にて今羽田におります。これより福岡へ参りまして、うまいものでも食ってこようかと思っております。ということで、福岡でこれは、といううまいものをご存知の方、ぜひメールください。お願いします。われながらずうずうしいね(笑)。
そうそう、松坂投手は決まりそうらしい、ですね。ちらっと聞いたんですけど。sかったよ、それなら本当に。では、行ってきます!!
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松坂投手の行方

2006-12-12 10:41:02 | 野球

どうなるんですか!! というご質問を多数頂いていましてちょっとびっくり・・私は専門家ではありませんし、いい加減なブロガーですのでどうなるか、と聞かれてもちょっと??なんですが(笑)。

でも、書いちゃいますか(笑)。

とりあえず囲い込んで、落としにかかったんだけど、結局もつれる。最終的に西武が払う羽目になるんじゃないか。とここで予想した訳ですが、どうもほんとにそうなりそうでしょ?? どう見ても一番真っ青になってるのは西武ですよ、いま。あれから各球団とも着々と補強が進んでいて、井川にペティットまでとっちゃったヤンキースはもう降りるでしょう。他の球団もこの値段の高さを見たらしり込みしちゃうよね。きっと。だって、今ならクレメンスでもとれるよ、この金額で。

みんなに降りられたら、この60億円は幻ですからね、いや、西武はほんとに困ってると思う。どうも松坂投手と代理人であるボラスとの間のコミニュケーションが全く上手くいっていないと僕は睨んでいます。ボラスにしてみれば高く売りつけたほうが手数料が入る訳で、実際ポスティングの入札金はボラスには無関係。今回の年俸をできるだけ高くするのが彼の手数料収入のもとで、妥協する可能性は(ボラスが)むしろ少ないと見るべきでしょう。このあたりの交渉ごとを誰がやっているのか知りませんが、このまま行くとまず代理人を説得する事自体が難しいでしょうね。そういうアドバイスをする人がまわりにいないとちょっと厳しい。

ということで、いい加減な予想としては決裂して日本に帰る、もしくは30億円くらいレッドソックスに西武が返す、のいづれかだ、と私は思いますよ。ドサクサにまぎれて巨人がとっちゃう、なんてのもありかもしれない(笑)。西武はお金が必要ですからね。

もちろんメジャーで投げる松坂投手を僕は見てみたいんだけどね。代理人を選ぶのも慎重に、という「苦い薬」にならなければいいんですが、どうでしょう??

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歴史的なできごと

2006-12-12 09:21:48 | マーケット

あまり取り上げられていないようですが、我々の間では遂に来たか・・・と感慨深く取り上げられている事件があります。もちろん、いつかは来ることはわかっていたんですが、ついに来た訳です。

人民元の対HK$レートがついに1対1を割り込み人民元がHK$を追い抜いてしまったという事件です。例の2005年「変則フローティングドルペッグ制」を導入して以来、対米ドルでじわじわと人民元が上がっている訳ですが、HK$もドルペッグ通貨なので、元来この二つの通貨レートはそれほど劇的な変化が起こりえない。しかし、現実は厳しく、この中国経済のパワーに屈する形で、もともと2005年におよそ100HK$が105人民元程度だったものがついに100人民元をこてえ、現在99.8人民元程度になってきました。人民元の価値がHK$の価値を完全に上回った訳ですね。政治リスクというものも為替のレートには織り込まれますから、あれだけの政治リスクを加味しても自由に外貨と交換できるHK$の価値を追い抜いてしまうというのはある意味「大事件」な訳です。

HKは中国の一部ですから、いつかは当然そうなるのですが、いざそうなってみるとそういう意味で感慨深いものがある訳です。そのうちHK$は当然なくなるでしょうね。これで名実共に一つの中国になる訳です。その他の台湾ドル、シンガポールドルなどの運命も実に微妙な状況といってよく、国や政治体制がどうあっても、お金を受け取る人間が「人民元がいいよ」、と言い始めればあっという間に変わってしまうのが経済活動の常。

今回のHK$を見ていると意外に早かった、という気がします。実際、中国南部で仕事をしている方の話を聞くと、もともといつでも外貨に交換できるHK$が中国でも重宝されていた訳ですが、最近ではHK$の受け取りを拒否されることもある、と笑っておられました。様変わりですね。将来的に人民元が広く流通し、切り上げ必至とみれば人民元を持っていよう、という気になるのかもしれませんね。

但し、個人単位で(つまり人民元を将来的に使用する予定のない状況で)人民元を買おうなどとは考えない事ですよ。最大のリスク・・・政治的にいつでも紙切れにできるリスク・・・があることを忘れてはいけません。過去にもソビエト、ポーランドなど、通貨が紙切れになってしまった歴史がある訳ですから。

いづれにせよ、長期的にはこうやって人民元にアジア通貨が引き寄せられていくという趨勢には抵抗し難く、当然円のポジションがますます厳しくなってきているのは事実です。人民元が完全に変動相場制に移行した時点で、円を含めたアジア通貨はとんでもないマイナーカレンシーになってしまうリスクを充分認識する必要があるはずで、その観点からみると、日本政府の無策ぶりは目を覆うばかりです。というか、もう、米ドル通貨圏に入る事が政府の方針なのかもしれませんが(笑)。現実の市場の動きは「そのもの」、ですけどね。

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日本人の生きる道

2006-12-11 09:41:16 | 金融全般

先週市場関係者が唖然としたのは野村證券買収の噂・・・・

とんでもないがせ、に違いないですが、えっ!、と思わず確かめようとしてしまうほど今の日本企業は怖い。バーゲンセールにさらされているようなもの。もう少し円高になるか、株価が上昇しないと結構やばいです。

野村證券1社の時価総額でメリルリンチとシティーコープにJPモルガンを買ってもおつりがきた・・・・なんて時代があったんですから、ほんとにやになります。

一方こういうニュースも・・・・

 http://www.asahi.com/business/update/1210/002.html

前にも書きましたとおり、 アメリカ人のボスと日本人の部下・・・・いけるんですよね~おそらく。ほんとベストの組み合わせだと思う。

アメリカ人のエリートはエリートとして徹底的に教育を受けているし、だいたいボスたるもののプライドを持っているのが日本人との大きな違い。

部長がようじを加えて歩いては・・・・よれよれのスーツで出社しては・・・カラオケで部下の女性のおしりを触っては・・・・だいたい酔っ払って説教をしては・・・・・いけません!!

アメリカ人のエリート層ではまず、これをやる人はいないです。

一方、部下の人々。
昼からかみさんと買い物にいったり・・・・サウナにいっちゃったり・・・・ジムへ出かけて夕方までかえらんとか・・・・昼飯に3時間かけるなんて・・・・

日本人のサラリーマンはいない!! 

殺人的なラッシュに耐え、毎日毎日文句を言わずに働いている。マゾという話はあるかもしれませんが、これまた部下としては極めて優秀です。現場の力というんでしょうか。

硫黄島・・・・今話題になってますが・・・・勝てるはずがない。でも文句も言わず、与えられたものでベストを尽くす事に生きがいを感じるのが日本人。アメリカ人は、絶対にやりません。あほか、弾薬をよこせ、という訳でこれは企業体でも同じです。

従って確固たる信念に基づいて明確な方針を出されれば、日本人従業員は強い。諦めずにそれこそ硫黄島のように戦い続けることができる。送りバントも辞さない。これは強いですよ。

で、マツダは再生した。日産もそうだった。野球もそうでしょ?製造業でこれなんだから、アメリカお得意の金融分野なら・・・・と思わずにいられないのですよ。

野村證券もモルガンスタンレーからジョン・マックを連れてくれば・・・・100%世界No.1の投資銀行になると私は確信してます。なんなら話をつないでもいいんだけど(笑)。

 

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利上げするとは思えない・・・

2006-12-08 11:32:40 | マーケット

今日は日本について。

ブルーンバーグの調査では所謂エコノミスト、ストラテジストの70%が1月の利上げ(12月をいれるともっと!!)を予想しているそうです。ディープインパクトも真っ青の高支持率でびっくりですな。

しかし、再々申し上げているようにここで利上げできる状況にあるとはどうしても思えません。

実際物価指数は利上げを正当化できるほど上がっている訳ではありませんし、先日のGDPも在庫のお陰でようやくプラスになっている。家計調査についてはこちらでも記事に致しました。本日の機械受注も強いのではないか、と予想されているようですが、こんなぶれの大きな数字に一喜一憂するのは問題です。

日銀の言う、「企業部門の好調さが家計部門に波及」なんてこたー、全く起きていない。地方経済の惨状は言うをまたず、このあたりの正確な情報は日銀はもとより、みなさんお持ちの筈です。

ある方のご指摘で日銀のHPにある西村審議官会見要旨を拝見しましたが、ご本人は利上げとは確かに一言も言っていないですね。これは一般論として発言されているので、これで利上げとみだしを付けてしまう、新聞などのジャーナリストの書き方に問題があるという認識を改めて持ちました。

また、今が異常なので正常に戻すだけだ、というご意見が日銀内部(といっても外部から登用されたちょっと変わった方のご意見)にもあるようですが、このロジックは前回の速水総裁の時にも使われたロジックでいかに根拠がない、というか危険なロジックか、は前回の利上げの失敗を見れば明らかでしょう。

マクロ分析は専門家に任せるとして私のようなディールのフロントラインにいるものから見ると、今回の利上げがもしあるなら、あらゆる意味で分水嶺になる可能性が高いと思われます。

不動産バブルがどうしても悪い、というご意見は別としましょう。しかし、見てください。不動産そのものを含めて、それを取り巻く金利環境がなければ今の経済活動の活性化はないのです。それを根拠にこれだけゼロ金利を続けた訳でしょう??いまさらそんな理由で利上げするならこれまでのゼロ金利の論理的整合性はゼロ、です。

一つの例ですが、東京では、一生埋立地のまま野ざらしだろう、と思われた豊洲東雲地区でさえあれだけのマンションが建ちました。外人投資家がここにお金を投ずる事はないので(彼等は都心部の所謂商業施設を狙ってきて、割高な新築のマンションは買わない)様々なリート絡みや証券化絡みのお金がここに入ってきており、それを起爆剤にディールが動き出した訳です。その他商品の証券化エクイティー部分も含めてこういった分野に投資される資金をリスクマネーと呼ぶわけで、通常はリスクをとれる大金持ちが担う分野です。スイスなどの投資家が世界的には有力です。

ところが日本ではこのエクイティー資金が何故か借金で担われる。これを貸す方も貸す方で、、こういう資金使途であっても相手によっては平気で貸してしまう金融機関の体質が裏にあるわけですが、今回はこの批判はおいておいて、彼等は殆どゼロ金利で資金調達をしている、つまりそれでファイナンスコストを計算しているので、少しでも途中で金利があがると当初の利回りが確保できなくなります。当然新規資金はまわしづらくなりますね。

この種の資金特性は日銀はもちろん知っている訳でして、今回の利上げが、不動産のみならず、さまざまな証券化商品を通じて、なんとか動き出したリスクマネーの資金フローを遮断することになるという事も充分承知している筈です。不動産に限っても、地方不動産はようやく動き出した所ですから、ここでこれを潰すのはかなり危険な行為であって、せっかく活況を呈している分野をわざわざ潰す・・・ことはないのではないか、というのが私の考え方です。

株価についても同様で、利上げを繰り返す欧州をものまねして利上げをするのはどうかと思います。インフレ率が違いすぎるでしょう。 バブルを礼賛しているみたいですが、要は金利調整にはそれなりのタイミングがあるわけで、今がその時ではない、まして面子にこだわったり、正常だの異常だの本質から離れた定性的な議論を元に決断をする、というのは日銀本来の姿勢としては如何なものか、と思うわけです。

という訳で、もし1月に利上げがあるとなると、来年の経済見通しはかなり下方修正しなければならないと思われます。期待インフレ率はかなり下がるでしょうから、設備投資見通しも下方修正、もちろん不動産などを含めたリスクマネーの流入が遮断されることは間違いありません。

 

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米国経済は順調か。

2006-12-06 09:00:10 | マーケット

年末モードであまり書くこともございません。

昨日のアメリカはISM発表の非製造業景況指数というやつです。

58.9というのは11月にしても高い数字で、およそ55とかがメジアン。住宅が弱っていたのでむしろちょっと意外な数字かもしれません。こういう時は在庫が積みあがったりするのですが、53から51.5に低下。実はあまり文句のつけようがないんです。住宅が多少風邪気味でも元気です、というメッセージのような感じもあり、ダウが市場最高値を更新してきたのもむべなるかな、ですか。S&Pもほんとに来ちゃうかも知れません。

結局今年もおおはずれで、

1)住宅が減速すれば間違いなくアメリカ経済は減速する。

2)ドル安がアメリカ売りを加速するので、この時点でアメリカ経済は減速する。

3) インフレリスクの高まりによる先行利上げが継続し、景況感が悪くなった結果、アメリカ経済は減速する

 などなど、共和党の選挙での敗戦も含め、このあたりがアメリカ経済減速論で、ぐっちーは1)に近かった訳ですが、いづれも現象面は全てあてているものの、その結果「減速する」、と結論を出し、でも「減速しなかった」ということでボツ、であります。ぐっちーは1)の結果クレジットスプレッドが拡大して・・・・、と考えており、クレジットがキーであるとの見方を変えてませんが、いずれにせよ、あまり褒められたものではないですね。

むしろ昨日お伝えしたように、アメリカの投資資金自体が余ってきてしまい、従来は考えようもしないような所に投資を開始した訳です。あまり書かれませんが、日本勢もこういうディールにかなり拘わるようになって来ましたところをみると、それなりに復権しているといえなくもないですね。私は引き続き日米一体化の成果と見ていますが・・・

となると、ここはもはやグリーンスパンに登場いただくしかありません。え、何って・・・そう、あの有名な奴・・・

「地政学的リスク」ですよ。

アメリカが躓くのはこれでしょうか。イラクなのか、中国なのか、はたまたイランなのか、予想も付かない穴馬が走ってくるか・・・・

イラクは新鮮味がないのですが、相当危なくなっているのは確か。もう、シーア派もスンニー派も無差別に殺され始めてますから、アナンさんではないが、これは内戦でしょう。アメリカがやはり撤退するとなれば相当なダメージがありますね。

中国は逆に多分OKです。ポールソンという異能な人間が中国の窓口になっていてこれが見事に機能している。ここは充分コントロールされると考えていいと思います。もちろん天安門みたいなのがおきちゃうと論外ですが、どうも金儲けに忙しくてそれどころではなさそうですね。

ということであまり決定的なダメージは当面無いかもしれません。引き続きクレジットスプレッドに注意を払いつつほふく前進、という事ですね。では・・・

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カジノ

2006-12-05 08:43:43 | マーケット

めちゃくちゃに忙しく、さしたる成果もないんですが、マーケットをあまり見てられません。ろくな書き込みになりませんのであしからず・・・

いろいろなメールも頂戴しております。ひとつひとつ返事を書いていきますのでしばしお待ちの程をお願い申し上げます。

今日はこのニュースかしら・・・・ http://online.wsj.com/public/us

 これまであまり積極的ではなかったんですが、ウォールストリートの面々がいよいよカジノに乗り出す、という記事です。これまでは、やはりちょっとはばかる・・・ということで直接的にカジノ投資を進めるところはあまりありませんでした。例外的にベアースターンズという投資銀行がカジノ王、スティーブン・ウィンあたりとつるんで投資ファンドを作ったりしていましたが、例外とされていました。名前もカジノ、はちとまずいのでゲーミング、Gamingなんてカテゴリーにしている所がおもしろいでしょ?

この記事ではギャンブルへの罪悪感が減少したためなんて書いてありますが、そんなこたーなくて、要はあまり投資先がなくなってきたんです。こういう点で注目してもらっていいと思います。相当困ってるわけですよ。クレジットもタイトだし、不動産もいっちゃってるし、いよいよこういうところに出てくるわけですね。

そうなると今度こそ危なそうな気もしますが、こわごわとやっているうちは大丈夫でしょうが、日本人向けにカジノファンドかなんか出てきたらちょっと怖いですよ。よーく見てましょうね!

 

コメント

M&A的松坂投手の年俸分析

2006-12-01 08:57:32 | Weblog

昨日の記事、「警告」には多数のコメントありがとうございました。一番多かったのはこれは古いぞ、というご指摘。これは2000年森内閣時の資料であり、現在の政権が作成したものではないから、関係ないのではないか?というもの。

おっしゃるとおりなんですよね、これ森内閣の時に作成されてます。ただ、なんで今官邸のHPに載っているのかがイマイチ不明で、何せ「継続性内閣」でありますので(笑)議論をふらせて頂きました。

コメント数が多く、公開させようと思う前に消えてしまったコメントも多数ありまして、ちょっと対応に苦慮しております。間に合ったものは公開させて頂いてますんであしからず。読んでて不愉快になるようなもの(このたこ、あほ、の類)は引き続きデリートさせて頂きます。

ということで、さて、今日は松坂投手の移籍金及びこれから決まる年俸を経済的に分析してみよう、ということであります。要は高かったのか、安かったのか、ということですね。

もちろん来年15勝でもあげてくれれば安かったってな話になるんですが・・・
今回レッドソックスは交渉権だけに5110万ドルを払いました。それにボラス氏が要求している1500万ドル(単年度)というのはいかにも高いではないか、という話からはいりましょう。例えば昨年15勝を上げているマイク・ムシーナが2年2300万ドルで更改していますから、単年度では1150万ドル、松坂の要求より下ですね。

調べてみるとあのペドロ・マルチネスが4年5300万ドルですから、いくらボラス氏が豪腕でもこの1500万ドルという数字はブラフっぽいですね。ここでいつも登場するのはレッドソックスはジャパンマネーを集めればこの資金は充分回収できるので高くない、という議論なんですが、いつも取り上げている大リーグ通の李啓充さんはおもしろい指摘をされています。

ご紹介しますと、そうは行っても日本での放映料や、大リーグのグッズ売り上げは全球団に全て分配させるので、レッドソックスの配分はたったの30分の1。おまけにレッドソックスは307試合連続チケット完売記録を誇っており、今更観客は増えようがない・・・という背景からすると元がとれない可能性が高いではないか、という訳です。

更に調べてみると、この独占交渉権は例のぜいたく税の対象外なので、よく考え見ると、もし、レッドソックスが、独占交渉権のもとに年俸を値切る事が出来れば結構いけてるディールなんじゃないかしら、ということで、仮にムシーナレベル(相手はメジャー15勝だから、これでも高いという意見はあるけれどね)で年間1200万ドル(5年5000万ドル内外)くらいに落とし込めば交渉権とあわせても年間2000ドル程度なので、まあまあの数字が出来上がる。恐らくこのあたりの結構現実的な数字に落ち着くんでしょう。

一方李さんの指摘はもう一歩進んでいて、今、この交渉をご破算にすると損をするのは誰かが重要だとおっしゃっている。レッドソックスは他と競争する事はないので、「俺はこれしか払わんよ」、と開き直ってしまえば怖いものはない。特に2位の入札球団とは相当開きがありそうだから、強気にくるでしょう。

松坂サイドはせいぜい日本に帰っちゃうぞ、程度の脅ししか効かず、結局この話が仮にご破算になった場合、一番困るのは・・・・そう、60億円を当てにしていた西武ですね。

ここからが李さんのすごい所で、松坂サイドはレッドソックスに値切られた分を西武に取りにくるんじゃないか・・・・という説。確かにこれは有りえます。1000万ドル位返せよ、ってな話になるかもしれませんね。

というのも、実はこれ、M&Aでは良くある手で、まず独占交渉権をくれ、ととりあえず、先払いで、交渉権そのものを高値で買ってしまう。そこで他の投資銀行が入れないようにしておいて時間を稼ぎ、もうライバルが入り込む意欲も時間的余裕もなくなったときに一気にプライス勝負をかける、というもの。

その時点で他と交渉しようにも時間的余裕がなく(野球で言うとシーズンがはじまっちゃう)、最初の交渉権のお金をすこし返すからこれでお願いね、などとディールを纏めてしまう荒業。最近はウォールストリートの人がたくさんメジャーの経営側に入っているのでこういうアイデアはありうるんですね~。

西武がお金を返す羽目になったら本当にかわいそう。すでに獲得資金をあてに各種トレードに動いてますから、気がついたら半分返してももらわなきゃまずい状況に陥る可能性は・・・・大ですよ、これ。

取らぬ狸の・・・・ですね。
ただ、単年度2000万ドルという評価はそれでも高い。実力を評価されてのことである事は言うを待ちません。ついでに岡島も大塚も取っちゃうらしいので、来年はボストンがおもしろいのは確実です。

やじゅんさんがお詳しいでしょうけど、ボストンはアメリカの中でも日本人が住みやすい所です。大変スノビッシュな人が多いですが、小澤征爾さんが長くボストンシンフォニーを率いていた事もあって、日本人を高く評価する人は多い。結構いけてる組み合わせだと僕は思います。 

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