債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

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凱旋門賞

2006-09-29 12:44:52 | 競馬

をどうしても買いたいのだが・・・

というご質問がくるのでなんでかな~と思ってたら、あー、去年ディープインパクトの記事を書いたんでした。それできて頂いたんですね。

今回は馬券的な妙味は全くなさそうですが、えー、いくつかブックメーカーがありまして、私が愛用しているのはこちら・・・

http://www.willhill.com/iibs/EN/sportsbook.asp

項目はもちろんHorse Raceの所です。マイナーなレースまで全部出てくるので探すのが面倒くさいですが、凱旋門賞は

Prix De L`Arc De Triomphe

で出てくると思います。確かめてねないんですが(笑)。

最終的には2倍くらいになっちゃうんじゃないですか。ロンシャン競馬場には日本語の投票用紙まで用意されているそうですから。ふーん。凄い事になってますね。お祭りだと思って楽しみにしていましょうね。で、勝つかって?? そりゃー、勝つでしょう、きっと。でもわかんないなー、って、暇ならあとで書いておきます。記念に・・

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アルケッチャーノ 再戦!!

2006-09-29 09:38:48 | ワイン・イタリアン

東北!!

といえば山形!

といえば庄内!、

で、アルケッチャーノ!

 昨年もお邪魔致しました。こちらのブログにお越しのお客様も結構行っておられます。さすがですな。 今回も日本橋の巨匠、飲み仲間のはっしー、Kさんなどなど、ディープな面子でありありまするよ。ぐっちーのいい加減さが炸裂し、システム5.1さんとドクターAAを積み残してしまったのはご愛嬌・・・じゃねーだろって、おい!!・・はい、すみません。日にちを勘違いしてました・・・ということでお二人はまた来年ね。

とかいっても庄内は東京からわずか45分だよ! いつでも行けちゃう。
実際、奥田さんに伺っても下手をすると1週間ほとんど県外のお客さんのこともあるとのこと。

話は飛ぶけど、これ、地方活性化の一つのヒントだと思いますよ。何せこの写真にあるように(日本橋の巨匠から借用)、すべてこの地元の農産物を使う訳です。すごく良心的な価格だとは思いますよ。でも奥田さんがおっしゃるように、こうやって使って見せてあげないと本当の価値が伝わらない・・・そのとおり。で、こうやって県外から来てお金を落としたり、ねえ、巨匠、日本橋でも使おうよ、などとなるとますますお金が集まってくる・・・このスタイルじゃないんですかね~、これからの地方の経済発展モデル。

地元のS交通の常務ともMTGをもったのですが、もう死ぬほど景気が悪いとおっしゃる。で、アルケッチャーノ行った事ある? と聞いたところまだない・・・ということなので成功のヒントはここにあり、是非いかれてくださいね、と申し上げました。

当日の店の活気はすさまじく、連日満席、全く不況の色無し。

さらに、駐車場をチェックしてみると、湘南ナンバーのNSX, 品川ナンバーのポルシェなどなど高級車があちこちから上陸している訳。こういうお金の使い方をこれからみんなするような気がします。

さて、 ぐっちーは最後爆発してメニューも半分くらい忘れ、さらに携帯で取った写真はなぜか転送不可モードになっていて、もうぐちゃぐちゃ。

詳細は巨匠のレポートでご覧下さい。街中で会ったらこりゃー、ばれるな、ってくらい鮮明に映ってます、はい。

http://feadoma.at.webry.info/200609/article_16.html

で、すごかったのはこの冒頭の写真の羽黒羊じゃよ。
ぐっちー、マジ、レバーって、大嫌いで食べられません。しかも羊。かなりレアーでお持ちになられ、うーん。結構敷居が高いかも・・・

でもね、これすごいです。まじで。レアーなんだけど火が通ってて、レバーというよりは極上の甘くないチョコレートという趣。 はたはたもこれだけのものは見たことないですな。見事な仕上がりであります。

やはり素材がこれだけ揃うというのはご立派で、日頃からあちこち探しているのよ~、という山形の巨匠にひたすら感謝、でありまする。 日本橋の巨匠のお店でもかなりいろいろな素材ルートを確保されており、こちらの羽黒羊のカルパッチョなど、ちょっとぐぐ、っとくるようなものも用意されておられます。でも毎日ではないので予約の際におっしゃってくださいね。 ではまた!!

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ちょいと出かけます・・・

2006-09-26 10:36:18 | 社会

今は書けないんですがちょっと事情があり東北方面へ参ります。(って書くとまたえらそーに、とか得意の思わせぶりとかいわれるんだろーなー・・・笑)今日、明日はちょっと書き込めそうにもありません。大変たくさんの方からご心配を頂きまして、感謝申し上げますと共にやめた、と思われるとまた余計なご心配をおかけすると思い、スケジュールはあまり明かしたくないのですが(また、思わせぶり!!)ここにご報告申し上げます。東北リポートは後日書かせて頂きます。

 昨日はこのブログにも遊びに来ていただいているやじゅんさんと楽しいお食事。10歳以上離れているんだけど、まるで普通の感覚でしゃべれる若者でちょっとびっくりしてます。こういう若者もいるんだよな~と、とりあえず感動する訳ですね。彼のところに火の粉が飛び火しないように願いますが(笑)。では!

 

 

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日本式資本市場

2006-09-25 09:43:32 | Weblog

久々に債券の話題をば・・・

先週、国内最長の債券が発行された。発行体はなんとイオン、普通の民間業者が50年の借金を確定するというのだから、かなり無謀である。50年先の民間企業などどうなっているかわかったものではない。事実これまでの最長はあの道路公団の40年債券で、まあ、賛否両論だろうが、道路公団であり、いざとなれば・・・と考えても不思議ではない。

一方今回のイオンである。アメリカですらこの業種は栄枯盛衰が激しく、日本ではダイエーが再生機構送りになるくらいだから、50年先の小売業など、だれもわかったものではない・・・・・。と思っていたら、さすがに日本的な采配がなされていた・・・・ハイブリッド債という特殊な範疇を編み出していたのである。MSCBに続く所謂メードインジャパン商品だ。(ディールそのもの、という点ではアメリカにも存在する。但し、こういった大企業のファイナンスとしては受け入れられず、通常のファイナンスが難しい状況の企業に用いられる。詳細は後述)

引き受けは世界のゴールドマンとみずほ。

50年先が償還の債券、つまり借金ですな、これはあまりにも不確定だろう、という事を逆手にとって、半分を負債ではなく資本と見做す、というなんともすごい話でこれを日本の格付け機関であるR&Iが「A」という格付けを付与するという。これにより投資適格となり、幅広く販売することが可能になった訳だ。

しかし良く考えて見て欲しい。
投資家にしてみると半分資本に組み入れられているので、債券の利息にあたる部分の半分相当が株式配当、つまり基本的に支払い義務なし、という区分なのだ。(株式の配当に支払義務なんてないんですから!) 仮にイオンが明日赤字に転落してしまい、そのまま50年間経営が続いたとなると50年間CB並みの低利の債券を抱えるという状況な訳だから現実的にはこれは債券とは呼べないだろう。実際は、その前に倒産するだろうが、その場合は半分、10億投資をしていたら5億は資本として消えてしまう(株式と同じだから)という計算になり、S&PもしくはMoodysならこれはBも取る事は難しい代物だ。

R&Iは極めて日本的格付け機関で世界でも日本でしか通用しないのでこういうアクロバットが完成する訳だが、なぜイオンなどという極めて景気変動要因の激しい業種のキャピタルにこれだけ高い評価を付けられるのか、全く説明がない。利益縮小による配当停止のリスクなどいくらでも考えられる筈である。

利回り面を見てみると、変動利付きのトランシェで当初10年間にLiborプラス140BP,以降240BPということで「10年経ったら償還されますよ」、という昔聞いたような事をささやいて売っているに違いないが、こういう事情からみればこれを「投資適格債券」と呼ぶにはあまりにお粗末だろう。BもしくはCCC程度の立派なジャンクボンドである。

因みにアメリカでは社債に関していうと100年債券まであるのは事実だが、これは全てDebtに区分され、実際に発行企業は100年間の支払いストレステストにさらされる。利払いを一回でも飛ばせばもちろんその瞬間にデフォルトである。

こういう商品が出てくる背景には、日本にはそういう意味での「セーフティーゾン」にいる巨大投資家がまだまだ存在する弊害があると言っていいだろう。郵貯、簡保が民営化したとはいえ、我々が資金を預けている機関投資家の投資モラルはまだまだ、という現状をよく表したディールである。こういう場合、売る方のモラルが激しく問われやすい訳だが、こういう商品を見るとバイサイドのモラルが完全に野放しになっている現状もまた???と言えよう。

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結構なこと・・・

2006-09-24 09:38:52 | 社会

ここ数日のコメント欄の様子につきまして、多数ご心配を頂いております。メールにてたくさんの応援メールも頂いております。いま、すこしずつお返事を書いているところなのですが、まったくうれしい悲鳴というところで、みなさまにお返事するのにもう少しお時間をくださいませ。必ずお返事致します。

さて、多数の反響を頂いたわけですが、私に対する批判はあまり気にならないのですが、こちらに来て頂いている読者の方に対するあからさまな批判はちょっと目に余るものもございます。これまで、何を書かれても、アダルト関連を除きTBもコメントも消去しない、という方針で来たのですが、あからさま個人攻撃に関しましてはこちらの独断で消してしまうこともありますのでよろしくお願い致します。

ブログの性格上、自由にコメントやTBができる、というのが生命線だと思っています。私に対する批判もその意味で受け入れますが、関係のない第3者に対するあからさま個人攻撃はちょっと別でしょう。お互い匿名とは言え、最低限のルールは存在します。

ということでこのブログはやめません(笑)。まだまだ続きますので引き続きよろしくお願い申し上げますとともに、多数の方々にご心配頂きましたこと、心より感謝申し上げます。また、個人的に不愉快な思いをされた方も多数おられるでしょう。其の点につきましては私の不徳の致すところにて心よりお詫び申し上げます。

読者の皆様におかれましては今後とも宜しくお願い申し上げます。

 ぐっちー

 

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なるほど・・・・

2006-09-23 07:12:00 | 社会

残業のため早起きいたしております。いやー、いそがしい・・・・っつーかまにあわねー、ってそれ!!

 ところで、さまざまな方にご心配頂いているようですが(笑)

ぐっちーはブログをはじめて1年以上たつのですが、いろいろおもしろいことを経験させてもらってます。今回のいろいろな書き込みも、まあ、おもしろいといえばおもしろい訳ですが、わたしゃー、なにを言われても後ろめたいことはないのでこのまま続けていくことにします。

ほんと、気に入らない人はみなければいいし、知ったかぶりだと思う人は別に来なければいい訳ですよ。お金もらってるなら文句は受け付けますが、ここではお金は頂いてませんから。嫌な人はどうぞ見ないでください(笑)。そしてご自分でご判断を。

植草を知ってるから大物ぶってる!? そりゃーすごい。
シーファーにしても僕にしてみりゃーそのへんのいいおっさんですって(笑)。彼らを知ってるからって大物なのかしらね~。別に一緒のベットに入ったわけじゃないんだからさ!!

これ以上、いちいちいいませんけどね、ありがとうございました。植草に関しては書かない、と宣言したので何も書きません。これ以上は。あとは裁判を見てくださいな。

 いくつかメールも頂いておりまして、せっかくですのでできるだけ早いうちにお返事するように致しますが、まるで答えようのないものも最近は多いのでそういうものには残念ながら答えられませんのであしからず(笑) 今後コメント、TBも受け付けないという手もあるのですが、あえてこのまま走りましょう。それも現実ですし、あとから見てみたらなるほど、というものも実際多々ございました。短い期間ですがさまざまなことが歴史として残る訳ですね。それもまた楽しむべしでしょう。

 ところで、昨日所要で名古屋に行ってました。
明らかに景気が良い。まあ、トヨタ一色といえばそれまでですが、帰ってきていろいろヒアリングしましたら、あのセントレアもトヨタ無しには考えられない、というかむしろそのために作ったようなもんだ、というお話を伺いまして、びっくりした次第。名古屋ー北九州なんてトヨタの人しか乗ってないよ、ってほんとですかね??。まあ、なんとなくありそうな話ではありますが・・・・

この景気回復の波が日本全国に広がらないのはなぜか、とよく聞かれるんですが、すでに日本の枠を飛び越えてしまっているのではないでしょうか、とお答えすることにしています。これはまさに実感でして、例えば日本で大成功を収めますと、昔は織田信長並に全国制覇を目論んだ訳です。ふつう。ところが今の人たちは決してそうじゃない。名古屋で成功したから東京、って訳でもなく、次はニューヨークだ、とか、もし青森で成功しても、次はウラジオストックだ(ということはないと思うけど・・・笑)いう具合に日本国内に留まらないという事業が増えて来てますね。そうなると日本全国が景気が良くなるというよりも、国内的には局部的、爬行性が出て来る訳ですよ。

世界を見渡してもこの傾向は強くなってますね。
其の中で地方がいかに特色を出していくか、が勝負所で、その意味で名古屋がトヨタ一色であったり、ニセコがオーストラリア一色だったりするのも時代の流れでしょう、という気がする訳です。

実際パリの地価上昇のインパクトを一番受けたのがマンハッタンだったり、東京の地価上昇の影響が日本全体には波及せず、ニューヨークに影響したりする、という話でありますな。このあたりはヘッジファンドなんかをみているとよく分かるのですが詳しくはまた別の機会に・・

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安倍新政権をかたる

2006-09-21 09:21:56 | 社会

まだ、新政権ではありませんが、まあ事実上ということで。

いろいろあるとおもいますけど、自民党総裁選がこんなクリーンで明るい決まり方をするなんて10年前じゃ考えられませんでしたよね。これがあたりまえになっていくのかな~。

今の若い連中にはわからんだろうけど、総裁選挙なんて昔ならまるで茶番劇でして、選挙以前に裏の裏でそれこそふかーい闇の中で決まったモンですよね。その過程で様々な権力者が暗躍する。情報も錯綜する。その中からだれが総裁か、なんてあてっこするんだから、新聞記者もやりがいがあったでしょうに(笑)。いまじゃ、朝日新聞とスポニチが同じ事かかなきゃいけないんだからね、そりゃー、ちっとは同情しますわね。

普通の国ならこれだけ制度が変わるにあたってはクーデターの一つくらい起きてます。それが政権交代はおろか、同じ自民党がこうやって勝手に変遷、というか変態してやっちゃうんだから、日本という国はすごいですな。と妙に感心している訳です。

さて、それでは・・・・

日米関係
これが一番大変だと私は思います。現場の感覚としては小泉さんは何をやっても

He is my friend,とか brother, 

とかで終わってしまったわけ、実際そうでした。これは極めて属人的な資質でありまして、同じ自民党株式会社の社長が変わったから今までどおりよろしくね、というのは全く通用しません。アメリカ人ですから。この小泉さんを凌ぐのは無理でしょう。麻生さんならウルトラマンを横に置く、なんてウルトラCがあったけど(爆)

既に何人かの経営トップからは「だめだし」されてますし、麻生の方がましだ、という声は私の周りには多い。オフレコだけど書いちゃうとシーファーは安倍さんが嫌いだ、と公言してる。もともと彼はビジネスマンだからね、はっきり言うんですよ。こういう人が駐日大使ってだけでも大変だってことがわかるでしょ。因みにシーファーはブッシュとはものすごく仲がいい。小泉さんが靖国にいっても問題にならないけど、安倍さんが行ったら、シーファーが噛み付いてきてなんでだ!! 

なんてことにならなきゃいいけどなー・・・・・他にも問題が一気に噴出す可能性はある。麻生さんが外務大臣に留まらなければ一気に噴出しそうですけどね。あまり書きすぎるとやばいからここまでね!

日本経済
ここまで来るとだれがやっても同じという説もありますが、一時的にせよせっかく軌道に乗ってきたものが失速すると、それはそれで叩かれるでしょうね。来年には減税も終わってしまうし、これまで出してしまった「各種特典」の後始末を迫られる訳です。参議院選挙があり急に増税もできないし、かといってプライマリーバランスの数字はどんどん悪化する・・・・攻撃する方は材料が選り取りみどりです。

こんな状況で株価が下がる、とか目に見える形で何かが悪化してきた時にこれといっていい材料がないな~、というのが率直な感想。地方自治地の倒産なんてことにもこの人は直面するかもしれないよ・・・とても裁けるとは思えないんですがね・・・・

 スキャンダル
あの妙な宗教団体との関係とか、ちょっと??な関係が多いですよね。きっこの日記風にいうとホニャララ団ってのも結構ありますよね。お父様の地盤を引き継いでますからしょうがない訳です。スポニチくらい突っ込むか、と思ったけど、だれもいいませんね~、ふしぎふしぎ。小沢さんはよく知ってるでしょうから、マジデでてくるかもしれません。

 奥様
(相当余計な話です・・・笑)これがまたアキレス腱だという方もいます。何せ派手。目立つ事大好き。すくなくとも山内一豊の妻、というタイプではありません。むしろ対極。ご実家の森永の松崎さんの家もかなりなごつい方々ですからな、うまく調整が付くのかしらね~、と人事ながらあらぬ心配をしたりして(笑)。外国人相手なら彼女を前面に出してしまった方が上手くいったりするかもしれない。聖心でてるけど英語は下手。麻生さんの奥様もですけど、こちら英語はお上手です。

以上、知ってる範囲で書いたけどどうでしょうかね。まあ。こちらに来られる方はご専門の方も多いのでコノ程度にしておきましょう(笑)。 こうして書いてみると知ってる事の半分も書けないモンですね、いくらブログとは言え。ますます新聞を読む気がしなくなりますな。では!

 

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横暴なイワノビッチは・・・・

2006-09-19 09:24:35 | 国際問題

9月5日に書きました「秋の夜にロシアを想う」 もご参照下さい。

思いのほかロシアの出方は早かった訳であります。こんなもん、やめちゃいなさい、とその時も書きましたが、もうやめちゃいましょう(笑)。40年もかかっているし、過去を見てもしょっちゅう横槍がはいり、結局アメリカ欧州資本の「後だしじゃんけん」を受け入れさせられて、さらに今度は横槍ならぬ「けつやり」で自分達もいれろ、というのだから空いた口がふさがらない、とはこの事です。

こういうことをロシアでは「イワノビッチの横暴」といいまして、ロシア人はこういう体質がもとからあるんです。今のように儲かってると特にこういう横車を平気でおす訳で、北方領土なんて100年かかりますわな。認可取り消しなんて、もうびっくりですが、いかにもロシア人らしいといえばらしいのです(笑)。予想通りであります。

一般論で、こういう天然資源絡みで相場を狙う人がわりと多く、やれ商社株とか、オーストラリアドルとか、南アなんかまで追いかけるわけですが、ロシアに限らずこの種の鉱物、というか資源を産出する国は往々にしてExecution Riskが高すぎるので、商品リスクとあわせるとちょっと大きなリスクになりすぎてお勧めできない訳です。

中国、旧ソ連、アフリカと、ちょっと考えただけでもぞくぞくします(笑)。どうしてもこういうリスクが好きだ、という事であればこういった政治リスクや契約不履行リスクを避けるのが肝要で、おのずから投資先はアメリカに限られると申し上げてよいのではないでしょうか。そう、アラスカですね。

さすがにアメリカの州ですから、金が出てきたから後から返せ、とはいいませんし、権利も保障されますので、投資するならアラスカへ、ということになります。あとカナダですが、カナダの会社も実はアラスカにたくさん権益を既に持っていますので、事実上アラスカリスクと申し上げましょう。

それでもリスクが無い訳ではないのですよ・・・
そう、環境問題。金とか原油を掘り出すための森林伐採などの環境問題がしばしばネックとなるのは事実。アラスカもこれまで10年間は結構な裁判が行われてきました。ただ、ここで切り札になったのは所謂ネイティブアラスカンの人種差別問題。エスキモーをこのまま経済的弱者に追い詰めるのがアメリカ合衆国の政策なのか、と迫られてしまい、結局開発が加速したという背景があります。

日本の企業では住友金属鉱山が「ポゴ」という金山の権利を持っていますが、生産に至る金鉱開発で結構な苦労をしています。が、既に生産も始まっているのでやはり、そういったイベントリスクは最終的には低い、と考えていいかと思います。そういう投資を考えるのであればアラスカに関しては合理性はあると思いますけどね。

最後に、対ロシア交渉のヒントを申し上げましょう。
ここで認可を取り下げるなら、今まで40年に渡る開発支払いコストを全部払え、と一度押し返す事です。かなりの金額になる訳ですが、これを払わない限り出て行かない、とこっちも居座ればいいのですよ。さすがにミサイルは打って来ません(爆)。
恐らく半分負担するので、ガスネフツにも半分株をくださいね、ってな話で着陸させるのがベスト。これ以上でもこれ以下でも難しいと思われますよ。押したり引いたりしているうちに原油の値段が下がってきたりしますので、まあ、まずは粘る事でしょうかね。えー、助けてよ~、的交渉が対ロシア人には一番まずいのです。

さて、よしぎゅー。
食べてきましたよ、しっかり。私のような年になればもう狂牛病も怖くないので関係ないです。でも味が違うよね~、なんか違うよね~、と思って食べてたら・・・・

肉のスライスを従来より0.1mm薄くして味もそれに会う様に改良した、なんて書いてあるぞ!!

うーむ。よしぎゅーの0.1mmを食べ分ける男かい、などと感心していた訳であります。ちっとも褒められた事ではありませんが(笑)。

最後に、こちらでもよく登場していただいている松橋シェフのブログでぐっちーの後姿がご覧になれます。これだけで十分特定されそうですが(笑)、フェアドマでぐっちー発見の節はワインを一杯おごります・・・なーんて!

http://feadoma.at.webry.info/200609/article_9.html

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羽田にて

2006-09-17 12:12:38 | 社会

台風に向かって飛んでいきます。ということで羽田におります。

ははー、九州向けは全て欠航、あと少し遅ければ大阪も危なかったね。という訳で連休ですが、大阪へ向かいます。

植草事件では多数コメントいただきまして感謝申し上げます。本当に会えたのか??など、多数お問い合わせも頂いておりますが拘留期間が過ぎればいろいろお話できると思いますので、もうしばらくお待ちください。まあ、お話しする価値のある話があれば、ですが(笑)。この種の拘留では家族、本人および警察が必要と認める人間は弁護士を含めて面会を許されます。場合によっては二人きりでも会うことができます。

さて、休日の羽田は結構すいてますな。
写真を撮りそこなったんですが、驚いたのはスモーキングルーム。
ガラス張りになってますので中が見えるのですが、たまたま私が通ったときは30人くらいすべて女性がたごまって喫煙中・・・でした。

まあ、老若男女ではあるのですが、全て女性。
なにか温泉の女風呂を除いてしまったようなショックを受けてしまいました。女性は髪の毛の長い方が多く、タバコのにおいのついた髪の毛を振り乱されたひにゃー、まわりはほんと大変な迷惑なんですがねー・・・・そういう人に限って昔の浅野温子みたいにワンレンぽい髪型でばさばさ頭を振るんだけどさ・・・

頼むから隣に来るなよ・・・とひたすら願うぐっちーでありました。
では、Have a nice flight!!

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特別な星の下

2006-09-14 09:53:22 | マーケット

今日はこれしかないでしょう、って感じ。松井選手ですね。

やっぱり特別なものを持っているというか、そういう星の下に生まれているというか、すごいものを持ってますよね、昔から。思えば、ヤンキースの初ホームランも、ビジターゲームで30センチが届かずホームランにならなかったあたりが2-3発あったんだけど、結局ヤンキーススタジアムで特大の第1号を放った、っていうのもよく覚えてます。普通ならアンラッキーな事も最後には全部ラッキーに持っていってしまう、というか、まあ、とにかくここ一発で必ず何かを引いてくる訳です、こういう奴は。

長嶋なんかが今でも人気があるのはこういうのが記憶に残っているからですね。スケールはちょっと違うけど昨日天王山でしっかり完封しちゃう松坂とかも、やっぱりなんかある、と思わざるを得ない。

わが金融界でこういう星を持っていたのはなんといってもグリーンスパン。あのオクトーバークラッシュは悪夢以外の何モンでもなかったけれど、しっかり自分のものにして、その後はロシアショックだろうが、LTCMだろうが全部自分の功績に転嫁してしまった、それはまさに星の力、といいたくなりますね。

考えてみると人間だれしもそういう星の力を感じるようなチャンスが人生のうちに何回かあるんでしょう。ただ、それをものにする人と出来ない人の差が大きいのかもしれない。松井選手やグリーンスパンはそれをものにする実力があり、それこそ何といっても日頃の努力の賜物なのかもしれませんね。

逆にイマイチ、な人もいる訳です。なんか間が悪い人って、周りにもいますよね。本人の努力が足りないといえばそれまでかもしれないけれど、やはり何かを感じますよ。その意味ではバーナンキには何となくそういったツキを感じないんですよ・・・・何かね、ちょっとたりない(笑)。

松井選手がヒット打たなくても世の中あんまりかわらないけれど、バーナンキがあまりツキがないって話になると世界中が影響しますからね、マジデやってもらいたいもんですよ、はい。

ぐっちーですか?

まあ、。わたしは個人的にはツイテル方だと思います。
ただね、寝ててもお金が入ってくるような、「濡れ手に粟」、って訳にはつくづくいかない、と最近わかってきました。かなり努力をして始めて何かが得られる、というまあ、まっとうな人生ですかね(笑)。

でもいるんですよ、ほんとに酒飲んで遊んでるだけなのにお金がついてくるタイプ。うらやましいんですけど、ほんとそのうちなんかあるぜ、なんて悪態ついてるんですが、なかなか無い(笑)。

ただ、私は人とのめぐり合わせ、に関してはほんといい運に恵まれています。素晴らしい人々とこれまで会わせて頂きました。これには感謝ですね。この運だけは手放したくありません。人生、これに尽きますな。皆様に感謝です!

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アルコールと警察権力

2006-09-12 16:42:51 | 社会

さて、金融と並ぶぐっちーの専門分野、アルコールであります。

そりゃー、あたしゃー飲みますよ、かなり。でも飲酒運転はしません。
40づらこいて捕まったら「チョイワル」なんて言ってられないし、まあ、自分の酔っ払った状態を知っているので怖くて車なんて運転できませんよ、そりゃー。

実際、事故にあわれた方、そのご家族はもうたまらないでしょう。これまでなら警察に飲酒で捕まったとしても新聞に載るようなことは滅多になかったので、最近急に増えたような錯覚を覚えますが、社会問題化してきて記事にするようになっただけですから、潜在的にコノ程度の頻度では起きていたんでしょうね。

飲んだら乗らない、というのはまあ、当たり前なんですが、背景には日本独特の飲酒に対する許容度の高さ、というかおおらかさ、があげられるのではないでしょうか。男なら酒くらい、という教育を事実私も受けましたし、中学生位から家では飲んでたりしま・・・・・・せんか(笑)。

夕方コンビニの前なんかに行くとおっさんがうまそーに焼酎飲んでたり、横須賀線なんかもグリーン車に乗ると結構一杯やってますよね。OLなんかもオヤジに混じってプファー、とやってますな。因みにこれ、アメリカでは全てNGです。

バー、レストランではない所で、指定された場所以外で人前でアルコールを摂取する事は禁止です。セントラルパークで天気のいい日にぷふぁー、なんてバドワイザー飲んだら、ほんとに気持ちいいんですが、見つかったら逮捕です(実はみんな隠れて茶色い紙袋に隠して飲んだりするんですがね・・・でもほんと、つかまるよ)。銃が規制されていたりいろいろな事情はあるにせよ、日本は伝統的に飲酒におおらかなのですよ。酒は百薬の長なんていうでしょ?江戸時代なんかは一日中飲んでたと言うし(江戸っ子がけんかっぱやいのはアルコールのせいだという説があります)、なにせ神事にはお神酒は不可欠ですよね。

更に日本に来たアメリカ人を驚かせるのがあの酔っ払いのオヤジ軍団(私も含めてですよ!!)。あの酔い方(まっすぐ歩けない、顔がまっか、酔っ払ってベンチで寝る等々)はアメリカでは犯罪でしょうね。それだけ酔っ払っても安全というのもあるのですが、まあ、とにかくおおらかといえるでしょう。その辺の全体的なおおらかさが結局飲酒運転を許してしまう環境を醸成している事は否定できないでしょうね。

まあ、ある種の凶器ですからね、車は。となると、アメリカ並みのアルコール規制をかけるか、車に呼気判定装置を付けるかなんでしょうね。どこかの国にはあるようですよ、アルコール検知器をクリアーしないとキーがまわらないって車が。日本の技術なら一発でしょうけど、ビール会社とか反対するのかね~・・・長い目で見たら飲酒運転させない方に賭けた方がいいような気がするけど、ビールのみオヤジさん、如何でしょうかね?

ビール飲みオヤジの雑感

(この方は私の同期なんです。なかなか含蓄の深い発言をなさるのは小学校時代からの筋金入りでして、私と違って大秀才です。) 

宗教上の理由で飲まないなんて人は日本にはほとんどいない、ってのも理由かもしれないね。まあ、これに関しては中国の方が上かもしれない(笑)。酔っ払って池に映った月を掬うってんだからスケールが違うよね。因みにロシアも別格です。この国で飲酒運転云々言う事はありえません。何せ冬は寒くて外を人が歩いて無いですから事故っても自爆なんです(笑)。それに早く運転して帰らないと凍死しちゃいますから・・・ってのは冗談にしても、事実モスクワで信号機が良くぶっ倒れてますが、あれは飲酒運転による衝突事故のあとです。まじで。

ともかくも、突然飲酒運転の車に突っ込まれたらそれはたまらない訳でアルコールを提供した側の人を逮捕するなんていかにも取ってつけたようで、最終的には車が動かないようにするのが一番でしょう、やはり・・・

結局警察権力だけが焼け太りになって飲み屋にずかずか踏み込んでくる、なんて無粋な事態だけは避けたい・・・と考える訳ですね 、私は。今の警察はほんと何するかわからない。こういうみんなが反対できない状況でその権力をどんどん増大される事だけは避けたいな~、と考えている次第です。飲酒運転そのものは警察権力に頼らなくても取り除ける訳ですからね。そういう角度から考えてみる事も必要ではないか、という事でした、はい。

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原油高はマッチポンプだったのか・・・

2006-09-12 13:10:35 | マーケット

商品相場の下げが著しいです。

といっても原油、金、レアメタルなどの鉱物系ですが、原油はついに65ドルを行ったりきたり、金は岩盤といっていた人もいる600ドルを切りました。その他おしてしるべし、といった所です。オレンジジュース先物はカリフォルニアの不作が響いて高い。関係ないけど(笑)多分オレンジジュース値上がりするよ。

原油については昨年も書いたのですが、マッチポンプという説を私はとっています。古くはあのローマクラブに始まり、原油が無くなる、という話は随分昔からある訳です。でも無くなった試しがない。今度は本当だ!、という学者もいますが、確認埋蔵量なんてしょっちゅう数字が変わっている訳だし、少なく見せたほうが高くなるだろう、なんてバイアスは簡単にかかるものだから、どうもあてになりません。中国という巨大マーケットは70年代には想像もできなかったので需要面での修正は確かに必要でしょうけど、供給面に関しては枯渇する、という確固たる証拠は何処にも無いのです。

私のつたない経験でもロシアなんかは油井設備が古く90年代には殆ど原油が産出できないであろう、とほぼ全ての専門家に断言されていた訳ですが、今はどうですか? 当時100万バーレルがせいぜいと言われたソビエトの産油能力がいまや800万バーレルを生産している訳で、当時を知るものとしてはさば読むにしてもひどすぎる誤差と思われます。

その意味で先物100ドルなどと騒ぎ立てられたのは多分にマッチポンプのような気がする訳です。今は上がった方が都合の良い人が多いから上がる、という極めて単純な市場原理だろう、と考えています。と、今日は短いですがこれでおしまい。

 最後に

 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4022502207/sr=1-4/qid=1158033763/ref=sr_1_4/503-1376947-0492719?ie=UTF8&s=books

 こちらもご覧頂いている幸田さんの新刊のご紹介。
今度は朝日新聞ですね。朝日さんなら宣伝も十分行き届き、結構な売れ行きになるのではないでしょうかね。ネタばれさせる訳にはいきませんので内容は是非お読み下さい。なかなかリアルですよ、なんか考えさせられちゃいました。

文春のバイアウト(バイアグラではありませんよ・・・笑)もいよいよ佳境でして、こちらの方もよろしくお願いします、と宣伝でーす♪

コメント (8)

9月11日

2006-09-11 09:41:58 | 平和

あれから5年が経つ訳です。
一年のなかで最も記憶に残る日というと自分の誕生日だったり、8月15日だったり、人によってはクリスマス、ってな話しになる訳ですがぐっちーの場合あれ以来すっかりこの9月11日が最も意識に残る日となっています。

あの日はよく覚えています。
いつものように六本木で北野武さんと飲もう、とちょうど集まったんですね。当時まだ外資系の投資銀行にいたもので、途中NYKの電話で呼び出されるわけです。何せ最初はワールドトレードセンターに飛行機が突っ込んだ、と電話で言われるわけですから、そんなアホな、というのが第一印象で、せいぜい、小型のセスナかなんかが間違ってぶつかった(当然飛行機は大破するもののビルはなんともない)というシーンを想像した訳です。

武さんもアメリカはそこらじゅう、セスナが飛んでるからな~、なんて笑っていたモンです。しかし、その後ワールドトレードセンターにある某銀行と電話が繋がらないとか、いろいろな電話がNYKからかかってくるようになり、「え、まじ??」 という感じでその店でCNNを付けてもらった訳です。そのシーンはもう目に焼きついて離れないもので、煙を上げる戦艦みたい奴がただ立ち尽くしている・・・、これはただ事ではないことはすぐにわかりました。

さすが世界の北野武でして、これはテロだぜ!! と直感されたのみならず、おい、ホワイトハウスも狙うんじゃねーのか、とおっしゃってたのをよく覚えています、(事実狙ってましたね)。

 あれから5年。アメリカと日本を行き来しつつ仕事をしているぐっちーの実感としてこれほど日米が緊密になった時代はなかったんじゃないでしょうか。もちろん小泉純一郎という異能な人がいたことはあるのですが、全てはこの9・11が事の発端だと私は思っています。

その後やれ、ネオコンだ、なんだかんだとくるわけですが、奇しくも日本はアメリカにとっての最大の「バディ^」になり始めたのがこの日だったと考えています。その後トヨタの生産台数がGMに迫ろうとも、アメリカの国債の入札で8割を日本が落とそうとも、ジャパンバッシングも起きませんでしたし、お陰でドル円も究極の安定を見せる訳です。これだけの低金利政策を続けられたのもアメリカ経済という後ろ盾があったからですし、小泉さんの路線も影響したでしょうが、日本がアメリカの軍事力という後ろ盾を有効活用してきたのもまた事実でしょう。

そう考えてみるとこの9・11は戦後の分水嶺に数えられるのかもしれません。卑近な例で言うと私の友人達(アメリカ人)はしばしば初対面の私の友人(日本人)に向かってバディー、とかブラザーとか呼び出すようになりました。これは考えられない変化だと思ってます。日本人はみんなブラザーなんですよ(笑)。 この蜜月がずっと続くとは・・・正直思ってません。いつかこの反動がくるでしょう。ブラザーだと思ってたらコノやろう、という時期も来る筈ですが、まあ、アメリカの妾なんていわれていたのに比べればはるかにまし、だと思いますけど(笑)。

 いずれにせよ、この日米一体化(どっちがどう、とは敢えて言わない)というのはどうも必然の流れのように見えてしまってまして、ドル円も、金利もはたまたM&Aもこの流れには抵抗できそうもない・・・と考えている今日この頃であります。間違いなくここ数年のキーワードはこれでしょうね。経済的にはアメリカに飲み込まれているような感じがするわけですが、文化的には日本の方が深みがありまして、すしの流行だけではなく、かなりの日本ブームがアメリカで起きるような気がする訳です。これはちょっとビジネスでも生かせるかもしれませんが、詳しい話はまた♪

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やっぱりバブルなんですかね・・・

2006-09-08 09:15:07 | 社会

このブログの書き込みを見たんでしょうか、突然円は安すぎる、との声がフランスに続いてドイツからも飛んできた。まあ、こんなもんでしょうけどね。いかにも150円はつらい、という事だと思います。日本の通貨当局は対ユーロはマッタク興味ないですから、いくら騒いでもだめでしょう。シンガポールのG7でもおそらく何も語られない筈です。くどいようですが、ドル円が安定していればOKというのが日本の通貨当局の考えでしょうからね。

さて、ぐっちーはバブル時代に30代だったという典型的バブル世代ではあるのですが、「最近日本はバブルですか」、という質問が多く寄せられます。しかも全部アメリカのメディアから。時代は変わったモンですね、最近までは「氷河期じゃないんですか」、なんて同じ人に質問されてましたからね、変わりました、はい。

こういう時に、 わざと紛らわしい数字を出して混乱させるのが好きなので、いろいろいたずらするのですが、この中で彼等が必ずうそつけ、という数字に東京の都心(港区、中央区、千代田区)のオフィスの空き室率(Vacancy Rate)があります。この3つに絞っている所がインチキなんですが、実は3%を切っているんですね。広さからするとこれに新宿位を足すとマンハッタンより軽く広くなるもので、マンハッタンと同じだよと説明すると余計混乱する。アメリカでは完全に狂っているといわれるマンハッタンのオフィスの空き室率がだいたい7%~10%あるもので、3%とか言われるともう、わたしが何を言わなくても、そりゃーバブルだろ、ってな結論を向うは勝手に出す訳です。

だから東京で不動産をもっと買わなきゃ、マンハッタンを見てみろよ、などというとこれは完全に誘導尋問にはめるようなもんで、フェアーなトークとはいえないんですが、まあ、結構楽しい会話です。

冗談はさておき、実際どうなのよ、ということになりますが、大手町、丸の内は坪35000円というバブルの高値を完全に抜き去り、青山、銀座、六本木も同じく追随。ついでに品川あたりまで上がってきましたから、バブルといえばバブル。
但し、東京中という訳には行かず、山手線の外側のオフィスはさすがに難しい、という感覚でしょうか、やはりいいところとそうでもないところの差が激しいというのが今回の景気回復の特徴です。

バブル時代を一言でいうと、景気の悪い人がいなかった時代。今は景気のいい人と悪い人の差がものすごく開いている時代。但し、食うに困る人は殆どいないので、悪くもないね、ということでしょうか。

東京でこれですからおのずから地方は壊滅的な所も出てきます。東京を向いてミニ東京のような事をやってきた所はどうしようもないですね。でも繰り返しますが、食うに困るわけではないので、後は趣味の問題で、実はアメリカもこうやって西海岸や南部に人口が移動していった訳ですな。アリゾナなんて10年前はただの砂漠だったわけですが、いまやフェニックスは全米5位の大都市ですからね。給料半分でもゆっくり住みたいな~、という人々が日本でも出てくるような気がするのですがどうでしょうか。

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そりゃー、マストだぜ!

2006-09-07 10:34:52 | 金融全般

昨日のマストハブには結構な反響を頂きましたが、弊社のアシスタントの女性から、でもおじさんたちもすぐ、それはマストだぜ、とかいいますよね、似たり寄ったりじゃないんですか。と反論されてしまった。うーむ、確かに言ってるかも・・・

という事で今日は久々に為替の話。
ドル円の年初来ボラティリティーがついに3%を切ってしまった・・・結構な事件な訳ですよ、実は。昨日のコメント頂いた健さんという方が、どこかの講演で1ドル75円というお話を伺ってきたと・・・まじですか・・・

年初から見てみると ユーロは138円がいまや150円、約10%も円安、ポンドもすごいね。一方ドル円は115円が116円と、まあ、この半年3円幅で言ったりきたり。ドル円は既に世界のローカル市場になってます。これはここで繰り返しているように、今更ドル円をアービトラージする理由がなくなってしまった事が原因です。

一方、問題山積のドルは他の通貨に対して弱いので、アメリカの一部と見られている日本円も一緒に弱いというのが真相。よほど日米間に齟齬が生まれ無い限り、ドル円が単独で75円になるなんてないでしょうね。まあ、安倍さんになると多少は変わるかもしれませんが、基本的にアメリカの赤字を全て日本が埋めているという構図が変わらない限り(日本がこれ以上アメリカの国債を買わないと宣言すると70円くらいになるかもしれないね、確かに)、円の独歩高は有り得ないですね。円安も多分ありません、しばらくは。いづれにせよボラが3%なんて、こんなに安定しているものはそうそう無い訳ですから(1000円の株が970円になってもあまり驚かないでしょ?)黙ってドルのMMCかなんかにしておけばいいんでしょう。しばらくは。

ついでに申し上げておくとポンドが異様に強い訳ですよ。対ドルでも、もちろん対円でもそうなります。
通貨の相対的な強弱を測るのには意外と原始的な方法が有効です。例えば地下鉄の値段とかね。NYKですとどこまで行っても2ドルなのでまあ、初乗りという考え方は難しいんですが、1ドル115円でみると230円ですから、160円(初乗り)から300円の範囲に入る23区部と比較してみるとまあ、そんなもんか・・・ですな。

一方ロンドンはゾーン1-2で割安な7日チケットを買っても220円で換算すると690円!! 何度も乗れるというのはあるけれど、いかにも高いですね。これはほとんど為替のマジックと呼べるもので、ロンドンに家をお求めになっていたら今頃は家の値上がりとポンドの値上がりでウハウハな訳です。

冗談はさておき、このポンドの強さも? な訳ですが、ユーロが統合してしまい、今までマルク、フラン、リラ、ギルダーなどに分散していたものがポンドに集まってしまったと言われていますから、一体何が功を奏するかなんてわかったもんじゃありません。

ということで、ドル円に関しては繰り返しますがボラティリティーの上がる理由がマッタク見当たりません。まあ、こんな平和な時は無い訳ですから、ゆっくりドルでも持ってましょう。ユーロ、ポンドは高すぎてどうしようもない。儲かっている時は何も言わないのが常ですが、欧州向け輸出比率の高い自動車など、そりゃー、業績がいいに決まってますよね、これなら。逆にヨーロッパに旅行なんていま行くのは得策では無い訳ですな。お金のある人は勝手にどうぞ、だけどね(笑)。では!

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