債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

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しばしの離日

2005-11-28 12:28:20 | Weblog
それではアメリカに向けて出発であります。LA,フェニックス、などなどこれまでには殆ど縁がなかったようなところばかりで、流石に投資銀行家の雰囲気が致しますね。
アメリカからも頃合を見て更新するよう努力致しますが、いかんせんブルーンバーグを持ち歩いている訳ではありませんので、マーケット情報は殆ど無いとお考え下さい。様々な視点から話題が提供できればいいかな??と思ってます。

それでは!!
いってきます!


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腰痛とクラシック

2005-11-27 19:09:40 | 音楽

腰痛が悪化。飛行機の中で痛くなったらやだな~・・・ということでいつもの慶応病院へ。

「君、これで飛行機のるつもり?? どこまでいくの?11時間フライト??、無理、全然無理。 着いたら救急車だぜ」

というドクターの冷たい宣告でフライトを一日延期。
しかし絶対明日いかないと失業すると食い下がったところ、プロテクター、要はギブスのような物で固めて飛行機に乗れば何とかなるかなー・・・あとはアメリカの医者に任せちゃおう・・という慶応ならではの超お気楽コースが提案され、他に選択肢がある訳も無く、看護士の方も大変お綺麗なもので(関係ないか・・・笑)、なされるがままに、病院の紹介で横浜のプロテクター屋さんへ。

取り合えず麻酔が効いているので痛みはかなり消え、天気もいいのでプチ旅行気分で横浜へ。こちらにはオーダーメードでギブスのやわらかいような医療用成型を作る専門家がおり、あの大魔人佐々木はぎっくり腰なのにここのプロテクターをはめて投げた、というその筋では有名な方らしい。事情を話すと、じゃ特別に一晩で出切る所までやってみましょう、というありがたいお言葉。寸法などを測って頂き明日の朝取りに行く事に・・・

さて、そういえば・・今日はわが同級生のマエストロ長野(長野力哉君といいます。小学生からの同級生ざんす)の演奏会の日であったわい・・これが偶然にみなとみらいホールでありますよ。出張で無理かもね・・・と返事をしていたのだが、これはいいや、と気が付きそのままみなとみらいホールへ。横浜フィルというアマチュアのオケなのですが、矢鱈にいいホールで演奏するのですよ、いつも。何せウィーンフィルだってここでやったんだから!!

一言でアマチュアといってもこういうプロの指揮者が演奏するととんでもない演奏をする事があり、あまり甘く見てはいけません。今回の場合痛みに対するヒーリング効果もあろうかと目論見、お邪魔することと致しました。(本当はもっとよこしまなことを考えていて、みなとみらいホールにはムーティとか、小沢征爾とか有名なマエストロが多数来ており、同級生訪問を口実にその豪華な指揮者の控え室が見られるぞ!! というのがほんとの目的だったりするのです・・・)

 さて、そのマエストロ長野。
我々の学校は小学校から高校まで繋がっており、いわゆる受験校のひとつでして、東大、国立大医学部、悪くも早稲田慶応あたりに行くのがあたりまえになっており、その中で芸術の道を極めようといのは環境からいってもかなり厳しいのです。しかし、彼は初志貫徹、見事桐朋音大に入り(これだけでも大変!!)、87年に(ぐっちーが丸紅からモルガンに移った年ですな)ベルリンに留学(当時はまだ西ベルリンだったんですよ、これが)、あのカラヤンの下、ベルリンフィルハーモニーで90年まで研鑚を積んだという、とんでもない経歴の持ち主なのであります。

残念ながらそうかといって日本でそのまま有名になるかは全く別問題でして、彼よりはるかにレベルの低いやつがえらそーな顔をしているのが現実でして、甚だ腹が立つ訳でありますが、まあ。いづれにせよ、子供の頃の夢をそのまま実現したという、数少ない奴で、その幸運と根性には頭が下がる重いです。

本日のプログラムは
フンパーディンク ヘンゼルとグレーテル序曲
シューベルト交響曲第7番 未完成
ブラームス交響曲第4番

 というアマにとってはかなりの難題揃い。特にシューベルトは今年のウィーンフィル+リッカルド・ムーティでも申し上げたように実はかなり厳しい選曲。ブラームスならブロックを積み上げる感じでいけるんですが、シューベルトは言うなれば薄紙を一枚一枚積み重ねるような音作りになるので、ちょっとしたミスもゆるされない。ミクロの世界の名曲で、それを500人以上入る大ホールでやると言うのはウィーンフィルでも不出来がありうる難物なんですね。

でも、楽員のみなさん、頑張ってました!。
ただ、やはり、緊張で疲れてしまったみたいで、後半のブラームスは3楽章までは調子が出ませんでした。しかし、世界のレベルの指揮者ともなると何とかするもんなんですよ。これはびっくり!!。よれかけてたバイオリンを見事に立て直して第3楽章からこれぞブラームスの怒涛のフィニッシュ!! 

腰痛を忘れて拍手拍手であります。今後機会がありましたらこちらのブログでもマエストロ長野の演奏会をご紹介していきたい思います。本人は私があれこれうるさいので、出来のよい時でないと声をかけてくれないのですが、もしコンサートに長野力哉の名前を見つけられたら是非お出かけくださいませ。

という事で、ぐっちーは麻酔の切れないうちにと帰って参りました。
あすのフライトになりましたので、マーケットに就きましてはまた明日書き込みます。

妙な指値をしたために、8411に関してはだいぶあちこちからお叱りを受けてしまいました(笑)。この場を借りてお詫び申し上げます。チックショー、あんなとこから成り行きで買うなよ!! と怒ってもあとの祭りでした・・・

では!!

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さぼり・・・ではないのです(涙)

2005-11-25 10:00:33 | マーケット

さぼってないで早く書かんかい!!

などと、叱咤激励を頂いております。
誠に申し訳ありません。多忙と腰痛の再発にてふらふらしておりました。本日は株価もふらふら、ここでお伝えしたようにコアの銀行株のはずしが原因です。10時現在早くも買い戻しが入っていて結果はわかりませんけどね。

当面ぐっちーはインデックスをもって踏ん張ってますが銀行株が安くなるなら買っちゃいましょう。今回の決算でお分かりのように、4-5年先は別として当面銀行より儲かるビジネスは多分ありません。何せ金利がゼロ、かつ引当金積みまくり・・・そこで景気の急回復、株価の急回復となれば、誰がやっても儲かっちゃいます。メガバンクの勝ち組はどこですか・・・というずばりな質問もかなり頂いています。有料配信を持っているもので個別銘柄はこちらでは殆ど振れないようにしているのですが、特別サービス、(ってほどではないですが)、今日は書いちゃいましょう。

三井住友は前にも申し上げたように、三洋に突然2000億なんて出さなきゃいけないほどどろどろの関係がある訳でして、こんなものは氷山の一角です。堤さんまで捕まっちゃう世の中ですので、小泉首相のいるうちはとても手を出せないです。GSとの関係も不可解な事が多く、ブラックボックスだらけ・・という事でパス。

三菱UFJは一見強そうですが、部長人事を見てみたら、殆ど三菱占領軍になってしまい、これではせっかくのシナジー効果が生まれません。三菱の考え方で銀行業が上手くいくとは思えない。そうなると、ずばり、ねらい目は・・・

みずほです。統合時のごたごたやシステム異常など、ネガティブなニュースが多いのですが、ビジネスモデル的にはここが一番バランスが取れています。民間融資に強いDKB,官公庁に強い富士、そして日本で唯一投資銀行と呼べた興銀がくっついた訳ですからバランスは文句無い。DKBと富士の所謂「融資のダブり」(典型的なのはDKBの伊藤忠と富士の丸紅)さえ解消できればここは飛躍の条件が揃ってます。あまりにも酷すぎて融資が思うように削減できなかったのですが、いまならこれらのダブりの統合は可能。これを条件にみずほ8411 100万円は軽いです。人材の流失がちょっと気にはなるのですが、それなりに優秀な人間も新たに入ってきているのでなんとかなりそうですね。80万を切って、信用の連中があわくって投げてくれればいい買い物でしょう。ポートに銀行があまり入っていない場合は今のレベルでも問題ないでしょう。

さて、ぐっちーは今週はイタリアンウィークで既に、グラッポロミウラ、フェリチタを制覇、本日は千秋楽のフェアドマであります。親しい方々と今シーズン最後の白トリュフを力一杯食べてこようと思っております。来週から毎日ハンバーガーでも暮らせるように、止めを刺したいと思います。

待ってろよ、アイアンシェフ、まつはし!!

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瀬川さんとホリエモン

2005-11-22 14:37:46 | 社会

改めて将棋の瀬川さんのプロ棋士昇格にはいろいろ考えさせえられる事がある。もちろん本人の努力のすさまじさは当然だ。よくも忙しいサラリーマン生活をしながら、プロ棋士を相手に勝率7割なんて成績を残したものだ。また、嘆願書が出されたタイミングが丁度良かったという事も否定はしない。
しかし、この問題には我々の社会の参考になる様々なヒントが含まれていると言える。

瀬川さんは35歳、独身、ホリエモンが33歳だから実は同世代といっていい。しかし、片や年寄りに疎まれ、かたや世の中的にもよっくやったといわれる訳だから、その差は一体なんだろう。

翻ってみるとホリエモンは何も悪い事をしていない。しぶとく自分で這い上がってきて、開かないドアをこじ開け、法律違反もしていないのに年寄り連中からルール違反呼ばわりされた。抜いても抜いても生えてくる雑草のような根性で古い経営体質の会社に対し挑戦状をたたきつけたといえ、それだけ金融界は自由だった、とも言えるが、ともかくも力さえ足れば、金さえあればと、彼は歯を食いしばってのし上がってきたのだ。

しかし、瀬川さんの将棋会にはいくら強くても絶対にのし上がれない壁があった。奨励会の25歳という年齢制限はいくら瀬川さんが強くても、もうどうしようもないルール、それも将棋会独自のルールだ。いくら逆立ちしてもどうしようもない、独特の閉鎖社会固有なルールを変更するのは通常困難を極める。まして、伝統のあるこの将棋会である。私には殆ど不可能に思えた話だった。

しかしそれを押し切ったのが62歳になられた米長将棋連盟会長の存在だ。
米長さんとて、これには相当のご苦労があったと思う。内部でもここで例外を作ってはこれまでの人はどうなるのか・・・などと、相応の反発があったやに聞く。しかし、ここで先例にとらわれていては未来はないとご判断され、英断を下した。

瀬川さんは努力を繰り返し、500万の収入が200万になっても挑戦したいという嘆願をし、これを過去の例にとらわれずにとりあげた・・・・
ホリエモンにぶつぶつ言ってる暇があるのなら、今残された年寄りの役割とは実はこれではないのか?? 

世の中、大学を出て、一度でもサラリーマンになってしまえばそうそう他の事はできない。仮に40を過ぎて、私の会社に金融業務の経験はないが、営業などで素晴らしい成績を上げていて、金融を独学で勉強し、給料が半分でも良いからチャンスが欲しい、という人が来た時にチャンスを与えてあげられるかどうか? 
そういう人が都市銀行の扉を叩いたからといって彼等は雇ってあげらるのかどうか。
少し飛躍するが、不足しているといわれる小児科のドクターだって、例えば子育ての終わった主婦に特別枠で医師検定試験を儲け、一定の試験を3年ごとにクリアーするという条件で特別資格で医師として働けないのか・・・などなど、米長先生のように前例にとらわれなければ、年寄り達によって若い人々に道を開いてあげる事は実はいくらでも可能なのではないか、という気がするのだ。

年寄りがいつまでも成功体験をもとに既得権益にしがみついていてはまさに、ホリエモンのようなブルドーザー的パワーのあるもののみがのし上がって来て、それこそ森元首相などがおっしゃるように「野の中のためにならない」のではないか。その一方で今回のような、長老こそが下せる英断というものが世の中のあちこちの分野にあるのではないか、改めて感じた次第である。

今をときめく宮里藍選手も、デビュー当時、あのへそだしルックはけしからん、とベテランの方々からかなり非難を浴びたと聞く。それが

「可愛いくていいじゃない?」

という樋口会長の一言で誰も文句が言えなくなったという話も聞いた。樋口会長を長老呼ばわりするにはいささか抵抗はあるが、これがなかったら女子プロゴルフ界などはいまだに田舎のあかぬけないおねーちゃん達の運動会の延長線上で(失礼!!)、これだけの人気にはならなかっただろう。

日本は特に長老社会という面が伝統的にある。これを逆手にとって、ここは年寄りが最後の一仕事で、次の世代の頭に痞えた大石を取り除いて頂く時がが来ているのではないだろうか。次の米長邦夫はどこから出てくるのか、楽しみにしてみたい。

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偽装構造計算書の怪・・・

2005-11-22 09:16:04 | 金融全般

日本株・・・多少動きに変化。かなりディープに踏み込んでいたファンド筋で都銀に売り物を出してくる動きがある。そうとう古いコアポートのようですが、どうもはずしてきた模様。やはりここ数日の動きに?なんだろう、と思います。ただ、もし上手く下がれば、都銀をあまりポートに入れて無い方は拾っちゃいましょう・・・

ということで。今日、朝っぱらから海外から矢鱈電話が多いのはこの事件でして、要は「おれのいつもとまっているホテルは大丈夫か」、とか「俺のファンドなどに入れてしまったマンションは大丈夫か!!」などという質問でして、

そんなもん、わかるかい!!

と悪態の一つでもつきたくなりますな。但し、我々の業界ではこの種の手抜き工事はかなりポピュラーでして、日頃から接待などによる情報網の確保がこの種の件では重要な事はいうまでもありません。同業者は他社の悪口は言わない、という悪しき伝統が建設業界には根強くありまして、この口を割らせるには「飲めや、歌えや!!」しかないという下品さは戦後50年変わっていないと言われています。

さて、今回の問題の根源は姉歯設計事務所にあることはもちろんですが、実はこれがこういう形で商売になってしまうという、建設業界の伝統にあります。名前の出ている木村建設は、圧倒的に工期が短い事で業界では有名で、普通の販売業者は怖くて手がけないのですが、もうわかった上でグルになられてしまうと、一般購入者には殆ど情報は伝わらんのです。しかし、業界ではもう手抜きの常連ということで、通っていた。

しかも、この種の違法建築の賠償は売主責任ですので、今回名前が出ているヒューザーやシノケンといった会社が賠償する責任があるものの、何億円の賠償資金が負担できなくなって潰れてしまったらすべてパーになるという何とも納得できない世界なのです。
更に、イーホームズなどの民間指定検査会社が中間検査で審査をすることになり、建築期間が大幅に短くなったという、民営化のメリットがここでも逆手に取られている、という説があり、小泉構造改革の拙速ふりが現れた、なんて間の抜けたコメントをしている奴がいますが、これを建設省がやっていたころは実はもっといい加減だったというのが、業界の常識。接待供応で無審査で通った訳ですから、とんでもない世界です・・・・ここまで暴露してみると、マンションなんて買えない・・・・ですよね。

そう、日本で一番買っちゃいけないものの一つがマンションなんですね。とにかくインチキが多いくせに何億円するんですから、よーく注意しなければなりません。我々が運用している不動産ファンドはこれを避けるためにアメリカの設計事務所に年間かなりのフィーを払っています。彼等は日本の基準をあてにせず、役所の審査に通ったからOK,ということではなく、全て独自に検査をして建物をデューデリジェンスしていきます。自分達が危ないと考えたものはすべて「だめだし」をして来ます。当然売主は面倒なので嫌がる訳ですが、自信があれば別にいい訳ですよ、彼等が払う訳じゃないからね。でもこの段階で怪しい建物は実はかなり排除できるというのも事実です。

これを踏まえて、一般の方々にアドバイスできるとすると、やはり信用の置ける大手不動産業者、及び建設業者の建設物をお買いになるという事です。大手のゼネコンもここ数年は苦しくて妙な業者の建物も建設していますから注意が必要なんです。従って、まあ三菱地所+竹中工務店、鹿島建設、設計が日建設計とか、せめて三井不動産+清水建設程度のものを買うという防御が必要でしょう。この連中ですと、何かあっても保証で会社が潰れるという事はないですから、まあ、裁判とかになると手ごわい連中ですが、社会的信用という点では頭一つ、抜けている感じですね。ハセコー・・・かなり微妙です・・・

いづれにせよ、安い買い物では無いのでここは一つ慎重にご判断されたらよろしいでしょう。これに比べると車はかって安心だわー。どうしても不動産が欲しい方は地震のないところに買いましょう。マンハッタン、アリゾナとかですけど。

追記
この記事をアップしたのが朝9時なんですが、夕方早くもこんな記事が・・・
http://www.asahi.com/national/update/1122/SEB200511220007.html

ある種、恐れていた事が即座に起きた訳ですが、これで確信犯振りがわかっていただけるのではないでしょうか。当日に不渡りって・・・・ね~??

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引き際・・・

2005-11-21 09:32:03 | マーケット

週末はこちらでも取り上げてきた様々な経済ニュースが飛び交っておりまして、賑わっておりました。

まず、三洋は井植さんの辞任で幕引きの構え。こちらでも指摘しておりますように、かなり「黒い」方なので、これでまた秘密ごと墓場へ持ち去り作戦でして、しめしめ、と思っている方も多いでしょう。

また、日本航空は政策投資銀行がなにやら突如民営化のリスト筆頭に上ってしまい、やばい・・・と思い始めているかもしれませんね。繰り返しますが、担保に取っているボーイング747は恐らく無価値です。処理するのにお金を取られるかもしれない。従って、政策投資銀行は金融機関としてみると不良債権ばかりをもっている(日本航空への貸し込みが圧倒的に大きいため)可能性があり、これをデューデリしたときにそのまま持ってますよ、なんてことが許されるどうか、大注目であります。日本航空自体は潰れても更正法などを適用し、飛行機そのものは飛ばし続けるってことにはなるんでしょうが、会社の価値が何にあるのか、という事を含めてあらぬ国民負担にならないように願うのみであります。なにせ事故続きですので、ブランド価値とかいってもマイナスなんて笑えない事態も考えられます。GMと同じで、とりあえず、年収1800万円のおばさん客室乗務員には800万くらいで我慢してもらうのがよろしいか、と存じます。(それでも高いよ、十分!!)

日本株はボリュームだけ見ていると外人買い越しが続いておりますが、銘柄はダイブ怪しいものが増えています。売買代金も急落してきており、相場そのものは変わったぞ、そいうサインがあれこれ出てきています。現状は私のようにETFでこわごわついていく、というのがベストストラテジーだと思いますが、引き続き金融株はコアとして手放さない方がいいですね。何せ超低金利政策は小泉さんのお墨付きまで出てしまったのですから、来年3月は空前の好決算となる筈です。

それにしても、民主党の前原さん、恐れていた通り、自民党のだれよりも自民党に近い考えの方だ、という事が判ってきましたね。まじで裏で小泉さんと出来てますぜ、きっと。昨日のサンプロの発言:

「竹島は向うが実効支配しているのに解決しろという(韓国の)大統領はどうかしている。教科書問題でも日本の検定制度への理解が浅いのではないか」

ですよ。森さん、武部さんでもちょっと怖くていえないんじゃーないですかね(笑)。
やはり、早く労働組合と決別して自民党の別働隊として働かれるのが一番いいように思われます。さて、今週はアメリカもサンクスギビングでして、これが終わると一気に年末が近づいてくるのです。ニューヨークは枯葉が舞う・・・・一番さみしく、でも季節の移り変わりを感じる季節ですね。来週行って来ます。では!!

 

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広島の元気の素

2005-11-18 20:05:35 | Weblog

やっとのことで広島から帰ってきました。如何せん飛行場が遠いもんで、帰りは新幹線にしたんですが、4時間はやはり長かった・・・・
ということでコメントのお返事等々できておりません。必ず書きますので少々大目に見てやってくださいませ。

さて、ここでも取り上げた広島に行ってきた訳です。やはり、宮崎とは大違い!! すさまじいばかりの景気の良さ・・なのであります。ホテルは満室で、一泊2万5千円!! の部屋しかないってまじっすか~・・・行きの飛行機はANAが満席、怖いけどJALに、でもJクラスから埋まる、というバブルを髣髴させるような事態、帰りの新幹線は立ち席!!(これは名古屋から強烈に乗ってきたせいですけど)、ということで、やはり広島あたりまでは確実に回復の波に乗り始めています。新球場の建設もあるし、中央通り沿いはマンションの建設ラッシュ、どれもたつ前に売れてしまうというすさまじさなんだそうで、「これってバブルかの~」、とあちこちで聞かれましたが、まあ、まだ大丈夫なんでしょう。

この都市のあちこちの企業と話をしていて一つ他の都市にはない特徴が出てきました。丁度私が行った日に発表があったのですが、西広島開発公社という開発会社が倒産しており、例によって第3セクターの親方日の丸放漫経営で立ち行かなくなり、開発中の住宅、マンションなどが宙に浮いてしまったといういつものパターンな訳ですが、ご存知の通り、宮崎のフェニックスを筆頭にこういう物件はすべて外資が買い叩いて大もうけしてきた訳です。所が、ここ、広島では地元広島銀行が敢然と立ち向かい、それらを買収したというニュースが出てきたのです。他の地銀には申し訳ないですが、こういう不良債権を地元の地銀が買う、なんて話は聞いたことが無い。だからこそ、やれ仙台だ、どこだと日本全国外資系が走り回っている訳ですが、ここは広島銀行が傘下の投資会社を引き連れて買ってしまった訳です。

そりゃー、元来地元ですから、土地勘もあるし、絶対有利な筈なんですがこれまで日本の地銀からそういう動きが出てきた試しがありません。そんな、潰れたようなもの買えないよ・・・となるのです。その意味で広島の元気の素は、実はこの元気な地銀の存在ではないか・・・とふと考えた訳です。元気な地方都市のキーワードとして元気な地元地銀というのも大切なファクターのような気がします。

広島銀行はここ数年、地方銀行としてどう生き残るのか、ビジネスモデルをかなり綿密に検討した形跡があります。都銀ではなく、地銀として横並びではないビジネスモデルが日本でも成立するか、広島という都市と共にこの銀行に注目していきたいと思います。所で、流川は飲み屋の人口密度日本一の座を取り返したんだそうですね。こちらも見事な復活です。

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ボージョレーヌーボ狂騒曲

2005-11-17 10:51:43 | ワイン・イタリアン

さて、出張前にこれを書いてくれ、という依頼がありましたので書きまっせ!!

やってきました、11月17日。
突然日本中がワイン通に変身する妙な日。ボージョレーヌーボ解禁日です!! 毎年一体どれだけのワインファンがいるのか、と言いたくなる大騒ぎ。町のおっさんも、ドンペリもワインだと思ってる六本木のおねーちゃんもみんな大騒ぎ・・・であります。

一言、みなさん、業者に乗せられすぎです、はい。

そもそもフランスに於いてはこれは収穫祭に相当する訳です。アメリカも来週サンクスギビングがある様に、正に秋の収穫のお祝いに相当します。商売上手な奴がこれを逆手にとって、やれ今年のワインの出来具合がわかるとか赤ワインが合わない魚にもあいますよ、奥さん!!とかやって売りまくる訳です。新し物好きの日本人にあったんでしょうね。
いっときますけど、魚に白ワインとか決まってませんから!今年の出来具合が判る訳がないっすから!!  (世界中で魚に白ワインと決め付けているのは日本だけ。恐らく白ワインしかとれないドイツなどの業者にうまくはめられたものと思われます)

なぜか・・・
ボージョレー地方は元来貧困なワインしか産出せず、特にそのぶどうの種類であるガメイ種は他のカベルネ(ボルドーで使われます)やピノ(ブルゴーニュはこちら)と違って熟成に耐えないもので、すぐ飲むしかない代物なのです。フランスに行くと牛乳パックのようなものに入ったワインがスーパーで2リットル500円くらいで売っているのですがこれはみなさんが大騒ぎしている「ボージョレー・ガメイ種、しかも今年できたヌーボーそのもの」でして、で今年のものは今年飲みきらないとお酢になってしまう訳です。

もしこれを以てして、今年のボルドーやブルゴーニュの出来がわかるとするならば、それは種類はおろか、場所も全然違うところのワインで占おうというのですから、さしずめ北海道のじゃがいもの出来具合で鹿児島のサツマイモの出来がわかる(だって同じいもじゃん)、とか新潟のしめじの出来具合で宮崎のしいたけの出来具合がわかる(だってどっちもきのこだろ・・・)、とか言っているのにに等しい訳で、そんなこと・・・・有り得ないですよね、ふつーに考えて・・・

実に妙な事をやっている訳ですな。
あちこちでまた、今年のワインは・・・・などとウンチクを垂れる奴が続出する訳ですが、そういう奴の言う事は信じないようにしましょう(笑)。少なくとも彼の薦めるワインは飲んではいけません。

因みにこのフランスのヌーボーに当たるイタリアのノベロは既に売っておりまして、こちらは作っている所もトスカーナですとか、それこそピエモンテ(バローロの産地ですね)とか、元来、きちんとたる詰めすれば熟成できるぶどうをお祭り用にノベロとして出しています。ですから本当に今年のワインの出来が知りたければこちらを御飲みになって下さい。但し、あくまでもイタリア全般の傾向に過ぎず、シチリアなどの南には全く当てはまらないことは言うまでもありません。

まあ、お祭り騒ぎで飲むならまだしも、ボージョレーヌーボーのテイスティングなんて銘を打っている者まであり、ヌーボーでテイスティングができるなら、ぶどうジュースのほうがテイスティングできるわな(味の差が殆ど無い)・・・という具合で、まあ、見ているだけで恥ずかしくなる騒ぎであります。タダで飲むならともかく、お金を出すのはもったいないっすよ・・・

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ローカライゼーション(ローカリゼーション)成功の秘訣

2005-11-17 09:53:44 | 考察

ヤンキースの松井選手が契約更改したと思ったら、夜はルマンの松井選手がシュートを決める・・・世界中松井旋風でありますな。今日本人で一番有名な苗字は多分マツイ・・ですね。さて、今日は直接マーケット話は殆どないのでお忙しいディーラーの皆さんは後で読んで下さいませ。

おととい宮崎の話を書きまして、グローバライゼーションに飲み込まれていく地方都市の状況に触れましたが、いろいろなご意見を頂きました。中でもアメリカはどうなんですか?というお問い合わせが、まあ多いだろうとは思ってたのですが、かなりありまして、詳しくは改めて書きますが、おしゃるとおり、埋没していく都市もある一方で究極のローカライゼーションを計りむしろ大成長を遂げている都市がアメリカにはかなりあるのです。

代表例はラスベガス。ここ3年間で12のホテルが新しく進出、土地の値上がり率はマンハッタンを抑えて全米No.1!!。
だって砂漠なんすよ、ただの。こんなとこ、値上がりする訳がない・・・と誰しもが思いますよね。でもすごい値上がり・・・という事で、これはこれでかなり書く事がありますので、また改めて書きましょう。

一方、日本はてんでだめなのか・・・というご質問もかなりありまして、実は日本でもローカライゼーションの成功例、とも言うべきものが出てきているのも確かです。ある仕事でかかわったのですが、場所は北海道・旭川市。

私の大親友Tは、彼の頭からおねーちゃんと夜のネオンを取り除くとほとんど何も残って無いという下品なやつで、親友というのも憚られるのですが、どうも1年くらい前から、しろくま!!、とかペンギン!!とか訳のわからん事を叫びながら、旭川通いを始めたのです。(地元の方に伺った所、アサヒカワではなく正式にいはアサヒガワなんだそうです・・・知らなかったです・・・)。

当初仲間内ではついに銀座、六本木には飽きたらず、旭川にあるクラブ「しろくま」「ぺんぎんちゃん」とかいう若いねーちゃんのケツでも追っかけてんだろ・・・などと囁いておりまして、感のよろしい読者の方はピンと来られてるでしょうが、まあ、オヤジの想像力などはこの程度なもんでありまして、しっかし、どうも本物のしろくまやペンギンを見に行ってるらしいぞ!!という話に至り、

「でもねー、そんなもん、北海道まで行かなくたって上野動物園にいるだろー」

、ということでこの時点ではやはりクラブ説が有力だった訳ですが、お分かりのように彼は何を間違ったのか、はたまたそれほど衝撃的だったのか、旭山動物園にはまっていた訳でした。

旭川市は北海道第2の都市なんですが、もともとは王子製紙の企業城下町として発展してきました。昔は製紙業といえば一大花形産業でして、今で言えば製鉄業をも上回るGDPを叩き出していました。その後環境問題や、自動車などの先進工業が発展した為に徐々に衰退、旭川も王子製紙と共に衰退の一途を辿った訳です。今の子供達に王子製紙と聞いてもおそらく「スモークサーモンの会社?」とか答えが返ってきそうな位ですが、昭和30年代の王子製紙と言えば泣く子も黙る・・でありました。

さて、旭川市は王子製紙依存から脱却すべく努力を続けた訳ですがなかなか上手くいきませんでした。ここにはいくつかキャッチフレーズがあり、そのひとつに北海道のへそ、というやつがあります。これを使い、旭川は北海道の真ん中にあるのでまさに「へそ」、そのため北海道の全ての海、オホーツク海、太平洋、日本海が均等な距離にあるので、あらゆる海の幸が集まります!と大宣伝を打つのですが、よく考えてみるとどこの海にも面していない内陸の都市なので、何一つ本当に新鮮なものがない、という事になりまして、イマイチ決め手に欠けた訳です。

もう一つの資源はラーメンでして、これはラーメンブームのお陰で旭川ラーメンなるカテゴリーが確立された訳です。東京でも話題の山頭火なんてのが旭川ブランドであります。まあ、しょせんラーメンですが、ラーメンツアーとかでやってくる妙な奴もおり、そこそこは頑張ったようですが、所詮ラーメン二郎程のインパクトも無く、既にラーメンブームも去りつつありまして、ラーメン屋も次々に倒産しておった訳です。

そこへ!!・・・
出てきたのが旭山動物園、という訳であります。
ご存知のようにこれも実は閉鎖される予定でしたが、泣きの涙で旭川市が1億円を投じた万馬券がこの動物園でした。そしてこの起死回生の一発が大当たりしまして、今では上野動物園を遥かに上回る動員数を誇り、動物園・水族館では日本一の集客力。夏だけで170万人を集めるというのだからこれは一大事でありますな。
親友Tによれば、、

しろくまが飛び込み、とかペンギンがそのへんをのそのそ歩きかつ泳ぎ回り、ライオンの腹が見えるんだよ!!」

という事になりまして、映像を見るまではオヤジには全く理解不能だったのですが、DVDを見せてもらい、はー、よく考えたもんだなー・・・と今では思う訳です。

最北端の動物園であり、何せ冬はシベリア並みの寒さ、夏はアマゾンのような暑さ、北海道のど真ん中で何一つ売り物がない・・・という状況を逆手に取ったこのビジネスモデルは究極のローカライゼーションが底流にあるぞ!! と亡くなったドラッカーさんが生き返りそうな成功例といっていいでしょう。

そしてもう一つのポイントは女性と子供を狙ったという点。子供の好奇心、そしてその母親が喜んで連れてきそうな・・・というコンセプトです。
マクドナルドの藤田田も「女・子供の口を狙え!!」がターゲットでしたし、スターバックスのハワード・シュルツはその自伝によると 

「いかに女性が一人で入りやすいか。そのためにどうやったらおっさんが入りにくい店にするか」

が最初の店作りのコンセプトだ、というのですから、この面からも旭山動物園は成功の条件を揃えていた訳です。その意味ではオヤジターゲットの温泉+ゴルフではどうも厳しそうで、やるとすると温泉+エステあたりが本命なんでしょう。
ということで、究極のローカライゼーションの成功例をご紹介致しました。

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タイガー・ウッズと中国社会

2005-11-16 09:16:04 | Weblog

さて、野球ネタのため昨日かけなかったイベント、ここでも随分取り上げた三洋電機。クレデリでさんざん暴れまわった銘柄なので第3者割り当て位はあるだろう、とコメントしていたが、やはりその通り、2000億円の増資を発表、まあ、住友らしいですね。

住友銀行は本当に面白い所で、所謂バブルにいたる様々な金融界の暗闇が解明されぬままに残されてしまった、ブラックホール的なところが最後まで残っている都市銀行といえるでしょう。結局平和相互銀行の所謂「金屏風事件」も堀田正三(今は大正製薬の上原さんに息子さんが行ってます。)、竹下登の死去によりそれこそ「全て墓までもっていって」しまい、真相が判らなくなってしまいました。

三洋電機や日本板硝子といった住友系の会社は頭に住友が就いていないだけで実質御三家扱いで、こういう会社が当時の「闇世界」の繋ぎ役だったと、多くの証言が出ています。従ってこれらが倒産したり、どっかに売られてしまった場合、住友の過去の闇の部分が引きづり出されるので、絶対にそれはないだろう、と我々専門家は見る訳です。こういう闇の部分を理解している人にとっては三洋のCDSは売りまくりでOKだった訳です。

三井物産が引き取った三クレ(三洋電機クレジット)は登場人物がもっと濃くなっています。ここが徹底的に貸し込んでいたのが先日ホリエモンが買収した自動車中古販売のJAC。ここを経由してサンクレから金を引っ張った連中はそれこそ闇金の帝王と言われる人々が名を連ねています。名前を出したらそれこそ明日出勤できないかもしれん・・というような面子で、翼システムの道川さん(安藤昇の闇金融のマネーロンダリングを一手に引き受けている)や甘井さん、杉田かおるで有名になった鮎川某などなど、書いていて冷や汗が出てくる面子であります。

註・・・まじであとでこの名前はあとで消すかもしれません。あしからず。東京湾にまだ沈みたくないので・・・

その三クレが三井物産に売却ということは・・・・・もごもご・・・で、ここでは怖くて書けないけれど、言いたかった事はこういう闇の部分を住友はいまだに引きずっていて、支店長が射殺されたり、まだまだいろいろあるでしょう、という事です。

従いまして、住友商事など、比較的新しい会社を除いた場合、住友系列、及びその資本関係の強い会社は投資先としてふさわしいかどうか、株式投資などでは字面以外の重要な判断材料の一つにこの闇金融との係わり合いがある、ということは覚えておいて損はないでしょう。(有料の英文発信ではこのあたりを詳しくレポートするのですが、日本語で出すのはちと怖い・・・笑) 。

一方、政府スジはかなり思い切った日銀介入を繰り返し、ついに小泉首相までご発言。マンデル先生の時も申し上げたとおり、彼は金融政策に精通しており、冗談でこんな発言をする筈もなく、本気で牽制にかかったと私は見ています。本石町さんとは意見が異なると思うんですが、昨今の福井さんはやっぱり言い過ぎでしょう。気持ちはわかるけど。それに対する牽制球が飛んできたということで、アメリカでは考えられないですが、今回は政府サイドに軍配を上げたいと思います。CPIというきちんとした指数をターゲットに打ち出した訳ですから、それには忠実であるべし、という所でしょう。

表題のタイガーウッズ。中国で先週ゴルフトーナメントに出て、あまりの観客のマナーの悪さにびっくり!! というニュース。
バッティングの時フラッシュをたくわ、でかい声で携帯電話をならすは、ラフのボールを拾って投げる!!(ほんとかよ~)・・なんなんだ!ということですね。ゴルフ界は今はまだ冷静を保っているようですが、同じく静寂を求めるクラシックの世界では既に絶対に中国は行かない、と宣言している音楽家が多数出現しています。あのポリーニは一度中国公演をやっているのですが、演奏中に携帯電話がなり、大きな声で話し始める奴がいたので、途中で止めて帰りました。その後が中国らしく、ちゃんと演奏しろ、と客が騒ぎ始め、金を返せ!!と楽屋に観客が詰め寄ったという・・・いやはや、これでゴルフが普及するんですか・・・マジでオリンピックが心配だ、という中国人の気持ちがわかります。その点日本は大変評判がいいです。オケやミュージシャンからまた行きたい、演奏したい・・・と言われるのはギャラの部分だけではないので、国民として誇りに思っていいと思いますよ、私は。

 

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酒と女・・・

2005-11-15 13:34:31 | Weblog

いや~、みなさんの暖かいお言葉に甘えてしまいすっかり遅くなってしまいました。すみません!!

ということで宮崎から無事帰京。とにかく暖かいっす。20度です。夏服で行くべきでしたね。因みに2月からセミが鳴きます。日本はほんとに南北に広い・・・それにしても、宮崎クラスの中小地方都市の景気の悪さはもう地獄のようだ・・・とみなさんおっしゃる。確かに、都市ー地方の格差はますます開いてきた感じですね。地元の方によると九州でも気の効いた連中は東京を目指し、悪くても福岡に拠点を移してしまうので、宮崎あたりだとなーんにも残ってない、という感じなんだそうです。

宮崎は丁度このシーズンと2月に3つのプロ野球球団がキャンプをはるのですが、ご多分にもれず、巨人人気凋落の影響をもろに受け、「歓迎読売巨人軍」の垂れ幕が寒々と見えるほどサンマリンスタジアムは閑散。普段ならファンで賑わうはずのホテルもがらがら・・・・宮崎は1年分を全部この時期に稼ぐのだそうで、これではとうていやっていけないよ、とホテル、飲み屋、タクシーなどの業界関係者は深いため息をついておりました。

笑っちゃうのはクラブなどのオネーチャン系。清原選手がいなくなったためジャイアンツの選手が飲みに来なくなった!!というなんとも驚きの証言が飛び出しました。ホークス、広島の選手は本当にまじめに野球に打ち込むので宮崎市内のクラブにはまず、出てこないんだそうで、とにかく清原及びその一派が飲みまくっていたようで、これじゃー、巨人は優勝できんわ、などと陰口を叩かれていたそうです。流石に今年はとても飲みに行く雰囲気ではないようで、宮崎の飲み屋街では清原復帰嘆願が出ている、という笑えない冗談もささやかれております。今回同行してくれた運転手さんは20年近く宮崎でタクシーの運転手をやっており、こういう酒と女におぼれていったジャイアンツの若者をたくさん見てきたそうです。やはり、酒と女は怖い、というところでしょうか。

酒と女を除くと人生殆ど何も残ってないとか陰口を叩かれるぐっちーですので、

「しかし、酒と女の無い人生なんてなんなのよ?」と運転手さんに聞いて見ると、

「そりゃー、あんたがどうこうなろうとあんまり関係ないけども、ああいう野球選手はもしかするとすごい影響力を与える偉大な選手になった可能性もある訳で、それがたかだか酒と女で潰されるのを見ると、凄くもったいない気がするんですよ。」、とおっしゃる。

「・・・・」

悪かったね・・・まあ、私の人生なんぞと比べてはいけないのかもしれないけど、確かにドラフト1位で巨人に入団するなんてのは、ほんとすごい確率なんだから、大事にして欲しい気はしますよね。でも、酒と女で人生が潰れるもそれも人生だわね・・・などと全く反省の色がありません♪(笑)。

今回宮崎に来ましたのはその野球がメインの目的です。我々がビジネスパートナーをしているアメリカのスポーツトレーニング界の虎の穴、のような所があり、MLBやNFLの連中が大挙してオフにトレーニングに来るのですが、ある広島の若い選手が是非行って見たいという事で、打ち合わせに行って来たのです。本人はもちろんメジャー志望で、まあ、早いうちにメジャーリーガーの激しいトレーニングを経験することは大変いい事ですが、この虎の穴のオーナーの方が特別扱いでメジャーの選手と同じスロットに入れてくれるという話なもので、あんまりアホ奴を連れて行くとこっちも顔が潰れるのでちょっとチェックも兼ねていた訳です。

しかし、この選手は素晴らしかった。若い(23歳)けど、ものすごく考え方がしっかりしているのにびっくりしました。プロ野球選手は何人か存じ上げているのですが、正直「?」という方が多いんですよ。でも彼なら十分メジャーへ挑戦できるな、と感心した次第です。酒と女にも全く興味なし(今は!)。とにかく強くなりたい。メジャーでやってみたい・・・いいねー、言うじゃん、がんばれよ!! と応援したくなりました。この彼は広島の栗原選手です。

彼にも聞かれたのですが、アメリカでやっていく秘訣はなんですか・・・という事なんですが、まあ、私から言わせるとアメリカでやっていけるかどうか、はファーストルックですぐわかります。実名ですが、中村選手とか、石井投手とか、まあ、難しいと思ってましたらやっぱり難しかったですね。井川投手も厳しいと思う。向きそうなのはロッテの若い連中。やっぱりバレンタインの影響かな~、メンタルがしっかりしてますよね。松坂投手はいけるでしょう。カミさんが怖そうだから(笑)。

話があちこちそれてしまいましたが、宮崎を見ていると日本経済の今後の姿が見えてくるような気がしますね。東京、それに続くまあ、せいぜい広島どまりの都市の景気拡大地域と宮崎のような景気縮小地域の格差がますます広がってきて不動産などもそれの応じた価格になることでしょう。個人的にはこの発展形態に上海、ソウル、北京、場合によってはウラジオストックとかまでが巻き込まれるような感じで一大経済圏が組成されるような気がします。これらの都市とと羽田が直接繋がればすべて飛行時間1時間10分までの都市ばかりです。こうなると広島あたりは微妙になるかもしれませんね。宮崎は1時間40分かかりますから申し訳ないけどますます圏外です。そういう視点もこれからは必要か、と宮崎で感じてきた次第です。

宮崎牛・・・・ああ、うまかった!!

 

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申し訳ありません・・

2005-11-14 10:44:11 | Weblog
っつーことで宮崎にいっちゃうので、コメントのお返事が遅くなってしまいます。すみません・・・・後程書きますのででは、行ってきまーす!!
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グローバリぜーションの進展

2005-11-14 09:21:02 | マーケット

昨日アジアシリーズのロッテの試合をぼーっとみていたんですが、考えてみるとこのチームほどグローバルなチームは無い訳です。オーナーは韓国人だし、チーム名は韓国での方が知名度がある、監督はアメリカ人で、助っ人もベニーとか、アメリカ人だけど正確にはサモワ人と日本人のハーフだし、あとエスキモーかなんかが入れば完璧なグローバリゼーションを果たしたと言える。

どうも、スポーツの世界はこういうことが起きるのが早く、昨日ご紹介した相撲なんかも久々に良く見てたら、半分外人だね、ありゃー。サッカーなんか世界中でやってる割には自分の国へのこだわりが強く、外人選手の人数制限かなんかをいまだにやっていますが、びっくりしたのはドイツのナショナルチームがトレーニングシステム(ノウハウを含めて)をアメリカの企業に依頼した、というニュースがあり、ふーん、ドイツがね~、と業界では話題になってます。

こういう形のグローバリゼーションはどんどん進むんでしょうし、その過程で様々な価値観が入り混じってくるので、特に経済では昔のことにあまり拘らない方がいいかもしれない・・・といいながらGMを見てみると・・・・

うーん、終わっちゃったのかな・・・
などと思えない事もないんですが、株価はまだ20ドルとかしている訳だから、そうそう潰れそうな訳でもない。一方でCDSのマーケットではアップフロントでプレミアムを払わないとプロテクションが買えない、というなんとも「追いはぎ」のような商売が成立しており、株価と睨み合わせると、潰れそうではないものの、米系大手を中心にCDSのメジャープレーヤーが既にぱんぱんにポジションを取ってしまって、これ以上応じられないという姿が思い浮かぶ訳です。何せ、「でかい」、ので、みんなでGMのエクスポージュアーをとりまくっても追いつかない、という前代未聞の事態が起こっていると考えた方が自然でしょう。米系の投資銀行は売り、ですね。

日本は関係ない・・・・とはいかないんですよ!!。前回変動利付国債の含み損が隠れた地雷、というお話をしましたが、GMも日本の金融機関にとっては隠れた地雷。CDOという一言で言うと、証券化商品の一種なんですが、その中に売れ残った、というか誰も買ってくれないのでトレーディングポジションに積みあがってしまったGMやフォードなんて債券を死ぬほどぶちこんだ、という現実があり、アメリカでこれを売ると訴えられるので、そういうものは全部日本に持ってきた、というくら~い過去があります。胸に手をあてて考えなきゃ・・・って人はこちらにもたくさんおられることと思いますが(笑)・・・実は私もなんですが・・・・

分散してるから大丈夫、とか嘘こいて売ってた訳ですよ。大丈夫な訳ないっすよね。AAの格付けが就いているから大丈夫よ、なんて安心していたら大間違いで、いま、その格付けを再審査したら、まあBB位でしょうね。その位しっかり隠れてます・・・金融庁も株買うな、とかつまらんことを言う前にこういうものをしっかり調査しなきゃいけませんね。まあ、知らないからしょうがないけど。という訳で、グローバリゼーションにより、ますます複雑になる金融商品。自分では買わなくても預金先の金融機関とか、生命保険会社とかが訳もわからず飼っている訳ですから、皆様にも無縁という訳には参りませんのでしっかり勉強しましょう。

それにしてもダイムラークライスラー。
昨日まで自分達は三菱自動車の株は絶対に手放さないとかいって、資金をかき集めておいて舌の根も乾かぬうちにとは・・・もう、ルールもヘッタクレも無くなってきた感じですね。三菱自動車の株はどこへいってしまったんだろう・・・取得者がわかったときにびっくりしないように準備しましょうね・・・!
本日は午後宮崎へ。なんでもタイガー・ウッズが来てるらしいじゃーないですか。うふぉ~、楽しみ楽しみ! では・

 

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イケメンと大相撲

2005-11-13 08:52:56 | 国際問題

珍しく日曜日の書き込みです。朝日新聞に大相撲の特集があったので、書いてみます。

前にもこちらでイケメンしか採用しない運送屋さん、アクティブと言う会社が大成功したお話をした事がありますが、昨今まさに困ったときのイケメン頼み、なんであります。アクティブさんは相変わらずすごい業績。たいしたもんです。

今日始まる大相撲はまさにイケメン場所、と言えるでしょう。
ぐっちーの同期にいわゆる「相撲茶屋」を継いでいるのがいまして、若貴ブームの反動で相撲が不人気化してしまい、長い付き合いなもので、私は泣き付かれて大量の桟敷席を購入して参りました。場所はすごいんですよ、まさに砂被り席と言う奴で、昔なら芸能関係でしかとれなかったような席でなんですが、「相撲行かない??」と誘ってもだーれも来てくれない訳でして、中には「おまえさー、あんなデブが裸で取っ組み合いをして何が面白いんだよ!!」、とかいう不埒な輩も出現し、「あのなー、江戸時代からああやってんだよ、ぼけ!」、と2,3発かましてやりたいような気分にもなりましたが、いずれにせよ不人気の極みでございまして、チケットあまりまくり、だった訳です。

しかし、変わってきたんですよー、これが、先場所あたりから!
さっきの「でぶ発言」をしたまさに本人が 「あのさー、とれる~」とかいう電話をしてきやがる!!

「なに~、奥さんが行きたい?? ふーん、なるほどね~、最近取れなくてサー、うふふ、まあ、考えとくよ」・・・なんて答えてるんですが。

と言う訳で、それはまさにイケメン力士、あの琴欧州の活躍によるというのは明らかです。他にも黒海、露鵬など、東欧・ロシアのレスリング出身者のイケメン力士がそろっており、しっかりヒール役の朝昇龍なんかが頑張っているのでこれは面白くない訳が無いのでありまして、まさに日本人好みのストーリー、「美男と野獣」、と相成ったわけであります。しかし、よく考えてみると、そもそもこのイケメン琴欧州に目をつけたのはまさに、日本人マダムでありまして、今回のブームは同じNHK番組と言う事もあって、私は韓流ブームの流れを汲んでいるのではないか、とすら思います。これで韓流ブームって、ひょっとすると終わっちゃうんじゃないかしら?いや、まじで。

ペ・ヨンジュン人気が転じて大相撲人気につながる・・・なんてだーれも予想していなかったでしょうが、おそるべし、NHK。考えてたりして!?

そうやって見てみると、大相撲までイケメンに救われる訳ですから、ビジネスモデルとしては、人気が落ちてきたらどうするか・・・なんて答えは簡単です。生きていたらドラッカーさんに教えてあげたいくらい(笑)・・・

そうです、イケメンを採用する事です。今それが一番必要なのはプロ野球と日本航空。とにかくイケメンを揃えるしかありません。ほんと、JALイケメンフライトとかつくれば一発なのにな~、糸山さんに提案してみようかしらね(笑)。

ということで・・・失礼しました。

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アメリカの憂鬱・・

2005-11-11 09:29:49 | マーケット

変な題名になってしまいました。
何言ってんだよ、株も高いし、ドルもまあまあだし、原油も下がったし、ハリケーンもどっか行っちゃったし、昨日の消費マインド指数なんて80近いし、憂鬱なのはブッシュさんだけじゃないの?? 

なんて陰口が聞こえそうですが、結構憂鬱なんです、アメリカ君は。かな~りおちこんじゃってます。もちろんGMがすっきりせず、ほんとにGMACなんか売っちゃったらやばいんじゃないか、とはみんな思ってる訳ですし、住宅バブルがはじけちゃったんじゃないか、などと勘ぐる向きもあるのですが、本当の憂鬱の原因は国債なんざんす・・・

昨日の10年債入札で外国の中央銀行応札分を含む・・・というか事実上殆どが外国中央銀行の札である・・・間接入札が、55.6%と、なんと突如50%を遥かに越えてきた訳です。昨今の引き締めモードですっかりショート漬け、ショートボケ、になっていたディーラーが踏まれまくったのは、まあ、ざまーみろ、ですが、同時に発表された、流通残高統計で、アメリカ国債の全流通量(およそ4兆1000億ドル・・・約500兆円位です)のほぼ50%にあたる2兆600億ドルが外国人保有である、という何とも驚くべき発表があったのです!!

つまり、新規入札も、セカンダリーも半分以上は外人である、しかも今まで保有比率は多くて4割といわれまして、これが過去数年間ずーっと安定してたのはもちろん日本がしこたま買ってじーっと持っていたからです。欧州が減らした分をずーっと日本がカバーするというバランスが保たれていた訳です。

これが5割を超えてくるということは日本の単独犯行では不可能でして・・・・そうです、いよいよ中国が相当量アメリカ国債を保有していることが判明してしまった訳です。絶対に売却しない日本と違い、或いは交渉すれば過去にも売らずにしまっておいてくれた欧州と違い、中国は間違いなく必要があれば売るでしょう。

ドルペッグしている間は静かにしているでしょうが、マンデル先生のおっしゃるとおり、中国は既に密かにバスケット化を図っており、米国債保有を戦略化して使用することは十分有り得る(だから早く日本+中国+アメリカ+ユーロによるバスケットを作成してしまいなさい、というのがマンデル先生の主張なんですが・・・)ということです。

そりゃー、アメリカは憂鬱ですな、今回は。もっと悪いのはこれが今のアメリカにとって、必要なオペレーションになっており、皮肉にも金利の急騰がこれによってブレーキがかけられているという訳ですから、困ったものです。更にいうと、一般的に国債の半分以上を外国人に保有されると要注意(その国の経済政策に自由度がなくなる)と言われます。アルゼンチンが正にこの道を辿り、外国資本を引き止めるために短期金利を上げていった所、国の経済そのものが(引き締める訳ですから)潰れてしまいました。

日本をアメリカと見做せば問題ありませんが、アメリカ国債を売らなきゃ、ミサイルと打つぞ、なんておどされたらどうするんでしょうかね、って、石原さんはほんとに言ったらしいですぞ、アメリカで。どこも報道して無いけど・・・・。ということでアメリカは憂鬱なんです。では!

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