債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

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明治生命

2005-10-31 12:57:49 | 金融全般

ついに・・・表沙汰になりました。以下記事引用。

朝日新聞より
保険契約100件を偽造、勝手に署名 
明治安田子会社 2005年10月31日09時00分  金融庁から半年間の業務停止命令を受けた明治安田生命保険の販売子会社で、大口の法人契約を成立させるため、職員らが契約書を100人分以上も不正に代筆し、契約者名の印鑑を勝手にそろえて押していたことがわかった。この契約をめぐり違法なリベートも支払われていた。親会社の明治安田生命は、朝日新聞の取材に対し、組織的な不正行為だったことを認めた。大手生保の法人契約で大量の不正が発覚するのは極めて異例だ。  不正が明らかになったのは「明治安田生命保険代理社」。親会社の明治安田生命によると、前身の旧明治生命保険代理社だった99年に、外資系証券会社の従業員を被保険者とする死亡保険の法人契約を締結。その際、代理社の職員11人が手分けして、証券会社の従業員約100人分の署名をしたり印鑑を勝手に押したりして契約書を偽造。病歴などの告知書も不正作成したという。  複数の関係者は、「名前を使われた従業員の大半は、保険に入ったことを知らなかった」と明かす。証券会社は代理社側からリベートをもらう前提で契約し、短期で解約しても返戻金とリベートを合わせ、払った保険料より多くの金を受け取れる仕組みだったという。明治安田は「加入を了解していた従業員もいた」というが、代筆だけでも保険業法違反だ。  契約の手間を省いて営業成績を上げる目的とみられ、代理社の部長3人や課長3人ら幹部が代筆に参加するなど組織的に行われた。印鑑の調達には、旧明治生命の営業職員も関与。この営業職員は旧明治生命の保険販売で何度も最上位クラスの成績を上げ、現在も明治安田の営業所長だ。  この契約を巡っては、旧明治生命側から外資系証券会社側に契約の見返りとして約2億7000万円が支払われ、東京国税局が「組織的な経費仮装で所得隠しに当たる」などとして追徴課税した。  旧明治生命側は「代理社の契約社員が独断でリベートを支払った」と主張。契約社員を退職させ、受け取った販売手数料約3000万円の返還を求めて03年に提訴。一審の東京地裁では今年3月に勝訴したが、控訴審では明治安田が大幅に譲歩する形で8月に和解が成立した。  明治安田は3月末、違法リベートの管理責任を問う形で、代理社の役職員や営業職員6人を、譴責(けんせき)や厳重注意処分にした。今回、組織的な不正行為の全容が明らかになったため、「処分を見直して厳正に対処したい」としている。

さて、この記事では一方的に明治生命が営業成績を上げるためにリベートを渡したような書き方になっているのですが、ついに表沙汰になりましたか!、と書きましたようにこれは完全にグルです。

外資系証券会社に居られたシニアなかたなら「おー、あれか!」と思い当たる事があるはずです。これは「キーマン保険」とか、「シニア保険」などと怪しげな呼び方をされ、本人には決して保険金が入る事の無い、実体の良くわからない生命保険でして、その手数料分今回のようにリベートで支店長のふところにはいったり、レシプロといってその保険手数料に見合うだけのコミッションを先物の発注などでその証券会社に支払うといったものでして、小回りのきく社員が2-300人程度の外資系証券では日常的に行われてきたものです。

支店長のふところに直に入るのはかなりエグイですが、取引による支払いであれば担当営業者も断り憎い。ですね。恐らくはその前後、その証券会社の先物や株式の明治生命との取引は激増している筈で、まあ、金融庁ならすぐ調べられるでしょうが、証券会社も営業努力の成果がたまたまその時に出た、なんて言い訳するので掴まえ難いのかもしれない。

まあ、あくまでも氷山の一角だ、ということです。明治生命ばっかし、なんで・・・というのはあるでしょう。他の生命保険会社ですと、せめてサインは本人にさせてくれ、と言っていたような覚えがあるので、本質的には代わりませんが、明治のガードが甘いのは確かですね。ここをご覧頂いている方は関係者も多いのでちょっと気が引けますが、今再び三菱という企業コングロマリットのあり方が問われるような気がします。三菱自動車の隠蔽にしても、明治生命の一連の不祥事にしても、三菱グループ独特の「どうせばれっこないよ・・・」、という何か不遜なものを感じるのは私だけでしょうか? 確かに三菱の名前は輝かしくそのために何事も犠牲にするのだという、ロジックは何となく理解はできますが、ここまで三菱続きではいろいろ勘ぐりたくなる所です。 この際全部膿を出し切る必要がありそうです。

 以上取り急ぎ・・・

日本株完全に踏んでまっせ。

 

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大型商戦

2005-10-31 08:58:36 | マーケット

という訳で天皇賞のショックからさめやらぬまま、すっかり金曜日のNYKのことを忘れてました。こっちも実はすごかったんだよねー。

ここでも申し上げてますように、NYK勢は一般的にヘッジしまくってましたから、GDPをみて唖然とした訳です。第3Qのプラス3.8%という訳ですから、そりゃー、毎度のようにエコノミストはおおはずし、のみならず、おい、カトリーナも原油高も関係あらへんやんか!! という事ですから、悪い事に週末でもありまして、翌週日本市場がぶっとんだりした時の事をを考えるとヘッジの比率を下げておきたくなるところ。

案の定、先物に買いが殺到、特にSPはマイクロソフトが寄与率NO.1などという、信じられん展開。要は現物をだれも買っていない、ということで、訳がわからんうちに先物、インデックスを買って、東京に備えた・・・というところです。あ~あ、疲れた・・・

という事で、今日の東京は重要であります。ブラックマンデーの時も東京がアンカーになったんですが、今回も混乱の続くNYKを日本が救うか・・・小泉さんの幸運振りは相変わらず、一方支持率の低下と、ついにチェイニーさんまでがスキャンダルにまみれそうなブッシュさんを比較してみると、幸運ぶりは小泉さんがダントツでありまして、どうやら東京がNYKを救うというのが正解でしょうか。

注目点はTOPIX年初来高値更新があるかどうか。1230.82ですのであと11ポイント。これがあれば結構底堅い動きになりそうです。個別で見てみると、外人勢はディフェンシブな運用が目立っていますので、更新ということになればそこそこ売り物が出てくるというのが通常の相場ですが、あまり気にしなくても良いということになりますな。

年末も近く、特に海外勢は12月決算という企業が多いのでこのあたりも意識しておく必要がありそうです。また、年末に向けて特に北米ではクリスマスを絡めた大型商戦に突入しますので、ちょっとスローペースになってきた住宅セクターが消費にどの程度影響を及ぼしているのか、我々のような職種の人間にとっては観察することが大変多い季節でもあります。サマータイムも今日で終わり。いよいよ冬支度、となる、季節です。

日本でも材料は目白押し、政策決定会合もあり、明日の10年国債入札もレベルがレベルだけにちょっと気になりますね。債券についてはまた後ほどアップしておきます。では!!

 

 

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女の時代

2005-10-30 16:45:10 | 社会

日曜日はあまり書き込まないんですが、あまりにもビックリしたもんで書き込んでます。

今東京競馬場におりまして、車待ち。
ということで書き込んでいるわけですが、そう、天皇賞を見に来たのです。仕事で親しくさせて頂いている方の馬がデビューするのでそれを見に来たのですが、お目当ては勿論メインの天皇賞。天皇賞と言うくらいだから天皇陛下は来るのがあたりまえ・・・ではなく、なんと今回が初めてとの事でして、馬主席も当初から異様な雰囲気でいつもと違います。おいおい、おやじさん、ネクタイ変だよ!! ってな具合で普段はカジュアルな成金のおっさんまで着慣れないスーツ着用であります。

さて、天皇賞。
あれこれ予想したのが全く無駄になるような、とんでも万馬券の出現と相成りました。そう、牝馬、しかもまったく無印の一番ヘヴンリーロマンスが、昨年年度代表場、もちろん男馬のゼンノロブロイをなんとゴール前で差しきってしまったのです!!・・・

秋の天皇賞(秋天)は2000メートル東京競馬場なので、スローになれば2KG斤量差のある牝馬が突っ込んでくる余地は確かに残ってます。エアグルーブが前回これをやってますが、まあ、彼女は牝馬とはいえ男勝りのスタミナを誇っていた。今回も実績から見てスイープトウショウやダンスインザムードあたりまでは抑えた方は多いはず。

しかーし!!

よりによって・・・・あ~、万馬券が・・・・ 勝ったヘヴンリーロマンスという馬はそもそもG3のクイーンズステークスを勝ち損なって、仕方なくこのくっそ暑い夏に連闘!!
なんかして札幌記念(一応G2)を54Kgのハンディ勝ちで拾って休み明け!!で天皇賞に挑戦という馬主としても全くやる気のないパターン。

だって、G3でへろへろしてるレベル牝馬休み明け、レベルの低いレースしか勝った事がない(札幌記念は2.01.1と近来まれにみる平凡なタイム。2歳馬より遅い)・・・んだもんで・・・すんません、すみっこを走らせてください・・・って申し訳なさそうに走るならともかく、おい、こら!!真中割って走ってくんな~!!

ってなもんですわ。もう、ホント参りました。
で、なんともおもしろいのはジョッキーの松永君。
彼はまあ、上手なジョッキーなんですがとにかく牝馬でしか勝てないジョッキーとして有名で、G1は牝馬のレースしか取ったことがないんです。
その女たらし松永女馬にのって秋天を制するというんですから、さしずめおねーちゃんと遊んでる羽賀研二にそのままK1チャンピオンになられたような感じですな、いや、まじで。さすがにこれは読めなかった・・・

 ということで、またまた予想をはずしてしまったぐっちーですが、終わってみれば上位5頭中3頭が牝馬という、なんともオカマレースのような結果になってしまいました。女の時代・・・ですな。そういえば私が昔某外資系で採用責任者をやっていた時、黙っていると、つまり成績や面接等々の結果だけで採用しようとするとすべて女性になってしまうので困っていた事があって、当時某三○銀行で人事課長をやっている同期に相談した事があるんですが、しみじみ言ってました。「いずこも同じだよ。ほっといたらみーんな女の子になっちゃうんだよ。男の学生に下駄はかせるしかないからさ・・・」

あれから3年。ますますその傾向に拍車がかかってますな。そうだよなー、あいちゃんのゴルフだって、水泳だって、スケートだって世界に通用しそうなのは女性ばかり。サッカーなんてあれだけ騒いでやっとこワールドカップに出場する程度。片山さつきも多分女だし・・・(失礼!!)

そう、競馬の世界も女性上位だったんですよ。根本的な読み違い。ということでこれに勝てるのはほりえもん世代の若いにーちゃんしかいないのは明白で、年末はディープインパクトに決まり、でござんす。あ~あ、疲れたよ、おじさんは・・・・でわ~

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通常モード

2005-10-28 09:15:38 | マーケット

さて、マンデル先生も無事お帰りになり本日よりぐっちーは通常モードに戻ります。お手数をおかけいたした。マンデルネタはシリーズでお伝えする予定で通常の書き込みの合間にちょぼちょぼ入れていくつもりですのでお楽しみに!いやはや、とんでもないおじいさんでございました。

 さて、先週さり気なく、アメリカ株が暴落するかもしれん・・・と書き込んでいたため、お礼の手紙(メールです)をたくさんの読者の方から頂きました。勘の良い読者の方がヘッジをかけて正解だった!! という訳です。

しかしなぜわかるのか?? 
という質問も同時に頂きました。アメリカ市場、債券、株、もっというとドルに対する警戒が必要だといい始めた根拠は、繰り返しになりますがデルファイのチャプター11申請です。これがある種GMを巻き込む形でクレジットマーケット全体を引きずり、その過程で、春に続いて2回目ということもあり、どこかのファンド筋がロスを出し、ある種クレジットクランチになりかねない、というシナリオ、事実レフコが出てきましたし、ここでも指摘したデルファイのチャプター11申請に至るどうにもグレーなプロセスに対する不安感が、昨日SECの親会社GMそのものへの調査というニュースに至り(結局年金に対する調査ということが判明しましたが)、市場を直撃しており、極めてアメリカらしい連鎖が起きているという訳です。

クレジットクランチは起こらない、という向きもあるのですが、私はこれも予断を許さん、と見ておりまして、金融政策そのものが引き締め過程にあるだけに、危険は十分だと思います。日本ではこのあたりの一連の作業は全て水面下になってしまうので、気がついた時は遅かった・・・となるのですが、アメリカはまあ、全部とはいいませんが、かなりガラス張りなので注意していればこういう雪達磨式連鎖反応の一部始終が見て取れます。スケルトンの化学室のようなものなので、反応している様子が良くわかるので、このように大きなボラティリティーは予測しやすいのです。

これが運用者の腕の差ということで、アメリカで成功するファンドはこのあたりのセンスが抜群です。しっかり、アウトのプットか何かをしこしこ仕込んでいる訳ですね。ということで、ここから先は不測の事態に備えて本格的なヘッジをいれてくる年金などの大型投資家なども登場してくるでしょうから、アメリカ全体に対して引き続き「イエローカード」を出し続ける事になります。 アメリカ物は為替を含めて当面見送りです。

自ずから、日本市場も影響を受けますが、個別に見ていると輸出関連、ハイテクなどの外人大好き銘柄は既にかなり売られているような感じです。一部、次の購入に備えたインデックス買いに繋がっているので(例えばETF)、インデックスはしぶとく下げシブっていますが、今日あたりの動きが今後を占うことになると思われますので、主要銘柄についてはよ~く観察しておきましょう。気がついたことはまたここで書きます。

さて、 きょうはいよいよ今シーズン始めての白トリュフディナーでして、気になって仕方ありません。秘蔵のバローロも蔵の奥のほうから出してきており、楽しみです。明日私と会うからはラッキーなんですよ。体中から白トリュフの香りがしますから、いや、ほんとなんですって!! その話はまた!

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帰途へ・・・

2005-10-26 09:53:28 | 金融全般
私のマンデルさんツアーも今日でおしまいです。
種々ラップアップしてお見送りしたいと思いますので、後ほど詳しく書き込みますね。しばし、お待ちを!!
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珍道中は続く

2005-10-25 09:07:30 | 金融全般

えー、そういうわけで何故か競馬なんかまでやりつつ、マンデル珍道中は続いているのです。いろいろな加減で(先生の契約内容が結構複雑であまり私が一緒にいるのはよくないんです)何処にいる、と申し上げられんのですが、明日戻ります。それまではこういう書き込みの感じになりますので、ご了解ください。

そう、マンデルさんがいてよかったね~というニュースが出ました。グリーンスパンの後釜にバーナンキが決まったと言う話。もちろん本人を知っている訳です、マンデルさんは。で、コメントを頂きました。本ブログ独占取材です!! 

下馬評で上がっていた人の中ではベストといっていいだろう。ウォールストリートの人間をもってくるという「悪い噂」まであり、ここもと様々なポストの後任人事で散々苦労しているブッシュ大統領としては一番オーソドックスな玉を選んだと言えるかも知れないが、学者の間でも極めて「ニュートラル」な人物なので、連銀も今まで以上によくまとまって、決して不協和音が聞こえる、などということにはならないだろう。グリーンスパンの実績からすればこの位のバランス感覚のある人でないと無理だろう。ただ、グリーンスパンのような長期政権になるかどうか、は不明。共和党政権が続けば続くだろうが、民主党サイドの人脈とは折り合いが悪く、政権交代があった場合、交代を余儀なくされるリスクがある。まあ、それも本人次第だけど・・・・ ということで、市場にとってはプラス、と言える、とのお言葉でありました。関係ないけどお酒も強いんだそうです。

さらにマーケットについてはここでお伝えしてきた流れ、が続いているようですね。引き続きHFの利益確定売りが続く日本市場であります。外人の持ち株比率の高い金融、その他鉄鋼なども売られやすい地合いが続くものと思われます。当面「ホールド」してください。

お酒が強いと言えばマンデルさんの強さは異常であります。
強いことはわかっていたのですが、まったく酔うということがありません。昨日なんて朝から飲んでました。まあ、軽めの会議というせいもあったのですが、私は夕方にはギブアップ、しかしそこからさらにワインを3本飲んだと言う事が今朝判明、で、また飲んでる!! ここのところ凄すぎるものばかり見ている私・・・世の中はひろい!!

ではまた!

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マンデル先生とディープインパクト

2005-10-24 12:05:47 | 金融全般

マンデル先生とともに隠密出張中。マーケットの状況を見ておりませんもので、ライブなねたではありません。あしからず。

後日 詳しくレポートしますが、マンデルー小泉会談はみっちり1時間真剣勝負でありまして、通訳親父はとてもへらへらしている余裕はなし。マンデル先生も驚いていたのは小泉首相の意外な(?)知識量。ユーロを作るときの理論的裏づけはすべてマンデル先生が書いている位のレベルでして、マクロ経済という分野ではかなりマニアック、な世界と申し上げてよいと思いますが、小泉さんはかなりの部分を理解されています。びっくりしました!!

小泉さんは不勉強とか、何も理解していないという方がヒアリングした所結構多かったのですが、そんなことは全く無い。完璧な理解力と洞察力をお持ちですな。すばらしかったです。 この先円安になるリスクと言う点を理解していない経営者も多く、円安になれば輸出が増えていいことだ、なんてノーテンキな事を言う人々が沢山いるなかで、そのリスクをしっかり理解しておられた事は国民の一人として安心致しました、いや、まじですよ。みんなだまされてるんですよ。あんまり頭が良くないとか、劇場型とか思わせているのは、作戦だと思います。最後にはきっちり差してくる。まるでディープインパクトです!!

そうそう、 マンデル先生のカナダ訛りの英語にもだいぶ慣れて参りまして、いろいろ話すうちに競馬の話に・・・師宣く、競馬は経済だと・・・まじっすか??
ディープインパクトの話をした所、それは是非馬券を買おう、ということになり、競馬新聞をお求めになり、あれこれ聞いてくるんですよ。ご存知の方はおわかりだと思いますが、日本の競馬新聞は複雑怪奇でして、これ説明するのに一苦労。しっかし、それを見てなおかつ買おうと言う意欲はさすがにノーベル賞を取る人はこのくらいじゃなきゃー、いかんね、と思わせるぐらいのアグレッシブさ。結局、経済学の見地から、これでリターンを得るためには3連単を買わねばあわない・・という結論を導き出され、3連単のみの3点買い!!男です。やりますな~。
しかもディープインパクトーアドマイヤジャパンで頭を固定されているわけで、結果はご存知の通り、お見事でした。ノーベル賞は競馬にも強い・・・です。

さて、そのレース。ぐっちーは今回だけはさすがに負けを覚悟しましたよ。1週目の3コーナーで加速してそれを豊君が必死に押さえ込みます。馬に乗った事のあるかたならおわかりでしょう、行きたがる馬を抑えると馬はものすごい体力を消耗するのです。何せ3200メートルなんで、行ってしまえばバテルのは決まってはいるのですが、あそこで抑えるのは、フルマラソンの前にハーフマラソンを一回走らせる位の体力消耗になることを豊君が知らない訳はありません。でも抑えた・・・

馬がこれはまだ1週目だと分かるのに1分くらいかかってたよ、とおっしゃったのはマンデル先生。私もアグリーです。20馬身離されたら普通は勝てません。しかし、まくってしまった。すごすぎる勝利でした。豊君が馬語をしゃべれたことがすべてを決しましたね。さすがであります。 ということでマンデル先生も大興奮で日本競馬初体験となりました。

そのマンデル先生から次の課題が・・・・私のこのブログを覗き込んでいた先生が一言・・・「そのラーメン食べたいんだけど・・・・・」 はあ~、ラーメンっすか?? ラーメン二郎・・・まじっすか~。
マンデル先生はラーメンが大好物なんですが、ノーベル経済学賞受賞者がラーメン二郎に行くとなると、史上初めてでしょうね。困りました。ヤサイカラメニンニクをノーベル賞受賞者に教えるなんて・・・考えた事もない。NYKからカネシが切れた、とかメール貰ってもこまるしな~・・・悩みが増えてしまいました。次回はノーベル経済学者ラーメン二郎に行く・・・で決まりです(笑)。

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福井日銀総裁発言について

2005-10-21 09:24:54 | 中央銀行

昨日のラーメン二郎レポートは後程(時間があったら)追記しておきますのでそちらをご覧下さい・・・ってだれも待ってないって?? それは失礼・・・

個人的にはきれまくっていたカネシとにんにくが補給できたのでかな~り元気であります。でもまた、ダイエットのためにわとりとお付き合いです・・・・とほほ。
 という事で昨日の仲間内のネタからご紹介いたします。しっかしラーメン二郎と福井総裁が同時にタイトルになるのはここくらいだろーなー(笑)。

 昨日のロイターから「量的緩和の枠組み修正について、いつかという議論が少し先行して世の中に走りすぎている」(福井総裁の国会での発言)

これは受けました!まじっすか!!
だって、量的緩和について、特に、いつという事に関してはここでもご紹介しているように、一番先走って明確にお話をされたのは、ほかならぬ福井総裁ご自身だからです。国会議員はどうせ知りっこないとタカをくくっているのか、ご本人の記憶力に問題が発生したか、二日酔いだったか、阪神の日本シリーズが気になって心ここにあらずだったのか、等々・・・・の理由しか思いつきません。

当然比べたくなるのが今週来日していたグリーンスパン議長。難解、とか意味不明とか、まあある種揶揄されるものの(今回の講演もかなーり難解だったようでアメリカ人でも大部分が「よくわからなかった」というのですから感動すら覚えますな)、歴代の連銀議長の中でも、広くG7の中央銀行総裁という点からしても間違いなく過去No.1の実績と申し上げてよいかと思います。

もちろん難解だからいいという訳ではないのです。マーケットの人は何せ自分の財産をかけて戦っているのであらゆる意味で行間を読もうとする習性がある。エリートコースを走ってきた人たちにはこのあたりがまず解っていないんですな。かれら政策当局はものすごい集中力で見られている、と言い換えてもいいかもしれません。
しかし、ロケットエンジニアリングではないので、経済、特にマーケットは予測不可能なことの繰り返し、ですよね。そうなると福井さんくらい明確に話をしてしまう、特に今回の量的緩和の修正時期などというかなり蓋然性の高い問題に対してマーケットに言質を与えてしまうというのは、万一外れた時のリスク、そしてその反動を考えるなら褒められたものではない、無用な混乱を招くだけだ、という事になります。

このあたりがグリーンスパンがある種、「老獪」と呼ばれる所以でありまして、彼はまずマーケットに言質を与えない。従って連銀が間違ったという事(証拠)がないので、知らないうちに連銀は信頼に足る相手だと思い込まされる、という逆真理のような状況が醸造されていく・・・・ワインみたいなもんですな、これは。時間をかけて醸造される訳です。

 ですから福井総裁もこのあたりをもう少し考えないといけないのです。特にこれが英語になった場合は危ない。日本語のような蓋然性がない言語ですので、無用の誤解を招く事がある訳です。

ということで、今週は競馬とか、書く事がたくさんあるのに、あまり書けそうにないんですが、ノートブックを抱えて頑張りますのでよろしくお願い致します。ディープインパクト???ですか??? その意味では債券相場よりカタイでしょう。3連単勝負、です。では!!

競馬お好きな方、今日のかんべえ先生は必見!! おもしろすぎです!

 溜池通信

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二郎~~!カネシ~~

2005-10-20 10:24:14 | ラーメン二郎
ダイエットの成果も出て、マンデルさんのせいでしばらく食えないということを考えるといてもたってもいられず・・・・・我慢できません。
同じくカネシ切れのはまちゃんを誘って・・・行ってきます。最近は40人待ちが普通というとんでもない!状況の神保町へ突撃!!
着替えあるもん!今日は! (昼はさすがに申し訳ないので夜いきます)
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久々の調整・・全体像を見ておく

2005-10-20 08:54:12 | マーケット

やっと、と申し上げて良いでしょう。押し目らしい押し目のなかった日本株式もついにインデックスもそれなりに調整を始めました。所謂レパトリがきっかけになりましたが、これで普通だ、と考えた方がいいでしょう。今日も外人は売り越しでスタート。ここで書いているような材料をマッタク無視して東京都競馬場など仕手筋に資金を流していた個人があぶりだされるためもう一段の下落を予想しておきます。

アメリカは不思議な動きですね~。
ここもと経済全体の不調が伝えられ、特に住宅セクターはいよいよ引き締めが効いて来てダウントレンド入りが伝えられていましたが、昨日は思わぬ業績良化銘柄が相次いで突然反転を初め、終わってみればSP指数も1200を超えようかという勢い、一頃の市場を彷彿させます。
アメリカについては正直あまり強気にはなれないのですが(今後も引き締めるとはっきり言っている)今回のレフコ騒動の山を越えた後には、真剣に投資を続けるか、辞めるか、検討しなければなりませんね。情報収集の時でしょう。

為替について最近あまり書いていないのですが、詳しくは折角ですので来日されたマンデル教授とディスカッションしてから書き込ませて頂きます。ただ、このブログを始めた頃、今年はドル円のボラティリティーがかなり低く、動くとしたら円安でしょう、従ってドル預金をジーっト抱えているといい事があるかもしれません、と書いたことだけは今も変わっていないと思っています。なにせ年間ボラティリティーが3%をきってしまい、最高値最安値幅が5%しかない・・・というのは円のローカル化と揶揄される一方、変動相場制始まって以来の安定性を見せているとも言え、これまでには見られないフローが入ってくる可能性も示唆しております。何度も申し上げている通り、こうなってくると年末にも外貨準備高で日本を抜き去るであろう、中国がキーという事は間違いなく、その意味でもマンデル教授の来日はタイムリー、でした。

ということで、本日からマンデル教授に付きっ切りになってしまい、書き込みは致しますが、目の前でマーケットが見えるわけではないもので、ちょっと早い動きにはついていけません。あしからず、ご了解の程をお願い致します。

いろいろ書きたいことはあるのですが、この辺で。

また後程・・・・では!!

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情け無いぞ、 ゴールドマンよ!

2005-10-19 09:09:26 | マーケット

レフコがチャプター11となった訳です。
マッタクものすごい速さで資金枯渇に端を発した経営危機に幕を引き、負債総額486億ドル!! これまでの倒産ランキング4位ですから、いやはやすごい・・・ とまあ、普通ならここで終わります。

しかし・・・・今回のゴールドマンはひどいっす。

お伝えしたように今回はゴールドマンサックスがレフコのFA(ファイナンシャルアドバイザー)だった訳です。
経緯を詳しく見てみると、レフコ全体の23部門を全部引き取ることについては各社とも及び腰。一部LLC、シンガポールなどの部門に対し(負債が少なく使えそうな部門)アバティグループ(投資会社)が10億ドルで買収を提案、しかしFAのゴールドマンはなぜかこれを拒否!! で、結局それより安い7億6800万ドルを提示したJCフラワーに売却を決定、債権者のブラックストーンや、ドバイ政府の財務部門などが異議を申し立てたものの、これを却下、その後チャプター11を申請し、FA契約はここまでだよーん、と宣言、実際ここから先のFAはグリーンヒルという名も無い投資会社とあいなりました・・・・というあさましさ。

 しかも!!ゴールドマンはレフコをIPOした時の主幹事、買い叩いたJCフラワーの社長はもとゴールドマンのMDと来たモンです。 内情に精通したゴールドマンがその内情を漏らし、出身者いるのJCと結託、とるものだけとってあとはチャプター11に捨てて逃げる・・・・いくらなんでもそりゃーひどいじゃーないか、と債権者は激怒している訳です。

私の常識からしてもこれはひどい。
アメリカの金融業界のおさらいをしておきますと、ゴールドマンとモルガンスタンレーだけは純粋な投資銀行としてウォールストリートで誕生、日本ではほとんどごっちゃにされますが、メリルリンチ、ソロモンブラザース、リーマンなどなどその他の所謂外資系は全て株式ブローカーが母体で、アメリカでは明確に「差別」されます。

その分FAや主幹事がモルスタやゴールドマンという意味は重く、それを見て銀行などがファイナンスを決めるケースも有るくらい権威があるのです。最近はクロスボーダーで、もともと袂を分かち合ったJPモルガンなども投資銀行業務をやっているのでわかりにくいですが、彼等は商業銀行としてJPモルガン商会から分かれてきたのでもともとの業務はただの商業銀行なんです。そのくらいこの2社の投資銀行としての名前は重い。 それを考えるならなおさら今回のゴールドマンの行為は、彼等の歴史に泥を塗る行為と申し上げても良いでしょう。

債券や株の世界で多少のインチキはまあ、許します。しかし、投資銀行部門でこれをやってはいけない。判り易く言うと、いつもは銀座のねーちゃんを口説いている金持ちが突然錦糸町のキャバクラのねーちゃんを札束ではたいて口説き落としたようなもんですぜ・・・ってかえってわかりにくい?? すんません。 とにかくひどく食い物にしてしまった訳であります。

 一方GMは俄然おもしろい展開に。
昨日ご紹介しましたように、儲かっているGMACだけを切り売りする可能性が出てきた訳でして、とたんにGMACの債券がGMの債券から離れて急上昇。格付けの高い会社が買えば格付が投資適格に戻れるのでこれはおいしい・・・というさすがの展開であります。

これはGMACはGMの子会社である限りGMのしょぼい格付けが足かせとなり同じくしょぼい格付けに甘んずる訳ですが、例えばAAAのGEキャピタルなんかに買われると一気にAAAは無理でしょうけど、AA位までなら余裕で戻れる・・・という訳です。

日本ではちょっと考えられんですな。日本ならここで切り離すという選択はなしで、せっかく使えるGMACもぼろぼろにするまで頑張る・・ってなことになる訳です。ハイイールドマーケットが育っていない日本市場の弱点と言えるでしょう。 ということで、良い例と悪い例と二ついい見本が出てきたアメリカ市場です。

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すばやい展開

2005-10-18 09:57:05 | 金融全般

靖国についてはまあ、昨日お伝えしたとおりです。また機会があったら書きます。

米国市場はデルファイの倒産を受けて、一時期壊滅状態になった社債市場も、ここで取り上げた「プラス面」が発動、なかなか織り合わんだろう、と懸念されていたGMと労働組合との交渉も少しずつ進展を見せ始めました。デルファイ効果といってもいいかもしれません。医療コストの一部削減に対する合意・・ということで全体の負担からするとごく一部かもしれませんが、組合側が譲歩を始めたというのはGMにとって明るい一歩でしょう。債券も最安値は回復しましたね。

一方、やはりかなり厳しい・・と思わせるニュースもあります。傘下の金融会社、GMACの株式を近々売ることになるだろう・・・というもの。ご存知の通り赤字を垂れ流すGMの中で唯一気を吐いているのがこの金融部門であるGMAC。つまり、虎の子、なんです。こんなものを売りたい人はいない訳で、虎の子を売らねばならぬほど切迫してきた、という見方も出来るかもしれません。

通常のペースでいくならGMACも売却、やれる事は全てやったのでこれで助けてくださいね・・という事になるので、ことのほか急いでやれることはやる、という作戦を取っているようにも見えますが、何れにせよ、GMについては、思いのほか進展が「すばやい」という印象です。

一方この一連の騒動に端を発し、「クレジット・クランチ」が起こりかねない・・・レフコの件・・・というお話をしていますが、こちらの状況はまだ、静観が必要です。どうやら、切り売り作戦のようですが、全貌は明らかになっていません。ゴールドマンがアドバイザーのようですから、まあ、ただではころばんでしょう(笑)。

注目の日本株はインデックスが上がっているのみで、内容はやはり乏しくなってきました。利益のあるものは確定、次の作戦を考える時です。

 ロッテの優勝が31年振りと聞いてため息がでてしまいました。中学生だったんですね、ぐっちーは。そんなに長く生きているのか・・・自分の身に何が起きてしまったのか、今一度考えさせられてしまいました。それにしても、この外国人ヘッド(監督)+頑張る日本人スタッフという組み合わせはやはり、思ったよりいいかもしれませんね。日本人のヘッドはたたき上げて、まあ名選手がそのまま監督になるケースがほとんど。バレンタインなんて選手としてはマッタクといいほど実績がありません。こういう監督=例えば社長、も「マネージメント」というあくまでも一つの職種なんだ、とドライに捉えて専門化したところがアメリカ流ビジネスモデルの最大の特徴かもしれません。今後企業もこういうケースがふえるでしょうね。アホなマネージメントが来ないようにしっかり監視しないと部下は大変なことになってしまいます。 ではまた!

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靖国参拝敢行!!

2005-10-17 09:25:02 | 金融全般

おはよう御座います。昨日は待ちにまったウィーンフィルの公演で心の洗濯。いい気分で起床、そういう書き込みでスタートしようかしら。。。などと盛り上がっていたらそうもいかないようですね。

朝このニュースが飛び込んできました。郵政法案が通ったから、なんでしょうか、区切りが付いたと言う事なのかよくわかりませんが、さあ、これでどうなるか、注目です。 今週来日されるロバート・マンデル教授はご存知の通りアジア通貨の専門家で、中国でも40以上の大学から名誉教授に(勝手に)され、中国政府のアドバイザーも勤めておられます。

当然影響力もあるし、中国政府要人とのパイプも太いのですが、マンデル先生は前々から本件については日本の問題だ、という考え方をお持ちになっておりこの件はそれほど大きな障害では無い、とおっしゃっていたことが印象的でしたね。
今週またお話ししてみますが、誤解を恐れずにもうしあげるなら、日本の新聞だけが大げさに騒いでいる(特に朝日新聞)可能性をそろそろ考えた方がいいかもしれません。20日には小泉首相とも会談する予定ですので、マンデル先生とは日中関係に関する様々な意見交換がされる筈です。通訳で行くので、インサイダーがあればまた書き込みますね。

さて、レフコ。
やはり投信は倒産が決定。問題は本体が何処まで持つかですが、正直どうもこれも怪しくなってきました。LTCMの時もそうだったんですが、事態が不透明になってくると、証券担保融資(レポですな)などの掛け目がどんどん厳しくなり、これまで90%くらいだったのに、突然、「お前のところは危ないから、60%にしろ」、なんてあちこちから言われるためにそれだけでもますます苦しくなるという悪循環が始まる訳です。

こうなってくるとレフコだけではなく、みんなが危なく見えてしまい、ホントはちっとも危なくないヘッジファンドまでこういう、謂わば身に覚えの無い「取り付け」にあい、潰れなくてもいいものまで潰れてしまった・・・というのが98年に起きたLTCMショックだったのです。

あの当事に比べればデューデリも、ディスクロも相当進化しているので同列には扱えませんが、一方で、特にクレデリのポジションは当事の5倍には膨らんでおり、これに絡んだポジションを膨らませている所は要注意。
要は債券におけるVARのような万人が使用するリスク管理の数字がはっきりしていないので、との程度のリスク料が発生するのか今ひとつ不透明な所があるのです。きっかけがデルファイだっただけに、こちらは注意していた方がいいでしょうね。

そういう訳で、日本株にもかなりの解消売りが外人から来ています。マジで落ちてこないのが不思議。しかし、買い越しは確実に減少していますので、あまり深追いしない方がいいでしょうね。レフコ問題が見通せるまで、ちょっと静観です。

ところで外国人記者クラブでの猪口邦子、片山さつき、佐藤ゆかりの3ショットは見ごたえがありましたね。やじゅんさんが面白い特集をされているので、そちらでも是非特集して頂きたいですな。やじゅんの世界ブログ

 私から評価させると、猪口さん、やはりお上手。実際に外国人と英語でディスカッションして、言い負かす手順を知っており、これはもうA級です。佐藤さん、まあ、経済の話をしている分には大丈夫。でもあの英語で愛は囁けない。フリーディスカッションに通用する英語には思えませんね。これは日本語でもそうですけどね、彼女の場合。TOEICとかTOFFLEとか妙に点数が高いのにしゃべらせるとお粗末、という代表例と申し上げるとわかりやすいですか。

片山さん、すごい。すごすぎる!!
高度成長のころの商社マンがしゃべりまくる「ジャパングリッシュ」がそのまま飛び出してきたようなおっさん英語。あんなもの、何処で習得してきたのか、彼女のキャリアからは想像つかないっす。
発音も酷く、恐らく、半分も通じていない、でもなんか迫力あるから外人がそれで納得しちゃったりする、佐藤ゆかりさんの対極にある英語です。別に悪いとは言ってませんよ、通じてるんですからご立派ですよ。外国人記者の反応も良く、「このくらい出来れば十分」という評価は私もホントそう思います。

ですので、片山先生をお手本に皆さんどんどん英語をしゃべりましょう!!

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ついにきた資金不足!!

2005-10-14 09:09:28 | マーケット

三木谷さんのことを書かねばならん、とも思ったのですが、大分もうあちこちで書かれているので希少価値の高い情報から・・・ こちらでもアメリカ、デルファイの影響を受けて結構大変な事になりますよ・・と予言したものの、本当にちょっと危ない事態を迎えてまいりました。

例のマトリックスにありましたように、アメリカ社債市場の混乱からエマージングの混乱へという流れが起きております。ヨーロッパもだめですね。唯一日本が悠々としていたものの、GM,フォードの社債は今回は下げ止まらず、昨日はレフコというブローカーの投資信託が実は資金不足であるということがわかり、15日間の資金引き出し停止措置を宣言。投資信託の資金が引き出せないのですから、倒産と申し上げるしかないでしょう。

ふたを開けてみたらGM、Fordばっかりだった・・・なんてジョークにもなっていませんわ。でも、可能性はあります。ゼロでは無いと思いますが、結構やられているでしょう。レフコキャピタル自体は不明ですが、レフコ自身は全米で8位の資産残高がありまして、影響は甚大。今後の動きに目が離せません。

レフコはシンガポールから日本株も相当数運用しており、流石の日本市場にも影響がでるかもしれません。レフコ自身はデリバティブを得意にしており、本日はSQでもあるので、妙な波乱も大いに予想されます。気をつけましょう・・・

 国内ではやはり三洋電機でしょうか。株はそうでもないんですが、CDSなどは下げ止まらず。メインバンクがヘッジなんてしてねーだろーなー、と陰口を叩かれています。ジョークですな。

こういうメーカーというのはTBSのように赤坂の土地がいくら、コンテンツの版権がいくら、などと明確な計算しにくいんですが、様々な技術やノウハウ、プラス工場などの資産に会社の運転資金を加算して合計しても、多分債務超過でしょうね。こういう会社がゾンビのように生き残るのがこれまでの日本のやり方なんですがね、今回は・・・だれも買いたくないんだろうし、野中さん、じゃー、やっぱだめだよね。

では!

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なぞの円安??

2005-10-13 12:17:42 | 金融全般

いい加減にしろよー、と叫んでいたらやっと少しだけ修正した日本株。

いやはや、これだけアメリカで問題が起きているわけですから、ほんと有り得ないんですが、外人売りに気がついて日本人が後から付いて来るといういつものパターンではありますな。

さて、外人がこんなに株やら不動産やら買いまくっているのに何で円安なんですか?

というお問い合わせがかなりあります。我々バブル世代は一日で125円から120円なんていうドル円相場に慣れっこなもんで、そういわれても大した事無いじゃん、半年でたった5円だろ!! なんて答えてしまうのですが、まあ、昨今の(ここ2年くらい)ボラティリティーからすると結構な動きに見えるのかもしれませんねー、などといい加減な答えをしてしまう訳でして、ちょっと反省・・・

 一ついえることは今株やらなにやら買っている外人の資金が円で回り始めているということでしょうね。これは90年代にはなかった事で、リップルにしても私がいたモルスタにしても、90年代ですとえいやっ!!と何か日本でお買い物をするにはアメリカからドルを持ち込む訳ですね。ですから当然円高傾向になります。じゃー 今はどうか?? 

実は当時持ち込んだ円が膨れに膨れて大活躍しておりまして、300億で買った恵比寿のビルかなんかが1000億になっているわけですからそれを使って次の投資をすればいい訳です。更に、これを言うとやばいかもしれませんが、あえて申し上げるなら、そういった利益は当然法人税を納めねばならず、こんな税金の高い国で召し上げられるより、18%一律のアメリカや香港に逃がしてしまおう、というバイアスは外国企業、特にアメリカの会社としては当然働く訳です。国税もかなり厳しくなってきていて来年あたりからはそういった税逃れも厳しくなりそうだ、という観測もある中、儲けた金はさっさと本国に返してしまおう、というインセンティブも働く訳です。そういったお金は当然ドル買いを誘発するので、ここもとのドル高は、こういうアングルから見ると理解できる訳ですね。

 これを「もう儲けたからさよーなら・・・」という外資撤退論に結びつける人もいるんですが、まあ、そうでもないでしょうね。モルスタやゴールドマンという会社が日本に出てきてようやく日本の企業として根付いてきたという風に見た方がいいでしょう。前にも申し上げた「大相撲」のパターンです。 このパターンは投資銀行やはげたかだけでなく、年金などのゆっくりした資金にもあてはまるようです。有名なカルパース(カリフォルニア州職員年金基金)に聞いたところ、日本株はどんどん値上がりしているので、ほおって置くと円の比率が上がってしまうのでアセットアロケーションを変える決断をするまでは適度に売るしかない、ということで、従来はアロケーションを増やす時は本国からお金を持ってくるのだが、最近は一応円資金を待機させて次の投資機会を待つ、という事も頻繁に行っているようです。これは外人の保有する円が国内で回っているという例でして、株売りと債券買いがここ2ヶ月位同時に起こるという不思議な現象の理由のようです。

つまり、円の待機資金で国債を買っている訳ですね。 という具合に、なかなか日本経済も国際化してきた訳です。アメリカでこれですから、中国が本気になって資金運用を考え始めると、こりゃー、ますます複雑になるわけでして、投資銀行業務もなかなかやめられない・・・という訳です。 数十通のメールを頂いていたのでこの場を借りてお答え・・・とさせて頂きます。 有難う御座いました。

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