債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

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メモリアル・デー明けの勝負どころ

2005-05-31 08:41:04 | マーケット
おはようございます。
昨日はメモリアル・デーでNYKはお休み。ついでにLDNもお休みで金融市場は久々の全休モード。大陸が空いているので為替がちょぼちょぼ取引され、ユーロ憲章に「NON!」を出したフランス(それも予想より大差がついたそうです)を嫌気し、ユーロが安い、ってな感じでした。

さて、私もこのユーロ憲章(性格にはヨーロッパ憲法かしらね?)をフランス人の奴から見せてもらいました。もちろん私はフランス語はワイン用語以外知りませんが、A4で190ページに及ぶ代物!!

「これ、ほんとに読んでるの、みんな?」

と聞いたら

「書いてあることが難しく、最初の2ページでギブアップだね。読んでも理解不能だよ」

なくらいの代物。彼は一応エコール・ド・ポリティークなんかをでちゃってる大秀才なんですが、その彼でさえ、これです。ですから、理解できないものに賛成するほどフランス人は「やわ」じゃないんだよ、というのが解説でした。何となく納得(笑)

同じ難解な内容で出回ったはずのスペインでは逆に70%の得票を得て「賛成」。親しいスペイン人の友達が日本にいないので何も聞けませんが、なんとも複雑な結論です。国民性の差なんですかね。

日本でも憲法改正という話になると、かなりの確率で同じようなことが起きそうです。果たしてきちんと読めるんだろうか?? 不安ですね~。まあ、東大の優秀な連中が手を入れてくれたもんだから大丈夫だよね、きっと! などと言い出しそうでちょっと自分が怖くなりましたが、ヨーロッパ憲法についてはこれからも何度もトライするんだろうね、と言うのがそのフランス人の意見でした。

さて、日本国債はあさっての入札をどうするのか、正念場です。恐らく休み明けも米国市場はFTQが続くでしょうから日本国債にも上昇圧力がかかりますが、連休明けに付けた5月6日の140.94銭の高値まであと20銭ほど。果たしてクリアーできるのか非常に興味のあるところです。
GDPは1.3%などという数字を叩き出し、鉱工業生産も強め、街角景気指数なども軒並み高いのに金利が下がり続けるという不思議な現象。唯一気になるのは対中国を筆頭とする輸出の減少。これが何を意味するかによって見方が大きくわかれるでしょう。

個人的にはいよいよ買うものが無いんだよ、というのが金融機関の本音ではないか、と思っています。 流石に不動産ノンリコースローンなんかもL+150!! なんて滅茶苦茶なレートが出てくるようになってます。去年800BP あったことを考えるとすさまじい、ですよね。

またまた、悪夢の6月になるのか、要注目であります。
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東京三菱銀行・・・IRを見たら

2005-05-30 10:39:09 | マーケット
しかし、UFJがOPCOの配当すっとばして、その挙句に合併行の人事が発表され絶句・・・
占領軍ですな。
我々の関係する運用サイドのラインの部長の出身構成ををご紹介しておきますと以下の通り。

ストラクチャードファイナンス部   東京三菱
金融商品開発部           東京三菱
市場企画部              東京三菱
円貨資金証券部           東京三菱
外貨資金証券部           東京三菱
投資運用部              東京三菱
市場営業部              東京三菱
欧州市場部              東京三菱
アセアン市場部            UFJ
東アジア市場部 UFJ

これほど露骨なのもどうかなー、と思いますが、強烈です。
アセアン、東アジアなんて多分半年で閉鎖するでしょう。

まあ、知り合いもどちらにもたくさんいるので複雑な心境なんですが、OPCOの配当飛ばしとなんか関係あるのかねー、と勘ぐってしまいました。
金融庁が後ろ盾だったりして・・・もう。いや~ん、ですわよ。
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メモリアル・デー

2005-05-30 08:54:31 | マーケット
おはようございます。
メモリアルデーでアメリカが、スプリングデーでUKが休みでござんす。
メモリアルデーを持って夏にはいる、という認識がありまして、なにやらアメリカ人にとってはお祭りのような日です。あちこちで花持ってお墓参りをしたり、みんなでパーティーやったりして、感じとしてはお盆、ですかね。

とういことで何もありません・・・・・が国内はあります。
書いているうちに多分出てくる鉱工業生産。前月比2%あたりがメジアンですが、またまたおおはずし、なんてことになるとまた特集しなければいけなくなります。但し、もし3%とかを超えてしまうと、これは結構一大事。先日のGDPとあわせ、対中輸出が激減したこともあり、本当に国内経済が上向いている可能性を考えることになります。

木曜日に10年国債の入札・・・強い強いと言い続けているのですが、ホントに強いのかここで試させることになります。金融機関は買えている様で買えていない。かつ、先日申し上げたように利回りがさがると余計かわなくちゃいけなくなる。最後はVARショックで崩れる・・・と6月分まで予測付き!! であります。
あっ、前月比2.2でした。予想よりは強いけど、これならそれほどのことはないざんすね。

UFJの配当停止については引き続き何もコメントがありません。
都銀の優先証券はもうつき返してやりましょう。今度苦しくなっても絶対面倒みてやらんぞ、
くらい言ってやらんといけませんね。

昨日のダービー。
配当が少ない馬券ですみませんでした。
でも1,2着はとりあえずあてたので許してください(笑)。
しっかし、強かったね。もう、日本のレースはどれ出しても勝つでしょう。ケンタッキーか凱旋門に連れて行ったほうがいいね。本気でとっちゃうでしょう、これなら。びっくりしました、いや、まったく、おそれーいりました・・・・

ということで失礼致します。
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ディープインパクト 日本ダービー

2005-05-27 15:57:42 | 競馬
アメリカ人が殆ど休戦体制なのでおじさんはゆっくりしていました。昼過ぎからなーんにもありませんので・・・・ここで

北野大先生の登場です。

競馬新聞を広げ、どれどれ、と見ておりましたが、今回のダービーはとにもかくにもこの馬しかいませんね。まわりとの差があまりにも大きい。秋になって世代間が衝突するんですが、4,5歳とぶつかっても多分勝つでしょうね。

だいたい、皐月賞を2馬身以上ぶっちぎること自体かなり難しい。しかもスタートでコケてた。普通にスタートして、直線が長い東京だともっとぶっちぎることになります。それに何度ビデオを見てもやはり一発しかムチは入っていない。後は馬なりでぶっちぎっているしね。これは本物。2馬身差ってのはナリタブライアンあたりがそうでしたけど、あのナリブーだって追っておって最後振り切って2馬身付けた訳だから、ちょっとレース振りが違いすぎるよ。
抵抗してはいけません。

2着争いはなんかしょぼいわな~、これ、っというのが実はいない。邪道ですが、当日の倍率の高い馬から五頭、馬単で勝負します。

3連単、3連複、はちょっとツイストが必要。
デサーモが乗る一番ブレーブハートははずせない。
アドマイヤフジも今回は大分状態がいい。福永もいいしね。

ということで

○一番ブレーブハート
△6番アドマイヤフジ
 7番インティライミ
×18番 ダンスインザモア

などとしるしをうっておきましょう。あとは当日は天気がよくなることを望むのみであります。


北野大先生でした!!

ぐっちの一言
なんか、えらそーなこと言ってる割には平凡な予想じゃん!!あっ 大先生これは失礼!!

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もう一回!! 日本の金融機関、ついでに日本の報道機関も・・・けしからんぞ!!

2005-05-27 09:19:30 | 金融全般
おはようございます。
NYKは昨日お伝えしたとおり、完全連休モードでござんす。だーれも仕事してない感じです。私のところに来る電話も、やれ肉じゃがのレシピを送れとか、日本茶を買ったんだけどどうやって飲むのとか、もうふざけたものばかり(笑) はいはい、ゆっくりお休みください。(第3次くらいの日本ブームです。NYKは。今回はなにか長そうですよ)

という状況下で、UFJのOPCOの配当停止が、なんで全然記事にならんのかの??

びっくりしたよ、銀行株が下げました、って書いてあるわけよ。
でも、OPCOの話はなーんも書いてない・・・・それが原因にきまっとるだろ、きみ。
書くな、という圧力があるのは当然でしょうが、それにしてもひどい。
そういう新聞を読んでいて、投資を判断するとなると、結構厳しいよね。
だからこそこういうブログみたいな存在価値があるのかもしれないなー、と思いを新たに致しました。
モルガンにいる時も、正直会社寄りのエコノミストの発言に結構参りましたが、せいぜいここでは本音を語って行きたいと思います。

UFJの配当停止は、やはり「確信犯」のにおいがします。値段が下がって買い戻して、東京三菱になってから安い利率で調達すればよい、という極めてシンプルな判断と考えます。これは、犯罪に近い行為ですね。マイケル・ミルケンの弟子であるラリー・ポストと昨日話しましたが、一言、

It`s a criminal・・・

でした。(わざわざを付けたのは後ろにある言葉を想像させる為ですね。それほどひどい)

肝心要の東京三菱はなーんにも困りません。しかし、ぞろぞろ変な劣後債を頻発した弱小金融機関が今後どうするかが問題です。UFJだって配当しなかったでしょ?? じゃ、私もしないよ、
という事態が十分考えられます。中には価格が例えば10%下がったらその債券を渡します、なんてオプションつきの仕組み債などに変形しているものまであります。ひどい、と言えばひどいのですが、まあ、買うほうも悪いですかね。

ひたすら強い債券。覚えておられますね。金曜日です。
こんなすっ高値なんですが・・・・結果をお楽しみに。

では
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日本の金融機関はもうたまらん!!

2005-05-26 09:03:11 | 金融全般
(11時25分に一部書き換えてあります。あしからず)
おはようございます。
昨日は某作家(こういう業界の作品を沢山書かれている女性ですが)の健康祈願祝い飲み会!?に参加。うまいワインをしこたま飲んで参りました。ごきげんです。

さて、アメリカは落ち着いたものです。流石に上げに上げた米国債も一服。まあ、ロングウィークエンドといって土日月の3連休ですのでポジションをてじまった向きも多いかと思いますので、本格的な「踏み」は来週ですか。アメリカは日本みたいに休日がたくさん無いのでこういう3連休なんていうともう木曜日あたりからみんなそわそわし始めて仕事にならないんです。余談ですがこのメモリアルデーをもってNYKは夏の始まり、と認識されています。日に日に緑が濃くなっていく、おそらく一年で一番よい季節を迎えるのです。

問題は日本。UFJ銀行の優先証券の配当がとめられてしまいました。もちろん法律上、全く問題のないアクションで、もともとOPCOと呼ばれる優先証券は、債券と株の間、と言ってよい代物で、赤字になれば利払いを停止することができます。配当と呼んでいる位なので限りなく株に近いのは事実ですが、日本ではこれを劣後債券と同等と扱って、まず利払いを止めることはないよ、といって売りまくってきた、という歴史が存在します。

事実、長銀など、事実上潰れた銀行なども劣後債の償還までしましたし、赤字に転落した銀行でもこの優先証券の配当を払い続けたので事実上、赤字でも大丈夫だね、と認識され、まさか天下のUFJ銀行が配当を止めるなんて、有り得ないという判断で買い続けた訳です。それに引き続き、本当に危ない赤字続きの地銀などの劣後債がばんばん発行され、なんとなく、まあ、大丈夫よ、と言い続けて投資家は買い続けた訳です。従って今回利払いが止まったと言うのは限りなく重く、もしかしたら償還もしないかもしれない・・・・

おそらく今年三菱と合併してしまうので、あとは三菱にお願いね、という極めて稚拙な経営判断が働いたものと思われますが、絶対に払いますから、と言いながら売りまくった事実は隠せません。金融機関としてあるまじき行為ですし、買ったほうもまさに「モラルハザード」と言われても仕方ないでしょう。相当多くの金融機関がこの優先証券を保有しています。アメリカなら確実に株主代表訴訟物です。経営者は恐らく逮捕でしょうね。
と、ここまで書いてきてある友人の優秀な投資家と話をしていて、もしかして??
という話が出てきました。

これ、結構高いファイナンスなんです。相当苦しいときに出しているので高い利回りを付けました。合併する三菱からするとこんなたけーファイナンスいらんわ、と考えている可能性は十分ありますね。ということは、

利払いを一回飛ばして値崩れしたところを買い戻せば・・・・・
ビューティフルですよね、これ。
合併してしまえば三菱ですからね、昔の話は関係ないよ、といえるしな~、困るのは他の劣悪銀行だけだしね、見れば見るほど魅力的。

なんだか疑心暗鬼になってきました。
では
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債券の強さ 上がれば上がるほど買うメカニズム

2005-05-25 12:33:58 | 金融全般
午前中の相場を見て妙に債券が強いですね、というコメントを頂いたこと、いつも来て頂いてる「閑人さん」に米国債は10年4%をきりますかね~、とコメントを頂いたものでちょっと昼間の書き込みをば。

閑人さんのご質問に対しては「十分有り得ます」となります。昨日今日と書き込みましたようにこれは金利感ではなく完全にFTQ「Flight to quality」・・・質への逃避(どうでもいいけど変な訳)です。
将来のインフレ見通し、だとかは「一時お休み」で、とにかく、解約に備えてキャッシュポジションを高め、一時的にそれを米国債に置いておくファンド、或いは直接的に社債を売って米国債に置き換えて様子をみるファンド、などの動きの中で起きているものです。更に、私の良く知っているハイイールドのファンドマネージャーには、自分のポートが下がってきているが、ここでたたき売るととんでもない価格を叩かねばならないので、クレジットラインを使って資金を借りて米国債を買って並行して持っている、なんてこともやってる輩がいます。(これは意外にリーズナブルです)

ですから、金利感に関係ないという意味で、普通の米国債のプロなら躊躇する4%という防衛ラインも、彼等米国債の「しろーと」にとっては何の意味もないという事で、平気で踏み越えてくる可能性があります。ただでさえ、先日の失業率の27万人を見て、景気が強い→ショート、というポジションを構えた人は少なくありませんので、ここで「踏まれる」可能性は十分です。

翻って日本国債は如何でしょうか?
6月高値の140.94まであと一息の140.74を本日高値で叩き出しました。こちらも先日のGDP 1.3% なんてのを鵜呑みにしてショートでもしていたらひとたまりもありませんでした。

日本の場合、FTQではありません。断言するのは乱暴かもしれませんが、まあ、断言できる。なぜか?? 

ハイ・イールドマーケットがないから。簡単です。

日本国債を「質への逃避で買われた」などとしばしばコメントする、日経新聞。アホです。判ってません。質への投資をしなきゃーいけないようなハイ・イールドマーケットが存在しないことはおろか、そういうアセットミックスを持っている投資家がいないのだから、起きるはずはない。全て一緒に上がってくるので、要はみんなで買ってるだけです。単純明快。需給です。買う奴が売る奴より多いだけ・・・

敢えて批判を承知で言うと、本来、質への投資が起きるならば、ハイ・イールドに一番近いアセットは銀行が抱えている例えば中小企業向けのローンがそれに近い訳です。引当金を積んでいる位ですから、カテゴリーとしては立派な「ハイ・イールド」「ジャンク」であります。
Flight to quality・・・質への逃避、があるとすればそういったローンをぶん投げて日本国債を買うことです。本気でそういうことが起きていると、思っているのでしょうか??? それで質への逃避なんて言ってるんでしょうか?? クレージーです。

そういう機動的な動きができない(能力が無い、仮にあってもそういうオペレーションができない)日本の金融機関は質への逃避でJGBを買うことは無いのです。もし、それが出来て、不良債権をブン投げて、日本国債をFTQで買っていれば今の「うしなわれた十年」は起きようもないじゃーないですか??

日本の金融市場では「質への逃避」は存在しないのです。

ただ、唯一こういう発想はあるかもしれない。
今の日本の株式、不動産の好況を支えている(不動産は大部分)外国人投資家、HF,その他の人たちが今回のGMなどの混乱で、本国で傷ついて、例えば倒産してしまいました。そうなると日本で買っていたビルなども投げるでしょうね、と言うことは景気に悪い影響がでますので、債券を買いましょう、という結構まだるっこしい思考回路をたどって、結論として「買い」というポジションを持つ、という奴。あんまし頭のいい事だとは私は思いませんがこれはアリでしょう。認めるよ。

でもこれはFTQではない。また、アメリカの場合、潰れてもそのアセットをすぐ次の投資家が買ってしまいますから今回の一連の事件が波及して日本の景気を直撃することはないでしょうね。あったとしても随分先ですな。

要するに日本国債はなぜか、マジで、みんなで買っているんです!!!

思い出されましたか? そう、債券は上がると買う、下がると更に売られるという典型的なサラリーマン相場です。何かショックがあるまで上がり続けるでしょうね。

わかりやすい例をあげましょう。
昨日ある親しい投資家さんから面白い話を聞きました。上がれば上がるほど買う理由。
今月いくらのインカム(利息です)が必要だと既に数字が決まっているので、価格が上がればあがるほど、つまり利回りが下がれば下がるほど利息収入は減っていくので絶対化された利息収入を確保する方法は??

その分サイズを増やすしかない・・・・・・

という恐るべき(私にとっては)ものでした。これで、日本国債が上がる理由がお分かりですね。
元来ここまで金利が下がると、いわゆるオルタナティブ(クレジットを含む)或いは資金の国外逃避(より利回りの高い国に逃げる)が起きると経済学では教えますが、日本は当てはまりません。死ぬまで日本国債を買い続けるでしょう。

個人的には
とてもおつきあいできませんが(笑)
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GM, Fitchが格下げ・・・これで不適格確実

2005-05-25 09:26:20 | マーケット
おはようございます。へんな「TBバスター」を受けていますが、まあ、とにかく書き込んで対策はあとで。

GMはFitchがBBに格下げ。一般の方には聞きなれない格付け会社ですが、前にご紹介しましたように、7月からはこのFitchをいれた3社のアベレージがインデックスの格付け基準に採用されます。
従いまして、現在GMは

SP BB
Moodys Baa2 (これはトリプルBの真ん中にあたります)
Fitch  BB+

ということで足して3で割ると惜しくもBBに入ってしまいまして、復帰の目がなくなってしまいました。M社としてはこれで下げようが下げまいがインデックスの趨勢に影響はなくなってしまいましたし、一社だけとんでなく出遅れた、という感覚も避けたいところで対応に苦慮されていることでしょう。

これで首の皮一枚残ると考えていた投資家も流石に売らざるを得ず、株などは安値を更新、債券もまたいつもの業者だけが儲かる「4ポイントスプレッド」となりました。CDSについては落ち着いたもので、倒産からは程遠いけど、債券、株式はそれらのヘッジなどと絡まりつつ、6月の解約の執行でどれだけ影響を受けるのかを見通さなければならないという神経質な動きになっていくでしょう。

米国債は引き続き上昇、利上げでマーケットが下がった分を取り返してあまりある、特に30年債券の上昇は顕著で引き続きフラットニングが進んでいます。さあ、グリーンスパンの腕の見せ所でしょう。何せせっかく利上げしたのに、その水準より金利が下がってしまった訳ですから(笑)一時的FTQならよし、そうではない、と判断すれば過激な手を売ってくるかもしれません。

そうこうしているうちにアメリカでは議会にへんてこりんな法案が次々と出ています。中でも出色は

「元の10%切り上げを強制する、さもなくば関税をかけるぞ」

という何とも乱暴なもの。日本たたきも今は昔、矛先は完全に中国です。今回の靖国問題に対する中国の過剰反応もアメリカのこの動きとは無縁では有り得ません。アメリカ・日本はいまや、世界最強の(強い、という意味ではなく、結びつきが強いという意味)同盟関係で、投資家から見ても「一連托生」です。ドル円は微動だに、していません。すごい・・・・です。
詳しくはいつものかんべえ先生のHPでどうぞ。冗談ではなく、かなり真実をついておられます。

ヘッジファンドに関しては大変誤解の多い記事が最近頻発されているので、あとで整理、特集します。業界20年、としては黙っていられません(笑)
では。

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引き続き静かなアメリカ・・・・

2005-05-24 08:08:54 | マーケット
本日これより長野方面へ向かうのでたいした書き込みができません。
あしからず。夜、いろいろ書き込みマース!!

さて、昨日より申し上げておりますように嵐の前の静けさ、です。
相変わらずのFTQでして、米国債の堅調さのみが目立つくらいです。本格的なFTQの前触れによくある現象で、6月の解約の嵐にそなえ、先回りして買っている筋もあるようです。

今後の市場予測のポイントは3つ。
住宅市場、GMを筆頭とする自動車産業の再編、それらを総合する形でのグリースパンの金融調整です。初めの2つを見ていれば3つ目はわかる、という事になります。グリーンスパンの一番の注目点は間違いなく住宅。このホームエクイティーローンが堅調な消費の原資になっており、これが金利の上昇により、先行きの利息負担を恐れた個人の消費に圧力を掛けている、という関係になっているからです。そこから、場合によっては利上げを見送る、なんて予想(エコノミストはクビ、ですが・・・)が出てくる訳です。

ところが現実のマーケットは金利が下がっており、利上げのインパクトが相殺されかねない、所まで来ています。住宅ローンについては実際は短期金利の影響が大きいのでグリーンスパンは調整可能、と考えているようですが、市場はどう反応してくるでしょうか?

では。沢山コメントも頂いていて答えられずに申し訳ないですが、夜までまってくださいね!!
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元の切り上げと為替の行方

2005-05-23 16:45:19 | 金融経済解説
結構ご質問の多いのがこれ。今年の重要テーマですものね。われらがマンデル先生のご専門でもあるので、ちょっと特集しておきましょう。

元を切り上げると円高になる・・・・だろう、と思われますが、その保証はありません。切り上げ幅にもよるでしょうし、いろいろなファクターに左右されますが、変動相場制移行という話でもなく、単に切り上げて、ドルペッグ制を引き続きとるならその影響は限られてくるでしょう。元ドル相場が固定されているので、元円相場も固定されているようなものです。対ドルで円高、という方が多いのはむしろドル安なのだから、円高でしょ、というわりと単純な考え方でしょうか、私もそちらだとは思います。相対的なドル価値の下落と読むわけです。

ポイントは2つあります。1つ目。こういう金融自由化の進展はその通貨がより強くなると言う意味を持っていて、ドル需要が減ることによるドル安という見方をします。しかし元の場合こういう体制の国の通貨を持っていて安心だという人が世の中にどれだけいるんだろうか・・・ということからするとやはり元に対する需要は限られてくるでしょう。ドルペッグを続けるならドル資産を買い続けるしか中国に選択肢はないので、それだけでドル安とみるのは難しいのです。これまでのアジア通貨のような「相対的な」通貨需要はない(資産としてのニーズ)となれば極めて限定的な通貨の上昇でしょう。(もちろん現在は中国外での取引は原則できないので、実際に買おうとしてもっ難しいんですが、中国内部にいる外資系企業が元で保有するリスクはかなり高いと見ているはずです)

2つ目はこのドルペッグを辞めると言うケース。この際、シンガポールのようにバスケットにするよ、という可能性は無きにしもあらず。現在1ドル8.3元でほぼ固定されており、これを0.3%という幅に動きを制約しています、それを超えると政府が介入してくる訳ですね。これを例えば8元に対する価格表示をドル、円、ユーロなどのアベレージ(恐らく加重平均)にするというやり方である。この場合、通貨の(元の)ペッグしている相手の通貨が分散するので、その分散どおりに外貨資産を積み立てることになり、これは完全にドル安要因といっていい。今までのように一方的にドルを買わなくても良くなるからですが、但し、これは唐突には行かないでしょう

元と言う通貨は中国国内に留まっていて、海外で売り買いが難しい(一部香港などで例外的に行っている)訳で、メカニズムとしては中国が輸出で稼いだ外貨が殆どドルのため、これを中国全土の市中銀行から一方的に中央銀行が買い入れ、その代わりに元を発行している事になります。決済資金の一部が他通貨ならそのまま同様に買い入れればよいが、もし、貿易決済の大半が引き続きドルである場合、他通貨に変更する度に為替リスクを負うことになりますね。この場合もドル売り他通貨買いなのでやはりドル安材料になります。さらに貿易取引の最大の相手である日本との間の決済を円、ドル以外の通貨で決済できるのかどうか、まあ、微妙でしょうね。もちろん技術的には可能ですよ。

問題の根はちょっと別なところにあるかもしれません。WTOに加盟しているような国が今のような閉鎖的マクロ経済運営を続けられる可能性は極めて低いでしょうが、中国共産党の全ての権限を無視して将来的に元を変動相場性に移行し市場リスクにさらす決断がはたして出来るかどうかということです。それについてかなり明確な姿勢を中国政府が打ち出さない限り、いくら自由化しようにもこの通貨に対するニーズと言う意味では極めて限られてきて、将来的には(アジア危機のような)通貨危機の引き金を引いてしまうことも十分に考えられます。実際にアジアの通貨危機は起こったわけで、一時的アジア通貨高が輸出を減らし、外貨準備を減らし、いざ通貨価値が下がってきたときに買い支えようにも買い支える外貨が国庫になく、HFの餌食にされた、という事態です。韓国などは、これでIMF送りにされてしまいました。

ほんとうに怖いのはやはり通貨安なんです。日本ではこのあたりがまだ理解されておらず、実際に円安を食い止めるために円買い介入をする時は相応の外貨を必要とする訳で、かなりの困難が伴う筈です。まだまだWTOに入ったばかり、かつ制度上の信用度の低い元が今後どういう扱いを受けるか、世界初の大実験です。マルクスもレーニンも共産主義を標榜する国が通貨自由化に直面するとは想像すらしていなかったでしょう。

わかりにくい議論にお付き合いいただきまして有難うございました。
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驚くべき静けさの米国市場

2005-05-23 08:56:19 | マーケット
おはようございます。
よい天気に恵まれまして、週末はゆっくりしておりました。いい季節であります。

さて、おそるべし、静けさを取り戻している米国市場。

ドルが高い・・・つい最近まで双子の赤字で「世界最弱」などといわれたのがうそのよう。
ただ、これについてはここでも取り上げているように十分理解できる。今年はドルをあまりばかにしてはいけないんです。

GMの混乱などに乗じていわゆるFlight to qualityの買い物が入ってきて米国債が引き締め基調にもかかわらず上昇している。これも理解来ますね。

しかし、こういう混乱期に一番脆弱なNasdaqあたりが週間で3%上昇する、ダウ自身も終わってみれば4月の高値をトライする水準まで来て、この前の混乱が嘘の様・・・

全ては決着して安定に向かうのか???

答えはNo,であります。
嵐の前の静けさというのが正直なところ。その意味ではここから6月までがもしかすると今年の大勝負どころかもしれません。
一番の問題はGMの混乱期に大量の投信の解約が出ています。ハイイールドも含め一般のミューチュアルファンドに至るまで、特にCBアーブ関連は大量に解約されています。そのリデンプションは6月に起こります。つまり、本当の売りはまだ、出ていない恐れがあるのです。
週末のNYKの株の出来高はわずか13億株と低調、下がるときに大量に出来て、上がるとき、横ばうときに出来高が小さいという事は本格的にロングを積み増していない証拠。

つまり、一頃よくいわれたHFの倒産など、おそろしい出来事は実はこれから起きるのだ、と言う事を再度認識しておいて頂きたいという事です。株、債券についてはこれらに気を付けていないとえらい目にあいます。一方為替については種々混乱にもかかわらず、昨年末からの強烈なドルショートが尾を引いて意外にドル高が続くと考えております。

日本・・あまりにふざけた日銀の「なおがき」作戦に言葉もでません。結局何も変らんでしょう。
今週はいよいよダービーです。勝負かけまっせ!、こちらは週末に。。。

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再び、驚いたです・・・・

2005-05-20 09:31:16 | マーケット
おはようございます。
出てきてみればアクセス数が倍増・・・・皆様のお陰です。なんかとってもうれしいっす。

大きな要因はやはりかんべえ先生に取り上げて頂いた事でしょう。本当に有難うございました!!。
この場を借りて御礼申し上げます。そのうち上海馬券王とこちらの北野先生のコラボレート競馬予想なんかしてみたいもんであります。

さて、マーケット。予想通りクレジットマーケットは完全に落ち着きを取り戻しています。一時1000BPを超えたGMのクレデリはもとの700BPまで戻り、いやー、儲かった!!なんてやつも沢山います。しばらくはこのままですね。あとはM社とSP社がどうするか、がキーです。とにかく潰れることは絶対に!! ありませんから、このあたりが勝負どころです。ちょっとインサイダーっぽいんですが昨日のGM株の出来高は流石のNYKにしてもちょっと異常。200万株なんてのがぼこぼこ約定していて、なんか怪しい。もちろんファンド筋なんですが、スポンサーはヒラリー・クリントンなんて事もよくあります。はい。

為替がいけそうですね。元の切り上げ予測でドルショートした奴が踏まれている訳ですが、この材料はどうせまた出てくる。どうも今の中国を見ていると切り上げは相当先ではないんですかね。そうなると、次の元切り上げ疑惑で円高になったところは絶好のドルの買い場かもしれません。しこしこドル預金を解約していたぐっちーとしてはドル買いのチャンスと捉えてます。

もう少し長いスパンでもドルはもう少し見直す必要があるかもしれないです。

あなたがアラブの王様になったとして・・・・・どこに資金を置くのが一番安全だと判断するか?

この視点が大事です。スイス?? 万が一クーデターが起きてイラクかなんかを通行するはめになると恐らくスイスフランなんて誰も受け取らない。「ギブミーダラー!!」ですぜ、やっぱり。

20年くらい前はアラブの連中はみーんな金のブレスレットやらネックレスやらじゃらじゃら付けてました。いつでも換金できるからです。当時商社マンだったぐっちーは、なぜかそれにあこがれて借金をして金のブレスレット(それもすげーぶあついやつ)をつけてあるいて、「おめーなー、いざとなったらこれで逃げるんよ、それが商社マンてもんさ!」なんて自慢して歩いてました。当時の写真を見るともう、消えたくなります(笑)

しかし、今や金ではなくドルなんですよ。いざとなればミサイル打ち込んでも国と国民とその資産を守る確固たる意思のある国はどこか・・・

アメリカです。

アメリカに資産をおくのがやはり安全だとなる訳です。かんべえ先生の書評にもでている「ストレンジ」理論であります

しかも日本の殆どの方は一方的な円ロング。退職金も年金も全部円・・・・
これが一部でもダイバーシファイされれば相当なドル高になる筈です。円高になったらどうすんだよ!という声が聞こえそうですが・・・

ハワイでフラダンスして老後を送るなんて最高じゃん!?

という事ですな。では!!
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野球ネタ

2005-05-19 13:15:49 | 野球
すみません、なんだか暇なもんで友人とばかっぱなししてたらえらくおもろいページを教えてくれました。もう久しぶりに大笑いです。野球好きのひどじゃないとちょっとおかしさは半分くらいかな?

ぱっ、と見ると故障したように見えますが、故障ではないのでよ~く読んで下さいね。
もう最後の所は最高です。こういう才能のある人はほんとすごいよね。

http://dnk.homeip.net/users/rizastar/rakuten/

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驚くことだらけ・・でした

2005-05-19 09:18:50 | 金融全般
おはようございます。
GMの問題も含め、親友が家の階段から落ちて金魚鉢に足を突っ込んで救急車を呼んだり、何かと驚きの多い一週間だったんですが、一番のおどろきは尊敬するかんべえ先生にここを取り上げて頂いたことです!!

溜池通信 http://tameike.net/index.htm

厚く御礼をもうしあげます。かんべえ先生有難うございました。
こうなればもう、後には引けません。いろいろ書いてしまうぞ! と決意を新たにした次第です。

さて、昨日は一言で「ショートカバーデー」であります。
株も、債券もGMも、潰れたコリンズ&エイクマンも、なんでもかんでもショートカバー
但しコモディティーを除く。これはここで申し上げたとおりめっきがはげ始め、まあ、バブルがはじけた訳ですので別。

ショートカバーファッズ(Short cover Fads)、とよく呼ばれ時たま熱にうかされたように、
ショートカバーが出まくる日です。きっかけはGMだったでしょうね。(巷ではCPIとかいうんですけどね、疑わしいです)しっかりショートしていた連中が、大量に出回ってもうだめだ~と投げた球を拾い捲った、ということになります。かなりの売買高があったこととCDSのタイトニングを伴ったことから見て間違いないと思われます。(ポジションが減れば当然プロテクションもはずすことができます)この先更に悪いニュースが出てこなければしばらくこの当たりで落ち着くのではないでしょうか。

ちょっと複雑な話がこれから始まります。SPが不適格に落とした事でこれまで「SP、Moodysのどちらか悪いほう」を採用するとしていたインデックスの基準で6月1日からめでたくGM,Fordともハイイールドインデックスに採用されます。GMはSPが、FordはMoodysがジャンクに落としてしまったわけです。もう「投資適格」のインデックスには採用されません。

ところが運良くというか、悪くというかインデックスの採用ルールが7月から変更になる事が既に決まっていて、こんどはそれぞれの「平均」となります。今のままですとGMはMoodysが、FordはSPが格付けを変えていないのでこのまま行くと7月にはまた「投資適格」インデックスにめでたく復帰と相成ります。なんじゃそりゃー!!

ですよね。でもそうなんです。ですから、あんまり無防備でショート振ってますと、格付け機関の動向によっては、すなわち何らかの原因でこの2社がそれぞれ格下げしなかった場合、一度ジャンクに堕ちたものが戻ってきてしまうので強烈な値上がりを浴びることになります。そのあたりの鬩ぎ合いが始まった、とご理解いただくとよろしいかと存じます。

CDS(クレジットデフォルトスワップ)の登場によりここでもご紹介したようなトレードアイデアも可能となり、当面アメリカの投資業界は「クレジットを制するものが全てを制する」という状況になりそうです。日本もそのチェーンの中に入っている訳ですからよく注意をして見ておく必要があるのです。

原油などについてもコメントしたいことがあるのですが別の機会に・・・

ではまた!!
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日本人の価値観

2005-05-18 09:58:57 | 国際問題
また、すごい題名をつけてしまいましたが・・・

昨日ご紹介したCollins&Aikman はついにチャプター11を申請。日本では倒産と解釈されるのですが、正確には「復活権保有付き倒産」とでも言うべきものでしかるべし引き受け手や、融資先が出てくれば即「復活」という、これが「3日」だったら笑っちゃいますが(クリスチャンの方、失礼!)、半年の権利保有でありまして、なんとも不思議なルールです。その証拠にチャプター11申請後、運転資金をJPモルガンが融資するというニュースで、25までたたかれた2011年償還の債券はなんと42まで価格を回復、このあたりがわれらがミルケン先生やマンデル教授の腕の見せ所でありますな。一日で20ポイント回復してしまうのですからたまりません。でも、最終的には紙切れ、になる可能性もあるのです。

このニュースでGMも右往左往であります。債券も一体どこに値段があるのか良くわかりません。残存2年で大体9%くらいでしょうか。先日ご紹介した売値・買値のスプレッドは10ポイント!!
なんてわけの判らん世界に突入しており、今は動けません。CDSも相変わらず4桁です。

但し、つぶれるとおもって4桁のプロテクションを買ってるわけではないのです。一定のヘッジルールがあるのでもう、担当者は泣きの涙で買わされているというのが正解であります。
プロテクションを売りまくって清原さんに迫りたいところですな。

話が長くなりましたが一度書きたいナーと思っていた事をかんべえ先生に見事書いて頂きましてこれが今日の表題になりました。(因みにエコノミスト不要論も展開されていますので是非ご覧あれ)

http://tameike.net/comments.htm#new  かんべえさんの不規則発言

日本人と中国人は外見も似てますし事実相当筆談で話ができるのでなんだかすごく価値観が似ているような気がしますよね。漢文なんか習ってるし、李白の詩でも書けば意思疎通できるような気がしてくるんです。が!!
これはまったく違う。但し6世紀の中国人が今存在すれば多分かなり近い価値観かもしれない(誤解を恐れずに言えば台湾の人はそれに近い)。

ではどこの国の人が一番日本人と価値観が近いと思われますか??

昨日も仲間で飲んでいて因みにパスポートの国籍は

日本2、アメリカ2、ドイツ1、イタリア2、イギリス1、カナダ1、アルゼンチン1、シンガポール1(華僑)、メインランド中国1、香港1。

まあ、すごい面子ですな。言語は英語になります。こういう面子で飲んでいると、何がおこるかというともうそれぞれの価値観が違うのでお互いの違いを突っ込んであげつらうと喧嘩になってしまうので、

「ふーん、そうなの」

とか聞いてやることが円滑なコミュニケーションのコツになるのですが、酔っ払ってくると訳がわからなくなり、いつも最後に「お前らはなんで考えてることがそっくりなんだ!?」と酔った挙句に非難されるのは日本人とアメリカ人!!!

全然似てる訳無いじゃん!?
俺はこうみえてもサムライの子孫だぜ、こんなヤンキー野郎と一緒にすんなよ、コラ!

というものの昨日も「お前ら一緒だぜ」のお言葉・・・

子供の頃からメジャーリーグ見てロッキーとかトップガンとかハリウッドの映画しかみてなくて、(クラスの秀才君はトリュフォーとか見てたけどね)挙句の果てに英語教育とかいってディズニー映画とかセサミストリートなんか見て育ってる訳だから・・・・そりゃー、似てくるわね。
となるんですよ。

私なりに真面目にこれを解釈すると、「似ている」とすると日本人とアメリカ人が最後の最後に守る価値観が「自由」である、という事に尽きると思います。
「自由」を保持、或いは守るためにはあらゆる犠牲を払う必要がある・・・・YES!!

と躊躇無く答える人は正直にいって世界中に日本人とアメリカ人しかいないと断言してもいい。理由は無い。なぜか、「肌」で言論の自由は守らねば、とか就職の自由は必要だとか、自由に対するリスペクトがダントツで高いというのが共通点です。これは20年かかってわかったことなんですが。
まさにブッシュさんが理解する必要があるのはこの点なんですよ。

世界は必ずしもそう思ってないんです!! 少なくとも昨日の面子だって、我々日本人とアメリカ人以外はそう思ってない。ある一定の制限が必要だと完璧に思ってます。シンガポールの人になると「おめー、こんな国で自由にさせたら毎日戦争だぜ・・・」てな話になる訳です。(だからたばこ一本捨てても罰金をとる)

ましてイラク・アフガンに至っては

「アメリカはこんなにすばらしい「自由」を君たちに与えたんだよ(日本もかつてはそうだった)、感謝されこそすれ、なんで君たち俺を非難するのよ」

というのがアメリカ人の素直な気持ちでしょうが、彼らが本当に「自由」を欲しがっているかどうかは別問題なんです。それほどリスペクトする価値観を持っていない可能性があるということなんです。「自由」?? 金にもならんしそんなものより毎日ただでくらせたほうが、いいじゃん、
と思っているかもしれない・・・・

この話題は奥が深いのでまた特集いたしますね。
かんべえ先生有難うございました!!
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