債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

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プロであること

2008-01-09 09:06:52 | マーケット

別に株式投資をお勧めしている訳ではないのですが、どうもそういう解釈をされる方もおられるようですね。まあ、よく読んでいただければわかると思います(笑)。

株は将来の価値(期待値)を集めたようなもので、将来性の見えない日本株はどうしてもリバウンドが遅い。アメリカはいづれ上がってくるのですが、こうなると心配は日本ですね。

特に新興市場。ここは酷い。そもそも上場しなくてもいいような企業がたくさん上場してしまいました。東証は斎藤さんが来られて、マザースを半分くらい整理すると思っていたのですが、どうもそうはならないらしい(笑)。

JASDAQ上場で株価が100円を切っていて、おかしな第3社割り当てを繰り返しているような会社がいくつもありますが、はっきりいっておかしい訳です。

そして第3者割り当てが終わった後に新規事業とかいってぶち上げて、株価が上がる。一般投資家がついて来た所で一気に売り抜けるという、明らかなインサイダーを取上げないのはなぜなんでしょうね・・・

NHKでやっていたドキュメンタリー、「ヤクザマネー」のような事が日常茶飯事で起きているのがJASDAQなどの新興企業市場であり、アメリカのNASDAQとは比較にならんくらい酷い。

結局、そういう怪しい資金が跋扈する新興市場が乱れ、比較的ベンチャー企業に希望的融資をはる外資がサブプライム問題で傷ついて撤退し、ベンチャーキャピタルファンドもろくに機能しない日本新興市場に対して投資意欲が減退するのは当たり前と言えば当たり前なのです。

東証1部などの株式市場改革と言う観点からみると、何といっても言葉の問題が大きい。東証の情報はすべて日本語です。サイメックス、ムンバイは勿論英語。多分上海も英語を義務付けるでしょう。香港があったおかげで中国にとって英語のハードルは低い。

そこで東京。おい、日本語かよ・・・・

となるのは当然で、日本は世界のローカル市場への道をひた走っている訳です。資金が集まらん訳ですから日本の企業の時価総額が押しなべて低いのは当然で、そのうちトヨタとか、松下とか、東証の上場を廃止しよう、とまじめに考えるかもしれません。今の経営者は考えていなくてもこれだけ外人の持ち株比率が上がってくると冗談では済まされません。関係者の皆様にそれほどの危機感を持って頂いているのかどうか、です。

さて、やじゅんさん、お久しぶり。いつも誉めてもらって有難うね(笑)。

 やじゅんのページ

彼が書いているプロフェッショナル論、その通りだと思います。ぐっちーもモルガンスタンレーを辞めて苦労したのは日本。「どちらの・・・・」となる訳です。アメリカではまさに「そんなの関係ねえ!」 でして、そこそこのスケールの企業がグッチー個人と契約を結んでくるのです。自分がプロだから、などと大それた事を言う気はありませんが、個人あっての組織、という認識は大変強く、その意味では逆にシビアに個人力を判定されます。

前にも書きましたが、つまらん奴であればそれがどんな大企業の社長でもよほどの事がない限り会わないぜ!、というアメリカ人は多い。その意味では若者にはアメリカで通用するプロを目指した方が早いよ、とアドバイスするようにしています。シビアな面もありますが、それこそがプロ、でしょう。(残念ながらそうやって海外を目指そうとする若者は明らかに減っています。残念ですが・・・・)


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32 コメント

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Unknown (2009年から上昇相場)
2008-01-09 09:34:32
いつも楽しく読んでおります。


新興市場に関してはまったくおっしゃるとおりだと思います。英語併記は期待薄ですが、インサイダーまがい件に関しては、断固な態度をとるだけで、状況は好転すると思います。

個人的には、新興市場、特にマザーズは既に大底をうち現在横ばい圏で、2009年ごろから上昇に転じのではないかと思っています。

2006年1月の高値からの下落率は70%以上となり、日柄的にも十分な時間おいています。過去の経験から、2009年からは上昇すると思います。

どんな相場であれ、上げ続けることはなく、また、下げ続けることはありません。

新興市場に関しては、あとは市場浄化のようなきっかけ次第だと思います。


ちなみに、2007年2月に高値をつけたTOPIXや2007年7月に高値をつけた日経平均の関連銘柄は、2009年も不調だとは思いますが…
プロになりたいリーマンです (ひだまりの猫)
2008-01-09 10:08:17
日本の中高の英語教育はひどいですよ。あれで英語ができるようになるわけがないです。だって英語の教師がロクに英語できないのですから。。。現状では小学校から英語を必須にしても、だれが教えるのかって話しです。

私は30代前半ですが、同年代かそれより下の世代は自力で学習し、英語が堪能な人も多いのですが、やはりできない人はほんとうに簡単な読み書きもできないようです。そしてできない人が多数派です。
優秀な日本人が国外に流失するのを防ぐため、日本人は外国語ができないでいてくれる方が国にとって都合がいいのかもしれませんね。

あと、NHKの「ヤクザマネー」は私も観ましたが、こういうの放送するって、NHKもやる時はやっちゃいますね~。最近、反社会勢力がらみの事件が増えているのって、経済的な問題からでしょうね。金に困れば手段は選ばないですから。今までのビジネスモデル(しのぎとか興業)ではもうからなくなっているから、新たに証券ビジネスに乗り出しているのです。
組織は卒業するもの (顧客心を捉える!儲かる仕組み請負人)
2008-01-09 10:19:20
いつも記事ありがとうございます。

プロフェッショナルに生きる。これが日本では受けないですね。雇用もそれなりにあるし、日本語+島国ということで、守られている。
 組織に入って、羽目をはずさなければそれなりにやっていけます。競争も良く見ると緩和されてきている。
 しかし、日本も世界の一員なので、やがて大きな波に洗われます。黒船的に来て、仕方がなかったということになるのでしょうね。
 会社には定年がある。そのあとは国が面倒を見るという図式は崩れかけているので、自分で稼ぐ必要がある。
 このことだけを考えても、プロフェッショナルを目指すことは必要ですね。
 このことを、周りに話をすると、「面白いことを言うね」で終わってしまうことが多いです。寂しいですが。
Unknown (urads)
2008-01-09 10:58:50
今回で2度目のコメントをさせていただきます。
前回は名前を付け忘れてしまったので、実質初です・・・

外を目指す若者が減ってるという話なんですが、
日本が根拠なくすごいと思っている人が増えてるのが原因の一つかと。
日本人は先頭の走り方を知らなすぎる気もします。
Unknown (K)
2008-01-09 11:58:43
主要市場を待たない小さい国の企業なども、ロンドンだけに上場していたりするのですか?他のG7諸国は?
プロとは・・・ (ぺルドン)
2008-01-09 13:58:14
ヒラリーの涙の一滴が大統領を決めた、
と後日言われるかも知れない。伝説となるかも知れない。
「涙で投票を決めないでくれ」
とCNNで叫んでいた政治プロは、ヒラリーの涙の一滴を量れなかったのだろう。だがヒラリーの涙は重水で出来ていたらしい。
直前の世論調査までオバマ十%有利と出ていた。涙を持ち出す以外理性的な解釈がないらしい。

プロとは一滴の涙の重みを量れねばならない
となると
政治・経済を問わず、後追いのプロになるのが無難であることには違いない。

男も涙を流さねばならない。ヒラリーの真似をしよう。
上を向いて歩こう、
は涙を見せない為であった。ヒラリーがやったように。

ぐっちーはいつも上を向いて歩いているとの噂が出るな・・・
企業の評価 (kaze)
2008-01-09 15:51:06
>日本の企業の時価総額が押しなべて低い

PER水準でいえば、NYSEの平均よりも東証の平均の方が一般に高いのではないでしょうか?
(古いデータかもしれませんが)

だとすれば、「評価」に関しては、日本市場に上場している企業は相対的に高く評価され、米国市場に上場している企業は相対的に低く評価されていることになるはずです。

時価総額の絶対額の高低は、PER法でバリュエーションすると考えれば、純利益水準の違い、すなわち企業の収益力の問題で、どの国の市場Ⅱ上場しているかという問題ではないと思います。
Unknown (その他)
2008-01-09 16:48:13
 アメリカがいずれ上がってくるなんて、よくもそんなことが書けますね。現時点では、そういう確率より、証券市場が閉じられる確率の方が高いと思っていますから。日本は知りません。論の外にいますからね。日本の景気の下降の方が、ずっと切実です、今は。
時価総額 (極楽蜻蛉)
2008-01-09 18:50:22
三菱、トヨタ、松下なんかあまり時価総額気にしていないのかも… 上場しないことによって買収なども防げるので案外良い事かも知れませんね。応援してくれる所だけ買ってくれれば良いと思っているのかも?
逆にお金を調達しなければいけない苦しい所は大変になるかもしれませんね。
海外に冒険に行く若者は確実に減りますね。だって日本居心地いいですから。食うにも困りませんし、挑戦して失敗したら死ぬ覚悟なんて今の日本の状況では出来ないでしょう~!
私は海外より見つめて居ますが、日本って素晴らしい良い国ですよ!国内ニュ-スは印象を悪くするニュ-スしか報道しませんが、海外なんて比になりませんよ…

Unknown (Unknown)
2008-01-09 19:23:50
> ぐっちーもモルガンスタンレーを辞めて

ああ、やっぱりですか。きっとゴールドマンかモルスタだろうと思ってました(笑)。

> 将来性の見えない日本株はどうしてもリバウンドが遅い。アメリカはいづれ上がってくるのですが、こうなると心配は日本ですね。

今回の金融恐慌、まっさきに抜け出すのは日本でしょう。アメリカはもう製造業ないし。あんまり変なことばっかり言ってるとスネちゃま信用うしなっちゃいますよ。

> 今の経営者は考えていなくてもこれだけ外人の持ち株比率が上がってくると冗談では済まされません。

これだけ外国人の持ち株比率が高いのは、小泉竹中の売国コンビが制度をいじくって日本をただであげちゃったからでしょう。「みんなあげちゃう」って。

> 比較的ベンチャー企業に希望的融資をはる外資がサブプライム問題で傷ついて撤退し、ベンチャーキャピタルファンドもろくに機能しない日本新興市場に対して投資意欲が減退するのは当たり前と言えば当たり前なのです。

たんに本拠地で巨額損失だして、その穴埋めするために日本でバーゲンせざるをえなくなっただけですね。それを日本の魅力云々にこじつけるのはどうですかね。

> 日本は世界のローカル市場への道をひた走っている訳です。資金が集まらん訳ですから日本の企業の時価総額が押しなべて低いのは当然で

これだけ金利が低くても世界からお金をあつめられる国が日本以外にあるんですかね。信用のないやつは高い金利じゃないと金かしてもらえない。それとおなじでしょう。そんなに日本が魅力無いというなら、かねあつめのために金利上げたらいい。その前に貸してる金回収してまず日本政府の借金へらしましょう。そのためにはかえってくるかわからない米国債をうっぱらって金地金に換えるのが良いかと。グッチーさんのワンダフォーな人脈でぜひ政治家や財務省のお役人さんにアドヴァイスしてあげてください。

> 彼が書いているプロフェッショナル論、その通りだと思います。

> 別に株式投資をお勧めしている訳ではないのですが、どうもそういう解釈をされる方もおられるようですね。まあ、よく読んでいただければわかると思います(笑)。

目下、注目は DOW が12000で一度ひっかかるか、それとも一気に11000までかといったところでしょう。なんだかへんてこなことばっかり言ってる人がプロがどうのというのはお笑い劇場の一種ですかね。プロっていうのはどんな馬鹿にも誤解されないような文章を書くものでしょう。

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