債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

タイガー・ウッズと中国社会

2005-11-16 09:16:04 | Weblog

さて、野球ネタのため昨日かけなかったイベント、ここでも随分取り上げた三洋電機。クレデリでさんざん暴れまわった銘柄なので第3者割り当て位はあるだろう、とコメントしていたが、やはりその通り、2000億円の増資を発表、まあ、住友らしいですね。

住友銀行は本当に面白い所で、所謂バブルにいたる様々な金融界の暗闇が解明されぬままに残されてしまった、ブラックホール的なところが最後まで残っている都市銀行といえるでしょう。結局平和相互銀行の所謂「金屏風事件」も堀田正三(今は大正製薬の上原さんに息子さんが行ってます。)、竹下登の死去によりそれこそ「全て墓までもっていって」しまい、真相が判らなくなってしまいました。

三洋電機や日本板硝子といった住友系の会社は頭に住友が就いていないだけで実質御三家扱いで、こういう会社が当時の「闇世界」の繋ぎ役だったと、多くの証言が出ています。従ってこれらが倒産したり、どっかに売られてしまった場合、住友の過去の闇の部分が引きづり出されるので、絶対にそれはないだろう、と我々専門家は見る訳です。こういう闇の部分を理解している人にとっては三洋のCDSは売りまくりでOKだった訳です。

三井物産が引き取った三クレ(三洋電機クレジット)は登場人物がもっと濃くなっています。ここが徹底的に貸し込んでいたのが先日ホリエモンが買収した自動車中古販売のJAC。ここを経由してサンクレから金を引っ張った連中はそれこそ闇金の帝王と言われる人々が名を連ねています。名前を出したらそれこそ明日出勤できないかもしれん・・というような面子で、翼システムの道川さん(安藤昇の闇金融のマネーロンダリングを一手に引き受けている)や甘井さん、杉田かおるで有名になった鮎川某などなど、書いていて冷や汗が出てくる面子であります。

註・・・まじであとでこの名前はあとで消すかもしれません。あしからず。東京湾にまだ沈みたくないので・・・

その三クレが三井物産に売却ということは・・・・・もごもご・・・で、ここでは怖くて書けないけれど、言いたかった事はこういう闇の部分を住友はいまだに引きずっていて、支店長が射殺されたり、まだまだいろいろあるでしょう、という事です。

従いまして、住友商事など、比較的新しい会社を除いた場合、住友系列、及びその資本関係の強い会社は投資先としてふさわしいかどうか、株式投資などでは字面以外の重要な判断材料の一つにこの闇金融との係わり合いがある、ということは覚えておいて損はないでしょう。(有料の英文発信ではこのあたりを詳しくレポートするのですが、日本語で出すのはちと怖い・・・笑) 。

一方、政府スジはかなり思い切った日銀介入を繰り返し、ついに小泉首相までご発言。マンデル先生の時も申し上げたとおり、彼は金融政策に精通しており、冗談でこんな発言をする筈もなく、本気で牽制にかかったと私は見ています。本石町さんとは意見が異なると思うんですが、昨今の福井さんはやっぱり言い過ぎでしょう。気持ちはわかるけど。それに対する牽制球が飛んできたということで、アメリカでは考えられないですが、今回は政府サイドに軍配を上げたいと思います。CPIというきちんとした指数をターゲットに打ち出した訳ですから、それには忠実であるべし、という所でしょう。

表題のタイガーウッズ。中国で先週ゴルフトーナメントに出て、あまりの観客のマナーの悪さにびっくり!! というニュース。
バッティングの時フラッシュをたくわ、でかい声で携帯電話をならすは、ラフのボールを拾って投げる!!(ほんとかよ~)・・なんなんだ!ということですね。ゴルフ界は今はまだ冷静を保っているようですが、同じく静寂を求めるクラシックの世界では既に絶対に中国は行かない、と宣言している音楽家が多数出現しています。あのポリーニは一度中国公演をやっているのですが、演奏中に携帯電話がなり、大きな声で話し始める奴がいたので、途中で止めて帰りました。その後が中国らしく、ちゃんと演奏しろ、と客が騒ぎ始め、金を返せ!!と楽屋に観客が詰め寄ったという・・・いやはや、これでゴルフが普及するんですか・・・マジでオリンピックが心配だ、という中国人の気持ちがわかります。その点日本は大変評判がいいです。オケやミュージシャンからまた行きたい、演奏したい・・・と言われるのはギャラの部分だけではないので、国民として誇りに思っていいと思いますよ、私は。

 

コメント (20)   トラックバック (4)   この記事についてブログを書く
« 酒と女・・・ | トップ | ローカライゼーション(ロー... »
最近の画像もっと見る

20 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ここまで (システム5.1)
2005-11-16 10:38:52
ここまで書かれるのでぐっちーさんのブログは人気があるんでしょうねえ。ただ、三洋や板硝子を御三家というのはちょっと...。
住友G (システム5.1)
2005-11-16 11:09:19
ちなみに、日本板硝子はグループ40社の一員ですが、三洋電機は違います。同業ということではNECが当たります。御三家って、住重、住金、住金山…でしたっけ。これはうろ覚えですので悪しからず。
Unknown (Pumpkin)
2005-11-16 11:47:01
いつも楽しく読まさせていただいてます!さて日本板硝子ですけど、今ロンドンで会長が必死でピルキントンとネゴしてるとおもうのですが、非常に高いお買い物だと思うのですが、どう思われますか?住友はちゃんとバックアップしてくれるんでしょうか?相手のラッド氏は乗っ取り屋といわれるほどの人らしいので、値段交渉はこじれると思いますが。
お、すばやいですね。 (ぐっちー)
2005-11-16 12:15:41
システム5.1さん

お元気そうで。東京湾に沈むまで書いてやろうかとおもってます(爆)。御三家、「闇の御三家」と書けばよかったですね。板ガラスは住友吉左衛門友成さんの養子(要するにめかけの子ですな)を縁組させており、要は日産に肩入れする過程で露骨なトヨタいじめをやった、という経緯、三洋はご存知の通り創業者井植さんが当時住友銀行頭取、天皇堀田庄三さんと、松下から独立する経緯も含めどろどろの関係に陥り、その後も不透明な資金のやり取りが続いた事などを含め、堀田さんの「負の遺産」という事を言いたかったんですね。井植さんは実際堀田さんの手足となり、闇の世界へ入り込んで行きます。という点を補足させて頂きます。



Pumpkinさん

ありがとうございます。ご指摘のとおり、交渉の経緯はあまり上手くないですね。ただ、ガラス産業は寡占事業なので、ファイナンスの観点から見るとお金が集まりやすいです(市場シェアーが一定なのでキャッシュフローが読みやすいのです。ブリジストンが頑張っちゃったのに良く似ています)

御三家 (システム5.1)
2005-11-16 12:39:59
ぐっちーさん、了解です。今、堀田天皇の威光がどこまで残っているか、野中、井植の評価…等々見ものですね。
Unknown (一読者)
2005-11-16 13:23:54
面白い話をありがとうございます。

金融については素人ですが、楽しく読みました。

これからもがんばって深い話を書いてください。
ご来場、有難うございます! (前向 一歩)
2005-11-16 13:32:30
前向ブログへお越し頂き、有難うございます。と、申しますか、今後とも宜しくお願い致します。ぐっちーさんの凄い、情報にただタダ、圧倒されています。ご教授の程、お願い致します!
お答えありがとうございます (R!)
2005-11-16 14:45:32
詳細を述べていませんでした 会社の売り上げは大体6-7億で利益率は10%前後

借入金は1.5億ぐらいです 担保4000万

ぐらいの土地があります 金利は2%前後

たとえば日本の潜在成長率がもっとあると見た場合はもっと短期金利が上がる場合もありえますか 1億ぐらいヘッジしたほうがいいですかね
三洋ですか (Baatarism)
2005-11-16 15:38:56
関西電機3社で三洋だけ傾いたのは何故なのか、ずっと不思議に思っていたのですが、そういう裏があったんですね。

就職しないでよかったです。(^^;



ぐっちーさんも御身御大切に。(爆)
なんともスゴイ話しですね。 (こいも)
2005-11-16 19:34:02
中国のコンサートも違った意味で信じ難いですが(笑

音楽雑誌にメジャーなコンクールの裏話が記事にあったのですが・・・某国の出場者が1位じゃなかったと激昂してる一方で、「予選通過自体がおかしい。器械体操なら他でやれ」と怒り心頭の審査員がいたり、

と昔ソ連今某国という状態でしょうか。

1位とれなかった出場者はしっかりメジャー・レーベルからCD出してるようですが、

日本じゃこういう人がコンサートで人集めたりCD売れるんだろうなぁ・・・



ってあんまり文句言ったらいけないですね。

売れる人には売れて貰って会社の売り上げやクラシック市場全体に貢献していただかないと。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

4 トラックバック

△11.16成績は、プラス 11 Points!△ (前向 一歩の■稼ぎま商学部!■~珈琲たいむ~)
1票お願いします 燃え系ブログ 【稼ぎま商学部】は、BER 29倍となりました 人気blogランキング・経営部門で、56位になりました 10時のおやつのひととき、こんにちは、前向 一歩です。  今日の運用はすべて、終了しましたぁ ranking 本日は、
□今日は出張です!□ (前向 一歩の■稼ぎま商学部!■~珈琲たいむ~)
1票お願いします 燃え系ブログ ■稼ぎま商学部■は、BER 64倍となりました 人気blogランキング・経営部門で、54位になりました 超、お早うございます、前向 一歩です。  今日は久しぶりに、出張致します ranking 飛んでイスタン・・とは行きま
怪傑黒頭巾、報告4!(1) いよいよ25日発売! (~goo goo g'joobな散文日記~)
? コチラでは、“Special Features”フォト・ギャラリーに無い、超貴重写真を掲載します。 今回は、杉田&水野です。! 発売日:2005/11/25 製作年 : 1976製作 国 : 日本 演出 : 安江進 原作 : 高垣眸 脚本 : 大薮郁子 音楽 : クニ河内 制作 :
現代のヴァイオリン演奏家たち (カワセミの世界情勢ブログ)
 今日はいつもの政治ネタはお休み。たまには趣味の話でもということで、いくつか自分