債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

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そしてまた一年がたった・・・・

2009-08-06 15:30:31 | 平和

毎年この日が来る。

私がどういう気持ちでこの日を迎えているかということはこちらにありますので、新しい読者の方でご存知のない方は是非読んでみてください。

 ヒロシマのアメリカ人

8月6日

ピース長崎

この記事からたった2年ですが、不愉快な話が多い中、この話に関しては毎年少しずつですが確実に進歩しているように思えます。

当時、この記事を書いている時は、やはりアメリカ人にこの話をするのはとてもストレスがかかりました。これで戦争が早く終わった、という考え方、つまり戦争には勝者、敗者とともに善悪がある、という考え方をなかなか曲げてくれないものでした。

確かに勝ち負けは付くのです。
そして日本は敗戦した。

しかし、戦争に善悪はなく、戦ったもの双方にとって悪、でしかないではないか(戦争の犠牲になった人々の命が本当にそれで報われた、と言えるのか)ということをわかってもらうには正直なかなか苦労があったのです。

しかし、まあ、若い世代が育ってきたこともありますが、何と言ってもオバマ大統領でしょう。歴史的な、あのプラハ演説、核廃絶に向けたあの演説はやはり大きかったと思います。大きな流れを作り出しました。

善悪、ではなく "Totally Evil" というものの代表としての核、というものがクローズアップされ、そのプロセスに広島、長崎がある、という理解の仕方ができるようになりつつあります。

特にアメリカ人にとっては大きなブレークスルーになったと、つくづく思います。最近では先方から行きたい所、の中に広島、長崎が指定されることが増えてきました。

一方で何年も平和を訴え続けた広島、長崎の直接被害者の皆様の努力には敬意を評せざるを得えません。
被爆世代もどんどん減った来ましたが、その二世世代が我々の世代になります。引き続き言い伝えるべきこととして言い伝えていく責任が我々にはあると思いを新たにしているところであります。

PS 大地の子はフィクションでしょ、と軽い気持ちでしょうが、書いた人。
人間として、日本人として恥を知るべきです。

コメント (39)

ピース・ナガサキ

2007-08-09 08:59:01 | 平和

8月6日の書き込みに関しましてたくさんの方からご賛同やご意見を賜りました。ありがとうございました。これだけの方々がおられるかと思うと日本も捨てたものではないな、とつくづく思います。

そして、今日は長崎です。広島の陰に隠れがちですが悲惨さはこちらもすさまじい。たまたま長崎の地形が被害者の数を少なくしただけで広島に使われたウラン爆弾よりさらに強力なプルトニウム爆弾が投下されたものです。更に強力ってのはなんなんだ・・・と改めて思います。

因みにエノラ・ゲイが落としたリトルボーイ(原爆)というのは有名ですが、長崎のほうはB29がボックス・カー、原爆はファットマンであります。ふざけた名前・・・ですな。今日も一日喪に服しつつ仕事する、という状況であります。改めて皆様ご協力ありがとうございました。

さて、市場。
ダウはプラス150ドルとかで引けるとほら、大丈夫じゃない、などと思うのですが、おとといは280ドル上げて、その後瞬間100ドル下げたり、昨日は昨日で一時200ドル以上下げた挙句、最後に153ドルプラスで引けるなど、夏休みの薄い相場を想定してもこれはすさまじいボラで、俗にいう乱高下。

要するにだーれも行方をわかっちゃいない、というのが正解。落ち着くまで待ちましょう。 ただし、株式投資をされる方は(債券とかM&Aの人とは違って)ここが最大のチャンスというのも事実です。
それは例えばインデックスを売ってヘッジをする人や、本当は売りたくないんだけどロスカットに引っかかって売らざるを得ないプロの投資家などがいるために何でもかんでも売られてしまうため、今回の信用収縮の影響が極めて軽微な産業、企業も一緒に売られるからです。

債券が売られるときはファンダメンタルズそのものに原因があり、国債が売られれば社債も買う理由は無い訳ですが、株の場合はそれとは異なり、例え300銘柄がだめでもこれだけは大丈夫という銘柄が必ずあります。これこそ株の醍醐味なのです。

具体的にはこれまで手が出なかったような銘柄で巻き添え安、になっている銘柄がないかどうか、ぜひ点検して下さい。 これは日本株も同じです。

さて、CP(コマーシャルペーパー)といえば利回りは低いですがほぼ100%安全な短期投資の代表格。CPのCDOとも言われる資産担保CPって奴が登場して久しいのですが(通常のCPプラス50BPくらいはある)、ついにこれも償還延期が相次いでいるというニュースが出てきました。今回のサブプライムで破綻した住宅会社の資産などが担保に使われていたためで、サブプライムの連鎖はこういうところにも現れます。今はまだ償還延期ですがこんな短期の投資商品がもし破綻するとなると影響は大、であります。

CPは全米で258兆円規模、そのうちの半分くらいがこの資産担保CPでありまして、法律上延期が許されるのはそのうちの約15%だろう、と業界では予測している、とあります。いずれにせよ引き続きウォッチを続けましょう。

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8月6日

2007-08-06 09:46:05 | 平和

前にも書いたようにこの日は僕にとっては特別な意味を持つ。アメリカに友人は多いが広島、長崎に行かない限りにおいて私は彼らと仕事をしない。パートナーになる条件の一つにしているのだ。

そして、それが彼らにとっても人生の大事件になり、その後の人生観を大きく変えることになった・・・という例をたくさん見てきた。だから日本人としてこれはやり続けなきゃいかん、と思うようになった訳です。だから広島カープのファン・・・という訳ではないですけどね(笑)。

ということで、望むなら 一人でも多くの日本の方に発言してもらいたいと思います。今年はこんなのを見つけました。

BBSから入り、Japaneseを選択。メッセージは英語だけですが、No More,とかNever forget! とかだけでもいいんじゃないかな。

http://www.peacehiroshima.com/

 

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9月11日

2006-09-11 09:41:58 | 平和

あれから5年が経つ訳です。
一年のなかで最も記憶に残る日というと自分の誕生日だったり、8月15日だったり、人によってはクリスマス、ってな話しになる訳ですがぐっちーの場合あれ以来すっかりこの9月11日が最も意識に残る日となっています。

あの日はよく覚えています。
いつものように六本木で北野武さんと飲もう、とちょうど集まったんですね。当時まだ外資系の投資銀行にいたもので、途中NYKの電話で呼び出されるわけです。何せ最初はワールドトレードセンターに飛行機が突っ込んだ、と電話で言われるわけですから、そんなアホな、というのが第一印象で、せいぜい、小型のセスナかなんかが間違ってぶつかった(当然飛行機は大破するもののビルはなんともない)というシーンを想像した訳です。

武さんもアメリカはそこらじゅう、セスナが飛んでるからな~、なんて笑っていたモンです。しかし、その後ワールドトレードセンターにある某銀行と電話が繋がらないとか、いろいろな電話がNYKからかかってくるようになり、「え、まじ??」 という感じでその店でCNNを付けてもらった訳です。そのシーンはもう目に焼きついて離れないもので、煙を上げる戦艦みたい奴がただ立ち尽くしている・・・、これはただ事ではないことはすぐにわかりました。

さすが世界の北野武でして、これはテロだぜ!! と直感されたのみならず、おい、ホワイトハウスも狙うんじゃねーのか、とおっしゃってたのをよく覚えています、(事実狙ってましたね)。

 あれから5年。アメリカと日本を行き来しつつ仕事をしているぐっちーの実感としてこれほど日米が緊密になった時代はなかったんじゃないでしょうか。もちろん小泉純一郎という異能な人がいたことはあるのですが、全てはこの9・11が事の発端だと私は思っています。

その後やれ、ネオコンだ、なんだかんだとくるわけですが、奇しくも日本はアメリカにとっての最大の「バディ^」になり始めたのがこの日だったと考えています。その後トヨタの生産台数がGMに迫ろうとも、アメリカの国債の入札で8割を日本が落とそうとも、ジャパンバッシングも起きませんでしたし、お陰でドル円も究極の安定を見せる訳です。これだけの低金利政策を続けられたのもアメリカ経済という後ろ盾があったからですし、小泉さんの路線も影響したでしょうが、日本がアメリカの軍事力という後ろ盾を有効活用してきたのもまた事実でしょう。

そう考えてみるとこの9・11は戦後の分水嶺に数えられるのかもしれません。卑近な例で言うと私の友人達(アメリカ人)はしばしば初対面の私の友人(日本人)に向かってバディー、とかブラザーとか呼び出すようになりました。これは考えられない変化だと思ってます。日本人はみんなブラザーなんですよ(笑)。 この蜜月がずっと続くとは・・・正直思ってません。いつかこの反動がくるでしょう。ブラザーだと思ってたらコノやろう、という時期も来る筈ですが、まあ、アメリカの妾なんていわれていたのに比べればはるかにまし、だと思いますけど(笑)。

 いずれにせよ、この日米一体化(どっちがどう、とは敢えて言わない)というのはどうも必然の流れのように見えてしまってまして、ドル円も、金利もはたまたM&Aもこの流れには抵抗できそうもない・・・と考えている今日この頃であります。間違いなくここ数年のキーワードはこれでしょうね。経済的にはアメリカに飲み込まれているような感じがするわけですが、文化的には日本の方が深みがありまして、すしの流行だけではなく、かなりの日本ブームがアメリカで起きるような気がする訳です。これはちょっとビジネスでも生かせるかもしれませんが、詳しい話はまた♪

コメント (17)

ヒロシマのアメリカ人

2006-02-10 21:04:56 | 平和

仕事と関係の無い他愛の無い話がほとんどですので、お忙しい方は飛ばしてくださいませ。

「えーっ、出張って沖縄ですかぁ~!!?」、

との書きこみやメールの多さに笑うやらうけるやらでして、確かにいま沖縄であればかな~り、怪しい出張先、沈みに行くようなもんですものね(爆)。命知らずといわれてもしかたないかもしれません。ご心配痛み入りまする・・

しかし、今回の行き先は「怖さ」と言う点では、沖縄に優るとも劣らないあの「仁義なき戦い」の舞台になった場所、ですので結構怖い事があるかもしれませんぜよ~。

「おどりゃー、こりゃー、流川にゃー、近づかん方がよいけんの~。」(この広島弁はかなり間違ってると思いますので・・爆)

実名はちょっとまだ出せないのですが、あの、マンデル先生からのご紹介にて、日本にいらしている某ハーバード大学の経済学部A教授を今回はおつれしているのです。

この方はアメリカでも有数の日本通と言われており、まあ、確かに日本の事をよく知っているし、来日も10回以上果たされているわけです。で、「今回一度会った方がいいよ」、というお話をマンデル先生から聞いたので、是非私に会いたいと言う連絡がご本人から参りまして、まことに僭越ながら、マンデル先生の紹介ではお断りもできないのー、ということでお会いする事になりました。ぐっちーもかなりグローバルかつアカデミックになってきたもんであります。

しかし!!

来日スケジュールを打ち合わせるべくあれこれ話しているうちに、彼は日本通を自称し、アメリカの上院などの勉強会で日本のレクチャーをしていたりもする自他ともに認める日本通というのに!! 

すし、そばが何より好きだとかいってるくせに・・

何より日本の女の子が大好きだとかいってるくせに・・・

なに?広島に言った事が無い?

原爆記念館も平和記念館もみてない??

「・・・・それでは、相手をするわけにはいかんの~、出直してきてもらうかの・・」

とは、もちろん言えない訳ですが、ぐっちーの親しいアメリカ人は100人以上いますが、みんな見てる、もしくは無理やりぐっちーに見させられてます。
勿論マンデル先生も連れて行きました。ほんとはカナダ人で関係ないけど・・・認定アメリカ人としていってもらいました(爆)。
マンデル先生が今回の来日に際しA教授のアテンド役に私を指名したのは、「ぐっちーだったら無理やりでも広島に連れて行くのではないか?」 と考えたからか?位思ってます。で、ご希望どおり無理やりつれてきました(笑)。

アメリカ人として日本はこうあるべきだ、とか国際社会においてこう活動するべきだとか、(私は個人的に反対じゃないけど)自衛隊をさっさと海外に出せ、とか牛肉を輸入しろ、とかぐちゃぐちゃ言う前に、私に言わせれば、まず、これを見ろ、という訳でありますよ。

勿論、原爆使用は「戦争を早く終わらせるためだった」、

という話は広くアメリカ人に受け入れられてる訳で、事実そう教育されてますし、パールハーバーを引き合いに出すアメリカ人が現在でも多数いることも100%承知のスケ。

しかし、ここを、この平和記念博物館を見たアメリカ人の大多数、少なくとも私と感受性を共有できるくらいの「のうみそ」を持っているアメリカ人は、ここを見ると、間違いなく変わります。

言葉ではなく、これまで聞いてきた話として大脳で理解する領域を越えて、精神レベルで、もっと言うとスピリチュアルかつクオリアなレベルで自分達が日本でやったことを、つまりは人類に対してやった事実の衝撃、そのマグニチュードを真摯に受け止めてくれています。やれ、先制攻撃がどうしたとか、反撃がどうのという、誤解を恐れず言えば「チンケな戦争」の次元を超えてしまった歴史事実・・・

言葉は悪いがただの殺し合いはいつでもやっている人類、しかし一瞬にしてすべてを吹っ飛ばしてしまう力が出現し、それを使った側と使われた側が対面せざるを得ないという、その過去・現実が双方の行動も、考え方も変え得るのです。それはアメリカ人と日本人という二つの国民だけが背中に負っている(良くも悪くも)十字架だと言う事です。たまたま使った方がアメリカ人で、使われた方が日本人だった・・・もしかしたらロシア人とアメリカ人だったのかもしれない訳です。紛れも無い事実は、その被害、破壊のすさまじさ・・・・のみでありその加害・被害当事者の末裔がなんかの縁で今この広島に来たね、というそのことのみ・・・

本当は「広島を見なければ京都は案内しない・・・」という脅しに負けたかどうかは不明ですが(笑)そのA教授はこうして広島を訪れる事になった訳です。

「ぐっちーよ、原爆の被害にあった方で今生き残っている人にはまだ会えるものか・・・・」

「あえるよ、もちろん。誘ってみるから、一緒に酒でも飲むかの、今晩はね」

ということで飲んできた訳です。

A教授が今どう受け止められたのか、感じられたのか、私はまだ聞いておりませんが・・・

PS.
飛行機の中で先日出版された

「私の嫌いな10の人々」By 中島義道先生 

を拝読。
いいたいことはぜーんぶ書いてあって久々にすっきりしました。
ぐっちーの人生観そのもの、といっていいものですのでご興味のある方は是非ご一読を!! すでに増刷という販売の勢いに、実はちょっとびっくりですが(爆)

 

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