債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

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日の丸航空会社は本当に必要なのか?

2009-07-02 01:45:44 | JAL

最近あちこちで講演によく呼んで頂いているもので、

「今日はじめて生グッチーを見る人てーあげて!? 」

って一回やってみたいと思っているのですが、いざ壇上に上がってみると、ああいう無意味なフレーズを言うのには相当度胸がいる、ということがわかってきました。

あれを毎回毎回繰り返している麻生さん、というのは偉いと思うとともに、いったいこれはなんなんだ、と思う今日この頃であります。

さて、日本航空公的支援と全日空の公募増資。
二つの道、みたいな報道があるけど、二つの道ではないでしょう。延長線上、というのが正しくて、ANAはぎりぎり公募増資ができるけれど、JALはもう公募増資も無理、政投銀でさえ、政府保証がいるというのはとてもすごいことだと思うわけで、ANAの先にJALがいるということですな。

よって延長線上。

JALには政治家のご子息や官僚のご子息がたくさんお入りになっているので全くたたかれないのが不思議ですが、GM以上に再生のプランがはっきりしない民間航空会社に公的資金を突っ込むって、どこでどういう国民のコンセンサスがあるのか、私は本当に理解不能であります。

金融機関はたたかれまくるけど、日本航空に対するこの静けさは理解し難い。

再生計画の中にCA全部タイ人化プロジェクトとかあるならまだわかるけど、これだけのフリンジベネフィットを切り離すことと、将来の明確な再生プランが必要な点ではGMより悲惨な状況なのは確かだろうね。

どうしても国のフラッグシップたる航空会社が必要だと判断するなら、国有化するしかない。

国有化した上で、これは日本人のための航空会社であると宣言して、三菱の飛行機でも独占的に採用すればいい。まさに日の丸航空の誕生ですな。

ヘッジでANAはシンガポール政府に半分出資してもらえば万々歳でしょう。こちらはアジアンフラッグ。同じアライアンスグループだし。シンガポールエアラインで札幌とか福岡にいけたら結構楽しいかもしれない。

 

失業率。特に有効求人倍率。これで景気上向きとかぬかすなよ(笑)


かんべえ先生がお書きになっているとおり、これでは医者よりサラリーマンになるほうが難しいって話ですわな(笑)。

50歳以上は就職がない、とハローワークで嘆いていますが、中国語できれば就職いくらでもありますから。

実感として中国語1年勉強すると英語10年分くらいに相当しますので、今からでもぜんぜん遅くないと思います。ハローワークで中国語を教えるべきだと私は思いますよ。

地方経済が疲弊して地元に就職がない・・・・って話であれば高校で中国語を必修にするって手がある。

どんどん高度化する中国におけるサービス産業では日本人は引く手あまたです。ただ日本人であれば当たり前にできることが商売になる、ってかなりいい話じゃないかと思いますけどね。

ここ50年くらいを除くと日本はずーっと中国頼みで生活してきた国なのでまあ、元に戻ったと思えばいいんじゃないでしょうかね。失業対策は自衛隊なんていう話よりよほど生産性がある話じゃないでしょうか。

 

新生・あおぞら統合。
昔、長銀、日債銀統合という話が何回もでたのでやっと、という感じ。
紆余曲折を経て、「高校の初恋同士」が結婚する感じですな。

でもね・・・・地方のパイプを生かして・・・・とおっしゃってますが、それってただ利金債を地銀に売ってただけでしょ?? 

ISDAなしで地方公共団体向けにばんばんスワップ組んじゃった某フランスの銀行系証券とか、青森の温泉買い捲ったゴールドマンに比べればそんなもんはパイプとはよべんだろうよ。買って当たり前のものを買ってもらってたんだからそれはパイプとは言わんよ。いらねー、ってもんを無理やり売る、ってのが営業のパイプというもんでしょう(笑)。

大体あの人の出身銀行は・・・・ですからね。特別危機管理体制がお得意の方で、その方から攻めの姿勢とか言う言葉を聞いてもちょっと??かもしれませんね。

結論的にはこちらも無用の長物です。

だって、発券銀行の特権がないのになんで生き残れるのよ?? 結果的にパチンコパーラーと不動産(特にファンド)ローンにどっぷりつかった訳だから。商工ファンドの行く末とよく似ていると思います。早く公的資金を返して清算してもらう、って話でしょうか。

では!

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「ただいま気流の悪い所を通過しております」、っていつもだろ!

2009-02-05 19:54:01 | JAL

これだわよ・・・

日航、政投銀に融資申請検討 数百億円超規模


経営再建中の日本航空が、日本政策投資銀行による金融危機対応融資の申請を検討していることが4日、分かった。景気悪化に伴う需要急減で先行きの不透明感が強まる中、十分な手元資金を確保する狙いがある。数百億円規模を想定している模様だ。危機対応融資は昨年12月に政府の新総合経済対策を受けて始まり、08年度、09年度とも1兆円の枠がある。社債発行や銀行借り入れが難しくなっている企業の引き合いが強く、大手自動車メーカーを含む数十社が既に利用している模様。政投銀は12月だけで通常分も含めて2600億円程度の融資を実行している。
(朝日さんより)

本命も来たね、やっぱり。

しかしいくらなんでもやっていいことと悪いことがあるよ。
因みにアメリカはUAもノースもみんな一回潰れて給料半分になって年金も無くなってそれで今また潰れそうになってるわけ(航空会社は先進国では構造不況産業です)。

それを何の断りもなく僕らの税金で助けるってのはどうなのよ、ということです。

そもそも・・・

大体日本航空なんてのは1990年台後半から(たぶん)もう、業績がずーーーーーーっと悪いわけよ。

つまり、アメリカの金融危機なんてマッタク無関係に悪いわけ。

それをなんで今になって公的資金をつけるって話になるわけ??? 
マッチポンプというか、ドサクサ紛れもここまでくると芸術ですぜ。

もちろんこれは日本航空に限ったことではない。

何度も言うように日本経済は別にアメリカ金融危機に直撃されているわけではないのだから、それを理由に公的資金をいれる事がそもそも絶対におかしい。ただの見通し違いジャン。だって、2年前からアメリカはやばい、ってこのブログでも書いてたもん(笑)

年収何億ももらってる経営者だよ。

文句言わなきゃ、みんなで。
金融機関はあまりにもリンケージが深く国民生活に影響が大きいから仕方ないにしても、普通の企業はだめなら潰れるって話ですよ。

そういう事情を考慮して、かつ貸し渋りを防ぐために仕方なく、金融機関だけは100歩譲って資本注入して助けているわけだよね。

その金融機関の主体的選別的融資判断の結果、日本航空にはこれ以上貸したくない、と思ってるわけ。それが2000BP以上にもなっているCDS価格ということ。
これは純粋な経済判断なのだ。

貸し手がいなければ潰れる訳ですよ。不動産会社もそうですよね。なのに日本航空とか特別な企業だけ突然政府が出てきて救済しちゃう、ってなんかへんでしょ? 

だいたい、日本航空のような上場企業の場合、潰れるかもしれん、とおもって300円でソン切りした株主はどうなるのか。上場企業はそういう場合に倒産するリスクがあるというルールに基づいて運用している訳だ。

これは勝負に負けそうになった将棋盤をひっくり返すようなもんで、一般株主が一番かわいそう、って話で、これでは資本主義もへったくれもないんですよ。

繰り返すけど、金融機関は公共性が高く、一般国民への影響が大きいからって、税金投入を泣く泣くOKしているわけだから、ここから一気に飛躍して一般事業会社への直接融資(日本政策投資銀行だって、既にぱんぱんに貸し付けているわけですよ)ってのはもう第二の公共投資に匹敵する政府の暴挙でしかない。

さらにさらに・・・・
そこにだめを押すべく郵貯銀行の法人貸付と来た・・・・。

前にも書いたけどその前にオーバーバンキングをなんとかするべきでしょう。

民間が英知をしぼって貸付先を評価して、その結果思うように融資が伸びない。そこに郵貯銀行が登場するわけ。

はあ、そうですか、
民間では貸せないところに郵貯銀行なら見つけられるとても有力な隠れた借り手がおられる訳ですね。

その能力を元郵便局の郵貯銀行の皆様はお持ちなわけだ。恐れ入りました・・・・・

現状の民間金融機関の融資を出せないと判断するばかどもよりも優秀な方がおられて、お貸しになれるというわけですね。

第二の石原銀行にならんように願いいます、はい(笑)。

随分馬鹿にされた話ではないですか、これ。

結局、エルピーダは経産省、日本航空は経産省と国交省の合作、郵貯銀行は総務省など、なんのことはない緊縮予算で入口を絞られた役所の連中がなんとか金を引き出そうとしてうごめいているにすぎない訳だ。

政治家も自分のひも付きの役所の肩を持っているだけなので、結局財務省がうるさい!、と一括するのが一番だろう。
大変だけど頑張ってください。

そういえば国富ファンドを日本で作れ、とか言った人たち(政治家)はどこにいってしまったんだろう・・・・・

今週のアエラの表紙は木村カエラさん。
わしのまわりの連中にはかわいい、と評判。
まあ、もう娘みたいなもんだろね(笑)。

アエラ、とカエラはなんか似てるよね、ってみんなに言ってたらご本人もそう思ってたとインタビューに乗ってて、なんだかうれしい・・・

アエラカエラ。いい感じだね。
アエラ カエラ リルラ リルハ・・  ってな具合でさようなら♪ おやすみなさい・・・

 

 

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日本航空・・・おー、久しぶり!

2007-12-06 11:17:28 | JAL

週末越えで海外に出張致します。まあ、アクセスできれば更新しますが、あまりご期待に添えないと思われますので悪しからず・・・・

飛行機の中くらいしかゆっくりできそうにありませんが、まあ、テキトーにやってきますわ。

そういえば先日JALの国内線ファーストクラスという奴に初めて乗りました。シートは確かに広いですがフルフラットになる訳でもないし、ワインも一種類だしねー。朝飯に出てきたかつおの西京焼きは冷えてて硬いし、帰りに食べたチーズはでかすぎて食えないし・・・・(しかもナイフがつんでない!!)、ちょっと中途半端ですな。

往きの103便はどうも国内線専用セット(多分元JAS)に違いなく、おしぼりもシートベルトサインが消えてから持ってくるし、ジャケットも着陸前30分、食事中に返してくるというテイタラク。

帰りの134便は間違いなく元JALの国際線の方がチーフですね。地上にいるうちにおしぼりをしっかり配り離陸時には回収。その分サービスに余裕を持たせ、ジャケットも着陸後さくさくと持ってくる。いい時代のJALの雰囲気でした。お上手!

あとはドアが開いているときには飲み物サービスをすればSQ並み、となりますが、如何ですか? 日本航空にそこまで余裕があるかどうか、今後の発展が楽しみですね。

現時点ではANAのスーパーシートにさらに3000円を足す価値があるようにはわたしには思えませんでした。エコノミーの後ろのほうで4席不法占拠する、ってのが現時点ではベストでしょうかね、やはり!

ということでなんと今回はJALで行ってきまーす。

久々に良くなってますかな・・・・

では!

 

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様々なご意見

2007-02-21 16:11:18 | JAL

こんなご意見がきました。

ぐっちー、もうちょっと勉強しなよ。燃油サーチャージは政府許認可でどのキャリアも一律同額ですよ。あと、「航空権」なんて権益はないよ、「運輸権」、英語で言えば「Traffic Right」。さらに言えば、日本の航空会社は30%no外資規制がかかってます。ちなみに私、航空業界のものではありません、あんたと同業です。そういえば、この前、ワンワールドマイレージなんとか、とも言ってたね。そんなアライアンスはないし、安全がアライアンス参画の障害になってたなんて三流週刊誌並の認識だね。人のことをコケにするのもいいけど、もうちょっと勉強したほうがよいよ。

ということです。

まあ、せっかくHPまで指定して頂いたので引用。

http://www.ana.co.jp/pr/07-0103/07-019.html http://www.jal.co.jp/other/info2006_0714.html

4月1日から、欧州線はJALが13,000円、ANAは12,000円に値下げです。先週13日に発表です。

ワンワールドもご存知ないようで・・・・

http://www.oneworld-jp.com/

 ということです。 それから航空権という用語はないので、つまり私の造語なので「」を付けています。あえてそれに近いコンセプトの単語があればという意味でこの「」の使い方は小学生でも知っています。

それから外資規制についてですが、ご同業であられたら、そんなもの事実上無いに等しいことはご存知でしょう。日本の会社をダミーにするくらいお手の物ですな。

コメントを公開するに際しまして、以上お答え申し上げておきます。

あと、こんなのも結構おもしろいです。

あと、もうひとつ言っておくと、同業から見ても、あんたの言ってることは、昔JALデスに振られた腹いせをしてるとしか思えんよ。自ら品格をさげてるね。大人気ない。

うーん・・・
もし今でもJALデスと合コンされたいのならご紹介しますのでご一報を(爆)

では!

 

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皆様の税金が日本航空に・・・・

2007-02-09 10:52:00 | JAL

これはまじで詐欺でしょう。

金融危機を救うために国民の税金を使ったのはまあ、銀行が無いと困るから・・・ってな話ですが、日本航空がなくなっても別にだれも困りませんぜ。シンガポールエアラインもあるし、全日空だってあるしね。何がいかんのよ・・・ってな話なんですが。

なんと政策投資銀行は日本航空に対しCBの償還金額の足らん部分の1000億円!! を更におい貸しするとの事。CBをいくら引き受けているかしらんので正確な金額ではありませんが、既に5000億以上融資しているので、なんやかんや合わせると1兆円くらいいくんではないでしょうか。

問題なのはこの銀行、民間銀行と違って不良債権に対する引当金を積んでない。日本航空の格付けは「B」ですから、完璧な「危ない」「返済に極めて高い疑義がある」会社です。

よって、民間銀行は全て日本航空向け融資に対しては貸し倒れ引当金を積むように金融庁が指導している。

一方、政策投資銀行はこうやって野放図にお金を入れていく訳ですが、これ、最後はだれが負担すると思いますか? 

もちろん全て国家予算で精算するしかありません。皆様の税金ですよ!! あの場外乱闘の公募増資によって、株価が低迷し、そのお陰で償還されてしまうCBのおい貸しを政策投資銀行がして、最後は国民負担になる・・・

もし、そうでは無い、そうならない、というのなら国民に対しきちんと説明すべきです。政策投資銀行はただ、「業績の回復は可能と判断」というのみでなぜ、どうして可能なのか、あんな事故だらけの組合が7つも乱立していておんぼろ飛行機しかもっていないスッチーの給料が1500万もある航空会社が業績を回復できるのか、何一つ説明していない。

どうせ全日空と独占市場なのでそのうち東京→札幌の運賃を10万円くらいにするのかもしれないけれど、だとしても、きちんと説明しなければ国民負担は許されないでしょう。

更に、 民間銀行の複数の方に確認したが、これだけ不可解な事故を起こすこと事態、もし融資するとなると、そのクレジットの問題以前に「反社会的勢力」と見做される事も覚悟しなければならない、とおっしゃっている。やくざとおなじなんですよ、安全に飛べない飛行機会社は。

ついでにいうと、JALが入る予定になっているマイレージグループのワンワールドへの加入が遅れに遅れて今年の4月になってしまったのも、ワンワールドの安全基準を日本航空がミートできないため、というのは業界の常識です。

ワールドマイレージネットワークが加入させるのを躊躇するような安全基準だということを考えるなら、ここで再び血税によるJALの救済はなんとも不可解というしかないではないでしょうか。糸山先生は自分の株が戻ってくればいいでしょうが、我々の税金ではそうもいかないのです。

政治家の方は日本航空で優遇されている方が多いので追求しにくいのでしょうが(エコノミーのチケットでも政治家の方が優先的にビジネスクラスにアップグレードされている現場を何度も私は見ています)、このまままた血税が使われ、第2の国鉄になるのだけはなんとも許しがたい・・・・と私は思っています。

 

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日本航空・・・今後の株価を占うキーポイント

2006-10-17 15:39:50 | JAL
さて、こういう時期に突発的に起こりうる事件、事故の一つとして日本航空、9205を再度とりあげておこう。今、株価の動きは出来高も少なくなり、公募価格すれすれで展開。一見すると何事もないような感じだが事はそれほど単純ではないのだ。嵐の前の静けさ・・・かもしれない。

1.公募増資
ここでも取り上げたように株主総会で全く一言も言及がないまま、その2日後に発行総額の4割!! にもあたる公募増資を発表、300円あたりでうろうろしていた株価は一気に200円まで墜落。7月25日が最安値の197円となった。コノあたりの経緯もこちらで触れているのだが、要は希薄化で株価が急落する事を見越した外資系が思い切りショートをふり、その決済にこの公募増資株を使用したに過ぎない。

その結果、公募価格は19日の東証の終値から更に4%もディスカウントという211円というとんでもない値段にされてしまい、300円から売りを仕掛けた外資系はそのさやを全て懐に入れたという具合だ。当然大口株主として名前が出てくるわけだが、寝ぼけた経済専門誌が「外資による乗っ取りか」、などというとぼけた記事をあちこちに書いているというテイタラク。だれがこんな会社を買うんだろうか(笑)JALもJALなら専門家も専門家、空いた口がふさがらない。
その後株主の移動を見ていただければ一目瞭然、ここ数週間でモルスタなど、空売りの決済を済ませた連中の株式保有比率はあれよあれよと落ちてきている。おもちゃにされて捨てられたわけだ。そりゃー、発行株式の4割を突然発行すれば当然であろう。

さらに言えばそれでも当初目標の2000億円を調達できなかった。つまり、これだけの空売りによる「実需」があったにも拘わらず売れ残った訳だ。それだけ魅力がない、といえばそれまでだが、実は実際にショートの決済以外の目的で買った企業のその実情はあまり知られておらず、それらは正に時限爆弾として残っているのだ。彼等がいなかったら実は1000億円の調達もあやしかったかもしれないのだが、これはあとで触れよう。

2.時価総額
現在の株価を原油価格の下落による追い風、と書いている連中が多いのだが、であれば公募増資前の価格に戻るであろう。公募価格すれすれの価格で推移している事自体がショートカバーが終わってしまい、市場に買い手不在になっているいい証拠である。

実際現在航空業界全体には追い風が吹いている。
景気回復によるビジネス需要の効用で、サーチャージという形で原油高による燃料コストをそっくりそのまま転嫁されており(実際今出張などに行くと価格は27万据え置き、一方でサーチャージが3万円などといわれ、事実上の値上げ状態になっている)、一方で原油価格はすでに下落しているから実はまるもうけ、なのである。

ライバルの全日空の時価総額をみてもらうと、9200億円もあり、JALはその半分の5000億円というテイタラク。
JALのナショナルフラッグとしての暖簾代や実際に運行しているネットワーク(航空権といって、東京ーNYKなどのドル箱路線を需要の多い時間帯にどれだけもっているか、というものが所謂企業価値そのものに直結しており、当然昔から飛んでいるJALの方が有利な時間帯を持っている)が全日空の倍もある、その日本航空の時価総額が全日空の半分しかない、という状況は異常というしかないだろう。

因みに倒産していまったアメリカのUAですら、現在の為替で見ても約3500億円も時価総額があるのだ。仮にJALの株価が150円まで下落するとその倒産したUA並みの価値しか無いという話だからこれはかなり深刻といっていいだろう。

3.ボディーブロー
今回の公募増資により実は時限爆弾が仕掛けられている、と先ほど書いた。

というもの、公募増資に応じた企業は決してJALの株価を評価したり、将来の値上がりを狙ったものではない。彼等は値下がりを怖がった企業が多い中でこの株券を「利回り商品」として勧誘されたというのだ。

そう、株主優待券の存在だ。

現在無配のJAL株であるが、実は10,000株に対して6枚の優待券が発行される。ご存知の通り、優待券は予約も自由にとれる、まったく普通の航空券であり、2枚あると日本全国どこまでも往復で行き来ができるものだ。

今回公募価格で1万株を投資すると、211万円の投資、それに対し6枚の優待券が取得できるので、東京ー札幌往復換算で3往復分、すなわち約18万程度のコストに相当し、利回りは何と年間8%を越える勘定になる! 今時8%の利回りの商品となればよほど危なっかしいものであるからして、出張などの実需のある企業は、日本航空の株でコスト削減をしつつ、同時に利回りが確保できる「案外悪くない投資ですよ」という証券会社の勧誘に乗ったという面が強いのだ。最悪、実需がなくとも金券ショップに持ち込んで一枚6000円程度で取引が可能なので、これでも約2%程度の利回りが確保できる計算だ。

その一方でこれらの優待券が仮に実際に使用されればそれはただのり、であり、その分有料で乗る乗客の減少を意味する。今回の公募増資だけで7億株発行しているから、実際はもっと多い計算になるが、少なく見積もっても7万枚の株主優待券が出回りこれらが今後の収益を圧迫する要因になる訳だ。東京ー札幌間に換算すればなんと20億円相当!! これだけの運賃収入が目に見えない形で削られていると考えたら如何であろうか??

従って下期のJALの営業収益もこれらによりかなり圧迫される恐れがあるということだ。

ボディーブローその2
デットサイドはどうだろう。事実上デットファイナンスが出来なかったためこれだけ苦しい公募増資をしたというのが実情だ。いくらメインの政策投資銀行が民間銀行ではないとは言え、これ以上の「おい貸し」は将来民営化したときにその責任をとらされる恐れは十分ある。

一方民間金融機関にとってみれば日本航空は既に投資適格ではなく、これ以上の「おい貸し」はおいそれとできない。さらにいうと・・・・

これは実際に証拠を持っているわけではないし・・・というのは関係者が口を濁すからだが・・・

私の睨む所、金融庁は既に日本航空に対する融資は反社会的勢力に対する融資という範疇に分類しているのではないか、と思っている。これだけの航空法違反が問われている会社である。コンプライアンスを重視する立場から、これらが反社会的勢力に対する融資と分類されていてもちっとも不思議ではないのだ。

これらが一気に表面化した時は株価全体に対する影響はもとより、日本航空という伝統的日本企業に対する危惧が表面化することにもなり、その影響ははかりしれない。既に、前述の様にUAなどアメリカの航空会社は多数破綻しており、ビジネスモデルとして従来の航空会社自体が存立の危機に立たされている。その中で日本航空の置かれた状況は決して生易しいものでは事だけは確かである。そして現在の経営陣がそれをまともに認識しているようには・・・・とても見えないのである。

 <o:p></o:p>

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およ~、こんな時間かよ・・・

2006-08-11 17:14:13 | JAL

真剣に仕事をしていましたらこんな時間に・・・

金曜日、更に今日でお休みという方も多いのでなんか書いておこう! と思っていたんですが・・・

 しっかし、液体をすべて持ち込めないというのは凄い。ジェル、髭剃り、コンタクトレンズの洗浄液なんかもだめなんだそうです。これではしばらくアメリカに出張に行きたくありませんね。大好きなみっちーはアメリカにもしょっちゅう行っているのでとても心配です。まあ、アメリカの航空会社が今の所標的ですけどね。多分イスラム系の人々がたくさん乗っている可能性のある会社は事情が事情だけに標的になりにくそうですね。そうなるとやはり日本航空、全日空などはなんとなく不安が残りますよね~。バンクーバー経由でエアカナダ、はたまたSQって話になるんでしょうかね、行くとすると。コリアもあったけどね~、こちらも微妙ですね・・・

 いづれにせよ飛行機に乗るって事自体がかなりなリスクをしょい始めたのは確かでして航空会社の株が急落するのは仕方ないですね。日本航空は今の所静かですが状況が状況だけに飛び火した場合、収拾がつかない可能性は御座います。

 では、帰省の皆様は気をつけてお帰りを!!

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乗りたくなかった日本航空

2006-07-07 10:08:07 | JAL

帰って参りました。種々ご心配をおかけいたしまして誠に申し訳ありませんでした。痛み入りまする。

一方、シンガポールはいたって順調な旅で御座いまして南国気分を味わって参りました。あの香港の雑踏に比べるときれい過ぎる、という批判もあるのですが、私にとってはあの熱気むんむん香港より町並みのきれいなシンガポールの方がかなり居心地がいい。日本は人口も減ってきたし、シンガポールのような徹底的規制管理、格差社会の道を歩むのか否か、いずれ議論してみたいと思います。

 さて、日本航空。
何せシンガポールエアライン(SQ)が満席でとにかくとれません。SQ関係者に伺ってもこの路線、シンガポール⇔成田は、ドル箱路線で、もちろん、最大乗客数のメガトップ747を使っているんですが、常に超ヘビーロードで大変なんだそうです。

ところが・・・・
私がのったJALは古い777-200だったのですが、ビジネスは半分、エコノミーも半分程度の乗車率。この差は一体なんであろうか(因みにJALもSQも一日2便ずつ、殆ど同じ時間に飛ばしているので、時間による利便性の差はマッタク無い)・・・・

と言う事になりますね。
機内のサービスは思い出すだけで頭にくるんですが、まず第一にJALのビジネスはいつから乗客の名前を呼ばなくなったんだろう?? すべて「お客様、」と呼ぶんですが私の中の日本航空では有り得ない!!

私のようなふるい乗客(そういうリストはあるみたい)は、しばしば名前で呼ばれますが、他の人はみんーんなただのお客様。
因みにSQはきちんと苗字で呼びます。こっちは何せJALより乗ってる人の人種が多彩で、中国、シンガポリアン、日本人、インド人、タイ人などなど混ざってきますからこれをいちいち苗字で呼ぶのは一苦労の筈。でもみんな名前で呼んでくれます。ほとんど日本人しか乗らないJALでできない筈ないでしょう?

SQ機内で、名前で呼ばれたもんだからその美人CAが自分に気があると勘違いして携帯の番号を渡した1・・・・なんてあほな奴がいたくらいでして(ぐっちーではありません!!)、SQはかなりしっかりサービスを心掛けている。それに比べて・・・・いつからこんな事になってしまったんだろう。。。。

以下、とっても気になる現在の日本航空のサービスの問題点をあげますと・・・

1.化粧を含めたドレスコード

年齢が高齢化してきたといえ、あの厚化粧はまずいだろう。田舎のキャバレーじゃないんだから、誰かちゃんと指導しないとまずい。朝起きた時、死ぬかと思った。

 2.ビジネスクラスのミールが1トレイに全部押し込められる。

これではエコノミーと同じです。
多分内容も変わらないと思う。信じられないかもしれませんが、昔の(90年代初頭くらいまで)ビジネスでは、前菜、トレイ、おかずなどの小皿、メイン、と順番に出してくるのが普通でした。それをワントレーに乗せてどかんともってくる。もっと前だと、いちいちお皿を出して、乗務員が食べ物をひとつひとつ取り分けてくれたりまでしたんですよ。今SQあたりでももっと丁寧に出してきますね。

デザートも強烈。チーズ、フルーツ、デザート(チョコレートなど)、コーヒーなどのHDがまとめて一気にでてくる。これは有り得ない。(SQはひとつひとつ運んでくる。それはいっぺんに運んだ方が楽に決まってるんだけど、これレストランで一気に出されたらどう思います??)

そりゃー、昔のようにフルーツの皮をむいてくれとは言わないが(多分ナイフが持ち込めないのでできなくなったんでしょう)、せめてもう少し丁寧に食事を出す、ということを徹底するべきではないか。満席のSQでも出来る事がすかすかのJALでできない訳がない、と思うのですが・・・・

 3.食事の質

JALの看板ミール、和食のメインディッシュが、スズキの西京焼き(5月)、薄い牛肉の白菜巻き(6月)というのは如何なセンスか。一体誰が選んでいるのか、ほんとにセンスを疑います。そして強烈にまずい。火が入りすぎ、というのも最近の共通点。ちゃんと指導してるのかね。あるいは調理水準のチェックをきちんとしてるのかしら?

因みにSQの和食は食材がはるかに高級でかつ美味です。

基本的にJALはこの路線にファーストクラスを乗せていないので、つまりかなりお年寄りの日本人VIPもこのサービスを受けている事になる・・・そりゃー、SQ満席になるって。これじゃ、昔のエコノミークラスのサービスだもん。

ってなことを指摘する人が年収1800万の客室乗務員にいない、というのもどうにも理解できない訳ですね。

因みに、帰りの712便のシートは電動ではなく、マニュアルでがくがくうごくやつ・・・今時アメリカの国内線でもお目にかからんって・・・・

ビジネスクラスのVIPのお客様、もっと文句を言いましょうよ、これではエコノミー路線ですぜ。UAとどっこいくらいかな。

さてさて、 会社としても最低だということを証明したこのニュースも皆さんのお分かりのとおり。 ぐっちーの出発する30日を狙ったのは策略か!!

[東京 30日 ロイター] 日本航空<9205.T>は30日、発行済み株式総数の35%を超える公募増資を実施すると発表した。普通株式7億株の公募増資と、5000万株を上限とするオーバーアロットメント売り出しにより、最大で約2227億1000万円を調達する。(中略)
同社は航空機の更新や有利子負債の返済のためとして、2004年4月に11年を満期とする転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行している。転換価格は440円で、07年3月に期限前償還が請求できる条項がついている。同社株式の30日終値は287円で、転換価格を下回っているため、来春まで株価が低迷した場合、償還請求が殺到するおそれがある。

これは要するに前に出した転換社債が、自らの経営失敗が引き起こした株価低迷により転換されないリスクが高まり、その資金調達を更に株価がさがるリスクを有する公募増資で行い、既存の株主に対し株価低迷とダイリュージョン(希薄化)という二つのリスクと損失を負わせる行為・・・・

に他なりません。そのダイリュージョンも発行済み株式の35%!!!を超えるってんですから、半端ジャーありません。

であります。

 究極のある種、禁断のウルトラCともいえ、一方では日本航空が実は既に2000億円の資金調達に際して通常の債券、ローンの支払い金利に耐えられる水準ではない、という事も露呈させている訳です。

そして、株価低迷の責任を取るべき経営陣はなんら責任を取らず、すべて株主にその責任を押し付けたというファイナンスを強行する訳で、これで文句を言わない株主はおかしい。こんな株主を愚弄したファイナンスは有り得ないんですね。日生は上場していないからともかくも、上場している東京海上の株主及び保険契約者は、何せ第3位の筆頭株主なんだからこの株主に対する損失について日本航空を詰めろ、と声を大にするべきであろう。

それもこれも不良債権(日本航空に対する貸付)を表に出さなくても良い政策投資銀行が貸し込んでいるから、すべて株主にしわ寄せがこちらに来る訳で、一度倒産させてちゃらにしないと、ここの株主は永久に搾り取られるという図式ですね、株価低迷という形で。

糸山先生、どうされるんですか???

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再び日本航空

2005-11-08 17:06:52 | JAL

ここではいくつかトピックス的ながら継続的に取り上げている話題があり、GMであるとか、牛肉問題などについてそういう切り口で取り上げているのですが、その一つに日本航空があります。お暇な方はまず9月8日の書き込みをご覧になってみて下さい。

さて、その日本航空。ついに赤字転落・無配転落であります。しかも下期の収益予想が170億円の黒字からなんと470億円の赤字見通しというのですから、アメリカなら経営陣即刻退陣であります。詐欺だぜ、といってもいいですぜ、これ。しかも社長のコメントが・・・

「燃料費の高騰に加えて運行トラブルの発生が思った以上に影響を及ぼし・・・・」

と来たモンです。あのね~、あんたね

日本航空向けの燃料だけが上がったってこと? 
運行トラブル(って事故だけどさ)が影響を与えるなんて判りきってるじゃないのよ

・・・とイヤミの一つでも言いたくなりますね。前の記事でも取り上げましたがこの会社の高コスト体質は今に始まったものではありません。サービスの低下も目を覆うばかりです。TOK-NYKの005・006便はJALの花形路線で、フライト時間も長いので多少高くても日本航空だ、というVIPの方は多かったのです。しかし、最近ANAに替えられる方が私の周りにも非常に多い。NYK路線に限ると、JALは最後まで空いている事が多く(特にビジネスクラス)、飛行機も古いし、NW、UAの方が先に客がまわるというのだから、事態は深刻なのです。

既に90年初めからこれらの問題を指摘されつつ、にもかかわらずなあなあで走ってきた会社なので、今もまだ給与10%カットなんて寝ぼけた事をやっている。
給料半分でしょ、あんた、既にあのGMと同じ格付けなんですよ。向うは潰れるとか潰れないとかいってるのに、何考えてんだろ、という事になりますが、この秘密は指摘しましたとおり、メインバンクが政策投資銀行でありまして、民間銀行ではないからなんです。

しかし、郵政民営化を果たした小泉内閣は政府系金融機関の民営化も旗印に掲げており、いよいよこの会社の命運も危ないものになりつつあります。道路公団のように切り離せば黒字がでる、というならともかく、世界中で航空会社が潰れているようにビジネスモデルとしてジャンボをばんばん飛ばす、なんて時代はとっくに終わっているので、民間なら日本航空向け貸し金は完全な不良債権です。

これを税金で賄うなどというのはもはや国民の理解は得られないと思われます。一部には増税の話が出始めていますが、こういうところに使われるのではたまったものではありません。一刻も早い政府系金融機関の民営化が望まれる所であります。それとともに日本航空の株主はもう少し声を大きくする必要がありそうです。合コン好きのホリエモンでも買わんだろーし、マジで倒産するしかないかもしれません。

JALのマイレージを貯めてるあなた!! 早く使った方がいいかもよ~(笑)

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日本航空と民営化

2005-09-08 09:34:51 | JAL

昨日は大変失礼いたしました。なぜか仕事がダブル、トリプルでトラブッてしまい、まるで昨日のサッカーの試合のよう・・・
応援コメントを頂いた、雪斎殿、tomokoさん、imdcさん、にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

海外にはさしたるねたもないので、今日はJALのお話。たまたま私の親しく参加させて頂いているグループの方からの問題提起もあり、民営化も話題になっていることなので取り上げてみたいと思います。

金融業以外の皆様はまあ、ナショナルフラッグだし、事故は多いけど会社は大丈夫・・・と漠然と思っておられる方も多いようですが、きっかけはおととい、日本の格付け会社であるR&I社が格下げ、という報道であります。この会社は既にSPやMoodysは所謂ダブルBのジャンクグレード、前にGMでも話題にしまいた投資不適格にしており、種々日本の特殊事情を考慮したR&Iだけが投資適格にしていたわけですがこれで名実共にジャンク入りであります。

アメリカでは航空会社がばたばた潰れているから、当たり前、と言うかもしれませんが、JALは日本発の国際線の大半を独占しているのですから、現状ほぼ国策会社の延長線上だというイメージが出てくるのは当然で、NWやUAとは同列ではない、という感覚はあながち間違っていません。アメリカは勝手に航空会社をつくれますが、日本では運輸省(国土交通省)の管轄下で、安全性のため、という口実の元に厳重に参入が制限されています。どこかで聞いた話ですね。

もし、そういった政府の「見えざる手」を無視して純粋な「民間会社」と見るならばこの会社はかなり「やばい」状況にあります。
ご存知の通り収益は上がっていません。私と同期のおばさん客室乗務員の給料はこの収益状況で年収1600万円が維持されており、定年までこのままです。(55歳まで飛ぶ事が出来ます)。
更に、この会社の資産は言うなれば飛行機だけですが、これは全て担保にされ、ファイナンスリースという仕組みでリースされています。もっと言うと主力飛行機のボーイング747、所謂ジャンボは世界中で価格が急落しており、新聞でご覧になった方も多いと思いますが、中古の飛行機が売れずにアリゾナの砂漠に100機以上放置されているくらいですので、飛行機を担保に貸しているほうも完全に不良債権化しています。飛行場も国のものですから、せいぜいJALという看板、暖簾代、としいて言うと社員が唯一の資産ということになり、お金を貸せる状態にはマッタク無い、ということがわかります。

なぜ、ここまで「危ない」会社が放置されているかというとメインバンク、つまり貸し手のトップが政策投資銀行なのです。つまり確かに株式は民営化して、あちこちに売り出したのですが、飛行機という巨大な投資が必要な航空会社という図体からすると株式よりもこういった融資、所謂デット(Debt)の分析が重要になってくる訳です。

そのDebtの部分の大多数を国が貸しているのが日本航空の実態なのです。一民間企業の貸付のマジョリティーを国が取っているのですから、経営効率化などのあくせくする筈が無いのです。
投資不適格ですので、民間の銀行ならここで決断を迫られます。債権放棄するか否か、です。国の銀行が債権放棄をすると・・・そう、長銀とまったく同じ事。皆様の税金が使われます。日本航空という、民間会社の負債を国民が負担をするということになります。その前に給料さげろ!! というのは当然ですが、民営化を中途半端に(政策投資銀行を民営化するべき)かつ、先延ばしにするとこういう事態を招く、という良い例です。

マッタクの私見ですが、いま政策投資銀行に債権放棄させるなんてことは多分できないでしょう。そうなると危ない会社に追い貸しを続けている、ということになりますが、先程申し上げたようにとれる担保は既にありませんから、無担保で貸し続け、金利だけでも膨大な支払いが増え続け、将来の国民負担はどんどん増える、という事になり、予断を許さぬ状況だということは判って頂けたかと思います。

国営の金融機関を置いておくとどうなるか、という良い見本とともに、中途半端な民営化が何を引き起こすかということで、良い例なので取り上げてみました。JALの経営陣も悪くないとはいいませんが、国営の銀行がメインバンクなので枕を高くして高給を食んでいる訳です。国の金融機関だから・・・・とタカをくくっている訳ですが、果たしてどうなりますか・・・株価はまだ反応していないのですが、このあたりがわかってくるともう1段階売られることは間違いありませんね。

郵政が民営化してくれればこういったところも存在させておく必要はなくなってくる、事は言うまでもありません。

 

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