まぐまぐさんから移行したぐっちーの経済ZAP!! 申し込み開始です。
The Gucci Post
(12/6追記:ご指摘ありがとうございます!!)
通常配信は来週月曜、12月7日月曜日スタートですので、週末にかけてごゆっくりどうぞ。
是非ご購読くださいませ。
ますます充実した紙面をお届け致します!
申し込みその他で何かご不明点がありましたらこちらまでどうぞ。
inquire@guccipost.jp
では!!
あちらのブログに広告だけ入れていてすっかり忘れていたアエラセミナー!
アエラセミナー
ぐっちー、再度やらせて頂きますぞ。
既にたくさんの申し込みを頂いているとのことで、いや本当にありがとうございます。
もう感謝感激雨あられ、でございます。
わたくし、ぐっちーの出番は12月8日です。
本当は松田聖子さんと福岡のグランド・ハイアットでクリスマスディナーショーを共演する予定だったんですが、アエラからどうしても、と言われたので聖子さんをキャンセルして・・・ってうそです(笑)。
まだまだ先だと高をくくっていましたが大分お席も埋まりつつありますようなので、知らなかったぞ!!と怒られても困るので(笑)早めにお知らせをしておきますよ。
なんせ、12月ですからね、もう、ぱあーっと行きますよ、ぱあーっと、ね♪
何が?? ってそれは来て見て頂いてのお楽しみ。
来年を見通す、ってことでバートン・ビッグスの向こうを張って意外な出来事10連発!! でもやろうかな、と張り切っております。
忘年会のつもりでね、みなさまお集まりくださいね。
お待ちしております!
そうそう、アエラビジネスでもご活躍の水野先生、今週10月27日(火曜日)ご登場なんですね。
言っときますけど、日本のエコノミストで今回の経済危機をちゃんと予言したのは水野さんだけですから。
あとはぐっちーのような「場外乱闘組」で、ちゃんとしたエコノミストでは水野さんだけだったですよ、その意味では。
お時間がある向きはお出かけになられたら如何でしょうか。
先ほど確認致しましたらまだお席はまだございますようですよ。
ぐっちーも時間が空けば行こうかと思っておりますので、来年の見通しなどに悩まれている方は是非、お勧め致します。
え、人生に悩んでる??
そういう人は11月17日、池口先生のセミナーで護摩でも焚いてもらってください。
私、よくメールでなぜか人生相談を頂くんですが、なんなんでしょうかね。まあ、私と一緒にいると元気になる、という方は多いみたいです。
セミナーではそういう方もお待ちしておりますね。では!
新しい住所はこちらです。
今後とも末永く宜しくお願い致します!
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お問い合わせの多かったグッチポストのRSSですが
早速対応してくれているようです。
http://guccipost.jp/cgi-bin/WebObjects/12336a3d498.woa/wa/read/sq_123bd740558/
取り敢えずはぐっちーブログのみの対応となるようですが、
トラブルがなければ他のメンバーのRSSも順次対応していく予定ですので
宜しくお願いします!
ついに・・・・・
やっと・・・・・
めでたく・・・・
そして何よりも・・・
皆様のおかげさまをもちまして!!
はじまります!
グッチーポスト!!
引っ越し先はこちら↓
(ちょっと怪しげ?な)新しい住所↓
The Gucci Post公開記念無料映像↓
どうも、本当にやめてしまうのか・・・・と思われた方も多数おられたようで
たくさんのお礼のメールまで頂いちゃいまして
こりゃー、マジでやめないとまずいかな・・・とも思いました。
ほんとうにすみません、マジで。
悪いおじさんに騙されないようにしてくださいね(笑)
ということで、ばりばりいくぜい!
もちろん、ここはそのままにしておきますので、いつでもまた遊びに来てください。
じゃね! また次のとこで♪
えー、皆様長らくお世話になりました。
本日をもちましてこちらのブログは終了致します。
長らくのご愛顧を感謝申し上げますとともにまた、どこかでお会い致しましょう。
では!!
え、なに、やめるの??
そう、やめるの。
うそでしょ!? マジでどうする気??
聞きたい??
うん、聞きたい・・・・・
実はさ、新しいやつ、始めるの。
え、いつ??
今日・今日の15時に始まるの。
えー、まじ?? 何も言ってなかったじゃん?
でもさ、3年くらい前に話したでしょ、あれ、やりたいって。
あー、あれね。あんなことできるの。
うん、すごいメンバーが集まったんだよ。
今回は出来るかもしれない・・・・・
ということで、引っ越します。ひっそりとね。詳細はのちほど。
引き続きぐっちーをよろしくお願いしますね。
引っ越し先は、ここまで読んで頂いた皆様にはあとでこっそりお教えします♪
うそうそ、どどーん、といきまっせ。
では、ひとまず、さようなら!!
フラタニティーですかい・・・・
本日某アメリカ企業のパーティーに呼ばれてスピーチ。質問の多かった、鳩山さんのこのフラタニティーに触れました。 そこで話したことはおよそこんな感じです。英語で話してますから、こんな感じという程度ですが。)
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えー、フラタニティーと聞けば、大学のときのムーニングとかの馬鹿騒ぎしか思いつかない訳ですが、ご存知のようにこれが「友愛」の英訳なんだそうです。
しかしそれは間違いです。
通り一遍に鳩山さんを批判する人が多いので一言申し上げておきますと、もともとキリスト教でいう概念の「愛」、という訳語が日本語では既に妙なんですね。
愛=LOVE、とまったく同じ意味なんです。
ちなみに皆様がお使いになる「カリタス」も日本語では愛=LOVEとなります。(おーっと、とどよめく・・・・)ですから日本は自由恋愛だなんて考えてはいけませんよ。(ここは全く受けなかった・・・・涙)
この友愛(Friend and love)の愛、はなんでしょうかね。これがフラタニティーに為るはずはないのですが、元々アガペーそのものが新約聖書の訳語としては相当怪しげに当てられたギリシア語なので、そのまま更に「愛」という意味合いで訳してしまうとひたすら意味不明になることばかりです。
新約聖書で使う場合の「愛」は神からの愛であって、人間同士には使いませんよね。でも日本語では愛=LOVE、となってしまうので一番最初のところから既に概念が混同されて使われていることをご理解ください。
ということで、これを逆からたぐるなら、鳩山さんの言うところの「友愛」は日本独特の概念で、フラタニティーでは有り得ません。
元々の聖書の訳語の「愛」自体が誤訳にもかかわらず、ずーっと生き延びてしまっただけにこういうミスがおきやすいのです。
全くの私見ですが、この「愛」は、恐らく日本語では「慈悲」という言葉が一番近い意味だと思います。鳩山さんがおっしゃる友愛の愛も、意味からするとそちらに近いと考えて頂けるとよろしいのではないでしょうか。
いずれにせよ、日本では「愛」が溢れておりますのでなにとぞご注意ください。
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などと勝手なことを申し上げた次第です。
余談ですがフラタニティーの語感にアメリカ人が大喜びしたのは言うまでもありません。 みなさん、お好きなんですよ、やはり。
思うに、こういう不注意な訳語が飛び出すこと自体が民主党の危機管理の弱さなんでしょうが、今後は政権与党としてはチトまずいの、と思う次第です。
今日は三原御大にごちそうになり、またいろいろなお話を伺って参りました。
相変わらずお元気で、もったいないのでもう少し発言する機会をもって頂きたいと思いますね。
視聴率とスポンサーの顔色ばかりが気になるテレビは使い難いみたいだし(実際何を言い出すかわからない・・・笑)、まあ、講演会は大盛況なので、最近の音楽シーンとよく似ていて、CDは売れないけどライブは満員という現象と同じか、とも思います。
また、その後の仕事の打ち合わせにて、大分ブログと有料配信の使い分けができてきましたね、とイヤミを言われる(笑)。
まあ、ちょっと考えているのは事実ですが、ブログは私のホームですからね、やはり主戦場としての役割があるのです。
さまざまな修正を加えて動き出すのにもう一息。
たくさんの方々の応援を得ることになりそうです。お楽しみに。!
新基軸といえばおととい、ジョインベスト証券さんのオンラインセミナーをやらせて頂きました。こちらの読者の方も結構おられたようでありがとうございました。また、逆にジョインベストさんのセミナーで始めて私を見た、という方もおられるようですので、今後ともよろしく御願い申し上げます。
一番の収穫はチャット機能があって、質問が結構来ること。セミナーなどでは質問が少なくてちょっとさみしいですからね。
それとアンケート機能が気に入りました。ぐっちーのブログを読んだことのある人、なんてやってみたんですけど、こんど100分の1になった人に何か景品を進呈!!とかやってみたいね。 ライブだったのですが、ジョインベスト証券さんのHPで録画画像を見ることができます。
クリックするとメディアプレーヤーが立ち上がり、AVでも始まるのか、とワクワクしますが、私が出てきてしまいます(笑)。
よろしければご覧になって見て下さい。ジョインベスト証券さんのセミナーページです。
では!
先般のWSJの訳について、訳がおかしいのでは、という書き込みやメールを複数頂いております。
大幅改訂の可能性あり、とは言ったものの、黙って直すのもなんだかなー、と思われますので、特にこの部分は謹んで訂正させて頂きますね。
多くの皆様にご注意頂きまして、本当に有難うございます。助かりました。
特に巌窟王様の訳文が大変よくできており、これ以上は私には無理なので、コメントにございますように以下引用させて頂きます。
引用
いつも楽しく拝読しています。ただ、誤訳が散見されます。一例をあげますと、
... play down the notion of a serious break, noting that cooperation has been tepid ...
この部分の貴方の抄訳は、完全に誤訳です。正しくは、両国関係はすでにずっとぬるま湯だったと述べて、(両国関係に)新たに深刻な亀裂が入るという考え方を一蹴した、です。
引用終わり
以上取り急ぎですが、御礼方々、誤訳のお詫びでございます。
今日は盛岡へ。
もともとは田丸大先生のご縁でお知り合いになったアマガミ大王こと岡ちゃん、ともいろいろ関係ができ、いよいよ本格的に仕事をお手伝いすることになり、張り切っております。
岩手県はある意味一番政局見通しが安定しているところ・・・と言えなくもないでしょう。諸事見通しがよく、仕事をするには絶好の環境かもしれませんぞ。
ということで、今後の経過につきましてはいろいろこちらでもお伝えしていくことになろうかと存じますのでよろしく御願い致します。
突如の訪問にもかかわらず、夜遅くまでお付き合い頂いた、3Dのずっぽしキング大社長、お世話になりました。
しかし、怪しいですね~、みんな。なにやってる人たちなんだって??
いや、みなさん本当にすごい方々なんですよ。
最近この人と仕事一緒にやりたいな、と思うと大体年下なんだよね。こっちが年を取りました、ということでしょう。
で、盛岡。
日本全国の大半の地方都市にあるように、景気は大変厳しいものがあります。ただ、お話をしているとナントカするぞ、という気概、というか、気力に満ちている方が多い。僕は仕事がらに日本全国をまわるのですが、一般的な「東北感」とはかなり異なり、仙台とも違うし、津軽とも違う、ちょっとした大陸的な雰囲気と気風というんでしょうか。中国人の北方地域の方々になぜか雰囲気がよく似ているんですね。
一言で言うと、おおらかで、明るい。
例えば遠野というところには河童がいる。
それに遠野で肉といえば羊なんだそうです。ジンギスカンは北海道が有名ですが、北海道が漬け込んでミックスにして焼く、のに対し、こちらはびしっとした生肉を焼いてつけて食べるという、太っ腹、かつ野趣あふれるスタイル。
なんとも大陸的な雰囲気がするでしょう? こういうところで仕事をお手伝いできるということで今かなり喜んでいる次第です。
さて、野村胡堂・あらえびす記念館。
今回は紫波町(しわちょう、と読みます)の皆様のご好意で野村館長自ら後案内いただくという素晴らしい体験をさせて頂きました。(胡堂さんの弟のお孫さんにあたられるそうです)
野村胡堂・・・そりゃー、なんてったって銭形平次ですよね。(なのでこの記念館を建てた建設会社は銭高組、という冗談のような話ですが、本当みたいです!)
しかし、僕らクラッシックファンにとってはこの「あらえびす」としての野村さんの方が有名かもしれません。あらえびすは音楽評論家として活動するときにお使いになっていたペンネーム、いわゆる音楽評論のスタイルを確立した人でして、その評論は今でもバイブルになって読み返されております。(名曲決定盤などは今でも大変素晴らしい内容です)
同時にSP盤のコレクターとしても世界有数と知られている一方で野村さんは大変気前のよい方で困ったひとや落ち込んだ人に自分の大事なコレクションをあちこちにお貸しになっていて、残念ながらまとまったコレクションはたいして残っていないのだ・・・・と僕は聞かされていたのです。
あれだけの評論を書いた方が実際にいったいどういう音楽を聴いていたのか、興味はあるもののコレクションが散在してしまっているのはきわめて残念・・・・と思っておりました。
ところがあったんですよ、ここに!!
実は、生まれ故郷の紫波町のみなさんが大変な苦労をして守っておられた。
この過程では実は東京都も大活躍をしていて、保管場所がなくなってしまったあらえびすコレクションを一度東京都が預かって、それをきちんと補完整理をして、それが故郷に帰ってきたというプロセスなんだそうです。関係者のご苦労がしのばれますな。
ということで、今回この7000枚にも及ぶSPコレクションの一部を聞かせて頂いた訳です。
いやね、なんとあのメニューイン+ロンドンシンフォニー演奏のブルッフ・ヴァイオリン協奏曲などを聞いてしまったのですよ、SPで・・・。震えましたね、まじで。
メニューインというのは子供の頃には神童といわれアメリカで華々しくデヴューを飾りましたが、ユダヤ人であったのによりにもよってフルトウェングラーと戦後すぐに競演した、ということでアメリカ・ユダヤ人社会から半ば追放され、その精神的ダメージからか、その後はろくな演奏がない・・・・とよくいわれるのです。
その分、自らがどうやったらヴァイオリンが上手に弾けるか、の研究に没頭し、ヨガまで取り入れて「メニューイン奏法」などと呼ばれる技法を開発、いわゆる教える側の人としては歴史に名を残した演奏家です。
しかし、この録音を聞く限りにおいてはやはりめちゃくちゃにうまい。その辺のレベルの演奏家ではないということがわかりますね。その意味でこういう録音、やはり大変貴重なものなんですよね。
記念館の展示品の中にはストラヴィンスキーが火の鳥の初演をニューヨークフィルとやったときのライブ録音なんてのもあり、思わず盗んで帰ろうか、と思ったくらい(笑)。
そのコレクションのすごさはかの小澤征爾さんも舌を巻いたといいます。
本当に貴重なクラシックの演奏記録がこちらにはあるのです。
実際に音が聞けるのはそれほどチャンスはないようですが、この記念館は山に囲まれた静かなとてもいい場所に立っていて、オーラを発しており、ヒーリング効果も抜群。
盛岡にお立ち寄りの節は是非お寄りくださいませ。
特にクラシックファンの方、必見ですぞ!
野村胡堂 あらえびす記念館
http://kodo.or.tv/exhibit/index.html
いやはや、インフル疑惑やら広島出張やらでやっと戻りました。
1週間のご無沙汰になってしまいました(笑)。
こうなると笑い話だけど、やっぱインフルこわいっす。
HFT,フラッシュオーダーそして東証のなぞ、については有料配信できちんと書いておきました。本気じゃない人にわざわざお話することでもないので、有料ネタにまわしました。
早速数社取材を頂きましたが、あら、専門家の方にも読んで頂いているんですね。来週あたり記事になりますかね。選挙にかき消されなければいいんですが・・・
先週のSPAはぐっちーのコラムの他に、なんとあのフェルディナント大先生のコーナーのCAネタで登場させて頂いたようで、その反響の大きさにびっくり!
どうやらワタクシの要望どおり、「既婚CA事情レポート」を書いて頂けるようですぞ。
そのうち飛行機に乗り難くなったりしないよう、お手柔らかに御願いしますよ、先生!
クロ・デュ・ボワに免じて放漫経営を許してあげましょうよ、というお誘い。
私もソノマの白は大好きなんで、許しちゃいます!
ここでフェルちゃんが書いている、こんがりとしたトーストのにおいというのはここのchardonnay の特徴ですが、英語でよく crispy と表現されるものでこれは本当にうまいのです。
うーん、酒やめて一年経つんですがちょっと抵抗しがたい魅力がありますな・・・
さて、今週もアエラから・・・
表紙は漫画家の浦沢さん。
このあたりはやじゅんに任せておくと一晩中しゃべるな、きっと(笑)
個人的に衝撃だったのはお向かいのページの松本さんのスクープ。
おいおい、まじかよ、という話でした。
ぐっちーは選挙モード。来週は結果がでてすぐの発売なのでまあ、私はこのあたりでちょろちょろ書いています。
今回の広島は往き帰りの飛行機のクルーが全くおんなじメンバーでびっくり!
国内線では初めてだわ。何かいいことでもあるかしらね。
飛行機がぼろくて普通に座ってても背中が倒れてリクライニングしているみたいに見えるみたいで何度も注意されて切れかけた。
私に注意する前に、椅子換えなさい!!
テーブルを元の位置に、リクライニングも元の位置に・・・・といいますが、サウジとかに行くと、全くそのまま、つまりテーブルもリクライニングもそのままで突っ込んで着陸してます。高度を下げると携帯電話も通じるらしく、みんなばんばん電話してたりします。最初にカルチャーショックを受ける瞬間かもしれませんね。
では♪
さて、宣伝。
まず、連載させてもらってるアエラから。
表紙は松本人志さん。最近見ていないと思ったら・・・・
テレビに出ていない、ってだけで活躍していない、ってことには
ならないですからね。
記事、韓流「花より男子」イケメンで勝負、がおもしろいね。
はなだん、はどうも日本のドラマや映画だとピンと来ない。
韓国の男の子たちのほうが漫画のイメージに近い気がするのはなぜだろうね。
ぐっちーは今週から選挙モードで記事を書いております。
そして今週のSPA!
マネー特捜本部はぐっちーの順番です。
公的資金のカジノマネー化を取り上げました。
借金でパチンコやってるような感じだね。
SPA!名物といえばこのグラビアン魂。
毎週毎週ほんとにぞくっとするような女性ばかりが出てくる。
男が選ぶとこういう女の子が出てくる、という本当に鋭い
選択眼が光る企画だ。
ここまで毎週はずさないグラビア企画は
ほんとめずらしいよね。お二方の選球眼にひたすら敬服。
今週もスバラシイ・・・・
ということで、是非ご購読くださいませ。
仲のいい関係者の方から電話が・・・
「いやー、ぐっちーさんのブログに書いてある、というので特定の業者を有利になるような取引を東証はすることがあるのか、とか聞いてくるし、許せんとかいうクレームの電話もかかってくるんですよ。まあ、テキトーに答えてますけど、ぐっちーさんもお疲れ様ですね、がんばってくださいね♪」
それはそれは・・・・いや、どこをどう読むとそういう電話になるんだろうか・・・・ 東証の人が大変なのでくれぐれもそういうつまらない電話は慎むように(笑)。
一方、もし、ご自身の体験で何か腑に落ちないこと・・・自分の注文は本当にきちんと執行されたのだろうか・・・などがあればそれは十分調査するにたる話なので、どうぞ、然るべき関係諸官庁にお話をされたらいいと思います。
前に何度も書いていますが・・・
例えば、ブルームバーグのトレーディングシステムにしても本当に注文やポジションがブルームバーグ社から他の漏れていないと確証を持つのは難しいからこそ、モルガンスタンレーもゴールドマンもそれらは自分のシステムで管理するのです。
ブルームバーグに聞いても、いや、もれているかもしれませんね、という筈がない(爆)。 完璧です、と答えます。
いい、とか悪いではなく、事実かどうかを争うのは別の場所にまかせて、投資家にとってはそうなる可能性が排除できなければ自分で身を守るという話、にしか過ぎません。
みずほの注文取り消しミスで飛んでもない価格が付いたときもそうだけど、そういう話は建前ではないことになっている。キャンセルできますから大丈夫ですと。しかし現実にはあの安値の大量注文が執行されてしまい、被害が出た。
ちょっと話は違うかもしれないけど、今問題になっている格付け会社の問題も、建前では厳密に検査される、ということになっていたのに、結果は高額の格付け料に目がくらんで酷い格付けを執行した罪は重い。
これらは不測の事態が起きたときの危機管理、自己防衛の問題です。
アメリカで現在起きていること・・・・ HFTについてはこれは合法で、そのこと自体は法律的には何の問題もないと書きましたよね。ただし、目的は流動性の供給なんだから、いくら隙をつけば儲かるからといってそれをやるのは証券会社として如何なものなのか、というモラルの問題を私は問うています。
それからNYSEなど、フラッシュ・トレードのない取引所についてそれがおきている可能性もあり、究極は要するにハッキングされているかもしれませんよ、という話なわけですよ。そうこうしているうちにタイミングよくゴールドマンのプログラマーが逮捕されSECも議会も調査に乗り出している。
本当のところは調査結果を待つしかない。 で、こんなのが日本に上陸してくればひとたまりもないですからね、と言っています。既にかなり活躍している可能性は高い。
日本では不可能だ、と言い切る方がいますが、不可能はない。それはおめでたすぎる。
実際後半で書いた部分、成り行き買いの先回りをして売り板を買ってしまう、ということについては日常茶飯事でみんながやっていることですな。
そのあと成り行きの売りがぶつけられないことはあるかもしれない。ただ、売り120円の前に115円で出せばいいだけの話であって、それは機械で処理することができるならマニュアルより効率はいいだろうね。マニュアルで今やっていることができないことはないでしょうよ、って話ですね。
自分で株式注文を出したことがある人ならすぐわかる話です。東証は板が見えますのでそのあたりの操作など朝飯前。ピースオブケーク。キャンオブコーン、です。
現在の日本では板を読むこと自体は全く問題ないわけで、それ自体は問題にならない。ただし、これを機械でやり始めたら大変なことだろうし、更にマニュアルで板など見なくても先回りして注文が判明するようなこと(今アメリカで疑われているようなこと)が技術的には不可能ではない、ということを言っている。
もっと言えば、フロントランニングなど、そもそも非合法なことがやられていない、という保障はどこにもなく、投資家は常にそういうリスクと隣あわせになっていますが、何があっても結局自己責任とか言われちゃいますよ、ということを書いている。
原子力発電所では本当に事故が起きない、あるいはおきても大丈夫なら、それでいい。でも現実はどうでしょうか。
赤信号で車はとまる。法律で決まっているから止まるものなのだ、と主張するのはご自由。東証もルールではそうなってます・・・・そう答えるしかあるまい。
しかし、赤信号で突っ込んで来るやつは現実にいる訳だし、そいつを悪者にするのはいいけれど、自分が事故にあったらいくらあいつが悪いといったところで意味がないではないですか、 ということを申し上げているに過ぎません。
ですから、人によってはこれを読んでより注意をしなきゃ、とお思いになるかもしれませんし、そんなことありえん、と思われるかもしれませんし、それはどうぞ各自ご判断下さい、ということでしかないのです。
ただ、首尾一貫しているのは、証券会社自らがいくら儲かるからといって市場を歪めるような真似をするのは如何なものなのか、という私の考え方。
損失補てん問題から続く、これは業界の問題ですよ、と申し当てているのですが・・・・
ということで・・・・
コメントの公開について
コメントにつきましては妙なものは勝手に消しています。出すか出さないか、はあくまでもワタクシ個人の好き好きで決めておりますのであしからず・・・何かありましたらメールのほうにご連絡をくだされば善処致します。
もともとは日本のお家芸でした・・・・・
イー・アクセス、スウェーデン政府が保証 低利で長期資金
イー・アクセスはスウェーデン政府の保証を得て低利の長期資金を調達する。同国の通信機器大手、エリクソンからの携帯電話設備購入に充てる。自国の主要輸出産業を後押しするスウェーデン政府の制度を活用。自社の信用力を上回る好条件で設備資金を得る。 9月末から約2年に分けて、245億円の融資を受ける予定。融資期間は8年半で年利は1.76%。手数料を含めても3%台半ばの見通し。携帯通信網の強化に充てる。 (18:09)
手数料体系がよくわかりませんが、後払いにしてもらえば手前でほぼ国債フラットの調達ができる。合計でもプラス150BPで5年超のファイナンスは非常に有意義です。
昔、日の丸ローンといって、日本企業の品物を買ってくれるなら、ということで商社が通産省の保険をバックにファイナンスをしたというお家芸。
ジャパンバッシングなどでひも付きとかナントカと非難されすっかり陰を潜めてしまったが、昨年の経済危機で優秀な日本製品を買って、競争力の高い製品を作りたい韓国企業にファイナンスを付けたらいいではないか、とワタクシ、申し上げたところ、あんたは時代錯誤だとか、グローバリゼーションに反するとか大分非難されましたね。
まさか、スウェーデンに許されて日本はだめ、ってことはないでしょうね・・・
実はこういうことこそ政治の役割なんですよ。一企業では過去の経緯もありなかなか踏み込めない。そこを政府がバックアップして企業を盛り立てる。日本が一番得意とした方法ではないですか!
そういうことを一切できないできないで、景気回復は私の仕事、とか俺は経営者だったから何でも知ってるなんて口をひん曲げてるおじさんには何も批判する資格はありません。
民主党が本気で政権をとるつもりならこういう政策は大いに参考にしてもらいたいものですね。 日本製品を購入する企業の債券を野村證券が全部引き受けてあげてもいいではないですか。それが資源国なら大いに結構、という話なんですが、まあ、中国に先を越されるでしょうな・・・・