債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら 

ウォールストリートで20年、生き残ってきたノウハウを開示、日々のマーケット・社会情勢を分析します。

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よく似た分布

2009-04-27 23:29:12 | Weblog

○インフルエンザ、いろいろ情報を頂きましてありがとうございました。

友人から教えてもらったグーグルマップ、貼り付けてみました。
一見してこれ何かに似ている・・・・ そう、中南米向け不良債権の保有地図。
北米、そして欧州、特に南欧に集中している。不良債権が多いくらい人の往来が多いともいえるのかもしれない。

アメリカ大陸発欧州、そして豪州となる。次はシンガポールでしょうか。影響は大きいでしょう、これは。航空会社はA380,787のデリバリーが遅れてくれてほっと一息だったんですが、これではいよいよ切羽詰ってきます。

前回のSARSの時ほど政府資金に余裕がないことも気になります。新たな火種と言っていいでしょうか。

○ストレステスト・・・・ まあ、意味が無いとは言わない。ただ、いくら失業率を上げて、GDPをマイナスに予測してみてもCDOの資産は過度に分散されているために倒産率の上昇がシニア部分に及ぼす影響が少ない・・・・というモデルになっているので、数字上はあまりびっくりするようなものが出てくることは元来無い。

このアセット同士のコラレーションをいじって関連付けてしまうとおそらく全損してしまうだろう。そうなったらどの銀行も事実上倒産という結果が出てしまうので当局はそのさじ加減に悩んでいるはずだ。

ストレステストなど無視して、一律20%なら20%で飛ばしてしまえ、といっているのはこのメカニズムによるのですが、実態に迫れば迫るほど怖くなってしまう、というか売れなくなってしまう商品の特性がよく現れています。

更に、証券化商品の債券部分、以外のアセットに対する引き当ては全米で事実上3%程度にとどまっているというデータもあり、これはストレステストで失業率などを上げればまさに直撃で、全員債務超過もいいところだろう。

公表する前になんとかしろ、というウルトラCがささやいかれるかもしれない。 表面上の平穏の裏側で事態はいっそう深刻化していると言えます。

因みにヨーロッパの銀行は何一つまだ実現していません。はっきりいってやばいです。 

○どうしても納得がいかない補正予算案。全部減税にまわすべき。妙な使い方をしたって効果ないんだから。財政再建、などとまだ寝ぼけたことを言っている人もいるので、まあ、どうなんだろね。

○そして中国。先週のSPAで5兆元近いローンを出した中国政府は金のない国民を借金漬けにして中国サブプライムを作り出しているのではないか、と指摘したが、3月のM2データはプラス25%!とまさにこれを裏付ける数字となった。

すべての経済統計が下を向いているのにM2がこれだけ増える原因はひとつしかない。交換レートが意のままの元はいくらでも印刷できます・・・

さて、ご愛読頂いているアエラ。
今週から記事が引越し。もえちゃんの隣を離れます・・・・・さようなら(涙)。

で、センターページに近く、かっこよく「経済」とかみだしも打たれて結構いい感じですが、実際はあのつるつるのカラーページはコストが高いのでビジュアル性のない私の記事は安いページに移動させたんだろう、と思われます(笑)。

正直に言っていいよ、太田君!(笑)。

ということで私の記事の場所は移動しましたが引き続きアエラをよろしくお願い致します。

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満員御礼!

2009-04-03 21:07:01 | Weblog

いや、驚きました、びっくりしました。

でも本当にありがとうございます!

皆様のおかげでアエラビジネスセミナー、満員御礼であります。
中にはキャンセル待ちです・・・・という有難いメールまで頂きまして、本当に言葉もないくらい感謝です!

会場の都合でどうなるかよくわかりませんが、もう少し広いスペースで、ということも検討して頂いているようですので、その節はまたこちらでお知らせいたしますね。

いやね、

まわりの講師の皆さんがすごいので正直、私の回だけだれも来なかったらどうしよう・・・・とか思ってたんすよ・・・。

暖かい読者の方に恵まれて私は本当に幸せ者であります。改めましてありがとうございました。御礼申し上げます。

 

お詫び

昨日一瞬、ビットワレットの記事をアップしまして、大変すばやいコメントまで頂いたのですが、複数の関係者の方からお前がコメントするのはちとまずくないか??とのご指摘を頂きました。

ううっ、たしかに・・・・うっかりしてました。

ということで申し訳ありませんが全面的に削除させて頂きます。丁寧にコメントまで頂いたsurniversさん、そういう事情で失礼させて頂きます。

プロ野球開幕

うほー、広島強いかも!?
栗原のタイムリーでいい感じ。 シーボルのサードには今年も悩まされそうだが、まあ、いいや。あしたもがんばれ!

 

 

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うれしいはずが・・・

2009-03-17 22:14:38 | Weblog

昨日の書き込みでオプションのところ。むしろ困るのは買い手のほうでしょ、という指摘がありました。

もちろん保有しているオプションを行使してみたら相手がいなくなったら困りますね。それこそカウンターパーティーリスクそのものです。しかし売却した相手、つまり買い手が行使してきたのに何らかの理由でデリバリーができない、というのもカウンターパーティーリスクな訳です。デリバリーを前提にして誰かに売却したりしてますからね。

リーマンの時には現実にこれが起きました。そういう一連のオペレーションリスクが内包されている、という話は何もCDSだけが特別なのではありません、ということが話したかったポイントです。わかりにくくてすみません。

さて、株価が上昇してひと安心ですね、と某メガバンクのセクスィー部長に電話。

ところが、いや、そうでもないのよ、と浮かない顔(声)。下がれば下がるで文句言うくせになんでよ。

要するに8000円とかで月末を迎えると確かに今期は助かるけど来期はどうなるのよ、という話で早くも来期のことをご心配のよう。 景気ってのはこういう話ですね、結局。

来期、というか将来値上がりする期待があればいいんだけど、むしろ値下がりが怖いとなると、なまじ3末で高い発射台が設定されてしまうと困る、というすべてが縮小思考になってしまう。来期5000円だったらどうするんだと、そちらばかり気になってしまい、万が一5000円になった場合に備えなきゃ、となってあちこち削りにかかる。

こうなれば銀行全体で縮小均衡です。しかも公的資金がかなりの確率で入るとなれば今のうちに余計なものは落としてしまえ、という更に余計な縮小志向が入ってくる。悪循環ですよね。ですから今の段階での公的資金注入は疑問だなー、といつも申し上げています。

一番いいのはやはり「バッドバンク構想」で、とにかく身軽にさせてくれればあとは自動的に前に進むものです。不良債権もそれをどこかにしまっておけばそのうち価値がでるかもしれない、というのは日本のこれまでの10年の教訓でした。(外資系が買い始めたわけですね、へんなゴルフ場まで)

別の見方をすると日本は今から10年巻き戻しても構造的にはあまり変わらないんです。変わった部分というのはいわゆるノンバンク、不動産など、日本の金融機関が嫌がったところを海外の収益を根雪に積極展開した外資系金融機関が投資したということで、結局それがはげてしまって、びっくりした、というのが現状ですね。

ですから普通に10年前に戻るつもりなら、戻れます。もちろんこの経済状況にあわせて膨らんでしまった企業や個人は縮む必要があるんですよ、10年前に。でもその気があればできるはずです。(ただし、マクロ的にあるいは日本国としてこれがいいかどうかは別な議論)

海外の需要はアメリカだけではなく中国を含めて10倍くらい膨らみましたからその分縮む痛みは大きいのです。トヨタその他の輸出企業はそれに苦しんでいる訳です。

言い換えると、内側の外資バブルで膨らんだ不動産やノンバンク、そしてファンドビジネス(もっと広くレバレッジの高い産業や企業と定義したほうがいいかもしれない)と外側の外資バブルで膨らんだ製造業が大変だ、というに過ぎない、と言ったら見もふたもありませんがそういうことです。

ですから解決法は結構簡単です。って、ここでやめるか(笑)!

では、またあした♪

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あたりまえだけどね・・・

2009-03-06 12:04:13 | Weblog

○うまく見えるかどうかね、不安ですけどブルンバーグでおもしろいグラフが送られてきたので貼り付けてみたよ。当たり前なんですけど、これ、改めてみると結構怖いね・・・

○日経平均と投資家動向を重ねただけの簡単なグラフだけどいまさらながらそうだよね、って感じですね。 つまり売買高の70%近くが外国人の日本の株式市場は彼らが売ると下がる、彼らが買うとあがる、というきわめて単純な力学で成り立っている。

上のグラフは外国人投資家が買うと日経平均があがり、売り始めると下がる、ってのがよくわかりますね。

○で、下のグラフは信託銀行の売買動向ですから、ほとんど年金でしょう。
さがっているときにたくさん買ってあがっているときにどんどん売ってますね。考えようによってはこれ、上手です。

○何せいまみたいに下がっているときにたくさん買いますからね。彼らはたとえば株式20%と配分を決めると一年間常にその額になるように調整をします。

従って価格が下がると持っている株式の合計金額が下がってしまうのでその分買いに来るわけです。ちょうど今がそうなわけですが、株に関しては外人>年金なので外人の売りにじわじわ押されるわけですが、HFが弱って思い切りショートが振れないので、リバランスの年金買いと外人売りが拮抗するとちょうど今のように低位安定横ばい相場が形成される訳です。

○この人たちは通常4月に入るとこの資産配分の比率を見直します。今年の実績を見て決めますので当然このパフォーマンスですから日本株の比率は下がることになります。

先ほどの20%が5%とかになり、100億の年金だったら、20億が5億になりますから、当然まず売りますし、その後のリバランスの買いも5億で拮抗すればいいだけですので今のサイズの4分の1程度しか買いがないことになります。そうなると次の拮抗点は日経平均4000円とかいわれてもちっともおかしくない。

ヘッジファンドが元気を取り戻してそれを見越してショートしてきたらそれこそもっと下がるかもしれませんね。

○まあ、日経平均3000円としても今からたった4000円下ですからね、知れてるわけですから買ったほうがいいはずなんですけど、問題は流動性のなさ。日本国債ですら100億が一発で(ひとつのレートで)決まらないことがある、っていうんですから、まして株なんて・・・・ですよね。

○経済の最前線では、あらゆる業種で連日これだけ踏み倒し、不払いを目の当たりにしていたら、いつでも現金にできないものなんて怖くてとてももてないです。メインバンクもちっとも面倒を見てくれません。国債なら日銀に持っていくから貸してやるが株なんて、フン!! であります。

○で、結局いつもの話に戻ってしまって、流動性を確保してくれないと株はあがらんよ、って話なんですね。逆に言えばそれさえはっきりすれば株価対策は簡単、です。ゼロにはならないんだからさ、上がるしかないのよ。

ところで昨日はWBCへ行ってまいりましたよ。

イケメンやじゅんさん、合コンキング改め夜明けのガールハンター浜ちゃん、浜ちゃんの後輩の洗濯屋けんちゃんと感染、じゃなかった観戦。

やじゅんさんのページ http://blog.goo.ne.jp/junyastone  

やじゅんさんはほんとにやさしいイケメンなんだけど、ハートは意外にもハードボイルドなんです。え、もっと硬いところがある? 

ほね・・・・・・あっそ、麻生・・・

浜ちゃんけんちゃん軍団はとにかくすさまじい勢いでビールを飲むんですが、戦略的にかわいいねーちゃんに集中して発注が行く訳です。
そうすると向こうもこりゃー、いい商売だということでそばに滞留したりするんでこれが新手のナンパみたいなもんで、さすが夜明けの・・・・あ、失礼しました。

いや、まじでかわいかったんですよ、昨日の子。いやいや、お目が高い。
水川あさみをもう少し清楚にした感じでね、さすがキリンビールですわ。アサヒビールプレゼンツから売り上げをむしりとろうと美女軍団を送り込んできたに違いない・・・・

プレミアムモルツのおねーちゃんがもう少しかわいければ独占できたのにね~、こういうところはやっぱり非上場企業の弱み・・・・なわけない。ネット裏に行かれたらキリンに注目、ですよ。

肝心の野球ですが、あれは完全に因幡の白兎でした。

ということで・・・・

 

 

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それはネコでも要りません・・・・

2009-03-05 11:38:08 | Weblog

カウンターパーティーリスクは考慮されていない・・・というご指摘があったのですが、これキーポイントになる可能性があるので触れておきますね。

「最近の方」、だと思うんですが、CPリスクは昔はそのトレーダーがリスクヘッジしなければならない範疇でしたのでもう少しクリアーになっていました。

今でもお客様は、たとえばモルガンスタンレーに対してはいくらまでというCPリスクに基づいた上限を設けていいます。JGBでまあ、500億としましょうか、それ以上は取引できません。モルスタは1.3でビットして、まだ1.3でビットしていますが、クレジットの余裕のあるところはそれを知っていますから、ビットをひいて1.35とかでビットする。それでもヒットされればやるしかないんですが、モルスタのクレジットさえ覚悟すれば即座に1.3で売り抜けられる。それは市場金利ではなく、まさにCPリスクによる価格差です。

その顧客にしてもモルスタなら1.3で取引できるのに売ろうとすれば他社の1.35を打たざるを得ない。こういうことが日常茶飯事におきているのです。リスク許容度の範囲に明らかに相手のクレジットが含まれる、ということです。

恐らくこういう非常時でなければあとで担保でもとればいいぜ、ということになりますが、現状ですと担保を取ろうと思ったときに参加者全員が殺到する恐れもあり、であれば事前に取引を自制せざるを得ない。

また、クレジットの悪い会社が取引をしようと思えばどうしても、となればリスク許容度を考慮してやはりビットの腰を引くことになりますね、もちろん。

この点を強調しておきたいのはこういう現場のストレスが当局にはあまり伝わってないだろうから、にほかなりません。JGBなら大丈夫、とか思っていると痛い目にあいますよ、ということですね。

通常の国債マーケットではこういうことはないでしょうが、要は相手のリスクプレミアムを価格に織り込むわけです。まあ、担保を取る、ということ自体そのコストが価格に織り込まれているという考え方もできますね。受渡日を短くする、なんてのも実はCPリスクによる価格差の一部です。

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お詫びと訂正

2009-01-08 21:08:41 | Weblog

えー、あおぞら、新生の劣後債について、そもそも残高がないのではないか、とのご指摘がありました。

ブルーンバーグなど一応手元で当たれる資料に再度当たりましたところ・・・・・

やはり残高はなく、ここに謹んでお詫びと訂正を申し上げます。 私の用いた情報源がある訳ですが、元来有価証券報告書など、きちんと確かめて転用するべきだったと反省しております。

前にも書きましたが、元来私は投資銀行が本業ですのでマーケットの情報についてはロイター、ブルーンバーグをはじめ複数の情報ソースを使用しており、必ずしも間違いがない、とは言い切れない状況でブログを運用しております。

できるだけ元のデータを手繰るようにはしておりますが、出張先で書き込むこともあり、今回のようなことは起こり得ます。

従来読者の方がコメントなどで訂正していただくもので、それに甘えて今までやってきているのですが、今回もそのような事情で元のデータに当たらずに書いてしまい、関係者の方にはご迷惑をおかけいたしました。

債券以外のローンの残高についてはそれこそ有価証券報告書などを見て(これが間違っていたら話になりませんが、御存じのとおりある訳です、間違っていることが!)再度確認する必要がありますのでしばしお待ち下さいませ。

特に関係者の方からお前が変なこと書くから問い合わせが多くて困ったぞ、というメールまで頂きまして、いやはや申し訳ありません。

まずはこちらで読者の方にお詫びをさせて頂きまして、メールをくださった方は後ほどご連絡いたしますのでよろしくお願い致します。

 

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プロ魂

2008-11-30 03:04:33 | Weblog

出張から帰ってきてふらふらとシャツの整理などをしつつニュースでも見ようとテレビをつけたら王監督が出ておられる。「プロ魂」というスペシャル番組のようですね。こういうのを作るからたまには受信料を払ってもいいような気になるね、NHKも。

やはりすごいですね、王監督。普通に淡々とおっしゃる・・・・

人間だからミスをする、間違えて当たり前だ、とおっしゃいますよね。でもプロなんです、僕たちは。プロっていうのはミスをしちゃーいけない。100回やったら100回、1000回やたら1000回全部成功させるのがプロなんです。それを目指さなきゃ-いけない。いいよ、仕方ない、気にするなよ、大丈夫だ、とうのはほかの人、お客さんとかがいう言葉でしてね、自分で言ってはいけないんです。

思わず顔面に力をいれて聞いてしまいましたよ。そう、そうなんですよ。そのとおりなんですよ。自分で仕方ないとかいっちゃーいけませんよ。

今金融業はめちゃくちゃで私もその業界にいる訳です。

はっきりいって値段の下がっていないものは何一つありません。
(もちろん債券は今はFTQで上がる訳ですが、それとていつまで続くか怪しいものですし、
昨年の今頃はインフレ懸念とかいってましたから、変動利付国債などを買ってしまった人もいますしね)

「こういうときでもアメリカのビールインデックスは上がりますよ♪」

なんてテレ東でおもしろおかしくしゃべりましたが、それすら下がっている。アメリカ人がビール飲まないっていうんだから、そりゃー、すごいことですよ(笑)。

で、「みんな下がっているので、仕方ないんです。うちの商品だけがという訳ではないし(自己責任なので)、よくお分かりですよね。とりあえず様子見ましょう・・・・」

と説明している金融マンよ。おかしいだろ、それ。

私のような泡沫投資銀行家だって買収案件は無傷ではあり得ないし、ご紹介したファンドのNAVはものすごく下がっている。流動性が確保されているだけ、確かにまし、とは言えるが決してほめられたものではない。

これをフォローするためには日夜情報を取り続けるのは当然だし、少しでも取り返すチャンスをうかがうのがプロというものだ。もちろん窓口で投信を売っているような方は自分で何とかはできないかもしれない。しかし投資家から見えれば立派なプロだ。

少しでも情報を集めたり、知識を増やす努力をすることくらいできるのではないか。 アメリカ株の入った投信を売っておいて「アルコア」が何の会社かわからないとか、アメリカの財政赤字がどれだけあるかわからないとか、それはいくらなんでもまずいだろ。

グローバルソブリン売るならデューレーションくらい理解しておいてくれ・・・

こういう中で、我々プロの金融マンにとってもし許されることがあるとするなら、まさにさっきの話で

「いいよ、そこまでやってくれて本当に感謝しているよ。投資のタイミングは難しいからね。まあ、今後もよろしく頼むよ。」とクライアントに言われたその瞬間だけだ。

それ以外はこのマーケットにかかわってきた金融マンは誰一人許されるものではないだろう、とおれは思ってやっている。テレビでしゃべっているエコノミストや学者も同様。これだけ外してきたんだからまずやることがあるでしょう。

何かの番組で三井住友銀行のニューヨーク支店長だか米州本部長だか覚えてないんだけど、「サブプライムローンは評価ができないものだからそんなもの買うのは間違ってますねー」、なんて平気な顔でインタビューに答えてるのには笑った。なら買うなよ、CDOを、三井住友銀行・・・・

だから我々は睡眠時間を削ってでも今はクライアントが必要な情報を常に集めておかねばならない。 銀行ならその相手は預金者そのものということになる。

「引退してから休めばいいんですよ、プロ野球選手は・・・」(王監督)

そう、相場が落ち着いたらゆっくり休めばよろしいでしょう、プロの金融マンは。その覚悟すらなしに給料が多少高くもらえるからといって人さまのお金を扱ってはいけないということです。

お医者さまが夜中の急患を断ると社会問題になるでしょ? お金の問題も僕は重要だと思うけどね。準備怠らず、です。 

ぐっちーはなぜお酒をやめたんですか? (8月10日をもって30ウン年ぶりに禁酒しました・・・)

という質問が多い訳ですが、 そういうことです。
敵は「100年に一度」ですから「30年に一度」では”へのツッパリ”にもなりませんけど(笑)

全然関係ないけど・・・
去年の今頃大騒ぎしているのはぐっちー含めてごくわずかだった訳ですが、今になってこれだけ騒がれるとちょっと不信感がでてきますね~。

来年の株価予想を高めにしようか、と日夜考えております。

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死神対決改め女神対決!

2008-11-03 12:05:17 | Weblog

いやー、すごかったですね~、久々に興奮しましたよ~。

強烈、としか言いようがありませんね。死神対決、どころかワンツーフィニッシュ。牝、どおしは初めてかしら? しかも、レコード同タイム、20CMの差、もう記録尽くし、記憶に残るレースですね。

競馬は30年以上やっていますが、一度掲示板に上がった1,2着が写真で入れ替わったのは僕は初めて見ました。すごいものを見てしまいましたわ。 応援していたエアも、よく走ってくれたし、すばらしい。

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ししゃもとキムチ

2008-10-28 00:10:27 | Weblog

アイスランド国有化銀行、カウプシングバンクのサムライ債は予想通りデフォルト。もともとOECDの国だから大丈夫だとか、事実上国の銀行だから大丈夫だとかいって日本に持ち込んだやつは死刑だが、国有化してから、しかもIMFに融資を仰いでおきながら日本政府に無断で債券を踏み倒す国などモア死刑だ(笑)。

このまま行くと返せないので、申し訳ないが返済を待ってくれ、金利はあとで余計に払うから、とか期限の延長を申し入れるのがサラ金の世界でも普通の日本ではこういう行為はゆるされない。

ポイしないでください・・・

冗談はさておき、麻生さんはアイスランドの首相にちゃんとクレームをつけないとまずいですよ。なぜなら、これを放置すると今後日本はちょろい、ということで平気で踏み倒すやつが後を絶たず、日本の投資家は大変なことになることくらいゴルゴ13を読んでるんだからわかるでしょう(笑)。ついでにナニワ金融道もちゃんと読んでください。ポイしないでください・・・・

さて、このアイスランド。ロシアのマネロンの舞台になっていることは先日お伝えしましたが、面白いのはこの国、ロシアのお金が集まることと比較的高金利だったので通貨も強かったことを背景に、な、なんと外国通貨建ての国内向けローンというすごい商品が横行していました。

つまりアイスランドの人が自宅を買う住宅ローンを組むのにドルとかでローンを組んじゃう訳です。自国通貨だと15%もの金利がドル建てだと6%程度。しかも通貨が強ければ返済も少なくてすむよ、というなんだかインチキにしか見えない話ですけど、実際低金利の外貨を強いクローナを担保に借りる・・・・なんてビジネスまで普通に横行していたわけです。

本当は調達金利がゼロに近いのに3%もの住宅ローン金利を取る日本の銀行はヤクザ以外の何物でもないけれど、お陰でそういう妙なローンは日本国内にはないですよね。家買うのにわざわざ高いドルで金を借りるやつはいない(もし、もう少し金利差がなくなって、本当に円が強いと考えるなら一考の余地はありますけどね)。

で、結局、逆回転が起きると、国は倒産、クローナは紙切れ・・・・紙切れで外貨建てローンなんて返せるわけもなく、日本向けのサムライも踏み倒されました、という結末になった訳です。でも責任取れだよね。

アイスランド? 遠いじゃん、おれ、関係ないもん、

なんておっしゃってるあなた!

そう、あなたです。晩御飯にキムチ食べてません??

そう、何を隠そう東アジアでこれを盛大に、大ダブルやさいからめにんにくましまし、でやっていた国があるのです。 普通に食べて、じゃなくてやってます。

ウォンより金利が安く(ゼロだもんね)、ここ暫くずーっとウォンが強かったので未来永劫ウォンは円より強いと信じて(金利の高いウォンが円より弱くなるなってありえねー、って日経なみだな・・・笑)、なんとなんと円を借りてソウルに家を建ててしまった人々がたくさん、わしわしといるのです。

返済は勿論円です。金利がウォンより安いのは今でも安いのですが、この半年、たった半年で5000万円を借りた人は1億円の借金を背負ったことになります。国そのものも同じことをやりました。ドルでもやりました、はい。で、対ドルでも半値になってます・・・・

アジア通貨危機の時はヘッジファンドに売り倒されましたが、今回はわずか半年で通貨の価値が半分、つまり借金が倍になったのですから・・・・ですよね、と私は見ています。

その場合、日本への影響は・・・・アイスランドの比較ではありませんね。ししゃもはなくてもいいですが、キムチがないと困る。心配です。

でも、これは陥りやすいミスですね。だって、日本の新聞を見てください。

日本株急落、円高で輸出企業にダメージ!!

韓国株急落、ウォン安で国情不安!!(ウォン安で輸出増じゃないの?)

おい、どっちやねん、ということですね。

前から申し上げているように、あたりまえですが通貨高で破産した国はないのです。日経もいい加減にしないとポイしちゃいますよ(ってしつこい!!)

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怪しいニューヨーク

2008-10-11 01:03:47 | Weblog

ニューヨークがあきました。が、あきまへん、などとつまらん冗談を言っている場合ではありません(笑)。

インデックスは瞬間的にテレポーテーションしているような値動き。つかまえられませんね。モルスタはついに10ドルを切り8ドル台へ。うへ~。

メリルもバンカメ、シティーもみんな南向き。

考えうることはひとつだけでしょう・・・・一時的(半永久的)国有化。そうなれば株は塩漬け、良くて10年後でしょうか、流動するのは。ともかく、今は無価値になるということですね。早く売るしかない・・・・そうならないことを願います、まじで。この予想だけは外れて欲しい。

それから、誤解のないようにいっておきますが、大和生命はエキゾチックだったので、他の生保は安全か、というとそんなことはないですから。

与謝野さん、中川さんとも、まあ、官僚の入れ知恵どおりなんでしょうが、大和はハイリスクだった、と急にコメントしています。

じゃ、聞きますが、ハイリスクを負った大和の社員の給料は日生の倍ありましたか? はたまた配当は大和の方が高かったのでしょうか? 違いますよね。

つまり大和はクレジットで勝負したけど結果的に負けたという結果論。他社は日本株と日本国債で横並びで勝負している。

つまり、万が一日本国債が急落すれば大和の二の舞になる可能性がある。大和はクレジットリスクに傾注し、その他は金利リスクに傾注しているだけ。どっちがいいか、ということはもちろんありませんね。この株価だと、早晩みんなやばくなります。そろそろ日本人も保険を見直した方がいいと思いますよ。

G7何か秘策はありますか? というご質問がありました。

ヒントを申し上げておくと、今後公的資金を大量に投入するアメリカをどう支えるという問題に尽きる訳です。日本も中国も、ドルで出てくるアメリカの国債を無尽蔵に買う訳にはいかない。

昔出た話ではあるのですが・・・ブッシュボンドを発行するのです。「小浜」ボンドでもいいけど。要するに円建てのアメリカ国債を日本向けに発行する。欧州向けにユーロ建てのアメリカ国債を発行する。それぞれ、マザーマーケットの通貨ですからその需要創出のレベルは格段に上がるのです。投資家は為替リスクがないのですから日本国債の代わりになるし、いい分散にもなります。「一家に1枚」アメリカ国債ですね(笑)。将来的な償還に伴う通貨リスクくらいはアメリカにとってもらいましょう。これは相当効果がある筈です。

って、ヒントじゃなくて答えだな、こりゃ(笑)。

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そして新たな展開

2008-09-23 02:04:51 | Weblog

そしてこういうニュースが飛び込んできました。

三菱UFJ、モルガンに20%出資 最大9000億円  

三菱UFJフィナンシャル・グループは22日、米証券大手モルガン・スタンレーの第三者割当増資に応じ、最大20%出資すると発表した。出資額は9000億円規模と、海外金融機関を対象にしたM&A(合併・買収)では過去最大となる見通し。  三菱UFJの出資比率は10―20%で今後協議し、1―2カ月後をめどに確定させる方針。約15%の出資で筆頭株主。20%出資すればモルガン・スタンレーは三菱UFJの持ち分法適用会社になる。モルガン・スタンレーに取締役を少なくともひとり派遣する。  出資に伴い、三菱UFJはモルガン・スタンレーと国内外で戦略的な協力関係を築くことで合意。具体的な内容は今後協議する。モルガンが強みを持つM&Aや資産運用、株式・債券の引き受けなど幅広い分野が対象になるとみられる。 (00:01)
(日経より)

やっと・・・ですが、久々によくやった!

このブログではさんざん申し上げてきました。

たとえば昨年の12月12日。

まあ、全貌がわかるか、引き取り手が現れるか、いずれかが待たれる訳ですよ。 その意味では朝日が報じた三菱UFJに支援の依頼が来た、というニュースは重要です。これは是非うけるべき。ちまちまやってないで、ここでこそCDOを組成して、エクイティーを引き受けるべし。ノンリコを米銀や欧州勢に出させてエクイティーを三菱が引き受ける。そしてプレミアムとして彼らのワラントをたくさん取る。(どうせキャピタルゲインは出ないんだから) 行使したら筆頭株主になれるくらいの量を受ける。すべてが終わった後は欧米の主要銀行の筆頭株主は三菱になる訳です。これは決して無駄遣いではない。日本がこのまま金融大国として逃げ切れる唯一のチケットがここにあるのです。 あのバブルの時にできなかったこと・・・・つまらんニューヨークの土地やゴルフ場をしこたま買ってつまずいた・・・を取り返す最後のチャンス・・・じゃないでしょうか? 政府もこれを後押しするべきだと思いますよ。、まじめに考えてよ、今回は!!

はたまた今年の2月12日

今回のサブプライムに端を発するCDO惨禍はまさにこの信用問題がテーマであり、信用収縮にどう対応するかが問題ですよ、とこのブログでは100回くらい書いた。でもなかなかそういう対応ができていない。 一番簡単なのは銀行は絶対つぶさないとアメリカ政府が宣言すること。そうすれば株価はともあれ、信用問題はカタがつく。フィンランド、ノルウェーはこれをやり、形を変えて日本もこれに倣った。規模が違うとか、訳のわからん経済学者はまたほざくだろうけど、現実にこれで金融危機を回避してきた、そして現状を見ればそれが唯一の方法だったということが解かるはず。 しかし、これをモラルハザードだと非難していたのが今のバーナンキさんなので、これをやるならFRB議長を辞めざるを得ない、という観測まで飛んでいる。ただ、それはちょっとかわいそうで、日本や北欧と違って銀行を倒産させてはいけないという伝統がそもそもアメリカにはない・・・・・・・
次のフェーズは間違いなくCDSです。お互いに金融機関同士でデフォルトリスクをヘッジしてある訳ですから通常これほど安全なものはない。でも今僕がデフォルトリスクをカバーしていて、プレミアムを払っている相手がシティーだったりメリルだったりしたら、トリガーをひいたときにこいつら本当に払えるのだろうか、と当然疑問も持つ訳です。
しかもここまで来たらデフォルトリスクに限らずで、例えばアメリカ国債のプットオプションを行使したときにこいつら、ほんとに払えるのかよ、となってしまう。 ここまで行ったらもう遅い訳です。今CDSでヘッジしているもの、そのものが疑わしくなってしまうだけでなく、ありとあらゆるデリバティブが行使リスクにさらされる。

ふん、俺は世銀の債券持ってるからね、絶対安全だ、といってるあなた!!金利部分のスワップをシティーが持っていたら、潰れたときには行使できずに利息入ってきませんから。 馬券を買ってJRAが潰れるというリスクを想像してください。それでも馬券買いますか??

その前に・・・期間限定でもいいから銀行はつぶさないと早く宣言してしまわないと・・・間に合わないだろうな、と思います。今でも間に合うかタイミング的には微妙なんですけどね、早くしないと、ということだけは確かです。

 

ということで。そのとおりになってしまいましたね。解決策もすでにわかっていたんですがね。半年無駄にしたおかげで・・・・という訳です。

今となってはあとのまつりなのですが、三菱の決断もそうですし、実際あそこで公的資金を使っていればまさか75兆円はいらなかったような気がします。 

三菱は昨年の12月に書いたようにモルガンスタンレーとは縁の深い会社です。この際筆頭株主になって大いに活躍してもらいたいと切に希望しております。

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大相撲方式

2008-08-20 16:34:47 | Weblog

コンビニにお茶を買いにいったらトンボが飛んでました。どうもこの都心部あたりは今年変で、毎年うるさいせみが一向に鳴かない・・・と思っているうちにトンボが飛んできちゃった、という展開。なんかおかしいですね。

さて、アーバン、改めて弁護団を見るとモリハマ(通称)の藤原総一郎氏率いる面々。これは金融機関は苦労しそうですね~(笑)。まあ、本件はちょっと書けなこともたくさんあるので民再の詳細が固まってからご報告します。

今日は文春で、すかいらーく創業家の一人、横川さんのインタビューを読みまして、ふーん、やっぱりね、と感じたので一言申し上げます。

だいたい、はげたか、とか呼ばれて外資のファンドは嫌われる訳ですが、本件は野村プリンシパルという純日本のファンドがMBOファイナンスをアレンジしています。このように外資を嫌い、わざわざ日本のファンドと手を組んだ案件がたくさんあるのですが、だからといってマイルドだと思うと大間違い、ということがこれでお分かりになった事でしょう。

せっかく日本のファンドに決めたのにいつクビにされるか、戦々恐々としている経営陣も多数おられるようです。 そりゃー、日本人だから確かに浪花節が通じる面もありますけどね、甘いです。

そうはならない原因は実は彼らの報酬体系にあるのです。日興プリンシパルがあれだけのいんちきをした原因も同じで、つまり手っ取り早く成功報酬を得てしまえば、みなさん巨額のボーナスを手にする事ができるという、ただそれだけの理由で黒字化を急ぐ。黒字化して再上場するも売り飛ばして儲けるもその後は「野となれ山となれ」状態。

日興ほど下品ではありませんでしたが、横川さんがおっしゃるように、3年再建の約束が守れなかったという責任は確かに追及されるでしょうが、既存店との入れ替えも満足に許可されなかった状況からすればそれもやむを得ず、でしょう。

そんなことは100も承知、しかし一方でただひたすらリストラすれば確かに利益はでるので、そこで再上場を目指してさっさと成功報酬を取りたい、という野村の意図が見抜けなかったのは横川さんにとっては失敗でした。

日本の企業が全くわかっていないところはこういう所で、片方でアドバイザリーフィーを思い切り値切りにきます。その分成功報酬オンリーにすれば一見お金の節約に見えますが、こうなれば成功報酬を得る、というインセンティブに向かってまっしぐら、ですから、その将来などを考える余裕はないし必要も無い。

むしろ、適度なインセンティブを常に与えるアドバイザリーフィーを手厚くしておけば、ファンド側も長く儲けられるので無理に上場を目指したり、ずたずたにコストカットして上場した後は下降一直線といったような事は起こり難いのですがね・・・。

このあたり、ファンドと組む場合はよく考えておいた方がいいと思います。同じ成功報酬体系を取っている限り、早く儲けてしまいたいという気持ちには日本人もアメリカ人も変わりはありません。 むしろ長く末永くお付き合いしたいので、成功報酬はマイルドに、その分アドバイザリーフィーを厚めに頂きますよ、というタイプのファンドが日本にはもっと現れてもいい筈。このあたり、今週のアエラに書いた大相撲方式が応用出来る筈なんですが・・・・

でも麻薬はだめですから!!

 

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2008-08-19 10:03:57 | Weblog

しかし、オリンピックの野球はひやひやですね。当たって欲しくない予想=結構苦戦します、があたってしまい、友人にはお前が変なこというからだ、とか怒られるし、でもね~、カナダあたりに1点しかとれないのは厳しいよ・・・・

 とういことで今日もひやひや、しましょう。

しかしです。あれだけモーションが大きい投手に対して盗塁を仕掛けないのはなぜ??・・・好意的に解釈すれば・・・キューバ、アメリカとの決勝戦に温存しているのかもしれません。日本は機動力を使えない、と思わせて、無警戒にさせるという作戦ですね。

悪くはないですけどね、投手って奴は突然クイックなんてできませんから、足があるぞ、と思わせることによるコントロールミスを誘う方が僕ははるかに効果的だと思うんですけどね~、クイックのへたくそだった投手出身からすると、これはほんとに厳しいですよ。やはり盗塁ががらっと風景を変えるかもしれません。一人一人は本当に能力が高いんだから、首脳陣がしっかりしなきゃね、です。

マーケットは閑散、っていうか俺が見てないだけかもしれない。でもみんな暇そうだ。

でもはっきり言って9月になったら大変だろうなー、と思います。

そうそう、先日テレビ東京で打ち合わせ中、CDOの債券なんて値段がついてないし、売れないよー、としゃべったら、「日経でもメリルが売却、って書いてありますし、その後も売れてるみたいですよ」とおっしゃる。その後もそういう話を結構伺いますが、これいんちきですから。

要するにバックファイナンスつけて売ってます。まじで。

例えば50で評価して、30で取ってもらう。でもこの30は売り手がファイナンスつける訳です。で、万が一最終的に10でしか売れなかったら差額は負担します、って、これ、日本ではやった損失補てんですわな。

バランスシートに余裕のある所に債券を押し付けているだけ。余裕がなくて全部見てないけど、ウォールストリートジャーナルにはバックファイナンス付き、という記事を発見。まあ、業界では常識なんですけどね。ちゃんと取材しましょうね。プロなんだから。

シティーも売却するらしいけど、勿論バックファイナンス付き。バーナンキ議長はあれだけ日本は不透明だ、とかけちょんけちょんに言ってた訳だから、まさか自分がそういう立場になるとは・・・・ということでしょうか。ちょっと可哀想ですね。

あと欧州勢は比較的被害が少ないという記事も最近みますけど、うそですから。だって、購入量自体はアメリカの金融機関より欧州の金融機関が多いんですからね、そんな訳ない。

多分ですが・・・・相当甘い評価を世界中がわかっていて見逃しています。

なぜか?この期に及んで欧州のビッグバンクまでやばい、となったら世界中が飛んでしまうからです。

ということで嵐の前の静けさ、と認識してください。

毎日暑いので是非塩の補給をお忘れなく。汗ででちゃってますから、水分、そして塩分。最近悪者にされてますけど、しお、大事ですよ。私は塩をかけられたようにしなびてきました。では!!

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ポケモンスタンプラリー

2008-08-05 12:02:32 | Weblog

昼間なのに電車の中を子供が走り回っておるよ。おとーさん、しっかり怒ってくださいね! ということで今年もご苦労様です。これに連れまわされているお父様が多数おられるようで、いやはや、このポケモンスタンプラリー、よくも続いてるもんですね。

「JR東日本もとんでもないおばけキャンペーンを見つけてウハウハですね♪」

と某JR関係者に伺ったところ、実はこれのおかげで各駅の駅長さんは緊張の連続なんだそうです。ホームの狭い駅によっては子供が落ちたら危ない、ということで臨時アルバイトなどをやとったり、結構な経費がかかるとのこと。万一事故でもおきればぼろくそに叩かれるのは目に見えているので、もうヒヤヒヤものなのだそうですよ。JRのぼろ儲けか、と思ってましたけどそうでもないのね・・・。

ぐっちーが小学生のころ、やっぱり駅のスタンプ集めが流行ったんですよ。このときはその駅にゆかりのある人物とか風景なんかがスタンプになっているという他愛のないものだったんだけど、色によって点数が決まってて、その点数を集めると何かもらえるという仕組みでしたね。

たしか緑のスタンプが一番高い点数で、当然それはそうとう不便なところにあるので夏休みにとんでもない所までスタンプを押しに行った記憶があります。ただ、これのおかげで確かに地名はよく覚えたような気がしますね。

ただね、最近、観察してるとおとーさんとかおかーさんだけで必死になってスタンプを押しているのを良く見るのだよ。きっと子供のためにやってるんだと思いますけど、あのね~、そんなこと自分でやらせなさいって! 

子供を塾に行かせてその代わり親がポケモンスタンプ集めてる・・・なんてことやってたら子供がぐれるよ、マジで。そこまで親がやると子供はスポイルますぜ。

戦国時代に人質をよくとりましたよね、和睦の証として。そのときに相手の男の子をとった場合、とにかく言うことを全部聞いてやれ、という教育を敢えて徹底するというのが通例だったそうです。そうすれば将来大人になって万一戦になっても、ろくな大人に育っていないから脅威にならない、という考え方なのですね。

またイギリスでも「子供をスポイルするのは簡単だ。それはNOと言わないことだ」、という言い方をします。子育て中のみなさん、NO!を連発してみっちりしごいてやってくださいね。いい大人に育ちますよ(笑)。

マーケット?? あ、やってましたっけ(笑)。

大体高校野球がはじまっちゃうと閑散なんですね、毎年。今年はオリンピックまでくっついているから、もー大変。でも、こういう時こそ要注意なんでね、アンテナだけは立てておいて下さいよ。

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日経の責任は大きい

2008-07-31 10:33:14 | Weblog

今日は久々に本石町さんに乗ってみましょう。たまには飲みにいきましょうね!

ということで日銀から7月4日に出されたグローバル金融システム委員会報告書の抄訳が出されました。 その一部である 「市場の混乱に対する中央銀行のオペレーション」。まあ、我々にとっては必読であります。

http://www.boj.or.jp/type/release/adhoc/bis0807a.htm

原文は49ページに渡る膨大なものなのですが、今回の騒動、所謂流動性危機におけるにおける中央銀行の一連のアクションを検証する、あるいは振り返るという建て付けになっております。 その中で、案の定というか、

Misinformation and misinterpretation of central bank actions are more likely and costly in times of stress. During such periods, central banks should enhance their communication with market participants and the media.

となっていて、日銀訳では

金融市場のストレスが高まった状況の下では、中央銀行の行動に対する誤解は重大な結果をもたらす可能性。これを踏まえ、中央銀行にとっては一段と丁寧な市場・プレスとの対話が必要

とかなり謙虚な訳(笑)ですが、更に原文を手繰っていくと本石町さんが抜粋されたように

there was a perhaps overly heavy focus by the media on the size of reserve injections, without sufficient attention to other offsetting operations or to the details of central banks’ monetary policy implementation frameworks. These instances of misunderstanding suggest that there is a need to explain central bank actions to the public better.

と実はかなりきつ~く、明確に書かれていますね。

特に流動性の供給に関しては一方的にサイズのみを強調しその他の補完的かつ包括戦略的見地を無視したメディアがあった、とあります。(つまり政策を全く理解しないで供給がでかい、とかいくら、とかサイズだけをかいているあほな報道機関があった、ということ)

このことは、一連の流動性危機に関する報道に限ったことではありません。日々の日銀のオペレーションなどについて、さらにもっというと株式市場、債券市場に対する報道の中にあまりに目を覆うべき記事が多く、かつそれが市場そのものに重大な影響を及ぼしている、という指摘にもつながりますから重要です。特にああいうストレスがかかったときは大変だ、とBISが言っているのですから大変なんでありますよ(笑)。

勿論、日経だけが名指しにされているわけではありませんが、重要なことは、日経において、そういう間違った報道がなされたときに、「あいつはばかだねー」、と我々プロはわかるわけです。

しかし、一般の投資家のみなさんやしろーとの銀行の役員の方なんかだと、日経が正しい、と信じて疑わない訳ですよね。日経が間違っていて東スポやましてやぐっちーが正しいなんてことは有り得ない、というのが世の中の認識なのです。その意味では東スポであれ何であれ、これが正しい、と判断がつくのがベストですけど、専門的な経済記事となるとそうもいかない。 思わず日経の間違った報道に基づいてオーバーリアクションを取ったりする。

最近では本石町さんはじめ、良心的なブロガーが「あれはうそです」、とか「日経はばかです」、とか書くので10年前よりは、はるかにましだと思いますが、こういうある種の報道サイドの「間違い」「誤解」を常に市場との対話能力が無い、などと言って日銀などの当局の責任にするのはとんでもない間違いで、日本ナンバーワンの日本経済新聞の記者諸君がしっかり誤解の無いよう理解をして報道する方が先決でしょうし、他の一般紙の皆様も「日経は間違ってるよ」、とはっきり指摘する方がいい。

 悪気はないのかもしれないけれど、日経にはそのレゾンデートル故の、BISが心配する程の「重大な結果」をもたらすパワーが相当大きいと言う自覚だけは持っていただきたいと思うわけであります。

その意味でBISが言うように、流動性供給総量を足し算して「みだし」にするというような下品な報道はそろそろやめましょうよ、ということになる訳ですね。

今回の一連のサブプライム問題の報道についても、実はこの問題を語る上で絶対に避けて通れない専門家が少なくとも3人おります。もちろんアメリカ人ですが、結局日本から彼らの所に情報収集に来るのは我々のような業界人ばかりで、メディアの方は誰もこないらしく、「日本のメディアではサブプライムは問題になっていないの」、などといつもからかわれております。

つまり日本のメディアで報道されている内容は彼らに直接取材したアメリカの新聞やテレビの二番煎じであり、一時情報ではない、という点が実にさみしいですね。

「日経は来なかったけど人民日報は来たよ・・・」、

と言われたときには悪い冗談にしか聞こえませんでした、マジで。

更に余談ですが、益々複雑になっている昨今の金融システムですから、入社3年目程度の担当者や、3年ごとに人事異動で回ってくる記者さんを騙すなんてことはご同業の皆様にとって、赤子の手を捻るより簡単ですからね(笑)。

まあね、正しいニュースソースを確保する、と簡単にいいますが、これは2-3年の担当期間では無理ですね。そのあたりをどうお考えなのか・・・・まあ、まじめに書いてないんだからいいの、なんて開き直られたりしてね(笑)。

ということで本石町さん

http://hongokucho.exblog.jp/

 

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