道東の狼!驀進 新鮮組

動乱の幕末を想わせる薄野。新鮮組は動乱の薄野を驀進します!

3回の田中と5・6回のまぁ君

2013-11-03 07:43:47 | プロ野球談話
ということで
まぁ君負けてしまいました

今日の失点にシーのポイントは

今までにあまり見られなかった
ノーアウト2塁・ワンアウト3塁の状態がつくられたこと

そして、それをつくったのは
ジャイアンツの長打率ではないかと・・・

ツーアウト3塁とワンアウト3塁の違い
それはバッターを討ち取れば終わる、終わらないの差
それが投手へのプレッシャーにつながる
ということ

「点を与えてはいけない」

という意識がどうしなければいけないか?
をしばっていく
内野ゴロで打球が死んでいてはダメ
討ち取ってもフライはダメ

バッターからすると当てさえすれば
と言う意識がつくられる

結果4点目はロペスのサードゴロ

タイムリーヒットなしに得点がある
これが勝つ野球

だから実はスコアリーグポジションになってからが問題ではなく
どのようなスコアリーグポジションを作るのかが問題だった
相手のミスであろうがなんであろうが、ワンアウトORノーアウト2塁・ワンアウト以内3塁
これをつくることが大切

江川さんも言っていました
「実はランナーをおいてからのほうがボールが厳しい」

だから確実にワンチャンスでという状態が必要になってくる
そうなると先頭打者が重要であって
先頭打者、次の打者とその状態をつくるための仕事が必要になってきます

例えば・・・
先頭倒れての次打者はどうするか?

足がはやい打者なら盗塁やミスでの進塁を頭に入れどうするか?
走塁に欠陥があるのなら長打を
走塁も長打もないのなら、代走を出してもらうことを含めて

ツーアウトなら狙う葉まぐれ当たりのホームラン!
まぁそれはいいすぎですが・・・

これが基本
だからノーアウト一塁の送りバントは、そのランナーとバッターの相性により
正しいか間違いなのか?がきまるわけで
だってワンアウト2塁ランナー香川だと2チャンス必要ですよね?
それはチャンスでもなんでもなく、まだまだ過程にすぎないのですから

これが打てないことを前提にした戦い方

これと内容は同様なのですが
まったくやっていることが逆だったのが
3年前の落合中日

打てないことを基本にしていることから
とにかくランナーが出ればセカンドに送って
偶然のヒット・エラーその他を待つ
1試合に5回あれば一度くらいはヒットになるんじゃないか?
その中に、ソロホームランでも重なれば複数得点になってくる

どちらも打てないことを基本にしているのに
とれる点を確実に狙っていく戦い方

そのようなことを含めて、投手の調子と関係なく勝敗が決まる事が出てくるんです

例えば・・・
打率4割でホームラン0の鈍足選手と
打率1割のホームラン50本のホームラン王
どちらが良い選手ですか?

それはその選手のチームによって決まります

打率4割でもホームに返してくれる人がいなければ何にもならないし
鈍足だからワンヒットは帰ってこれなくて得点につながらない

二試合に1本くらいしかヒット打たないけど、それがホームランだから得点にはなる

でも、4割バッターの前に良い打者がいて
得点チャンスの場面が多くなるなら絶対に4割打者のほうが得点を稼げる

野球って難しいですね