きたネット★環境情報Blog

北海道の環境を守り育てる活動を支援する、「北海道市民環境ネットワーク」事務局から、北海道の環境活動情報を発信しています。

NHK「おはようもぎたてラジオ便」3月放送予定

2006-02-28 | 会員の方からのおたより
NHK「おはようもぎたてラジオ便」3月放送予定

NHK札幌放送「おはようもぎたてラジオ便」という番組の中の毎週水曜日・午前7時49分頃から、55分頃までの時間帯に「北海道森林物語」というコーナーがあります。これは、きたネット正会員の北海道林業技師会が企画に携わり、 また窓口になって製作している番組です。森林と人の結びつきなどに関する情報を市民のみなさんにお伝えすることを目的として、北海道の森林にかかわる保全活動や研究、ボランティアをされている方のお話をもとに構成されています。

以下、3月の放送予定を紹介いたします。

3月22日には、きたネットの昨年の全道交流会の「市民活動助成セミナー」「ライブトーク」にご出演いただいた、前田一歩園財団の山本光一さんが出演されます。

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3/1(水)● 木材を使って地球温暖化防止を
石橋 聡(いしばし さとし)さん 
森林総合研究所北海道支所 チーム長(天然林択伐担当)
森林から供給される木材の循環的利用の仕組みである持続的林業について説明し、これらの木材を利用することにより地球温暖化を防止できることの理解を深めてもら

3/8(水)●障がいをお持ちの方々の森林とのふれあい
佐藤 孝弘さん 
林業試験場森林環境部保健機能科 
近年,障がいを持つ人たちのくらしを支援する取り組みが本格化しつつある。一方,森林については,障害を持つ人たちの利用支援に関する調査が進んでおらず,こうした人たちが森林とふれあう機会を持ってもらうための方法が確立されていない。林業試験場では,障がいを持つ人たちを森林に迎え入れるための研究を行っているのでその取り組みを紹介する。

3/15(水)●森林づくりと木材利用の取組を世界へ発信
中島 正博(なかじま まさひろ)さん 
とかちペレット協同組合理事長
とかちペレット協同組合が取り組む二酸化炭素吸収源としての森林づくりや木材の利用方法についての考え方をお話しする。 また、今年1月、中国吉林省長春市において開催された「第12回世界冬の都市市長会議(会長:上田文雄札幌市長)」の関連行事「冬の都市フォーラム」の講演で、足寄町の林業廃棄材の活用方法に関する取組状況を広く世界に発信した。

3/22(水)●前田一歩園財団のエゾシカ樹皮食害被害対策の推移について
山本 光一(やまもと こういち) さん
財団法人 前田一歩園財団 企画係長
前田一歩園は道東・阿寒湖畔の原生林が中心のエリア。前田家2代目当主の遺言のもと、永久保存を目的に同財団が設立され、後に園全域が国立公園特別地域、鳥獣保護区などに指定されています。最近、エゾ鹿による樹木食害が深刻で頭を悩ませており、その対策など山の管理についてお話します。

3/29(水)●寿都湾の海の恵みを育んできたブナについて
片岡 春雄(かたおか はるお) さん  寿都町長
寿都町の各地でブナの林を見ることができます。寿都町は漁業が基幹産業であり、獲る漁業から育てる漁業へとシフトする中で、ミズナラやブナ林は寿都町の漁業を見えないところか下支えしてくれている大切なものであることとから「海づくりは山づくり」を基本理念に山を守っていきたいと思います。


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