北村タカトシ(旧ブログ)

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静岡県熱海市「A-biz(熱海市チャレンジ応援センター)」

2015年01月23日 | 視察報告書等
・視察内容
先進地視察として熱海市に赴き、熱海市観光建設部観光経済課産業振興室 小山みどり室長 に説明を頂いた。
熱海市は人口38,000人、一般会計200億、財政力0.91、面積61平方キロメートル、伊豆半島北東部に位置する伊豆箱根温泉群の中心的都市である。都心から新幹線で40分というアクセスの良さを生かした国際観光温泉文化都市を標榜している。観光資源でもある熱海梅園は明治政府初代衛生局長、長與專齋の提案により設置されたという縁のある都市である。昭和60年代は人口5万人だったのだが、人口減少が徐々に進んでおり高齢化率は42.1%と県内第一位。生活保護率も1.69%と県内2位、修正率は1.22で県内23位と最下位である。
古くからの温泉地としてのイメージが定着しているが、観光客数もピーク時530万人(昭和50年代)から269万人(平成24年度)と苦戦しているようだ。ただ、平成23年度は247万人と底を打ち、回復傾向にあるということだった。駅前の商店街な平日昼間にも関わらず観光客の賑わいがあり、市の施設もリニューアルが進んでいるということで更なる増加につなげたいとの事だった。
A-biz設立の経緯は平成23年、経済産業省から副市長を招聘したところから始まる。就任当時は36歳と全国最年少の副市長であった。熱海市の経済産業振興政策に「営業する市役所」を掲げ、・民間投資の呼び込み・企業とのパートナーシップ協定・A-biz設置という3つの施策を展開された。副市長はF-biz小出氏との知遇を既に得ていたという。
A-bizは特に専用の部屋等を設けず、市の部局の一部に設置されている。人員は商工会議所職員が1名、市の担当職員が3名というおおよそ重厚とは言い難い布陣である。主たる費用はF-bizに顧問料を年間85万円、商工会議所へ職員の派遣を受けている為、年間50万を支出し年間135万円。F-bizへは設立時に商工会議所職員を1か月間研修に派遣、加えて月一回の相談の指導・助言を受けているという。
当初は研修に市の職員を派遣する予定であったが、F-bizが他の自治体から数千万円(富士市においては7000万円)という相応な委託料を受けている関係上、自治体職員への研修は公平性が保てないとのことで商工会議所の職員を派遣する事になったという。
相談件数は2年間で39事業者、124件、広告換算値400万円と決して多いとは言えない数字であるが、小出氏は「もっとも成果の出た事業の一つ。熱海に変革をもたらした」と絶賛。コストをかけずに知恵を出す、という小出スタイルで商品開発を行い売上アップにつなげている。熱海市は温泉保養地という事もあり別荘が多く、著名人が居を構えている。中でもソムリエとして有名な田崎真也氏がボランティアで認定審査員を務める、地域特ブランド「A-PLUS」の売り上げも好調だという。
公平性を重視する行政が個々の店の売り上げアップに係わるのは異例と思われがちだが、副市長は「市職員の本当の仕事は法令に基づく事務作業だけではない、熱海の強みを知り、熱海を売り出すことだと意識してほしい」と話している。
また、コンサルティングを通じて、事業者のマインドに前向きな変化が見られるとのことだった。
産業支援センター設置について既設の商工会議所との棲み分けが取りざたされるのは宿命である。小山室長によると商工会議所は会員制であり主に融資・記帳・補助金の相談といった明確な目的があっての利用が中心であるのに対し「最近売り上げが上がらなくて・・・」という身の上相談的なところから始めるので、事業者として敷居の低さがあるのではないかと感じているという事であった。

・所見(事業採択の可否も含む)
これまで数々の産業支援センターを視察してきたが、熱海市は予算を抑えつつ設置するというケースである。ハコモノの有無に関係なく設置ができる事は大いに参考になる。
ただし、ハコモノが有ろうが無かろうが、産業支援センターの成否にかかる最大の課題は「人材」である。情熱とビジネスセンス、中小零細事業者と寄り添う優しさと粘り強さを持った支援員を配置できれば、支援センターの将来は明るいものとなるだろう。熱海市では小山室長がその役割を担っていると確信した。失礼ながら時間を忘れて(120分!)熱海市や相談事例を熱心に説明されるその態度からは熱海市への郷土愛、仕事への愛を感じた次第である。
帰りしなA-bizで開発されたという商品を買い求める為に紹介された店に立ち寄った。その折、小山室長から御礼の電話があった。地域の事業者との良好な関係が伺える。帰ってPCをあけると御礼のメールが入っていたことに再び驚かされた。聞けばメディアには24時間対応するという携帯電話を持った職員もいるという。熱海市職員の「営業力」に大きく感動した有意義な視察であった。


東京都豊島区「としまビジネスサポートセンター・すがも事業創造センター(S-biz)」は他の議員が担当します。

じむちょー通信1月号

2015年01月14日 | 仕事関係
「一年の計は元旦にあり」平成27年がスタートしました。皆さんは今年の目標を立てましたか?
お正月に目標なんて最近立てた事ないなあ~という方もいらっしゃるかもしれません。昔は学校で書初めなんてことをやっていたかもしれませんが、社会人となると毎日何かと忙しく、目まぐるしい日々を過ごすだけで精いっぱい・・・なんて方もいるでしょうが、でもしっかりした目標があると日々の生活も変わってくるものです。資格を取る、スポーツを始める、ダイエットする…etc.仕事の目標やプライベートな目標、なんでも良いとは思います。とにかく目標を設定すれば、達成するために何を、いつ、どれぐらいすればよいか?という計画を立てることが必要になってくるでしょう。300ページの参考書を1日1ページ読む、というように目標を細分化すれば、日々の生活にいつもと違うちょっとした行動のリズムがでてきます。行動を続ければそれが習慣になり、習慣は自分の性格を変え、性格は運命を変えることになります。マザーテレサの言葉の引用になりますが、目標に向かって努力する人生は素晴らしいものになると確信しています。だからこそ、明確なゴールがある、達成したかどうかが分かる具体的な目標を立てて頂きたいと思います。週末のグループ合同新年会で目標発表会をやりますのでその時にでも聞かせて頂きますね。宜しくお願いします。
さて、目標を立てたは良いが、達成する努力がなかなか続かない。最後には立てた事さえ忘れてしまった・・・なんていうことは有りがちな話ですね。俗に三日坊主という話です。その予防法はいろいろありそうです。先ずは忘れないようにするため私は毎日目にする手帳やデスクに付箋紙を貼って書き込んだりします。達成するとご褒美がある、というのも有効でしょうね。目標達成記念としてなにか欲しい物を買う事にしても良いでしょう。
それでも続かないときは思い切って止めてみる、というのもアリだと思います。ただしそれは期間限定のお休みにしておきましょう。しばらく休憩してみれば達成に向けて別の道筋が見えてくるかも知れません。楽器等がなかなか上達しないときは「ふて寝」が効果的だという脳神経の研究があるようです。面白いですね。
さて私の目標は・・・もちろん4月市議選の勝利です。
選挙が近づくと皆さんにもいろいろとお願いすることが多いかと思います。どうぞ宜しくお願いします。
今年も皆で足並み揃え、良い年になるよう頑張りましょう!

12月の本ネタ

2015年01月05日 | 本や音楽、講演などなど
秋から年末にかけて選挙続きだったせいか読書のペースが落ちました。反省。



いまさら感全開ですが、古代から近現代史まで網羅してあります。
大村氏のルーツは平家か鹿島かどっちなんでしょうね~。



遠藤先生のお別れの会に頂いた本、遺稿となります。

阿部首相も「惜しい人を失くした」と弔意を示された私のヒーロー。
時間を忘れさせる先生の講義、叶うならばもう一度聞きたい。




出島塾のテキスト。

JC関係者の皆さんには食傷気味の内容かも。
憲法改正論の概要を知りたい方の入門編として。



櫻井塾頭の新刊。

その議論のほとんどが既出のものですが、初めて読むものばかりで勉強になりました。
阿部首相やお母様との対談が面白かったです。



積読の山脈は高さを増すばかりです。
読まなくちゃ!