北村タカトシ(旧ブログ)

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今年を振り返って

2014年12月31日 | DAYS
毎年大晦日の恒例記事です。

・政治活動関係

なんといってもドナー支援制度導入が決定したこと。

6回目の一般質問でようやく実現した。
本当に嬉しかった。

「自分以外の誰かのために」

あなたの骨髄で助かる命があります。
そんな素晴らしい命のリレーの支援になれば幸いです。


今年は大きな選挙に深く関わった。
特に市長選挙、その戦いのスケールの大きさに改めて驚く。
そして権力に対峙する自我のバランスを考えさせられる。

私も過去、同じ戦いに挑んだ身。そこに後悔はない。
しかし9万市民の付託を得る為の戦いとはこれだけ多くの人心が関わるのかと改めて認識させられた。

今の私はその戦いに挑むに相応しいのだろうか。

市長は市政の最大権力者である。
その権限は多くの市民に影響を与える。街の未来にも。
生殺与奪の力があると言っても過言ではない権力だ。

「俺が俺が」で掴み取るべきものでは無いのかもしれない。
しかし「俺しかいない」という信念が無ければその力は手に入れることはできないだろう。
再び挑む日まで自身を更に鍛え上げなければ、そう感じた選挙でした。


市政報告書第3号を発行することができた。
第4号は来春の選挙が終わってからになると思います。

私に与えられた任期は残すところ4か月。
3月の予算議会が任期中最後の仕事になると思います。気を引き締めて臨みたい。

来春に再び信託を賜る為の戦いに挑みます。
皆さんのご支援を頂きますようにお願い申し上げます。


・弊社事業

介護関係は施設設備をリニューアルした。特に新しい浴室は好評のようだ。
もう少しいじりたいところがあるので新年早々に着手したい。

医療部門はペースダウンも見られる。3年目に入り落ち着いてきた、というところだろうか。
来年は情報発信に力を入れたい。


・その他

大学院に合格。嬉しかった。4月から夜間通学、新しい学びの道へ。
ただ卒業できるのか不安が先行してます。
議員、社業、学業をバランスさせるために準備をしなくては。


昨年の結びは

更なる学びを積まなければならない。
一つ一つの言動を丁寧にしたい。

としていた。「丁寧な言動」だったのかどうかの評価は皆さんにお任せするしかない。
評価は他人がするものだ。

ただ最近「丸くなったね、昔は”俺が俺が”という感じがあった」と言われた事があります。
少しは丁寧になってきたのだろうか。


新しい年は勝負の年。

「必ず勝つ」その一心で挑みたいと思います。


良いお年を!


第3号ができました

2014年12月25日 | 大村市議会議員の日々
活動報告書第3号ができました。

お読みになりたい方がいらっしゃいましたらお送りします。 
今回のメインは中小企業振興基本条例賛成討論あたり。

メールであればkitamura@takatosi.net(@は大文字です) 
フェイスブックやラインでメッセージ
お電話 0957-52-7731(弊社職員に伝言願います)を頂ければと思います。


「送ってもらうのは費用がかかるでしょう。申し訳なくって・・・」と言われることもありますがどうぞご遠慮なく。

その為に皆様の税金から議員報酬を頂いています。


真剣勝負な1年の政治活動をまとめた報告書です。
いわば私の分身のようなもの。

お会いして手渡しさせて頂きたい、これが本意なのですが、なかなか時間が取れないのが正直なところです。

ではインターネットからダウンロードで・・・というのも手軽ですよね。

私も以前はその手法を使っていましたが、実際に手に取って読んでいただきたい、という気持ちが強くなって止めました。


第4号は任期を満了した後の発行になるかと思います。お楽しみに。

請願第5号反対討論

2014年12月17日 | タカトシ動画
産業廃棄物処理施設移転に反対する請願第5号について反対しました。結果は賛成多数にて採択されました。

地域住民の皆さんのお気持ちはもっともだと思いますし、自分がその立場だったら同じ行動をとるかもしれません。そして市民の声を伝えるのは議員の大切な仕事です。


ただ同時に議員は政治という仕事に向きあっているはずです。


政治の仕事には「利害の調整」があります。

産廃施設は誰でも嫌うが、なければ困る施設です。建設業の方は良くお分かりだと思いますし、そもそもゴミを出さない人なんて存在しない。

そしてこの移転は過去に議会が認め、建設が進んでいる市の事業「総合運動公園」の為に移転しなくてはならない。
全会一致で移転反対の請願を採択するならば自己矛盾の誹りを甘受しなくてはならない。

そして、もし別の地域が対象となれば、議会は市内のどの地域に移転するにも反対を続けなくては筋が通らない。
そうすれば、運動公園の建設反対さえも考えなければならない。途中で建設中止にすれば市に莫大なペナルティが課せられ、今後、国からの事業採択は難しくなる可能性もある。


そんな問題の「落としどころ」を探るのも政治の仕事だと信じています。
なので私は両論が必要だと考え反対しました。

住民の皆さんの気持ちは分かります。私だってそうするかもしれない。
しかし私は政治という仕事に向き合っています。


政治は苦しい決断の連続だと改めて感じた議案でした。



議員報酬が上がります。

2014年12月12日 | 大村市議会議員の日々
委員会審議が終了。全議案(請願数件除く)が原案通り可決されました。
16日の本会議にて可決の見通しです。

最近「政治家や公務員の報酬が上がった」という情報が散見されます。

ここ大村市でも人事院勧告に伴い、市長をはじめ行政職員給与が平均0.3%改善(若年層に重点)される議案が提出されています。議員報酬もそれに倣うことが議運にて全会一致となりました。

人事院勧告は社員50名以上の民間企業の給与調査を基にしています。
中部地方等の業績はかなり好調のようですが、景気の回復はまだら模様。大村市では50名以上の企業は少数でしょう。民間準拠と言われても実感できないのが現実だと思います。

稼ぎ頭が生んだ成果を地方にどう広げていくかは政治の仕事であろうと思いますが、事業そのものを政治が助けてくれるわけではありません。事業者は日々移り変わる厳しい環境を自力で生き抜かねばならない。大村市もまだまだ厳しい環境にあると思います。

そんな中の報酬増ですから心中は複雑。私は「痛みを分かち合おう」という主張をしていた訳ですから、翻ったという批判は甘受しなければなりません。

しかし7年ぶりのこの流れ。経済の好循環をより強い流れにし、地方に波及させなければならない。調達コストが上がれば物価の上昇が先で賃金はあとからついてくる。もう少し時間がかかります。

経済は感情で動きます。景気回復にはデフレマインドの脱却が命題。

「どうにもならない」から「どうにかなるかも」へ

そんな発端になればと思っています。

じむちょー通信12月号

2014年12月10日 | 仕事関係
「継続は力なり」とっても嬉しい事が最近ありました。私は2年前の夏、骨髄移植のドナーとなり骨髄を提供しました。骨髄バンクの支援活動を始めたのは2005年。私が大村青年会議所(JC)という団体の理事長を務めた時にさかのぼります。JCは献血推進運動を行っていますので、献血のついでに何となく骨髄バンクに登録したことが切っ掛けです。支援運動を通じて血液難病患者(白血病など)さんの苦しみ、骨髄移植によって救われた方、救った方の体験などをお聞きしたり、仲間たちと開催しているバイクイベントで骨髄バンクの登録を呼び掛けたりしていましたが、2年前の夏、登録してから7年たってドナーとなったのです。私の骨髄を待つ患者さんと手紙の交換をしたり、コーディネーターや医療者の皆さんと交流をさせて頂いた、本当に素晴らしい経験でした。自分がドナーになると「なんとなく」では済まないもの。移植に関する様々な情報に触れることになります。その中で骨髄提供を辞退する理由として「仕事が休めない」が大半を占めている事を知りました。手術には1週間の入院が必要です。ドナーになると入院したり検査通院するのですが、ドナーは「究極のボランティア」とも言われ何の支援もありません。ドナー休暇制度を持っているのは大企業や公的機関だけ。そんな時、全国で二つの自治体にドナー支援制度がある事を知ったのです。それは入院中の休業補償として1日1万円程度を支給するという制度、移植への後押しをする制度です「これを大村でもやるべきだ」と思った私は2年以上にわたり市議会で制度要望の発言を繰り返してきました。帰ってくる答弁は「非常に困難」「本来は国がやるべき」という連れないものばかり。それでもめげずに新しい情報や色んな話を取り混ぜながら、手を変え品を変え発言を繰り返してきました。一時はやはり無理か・・・と諦めかけたことも。しかし、この12月議会でとうとう市はドナー支援制度を制定することにしたのです。これまでの積み重ねが報われた、胸がいっぱいになった瞬間でした。「継続は力なり」仕事や人間関係、その他諸々なんにでも共通するのではないでしょうか。途中で投げ出したくなることもあるでしょう。しかし、諦めたらそこで試合終了です。走り続けると息が切れることもあるでしょう。時にはスローペースで粘り強く、たまには立ち止まっても良いのでは。でも諦めず続ける事。それが良い結果に結びつくのだと実感した師走でした。もうすぐ新しい年がやってきます。人生様々悲喜こもごも。色んな事があったと思いますが、来年も良い年にしましょうね!

平成26年12月議会一般質問

2014年12月04日 | 大村市議会議員の日々


質問通告
・大村湾を活かしたまちづくりについて。
・新たな財源確保策について
・空き家対策について
・フッ化物洗口の促進について
・スポーツおよび芸術文化激励制度について
・障がい者雇用の推進について
・介護ボランティアポイント制度について
・骨髄移植ドナー支援制度の導入について

2年越し6回目の質問が結実するのは53分あたりから。


「自分以外の誰かのために」


そんなメッセージをここ大村から伝えたい。


三重県伊賀市「議長・副議長立候補制度」

2014年12月01日 | 視察報告書等

伊賀市は平成16年、一市三町二村が合併して誕生した。北は滋賀県、西は京都府、奈良県と接する県の北西部に位置する市である。人口規模は大村市と同程度だが、面積は558㎢と約4倍、南東部を布引山系に囲まれた盆地で、機械系業種を中心とする内陸工業都市でもある。伊賀市は議会改革に平成18年から取り組んでおり、議会運営委員会の視察は二回目。6年ぶりの訪問となったとのこと。当時の視察内容を参考に大村市でも議会基本条例が制定されている。
今回の視察では来年4月地方統一選挙以降の議会運営を視野に入れ、大村市議会がより市民に開かれた議会となるための手法の一つである議長・副議長選挙制度の導入について学ぶため伊賀市議会を訪れた。

伊賀市議会では役員(議長・副議長・監査委員)の任期は1年と定め、毎年選挙をやっているとのこと。立候補については3名以上の推薦人が必要である。この部分に関しては意見が分かれるところであろう。1年という任期では所信で述べるような公約も実現する為の期間としては短いと感じるし、事務局も毎年議長が入れ替わると事務負担が大きい、市民にも定着しづらい、ということであった。ただ、三重県内の自治体では1年任期が一般的だとのことであった。
推薦人を3名以上とすることについては機会の平等という観点から考えれば適切で無いかもしれない。しかし議決機関の長であり、市民に向けて議会を代表する事も多い議員を選出する手続きとしては許容できる範囲であると考える。

立候補の手続きは届け出と共に所信を事務局に提出。所信は各議員に送付され、後日公開の所信表明会で表明される。所信表明は5分以内、それに対する質疑は10分以内。議長選挙は法の規定が無いため、本会議の休憩中に行われる。公開が前提とされる本会議であるため理事者の出席及び市民の傍聴も可、となっている。立候補者以外には投票しない、という申し合わせになっているが、それが守られない事もあったという。無効にする規定が無いため有効票として取り扱ったことがあるそうだ。

所信における質疑については意見の分かれるところであろう。所信は選挙という洗礼を受け、有権者の付託を得た議員各々の信ずるところである。所信表明では議長及び議会の在り方を論じるのであるから、質疑を行うのはなじまないように感じる。伊賀市でも活発な質疑は行われていない、ということであった。ただ、質疑という議論を通して、所信の不明瞭な点があればそれをより明確にできることや、議員としての力量を見極めることができるという意義もある。個人的には有っても良いと感じている。
また、議長選挙を見たいがために傍聴する市民は見当たらないということであった。

議長選挙は合併当時から開催しており、議長選出における会派間の水面下の駆け引きを排し、市民に分かりやすい議長選挙とする、という目的があったが、限られた議員数の中での選挙の為、議員会の事前の調整があるのは否めない、という事であった。
議長は議会全体を代表し、市長と対峙する議決機関の長という役割を担う。所属政党や会派という連携を持って議会を構成する議員同士が選出するという前提が有るため、誰でも良い、という訳には行かないだろう。立候補における所信(=公約)だけを判断材料とすることは難しいだろうし、議会を代表するにふさわしい良識や行動、経験を有する候補は誰なのか、という事を考えなければならない事を鑑みると議員間の調整が行われるのは必然であるし、伊賀市や翌日訪れた知多市でも事前の調整は行われている、との事であった。

議長の再選は妨げないということになっており、連続再選された議長はいないとのこと。ただ、期間をあけて2回議長に就任した議員が1名のみいた。副議長を経験した後、議長へとなる議員も見られるとの事であった。立候補者数は議長選挙で最多4名、副議長最多3名、例年2~3名で選挙をやっており、今年はどちらも1名のみで、指名推薦になったとのことであった。

その他の質疑では、大村市でも先日開催された議会報告会について、住民側からは議員との距離が近くなった、多くの議員の意見を聞けて有意義だ、と好評を博しているという。開催回数はほぼ2倍で、議会からも住民にテーマを提示することがあるそうだ。あくまで私見だが、大村市の市民と議会の集いについては、開催の是非を含めて疑問を抱いているところである。この違いは地域性なのか、それとも議会側に原因があるのかと考えさせられた。
伊賀市は合併当初、当初在任特例で定数78名であったが、初改選時に34名となった。
その後も34名から28名、28名から24名へと定数を削減している。更に減らしたほうが良い、という声もあったが、周辺部の声が届かない、増やして欲しいという意見もあるとのこと。今後は議会活性化推進会議を立ち上げ議論するということであった。
また、新市長になり、反問権を市長自らが乱発しているそうだ。既に決議されていた市庁舎の建て替え案を変更するとして、住民投票にかけるなど(過半数に届かず不成立)混乱が垣間見えた。

以下の表は今回視察に訪れた両議会へ事前にアンケートとして送付していた回答の一覧。

①三重県伊賀市 ②愛知県知多市

・導入の経緯
①会派間の水面下の駆け引きを排し、市民に分かりやすい選挙とするため。H16,11~
②議会としての情報発信、選出過程の透明をめざして。H25,3~

・所信表明を行う会議(実施時期・場所)
所信表明会(知多市:所信表明演説会)(本会議休憩中・議場)

・申出先・申出方法
議会事務局へ文書にて

・推薦者の有無
①有り(3名以上) ②無し

・会議の進行者
改選直後は年長議員(立候補者除く)改選直後以外の場合は前議長

・任期
①1年 ②2年

・所信の発言順序
①抽選(くじ) ②届け出順

・発言時間
①5分 ②10分

・質疑
①答弁含め10分以内 ②無し

・推薦演説
無し

・正副議長候補の所信表明
分離開催

・所信表明を行わなかった議員への投票
有効

・一般傍聴


・執行部の出席
有り

・記録の作成
①有り ②無し(録画は有り)

・記録の公開
有り

・公開方法
①インターネット・ケーブルTV ②インターネット

※回答が分かれていない欄は共通。

所  見(事業採択の可否も含む)

議長の選出過程についての市民のイメージはどうであろうか。議会のパワーバランス、当選回数、議員同士の調整、順番で回ってくる・・・あまりポジティブなイメージとは言えないのではないだろうか。議長の役割も時代の変遷とともに変わるものであろう。名誉職であった時代から議会活性化を目指すリーダーという側面が生まれているのではないだろうか。時代の要請に答えつつ、議会の存在感をより大きくし、情報発信を強化する事は議会の永遠の課題である。
議長の選出過程の透明化もその一つであろう。議会活性化を促進する一助として、議長・副議長選挙制度を次回改選時から導入し、より市民に開かれた議会を目指すべきと考える。

文責:北村貴寿

伊賀市は忍者を観光資源として大プッシュ。
写真は市内を走る松本零士デザインの忍者列車です。車内やホームにも忍者デザインで溢れていました。
愛知県知多市については他の議員が担当します。