北村タカトシ(旧ブログ)

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6月の本ネタ

2014年06月30日 | 本や音楽、講演などなど


劣化国家
ニーアル・ファーガソン

帯には
「素晴らしくもヤバすぎる」
「当代最高の識者を招聘」
「いま最も優れた知性」
なんていう文字が踊り、装丁もかなり凝ってます。
が、小難しいことが小難しく書いてあるような。

これは翻訳がイマイチなのか。それとも私のレベルが低いのか。
比喩、暗喩の連発、皮肉たっぷりの文章でおなか一杯です。

某紙で推薦されていたので求めましたが期待はずれ。

しかし1,600円が勿体ないので通読。
ソーシャルキャピタルの減退とデレバレッジによる債務縮小あたりは良かったけど。
オバマ批判で締めくくるってどうなんだろう。


で、今月はこれ一冊のみ

月4冊、という目標を早くも破ってしまいました。
師匠申し訳ありません。


以下言い訳。

・この本が面白くなくて(失礼)読書が進まなかった。
・6月議会中だった。
・経済論文を書いていた。
・ぎっくり腰になった。


7月は取り戻すぞ!

東京都稲城市「骨髄ドナー支援制度」

2014年06月21日 | 視察報告書等
会派視察において東京都稲城市に赴き、表題の項目について稲城市福祉部健康課、土屋青嗣課長にお話を伺った。

稲城市は東京都のベッドタウンである。人口は86,000人、近年子育て世代が流入しているとのことで人口が微増、高齢化率も19%である。ただし一部の団地は超高齢化しており孤独死などの問題があるという。面積は約18平方キロメートルと人口密度が高い。区画整理事業を7か所行っており、整理された地域と旧市街の街並みが対照的であった。一般会計総額362億円、財政力0.9、経常収支比率83%、実質公債費率1.5%と健全経営である。

骨髄移植ドナー推進事業の発生源は市長のリーダーシップによるものである。全国青年市長会にて先進地事例として挙げられた本事業に市長が感銘し、平成24年4月の制度開始となった。確認はできていないが全国で3番目の早さだとのことだった。
事業内容は至ってシンプルなもので、7日を上限とし、骨髄ドナー本人に日額2万円、ドナーの就労する事業所に日額1万円を支給するというものである。議会や庁内での異論反論もなく、スムーズに制度導入がなされたという。実績としては24年度に2件、25年度では実績なしということであった。

この事業は骨髄移植ドナーの登録増加には直接つながるものではなく、あくまでドナーの負担を軽減する一助である、という認識である。それ以上に大きいと考えているのが、少額の予算で「稲城市は命を大切にするまち」「ボランティアを応援するまち」というメッセージを市民に届けることができるところとのこと。年間予算は21万円が計上されている。制度導入におけるドナー登録数の推移などは日赤が掌握しており県単位での数字は公開されているが、行政区画単位では発表されていない、とのことであった。

所見(事業採択の可否)
(公財)骨髄バンクの調査では、移植コーディネートの途中で提供を辞退するドナーが約50%である。辞退の理由として挙げられるのが「ドナーの経済的負担」「職場の理解(仕事を休めない)」というものがある。この支援制度がそれらを解決できると断じることはできない。しかし、一助にはなると考える。
造血幹細胞移植推進法が平成24年に成立し、自治体にも推進の為の施策が求められることとなった。報道では全国で30以上の自治体で制度導入が進み、九州では宮崎県都城市が26年4月に本制度をスタートさせた。大村市も長崎県内初の導入を目指すべきだと考える。


イラストは稲城市のゆるキャラ「稲城なしのすけ」
この作者、分かる人には分かるはず。私は勿論、同年代には相当なファンがいるはずです。

この大家、稲城市出身&在住であります!


長野県小布施町「市民協働による花のまちづくり・町立図書館まちとしょテラソ(ライブラリーオブザイヤー2011)」
長野県佐久市「世界最高健康都市構想」は他の議員が担当します。

平成26年6月議会一般質問

2014年06月17日 | タカトシ動画


質問通告

・小児医療の拡充について
・中小企業振興会議について
・身の丈起業の支援について
・骨髄移植ドナー支援制度の導入について
・臓器移植意思表示カードの普及推進について
・Love&Safetyおおむらの推進について
・へルメット着用義務の条文化について
・AEDの使用講習について
・のびのびファイルの活用について
・保護者を対象としたフッ化物洗口の理解促進について

6月議会・一般質問のお知らせ

2014年06月04日 | 大村市議会議員の日々
6月議会が開会、今回の一般質問は17名の議員が登壇します。

私はブービー?な16番手。
16日(月)11:00~の予定です。

通告した内容は以下の通り。

・小児医療の拡充について
・中小企業振興会議について
・身の丈起業の支援について
・骨髄移植ドナー支援制度の導入について
・臓器移植意思表示カードの普及推進について
・Love&Safetyおおむらの推進について
・へルメット着用義務の条文化について
・AEDの使用講習について
・のびのびファイルの活用について
・保護者を対象としたフッ化物洗口の理解促進について

議会傍聴席は出入り自由、ケーブルテレビとFMおおむらは生中継、
後日ネットでも録画がご覧になれます。

御拝聴いただければ幸いです。

5月の本ネタ

2014年06月03日 | 本や音楽、講演などなど




孤高の人 上・下
新田次郎


登山小説の不朽の名作。
純粋すぎる加藤文太郎の物語。

彼をテーマにした替え歌をたまに歌ってますが、やっと本作を読むことができました。
お薦めです。

考えてみれば冬に一人で登ったことはありません。
単独行をやってみるかな。
ハードな冬山はまだまだ夢の世界ですが。




ねえ、聞いて…子供たちの小さな詩
ルース リアドン

どなたかに紹介された一冊。長らく積読でした。
人の親になった時に読むべきものかもしれませんね。

愛は偉大な消しゴム、か。




大村史 -琴湖の日月-
久田松和則


大村市議としては押さえておくべきかと。
あいまいな知識が整理されてスッキリです。

著者は我が崇敬神社の富松神社、久田松和則宮司。
大村の知性です。

めでたくサイン本になりました。
アマゾンレビュー1ゲットです




人口減少時代の自治体経営改革―日本のあしたのつくり方

大庫 直樹


著者はマッキンゼーやGE、メガバンクを渡り歩いた経営と金融のスペシャリスト。
大阪維新・橋下改革の旗印のもと大阪府・大阪市の特別参与に就任。

本書の内容は実務家らしく専門的。国や自治体の財政用語に接していないと難しいかもしれませんが、提言は至極まっとう。ゆえに派手さはあまりありません。
改革という言葉のイメージにはセンセーショナルさが付きまといますし、笑ってしまうよな内容のものもあったりしますが、日経新聞で推薦されていた本書は、人口減少を迎えた我が国で財政の最適化を考えるうえで新たな指標となるような気がします。

財務マネジメントの必要性=金利の最適化。
レベニュー債・ダブルフェイス債についての提言。
公営企業のバランスを重視した民営化。
信用保証制度と預託金の精査。

少しばかり先の未来の政策について提言がなされています。
大村市の財政規模ではそのまま採用というわけにはいきませんが、財務マネジメントについて示唆を与えてくれる一冊。
関係者の皆さんにはおススメです。