北村タカトシ(旧ブログ)

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平成23年9月議会閉会

2011年09月28日 | 大村市議会議員の日々
九月定例会が閉会しました。

一般質問の他には平成22年度決算認定がメインだったかと。
所管委員会に分かれて審査するのですが、資料もかなりの分量。

私は建設環境委員会なんですが全くの門外漢といってもいい。
知らない事、分からない事だらけでしたが大変勉強になりました。

一人で決算の全てを網羅できるわけもなく、友好会派で所管外の質問を頼んだり頼まれたり。

最終の採決では初めて賛成討論を聞きました。
おそらく議決には影響が無いんでしょうがアピール上手いよなあ、と思ったり。
質疑での質問では委員長報告とダブってるよなあ、と思ったり。

私の質問について疑問な対応もありました(詳細は報告会にて)
12月議会でも粘り腰でやらせて頂こうと思います。


昼の議運では12月議会の日程など。

全員協議会はかなりボリュームがありました。
以下メモ

●米国カリフォルニア州サンカルロス市の意向による姉妹都市提携の希望の説明

英語圏の姉妹都市、市政70周年に合わせて7月に現地訪問、正式調印、ホームステイ、市民交流をやっていくとのこと。

個人的にはグローバル化する経済と新興国を睨んで東南アジア、シンガポールあたりが良いなあと思ってるんですが。

●市民交流プラザ基本計画の説明

平面図等が提出され具体的なイメージが。なので質問・疑問も集中砲火。

24年の9月着工、26年3月竣工、市営住宅26年5月入居&交流プラザオープンです。
事業費は12億円 内、国からの補助金は5.4憶。補助率45%です。

色々と質問が飛び交いましたが、意見が集中したのは駐車場。


市営住宅入居者分で16台以外はなんと、ゼロ。

150席の小ホール、子どもたちのレクレーションスペース等が整備された1日約100人の利用を見こんだ交流プラザの駐車場が、ゼロです。

説明はまずは良い箱モノを作りたい。その後に考えるという答弁。
建設的な議論になりません。なので批判的な意見が飛びます。


しかしこれって

「もっと予算つけて、土地買い上げて駐車場作らんばよね」

という議論誘導か?と穿ってしまいました。


その他、提案、要望、質問等

・絵本作家のコーナー等を

・託児所は?
→基本的に親子で利用、託児所はない。イベント開催時用の託児室である。

・セキュリティは?
→必ず受付を通るような形にしたい。

・交流プラザの1日の利用者は?
→マックス50人(アクティブな遊具、理想は30人、専門管理者を置く、2時間サイクルで回す)

・利用料は?
→有料。乳児は無料。子ども通貨制度。多様な料金制度を考えたい。地域通貨利用、ボランティアで貯めれるような制度。ウィンクカードと連携を視野。

・維持管理は?
→一部直営。子育て支援機能、国庫補助金、子育て支援ボランティアの配置
1~3F管理、NPOなどに運営委託。年間契約、数百万円で。

・小ホール150席は?
→椅子は固定。

・大市通りとの連携は?
→大市通りが壁を開ける、とのこと。此方も対応する東側入口を作り交流できるようにする。

・再開発側、裏通りの交通量が増える。市民会館前の交差点、事故が多い。信号機の設置が必要だ。整備計画は?
→現在未定。

・wifi設定は?ネット世代に不可欠
→200~300万で設置が出来そう、前向きに。

・開館時間は?
→10~17時開館。サマータイム。イベント開催時にはずらす。日祝は開館。週に特定休館日を設ける。子どもは5時まで。映画、イベント、商業施設は午後10時までは空ける必要があるかも。

・駐車場対策チームを作る。土地の買い上げも考える。現在は基本的な構想である。流動的な考え方で整備したい。

・懇話会には今後説明し意見集約。


まだまだざっくりとした計画なんだなあ、と改めて思いました。

市営住宅部分の建設には反対の立場ですが、市長は建設すると明言されました。今後も建設計画は進むのでしょう。

であれば無駄な箱モノにならないように願うばかりですし、有効活用できるような施設整備をお願いしたいとことです。


●三浦幼稚園について

H20より休園していたが児童増加がない。よって24年3月31日をもって廃園。

今後は地区住民に説明会を行うとのこと。今後児童が増えた場合でも車で30分圏の鈴田、諫早で対応できる。

跡地利用に対しては地域住民、団体と協議検討。
今後国の新システムが導入される。あわせて再整備を進めていきたい。


●第4次行政改革報告

54億目標を上回り、79億を達成した。
HP、広報誌で市民へ報告。周知の方法を再考、窓口に掲示。

FA制については何故見送りになったのか?
→積極的な職員がいなかった。今後さらに職員に周知してみる。

●市政70周年事業

マスコットキャラ 653万
記念式典 300万
食の祭典 1000万
音楽祭 1000万
NHKのど自慢 410万
花のまちおおむら事業 500万
ユニバーサルスポーツフェスタ(トレイルオリエンテーリング)200万
心に残る講演会 1000万
DVD作成 400万

8つの事業予算枠、ざっと5500万の事業です。

・一過性に終わらせず、乗数効果を考えるなら発信力がある方(イベントプロデューサー等)を起用すべき

・講演会の候補は知名度が高い方を。キングカズ、孫正義等。


講師は誰が良いと思いますか?ご意見ください。
個人的には池上彰とか良いんじゃないかと・・・。


・周知広報しっかりやっていきたい。相当奇抜にやらなければいけない。徹底的な周知戦略を、ロゴマークの活用。

・DVDは今後も大村市の紹介として活用できるようなものを、人が集まるところに常時に放映できるような整備を

・市史編纂は冠事業でやっていく。イベントとしてはやってない。

・70歳を集めてPR

・冠事業の募集についてもっと周知を、少額でも良いので予算措置を。

・先達の顕彰


記念事業として採用され予算がついた事業の経緯を考えれば「やったもん勝ち」だよなあと改めて思ったりしました。


●大村市立病院の現状と将来の方向性

・H19年の8.5億の赤字からH22年3900万の黒字へ転換できた。
・リハビリが収益を伸ばした。
・指定管理者の人件費等コストカット

課題は医師の確保と・施設の老朽化
改修は20億かかるが、起債もできない。よって立て替えで検討するとのこと。

基本構想を23年までに策定、24年から基本設計、26年度着工、と結構テンポが良い計画。指定管理者との負担割合、市の財政計画との絡みがどうなるか注視が必要です。



新人議員の研修調整をさせて頂きました。
10月26日と11月11日です。どうぞよろしくお願いします。

市政研修会三役会(ようは内容を企画する)では、総合&都市計画についての勉強会となっていましたが、議員出向の報告へと変更になりました。
じっくり議論が必要かも知れませんね。


・地場産業振興調査特別委員会の開催
・新人議員研修
・友好会派視・建設環境委・議会運営委員会の視察が3回

などが主な議会イベントかと。
その他にもお呼ばれがあれやこれや。
JCや町内会の行事も目白押し。

ビジネスも進めなきゃならんし弊社スタッフに色々仕事をお願いしなくちゃ。
忙しい秋になりそうです。


まずは10月4日、5日の報告会に向けて準備だな。

デフレの正体

2011年09月22日 | 本や音楽、講演などなど

デフレの正体 経済は「人口の波」で動く

藻谷 浩介 (著)

日本政策投資銀行参事役(他政府系公職多数)の藻谷氏。
今年のサマーコンファレンスでも分科会の講師役を務められました。

私は二度ほど講演を拝聴しましたが、素晴らしい説得力。

理論派でデータを多用。全国各地津々浦々へ自身で赴かれ、足で稼いだ現地の情報、情勢にはかなりの破壊力が。
旧守派、既得権益層への批判の舌鋒も鋭く日本経済の情勢を解かれる様は、単なる御用学者ではありません。氏の講演は手放しでお勧めできますよ。

その藻谷氏のベストセラー。

人口ピラミッドが現在の日本経済を包み込んでいる「デフレ」「不景気」の原因であり、その日本経済の不安、不透明さを「数字」によって明快に解読していく痛快な良書。

時に出てくる氏独特の皮肉たっぷりの現状批判も小気味良い。講演調の文体で、身近なたとえが多いので分かりやすい。
(これまで三千回以上、多い年は400回以上の講演をこなしたそうです)

論壇で語られる曖昧な提言、成長戦略や生産性向上などといったスローガン的な主張とは一線を画す良書です。

高齢化率より高齢者数
失業率より失業者数
出生率より出生数
前年比率より前年差

(人口分布に差がある地域間を計る場合は「率」を使用してますが)

とにかく「実数」の長期トレンドを把握して議論をスタートさせること。

「意見」ではなく「事実」をみて論じる。
思い込み・常識といわれる見方を排して経済を俯瞰して論ずる、というところでしょうか。

今後の処方箋「それではどうすれば良いのか?」の提案にはさほど目新しさはありません。

1、世代間の所得移転
2、女性の社会進出
3、観光による外貨獲得

常識的なものばかりだし、現在も政策的に大なり小なり実行されています。

更に加速させる必要があると私も思いますし、その根拠が明快に分かりやすくに書かれているので得心してしまいます。

一部には疑問な部分「生産世代=消費層=内需拡大」という公式には異論もあるのですが、高齢者層よりはマシに違いない。

三度ほど読み返しましたが、私の経済観をさらに固めてくれたような気がします。


しかし余命3年といわれる日本経済の動向については多くを触れられていません。

国内ファイナンスされている900兆円の国債バブル
改善されないプライマリーバランス
目前の超高齢化社会における社会保障費の激増

これらが日本経済を破綻させるのは必定といわれています。

そんな超高齢化社会に対する巻末の提言は「ファンタジー」だと言ってもいい。

それは「政治的に不可能」だから。
(そういや最近もファンタジー講演を聞いたな)

著者自らも暴論でありビジョンである、と記しています。

考え方は全く賛同できる。
というか、それしかないと思う。

その主張は著者のみならず、急進的?な論者も唱えていることだ。
しかし現況の年金制度を根底から覆すことは、与党どころか野党でも無理な話だ。

それは著者自ら論じている「人口の波」を見れば分かること。

高齢者は投票に行き、若者は投票に行かない。

「後期高齢者医療制度を廃止せよ」という主張に与してしまう有権者がある日突然開眼する筈もない。

そんな現実が氷河のように横たわっている。

だから「ファンタジー」


若年世代の投票率向上は世代間格差を縮小する上で命題となるだろう。
私もそれを何とかしたいと思っている。
そして行動も起こしてきた。

しかし、余命三年といわれる日本経済に残された時間は短すぎる。間に合わないような気がする。


結びに描かれる日本の未来の姿には感銘するし、そうなるだろうと思う。

草莽のリーダーが現れ、国民の雑草力がこの国を再び輝かせる。

「人口が減少する中、雇用と内需を維持しつつ生産性を高める」という難題を解き、中国やインドといった超高齢社会となる国家のモデルケースとなる。
アジアの将来、先進成熟国家の将来を示す国になるであろうという予言は当たるだろう。

私もそう信じている。

しかし著者は確信犯ではないか。

その「過程」を意図的に隠しているのではないかと穿ってしまう。
それは「希望が必要だ」という思いからくるものではないだろうか。

著者は全国各地を歩いている。
地域を何とかしたい、という思いを持つ人々に現実と処方箋とビジョンを解いて回っている。

氏は憂国の思いをお持ちだと思う。

なので現実を語るだけではダメだ、と思われているのではないか。


震災でデフォルトへ加速する、という説には力がある。
多かれ少なかれ混乱は起きるだろう。
それは70年代に体験したオイルショックのような経済混乱ではないという。

しかし、震災が日本人に思い出させてくれたものもあるはずだ。

それは日本人の美徳。
驕りでは無く誇り。
利他の心。
愛国心。

それらを失わない限りこの国が凋落する事は無い。


日はまた昇る、のだ。

尊厳のある死とは

2011年09月16日 | 本や音楽、講演などなど
在宅ケアセミナーに参加。

市内の在宅ケアに関わる方々が集うセミナー。
隔月の第三木曜日に開催。なので某会の例会とかぶるのです(スイマセン)
今日の隣席には部長、斜め前には会派長、横には県議という顔ぶれ。

本日の演題は「高齢者の終末期~どうやって生きる事を支えるか~」

重たいテーマだと思いますが、私もその分野に携わらせて頂き15年。ケアハウスなのでターミナルケア(終末ケア)はかなり限られますが、それでも利用者様の最期に向かい合う事はあります。

在宅施設でも積極的にターミナルをやる、というのは結構なハードルだと思います。
正直弊社でも対応しきれていない。

ただ「施設の気持ち一つだ」という発言にはそうだよなあ・・・と思いました。


「尊厳死=その人らしい最期」を迎える一つの分かれ目が経管栄養に踏み切るかどうか、というところがあるのではないでしょうか。

私も祖母を数年間介護しましたがALSで経管栄養、気管切開、尿道バルーン。
全身が硬直した寝たきりの状態。胃ろうからはミルク、痰の吸引、それは看護師だった母の決断でしたが、祖母が無くなって暫くしてから後悔めいた話をしていました。

そして「私には管は通してくれるな」とも。

その人、その家族、それぞれの死生観・価値観・思いがあるでしょうから、善し悪しを議論できる問題ではありません。

しかし経管栄養に踏み切るかどうか、という場面には、ドクターやケアワーカーはどのようなカンファレンスを行うのだろうか・・・と考えてしまいました。


以下資料より引用


高齢者にとって、私たちは人生最後に出会う人

”かけがえのない大切な命のケアを赤の他人に委ねる事は、この世の最大の試練の一つだと言えるかもしれない。病人は、神聖冒すべからざるものを犠牲にして、あなた方の技能や手順に身をゆだねる”

ウィリアム・オスラー




明日の会議でスタッフに呼び掛けてみようと思います。

貴方に会えて良かったと、と思われるような人になりなさい。

しんきん経営セミナー

2011年09月15日 | 本や音楽、講演などなど
委員会審議の最中ですが、予定が上手くいったので、信用金庫主催の経営セミナーに参加してきました。

お題は

「環境変化に富む中小企業の経営事例」
~時代に挑む!中小企業の熱き経営者たち~

講師は

信金中央金庫 地域・中小企業研究所
上席主任研究員 鉢嶺 実 氏

氏は信用金庫の親玉みたいなところの研究員。
つかみのマクロ経済の話とまとめの処方箋は良くある話(失礼)だったので目新しさはありませんでしたが、氏が自分の足で見て、聞いて、確かめた全国の数々の事例は興味深かった。

特に学生インターシップの会社と重度障害者雇用企業の話は面白かったです。
もう少し詳しく聞いてみたかった。

「経営のヒント」がちりばめられたセミナーでした。


以下メモ


氏は14年前、山一証券倒産、再就職活動、信金中央へ
信金のセントラルバンク、運用、貸出

16.9兆の被害、節電で2~3割電力コスト圧縮
サプライチェーン、電力、ストック建設

環境変化に機動力をもって相対する。事業の継続力

老舗の経営から学ぶ
長期存続、永続性がメイン、自社の利益より地域の利益

ジリ貧になりかかった所で次の一手
津二の一手を打たなければ横ばい

次の一手とは

SWOT分析

業歴40年薬局、40年ジリ貧、訪問介護サービスを始めた。
信用がある(40年前のあそこが・・・老舗なら・・・)安心感、

事業承継の問題点、事業の将来性。

・従業員2名 洋服屋 徹底した顧客満足 特定少数の常連客を対象。
似合わない服は進めない、アドバイス。同じ服を買わないように。喫茶コーナー。招待バス旅行(20名?)。

・カー用品店 ケンスタイル。装飾品が得意。オリジナルのパーツ。オリジナルブランド。道交法も規制緩和。
ディーラーのオプションに

・オリジナルタオル
中国に負ける。マネをされないタオル。タオル帽子、タオルマフラー、ベビータオル、大学生を6カ月研修・長期実践型インターン・商品開発、若者が会社を活性化する。NPO法人が媒介する。マッチング事業

・高級理美容ハサミ 海外に押される
鍛造技術で部品ではなく、最終製品を作成。海外に販路を1本10万円以上。サムライのハサミ。

・手袋用抜刃型から自動車バンパー用へ
手袋からユーザーを探す。油焼き入れ。刃こぼれが無い
封筒、Yシャツ、ジリ貧・・・金型(フォグランプ用の穴あり、穴なし)の省略が可能。

・住宅リフォームの同業者ネットワークを全国規模で拡大
勉強会、協働購入、協働チラシ

・建設業が農業へ参入
スキージャンプの街。1リットル1200円のトマトジュース。
「大きくはらない」が長続き、手固く。町役場が仕掛け人。少数だからフットワークの良い組織。

・青森八戸
農商工連携で水産加工、冷凍冷蔵技術でやっている。雪の花。低アミロース米。押しずしのお米。おうまのマグロを使う。
量販店で3本15000円はダメ
ネット販売で品切れ。限定販売。価格ありきの姿勢には与しない

・醤油やがお煎餅で巻き返し。
醤油を塗りたくった煎餅をつくる。健康志向、減塩とは一線を貸す。辛い。味も濃い。「つけやき」10枚260円。
工場横に直売店。B級品「こわれせん・500g480円」が人気


勇気ある経営大賞

アメリカの哺乳瓶を輸入販売。母乳を飲むと同じスタイル。ポリカーボネイト製だったのでガラスで作る。職人を探し出した。安定的に作れるようになった。
奪われたシェアに挑戦。

日本理化学興業

障がい者雇用74名のうち3/4.チョークシェア30%
社員の熱意で雇用を決定。信号の色を識別する様子を発見して職場、ライン改善。
チョークのチェック。目標を掲げる。重度障害者多数雇用事業所。

・変化対応力
・強みを生かす
・究極のニーズにフォーカス
・独自に創出した価値は時として価格を超える。

思い出に残る社長

洋服やの経営者 70歳女性、商売にこだわり、躍進している企業には後継者がいる。
ネット社会 

長崎は人を呼ぶ力があるのではないか。
アジア方面を向いた戦略。

・・・・・・・・


信金って預金の運用は何がメインなのかな?なんて気になりましたが、セミナーの趣旨と関係なかったので質問は控えました。

お誘いありがとうございました。

ありがとう、べル

2011年09月11日 | DAYS
地区大会からとんぼ返りして日曜日、早朝から市の総合防災訓練に参加。
途中で電話が鳴った。会社からだ。

ほどなく訓練が終り、会社へ向かう。
電話の通り、小屋の中でベルが息絶えていた。

ベイ が突然逝ったのが3年前、11歳だった。
ベルは14歳、ゴールデンレトリバーとしては寿命なのだろう。


大人しく吼える事も少ない、品の良い雌だった。

創業とほぼ同時にベイが会社にやってきて、少し遅れてベルはやってきた。
ベイはベイサイド大村のベイ、ベルは「ベイ&べル」で語呂が良い、という良く分からない理由で名づけられた。


ベイがいたときはゴールデン二匹を同時に散歩させなければならなかったので、結構な力がいる。なので散歩は私の役割だった。

ベイが先に逝ってからは利用者のYさんがベルの世話をするようになった。
ベルはゴールデンにしては小さいほうで力もさほど強くなかったので毎日のように散歩に出てくれた。

エサやり、水やり、散歩、掃除、グルーミング・・・全てYさんがやっていただけるようになり、私は注文されたペット用品を買ってくるだけになっていた。


ある夏の日、あんまり暑そうだったから、ということで毛を短く刈りこんで頂いたときは苦笑いした。(ゴールデンは長い毛の美しさが特徴ですしね)
しかしそれはそれで可愛かったし、ベルも楽にはなったようだったので良しとしていた。

Yさんが「ベールベルベルベル~」と独特の調子で呼びかけるのも微笑ましかった。


当たり前の事だが歳を重ねるごとに老化が進み、弱っていった。
散歩する距離も少しづつ短くなった。

近年は白内障で殆ど視力も失っていたようだ。
ここ数ヶ月は駐車場をぐるっと回るぐらいで息を切らしていた。


数日前から餌も食べなくなったので、そろそろかと覚悟はしていた。



おとなしくて美人のベル。よく頑張ってくれたと思う。

果物のカキが好きだったからお供えしてあげようと思う。





ベイ、そしてベル。


事務所の床で一緒に寝たこともあった。

ピースラリーに一度だけ連れて行った。

月がきれいな夜、静かな大村湾をよく一緒に眺めた。

枯葉が積もる秋の裏山を一緒に駆け回った。

自転車で一緒に走った。

遅くに会社を出る時には見送ってくれた。

朝来たときは迎えてくれた。

一緒に病院にいった。

一緒にいてくれた。




私たちと一緒に成長して、そして先に旅立ったベイとベル。

本当に、本当にありがとう。ベイ、ベル。

忘れないよ。





平成23年9月、質問を終えて。

2011年09月09日 | 大村市議会議員の日々

9月議会一般質問が終了しました。

初戦 ではかなり緊張。徹夜明けで臨み、冒頭では噛んでしまう。
「初回にしては上出来」という評価や記事にして頂いたりしましたが不完全燃焼だったかな。

二戦目はトップバッター、アドバイスを頂いたり、事前のヒアリングをやったりで準備の具合はちょっとマシになったかと。手前味噌ですが。

今回の通告は

1.防災行政について
2.公園利用者のマナーアップについて
3.市立図書館の整備計画について
4.議会答弁事項の進捗状況について

としました。

今回のメインテーマは防災行政。

冒頭、震災ボランティアの体験に触れて質問開始。

大村市は福祉避難所が設定されていません(ちなみに長崎市は70カ所以上)ので設置を要望。

災害時には避難所となる公共施設のバリアフリー化の進捗率や検証、計画化と恒常的な予算確保にも前向きな答弁を頂いたと思います。

また各課で市内事業者・団体と災害協力協定を結んでいます。縦割り的なところも感じられましたので、協定締結のさらなる推進と情報共有を要請しました。

助け合いプランの作成は福祉総務課等が中心になって作成されています。
しかし災害時には職員が被災する可能性もあり、その部局が機能するのか予測は難しい。

最悪の事態を想定した上で、どう災害対策本部を立ち上げるのか?どう機能させるのか?といった備えが必要です。

そのスタートラインとなる全庁的な情報共有、そして被災地に派遣された職員の経験を生かした助け合いプランのバージョンアップを要請しました。

ツイッター・フェイスブックが通信ライフラインとして機能した事例を取り上げ、情報発信してはどうかと提案。あまり良い反応ではありませんでしたが、今後も取り上げていこうと思います。


市役所の整備計画についても質問。

市長はマニフェストで4年間の重要政策の第一位に市立図書館整備を掲げられています。

県立図書館との関連が・・・というのは決まり文句ですが、様々な場合を想定してプランを立てる事は可能でしょうし、立地以外の部分検討を前倒しして進める事も出来るはずです。

とにかく完成は何時なのか?と質問しましたが、現在ゴールは見えていないようです。

文化の拠点となる公共施設の一つですから焦っても良い事はあまり無いかもしれないとも思います。図書だけでなく音楽や美術、様々な文化の発信拠点とすべきだし、広域的な連携も考えて欲しい。

市長の現任期内の完成は難しいようですが、しっかりとした道筋は付けて頂きたいところです。今後も取り上げていきたいと思います。


今回の質問を振り返ってですが

・実務的な内容になりすぎてビジョンが不明瞭。
・他市の事例などもっと調査が必要。

強く感じたのはこの二点(他にも一杯ありますけどね)。


頂いた評価は様々。

・今回は聞きやすくなった。
・前回の方が良かった。
・声が小さい。
・マニフェスト違反だと市長を質した部分が良かった。

等々でした。

三戦目に向けて反省会をしなくちゃいけません。ご意見頂ければ幸いです。

是非とも 録画 もご覧下さい。


さて、市政報告会を開催します。

10月4日・小佐古公民館・19時~
10月5日・市民会館大会議室・19時30分~

市政について、まちづくりについて皆さんと共に考える一時としたいと思います。

ご参加お待ちしています。

検証 東日本大震災

2011年09月04日 | 本や音楽、講演などなど
検証 東日本大震災
そのときソーシャルメディアは何を伝えたか?
立入 勝義(著)


被災者の命がツイッターで救われた、という話を東京都・猪瀬副知事の講演で拝聴しました。

瓦礫に埋もれてしまい自力では脱出できない。
携帯電話もつながらない。
しかしツイッターにはアクセスできた。
SOSのツイートをロンドンにいる親戚(友人だったかな?)が見つけ、国際電話で救急隊に連絡、助け出された、という。

その話を聞いた帰りに書店で手に取った一冊。

東日本大震災、地域によって差はあれど甚大な被害を受けた場所は殆どのライフラインが毀損した。
避難、救援、支援、どれをとっても情報が必要なのだが、震災直後は電話は繋がらない。

しかしスカイプ、ツイッター、フェイスブック等は連絡手段として機能したという。

日本のインターネットインフラの耐性が証明され、ソーシャルメディアがライフラインの一つとして確立した事象でもあった。


本書はツイッターを中心としたソーシャルメディアが震災、とくに諸外国からの復興支援に果たした役割や新しいメディアとしての可能性、そして光と影の部分をまとめてある。
また著者はアメリカ在住ということで、外国からの復興支援についても紹介。

日本人として、どんな話も心が温かくなり、時に涙する。「Jazz for japan」を買ってみようかな。
NHKの中の人の決断「私が責任をとります」もカッコ良すぎです。


今回の一般質問は防災行政がテーマ。
ツイッターの活用なども提言したいところだが、ソーシャルメディアの影の部分

・玉石混合の情報の波
・デジタルデヴァイド(谷)ならぬソーシャルデヴァイド

この2点をどう超えていくか、というところが命題だろうか。
30代後半、いわゆる団塊Jr世代は谷底にいると考えても良い。


ツイッター広報担当は、ツイッターが三つの特徴(ダイレクト・リアルタイム・ハッシュタグ)を持ったライフラインとして確立した、と鼻息は荒い。

私もよくツイートしているし便利だなと思う。発見の楽しさもある。
非常時には有用である事は間違いない。運用には注意を要するが、果実はそれを超えて余りある。企業も活用しているし自治体の公式アカウントも増えつつある。
”なりすまし”を防ぐセキュリティも確立されているようだ。
使わない手はないだろう。


しかしそれは、あくまで通信を補完し「自助と公助」の手段の一つに留まるのではないだろうか。

重要なのはリアルなソーシャルネットワークにおける共助「向こう三軒両隣」という助け合いと思いやりの心「共助」を普段から共通認識としておくことだ。


ただ、それについては私は楽観視している。
世界を感動させたといわれる日本人の行動が証明している。

被災者が暴徒化せずパニックにもならない。物資の配給には整然と並ぶ。
レストランでは一旦に避難したものの、揺れが収まると店に戻り停電した中、電卓での清算を粛々を行う。

犯罪は皆無では無かったようだが、窮地に陥った時の被災者の皆さんの行動は世界中で美談として取り上げられた。
「ヤシマ作戦」もその一つかもしれない(エバ世代じゃないので最初は何のことやら分かりませんでしたが)


今私たちにできることは、普段通りの生活をし消費をする、規範と考える行動を実践し、己を律する。そして心の片隅に被災地の事を置き続ける。

またボランティアにでも行きたいもんです。
あの老夫婦はお元気だろうか。

議会運営委員会

2011年09月02日 | 大村市議会議員の日々
議会運営委員会が開催されました。

まずは一般質問の順序が確定。私は初日6日の10時からです。
質問内容はお知らせのとおり。

トップバッターだけに順位確定後、各課より問い合わせ連発。
通告前にも色々とお伺いしてましたが、さらに話し合う事によって協議にも幅や深みが出てくるな、というのが実感。

「それって出来レース?」なんて言う見方もあるかもしれませんが、ある程度事前の協議を深めておけば、建設的な議論ができるメリットが多いように感じます。

まあ事前の協議の内容だけに終わるつもりもありませんし、ガチンコでやりあう部分も出てくるかと。
あんまり時間がありませんが、精一杯準備したいと思います。


さて委員会では条例の改正案について協議されました。

不要になった条文の削除。メインは都市計画マスタープランの制定に議会の議決を必要とする、という改正案です。

結構な議論になりましたが、最終的には会派で持ち帰り、再協議となりました。


私個人的には、都市計画に議会の承認がこれまで必要なかった、ということに驚く(勉強不足ですね)

都市計画はまちづくりの未来を決める重要な計画です。

市民の代表である議会の合意、議決があって当然だと思いますね。


都市計画の上位、とされていた総合計画は本年8月に地方分権の推進、という考え方から、制定は自治体の裁量に委ねられました。

ようは作るも作らないも自治体の勝手、という事です。
しかし都市計画の作成は義務付けられている。

枝葉が幹がしっかりしていてからこそだと思うので、長期的な展望にたつ総合計画は必要だと思います。
それに議会の合意=民意の確認も当然必要かと。


計画期間は大村市も10年単位で制定されています。めまぐるしく変化する時勢に合わせて柔軟な修正・変更等は必要なことだと思いますね。
(10年前のプランでは市の人口は10万人超えてる設定だったんですって)


そして市長の任期は4年です。

先日の研修で拝聴した多治見市の計画は任期の倍数である8年。
市長が変われば、民意にも変化がある、ということで任期ごとに見直すそうです。


主権在民、市民主体のまちづくりを実現するうえでは一つの指標になりえるのではないでしょうか。

平成23年9月議会一般質問

2011年09月01日 | 大村市議会議員の日々
9月議会の一般質問の日程が決定しました。

今回なんとトップバッター!

9月6日(火)の10時からです。

質問内容は

・防災行政について
・公園管理について
・市立図書館整備について
・6月議会での質問内容進捗状況

について行政を質します。

ケーブルテレビ・FM大村(76.3mhz)は生中継、数日後には議会ホームページでも録画がご覧になれます。

どうかご注目頂ければ幸いです。