北村タカトシ(旧ブログ)

ホームページおよびブログは http://takatosi.net へ移行しました。

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

バタフライ・エフェクト

2006年06月09日 | 政治や思想
北川先生が多用される「北京の蝶々」という言葉
「北京で一羽の蝶々が羽ばたくとニューヨークでハリケーンが生じる」
複雑系の理論、カオス理論でよく語られるたとえ話だそうだ

蝶々の羽ばたきというごく僅かな気流の乱れが、巨大な嵐を引き起こす。
ミクロの揺らぎが予想をはるかに超えたマクロの変化をもたらす。

ノーベル化学賞を受賞したイリヤ・プリコジンの言葉

ある生態系が淡々と動いている間はその生態系を構成する分子は隣の分子しか見ていない。
したがって、いつもあること、昨日の続きが今日もあるという、同じ文法によって支配されている。
しかし、この生態系に突然異質分子が猛スピードで入り込むと、その生態系はその時から新しい文法によって支配される。
即ち異質分子によってその生態系を構成する分子がハレーションを起こし、隣だけではない別の分子と化学反応を起こすことによって、新しい文法に支配されていく

なんか難しい、と思うが、万物は流転する、不易流行、といった言葉にも
共通点があるかな、と思ったりもする

260年続いた徳川幕府は産業革命・蒸気機関を積んだ
たった4隻の黒船によって倒れ、明治へとなった。
なにもペリーが倒したのではない、黒船4隻という出来事が
薩長土肥の若者達に危機感を与え、日本は大変革を遂げた

北川先生は、いまそれが起ころうとしている、といわれる
そしてそれは自然にやってくるものではなく、
起こそうとするものたちの存在が必要なのだ、と。
ITは黒船だ、そしてITがICT(情報・インフォメーションと交流・コミニュケーションのテクノロジー)と成熟したときに、日本の文法が変わる、といわれる

知事を2期務められ、3期目を期待されていたときに、自ら身を引かれたそうだ
「権力が長続きするとろくな事はないし、せっかく作り上げた生活者起点の行政システム、私の範疇を超え大きく回って欲しい」ということで引かれたという
まあ、それだけでは無いのだろうな、と穿ってしまう、が、引かれたと同時に国会に戻ってくれ、という声も散々掛けられたということだったが、国会で法整備をやってるだけでは時間が足りない、運動で日本各地から、地方自治を変えなければ、と思ったから、と言われマニフェスト運動をはじめられ全国各地を飛び回っておられる。
そして学生から育てなければいけない、ともいわれ早稲田で教鞭をも

それはこのままではこの国は駄目になる、という憂国の思い
そしてもっと良い国にしたい、という創り手としての思い

二日間、ほんの少しの間だったが、とても刺激的な時間だった

大上段から書いたが
「北京の蝶々」で「マニフェスト」に続く流行語大賞狙ってんだよね
なんて冗談も飛ばされる
(マニフェストを輸入されたのは北川先生である)

楽しまれてるなーっという感覚も受ける
悲壮感は無いのだ

だから惹かれるのだろう



私は長崎の蝶々になれるだろうか
コメント (3)   この記事についてブログを書く
« ランチミーティング | トップ | YEGセミナー »

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
時 流 (T・河 野)
2006-06-10 00:49:03
何時の世も新たな時代や文化は破壊と創生が繰り返された結果にあると思う。

その中には戦争と言う忌まわしき歴史も含まれている。

君がどの様な蝶になりたいのかは知らぬが強い風が吹けば飛ぶ事すらままならないだろう。

風が行き過ぎるのを待つか風に刃向かうか…。

新たな風を作りたいのであれば風向きを読む目を持つ事こそがが肝要。

なんちゃって。
Unknown (北村タカトシ)
2006-06-10 11:01:03
うーん深いですねー



私が好きな言葉に

「やわらかに相手を受け入れつつ、自分を失わない」

(うろ覚えですが櫻井よしこさんが使ってたと思う)

というのがあるんですが、

向かい風にやたら刃向かうのではなく、

風に乗りながら、目的地に向かって飛び続けたいな、

と思います。

時には刃向かう事も必要でしょうけれど



それと河野さん、やっぱ作家向きですよ







なんちって
Unknown (T・河 野)
2006-06-10 11:55:30
たまには…と硬い話にも軽いツッコミを入れたまで。

お褒めに預かり光栄なんですがね。

ただの能書きタレだ。

作家なんて才能も無ければガラでもねぇ。

政治や思想」カテゴリの最新記事