農家と消費者をつなぐ農業関係者のブログ

食への不信が高まる昨今、農家の一番近くにいるJA職員が、消費者と生産者の距離を少しずつ縮めていく・・・予定です。

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餃子事件のせいで、ニンニクが高騰・・・しかし

2008年05月22日 | 独り言?
 こんにちは、きたもみじです。

 先日の、某農業新聞に気になる記事がありました。

 餃子事件以降、中国からのニンニクの輸入が減っているそうです。
検疫の強化が原因らしいです。国内の生産量の8割を占める青森県でも、ニンニクの価格が高騰しているにも関わらず、昨年産は既に出荷済みで、高値の恩恵を受けられず、今年も既に植え付け済みで、量を増やす事は出来ないそうです。

 餃子事件のみにあらず、最近、輸入野菜をめぐっては色々な事件がありました。
その度に、その対象となる野菜が高騰するというのが繰り返されてきました。

 今回のニンニクでいうと、今までほとんどの加工業者などは、中国産の安価なニンニクを使用してきました。しかし、餃子事件の影響で、中国産が嫌われると、業者は数量確保のために、こぞって市場で買い付けようとします。そのために、市場価格が高騰する事になります。

 しかし、残念ながら、その高値は長く続きません。
なぜなら、消費者が忘れた頃には、また中国産に切り替わっているからです。

 ここ、数年、中国産をはじめとした、安価な輸入野菜によって、国内の多くの産地や、品目の生産が縮小していっています。
価格では、中国産などには、到底かなわないからです。
 
 中国産野菜に事件が発生するたびに、やっぱり野菜は国内産だと見直されています。
しかし、それも長くは続かず、国内産野菜が見直された事に喜びを感じて、生産量を大きく増やし、出荷しようとした時には、既に消費者は、安価な野菜に目が向いてしまっています。
 そんな事が多くの品目で繰り返され、今回のニンニクについても同じ事が起こるのではないかとも感じてしまいます。

 喉元すぎれば暑さを忘れるのかもしれませんが、日本の自給率が年々低下している事を考えれば、一消費者として、もう少し賢くなければいけないと感じました。
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