天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

見えていて遠い葛の根

2024-08-07 10:12:19 | 自然

西国分寺駅


夏、葛の葉がはびこる。線路の両側の斜面は葛の世界である。西国分寺駅も葛が繁茂している。Wikipediaは葛について、
「温帯および暖帯に分布し、北海道から九州までの日本各地のほか、中国からフィリピン、インドネシア、ニューギニアに分布している。世界の侵略的外来種ワースト100選定種の一つである。山野の林内や林縁、土手、河原などに自生しており、山の斜面や道端[、荒れ地に多く、人手の入った薮によく繁茂する。」という。
草の中でずば抜けて繁茂している葛。見るたびに葛の根が地中でどのように生育しているのか気になる。
しかし、近くて手の出せない世界である。鉄道の敷地内であるからだが、かりに荒地であっても葛の根を探し出すのは至難である。
けれど調べるとそれを掘っている人がいる。そういう人がいるから葛の根が商品になっているのであるが、小生は探してそれを掘る気力がない。食べるまでにかかる労力が半端ではない。掘って地中を探すのはえらくたいへん。
西国分寺駅構内の葛は秋、業者が草刈機をでもって刈り倒してきれいにする。しかし彼らが土を掘って根を掘っているのは見たことがない。ということは何十年もかけて根が太っているののではないか。写真の葛の根のように。
それは商品になるのではないか。そんなことを思って見る葛の群落。
葛の葉を見るだけで暑い日々である。


こんな巨大な葛の根があるのか。怪奇映画の動物を思わせる


ここから食べるまでに持っていく労力もたいへん

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