天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

牛久大仏吟行

2015-10-13 05:11:18 | 俳句

世界最大120mで、85m胸の高さまでエレベーターで登る

きのう龍ヶ崎の牛久大仏に鷹連衆14名が集い吟行句会をした。

幹事の八奈さん、せちさんから「吟行やりましょう」と誘われ「やりましょう、やりましょう」ときのうを迎えたのだが、場所は「大仏」だという。
ええっ、龍ヶ崎に大仏などあったかのか……即座に大仏をイメージできず奈良・鎌倉の二番煎じの観光商品を思って嫌な気分になった。
しかし地元有志の企画であり正面から異を唱えない。
せちさんは外部の人で大仏吟行が嫌といわない人はぼくがはじめてといって機嫌がいい。

大仏は遠くからでも見えるどでかい立像であった。
とっさに
秋高し地元大仏称ふ婆
という句ができたが企画者を愚弄するように思い句会には出さなかった。


大仏内部はなにもかも金ぴかで利休の黄金の茶室を思った


世界一大きい香炉とか



困ったのは幹事が入園券を買ってみんなに配ったのにみんながぐずぐすしていること。12時半集合だとすると1時間ほどしかないのに一向に動こうとしない。
ふつうの吟行は集合時間を決めれば用意ドンで全員散らばっていくものだ。
秋高し人を恃まず野を歩く
という気分になって気の合う正浩さんと句を作りにいろいろ見て歩く。

猿が見ものだというがショーが終っていた。しかたないので見たことにして
ぼくは、
指させば歯を剥く猿や秋暑し
とでっち上げ、正浩さんは、
日短舞台の猿のバック転
と書いた。

ぼくは企画者のせちさんへの思いがあり自分に二つのテーマを課していた。
ひとつはいつもお世話になっているおにぎりのお礼を俳句ですること、もうひとつは俗悪なれどこの大仏の句を書くこと、そして大仏の句は小川主宰に見せられるレベルであり当句会でも点が入ること。
大仏を句にするのは無理かと思いつつ裏から中へ入ることになった。裏は日陰になっていてひんやりした。その瞬間、
大仏のうしろへ回る秋思かな
ができ、ほっとした。とっさにここではなく鎌倉の大仏を想像する人がほとんどだろうとういう読みもあった。大阪の人が牛久に大仏があるとは思わないのだ。

おにぎりのほうは、
秋晴や疾く起きむすび握る母
でせちさんに応えよう。しかし今日の日中の気分をもっと盛り込んで
秋高しむすび飲み込み胸叩く
を句会に出した。


句会場は「きっちんやまね」(龍ヶ崎市藤ヶ丘2-16-6)


吟行参加者たち

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