天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

ウォーターボーイズ名場面集

2014-12-09 14:17:02 | 映画
きのう日本映画専門チャンネルで矢口史靖監督・脚本の「ウォーターボーイズ」(2001年)をやっていた。午後のテレビ番組はおもしろいものがなく惰性で見ているか、見ながら眠っていることが多いが、これは見る気になった。
すでに2回見ているが何度見てもうきうきする。邦画の傑作のひとつだろう。

まず男子高校生にシンクロナイズドスイミングをやらせるという発想が秀逸。
中心となる男子5人の個性がよく、そのかかわり具合がいい。

【ファイブキッズ】
左から玉木宏、金子貴俊、妻夫木聡、三浦哲郁、近藤公園。玉木の男ぶり、金子の女っぽさ、妻夫木の含羞、三浦の必死、近藤の数的能力、五つの個性の絶妙なからみ。


【男っぽさと女ごころ】 
玉木宏に秘めた恋心を打ち明ける金子貴俊の女っぽさ。


【告白】
木内静子(平山綾)と鈴木智(妻夫木聡)の出会いが新鮮。鈴木が自販機からコーヒーが出ないで困っていると突如、静子は飛び蹴りを見舞って直し、
「ずっと好きだったんです。つきあってください」とストレートに告白。明るい恋物語がこの映画の伏線。


【光る脇役】
ぶっきらぼうだがシンクロを下支えする水泳部の責任者(杉本哲太)と、調子者で無責任の竹中直人。カセットから火が出てアフロヘアまる焼けの玉木宏。



【意外性】 
女子高の文化祭実行委員3人。ガリ勉タイプに見えてとっつきにくい雰囲気で来て、彼女たちの女子高のプールを男子のシンクロのために貸すと提案。男子校のプールの水はボヤの鎮火で使ってしまい競技ができなくなってしまっていた。眼鏡を取るとやららかな表情。


【ちゃっかり】
男子にシンクロをやろうと焚きつけておいて美人教師(眞鍋かをり)は身ごもって産休に入ってしまう。そのため妻夫木らはろくに教えないイルカ調教師(竹中直人)に教えを乞うはめに。無事主産し見学にかけつける。夫ともども能天気。


【ラブラブパンツ】
勢いよく水に飛び込んだ妻夫木のパンツが脱げる…。困った…そのとき静子が「LOVE」
とアップリケを施した水泳パンツを投げる。
気の利いた演出で一気に恋がスパーク。
平山綾の輝きは小野茂樹の名歌「あの夏の数かぎりなきそしてまたたつたひとつの表情をせよ」を彷彿とさせる永遠のものである。


【あなたのとりこ】
テーマ曲を「あなたのとりこ」(シルヴィ・バルタン)にした能力も光る。この曲の軽快さと開放感が決め手となって盛り上がる。

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