北国いなか暮らし

りんごです。北海道の自然の中で夫とのいなか暮らし。
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乳がんホルモン治療中。

河野さん講演会を終えて

2018年09月19日 | 講演会
不登校親の会が教育委員会と共催で、不登校、引きこもりの青年たちを地域で支えられないものかと講演会を開催した。

講師は子育て・教育相談現場での経験が豊富で、今は大学教授をしながら市民活動にも力を入れている佐呂間町出身の河野和枝さんにお願いした。
今まで2回、代表と一緒に河野さんの講演会を聴いた事があり、テンポが良くわかりやすいお話で面白かったので、ぜひ不登校関係のお話を聞いてみたかった。
不登校、引きこもりは研究専門外であり、かなり無理なお願いだったにもかかわらずき快く引き受けて下さった。
この日は市内で多くのイベントや講演会があったのだが、思った以上に親御さんや支援する立場の方々の参加も多かった。


当日、早めに行って準備する。
資料が読みやすくわかりやすかった〜






お話の中で、心に残ったことを。

教育相談の経験で知ったのは青年たちの生きづらさと共に、若い母親たちがとても悩んでいる事だったそう。

学校や職場では、ひと手間かける大人の存在が若者を成長させる。
日本の昔の師弟関係は厳しくしても見捨てなかったが、今の職場は即戦力を求められる。
ということは、若者たちは、ひと手間かけられる余裕のある大人に出会う事がとても難しい。

若者に必要な場所として、
多様な人がごちゃまぜで出会える場所。
多職種、異年齢、多様な家庭が出会える場所。
ナナメの関係とミックスの場を作り出す。
子ども食堂や高齢者の居場所をネットワークとして横につなげる事。
この町でそんなネットワークが出来たらいいなぁ。


絶賛不登校引きこもり中の時はそんな居場所があっても、たどり着くまで時間がかかるかもしれないけれど、それでも出られるようになった時の行きやすい場としてあったら嬉しい。

私が今すぐ出来ることって何だろうと考えた。
私達の不登校親の会は、常駐ではないけれど、時々開くカフェや例会に多様な人が集まってくれる。
そう言えば不登校カフェには、小中学生や少し遠くの町の高校生や大学、専門学校生、働いている20代も来てくれていたっけ。もちろん若いお母さんたちも。
ここが若者たちの居場所のひとつになってくれたらいいなぁと妄想。

この講演会を教育委員会との共催で出来て本当に良かった。
教育委員会の方々は事務仕事はプロだし、講演会の会場準備などとても助かった。


さてさて。
これから、どうしようかな。


コメント
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