岩石探訪

行って見て触れて楽しむ石との時間‥そんな日々を過ごして約1年。石は奥深く美しい!ということに気付いてしまったのでした。

米沢・酒蔵編

2021-03-07 17:32:26 | 日記
暦のうえでは「啓蟄」を過ぎ、
春の訪れがすぐそこまでやってきているのですが、
日中は暖かくても、朝晩はまだまだ冷え込みます。

この時期、洋服を選ぶのが難しいんですよね〜。
なにを着ていいのかわからなくなります^^;

そんな迷いもなく、最近、がっつり冬支度で行ってきたのが米沢です。

米沢では、用事をすませたあと、ぜひ訪れたい!!と思っていたのが酒蔵です。
なにしろ、山形のお酒はおいしいですからね〜〜🤗

資料館もそなえた「東光」は、以前訪れた時に前を通ったので知っていましたが、
ほかにないかな?

大好きな「雅山流」をつくっている「新藤酒造店」は酒蔵見学や小売販売はしてないし・・。

米沢市が発行しているガイドブックをめくっていると・・
ありました!!

「浜田沖政宗」。
正直、この名前は覚えていなかったのですが、
ガイドブックの写真に掲載の

「Faucon」

この銘柄に見覚えが!!

このお酒、おいしかったんですよね〜〜❤️

でも、仙台ではなかなかお目にかかれず、
「道の駅よねざわ」で購入して以来、手にしていません。

HPもステキです!

米沢市中心部から約4キロ、車で15分ぐらいでしょうか。

ちなみに中心部はこんな感じ。



けっこう積もってます。

米沢城本丸跡に建立された上杉神社









車で向かう道中はこんな様子。



一面の雪!!まさに雪原ですね〜。
めったに見ることのない光景です。
子供の頃だったら、大はしゃぎしてましたね(笑)

着きました🚗



会社の方(のちほど伺ったら役員さんでした)に出迎えていただき、中へ入ります。



日本酒だけでなく、こちらではワインも生産・販売しており、
商品が展示品のように並べてあります。

困った、これは迷う・・・

でも大丈夫!
こちらでは、当日限定の数種類を試飲することができるんです😆
もちろん、運転をする人は飲めないので、
こちらも限定になりますね。

まずは日本酒からいただきました。

ブランドは山形県産のお米のみを使っている

「Faucon」

山田錦や美山錦など、それ以外のお米も使っている

「興譲」

の2種をいただきました。

「Faucon」だけでも、「雪女神」「出羽燦々」「出羽の里」「つや姫」と、
こんなにたくさんのお米を使って生産をしています。



日本人には「雪女神」、外国人には「出羽の里」が人気だそうです。

試飲をすると、ほんとにそれぞれ味が違うのですが、
いろいろお話をうかがっていると、
その説明と味の違いに合点がいき、とてもおもしろいです。
おいしくておもしろくて、テンションあがります⤴︎☺️⤴︎

コンクールで賞もとられてるんですね。納得。



すっかり(ひとりで😅)気持ちよくなったところで、
酒蔵見学をお願いしました。











飯米(主食用のお米)は酒米に比べ、吸水率が悪いので、「浸漬」に時間がかかるとか。

ふむふむ。

酒造りに大事な「心白(コメ中心の白濁した部分)」の大きさの違いなど、
生産量が多く手に入りやすい分、
「日本酒」にするまでの工程に手間がかかる印象を受けました。

とても近代的で立派な設備ですが、
各工程における微妙なタイミングをはかるのは、やはり「人」。

ベテランの勘と熟練した技ではかってきたタイミングを
これらに反映させる作業は
試行錯誤の連続で、
安定するまでに、大変ご苦労されたとのこと。

その結晶をさきほど、いただいたわけですね❄️

ありがたや〜〜✨

たんなる説明ではなく、
現場にいらした方の生きたお話はとてもおもしろく、
勉強になりました!!

ありがとうございましたm(_ _)m



入り口の手前、左横の敷地には芭蕉の句をきざんだ石碑がありました。





こちらの創業者が建立されたんですね。
歴史を感じます。

駐車場の前には

山々と



雪原が広がっています。



ここの「米」と「水」と「環境」が
ここのお酒を生んでいるんですね。

日本酒は奥が深い。

日本酒は日本の宝です!!














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