ことぶき勧学院北都留教室の窓

コロナ禍の感染予防対策をしっかりと行い、年間計画に沿って講座や活動を行っております。自主活動も8月から再開の見込みです。

2年生ワードカフェで宮沢賢治を読み解く

2018-06-13 14:14:20 | おしらせ

6月12日は都留文科大学名誉教授の牛山先生をお招きして宮沢賢治作 「土神と狐」を題材にワードカフェ形式での読み取りにチャレンジしました。予定より早く会場に到着された先生は、図書館入り口でお待ちになりながら「ね~読んだ?」「ううん、読んでないよ」「資料がページが飛んでたよね」など、皆さんのつぶやきをしっかりとお聞きになっていたようです。これもまた愉快な出来事でした。

感想から(抜粋)

・一人で読んだ時は理解が出来にくかったけれど授業でグループカフェ方式はとてもよくわかりよい授業でした。一人一人の意見が見えてわかり、楽しい授業でした。・今まで本を読んでもこれほど深く考えなかったので、なるほどと思う意見を聞いて楽しかったです。・一人では出来ない多くの人の意見や考えを聞き、言い合い伝えあうことはとても勉強になるものでした。

・テープ試聴による朗読という贅沢な授業を受けとてもよかったです。宮沢賢治の生い立ちを聞き作品の深読みが出来ました。ワールドカフェという初めての授業の楽しさを経験し、楽しい出会いをありがとうございました。

・宮沢賢治を改めて勉強することが出来た。新しい発見もあったかと思う。ワールドカフェという新しい学習方法も興味深かった。宮沢賢治の作品をもっと読んでみようと思った。

・宮沢賢治の作品は児童文学といわれているが、奥が深く大人が読んでも賢治が伝えようとしていることはうまく出来なかったりすることが多い。今日のようにワールドカフェで多くの方の考えを聞きながら改めて作品の内容を考えようと思えた楽しい授業だった。

・文学を一人で読み、そこで感じるものは少ないし浅いなと思いました。ワールドカフェで話すことで深く広く感じることが出来、充実感を味わいました。・大筋をつかみそれに枝葉をつけて進めればいいかと思いその考えで私は進みました。奥が深く頭をフル回転させ痛くなるほどの授業でした。

・皆さんの感想を聞いて全く自分の気づかなかった事が沢山あり驚きました。いかに自分の読みが浅いか思い知らされます。でも幅広い意見に視野が広がる思いです。・ワールドカフェ形式おもしろかったです。他の班の人とお話しできてよかったです。賢治の知識が深いことが狐の持ち物やら言葉やらになって書かれている物語だと思います。

午後からの自主活動は、天保騒動について大月市教育委員会の稲垣さんを講師に学習会を行いました。

その後の役員会では、委員長さんから勧学院祭の舞台発表の脚本案が提示され、意見交換を行いました。当日まで内容は秘密ですのでブログには書けませんが、素晴らしい発表になりそうです。

 

 

 

 

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