3月5日の日曜日、京都大学農学部で行われた、ASEVの「西日本地域研究会」に参加しました。
今回はフランスのモンペリエ大学から、ワインの勉強をする学生さん18名、教授陣5名が参加。学生たちはフランス人ではなく、アメリカ、イタリア、ブラジル、ポルトガル、韓国、などなど世界各国からモンペリエに勉強に来た若者たち。日本にもこういう「海外学生専門のコース」があると、ワイン産業のレベルアップにもなるだろうなあ、と思いました。
3人の方が講演。まずこれは酒類総合研究所の後藤奈美さん。日本のワイン産業についてのプレゼンテーション。小さくて見えないと思いますが、スライドは世界のワイン生産シェアのパイグラフ。「イタリア、フランス、スペインの3カ国で世界のワイン生産の半分」とは、、、こうして見せられると、改めて驚きます。
2番目は、中央葡萄酒の三澤彩奈さん。「Japanese Wines – Pure, Elegant and Authentic」というタイトルで、甲州への取り組みについてのプレゼンテーション。後藤さん、三澤さんとも、日本語と英語の2ヶ国語による講演でした。
3番目は、西日本研究会の事務局を勤められる、京大農学部の小田滋晃先生。「農業生産諸資源の保全・再生とワインツーリズムの可能性」というプレゼンテーション。大阪のカタシモワインさんのケーススタディー。スライドでもわかるとおり、フランス語(!)の講演でした。
後援のあとは懇親会。こちらは挨拶されるモンペリエ大学の教授陣。学生たちは前日到着でしたが、教授陣は当日関西空港着で、直行でこの研究会にこられたそうです。
提供されたワイン。右から2番目が私が持参した「Kita Wine」。
「Kita Wine」について説明する私、喜多です。
そして乾杯の音頭は、近畿大学農学部の米虫節夫先生。1時間ほどですべてのワインがなくなりました。大変楽しく、有意義な半日でした。
代表取締役 喜多常夫
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