きた産業のスローなブログ

会社のトピックスや出来事を、「スロー」に記録・発信するブログ。文章は、当社の各部門のスタッフが書きます。

テロップに「きた産業」

2008年03月28日 18時44分28秒 | Weblog
「偉大なる未来図鑑」というテレビ番組で、テロップ(字幕)に「きた産業株式会社」がでました!




「偉大なる未来図鑑」は、フジテレビ系列の番組で、「面白い最新の科学ニュースを分かりやすいようかみ砕いて解説する、超気の利いた科学バラエティ」(インターネットから)だそう。司会は児玉清さん。

3月にはいって、番組でキャップの歴史を取り上げたい、と当社にコンタクトがありました。キャップが科学ニュースとどう関係あるの???、と思いつつ、「手元に「西日本王冠キャップ工業組合創立40周年記念誌」というのがあるが、これが王冠・キャップの歴史を要領よくまとめてある」とお答えしました。すると、「ぜひ貸してほしい」ということで、制作会社の方が当社にこの記念誌を取りに来ました。

3月26日が放映日で、夜10時からの1時間30分番組。ロボット、仮想現実体験装置、歯医者養成マシンなど、ぜんぜんキャップと関係のないものばかり、カットされたのかなあ、と思っていたら、最後にキャップの話がありました。

まず、<キャップの歴史>の紹介。
●4000年前、びんの蓋の歴史は「コルク栓」から始まった
●第一次キャップ革命は、1872年(明治5年)、ハイラム・コッド氏の発明した「ラムネ壜」
●第二次キャップ革命は、1892年(明治25年)、ウィリアム・ペインター氏の発明した「王冠」
●第三次キャップ革命は、1935年(昭和10年)、ウィスキーのホワイトホースが採用した「ねじキャップ」
●第四次キャップ革命は、1964年(昭和39年)、イギリスのメタルクロージャー社が作った「PPキャップ」、このキャップが今の世界標準である

う~ん、なかなか適切なキャップの歴史感。お貸しした記念誌も参考にしたようだけれど、書いていないこともある。よく調べたものだなあ、と感心。
で、最後に、「第五次革命になりそうなキャップが出現、ねじキャップだけれど押し込むだけで閉まる<チョイピタ・キャップ>」というのが、番組のストーリー。

ホントに第五次革命か?ちょっと判断がつきかねたけれど、普段取り上げられることのないキャップがテレビ番組で取り上げられるのは良いことだし、「きた産業」がテレビのテロップに出たことも、光栄なことでした。

喜多常夫