三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「漁業指導員死亡の責任を韓国に転嫁した北朝鮮の居直り」

2020年10月31日 | 北部朝鮮
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/38179.html
「The Hankyoreh 」  2020-10-31 08:50
■[社説]漁業指導員死亡の責任を韓国に転嫁した北朝鮮の居直り

【写真】海洋警察が北朝鮮軍の銃撃で死亡した海洋水産部公務員の遺体を捜索している=海洋警察提供//ハンギョレ新聞社

 西海(黄海)での海洋水産部公務員銃撃死亡事件が発生してから約1カ月後に、北朝鮮が今回の事件の一次的な責任は韓国にあると主張した。北朝鮮は29日、「朝鮮中央通信」の報道で、「(火と火が対立する)敏感な(西海)熱点領域で、自分たちの住民を管理・統制できなかったために起きた事件であり、当然不幸な事件を招いた南側に一次的な責任がある」と述べた。北朝鮮側の西海水域に不法侵入した海水部公務員が取り締まりに応じず、北朝鮮軍がやむを得ず自衛的措置を取らざるを得なかったというのが、北朝鮮が主張する事件の経緯だ。理由はどうであれ、海に漂流中の民間人を射殺した側が口にすべき言葉ではない
 北朝鮮の主張は、真相究明、再発防止などを求める韓国と国際社会の世論とかけ離れている。非常に不当であり、受け入れ難い。北朝鮮は「国際的な反共和国謀略騒動」だとし、今回の事件を国連など国際舞台に持ち込むなと韓国を牽制した。南北問題を国際社会で公論化することは慎重でなければならないが、今回の事件は、北朝鮮が国際法を明確に違反している。北朝鮮も加盟した「市民的および政治的権利に関する国際規約」は、非武装の民間人を恣意的に射殺してはならないと定めている。これを根拠に先月23日、トーマス・オヘア・キンタナ国連北朝鮮人権状況特別報告者が「北朝鮮警戒兵の生命に何ら緊迫した脅威を加えない民間人を不法かつ恣意的に射殺したものとみられる」とし、「これは国際人権法に違反したもの」だと指摘した。
 同日、北朝鮮は今回の事件が「誰も望んでいなかった思いがけない不祥事」だとし、「偶発的事件が北南関係を破局に追い込んだ不快な前例が二度と繰り返されないことを望んでいるというのが我々の立場」だと強調した。不透明な国内外情勢の中で南北関係を安定的に管理したい考えから、北朝鮮がこのような立場を示したものとみられる。現在、北朝鮮は厳しい経済状況を突破しようと「80日戦闘」に没頭しており、朝米関係に大きな影響を及ぼす米国の大統領選挙が近づいている。
 公務員銃撃死亡事件に南北関係を揺さぶられないためには、南北が共に努力しなければならない。金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長は先日、今回の事件について「大変申し訳ない」と述べ、再発防止を約束した。北朝鮮がこの事件に真摯に取り組んでいることを立証するためには、金委員長の約束を早く行動に移さなければならない。今からでも北朝鮮が、南北共同調査と軍通信線復旧要請に応じることを望む。
(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/967976.html
韓国語原文入力:2020-10-30 19:45


https://japanese.joins.com/JArticle/271771?servcode=500&sectcode=510
「中央日報日本語版」 2020.10.30 15:13
■韓国公務員射殺事件に北朝鮮「思いがけない不祥事、住民を管理できない南側に責任」
 西海(ソヘ、黄海)で先月発生した北朝鮮軍による韓国海洋水産部公務員射殺事件について、北朝鮮側が「住民を管理できない南側にまず責任がある」と主張した。また、国民の力など野党に対しては「容共剔抉の狂風」を起こしていると非難した。北朝鮮国営朝鮮中央通信29日付の「南朝鮮保守輩党の相次ぐ対決妄動は、さらに大きな災いを呼ぶことになるだろう」と題した「報道」でだ。
 朝鮮中央通信はこの報道文でこの事件を「南朝鮮(韓国)全域を襲っている悪性ウイルス(新型コロナ)でいつよりも緊張して危険千万な時期に、鋭敏な水域で自分たち(韓国)の住民をまともに管理・統制できずに起きた事件」とし「当然、不幸な事件を招いた南側にまず責任がある」と主張した。
 続いて「当時、南側の住民がどのような意図で我々の水域に不法侵入したかも知らず、取り締まりに直ちに応じない状況で、正常勤務を遂行する軍人がどう対応するかは南側も明白に分かるはず」と強弁した。
 ただ、通信は「我々は西海海上の水域で死者の遺体を捜索して家族に返すために最善の努力をしたが、まだ実を結んでいない」とし「これは遺憾であり、該当部門では今後も必要な措置を持続的に取っていくことにした」と明らかにした。
 続いて、今回の事件を「誰も望まない思いがけない不祥事」とし「南北間の信頼と尊重がさらに大きく崩れないよう我々の最高指導部の意中を込めて即時に事件の顛末に対する調査の結果を通知し、わが水域で残念な事件が発生したことに対して遺憾の意も伝えた」と強調した。
 報道文は今回の事件が偶発的に起きたという点を強調し、国際的な問題に広がるのを避けようとする意図も表した。通信は「平和状態にある国々の間でも、国境で生じた大きくない事件をめぐり、激しい銃撃戦に拡大した事例は数えきれないほど多かった」とし「南北間には平和ではなく停戦状態が厳格に続いていて、さらに今回の事件が発生したところは火と火が向き合う西海ホットスポット水域だ」と伝えた。
 また「南側が我々(北)を誹謗・中傷するさまざまな言葉は度が過ぎていて、この事件を国際的な反共和国謀略騒動に導こうとする危険千万な動きがさらに露骨化している深刻な現実は、我々が今まで堅持してきた寛大な心と善意の限界点をまた揺さぶっている」と主張した。
 特に野党に言及しながら「南朝鮮の保守勢力は『蛮行』『人権蹂躪』などと同族をむやみにけなすことに血眼になって騒いでいる」とし「保守輩党の分別のない行動は南朝鮮社会に前例ない反共和国対決と『容共剔抉』の一大狂風をもたらすことに真意があるということを我々は知っている」と指摘した。遺体焼却という批判に対しても「保守輩党が大騒ぎしている『遺体毀損』というものも、南朝鮮軍部によってすでに真実が明らかになったことだ」と否認した。
 韓国政府は直接的な言及を避け、「事実究明」と「通信線の連結」を促すという原則的な立場を出した。韓国統一部のチョ・ヘシル副報道官は「北の事実究明と解決のための努力が速やかに行われることを望む」とし「南北間の意思疎通のために軍通信線の優先的連結を促す」と明らかにした。
 李仁栄(イ・インヨン)統一部長官もこの日、DMZ平和協力国際フォーラムの祝辞で「先月、西海上でわが国民の残念な死亡事件が発生したのは極めて遺憾」としながらも「政府としては可能な限り最後まで全力で責任を果たすが、同時に境界地域での平和と協力が韓半島平和共存の出発点であることを改めて悟った」と述べた。
 続いて「条件と環境が用意されしだい境界地域で我々が直ちにできる協力を模索し、南北首脳間で合意した事項を共に実践していくことを、この席を借りて北側に促す」と強調した。
 元政府当局者は「北が共同調査要求に応じない状況で、政府の対応には限界があるしかない」としながらも「DMZの平和的利用が必要な部分ではあるが、北が責任転嫁のように主張することには断固たる対応と立場表明が必要だ」と指摘した。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201030001600882?section=news
「聯合ニュース」 2020.10.30 11:41
■射殺事件の責任転嫁 北朝鮮に事実究明・軍通信線連結求める=韓国当局
【ソウル】韓国国防部のムン・ホンシク副報道官は30日、北朝鮮が先月起こした韓国人男性射殺事件を巡り、責任は韓国にあると主張したことについて、「事実究明と解決のための努力が速やかに行われることを望む」とし、「南北の意思疎通のため軍通信線の優先的な連結を求めたい」と述べた。
 韓国統一部のチョ・へシル副報道官も同日の定例会見で、同様の発言をした。
 南北軍当局間の通信線は北朝鮮が韓国の脱北者団体による北朝鮮側に向けたビラ散布に反発し、6月9日に遮断した。
 北朝鮮の朝鮮中央通信は男性射殺に関し、「南朝鮮(韓国)全域を襲った悪性ウイルス(新型コロナウイルス)により、いつになく緊張し、危険な時期に、敏感な境界線水域で(韓国が)自国住民を管理・統制できなかったことで起きた事件」とした上で、「不幸な事件をもたらした南側に優先的な責任がある」と主張した。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/38171.html
「The Hankyoreh 」  2020-10-30 11:30
■北朝鮮、西海銃殺事件から1カ月後、この問題で「南北関係の破局望まぬ」
 29日、「朝鮮中央通信」報道で立場表明 
 南の保守勢力が「我々の善意を冒涜し、対決を極大化している」 
 米大統領選挙を控えた不透明な情勢の中 
 南北関係を管理しようとする意図が読み取れる

【写真】海洋警察が行方不明になった海洋水産部所属の公務員を捜索している=海洋警察庁提供//ハンギョレ新聞社

 北朝鮮が、西海(黄海)漁業指導員銃殺事件の発生から約1カ月後に、この事件を「南北関係を破局に追い込んだ不快な前例」にはしないという立場を改めて明らかにした。米大統領選挙を目前に控えた不確実な情勢の中で、南北関係を管理していくという意図を込めた動きと見られる。
 北朝鮮官営の「朝鮮中央通信」は29日、「これまで我々は西海海上で発生した誰も望まない不祥事によって、北南間の信頼と尊重がさらに大きく崩れないようにするため、最高指導部の意中を込め、直ちに事件の顛末に対する調査結果を通知し、申し訳ない気持ちも伝えた」が、「現在南では我々の善意を冒涜し、同族間の不信と対決を極大化しようとする不敬な行動が度を超えて険悪になっており、わが軍隊と人民の憂慮と激憤をもたらしている」と指摘した。北朝鮮の今回の立場表明は、先月27日に「遺体を拾得する場合、慣例通り南側に引き渡す」ため「我が領海の侵犯は見逃せない」とした立場を明らかにしてから1カ月後に発表されたもの。金正恩(キム・ジョンウン)委員長は10日、党創建75周年記念演説で「保健危機が克服され、北と南が再び手を取り合う日が訪れることを願う」という立場を明らかにしている。
 朝鮮中央通信の報道という形式を借りた今回の立場表明を通じて、北朝鮮は「南側の住民がどんな意図で我々側の水域に不法侵入したかもわからず、取り締まりにも直ちに応じない状況で、正常勤務を遂行する軍人らがどのように対応するかということは、南側でも火を見るより明らかに予想できること」だとし、「現在の北南関係の状況を考慮し、申し訳ない気持ちも南側に伝え、南側の内部で起こる各種の中傷を黙殺し、最大の忍耐として自制してきた」と明らかにした。さらに「南朝鮮の保守勢力は“蛮行”や”人権蹂躙”など、同族をけなすことに血眼になり、彼らの政治的目的を達成するための機会にするために前後をわきまえずに奔走している」と指摘した。
 また、今回の事件について、「西海海上の北側水域に不法侵入した南側の住民が、取り締まりに応じず逃走する状況が造成されたと判断したわが軍人が、やむを得ず自衛的措置を取らざるを得なかったことに対し、あまりにもわかりやすく通知」したとし、今回の「事件は南朝鮮の全域を襲う悪性ウイルス(COVID-19)によっていつになく緊張が高く危険千万な時期に、敏感な水域で自分側の住民をきちんと管理統制できずに起きた事件であるため、当然不幸な事件を招いた南側にまず責任があるということが我々の変わらぬ立場」であることを改めて強調した。
 北朝鮮は先月22日、西海の漁業指導員銃殺事件が発生して3日後の25日、朝鮮労働党中央委員会統一戦線部の名義で「我々側の水域で思いがけない不祥事が発生し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と南の同胞たちに大きな失望感与えたことについて大変申し訳なく思う」という金正恩国務委員長の謝罪の言葉を伝えた。しかし、正確な事故の原因と経過を明らかにするために南北共同調査が必要だという韓国側の提案には、これといった反応を示していない。
キル・ユンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/967874.html
韓国語原文入力:2020-10-3008:45


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201030000300882?section=news
「聯合ニュース」 2020.10.30 08:59
■韓国人男性射殺「責任は韓国側に」 保守系野党も批判=北朝鮮メディア
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、北朝鮮軍が黄海で先月22日に韓国の公務員男性を射殺した事件に関し、「南朝鮮(韓国)全域を襲った悪性ウイルス(新型コロナウイルス)により、いつになく緊張し、危険な時期に、敏感な境界線水域で(韓国が)自国住民を管理・統制できなかったことで起きた事件」とした上で、「不幸な事件をもたらした南側に優先的な責任がある」と主張した。


【写真】北朝鮮軍に射殺された韓国人男性を捜索する韓国海軍の艦艇(国会写真記者団)=(聯合ニュース)

 同通信は「思わぬ事故がわれわれの主権が行使される海上水域で発生したため、すまない気持ちも南側に伝え、南側の内部から出てくるさまざまな悪口に耐えて(対応を)控えてきた」とも主張。「黄海上の水域で死亡者の遺体を探し家族のもとに返すために最善の努力を尽くしたがまだ実を結んでいない」と遺憾の意を示すとともに、今後も持続的に必要な措置を取るとした。
 一方、「われわれを誹謗(ひぼう)中傷する悪口が度を越え、この事件を国際的な反共和国(北朝鮮)謀略の騒ぎに追い込もうとする危険な動きが露骨になっている深刻な現実はわれわれがこれまで堅持してきた善意の限界を揺るがしている」と反発した。韓国の保守系最大野党「国民の力」などを取り上げ、「南朝鮮の保守勢力は『蛮行』『人権蹂躙(じゅうりん)』などとし、同族をけなすことに血眼になっている」と批判した。
 その上で、「今回の事件に関する故意的かつ謀略的な非難が続いていることを問題視せざるを得ない」とし、「保守一味の分別のない振る舞いは南朝鮮社会に例のない反共和国対決と容共(勢力の)排除を進めることに真意があることをわれわれが知らないわけがない」と強調。「偶発的な事件が北南関係を破局に追い込んだ不快な前例が二度と繰り返されないことを望んでいるのがわれわれの立場だ」と説明した。2008年に北朝鮮の景勝地・金剛山で北朝鮮兵士が韓国人観光客を射殺した事件を意味するとみられる。


https://japanese.joins.com/JArticle/271755?servcode=500&sectcode=510
「中央日報日本語版」 2020.10.30 08:56
■公務員射殺の北朝鮮「住民統制できなかった韓国の責任が第一…遺体は未発見」
 北朝鮮が西海(ソヘ、黄海)海上で発生した公務員射殺事件の責任を韓国に転嫁した。
 北朝鮮官営の朝鮮中央通信は30日、「当然不幸な出来事を招いた南側に第一の責任がある」とし「(今回の事件は)南朝鮮全域を襲う悪性ウイルスが原因で、いつになく緊張し危険な時期に敏感なNLL(北方限界線)で(南側が)自分側の住民を十分に管理制御できずに起こった事件」と報じた。
 殺害された公務員の遺体はまだ見つかっていないとも報じた。朝鮮中央通信は「当時から我々は、西海海上の水域で死者の遺体を捜索し、家族のもとに返すために最善の努力を尽くしたが、残念ながらまだ実を結んでいない」とし「我々はこのことについて残念に思い、当該部門では今後も必要な措置を継続的に取っていくことにした」と伝えた。
 続けて「偶発的事件が南北関係を破局に追い込んだ不快な前例が二度と繰り返されないことを望むというのが、我々の立場だ」と述べた。
 朝鮮中央通信は「しかし、同族対決意識が骨の髄まで染みついた『国民の力』をはじめとする南朝鮮の保守勢力は継続的に『蛮行』だとか『人権蹂躙』だとか言って同族をけなすために血眼になって騒ぎ立てるかと思えば、今回の事件を自分たちの汚れた政治的目的を達成するための機会とするため、なりふり構わず奔走している」と非難した。
 遺体毀損疑惑も否定した。朝鮮中央通信は「保守一味がそんなに大騒ぎしている『遺体毀損』ということも南朝鮮軍部によって既に真実が明らかになったこと」と述べた。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201030000100882?section=news
「聯合ニュース」 2020.10.30 07:24
■韓国人男性射殺 「責任は韓国側に」=北朝鮮メディア
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、北朝鮮軍が黄海で先月22日に韓国の公務員男性を射殺した事件に関し、「南朝鮮(韓国)全域を襲った悪性ウイルス(新型コロナウイルス)により、いつになく緊張し、危険な時期に、敏感な境界線水域で(韓国が)自国住民を管理・統制できなかったことで起きた事件」とした上で、「不幸な事件をもたらした南側に優先的な責任がある」と主張した。

【写真】北朝鮮軍に射殺された韓国人男性を捜索する韓国海軍の艦艇(国会写真記者団)=(聯合ニュース)

 同通信は「黄海上の水域で死亡者の遺体を探し家族のもとに返すために最善の努力を尽くしたがまだ実を結んでいない」と遺憾の意を示すとともに、今後も持続的に必要な措置を取るとした。
 また「偶発的な事件が北南関係を破局に追い込んだ不快な前例が二度と繰り返されないことを望んでいるのがわれわれの立場だ」と説明した。


https://japanese.joins.com/JArticle/271523?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2020.10.23 14:27
■北朝鮮軍に射殺された韓国公務員の兄「海警の『越北』中間発表は人格殺人」
 西海(ソヘ、黄海)小延坪島(ソヨンピョンド)沖で北朝鮮軍に射殺された韓国海洋水産部の公務員Aさん(47)の兄イ・レジンさん(55)が23日、「海洋警察庁が弟を人格殺人し、冒とくした」と主張した。前日、海洋警察(海警)が死亡したAさんについて「賭博で借金を抱え、自ら越北を図った」と明らかにしたことに対してだ。イさん側は弟の慰霊祭をして戻ってきた当日に海警がこのような発表をしたことに不快感を表した。

◆遺族「越北の証拠でない」
 イさんはこの日、中央日報との電話で「海警の発表は越北を主張する証拠にならない。(海警が)世論戦をするような印象を受ける」とし「弟の慰霊祭をして帰ってきた当日にこのような無茶な発表をするのは話にならない」と語った。イさんは事件から1カ月が過ぎた21日、延坪島(ヨンピョンド)捜索現場で海上慰霊祭を行い、夜を明かして帰ってきた。ちょうど海警はこの日午後に記者懇談会を開き、「失踪者は出動の前後や出動中にもいつも賭博をするなどインターネット賭博に深く没頭していた。精神的恐慌状態で現実逃避の目的で北に行ったと判断する」と明らかにした。
 イさんは「海警は越北の根拠として提示したスリッパから数人のDNAが検出されたと発表した。同僚2人の陳述だけでこれを越北の証拠と判断したのであり、証拠が十分でない」とし「決定的な越北の証拠は見つかっておらず、賭博の借金で精神的恐慌状態だったという情況だけが出てきた。賭博で越北する可能性があるという医師の所見もなく、発表は納得できない部分が多い」と主張した。イさんはAさんが海に転落したという立場だ。海警が越北の根拠に提示した漂流予測情報と電波管理所の南北通話記録などに関する情報公開請求をする計画だ。海警に抗議声明書も出す予定だ。
 また、イさんは「海警の中間発表はおい(Aさんの息子)を苦しめる」とし、Aさんの息子が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に送った手紙も公開した。これに先立ちAさんの息子と文大統領は政府の越北発表などに関する手紙を一度交わした。Aさんの息子は2通目となる手紙で、「大統領の言葉と直接かかわっていくという約束を信じたい。父を亡くしたが、どのような人かをよく知っているので名誉まで失うことはできない」という内容を書いた。
 イさんの法律代理人のキム・キユン弁護士も海警の発表を指摘した。キム弁護士はこの日、フェイスブックで「イさんが延坪島を訪れ、慰霊祭をして帰ってきた日、海警が特別な追加の証拠もなく越北という中間発表をした」とし「海警に国民の生命と身体を守る義務があるだけに、北の軍が燃やした遺体を1カ月間発見できなかったことについて遺族に謝罪しなければいけない。これまでの捜索の過程や範囲も明らかにすべき」と指摘した。


https://japanese.joins.com/JArticle/271490?servcode=500&sectcode=510
「中央日報日本語版」 2020.10.22 17:15
■韓国海洋警察、北朝鮮に射殺された公務員「自主的に越北」と結論
 北朝鮮に銃撃されて死亡した海洋水産部の公務員が、失踪直前までインターネット賭博をしていたことが明らかになった。失踪した公務員の兄のイ・レジンさんが「弟が漁民を助けるために同僚や知人のワタリガニ購入代行をあっせんした」としていたお金まで賭博で使い果たしていたことがわかった。海洋警察は22日の漁業指導公務員失踪捜査関連懇談会で、「失踪した公務員が賭博の負債による精神的パニック状態から現実逃避目的で越北したと推定される」としてこうした内容を発表した。

◇失踪公務員、2時ごろに失踪したものと推定
 海洋警察によると、失踪した漁業指導公務員のイさんは先月9日に漁業指導船ムグンファ13号に乗り勤務していたが、定期人事発令により同月17日午前11時にムグンファ10号に異動した。イさんは同月20日午後11時40分ごろに他の職員1人とムグンファ10号3階操舵室で当直勤務をしていたが、21日午前1時35分に「1階庶務室でコンピュータ作業をする」として外に出た後に行方がわからなくなった。
 海洋警察は先月21日午前2時前後にムグンファ10号から離脱したと推定した。1階庶務室のコンピュータにはイさんが操舵室を出た2分後の21日午前1時37分に接触した記録が残っていた。小延坪島(ソヨンピョンド)基地局とイさんの携帯電話の最終連結時間は同日午前1時51分だ。しかしイさんが誤って転落したり極端な選択をした可能性はないとみた。先月29日の中間捜査結果のように「越北」の可能性が高いということだ。
 イさんが失踪した当時、ムグンファ10号はイカリをおろして停泊した状態だった。波高0.1メートル、風速5メートル、水温22.9度など気象状態も良好だった。船の両側には有事の際に使用できる縄ばしごもあった。海洋警察はイさんが北朝鮮側に発見された当時浮遊物に身を寄せライフジャケットを着用していた点も転落や極端選択とは距離が遠いと判断した。
 海洋警察関係者は「ムグンファ10号の防犯カメラ資料やイさんの携帯電話など決定的な端緒や目撃者がなく事実関係を明らかにするのに現実的な限界がある」としながらも「普段からイさんが業務に誠実な方で、電話通話や喫煙のために席を外す以外には長時間席を外したことがないという同僚の陳述とコンピュータ接続時間などを見ると午前2時ごろに船から降りたようだ」と推定した。

◇海洋警察「失踪公務員、失踪当日まで賭博」
 海洋警察はイさんが賭博による借金のために「越北」を選択したと推定した。イさんが過去に使った携帯電話3台を鑑識し周辺人物の陳述を確認した結果、イさんは賭博など各種債務で個人再生を申し込むなど厳しい経済的困難を経験してきたことが確認された。海洋警察がイさんの2019年6月から失踪前日までの15カ月間の口座を追跡した結果、イさんは賭博サイト口座に591回にわたり送金していたことがわかった。彼は自身の給与だけでなく、金融機関や知人などから金を借り数億ウォン台のインターネット賭博をしていたことが確認された。
 イさんは失踪する前に「延坪島の漁民を助けたい」として知人と同僚から1キログラム当たり8000ウォンを受け取りワタリガニの購入代行をした。こうして得た金額だけで730万ウォンに達するが、このお金もすべて入金された当日に賭博口座に送金した。イさんは失踪直前の先月20日午後10時28分にも賭博口座に送金をした。

◇海洋警察「イさんは切迫した経済状態で越北を選択したようだ」
 イさんが北朝鮮側に発見された当時着ていた赤いライフジャケットは自身の寝室に保管していたライフジャケットと調査された。イさんが使った寝室を前に使った職員を調査した結果、この寝室にはA型、B型、C型の3つライフジャケットがあったが、このうちB型ライフジャケットがなくなった状態だった。イさんが乗っていた浮遊物はイさんがひざをまげて足が水に浸った状態で、波を受けてもばらばらにならず安定的に横になれる1メートルほどのものと確認されたが、船内にあったものなのかは特定されていない。同僚を調査した結果、船内で発見されたスリッパもイさんのものと確認された。だがイさんは勤務当時運動靴をはいていたという。
 海洋警察関係者は「イさんは出動前後だけでなく出動中でも随時賭博をしており、この455日間に591回にわたりインターネット賭博資金を送金するなど賭博に深入りしていたほか、各種債務などで個人再生申請、給与差し押さえなど切迫した経済的状況に置かれた状態だった。こうした状況で同僚や知人たちから受け取ったワタリガニ代金まですべて賭博で使い果たし、精神的パニック状態から現実逃避目的で越北したと判断される」と話した。


https://japanese.joins.com/JArticle/271457?servcode=100&sectcode=110
「中央日報日本語版」 2020.10.22 09:53
■【社説】北朝鮮による韓国公務員殺害から1カ月、青瓦台と政府は何をしたか
 北朝鮮軍が西海(ソへ、黄海)上で韓国公務員を射殺して遺体に火を付ける蛮行を犯してから今日でちょうど1カ月になる。北朝鮮は再発防止対策を出すどころか、共同調査の要求に対しても全く反応がない。徹底した無視戦略だ。事件発生直後に把握された基本事実以外に、真相究明は一歩も前進していない。
 韓国政府の誤った対応を峻厳に指摘せざるをえない。北朝鮮は当初から適当な水準で「申し訳なさ」を表わすことで事件をうやむやにしようとした。遺体焼却の有無など基本的な事実関係において韓国軍が把握したものと合致しない内容を記した通知文が来た時から、北朝鮮の意図は分かりきっていた。共同調査に応じる意志は毛頭なかったということだ。それでも韓国政府は「最高指導者が2回も申し訳ないという表現を使ったことは異例」としながら感激するような態度とあわせて、まるで共同調査を契機に南北対話の扉が開かれでもするのではないかというくらい喜んだ。政府与党の高位幹部は遺体焼却を「火葬」と表現し、北朝鮮をかばう態度まで見せた。その結果、返ってきたものは何か。
 さらに深刻なのは、この事件に臨む青瓦台と政府の姿勢だ。政府がこの事件をどれほど深刻に認識しているのか、まともに対応する意志があるのかなど、懐疑的な疑問が続く。個人間の争いでも正当な要求が受け入れられないときには程度を高めて督促し、法廷争いなど他の対応手段を講じることは常識だ。しかし、韓国政府が共同調査を要求したこと以外には、1カ月が過ぎようとしている今もこれを督促したという話は聞いたことがない。
 国際機構や外国政府との共助に積極的に取り組むべき政府が正反対の態度を見せているのも残念だ。外信報道によると、トマス・オヘア・キンタナ国連北朝鮮人権特別報告官は公務員殺害事件に対する責任究明と補償を求める内容をまとめた北朝鮮人権状況報告を明日国連総会で行う予定だ。国際社会がこの事件に大きな関心と意志を示しているということだ。それでも実際の被害者である我が国の政府は消極的だ。日本・米国・英国・オーストラリアなど国連加盟国は北朝鮮決議案を総会に上程するための最初の会議を数日前に開いたが、韓国は招待を受けても参加しなかった。これに伴い、北朝鮮人権決議案共同提案国から韓国は手を引くことがほぼ確実となっている。康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は昨日初めて公務員の遺族と短く面談した。
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は今月上旬、亡くなった公務員の高校生の息子が送った手紙に「私も心が痛い」とし「調査・捜索結果を待ってみよう」と答えた。政府はいつまでひたすら待てという言葉だけを繰り返すつもりだろうか。国民の生命保護こそ、他の何よりも優先させるべき大統領と政府の基本責務であることを国民は忘れていない。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/38089.html
「The Hankyoreh 」  2020-10-22 08:25
■韓国外相、北朝鮮軍の銃撃で死亡した海水部公務員の兄と面会
 21日午前、外交部で非公開面会 
 イ・レジンさん、国連での外交部の対応など問う 
 カン長官、書面で答弁予定…できる限りの協力を約束 

【写真】西海上で北朝鮮軍に銃撃されて死亡した海洋水産部公務員の実兄、イ・レジンさんが今月21日午前、ソウル総合庁舎別館(外交部)で、カン・ギョンファ外交部長官と面会した後、記者たちの質問に答えている/聯合ニュース

 カン・ギョンファ外交部長官が21日、北朝鮮軍の銃撃を受けて死亡した海洋水産部公務員の実兄、イ・レジンさんと面会した。先月22日に公務員が射殺された事件が発生して以来、外交・安保関係省庁の長官が遺族に会うのは初めて。
 カン長官は同日午前10時ごろ、ソウル総合庁舎別館(外交部)でイさんと約25分間非公開面会を行った。イさんは23日、国連総会に報告される今回の事件への対応を含め、外交部の立場と計画を問うと共に、事件の真相究明に向けた外交部の協力案などを書いた建議書を事前に用意し、質問した。
 カン長官との面会後、イさんは記者団に「カン長官が(関連建議を)検討し、書面で答弁すると約束した。また、できる限り協力すると話した」と伝えた。また「北朝鮮の人権問題が23日に報告される国連総会に関する内容、弟の遺体が中国を経て韓国に戻る可能性があることから中国政府との協力をお願いした」と語った。
 イさんはまた、昨年から韓国政府が国連総会で採択されてきた北朝鮮人権決議案の共同提案国に含まれていないとして、外交部の参加を求めたという。これに先立ち、韓国政府は昨年から北朝鮮人権決議案の採択には参加したものの、共同提案国には名を連ねていない。当時、政府は「北朝鮮住民の人権が実質的に改善されるよう国際社会と共に努力するという立場のもと、採択に参加した」とし、「朝鮮半島情勢など諸般状況を総合的に考慮し、共同提案国には参加しなかった」と説明した。
 今回の面会は7日、国会外交統一委員会の国政監査で、イさんの証人採択問題をめぐり与野党が合意できない中、カン長官がイさんと面会する意向を示したことで実現した。当時野党議員らは、イさんがソウルの国連人権高等弁務官事務所を訪れ、弟の死亡経緯などを調べてほしいと直接要請し、パン・ギムン前国連事務総長に会って協力を求めた点などを挙げ、外交部がこの事件の対応に乗り出すべきだと主張した。
 国連北朝鮮人権状況特別報告者のトマス・オヘア・キンタナ氏は23日、国連総会で公務員射殺事件に対する北朝鮮の責任を究明し、遺族への補償を求める内容が含まれた北朝鮮の人権状況を報告する予定だ。
キム・ジウン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/966601.html
韓国語原文入力:2020-10-21 17:36


https://japanese.joins.com/JArticle/271236?servcode=A00&sectcode=A00
「中央日報日本語版」 2020.10.15 16:06
■国連北朝鮮人権報告書、韓国公務員殺害事件に「国際人権法違反」
 北朝鮮軍による韓国人公務員殺害・遺体損壊事件が国連の北朝鮮人権特別報告官報告書に含まれた。
 15日に公開された国連北朝鮮人権報告書は、今回の事件を「国際人権法違反」と規定し、北朝鮮当局が情報公開と責任者処罰、遺族補償に出ることを促した。キンタナ国連北朝鮮人権特別報告官は公務員殺害事件を「(北側海岸)警備隊に緊急な生命の脅威を加えていない民間人を不法かつ任意に殺害した行為。国際人権法を違反した」と規定した。
 特に「北朝鮮当局は事件に対するすべての情報を公開し、関連当事者に責任を問わなければならない。公務員の遺族に補償し、こうしたことが再発しないよう対策をまとめなければならない」とした。
 報告書はまた、「韓国政府は事件に対するあらゆる可能な情報を提供しなければならない。北朝鮮当局が国際的義務に従うよう促さなければならない」と明らかにした。
 報告書は23日の第75回国連総会に提出される予定だ。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201015004200882?section=news
「聯合ニュース」 2020.10.15 17:04S
■国連報告者 韓国人射殺事件巡り北朝鮮に究明・補償勧告
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の人権問題を担当する国連のキンタナ特別報告者は北朝鮮軍が韓国人男性を海上で射殺した事件の責任の所在を究明し、遺族に補償するよう勧告する報告書を23日の国連総会で報告する。ソウルにある国連人権事務所が15日、報告書を公開した。

【写真】昨年1月11日、ソウル市内で記者会見を行うキンタナ氏=(聯合ニュース)

 キンタナ氏は同事件について、「(北朝鮮軍の)警備関係者の生命の脅威にならない民間人を違法かつ恣意的に射殺した事件で、国際人権法違反」と指摘。「事件に関するすべての情報を公開して関係者の責任を問わなければならず、家族に補償し、二度とこうしたことが起こらないようにすべきだ」として、「無断で侵入した人をどう扱うかに関する国家政策の検討も含まれる」と明らかにした。
 韓国に対しては、「事件に関するすべての情報を提供し、北朝鮮に国際的な義務の順守を促さなければならない」と求めた。
 また、新型コロナウイルスの発生前から劣悪だった北朝鮮の食糧、医療、人権状況が感染症を防ぐための国境制限と人道団体の活動縮小で悪化したと指摘した。国連の事務総長に対し、対北朝鮮制裁が北朝鮮内の人権状況に与える影響に関する調査を行うことを、米国には人権状況に否定的な影響を与える制裁の解除を促した。
 その上で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を踏まえ、対北朝鮮制裁体制を見直さなければならない国際社会の責務は急務だと強調し、北朝鮮にも閉鎖的な防疫政策ではなく、新型コロナウイルスの対応を巡り国際社会と協力するよう勧告した。
 一方、韓国の統一部が北朝鮮人権団体や脱北者の定着支援団体などの非営利法人を対象に事業運営などを調べる「事務検査」を行っていることについて、検査を中止し、団体運営の透明性を改善しながらも活動の場を保障できる受け入れ可能な措置を団体側と協議するよう勧告した。
 また、北朝鮮と国際社会は拉致被害者の送還、朝鮮戦争などで生き別れになった離散家族の再会、脱北者の人権向上などに取り組む必要があると指摘した。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201014003300882?section=news
「聯合ニュース」  2020.10.14 15:56
■大統領から射殺事件遺族へ印刷の手紙 「重要なのは内容」=韓国大統領府
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の高官は14日、北朝鮮軍に黄海で射殺された韓国人公務員の息子からの手紙に対し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が返事を手書きで書かず物議を醸していることについて、「手紙は内容(が大切)ではないか。封筒や文字が重要なわけではない」と記者団に述べた。

【写真】北朝鮮軍に射殺された公務員男性の遺族が公開した文大統領からの手紙(遺族提供)=(聯合ニュース)

 この関係者は「大統領は返信で『胸が痛む』と伝え、心から息子を慰めた。この問題に自ら対処する姿勢を示した大統領は、高校生に心を込めて返事をした」と強調した。
 これに関し、青瓦台の姜珉碩(カン・ミンソク)報道官は会見で、「大統領の手紙は大統領がまず自筆で書いた後に秘書がこれをタイプ入力し、電子署名するという過程を経る」と説明。この手順は外国の首脳に宛てた親書でも同様だとし、手書きでないことがなぜ物議を醸すのか理解できないと批判した。
 射殺された公務員男性の兄のイ・レジンさんは前日、マスコミのインタビューなどで、文大統領の返事の手紙は手書きでなく、機械で押した署名が入っていたと伝え、手紙の内容だけでなく形式にも不満を示していた。
 男性の高校生の息子は文大統領に宛てた手紙に、「遺体すら探せない現状況を誰がつくり、父が残忍に殺されたときにこの国は何をしていたのか、なぜ父を守れなかったのか問いかけたい」などとつづっていた。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/38009.html
「The Hankyoreh 」  2020-10-14 09:07
■文大統領「真実に向け私が直接確認する」北朝鮮軍に銃殺された公務員の息子に返信
 文在寅大統領、北朝鮮で死亡した海水部公務員の息子に返信 
 「手紙を読みながら胸が痛んだ…海洋警察の捜査結果を待ってほしい」 
 遺族「返信の内容、満足できない」 
 14日に海洋警察庁前で記者会見予定

【写真】海洋警察官らが西海5島特別警備団所属の500トン級警備艦の上で延坪島~小青島海域を捜索している=海洋警察庁提供//ハンギョレ新聞社

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、北朝鮮軍の銃撃で死亡した海洋水産部公務員の息子のL君に手紙の返事を送った。
 ハンギョレが13日に入手した手紙全文によると、文大統領は「(L君の手紙を)痛い気持ちで受け取った」とし「お父さんに対する尊敬の気持ちと無念さがあまりにも切実に沁み込んでいて、読みながら胸が痛んだ」と慰めを伝えた。
 文大統領は返事を通じてL君に「海洋警察と軍が様々な状況を調査し、総力でお父さんを探している」とし「すべての過程を透明に進め、真実を明らかにできるよう、私が直接確認することを約束する。海洋警察の調査と捜索結果を待ってほしい」と述べた。
 続いて「息子さんと幼い弟が苦痛を受けずに生きられるよう、いつも共にいる気持ちだ。強い心でお母さんと弟を支えて、困難を乗り越えてほしい」と頼みの言葉をかけた。
 文大統領の手紙はA4用紙1枚分で、この日書留でL君に渡されたという。L君は今月5日、文大統領に手紙を書いて送った。手紙でL君は、亡くなった父親に対する自負心を示し、政府の発表は信じられないという立場を明らかにした。
 文大統領の返事を受け、遺族たちは残念だという反応を見せた。死亡した公務員の兄、イ・レジンさん(55)はメディアのインタビューで「手紙も満足できる内容ではなく、署名だけでも自筆だと思っていたが、機械による署名が記されていた」と語った。
 イ・レジンさんは14日、仁川にある海洋警察庁前で記者会見を開き文大統領の返事を公開する予定であり、海洋警察庁に遺族抗議書簡と情報公開請求書を提出すると明らかにした。

以下、文大統領の手紙全文。
 息子さんへ
 私に送ってくれた手紙を痛い気持ちで受け取りました。お父さんに対する尊敬の心と無念さがあまりにも切実に沁み込んでいて、読みながら胸が痛みました。深い慰めの気持ちを伝えます。
 お父さんを失った息子の気持ちを深く理解します。私だけでなく、大韓民国の国民も、お父さんのことで深く傷つき、心配しています。真実が明らかになり、責任を問うべきことは問い、過ちがあれば当然名誉を回復しなければならないという一心であります。
 今、海洋警察と軍が様々な状況を調べながら、総力でお父さんを探しています。すべての過程を透明に進め、真実を明らかにすることができるよう、私が直接確認することを約束いたします。
 息子さんも、海洋警察の調査と捜索結果を待って下さるようお願いします。
 息子さんと幼い弟が苦痛を受けず生きていけるよう、いつも共にいる気持ちです。強い心でお母さんと弟を支えて、困難を乗り越えてほしいと願います。
     2020年10月8日
     大統領 文在寅

【写真】文在寅大統領が、死亡した海水部公務員の息子に送った返信=SBSの画面キャプチャー//ハンギョレ新聞社

イ・ジェホ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/965659.html
韓国語原文入力:2020-10-13 23:57


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201013004900882?section=news
「聯合ニュース」 2020.10.13 20:49
■文大統領 北朝鮮に射殺された男性の息子の手紙に返事=遺族は不満
【安山聯合ニュース】北朝鮮軍に射殺された公務員男性の息子の手紙に対する文在寅(ムン・ジェイン)大統領の返事が13日、遺族側に届けられた。射殺された男性の兄のイ・レジンさんが聯合ニュースの取材に対し明らかにした。

【写真】手紙を青瓦台関係者に渡すイさん(左)=(聯合ニュース)

 イさんは「文大統領の返事が今朝、書留で到着した」とし、「手紙はA4用紙1枚程度の分量で、手書きではなく、コンピューターで打った文書」と説明した。
 内容については、「詳しいことはまだ明らかにできない」としながら、父親を失った心情を理解するというお見舞いと、海洋警察の調査結果を待とうという2点が骨子と説明した。文大統領がこれまで数回にわたり発言した内容と変わりなく、新たな対策などはなかったという。
 イさんは、返事の内容に失望し、虚しい気持ちになったとし、「高校生の息子が絶叫するような気持ちで書いた手紙の返事と考えるのは難しく、(弟の死が)軽く見られたような気がした」と話した。
 イさんは14日午後1時に海洋警察庁の前で記者会見を行い、手紙の内容の詳細について説明するという。
 息子の手紙は8日にイさんが青瓦台(大統領府)に持参し、青瓦台関係者に手渡された。
 手紙で息子は「遺体すら探せない現状況を誰がつくり、父が残忍に殺されたときにこの国は何をしていたのか、なぜ父を守れなかったのか問いかけたい」とつづった。


https://japanese.joins.com/JArticle/271099?servcode=200&sectcode=200
「中央日報日本語版」 2020.10.13 09:23
■公務員が銃殺後に焼かれたが…「死亡事件」に言葉を変えた韓国政府
 銃で撃たれて殺された。遺体は燃やされた。ところが「殺害事件」でなく「死亡事件」という。韓国海洋水産部の公務員イさん(47)が北朝鮮軍に命を奪われたのを韓国政府はこのように呼んだ。
 青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)、統一部、国防部は11日、北朝鮮の労働党創建75周年の軍事パレードについて公式立場を表明し、イさんの事件に関連して北朝鮮が共同調査の提案に応じることを望むと明らかにした。そしてコピーをしてくっ付けたかのように助詞1つ変わらない同じ表現を使った。「西海(ソヘ、黄海)上のわが国民の死亡事件」という言葉だ。「北の軍によって」という加害の主体も、「銃撃を加えて射殺」というイ氏を死亡させた方法も、政府の立場にはなかった。
 最初からそうだったわけではない。事件発生直後の9月24日まで、青瓦台の徐柱錫(ソ・ジュソク)国家安保室第1次長は「北の軍がわが国民を銃撃で殺害した」と話していた。同じ日、統一部と国防部も「北がわが国民に銃撃を加えて遺体を燃やした」とし、それぞれ「反倫理的行為」「蛮行」と規定して糾弾した。
 しかし9月27日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が開いた緊急安保関係長官会議の結果を発表し、徐柱錫次長は事件の具体的な内容には言及せずに「南北がそれぞれ把握した『事件』の経緯」と話した。その後、2回開かれた国家安保会議(NSC)常任委員会会議(9月29日、10月8日)の結果、報道資料にはすべて「西海上で死亡したわが国民」と書き始めた。そして11日、青瓦台、統一部、国防部が一斉に「「西海上のわが国民の死亡事件」に名称を統一したのだ。
 しかしその間、北朝鮮軍がイさんを銃で撃って死亡させたという国防部の立場は一貫して維持された。北朝鮮による殺害という本質に変わりはないということだ。
 変わったのは9月25日に北朝鮮統一戦線部が「金正恩同志の申し訳ない思い」を込めた通知文を青瓦台に送ったという事実だけだ。さらに通知文で北朝鮮さえもイさんに銃を撃った事実を認めたが、ちょうどその後の政府の立場表明から「銃撃」「殺害」などの言葉が見えなくなった。
 このため、政府が自国国民が犠牲になった事案さえも南北関係改善を中心に置いて接近するのではという指摘が出ている。金ホン均(キム・ホンギュン)元外交部韓半島平和交渉本部長は「『死亡事件』という名称自体が北の加害事実を縮小しようとするものとして映りかねない」とし「南北関係も重要だが、今回の事件はすでに国連が目を向ける国際的人権問題になっている。韓国政府が自国民が犠牲になったにもかかわらずこのような態度を見せるのは望ましくない」と指摘した。
 「死亡事件という言葉自体は間違っていない」という反論もあるかもしれない。しかし名称は事案を眺める視点を表す。名称が本質まで規定することがあるという事実は、故朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長をセクハラ容疑で告訴したAさんを「被害者」と呼ぶのか「被害を訴えた人」と呼ぶのかをめぐる論争で知っているはずだ。
 北朝鮮人権問題に詳しい法曹関係者は「まだ経緯が明明白白になっていないが、自国民保護の責任がある国が先にこれを『死亡事件』と呼ぶのは過度に北に有利な解釈をするものとみられる。自然死も交通事故も死亡事件と呼ぶ」と指摘した。また「北が共同調査に応じない可能性が高いだけに、韓国政府の資料だけでも独自の調査をし、国民に事件の経緯を知らせるべきだ」と強調した。
          ユ・ジヘ/国際外交安保エディター
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