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大阪人権博物館での報告「日本占領下の海南島で」中止問題 4

2009年05月01日 | 大阪人権博物館
 2009年2月28日の要請書と質問書にたいする大阪人権博物館からの3月14日の回答と、大阪市市民局人権室からの3月13日の回答を受けて、海南島近現代史研究会は、4月13日に、大阪人権博物館につぎのような質問と要請をおこなうとともに、大阪市市民局人権室につぎのような質問書を送りました。

■質問および要請
   大阪人権博物館館長 秋定嘉和さま

 大阪人権博物館で開催が予定されていたリバティセミナー「被差別民衆とアジア・太平洋戦争」(2月14日~3月7日)の中止にかんして、当研究会が大阪市市民局人権室室長宛で出した質問書(2月28日付)にたいして、大阪市市民局人権室相談担当課長渡邊誠さんから回答(3月13日付)がきました。

 それには、次のように書かれていました。

 2006年9月に開催された財団法人大阪人権博物館展示・企画委員会と、同年11月に開催された同財団第83回理事会において、2007年度に予定されていた海南島に関する企画展を延期する旨の決定がなされました。
 その後現在までの間、海南島に関する企画について、同財団の展示・企画委員会で改めて取り扱われたことはなく、したがって第83回理事会の決定を変更することも理事会では取り扱われておりません。
 今回財団から申請のありました「大阪人権博物館運営費補助金変更承認申請書」につきましては、このように所定の手続きがとられていないことから適正とは認められないと判断したところです。


 このことにかかわって、質問と要請をします。4月末までに、文書およびメールで回答してください。

【質 問】
 1、2009年2月~3月に予定されていたリバティセミナー「被差別民衆とアジア・太平洋戦争」は、大阪人権博物館展示・企画委員会と、理事会において、了解されていなかったのでしょうか?
 2、リバティセミナー「被差別民衆とアジア・太平洋戦争」は、タイトルと解説にもあるとおり(下記註参照)、大阪人権博物館で2007年度に予定されていて延期された「海南島に関する企画展」とは、直接的に関係ありません。
 大阪市市民局人権室が、「海南島に関する企画展」とは直接的に関係ない今回のセミナーを、2007年度に予定されていた「海南島に関する企画展」の大阪人権博物館展示・企画委員会と同理事会における延期決定に関連づけたことを受け入れた理由はなぜですか?
 3、大阪市市民局人権室が、今回のセミナー中止の理由として関連づけている2007年度に予定されていた「海南島に関する企画展」にかんする大阪人権博物館展示・企画委員会と同理事会における延期決定は、再考されるのでしょうか? それはいつでしょうか?

【要 請】
 2007年度に予定されていた「海南島に関する企画展」にかんする大阪人権博物館展示・企画委員会と同理事会における延期決定のすべての資料を当研究会に提示してください。

註 リバティセミナー「被差別民衆とアジア・太平洋戦争」の解説。
 「アジア・太平洋戦争が終結してから64年が経過しましたが、その意味は現在も問われ続けています。このセミナーでは、被差別民衆に焦点を当てながらアジア・太平洋戦争の歴史的意義を考えます」(大阪人権博物館作成チラシ初校より)。


■再質問書
   大阪市市民局人権室 さま

 2009年2月14日から4回にわたって予定されていた大阪人権博物館のリバティセミナー「被差別民衆とアジア・太平洋戦争」について、大阪市市民局人権室が2009年1月5日付文書で、このセミナーである「補助事業の目的、内容等が適正とは認められないので」、「不受理」としたということにかんして、海南島近現代史研究会は、大阪市市民局人権室に、2009年2月28日に、つぎの質問をしました。

 1、このセミナーのどの内容が「適正とは認められない」ですか。
 2、「適正とは認められない」理由を具体的に説明してください。

 それにたいし、2009年3月13日付文書で、大阪市市民局人権室相談担当課長渡邊誠さんから、つぎのような回答をいただきました。

 2006年9月に開催された財団法人大阪人権博物館展示・企画委員会と、同年11月に開催された同財団第83回理事会において、2007年度に予定されていた海南島に関する企画展を延期する旨の決定がなされました。
 その後現在までの間、海南島に関する企画について、同財団の展示・企画委員会で改めて取り扱われたことはなく、したがって第83回理事会の決定を変更することも理事会では取り扱われておりません。
 今回財団から申請のありました「大阪人権博物館運営費補助金変更承認申請書」につきましては、このように所定の手続きがとられていないことから適正とは認められないと判断したところです。

 この回答にたいし、再度質問します。

 2009年2月~3月に予定されていたリバティセミナー「被差別民衆とアジア・太平洋戦争」で、海南島近現代史研究会会員であるキムチョンミは、全4回のセミナーの2回目で、「日本占領下の海南島で(1939年~1945年)」というテーマで話すことになっていましたが、このセミナーの内容は、タイトルと解説(註参照)にもあるとおり、大阪人権博物館で2007年度に予定され延期された「海南島に関する企画展」とは、直接的に関係ありません。

 「海南島に関する企画展」とは直接的に関係ない今回のセミナーが、2007年度に予定されていた「海南島に関する企画展」の大阪人権博物館展示・企画委員会と同理事会における延期決定に拘束されなければならない理由はなんですか?

 「海南島に関する企画展」について、大阪人権博物館展示・企画委員会の2006年9月決定と、同理事会の83回決定の「延期」がとりけされれば、「大阪人権博物館運営費補助金変更承認申請書」は「適正」と認められるのですか?

 2009年4月末までに、文書で回答してください。

註 リバティセミナー「被差別民衆とアジア・太平洋戦争」の解説。
 「アジア・太平洋戦争が終結してから64年が経過しましたが、その意味は現在も問われ続けています。このセミナーでは、被差別民衆に焦点を当てながらアジア・太平洋戦争の歴史的意義を考えます」(大阪人権博物館作成チラシ初校より)。
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