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「安重根義士の遺骸、南北共同発掘へ…三・一運動、ユネスコ登録を推進」

2019年01月15日 | 個人史・地域史・世界史
https://japanese.joins.com/article/109/249109.html?servcode=200§code=200&cloc=jp|main|top_news
「中央日報日本語版」 2019年01月14日15時18分
■安重根義士の遺骸、南北共同発掘へ…三・一運動、ユネスコ登録を推進

【写真】2017年10月26日、ソウル中区安重根義士記念館で開かれた安重根義士の義挙108周年記念式。写真は皮宇鎭(ピ・ウジン)国家報勲処長が記念演説をしている様子。

 今年、安重根(アン・ジュングン)義士の遺骸の南北共同発掘や三・一運動国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」登録などの事業が進められる。
 韓国国家報勲処は、今年三・一運動および大韓民国臨時政府樹立100周年を迎えて3大分野26項目の記念事業を推進することにしたと14日、明らかにした。これら事業は「記憶と継承」(12項目)、「礼遇と感謝」(8項目)、「参加と統合」(6項目)等の分野で構成されている。
 まず「記憶と継承」分野では、安重根義士の遺骸発掘を南北共同で推進することにした。南北は2008年に中国で安重根義士の遺骸発掘事業を共同で推進したが、目に見える成果を上げることができなかった。安重根義士の遺骸埋葬推定地には、中国大連の旅順監獄東南にある東山坡(旅順監獄墓地一帯)や旅順監獄の元宝山(海抜90メートル)、旅順博物館の敷地など3カ所が挙げられている。
 ソウル龍山(ヨンサン)の孝昌(ヒョチャン)公園と独立の丘を愛国烈士の魂が息づく歴史的聖地として造成する研究用役も進める。わが民族の誇らしい独立運動史である三・一運動を広く伝えて保存するためにユネスコ世界の記憶への登録も関連部署協議などを通して推進することを決めた。
 また、韓国独立運動人名辞典の編纂と外国人独立活動家宣揚事業、日帝強占期の受刑記録全数調査も進める。これまで明らかにならなかった女性と義兵学生の独立運動活躍像に新たにスポットを当て、褒賞を大幅拡大する計画だ。
 あわせて報勲処は大韓民国臨時政府記念館建設宣言式を行い、中国重慶の韓国光復軍総司令部建物の原形復元、崔在亨(チェ・ジェヒョン)先生のロシア・ウスリースク生家の復元、米国の徐載弼(ソ・ジェピル)記念館展示物の交換および記念館の再補修、東京二・八独立宣言記念館展示施設の改善などを推進する。
 「礼遇と感謝」分野では国外に埋葬されている独立有功者の遺体奉還位数を従来の2位から5位にして行事規模も拡大する予定だ。国外に暮らす独立有功者子孫の招待規模も例年40人余りから240人余りに大幅に増やす。招請国もカザフスタンやメキシコ、キューバなどに拡大する計画だ。
 現在まで墓地を確認することができなかった独立有功者子孫の遺伝子(DNA)試料確保事業を国立科学捜査研究院と共同で推進し、韓国戦争(朝鮮戦争)参戦など未登録国家有功者の発掘や国連参戦勇士に対する追慕と感謝事業も行うことにした。独立活動家に対する対国民広報を強化し、国家有功者を対象にした心理リハビリサービスも実施される。この他にすべての国家有功者の家庭に名札を付ける事業も進行される。
 「参加と統合」分野では4月11日の大韓民国臨時政府樹立100周年記念式を大規模に挙行する計画だ。「国民が守った歴史、国民が導く国」を主題に行われる記念式には、独立有功者や遺族をはじめ国内外の臨時政府要人の子孫、国家主要人物、市民など6000人余りが参加する。
 100周年記念行事は国外でも開かれる。三・一運動を触発した東京留学生の二・八独立宣言100周年記念式を東京で行う。米国で起きた三・一運動とも言えるフィラデルフィアの「第1次韓人会議」を米国現地で再現して独立決議文を朗読し、万歳の市街行進と韓米親善の夜行事なども用意する。
 続いて三一節から臨時政府樹立記念日の4月11日までの42日間、地域別に推薦マラソンランナーとオンライン応募を通じて選抜された国民ランナーが全国100地域に火を灯す「独立のたいまつ」全国リレー行事も準備している。この行事は、100年前に全国的に起きた三・一独立万歳運動を現代的な感覚で再構成して、特に全国22の主要独立万歳運動地域では市民が参加する中でさまざまな文化行事も開かれる。
 臨時政府史跡を探訪する「未来希望巡礼団」も募集する。巡礼団は青少年や老年層、祖父母と孫、多文化家庭、報勲家族など幅広い世代と階層で構成される。
 皮宇鎭(ピ・ウジン)報勲処長は「三・一運動および大韓民国臨時政府樹立100周年記念事業が、大韓民国が歩んできた過去100年間を記憶・継承し、これを土台にすべての国民が一緒に『新しい希望の未来100年』を作り出す出発点になることができるように力を集中する」と述べた。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/32557.html
「The Hankyoreh」 2019-01-14 23:23
■韓国政府、3・1運動の「世界の記憶」登載を推進
 報勲処、3・1運動100周年記念事業推進計画を発表 
 中国重慶の光復軍司令部建物を原形復元 
 孝昌公園と“歴史的聖地”造成のために研究

【写真】文在寅大統領が16日午前(現地時間)、重慶の大韓民国臨時政府庁舎を訪問し、参席者と共に記念撮影をしている(写真左)。右側の写真は1945年11月3日の帰国20日前に庁舎で記念撮影する臨時政府の要人=重慶/聯合ニュース

 報勲処が今年100周年をむかえた「3・1運動」をユネスコの「世界の記憶」に搭載するための事業を推進する。3・1運動を世界の記憶とするために、政府が直接乗り出したのは今回が初めてだ。
 国家報勲処(処長ピ・ウジン)は14日、3・1運動と大韓民国臨時政府樹立100周年をむかえ「我が民族の誇らしい独立運動史である3・1運動を広く知らしめ保存するため、ユネスコの『世界の記憶』登載を関係部署の協議を通して推進する」と明らかにした。2017年12月、3・1運動をユネスコの「世界の記憶」に登載するための記念財団が作られた。これまでは民間団体を中心に登載が推進されたが、今年からは報勲処が市民社会とともに一次的に文化財庁に登載を申請する。その後は文化財庁が来年のユネスコ「世界の記憶」に3・1運動を上げてほしいと公式要請する過程を踏む。
 この他にも報勲処は今年、記憶と継承▽礼遇と感謝▽参加と統合の3分野で26の主要事業を推進する方針だ。ひとまず「烈士の崇高な意を記憶し継承」するために、独立運動関連施設を復元・整備する予定だ。「記憶と継承」分野では、3・1運動のユネスコ「世界の記憶」登載事業の他に、孝昌(ヒョチャン)公園と独立の丘を歴史的聖地とするための委託研究を実施する事業を推進する。国立大韓民国臨時政府記念館を建設し、中国の重慶にある韓国光復軍総司令部建物の原形を復元する事業も推進される。
 その他に、ロシア地域での代表的独立活動家である崔在亨(チェ・ジェヒョン)先生のウスリースクの生家復元▽米国の徐載弼(ソ・ジェピル)記念館展示物交替と記念館の再補修▽2・8独立宣言記念館展示施設の改善▽女性と義兵、学生の独立運動活躍像を再照明し褒賞の大幅拡大▽独立運動人名辞典編纂▽外国人独立活動家の宣揚事業▽日帝強制占領期間の受刑記録全数調査および研究活用方案摸索▽南北共同の安重根(アン・ジュングン)義士遺骨発掘などが推進される。
 「礼遇と感謝」分野では、国外で埋葬された独立有功者の遺骨奉還衛戍を毎年2位から5位に拡大▽国外居住の独立有功者子孫招請規模(240人余り)および招請国家(カザフスタン、メキシコ、キューバなど)拡大▽「今月の独立活動家」対国民広報強化▽国家有功者対象心理リハビリサービス▽墓地の確認ができていない独立有功者の子孫の遺伝子試料確保事業▽朝鮮戦争参戦など未登録国家有功者発掘▽国連参戦勇士に対する追慕と感謝事業▽国家有功者家庭に名札つけ事業が推進される。
 「参加と統合」分野では、4月11日大韓民国臨時政府樹立100周年記念式▽2・8独立宣言100周年記念式の日本現地開催▽米国フィラデルフィアの現地で「第1回韓人会議」再現▽13カ国に政府代表団派遣、および40余りの国外独立記念行事支援▽3月1日~4月11日に全国で「独立のたいまつ」リレー▽臨時政府史跡を探訪する「未来希望巡礼団」運営事業が含まれた。

ノ・ジウォン記者
http://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/878279.html
韓国語原文入力:2019-01-14 15:27
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