三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「居眠りしていた全斗煥が突然目を覚ました理由とは」

2020年12月05日 | 韓国で
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/38488.html
「The Hankyoreh」  2020-12-04 09:31
■[コラム]居眠りしていた全斗煥が突然目を覚ました理由とは

【写真】全斗煥被告が11月30日午後、1審裁判を終えて光州地裁を出発している。全被告は同日、故チョ・ビオ神父に対する死者名誉毀損の疑いで懲役8カ月執行猶予2年を言い渡された=光州/聯合ニュース

 私は全斗煥(チョン・ドゥファン)氏が大統領だった頃、大学に入学した。当時、大学街では「光州虐殺の元凶」の全被告を「殺人鬼」または「愚かなハゲ」と呼んでいだ。全被告が詩人の未堂ソ・ジョンジュ氏の対話する際、漢字の未と末を混同して「末堂先生」と呼んだという笑い話が流行るほどだった。全被告が鉄拳統治を強行したため、「愚かなのに力だけは強い」という反感があまりにも強かったからだ。
 彼は1980年5・18民主化運動当時、戒厳軍がヘリコプターから射撃するのを見たと証言した故チョ・ビオ神父の名誉を毀損した疑いで、先月30日、懲役8カ月、執行猶予2年の判決を言い渡された。全被告は裁判中、居眠りしている最中でも、主な争点のヘリコプターからの射撃に関する内容には集中するずる賢い態度を見せた。私はそのようなこ全被告の姿を見て「愚かとは程遠い」と思った。
 全被告は裁判期間中、3回出廷したが、いずれも裁判中居眠りを繰り返していた。今年4月の裁判で、裁判官が「検察の公訴事実を認めるのか」と尋ねた。居眠りしていた全被告ははっきりとそれを否認した。「私が知っている限り、ヘリコプターから射撃した事実はないと聞いています…大韓民国の息子であるヘリコプター射撃手が、中尉か大尉だと思いますが、そんな無謀なことをするはずはないと、今でも信じています」。90歳でアルツハイマーを患っているという彼が、40年前のヘリコプター操縦士の階級まで具体的に示したのだ。
 なぜ全被告は裁判中、居眠りをしていたのに、ヘリコプター射撃の話が出ると、目を覚まして「そんな事実はない」と否定したのだろうか。今回の裁判の争点が5・18民主化運動期間に戒厳軍のヘリコプター射撃の有無だったからだ。故チョ・ビオ神父の死者名誉毀損の有無を判断する裁判だが、虚偽の事実を指摘した場合に限り、容疑が認められる。裁判所が5・18当時、ヘリコプターから射撃を行ったかどうかをまず判断しなければ、全被告が有罪か無罪かを決められない状況だった。
 全被告をはじめとする新軍部は、5・18当時の戒厳軍の発砲を「偶発的なもので、自衛権発動のため」だったといまだに主張している。「戒厳軍が1980年5月に無法地帯になった光州(クァンジュ)の秩序を回復するため、デモ隊を鎮圧する途中、デモが激化し、やむをえず自衛権を発動し、武力を使った」というのだ。ところが、戒厳軍が5月18日に光州市内でヘリコプターから射撃を行ったことが明らかになれば、その事実だけでも自衛権発動の主張は成り立たなくなる。
 軍の自衛権行使には厳格な制限要件が伴う。自衛権は敵対勢力の武力攻撃を阻止・撃退するためにやむを得ない場合に限って認められる(必要性)。武力攻撃の阻止・撃退目的に比例する範囲内で自衛権行使手段は制限されなければならない(比例性)。新軍部側は「戒厳軍がやむを得ず発砲した場合でも生命に別条ないよう下半身下を照準して制圧した」と説明した。自衛権の制限要件を念頭に置いた話だ。

【写真】5・18団体のメンバーたちが全斗煥被告の1審判決を5日後に控えた11月25日、光州広域市東区の全日ビルで全元大統領に厳罰を求める声明を発表している=5・18記念財団提供//ハンギョレ新聞社

 ヘリコプターからの射撃はやむを得ない状況で行われる自衛権の行使とは程遠い。ヘリコプターからの射撃は事前に準備・計画しなければならないためだ。ヘリコプターは離陸前に予め銃弾やロケット弾などの武装をしなければならない。1980年に光州に投入されたコブラ・ヘリコプター(AH-1J)は、20ミリバルカン砲、2.75インチ・ロケットで、500MDヘリコプターは、7.62ミリ機関銃、2.75インチ・ロケットなどで武装していた。
 ヘリコプターからの射撃の破壊力は地上射撃と比べものにならない。自衛権行使要件の比例性とも合致しない。ヘリコプターからの射撃は、広い地域に火力を集中する方式で行われ、大量殺傷が発生する。新軍部が武装ヘリコプターを光州に投入し、射撃したことは、光州市民を集団殺害する民間人虐殺に当たる。軍事教理の面で、ヘリコプターからの射撃は、敵と交戦中の味方を助ける近接航空支援作戦(CAS)に該当する。ヘリコプターから射撃を行ったというのは、5・18当時、国民の生命を守るべき韓国軍が国民を敵と見なし、無差別攻撃を加えたことを意味する。今回ヘリコプターからの射撃が認められたことで、全被告が40年以上主張してきた自衛権論理が根こそぎ崩れた。今回の判決は1988年の国会「光州聴聞会」以来、長い間争点だった5・18ヘリコプター射撃を司法部が認めたという点で意味が大きい。
 全被告は今回の判決にもかかわらず、ヘリコプターから射撃が行われた事実を絶対に認めないだろう。彼は最近もゴルフを楽しみ、抗議デモ隊に罵声を浴びせるなど、健在ぶりを見せつけた。しかし、彼に残された現世の時間はさほど長くない。5・18に最も大きな責任がある全被告は国民と被害者に謝罪しなければならない。これ以上遅れないうちにけじめをつけてほしい。
クォン・ヒョクチョル論説委員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/972695.html
韓国語原文入力:2020-12-04 02:39


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201203004600882?section=news
「聯合ニュース」 2020.12.03 20:16
■全斗煥元大統領に猶予付き判決 検察が控訴=光州事件巡る名誉毀損
【光州聯合ニュース】韓国軍が市民らの民主化要求行動を弾圧した1980年の5・18民主化運動(光州事件)の際、軍がヘリコプターから市民に射撃したと証言した故人をうそつき呼ばわりしたとして死者に対する名誉毀損(きそん)の罪に問われた元大統領の全斗煥(チョン・ドゥファン)被告(89)を懲役8カ月、執行猶予2年(求刑・懲役1年6カ月)とした光州地裁判決について、光州地検は3日、量刑不当を理由に控訴した。
 全被告は2017年に出版した回顧録で、光州事件当時の軍のヘリコプターからの射撃について証言した故チョ・ビオ神父を「聖職者という言葉が意味をなさないほど破廉恥なうそつき」と非難し、18年5月に在宅起訴された。
 光州地裁は先月30日の判決公判で、1980年5月21日と同27日に光州市でヘリからの射撃があったと認めたが、チョ氏が目撃した21日の状況を中心に有罪と判断した。検察側はこれについても事実誤認で不当だとした。
 一方、全被告の弁護人も控訴する方針を明らかにした。


https://japanese.joins.com/JArticle/273000?servcode=200&sectcode=200
「中央日報日本語版」 2020.12.03 16:08
■「撤去でなく罪目表示」…全斗煥元大統領の銅像を維持

【写真】実際の青瓦台本館の建物を60%に縮小して建設された大統領記念館。2015年6月に竣工したこの展示館には大統領史記録、大統領体験場がある。 [写真=青南台管理事業所]

 忠清北道(チュンチョンブクド)の李始鐘(イ・シジョン)知事が、大統領専用の別荘地だった青南台(チョンナムデ)に設置されている全斗煥(チョン・ドゥファン)、盧泰愚(ノ・テウ)元大統領の銅像を撤去しないことにした。
 李知事は3日、忠清北道庁で非対面ブリーフィングを開き、「忠清北道は銅像の撤去と存置の中間点である『司法的過誤を表示して存置』することを決めた。大統領通りの名称も廃止する」と発表した。銅像を撤去せず、両元大統領の罪目を観光客が見ることができるよう案内文を追加で設置するという内容だ。
 李知事は「5・18虐殺主犯全斗煥・盧泰愚青南台銅像撤去国民行動」(以下、国民行動)が先月24日に要求した9件の変更案は採択しなかった。国民行動は銅像を倒したり除去する案、銅像を存置するものの隣にひざまずいて国民に謝罪する造形物を設置する案などを提示した。ただ、罪目を表示する案は一部反映されるとみられる。
 李知事は「国民行動がで提示したいくつかの案のうち『現銅像を横にしたり15度前方に傾けるなど』の案は著作権問題と技術的な困難で採択することができなかった」としながらも「『罪目を書く』と『大統領通りの名称廃止』要求は忠清北道が積極的に受け入れたと理解してほしい」と述べた。
 青南台の銅像撤去をめぐる論争は、今年5月に忠清北道が全・盧両元大統領銅像撤去方針を決めて始まった。5・18団体は「礼遇を剥奪された元大統領の銅像はなくすべき」として銅像の撤去を主張した。一部の保守団体は「銅像をそのまま維持し、歴史の過ちを記録する教育の場として活用すべき」と反論した。
 銅像撤去のための条例制定と追加の意見聴取のための討論会を開いたが、賛否の立場は埋まらなかった。忠清北道は6カ月以上も対立が続くと、銅像を存置するものの歴史的事実を表示した案内を設置するという内部方針を定めた。すると、先月19日、ある50代の男が青南台に入って全斗煥元大統領の銅像を毀損するという事件が発生した。
 李知事は「青南台の銅像は観光活性化の目的で設置された造形物であり、青南台観光で生計を立てている近隣地域の住民の銅像存置要求を無視できなかった」とし「銅像存置決定は『つらい歴史を消してしまうより、記録することも一つの歴史』という認識で下された苦肉の策であることを理解してほしい」と訴えた。忠清北道は、銅像に設置する案内の文言や大統領通り名称廃止など細部内容は今後の諮問委員会で検討する予定だ。
 国民行動側は反発した。国民行動は「青南台を訪問しない運動を展開し、銅像をなくせるように闘争を続けていく」と明らかにした。
 「南側の青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)」という意味の大統領の過去の別荘「青南台」は、1983年に全斗煥元大統領の指示で清州市上党区(チョンジュシ・サンダング)に造成された。2003年に盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が忠清北道に管理権を移して民間に開放された。忠清南道(チュンチョンナムド)は青南台観光活性化の目的で2015年、李承晩(イ・スンマン)、朴正熙(パク・ジョンヒ)、全斗煥、盧泰愚など歴代大統領10人の銅像を設置した。大統領通りは全斗煥大統領通り(1.5キロ)、盧泰愚大統領通り(2キロ)、金泳三(キム・ヨンサム)大統領通り(1キロ)、金大中(キム・デジュン)大統領通り(2.5キロ)、盧武鉉大統領通り(1キロ)、李明博(イ・ミョンバク)大統領通り(3.1キロ)がある。朴槿恵(パク・クネ)前大統領の銅像と散策路は不名誉退陣を理由に設置されていない。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/38445.html
「The Hankyoreh」  2020-12-01 09:21
■全斗煥被告に有罪、裁判所「軍人が国民を殺傷」… 新軍部の「自衛権論理」崩れる
 光州地裁、5・18ヘリコプター射撃認める…40年間の論争が終結
 
【写真】1980年5・18民主化運動当時、光州上空を飛行する戒厳軍のUH-1Hヘリ=5・18記念財団提供//ハンギョレ新聞社

 5・18光州(クァンジュ)民主化運動から40年を経て、戒厳軍のヘリコプターによる射撃が実際にあったことを裁判所が認めた。これで、新軍部が光州虐殺を正当化するために40年間にわたって掲げてきた「自衛権論理」も崩れることになった。
 30日、光州地裁刑事8単独のキム・ジョンフン判事は判決で、故チョ・ビオ神父を非難した疑い(死者名誉毀損)で起訴されていた全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領(89)に懲役8カ月、執行猶予2年を宣告し、「1980年5月21日と27日にヘリによる射撃があったと考えるのが妥当」と述べた。
 キム判事は「死者名誉毀損罪は、虚偽事実の摘示が証明されなければ成立しない。この裁判の争点である5・18ヘリ射撃を調べると、チョ神父が見たという5月21日には500MD武装ヘリが出動しており、多数の目撃者が存在する。全被告側は、目撃したのは一部の市民のみということを根拠に、チョ神父の証言は虚偽だと主張した。当時、光州市街地にいたすべての人の証言が得られているわけではなく、検察も証言が重複する証人は申請しなかったと述べているため、この事件の結論に大きな影響は及ぼさない」と説明した。
 湖南(全羅道)地域戒厳司令部の役割を果たした戦闘兵科教育司令部が1980年に作成した「光州騒擾事態分析(教訓集)」に記載された「油類および弾薬の高い消耗率」については、「航空教範を参考にしたようにも見えるものの、実際の状況についての分析を記載したものと考えた方が妥当だ。教訓集はヘリ射撃の有力な証拠」と述べた。
 またキム判事は「チョ神父が直接目撃したわけではないが、5月27日の尚武忠正作戦の際の全日ビルに向けたヘリ射撃部分についても、ビル10階の床に分布する弾痕はヘリからの射撃でなければ説明できない。全日ビル内部では交戦がなかったという戒厳軍の陳述もあり、全日ビルが最も高い建物だった状況を考慮すれば、地上軍による外部からの射撃は排除できる」と根拠を挙げた。
 キム判事は、全被告が回顧録で、ヘリによる射撃を見たと証言した故チョ・ビオ神父について、「聖職者という名に恥ずべき破廉恥なうそつき」と非難したことは意図的だと判断した。キム判事は「軍は5・18当時、射撃に正当性を付与するために自衛権発動を主張したが、ヘリ射撃は自衛権にふさわしくなく、国民を守るべき軍人がむしろ国民を殺傷しようとしたという証拠」だとし「被告人は未必の故意で、ヘリ射撃がなかったという自らの主張が虚偽だと認識しつつこの事件の回顧録の争点部分を執筆したと認められる」と指摘した。
 全被告は、大統領退任30周年を迎えた2017年4月に出版した回顧録で「5・18は北朝鮮軍が介入した反乱であり暴動」「5・18当時のヘリ射撃の目撃談は虚構」「5・18鎮圧は崔圭夏(チェ・ギュハ)大統領の指示」など、自分は5・18とは無関係で、戒厳軍による光州鎮圧は正当だったと述べている。全被告はまた、自らを「死者を清める儀式の供え物」と犠牲者であるかのように表現し、光州市民の怒りを買った。特にヘリ射撃を証言したチョ神父やアーノルド・ピーターソン牧師については「仮面をかぶったサタン」「破廉恥なうそつき」といった暴言も躊躇せず書いた。
 これに対し5・18団体とチョ神父の遺族は、回顧録の出版直後に全被告を死者名誉毀損の疑いで告訴し、同年6月には回顧録出版および配布の禁止を求める仮処分を申し立てるとともに、損害賠償を請求した。2018年、光州地裁民事裁判部は5・18団体を支持し、全被告に総額7000万ウォン(約659万円)の賠償を命じた。また、問題となる回顧録は、問題となる内容69カ所を削除しなければ出版、印刷、発行、配布できないとした。結局、それらの内容の記された回顧録は、現在販売されていない。
 検察は、全被告がヘリ射撃を知っていたにもかかわらず、チョ神父を故意に非難したとして、告訴状の提出から約1年後の2018年5月、死者名誉毀損の疑いで全被告を起訴した。しかし全被告は、翌年1月7日まで5回にわたり公判に出席せず、裁判所が強制召喚に向けて拘引状を発行したことで、ようやく昨年3月に裁判所を訪れた。今年4月27日の担当判事の変更により公判手続きが更新されたことで、再び光州地裁に出席している。
 今回の司法判断により、新軍部が光州虐殺を正当化するために40年間にわたって主張してきた、いわゆる自衛権論理は崩れたことになる。5・18民主化抗争を扱った作品『死を越えて、時代の闇を越えて』の著者イ・ジェウィさんは、「今回の裁判は、全氏が虐殺現場の光州で有罪判決を受けたという歴史的象徴性がある。ヘリ射撃は事前に弾を装填するなどの準備が必要であり、市民に対する一方的虐殺行為であるため、自衛権論理とは合わない」とし「1997年に最高裁は、市民18人が死亡した5月27日の全羅南道庁鎮圧作戦のみを内乱目的殺人罪と判断したが、今回の判決で5・18期間のすべての死者が殺人罪の犠牲者となったことになる」と述べた。
キム・ヨンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/area/honam/972170.html
韓国語原文入力:2020-11-30 17:28


http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/38454.html
「The Hankyoreh」  2020-12-01 08:52
■[社説]全斗煥元大統領に再び有罪判決…真実の法廷に時効はない

【写真】先月30日午前、光州広域市東区芝山洞の光州地裁前で、5・18民主化運動関連団体のメンバーらが全斗煥元大統領への処罰を促すパフォーマンスを行っている=光州/聯合ニュース

 24年ぶりに再び全斗煥(チョン・ドゥファン)被告に有罪判決が下された。1980年の5・18民主化運動当時、戒厳軍のヘリコプターからの射撃を目撃したと証言した故チョ・ビオ神父の名誉を傷つけた疑いで裁判にかけられた全被告は30日、懲役8カ月、執行猶予2年の判決を言い渡された。光州(クァンジュ)地裁刑事8単独キム・ジョンフン裁判官は「目撃者の陳述、軍関連文書を総合して分析した結果、1980年5月21日(小型攻撃ヘリコプターの)500MDによる機関銃射撃があり、チョ神父がこれを見たことが認められる」と判決理由を明らかにした。全被告は回顧録で「5月18日に軍がヘリコプターから射撃をするのを目撃した」と証言したチョ・ビオ神父を「神父という名にふさわしくない破廉恥な嘘つき」だと非難し、「死者名誉毀損」の罪で起訴された。
 今回の判決は、チョ・ビオ神父の名誉を回復させただけでなく、5・18当時、ヘリコプターからの射撃を司法府が認めたという点で意味が大きい。全被告をはじめとする新軍部側が展開してきた「自衛権レベルの発砲」主張は、もはや成り立たなくなったのだ。これまで新軍部は「当時、戒厳軍が武装暴徒に対抗し、身を守るため射撃した」と強弁してきた。北朝鮮軍の戦車攻撃が主な任務である攻撃ヘリコプターが1980年、光州上空で機関銃射撃をしたことは、無差別な民間人殺傷行為だ。このため、全被告は今回の裁判でもヘリコプターからの射撃の事実を最後まで否定した。全被告は1995年12月に拘束起訴され、1997年4月に最高裁判所で反乱首魁、内乱、内乱目的殺人などの罪で無期懲役が確定したが、1997年12月に特別恩赦で釈放された。当時も検察がヘリコプターからの射撃を調べたが、記録が見つからないと判断し、同容疑では処罰できなかった。
 全被告は同日も終始図々しい態度を示した。彼は前回の裁判と同様に法廷でうとうとし、光州に向かう前にソウルの自宅前で抗議する市民に「言葉を慎め、この野郎」と罵声を浴びせた。また、裁判が行われる間、ゴルフ場を訪れたり、12・12軍事反乱の加担者らとともに、高価な中国料理を食べる姿が公開され、世間の怒りを買った。
 キム・ジョンフン裁判官は「被告人は裁判中、一度も省察したり謝罪したりせず、特別赦免の趣旨に反した」とし、「5・18に最も責任ある被告人が苦痛を受けた多くの国民に心から謝罪することを願う」と述べた。全被告の法廷拘束を求めた5・18犠牲者遺族らは、執行猶予の話を聞いて、「無念だ」と泣き叫んだ。全被告に一抹の良心が残っているなら、遺族らに謝罪すべきだ。
 24年ぶりに全被告に再び言い渡された有罪判決は、歴史と真実の法廷には公訴時効がないことを改めて気づかせる。今回の裁判が発砲命令者、埋葬疑惑などまだ明らかにされていない5・18の真相を究明し、歪曲を防ぐ契機になることを望む。依然として一部勢力が暇さえあれば5・18の真実を捻じ曲げ、貶めるのは歴史を否定する妄動だ。合理的な保守なら、このような勢力とは距離を置かなければならない。
(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/972201.html
韓国語原文入力:2020-12-01 02:45


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201130003400882?section=news
「聯合ニュース」 2020.11.30 17:09
■全斗煥元大統領に有罪判決 ヘリからの射撃は「事実」=韓国地裁
【光州聯合ニュース】韓国軍が市民らの民主化要求行動を弾圧した1980年の5・18民主化運動(光州事件)の際、軍がヘリコプターから市民に射撃したと証言した故人をうそつき呼ばわりしたとして死者に対する名誉毀損(きそん)の罪に問われた元大統領の全斗煥(チョン・ドゥファン)被告(89)の判決公判で、光州地裁は30日、懲役8カ月、執行猶予2年(求刑・懲役1年6カ月)の有罪判決を言い渡した。

【写真】光州地裁に入る全斗煥被告(中央)=30日、光州(聯合ニュース)

 全氏は2017年に出版した回顧録で、光州事件当時の軍のヘリコプターからの射撃について証言した故チョ・ビオ神父を「聖職者という言葉が意味をなさないほど破廉恥なうそつき」と非難し、18年5月に在宅起訴された。
 地裁は判決で、80年5月21日と同月27日にヘリが光州市中心部を射撃したことが十分に証明されたとし、チョ神父が目撃した5月21日の状況を中心に有罪と判断した。「ヘリからの射撃の有無は歴史的に非常に重要な争点だ」とした上で、被告の地位や光州事件で被告が行った行為などを総合すれば、ヘリからの射撃があったことを認識できたと指摘。チョ神父を除き、ヘリからの射撃を目撃した証人16人のうち8人の証言は十分に信用でき、客観的状況も裏付けられたとした。 
 また、被告は裁判中一度も反省や謝罪をせず、自身の正当性を主張するために被害者を非難する回顧録を出版したとする一方で、執行猶予とした理由については、光州事件そのものに対する裁判ではないため被害者が侵害された権益の観点から判断したと説明した。
 裁判長は判決の言い渡しに先立ち、光州事件について最も大きな責任がある被告が苦痛を受けた多くの国民に心から謝罪することを願うと述べたが、全氏は裁判の間、終始居眠りする姿を見せた。


https://japanese.joins.com/JArticle/272845?servcode=200&sectcode=200
「中央日報日本語版」 2020.11.30 15:39
■全斗煥元大統領、死者名誉毀損で有罪…懲役8月執行猶予2年
 故チョ・ビオ神父に対する死者名誉毀損容疑で起訴された全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領(89)に裁判所が有罪を宣告した。
 光州(クァンジュ)地方裁判所刑事8単独キム・ジョンフン部長判事は30日午後2時、光州地方裁判所201号法廷で開かれた全被告に対する1審宣告公判で、全被告に懲役8月執行猶予2年を宣告した。2017年4月の起訴から1審判決まで3年7カ月がかかった。
 裁判所は「被告人は未必的ながら5・18(光州事件)ヘリコプター射撃があったと認識することができるとみえる」とし「自身の正当性を確保するために回顧録を出版して非難した可能性が高い」と宣告の背景を明らかにした。また「容疑を否認し、省察やただ一言の謝罪もなかった」と付け加えた。
 検察は先月の結審公判で、ヘリコプター射撃目撃者の陳述と国防部5・18特別調査委員会調査、国立科学捜査研究院のチョンイルビル弾痕鑑定結果などを根拠に十分に有罪が立証されるという立場を明らかにした。あわせて「歴史的な痛みを記憶する人々を嘲弄した」とし、全被告に対して懲役1年6カ月の実刑を求刑した。
 全被告は2017年4月に出版した回顧録で故チョ・ビオ神父のヘリコプター射撃目撃証言が偽りだと主張し、チョ神父を「聖職者という言葉が意味をなさないほど破廉恥なうそつき」と非難して死者名誉毀損容疑で起訴された。
 2019年3月に裁判に一度出席してからは認知症など健康上の理由で裁判出席を拒否した。裁判所が変わって今年4月に再び法廷に立ったことから、全被告が法廷に立つのは今回で3回目だ


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201130002600882?section=news
「聯合ニュース」 2020.11.30 15:23
■全斗煥元大統領に有罪判決 光州事件に絡む名誉毀損で=韓国地裁
【光州ニュース】韓国軍が市民らの民主化要求行動を弾圧した1980年の5・18民主化運動(光州事件)の際、軍がヘリコプターから市民に射撃したと証言した故人をうそつき呼ばわりしたとして死者に対する名誉毀損(きそん)の罪に問われた元大統領の全斗煥(チョン・ドゥファン)被告(89)の判決公判で、光州地裁は30日、懲役8カ月、執行猶予2年(求刑・懲役1年6カ月)の有罪判決を言い渡した。

【写真】光州地裁に出廷した全被告=30日、光州(聯合ニュース)

 全氏は2017年に出版した回顧録で、光州事件当時の軍のヘリコプターからの射撃について証言した故チョ・ビオ神父を「聖職者という言葉が意味をなさないほど破廉恥なうそつき」と非難し、18年5月に在宅起訴された。アルツハイマー型認知症を患っているとされる全被告は今年4月の公判で 「私の知っている限り、ヘリから射撃した事実はない」と述べ、起訴事実を否認した。
 死者名誉毀損罪は虚偽事実で故人の名誉を毀損したことが認められなければならないため、裁判ではヘリからの射撃の有無が主な争点となった。地裁はヘリからの射撃があったことを認め有罪判決を言い渡した。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201130001100882?section=news
「聯合ニュース」 2020.11.30 10:10
■全斗煥元大統領がデモ隊に「言葉に気をつけろ」 光州事件に絡む名誉毀損できょう判決
【ソウル聯合ニュース】韓国軍が市民らの民主化要求行動を弾圧した1980年の5・18民主化運動(光州事件)の際、軍がヘリコプターから市民に射撃したと証言した故人をうそつき呼ばわりしたとして死者に対する名誉毀損(きそん)の罪に問われた元大統領の全斗煥(チョン・ドゥファン)被告が30日、光州地裁で開かれる判決公判に出席するため南西部の光州に出発した。
 全氏はこの日午前8時40分ごろ、夫人の李順子(イ・スンジャ)氏とともにソウル市内の自宅を出て乗用車で光州に向かった。黒いスーツにマスク姿の全氏は、車に乗り込む前に自宅前に集まった人々に手を上げてあいさつした。
 この際、デモ隊が「全斗煥の身柄を拘束せよ」「全斗煥は国民に対して謝罪せよ」と叫ぶと、全氏はデモ隊に対して何かを言った後に車に乗った。全氏は「言葉に気をつけなさい」と言ったという。
 全氏の自宅前には、早朝から警察や報道陣など約100人が集まった。デモと撮影を兼ねたユーチューバー数人を除き、市民団体のメンバーらはそれほど多くなかった。
 警察は自宅周辺を包囲して万一の事態に備えたが、これといった衝突は起こらなかった。
 全氏は2017年に出版した回顧録で、光州事件当時の軍のヘリコプターからの射撃について証言した故チョ・ビオ神父を「聖職者という言葉が意味をなさないほど破廉恥なうそつき」と非難し、18年5月に在宅起訴された。検察側は先月、懲役1年6カ月を求刑した。
 判決公判は30日午後2時から光州地裁で開かれる。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201129000200882?section=news
「聯合ニュース」 2020.11.29 11:09
■全斗煥元大統領に30日判決 光州事件に絡む名誉毀損
【光州聯合ニュース】韓国軍が市民らの民主化要求行動を弾圧した1980年の5・18民主化運動(光州事件)の際、軍がヘリコプターから市民に射撃したと証言した故人をうそつき呼ばわりしたとして死者に対する名誉毀損(きそん)の罪に問われた元大統領の全斗煥(チョン ・ドゥファン)被告に対し、光州地裁が30日午後、判決を言い渡す。
 全氏は2017年に出版した回顧録で、光州事件当時の軍のヘリコプターからの射撃について証言した故チョ・ビオ神父を「聖職者という言葉が意味をなさないほど破廉恥なうそつき」と非難し、18年5月に在宅起訴された。
 死者名誉毀損罪は虚偽事実で故人の名誉を毀損したことが認められなければならないため、これまで裁判ではヘリからの射撃の有無が主な争点となった。
 アルツハイマー型認知症を患っているとされる全被告は今年4月の公判で 「私の知っている限り、ヘリから射撃した事実はない」と述べ、起訴事実を否認した。
 検察は目撃者の証言、国防部の5・18特別調査委員会の調査結果、光州で事件当時最も高かったビルに残された弾痕に関する国立科学捜査研究院の鑑定結果、在韓米国大使館の秘密文書などに基づき、ヘリからの射撃が実際にあり、全被告がチョ氏の名誉を毀損したと判断した。
 全被告の弁護人は「ヘリからの射撃があったなら市民が目撃したはずだ。真昼に起きた事件の証拠が山ほどなければならないが客観的証拠が見つからない。ヘリ射撃説は非理性的社会が作り出した虚構だ」と反論した。
 死者名誉毀損罪の法定刑は2年以下の懲役、禁錮または500万ウォン(約47万円)以下の罰金刑で、検察側は先月、懲役1年6カ月を求刑した。


https://japanese.joins.com/JArticle/272485?servcode=400&sectcode=430
「中央日報日本語版」 2020.11.19 15:07
■市民の殴打で破損した「全斗煥の恥辱の銅像」

【写真】6月4日午前、光州東区の5・18民主広場に設置された「全斗煥の恥辱の銅像」が市民らの殴打により破損した。[写真 聯合ニュース]

 6月4日、光州(クァンジュ)市などによると、旧全羅南道(チョルラナムド)道庁前5・18民主広場に設置された「全斗煥の恥辱の銅像」が市民らの殴打により激しく破損した。


https://japanese.joins.com/JArticle/272490?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2020.11.19 16:18
■【写真】ノコギリで切りつけられた全斗煥像の首の部分
 19日午前10時30分頃、忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)の清南(チョンナム)大学で全斗煥(チョン・ドゥファン)像をノコギリで切断しようとした50代が警察に逮捕された。赤い円の箇所がノコギリで切りつけられた銅像の首の部分。[写真 清南大学管理事業所]


https://japanese.joins.com/JArticle/272481?servcode=400&sectcode=430
「中央日報日本語版」 2020.11.19 14:56
■全斗煥元韓国大統領の銅像の首切断した50代、現行犯逮捕
 忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)の元大統領別荘地にある清南(チョンナム)大学の「全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領の道」に設置された全斗煥元大統領の銅像を損壊した50代が警察に逮捕された。 
 清州上党(サンダン)警察署によると、19日午前11時28分頃、「男性が全斗煥像の首を切っている」という清南大学職員の通報があった。現場に出動した警察は、糸ノコギリで全斗煥像の首を切断していたA氏(50)を現行犯で逮捕した。
 警察は正確な経緯を調査中だ。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/38333.html
「The Hankyoreh 」  2020-11-17 08:39
■再び光州地裁に立たされる全斗煥元大統領、2週間後に受ける処罰とは
 故チョ・ビオ神父名誉毀損の罪で裁判 
 光州民主化運動関連団体と市民団体、17日に合同会議

【写真】全斗煥被告が法廷に出廷した4月27日、光州市東区芝山洞の光州地方裁判所前で、5・18民主化運動の遺族が全斗煥を拘束せよと叫んでいる=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 故チョ・ビオ神父の名誉毀損容疑で裁判にかけられた全斗煥(チョン・ドゥファン)被告(89)の判決公判が2週間後に迫ったことを受け、裁判所や警察、光州民主化運動関連団体などが対策に乗り出した。
 5・18記念財団によると、5・18記念財団と光州市民団体などは17日に合同会議を開き、30日に予定されている全被告の法廷出席対応案を議論する。今回の合同会議には、これまで公式の立場を明らかにしなかったカトリック光州大教区の正義平和委員会(カトリック正平委)も出席する予定だ。
 先週、事前会合を開いた各団体は、今回の裁判で国民の関心を引く案と光州市民の謝罪要求意見を効果的に伝えるために、今回の会議で論議することにした。これらの団体は24日にカトリック正平委、25日に5・18団体、26日に光州市民団体の順で厳罰を求める声明を発表する一方、裁判当日には判決公判を無理なく進めるよう、光州地裁に最大限協力するという基本方針を立てた。裁判が終わった後は、判決結果に対する意見を明らかにする予定だ。
 ただし、最近光州・全羅南道で感染者の発生が相次いでおり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況によっては計画の変更を余儀なくされる可能性もある。5・18記念財団のイ・ギボン事務処長は「裁判当日、たとえ満足できない結果が出ても、5・18団体会員と光州市民が成熟した市民意識を示しながらも、効果的に意見表明ができる案を探している」と述べた。
 光州地裁と警察も、全斗煥裁判に備えている。光州地裁は新型コロナの感染拡大状況を考慮し、裁判が開かれる201号刑事大法廷(104席)の傍聴席の規模を73席に減らし、裁判を進める。このうち43席は5・18団体、被害者家族、メディアなどに優先的に割り当てられ、一般傍聴席は30席だ。一般傍聴席は携帯電話のショートメールで募集し、抽選で当選者を決める予定だ。傍聴を希望する一般人は26日午前10時から午後3時まで、ショートメールに氏名、生年月日、電話番号を入力し、1800~3251番に送信する。当選者の発表は同日午後6時、光州地裁ホームページに公告するか、個別に通知する。
 日本など一部外信も、今回の裁判に関心を示し、裁判を傍聴するために光州を訪れているという。
 光州地方警察庁のリュ・ジェヒョク警備交通課長は「今週から光州地裁などと全被告の警護対策を協議する予定だ。昨年3月と今年4月に全被告が訪問した当時の水準で対策が講じられるものとみられる」と述べた。
 全被告は自身の回顧録で、光州抗争当時、戒厳軍がヘリコプターから射撃するのを見たと証言したチョ神父について、「聖職者という名にふさわしくない破廉恥な嘘つきだ」と非難したとして、裁判にかけられている。検察は先月5日に開かれた結審公判で、全被告に懲役1年6カ月を求刑した。
キム・ヨンヒ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/area/honam/970149.html
韓国語原文入力:2020-11-16 18:14


https://japanese.joins.com/JArticle/251140?servcode=200&sectcode=200
「中央日報日本語版」 2019.03.12 10:23
■全斗煥元大統領「なぜこういうことをするのか」

【写真】11日午後、光州地方法院で記者の質問にコメントしている全斗煥元大統領。

 5・18民主化運動、いわゆる光州事件関連で故チョ・ビオ神父の名誉を傷つけた容疑(死者名誉毀損)で起訴された全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領が夫人の李順子(イ・スンジャ)氏と共に11日午後、光州(クァンジュ)地方法院に出廷して裁判を受けた。
 この日、裁判所に到着した全氏が「5・18当時の発砲命令を否認するのか」という取材陣の質問に「なぜこういうことをするのか」と述べて法廷に向かった。
 全氏が光州を訪問したのは、公式には1987年全国体育大会開幕式以降、32年ぶりだ。
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