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「「市民が守り切った」…ベルリン市、「少女像」撤去命令を電撃撤回」

2020年10月14日 | 日本軍隊性奴隷
https://japanese.joins.com/JArticle/271154?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2020.10.14 09:22
■「市民が守り切った」…ベルリン市、「少女像」撤去命令を電撃撤回

【写真】13日(現地時間)、少女像を当面そのままにして置くとベルリン市が発表した報道資料。[写真 ドイツ・ベルリン市]

 ドイツ・ベルリン市が市内中心部に設置された「平和の少女像」の撤去命令を電撃撤回した。当初、日本の要求を受けて撤去命令を下したが、市民をはじめとする各界の反発が強くなり、ひとまずそのままにして置くことにした。
 市は13日(現地時間)、報道資料を出して「議論になっていた『平和の少女像』は当面そのままにする」としながら「裁判所が(少女像に対する)評価を下すまで市はいかなる追加的決定も下さない」と明らかにした。撤去命令を中断してほしいという仮処分申請が裁判所に提起された点を受け入れて撤去を強行せず、ひとまずそのままにしておくという意味に解釈される。
 市は少女像が位置するベルリン・ミッテ区のシュテファン・フォン・ダセル区長の言葉を引用して「日本側の利害関係だけでなく、コリア協議会(Korea Verband)の利害関係も反映する合意を望む」と言及した。韓日両側の話を聞いて合意点を見出すということだ。
 ダセル区長はこの日、ミッテ区庁前で撤去命令を撤回してほしいと要求する市民に「裁判所に撤去命令中止仮処分申請が受理されて時間ができた」とし「調和がとれた解決策を話し合おう」ともコメントした。ダセル区長は続いて「何日間、少女像に関する歴史を学ぶことになった」とし「市民の参加が印象深かった」と付け加えた。
 少女像は先月28日、ミッテ区の通りに当局の許可を受けて設置された。現地市民団体コリア協議会が日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)の援助を受けて設置したものだった。だが、日本政府が公式に問題を提起して撤去危機に直面することになった。ミッテ区庁は今月7日に撤去命令を電撃的に下し、14日までに自主的に撤去しなければ強制執行に入ると通知した。
 現地市民団体と市民は強く抗議した。少女像の設置を主管したコリア協議会は12日、ベルリン行政法院に撤去命令執行停止仮処分申請を提出した。この日、ベルリン市民約300人は集会を開いて、少女像前から撤去命令を下したミッテ区庁前まで30分間余り行進して撤去命令の撤回を要求した。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201014000300882?section=news
「聯合ニュース」 2020.10.14 08:47
■ベルリンの少女像 撤去はいったん見送り=当局「妥協案探る」
【ベルリン聯合ニュース】ドイツの首都ベルリン市ミッテ区は13日、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の設置許可を取り消したことを巡り、像の設置を主導した韓国系市民団体「コリア協議会」が決定の効力停止を求める仮処分を裁判所に申請したことを受け、14日までとしていた撤去要請は無効になったと発表した。裁判所の判断を待つという。像の撤去はいったん見送られた。

ミッテ区で開かれた集会=13日、ベルリン(聯合ニュース)
 ミッテ区のフォンダッセル区長は「複雑な論争のすべての当事者の立場とわれわれの立場を十分に考えたい」として、「コリア協議会の利益と日本側の利益が公正に扱われる妥協案を探る」と表明。また、「ミッテ区は時間や場所、理由を問わず、武力の衝突過程で発生する女性に対するあらゆる性暴力を糾弾する」と強調した。
 これに先立ち、フォンダッセル氏は区役所前で開かれた少女像撤去の反対集会に登場し、仮処分申請で時間ができたとして、「バランスの取れた解決策を議論したい」との考えを示した。その上で、「数日間、少女像に関連する歴史を学んだ」とし、「市民の参加が印象深かった」と述べた。
 また、ベルリンに在住する多くの日本人から少女像の設置に反対する書簡を受け取ったとして、日本政府の圧力を受けて像の設置許可を取り消したわけではないと説明した。ドイツ連邦政府とベルリン州政府からも問題提起があったという。
 ミッテ区は7日、少女像が国際的な戦争被害女性の人権問題であることを認め、設置を許可した。だが、9月末の像の除幕式後、日本側の反発を受けて設置許可を取り消し、今月7日、コリア協議会に14日までの撤去を要請していた。
 フォンダッセル氏は緑の党所属で、同党内部からも少女像の撤去決定に反発する声があり、連立与党の一角を担う社会民主党(SPD)からも批判が出ていた。
 ベルリンの市民ら約300人は13日、少女像前からミッテ区役所まで約30分間行進し、集会を開いて設置許可の取り消しの撤回を求めた。
 少女像は碑文を修正して残す方向で折り合う可能性があるとの見方が出ている。ミッテ区は設置許可の取り消しの理由として、碑文が韓国側の立場から日本を標的にしているとしていた。慰安婦問題の普遍的な価値を強調するため、国際的な戦争被害女性問題に関する内容が追加される可能性がある。市民団体の関係者は「碑文を追加的に設置する案など、いろいろなことが議論できる」として、「戦争被害女性問題に関する教育拡大なども議論の対象」と述べた。


http://japan.hani.co.kr/arti/international/38004.html
「The Hankyoreh 」 2020-10-14 06:54
■独当局「ベルリンの少女像」撤去、見直しの意向示す
 「訴訟で撤去に時間かかる…連邦・州政府がともに討論すべき問題」 
 13日昼、現地住民や在独韓国人ら約300人が少女像を守るためのデモ 
 社民党や緑の党、左派党など区議員の過半数が「撤去命令の見直しを」 

【写真】今月13日(現地時間)、ドイツ・ベルリンのミッテ区役所前で、同区による「平和の少女像」撤去命令に抗議するデモが行われた。約200人が参加した中、ドイツ市民がウクレレ公演を行っている=ベルリン/聯合ニュース

 ドイツ・ベルリンの「平和の少女像」(少女像)の撤去命令を下したミッテ区長が事実上、撤去計画を見直す意思を明らかにした。
 平和の少女像の設置を主導したドイツと韓国の市民団体であるコリア協議会は13日(現地時間)、ベルリンで少女像を守るためのデモを行った。約300人のデモ隊はドイツ語で「ベルリンは勇気を出して、少女像はその場にいるべき」と掛け声をあげながら、少女像前からミッテ区役所まで30分間にわたりデモ行進をした。
 ミッテ区のシュテファン・フォン・ダセル区長は同日、区役所前で予告なしに現れ、デモ隊を迎えた。国際連帯のための人権団体と反性暴力団体のメンバーらが「少女像の存立理由」について発言すると、ダセル区長は主催側に自由発言を申し込んだ。「少女像の存立を要求する人々の話を聞き、状況をよく把握した」としたうえで、「昨日、コリア協議会が訴訟(撤去命令効力執行停止申立て)を起こしたため、いずれにせよ撤去には時間がかかる。その間、共に討論したい」と述べた。彼は「ドイツと日本の外交関係があるため、日本政府の抗議を無視するわけにはいかない」とし、「ミッテ区だけの問題ではなく、ドイツ連邦とベルリン-ブランデンブルク州政府がともに討論しなければならない問題」だという見解を示した。

【写真】今月13日(現地時間)、ドイツのベルリンで現地住民やドイツ在住の韓国人ら約300人が「平和の少女像」の撤去命令に抗議し、ミッテ区役所まで街頭行進を行っている=ナム・ウンジュ通信員//ハンギョレ新聞社

 これに先立ち、社会民主党所属のミッテ区議員らが12日、ミッテ区に少女像の撤去計画の見直しを要求したのに続き、13日も集会が開かれる前に区長が所属している緑の党や左派党の議員らミッテ区議員の過半数以上が、ダセル区長に撤去の見直しを求める意見を伝えたことが分かった。
 ミッテ区は今年7月、都心に少女像の設置を許可した。しかし、先月28日の除幕式後、日本政府が少女像の撤去を要請したことを受け、7日に撤去命令を下した。表面的には第2次世界大戦当時、日本軍がアジア太平洋全域で女性を性的奴隷として強制的に連れて行ったなど、碑文の内容が問題になった。撤去期限は今月14日で、少女像の設置を主管するコリア協議会は前日、ベルリン行政裁判所に撤去命令効力執行停止申請を出した。コリア協議会のハン・ジョンファ代表はハンギョレの取材に「碑文の内容が主な争点になりそうだ」とし、撤去命令の撤回のため一部の文言の修正などを検討できるという立場を明らかにした。

【写真】今月13日(現地時間)、ドイツのベルリンで現地住民やドイツ在住の韓国人ら約300人が「平和の少女像」の撤去命令に抗議し、ミッテ区役所まで街頭行進を行っている=ナム・ウンジュ通信員//ハンギョレ新聞社
ベルリン/ナム・ウンジュ通信員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/965660.html?_fr=mt2
韓国語原文入力:2020-10-1402:46


https://japanese.joins.com/JArticle/271076?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2020.10.12 14:14
■シュレーダー元独首相、ベルリン少女像撤去命令に「反歴史的な決定」

【写真】2018年11月1日、慶尚北道慶州(キョンジュ)世界文化エキスポ公園内のソルゴ美術館を訪れたシュレーダー元ドイツ首相とキム・ソヨンさん夫妻がパク・デソン画伯など関係者と対話している。 キム・ジョンソク記者

 ベルリン「平和の少女像」の撤去を阻止するための法的対応が始まる。現地市民団体はベルリン行政法院に撤去命令執行停止仮処分申請をする予定であり、撤去反対請願運動も生じている。

◆執拗な日本の外交、少女像撤去決定に
 旧日本軍慰安婦被害者を象徴する平和の少女像は先月末、管轄するミッテ区の許可を受けて街中に設置された。設置直後の1日、茂木敏充外相が自ら公式的に問題を提起した。ドイツのハイコ・マース外相との画像通話でベルリン「平和の少女像」を撤去してほしいと協力を要請したのだ。加藤勝信官房長官も先月29日、「日本政府は今後も引き続き少女像撤去のために努力する」という立場を発表した。
 これを受け、ミッテ区庁は7日、コリア協議会(Korea Verband)に対し、14日までに少女像を撤去するよう命じる公文書を送った。撤去命令の理由は「事前に知らせていない碑文を設置し、ドイツと日本の関係に緊張が形成された」ということだ。ミッテ区庁は該当碑文の内容が韓国側の立場で日本に向けていると指摘し、公共場所の(政治)道具化を拒否すると明らかにした。

◆現地で少女像を守る動き
 少女像設置を主導したコリア協議会側は、設置当時に碑文内容に関する提出要請がなかったうえ、碑文の内容にも問題はないという立場だ。碑文には、第2次世界大戦当時に日本軍がアジア・太平洋全域で女性を性的奴隷として強制的に連行し、こうした戦争犯罪の再発を防ぐためにキャンペーンをする生存者の勇気に敬意を表するという説明がある。「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)が寄贈したという内容もある。
 ある消息筋は「ミッテ区は碑文を問題にしたが、この場合、銅像の撤去でなく碑文の変更に対する要求が先だにという判断が法律家の間で出ている」とし「行政当局の無理な行政命令であり、司法当局が仮処分申請を受け入れる可能性が高いとみている」と述べた。
 一方、ドイツ現地では撤去反対請願運動が始まった。請願サイト(www.petitionen.com)によると、12日午前11時までに2564人が署名した。韓国でも青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)国民請願サイトで撤去反対請願が進行中だ。
 シュレーダー元ドイツ首相夫妻も少女像撤去指示に抗議し、ドイツ当局に決定を撤回すべきという内容の手紙を11日(現地時間)に伝えた。シュレーダー元首相の夫人のキム・ソヨンさんはフェイスブックに、ミッテ区のシュテファン・フォン・ダッセル区長あての公開手紙を通じて撤去命令の撤回を要請すると明らかにした。キムさんは書簡を通じて「区長の決定は理解できない。それは残忍な暴力の犠牲者であり苦痛を受けた『慰安婦』おばあさんたちの痛みを無視する反歴史的決定」と批判した。

◆普遍的人権問題の象徴物という点を納得させるべき
 コリア協議会がベルリン行政法院に出した仮処分申請が受け入れられる場合、本案訴訟につながる。この場合、裁判所の最終判断が出るまでは相当な時間がかかる見通しだ。問題はベルリン少女像の設置期限が1年という点だ。期限を延長するには再審査を通過しなければならない。法的争いで相当な期間は少女像をその場に置くことはできるが、行政命令を無効にしてもその後はどうなるか分からない。
 少女像が国際的な戦争女性被害問題を知らせるための普遍的人権問題の象徴物という点を納得させることが延長されるかどうかのカギになるとみられる。


https://japanese.joins.com/JArticle/271127?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2020.10.13 14:30
■反日を率先した韓国政府、ドイツ少女像撤去には対応見せず
 日本政府の圧力で独ベルリン「平和の少女像」が撤去の危機を迎えた中、韓国外交部が政府レベルの対応をしないという立場を維持していると、文化日報が13日報じた。
 国内政治に「親日対反日」フレームを作って国民感情を刺激していた韓国政府が、いざ日本より外交力を発揮すべき事案には後ろ手を組んだのだ。昨年7月の日本の輸出統制で外交摩擦が生じた当時、チョ・グク青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)民情首席秘書官は東学農民運動を素材とした「竹槍歌」をフェイスブックに掲示し、反日感情を煽ったという批判を受けた。
 報道によると、外交部関係者はドイツ少女像撤去危機に関し、「政府が関与するのは問題の解決に役に立たず、日本が自ら明らかにした責任の痛感、お詫びと反省の精神にも逆行するという従来の立場と比較して変化はない」と明らかにした。
 これに先立ち旧日本軍慰安婦被害者を象徴する平和の少女像は先月末、管轄ミッテ区の許可を受け、街中に設置された。設置直後の今月1日、茂木敏充外相や加藤勝信官房長官が公式的に問題を提起して撤去圧力を加えた。
 こうした中、ミッテ区は7日、電撃的に撤去命令を出した。除幕式からわずか9日目にミッテ区は、14日までに自主的に撤去しなければ強制執行に入ると通知した。
 日本が外交総攻勢に乗り出したのに対し、韓国政府が日本のようにすれば「韓日の葛藤事案」と見なされるため、慎重でなければいけないというのが、外交部の立場だ。そして「前に出ていないだけで手放しにしているのではない」と述べた。
 ドイツ少女像設置を主管した現地韓国関連市民団体「コリア協議会(Korea Verband)は12日(現地時間)、ベルリン行政法院に撤去命令執行停止仮処分申請をした。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201013004400882?section=news
「聯合ニュース」 2020.10.13 17:44
■少女像撤去方針に抗議 韓国国会議員113人がドイツ大使館に書簡
【ソウル聯合ニュース】ドイツ・ベルリンに設置された旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の撤去を地元当局が求めている問題で、韓国与野党の国会議員113人が名を連ねた抗議の書簡が13日、在韓ドイツ大使館に届けられた。

【写真】在韓ドイツ大使館を訪れた尹氏(左端)ら=13日、ソウル(聯合ニュース)

 書簡の伝達は慰安婦被害者支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」の前理事長で与党「共に民主党」議員の尹美香(ユン・ミヒャン)氏の提案で始まった。
 書簡は「もう一つの人権侵害の歴史をベルリンで書くという残念なことになる」として、「深い憂慮と遺憾」を示した。
 ドイツ大使館の副大使は大使館を訪れた尹氏らに対し、「ドイツは人権という同一価値を守る韓国のパートナー」として、「韓日の間で歴史的に敏感な事案であることも知っており、うまく解決することを望む」と述べた。その上で、「撤去の要請はベルリン市ミッテ区が行ったもので、ドイツ政府の管轄ではない」としながらも、「表現と芸術の自由は重要だ」との認識を示した。
 共に民主党の報道官は「一方的な撤去命令を出したミッテ区と少女像を撤去するよう圧力をかけ続けた日本政府に強い遺憾を表す」として、野党に共同で対応するよう提案する論評を出した。
 少女像は9月、ミッテ区の道路沿いに設置されたが、日本政府の抗議を受け、区は像を建てた韓国系団体に14日までに撤去するよう求めている。


https://japanese.joins.com/JArticle/271110?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2020.10.13 10:48
■尹美香氏など韓国国会議員113人「少女像を守ってほしい」 独大使館に書簡
 与野党の国会議員が撤去の危機に置かれたドイツ・ベルリンの「平和の少女像」を守ってほしいとして駐韓ドイツ大使館に書簡を送った。
 正義記憶連帯理事長を務めた尹美香(ユン・ミヒャン)議員(共に民主党)を主軸とする国会議員113人はこの日午前8時50分ごろ、ソウル中区(チュング)駐韓独日本大使館に書簡を伝達した。
 議員らは書簡で「ドイツ・ベルリンの平和の少女像がドイツ政府と市民の保護の中で守られることを求める」として「第2次世界大戦の時、旧日本軍による慰安婦被害を受けたアジアの数多くの少女と女性たちの苦痛を記憶し、彼らの30年間の闘争をたたえて世界の所々で続いている武力紛争の下での性暴行被害者に真の平和が実現され、再びこの土地に同じ被害が繰り返されないことを願う」と促した。
 一方、市民団体の主導で先月28日、ドイツ・ベルリンに設置された少女像は管轄区であるミッテ区が突然立場を変えて撤去を指示して危機を迎えた。ミッテ区は自主的な撤去に応じない場合、強制執行に出るという方針だ。ミッテ区は市民団体に送った公文書で撤去の理由について事前に知らせなかった碑文を設置してドイツと日本間の緊張が作られたとし「一般的な公共場所の道具化を拒否する」という立場を明らかにした。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/37980.html
「The Hankyoreh 」 2020-10-12 07:36
■ベルリン「平和の少女像」撤去の危機にドイツ市民も請願運動
 大統領府の国民請願掲示物、非公開状態にも関わらず3000人ほどが同意 
 ドイツのウェブサイトでもドイツとオーストリアの市民を中心に1555人が署名 
 正義連「市民の合意の中で建てられた少女像…国連に書簡を送る」

【写真】ドイツのベルリン市ミッテ区に立てられた「平和の少女像」=コリア協議会のウェブサイトよりキャプチャー//ハンギョレ新聞社

 日本軍「慰安婦」被害者を偲ぶためにドイツのベルリン市ミッテ区に立てられた「平和の少女像」が撤去の危機に瀕すると、韓国に続きドイツ現地の市民も撤去反対の請願運動を始めた。
 11日、「ベルリン平和の少女像撤去反対請願」が投稿されたドイツ語の署名運動ウェブサイト(www.petitionen.com)によると、同日午後までに1555人が撤去反対の請願に署名した。韓国とオーストラリア、米国から署名した70人を除くと、全てドイツとオーストリアに在住する市民の署名だ。請願人は「反日運動ではなく平和共存という明確な意図にもかかわらず、日本政府は外務省、ベルリン上院およびミッテ区庁に銅像を除去するよう圧力をかけた」と指摘した。
 この日、正義記憶連帯(正義連)も声明を出し、「日本政府と右翼団体の少女像撤去の圧力とドイツのベルリン市ミッテ区の撤去公文書が、日本軍性奴隷制問題を記憶するための努力をさげすみ、表現の自由を侵害した」と糾弾した。正義連は「市民の合意の中で建立された少女像に対する日本政府と右翼団体の撤去要求は、ベルリン市民の努力をさげすむこと」だとしながら、「国連の表現の自由・女性暴力・文化圏特別報告官に書簡を送った」と明らかにした。また、正義連はミッテ区庁の住所とメールアドレスを公開し、「少女像撤去反対」の手紙とEメールを送る運動をしている。
 これに先立ち9日、大統領府の国民請願掲示板にも「日本政府の外圧により撤去の危機に瀕しているベルリンの平和の少女像」という題名の請願が、100人の事前同意を得て投稿された。請願人は「純粋な民間団体の活動により、地域の自治機関と様々な女性人権団体が連帯し、ドイツで初の公共場所にようやく立てられた少女像が、日本政府の外交力により弾圧されている」とし、「韓国も政府レベルで出る時です。これは単なる外交的問題ではなく、『国の品格』の問題」だと政府の措置を促した。現在、この請願は管理者が内容を検討中のため掲示板に表示されていないが、外部リンクから流入した者を含め、この日までに3511人の同意を得た。
 ベルリンのミッテ区庁は7日、ベルリンの少女像設置を主管した韓国系市民団体のコリア協議会(Korea Verband)に、14日までに少女像を撤去せよという内容の公文書を送った。この公文書には「ミッテ区が韓国と日本の間に対立を起こし、日本に反対する印象を与える。一方的な公共場所の道具化を拒否する」という内容が記された。ミッテ区の少女像撤去の公文書発送は、日本政府がドイツ政府にベルリンの少女像を撤去するよう要請した後、幾日もたたず行われたことが分かった。
チェ・ユンテ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/965278.html
韓国語原文入力:2020-10-11 15:27



「中央日報日本語版」 2020.10.12 06:50
■ベルリン「少女像撤去」…その背後には日本のステルスロビーがあった
 ドイツの首都ベルリンに設置された「平和の少女像」をめぐり、市当局が撤去を命じて海外の少女像建設問題が再びイシューに浮上している。ドイツは第2次大戦の戦犯国だった過去によって、女性の人権と戦争犯罪処罰などでより積極的に出なければならないという暗黙的認識が国際社会にあっただけに、今回の少女像撤去要求には日本の必死の外交が通じたという見方が強い。ベルリンのミッテ区庁は今月7日、少女像設置を主導した韓国市民団体「コリア協議会(Korea Verband)」に「14日までに自主的に撤去しない場合は強制執行をして費用を請求する」という撤去要求公文書を送った状態だ。この少女像は先月25日、ベルリン・ミッテ区のビルケン通りとブレマー通りが交差する地点に設置して、先月28日に除幕式が開かれた。ドイツの公共の場に少女像が設置された初めての事例だった。
 海外での少女像設置は日本強占期の従軍慰安婦の被害を伝え、女性に対する戦争犯罪を防ごうとの趣旨で米国ロスアンゼルス近隣のグレンデール市、バージニア州アナンデール市などに相次いで設置された。だが、2018年12月28日、フィリピン・ラグナ州サンペドロ市に設置された「平和の少女像」がその2日後の同月30日に撤去されたことに続き、今回はベルリン市当局が撤去を要求し、少女像設置が各地で困難にぶつかっている。サンペドロ市の場合、在フィリピン日本大使館が「非常に遺憾。日本政府の立場 とも相容れない」と外交的圧力を加えると、市当局が撤去決定を下した。アナンデール市に設置された少女像は、日本の圧迫で公共場所を確保するうえで困難を強いられ、結局、韓国人建物主が提供した敷地に設置された。
 今回もベルリン少女像をめぐり日本政府は全方向の外交に出た。茂木敏充外相が今月1日、ハイコ・マース独外相との電話会談で、少女像の撤去を要請し、続いて在独日本大使館もベルリン当局に撤去要請を伝えた。日本政府は少女像問題を慰安婦被害者という人権問題ではない、韓日間外交的衝突に変えようと試みた。
 産経新聞によると、日本はベルリン市当局などに対して水面下の外交戦を行い、少女像の製作費などを支援してきた韓国の市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正議連)」の会計不正疑惑についても説明したと伝えられた。同紙は「不透明な会計処理などの疑惑が浮上し、国内外で厳しい目が注がれている」としながら会計不正事件を「敵失」と表現した。国民大学日本学科の李元徳(イ・ウォンドク)教授は「正義連の会計不正事態が韓日歴史外交にまで影響を及ぼし、逆攻勢を受けている」と指摘した後、「強制徴用問題に加えて少女像建設・撤去問題まで戦線を拡大する必要があるのか、韓国だけでなく日本政府も冷静に考えてみる必要がある」とコメントした。


http://japan.hani.co.kr/arti/international/37981.html
「The Hankyoreh 」 2020-10-12 07:04
裁判所に行った“ベルリンの少女像の運命”
 ドイツのミッテ区「14日までに撤去」命令 
 コリア協議会、効力停止申請と異議申し立て 
 正義連、国連に「撤去反対」書簡送る

【写真】先月28日(現地時間)、ドイツ・ベルリンに設置された平和の少女像=コリア協議会提供//ハンギョレ新聞社

 ドイツのベルリン市に設置された平和の少女像の撤去の議論は、結局、訴訟により遮られることになった。
 少女像の設置を主導したドイツのコリア協議会は12日(現地時間)、行政裁判所に少女像撤去命令の効力執行停止の申請を、ミッテ区には行政異議を提起する予定だと、ハンギョレに11日に明らかにした。
 少女像が位置するミッテ区庁は7日、許可取消の公文書を送り、14日までに市民団体自らが撤去しなければ、市が撤去に乗り出すと伝えた。異例に早い行政処分に歯止めをかけるため、市民団体の対応も緊迫している。区庁と裁判所の決定まで数週から数カ月までの時間を要すると予想され、目前に差し迫った撤去は防げるとコリア協議会は期待している。
 コリア協議会のハン・ジョンファ代表は「ミッテ区のシュテファン・フォン・ダッセル区長は報道資料で、少女像を承認した都市空間および建築芸術審査委員会は慰安婦問題を巡る韓日対立を全く知らなかったかのように語っているが、申込書でも何枚にもわたり説明した。最初の許可手続きに問題がないだけに、このまま立てておくことを主張する法的根拠は十分にある」と主張した。

【写真】先月28日(現地時間)、ドイツ・ベルリンに設置された平和の少女像=コリア協議会提供//ハンギョレ新聞社

 少女像設立の際、市の委員会がまず1年の設置を許可し、「公共の利益に反する場合、いつでも撤去できる」という但し書きを付記したため、訴訟ではこの点が最大の争点になる見込みだ。しかしハン代表は「少女像は地域共同体コミュニティのレウニオンの後援により立てられ、これまで日本人を含む地域住民の誰一人として反対の意思を明らかにしていない」と伝えた。
 ドイツのオンライン新聞「ベルリナー・ツァイトゥング」は「日本政府がこのような記念碑を撤去せよと要求するこのような状況自体が、なぜこの銅像がなければならないのかの理由を示している」と報道した。また、別のオンライン・オルタナティブメディアの「ターゲスツァイトゥング」(TAZ)は、ある市民の寄稿文で「外務省がミッテ区の市政に介入した」と批判した。地方自治が確固としているドイツでは、行政府が自治体に圧力を行使したという点も議論の的だ。
 コリア協議会を始めとするドイツの女性・市民団体がミッテ区の前でデモを行う予定の中、少女像撤去に反対するドイツ市民社会の請願も始まった。11日、「ベルリン平和の少女像撤去反対請願」が投稿されたドイツ語の署名運動ウェブサイト(www.petitionen.com)によると、同日午後までに1555人が撤去反対の請願に署名した。
 韓国の正義記憶連帯(正義連)も国連の表現の自由・女性暴力・文化圏特別報告官に書簡を送る一方、ミッテ区庁の住所と電子メールアドレスを公開し、「少女像撤去反対」の手紙と電子メールを送る運動を始めた。
ベルリン/ナム・ウンジュ通信員、チェ・ユンテ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/965267.html
韓国語原文入力:2020-10-12 02:15


http://japan.hani.co.kr/arti/international/37977.html
「The Hankyoreh 」 2020-10-12 12:25
■独大学教授たちも「日本からの少女像撤去の圧力に対するドイツの態度に衝撃」
 「日本の戦争犯罪否定」批判する2人のドイツ教授インタビュー

【写真】シュテフィ・リヒター独ライプツィヒ大学日本学科教授=リヒター教授提供//ハンギョレ新聞社

 「日本政府の圧力に対応するドイツ連邦外務省とベルリンの責任者の態度に衝撃を受けた。(歴史をめぐって記憶闘争を展開する)右翼的ネットワークに対抗し、市民社会も超国家的ネットワークで対応しなければならない。こうした目標のためにも少女像はその場にあるべきだ」
 独ライプツィヒ大学日本学科のシュテフィ・リヒター教授は11日(現地時間)、ハンギョレの電子メールインタビューで、日本による「平和の少女像」撤去圧力に屈したドイツ外務省とベルリン市ミッテ区役所を強く批判した。リヒター教授は、日本の歴史教科書問題をはじめ、日本の新右翼修正主義に精通したドイツの日本学者だ。
 リヒター教授は「日本では1990年代半ばから、日本軍が犯した戦争犯罪を否定するいくつもの右翼団体が登場しているが、彼らは主に政治や外交の領域で活動している。2011年からの全世界の複数の場所で慰安婦像を撤去しようとする試み、最近のベルリンの少女像に対する圧力行使などは、この反動的ネットワークと関係がある」と指摘した。
 リヒター教授だけでなく、ドイツの多くの日本学者は、少女像をめぐる闘いは世界的に新右翼勢力が歴史をめぐって繰り広げている「記憶闘争」の一つだと指摘する。10月5日にライプツィヒ大学日本学科ホームページに、博士課程に在学中のドロテア・ムラデノバが上げた少女像撤去を批判する文章も、そのような認識を反映している。「慰安婦問題のことを両国間の外交政治的問題だと主張することは、女性たちに加えられた暴力の問題を無視する誤った考えである」。

【写真】イルゼ・レンツ元独ボーフム大学社会学部教授=レンツ教授提供//ハンギョレ新聞社

 ナチスの美化がタブー視されるドイツでも、極端な右翼勢力は絶えず似たような試みを行っている。独ボーフム大学社会学科元教授のイルゼ・レンツさん(72)は11日、ハンギョレの電子メールインタビューで、なぜ少女像がドイツになければならないのかという質問に対し、「植民地主義と戦争暴力の歴史を持つドイツは、日本と似た問題に直面している」と説明した。
 レンツさんは「少女像は戦時性暴力と植民地主義を記憶しようとする記憶運動の象徴」だとし、「この暴力的な植民地時代の過去と、第2次世界大戦当時に東欧とロシアで起きた無数の性暴力を把握することこそ、私たちの課題」と述べた。レンツさんはまた「少女像の設置承認取り消しは、日本政府の外交的圧力に加えて、ベルリン市が慰安婦問題と戦時性暴力問題をきちんと知らないために起きた容認できない事件」と強く批判した。
 ただし、レンツさんは日本の保守政府の責任と過去の歴史を正す日本の市民社会の努力は区分しなければならないという点を指摘した。「重要なのは韓日間の対立ではない。戦争性暴力に対抗して正義を守ろうとした日本人も多い。私たちは戦争性犯罪に対する論争を抑圧する現在の日本政府と、戦争と性暴力を支持しない日本人を区別しなければならない」。
ベルリン/ナム・ウンジュ通信員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/965343.html
韓国語原文入力:2020-10-11 12:54


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201011001200882?section=news
「聯合ニュース」 2020.10.11 14:58
■韓国の慰安婦団体「ベルリン少女像の撤去は不当」 国連に書簡
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」は11日、ドイツの首都ベルリンの中心部にあるミッテ区が同区内に設置された慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の撤去を指示したことに抗議し、国連特別報告者などに書簡を送った。

【写真】ミッテ区に設置された慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」=(聯合ニュース)

 少女像はベルリンの韓国関連市民団体のコリア協議会を中心とする日本軍慰安婦問題対策協議会が設置を推進し、正義連が製作を支援したもので、先月25日に設置された。しかし、日本政府が同少女像の撤去を要請した数日後に、ミッテ区はコリア協議会に文書を送り、今月14日までに撤去するよう指示した。
 正義連は「ミッテ区の文書は旧日本軍の性奴隷制の問題を記憶するための努力を損ねるとともに、表現の自由を侵害した」と訴えた。また、ミッテ区が何の議論もせず、撤去を指示する文書を送ったことは不当な行政手続きだと指摘した。
 ミッテ区は文書で、「ミッテ区が韓国と日本の間で対立を招き、日本に反対する印象を与える。公共の場の道具化を拒否する」と説明した。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201012001700882?section=news
「聯合ニュース」 2020.10.12 12:16
■少女像設置問題 「介入しない」=駐米韓国大使
【ワシントン聯合ニュース】韓国の李秀赫(イ・スヒョク)駐米大使は12日(日本時間)、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の米国内での設置問題について、「外交的な紛争が生じる可能性があり、公館が直接介入していない」と述べた。テレビ会議方式で行われた在米韓国大使館に対する国会外交統一委員会の国政監査で答弁した。

【写真】テレビ会議の方式で行われた在米韓国大使館に対する国政監査=12日、ソウル(聯合ニュース)

 李氏は「大使館が直接介入すれば駐在国との摩擦が起こる可能性があり、自発的な市民団体の動きに協力するレベルで、(少女像の設置を)主導したりする方針ではないというのが政府の指示だと理解している」と表明。像の設置問題で韓国政府が手をこまぬいているとの指摘に対しては、「市民団体の自発的な趣旨を十分に生かし、官が前に出る姿は見せないが、駐在国政府の動向を把握し、われわれの立場を開陳する努力は行っている」と述べた。
 ドイツ・ベルリンでは先月末、公共の場である歩道に少女像が設置されたが、現地の当局が日本政府の問題提起を受け、撤去するよう求めている。像の設置を主導した韓国系市民団体はベルリン行政裁判所に執行停止の仮処分を申し立てる方針だ。


「The Hankyoreh 」  2020-10-10 07:15
■[ニュース分析]ベルリン市が少女像を撤去…韓日関係改善に突発悪材料になるか
 ベルリン市、少女像が「独日間に緊張起こした」 
 設置10日後に突然撤去決定 
 日本外交当局の全方位的な攻勢が通じたか 
 韓日関係の改善望む韓国政府、苦しい立場に

【写真】先月28日(現地時間)、ドイツのベルリン市で開かれた平和の少女像除幕式で、ドイツの女性団体「クラージュ」(勇気)の会員たちが、少女像の脇で記念撮影をしている=資料写真//ハンギョレ新聞社

 先月末、ドイツのベルリン市の公共敷地に設置された「平和の少女像」に対して、区庁当局が電撃的に撤去命令を下した。なかなか改善の糸口をつかめない韓日関係にどのような影響を及ぼすか憂慮される。
 ベルリン市ミッテ区は7日(現地時刻)、少女像の設置を主管した韓国関連市民団体「コリア協議会」に対し、14日までに少女像を撤去せよとの内容の公文書を送った。区当局は、自主的に撤去しない場合には強制執行をして関連費用をコリア協議会に請求するとも付け加えたことが確認された。コリア協議会は直ちに抗議声明を出し、今回の決定が「芸術と表現の自由に対する根本的な侵害」と明らかにし、方針の撤回を要求したが、受け入れられるかは未知数だ。
 ベルリン市当局が少女像の設置がなされて10日も過ぎずに撤去の決定を下したのは、日本外交当局の全方位的な抗議を受け入れたためと見られる。実際、ミッテ区は少女像の撤去を要求する公文書で「日本の各地域とベルリンの間に緊張関係を起こした」という点を挙げており、ステファン・フォン・タセル区長も少女像が韓日の対立に関連していると明らかにし「国家間の歴史論争で一方の肩を持つ事態を避けたい」と話した。当初、少女像を政治的に中立的な「芸術作品」と考えて1年間の一時設置を許可したが、そうではないという事実を遅れて確認したため、やむを得ず撤去決定を下したという趣旨の説明だ。少女像を日本軍「慰安婦」制度を通じて蹂躪された女性の人権を象徴する記念物として見るのでなく、韓日間の歴史葛藤の象徴物として把握したのだ。
 この過程で、日本政府の強力な外交的攻勢があったものと確認されている。加藤勝信官房長官は、少女像の設置事実が伝えられた直後の先月29日「撤去のために様々な関係者にアプローチし、日本の立場を説明するなどの行動に出る」と話した。さらに茂木敏充外相は、欧州歴訪中だった今月1日、時間を割いてドイツのハイコ・マース外交長官と予定になかった40分にわたるテレビ会談を進めた。茂木外相は6日、当時少女像の撤去を要求したかという質問に「話を交わした。ベルリンという街は東西分裂から一つのベルリンが生まれ、様々な人が行き交う共存する街になった。そのベルリンの街にそういった像が置かれることは適切ではないと思う」と述べた。日本政府は、慰安婦問題が韓日間の最大外交懸案だった朴槿恵(パク・クネ)政府時期に在外日本公館の最大任務として「少女像設置阻止」を挙げるほど、この問題に敏感に反応してきた。
 日本政府の積極的外交攻勢により少女像が撤去の危機に瀕して、韓国政府の立場は苦しくなった。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は先月16日、菅義偉新任首相に祝賀書簡を送り、「対話の門はいつも開いている。日本の積極的呼応を期待する」と述べ、史上最悪にまで悪化した韓日関係の改善に意欲を見せた。そのためか韓国のキム・インチョル外交部報道官は8日、定例ブリーフィングで日本政府の少女像撤去圧迫に対する質問を受けると「これを人為的に撤去しようと政府が関与することは問題の解決に決して役立たないし、日本が自ら明らかにしたことがある責任痛感と謝罪反省の精神にも逆行する」と批判しながらも、「民間の自発的な動きに政府が外交的に関与することは望ましくない」という留保的態度を維持した。外交部の当局者は9日ハンギョレに対し、政府の立場は「今日は表明されないようだ」と話した。
キル・ユンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/965147.html
韓国語原文入力:2020-10-09 13:05


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/37963.html
「The Hankyoreh 」  2020-10-09 11:47
■韓国外交部、日本のベルリン「少女像」撤去の圧力は「自ら示した謝罪・反省に逆行」
 12・28韓日合意の主要内容を挙げ、撤去を圧迫する日本を牽制

【写真】先月28日(現地時間)、ドイツのベルリン市で行われた平和の少女像の除幕式で、ドイツの女性団体「コラージュ」(勇気)のメンバーが平和の少女像の横で記念撮影をしている=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 外交部が先月末、ドイツ・ベルリンに設置された「平和の少女像」に撤去圧力を加える日本政府の動きについて、「自ら明らかにした責任の痛感と謝罪・反省の精神に逆行する態度」と批判した。
 外交部のキム・インチョル報道官は8日の定例ブリーフィングで、日本政府の少女像撤去の圧力についての質問を受け、「平和の少女像は厳然たる歴史的事実に関する追悼・教育のため、民間が自発的に設置した造形物だ。これを人為的に撤去しようと政府が関与することは、問題解決に決して役に立たず、日本自ら明らかにした責任の痛感と謝罪・反省の精神にも逆行する態度だ」と批判した。しかし、韓国政府が外交的に対抗するのかという質問には「民間の自発的な動きに政府が外交的に関与するということは望ましくない。関連事項を注視している」とだけ述べた。
 これに先立ち、先月28日、在ドイツ韓国人が中心となった民間団体「コリア協議会」はドイツの女性人権団体と協力し、ベルリン市ミッテ区の公共の敷地に平和の少女像を設置した。すると、当時欧州歴訪中だった茂木敏充外相は1日、ドイツのハイコ・マース外相と40分間テレビ会談を開き、これに対応する動きを見せた。茂木外相は6日の定例記者会見で、当時、少女像の撤去を要求したという事実を明らかにし、「ベルリンという街は東西分裂から一つのベルリンが生まれ、様々な人が行き交う共存する街になった。そのベルリンの街にそういった像が置かれることは適切ではないと思う」と述べた。
 今回設置された少女像は、ベルリン地方自治体に芸術作品として設置申請を出し、「1年間設置する」という条件で許可を受けた。そのため、設置継続のためには1年ごとに許可更新が必要だ。
 この日、外交部が言及した「責任の痛感と謝罪・反省の精神」とは、2015年末の12・28慰安婦問題韓日合意を意味するものとみられる。当時、岸田文雄外相は、当時の安倍晋三首相の発言を代読する形で「慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感している。安倍首相は日本の内閣総理大臣として改めて、慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われた全ての方々に対し心からおわびと反省の気持ちを表現する」と述べた。
キル・ユンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/964980.html
韓国語原文入力:2020-10-08 16:13


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201008004200882?section=news 
「聯合ニュース」 2020.10.08 16:16
■日本のベルリン少女像撤去要請を批判 「謝罪精神に逆行」=韓国外交部
【ソウル】韓国外交部の金仁チョル(キム・インチョル)報道官は8日の定例会見で、日本政府がドイツの首都ベルリンに設置された旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の撤去を要請したことについて、「民間の自発的な動きに政府が外交的に関与することは望ましくない」と述べた。

【写真】ベルリンに設置された「平和の少女像」=(聯合ニュース)

 また、「歴史的な事実に関連した追悼教育のため、民間が設置した造形物」だとして、「政府が関与することは問題解決に決して役に立たず、日本自らが表明した責任の痛感と謝罪、反省の精神にも逆行する」と批判。「政府としては関連事項を注視しながら適切な対応を検討していく」と述べた。
 茂木敏充外相はドイツのマース外相とのテレビ電話会談で、少女像の撤去を求めた。
 少女像は先月25日、ベルリンの韓国系市民団体の主導でベルリンの歩道に設置された。ドイツに建てられた3体の少女像のうち、公共の場に設置されたのは今回が初めて。


https://japanese.joins.com/JArticle/270972?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2020.10.08 10:20
■日本、少女像撤去のため独ベルリン州上院に立場伝える
 ドイツの首都ベルリンの街に設置された「平和の少女像」をめぐり、日本政府が撤去に向けて圧力を加えたことが明らかになった。
 7日(現地時間)のドイツ日刊ターゲスツァイトゥング(Taz)によると、在独日本大使館はベルリン州上院に少女像に関する立場を伝えた。
 ベルリン州政府のラインシュ報道官はTazに「州政府は該当事実が伝えられた後、日本大使館、ミッテ区と対話をし、早期の問題解決に向けて努力している」と述べた。ラインシュ報道官は州政府がこの問題に関してどのような努力をしているかについては確認できないと答えた。
 ドイツで少女像が設置されたのは今回が3度目だが、公共場所に設置されたのは今回が初めて。特に少女像は地下鉄駅付近の飲食店が多い地域にあり、地域市民の目に入りやすい。
 少女像の設置が伝えられると、加藤勝信官房長官は「極めて遺憾」とし、撤去のために努力すると述べた。
 ベルリンの少女像は、ベルリンの韓国関連市民団体「コリア協議会(Korea Verband)」の主導で日本軍慰安婦問題対策協議会が推進し、9月25日(現地時間)に設置された。


http://japan.hani.co.kr/arti/international/37901.html
「The Hankyoreh 」 2020-09-30 06:58
■ドイツの公共場所に初の少女像建設「性暴力被害者の勇気を象徴」
 独逸と韓国の人市民団体の連帯が実り 
 ヤジディ族人権活動家「日本軍被害者だけの象徴ではない」 
 日本の官房長官「撤去に向けて関係者にアプローチする」 

【写真】今月28日(現地時間)、ドイツのベルリン市で行われた平和の少女像の除幕式で、ヤジディ族の人権活動家、ヌジアン・グィナイさんが少女像の手を握っている=ナム・ウンジュ通信員//ハンギョレ新聞社

 「平和の少女像(少女像)は、性暴力被害者の勇気と正義に対する象徴だ。その闘いは、今日も閉じ込められている3000人のヤジディ族女性への支援へとつながるべきだ」(ベレーナ・フランケ、「一つになった世界のための再分配財団」女性分科代表)
 「少女像が世界各地に設置されなければならない理由は、コンゴやアフガニスタン、シリア、ミャンマーで現在も行われている戦時性暴力に目を向けさせるためだ」(インジャ・エシェバフ元ラーベンスブルク市ナチス強制収容所記念館長)
  28日(現地時間)、ドイツのベルリン市で開かれた「平和の少女像」除幕式で、世界の戦時性暴力被害地域が次々と呼ばれた。少女像の建設を主導したドイツ・韓国の団体「コリア協議会」や建設に力を貸したベルリン在住の日本人女性たちの会である「ベルリン女の会」のメンバーたち、ドイツ地域の文化運動団体、スーダンの女性人権団体、咸興(ハムフン)地域の障害者たちを後援する「zusammen(共に)咸興」など、様々な女性人権運動活動家たちは除幕式で、現在世界中で行われている国家の性暴力を暴露し、解決を求めた。
 同日、最も多く呼ばれたのはイラク北部の少数民族ヤジディ族の女性たちだ。ヤジディ族人権活動家のヌジアン・グィナイさん(40)は「韓国から来た少女像はヤジディ女性たちの姿そのもの」だと述べ、拍手を受けた。ベルリン・ヤジディ女性協会を作ったグィナイさんはハンギョレのインタビューで、「2014年にイスラム国(IS)によるヤジディ族人種抹殺攻撃の後、多くの女性が性暴力の犠牲者になった。まだ3000人は行方不明の状態だ。彼らの大半は女性だ」と実態を伝えた。グィナイさんは「女性は自らを組織しなければならない。少女像は過去アジア地域で日本軍によって被害を受けた女性たちの象徴であるだけでなく、世界的な連帯で危機に瀕した他の女性たちを救わなければならないというシグナル」だと、繰り返し訴えた。

【写真】今月28日(現地時間)、ドイツのベルリン市で行われた平和の少女像の除幕式で、ドイツの女性団体「クラージュ」(勇気)のメンバーらが少女像の横で記念撮影をしている=ナム・ウンジュ通信員//ハンギョレ新聞社

 ドイツでは、少女像の建設・撤去を巡る戦いは常に現在進行形だ。ヴィーゼント市に建てられた「ヨーロッパ第1号」の少女像は碑文が撤去され、ラベンスブリュック記念館の小さな少女像が撤去されるなど、少女像の建設の度に日本政府の抗議が強かった。にもかかわらず、今回再びベルリン市ミッテ区の公共敷地に少女像が建てられたのは、地域団体と女性団体が連帯の意に共感したためと言える。ドイツで公共場所に少女像が建てられたのは今回が初めて。
 同日、連帯のメッセージを発表した「メディカ・モンディアル」の政治・広報担当のサラ・プレムベルクさん(40)は、なぜ韓国の少女像がドイツに建てられなければならないかという質問に対し、「日本軍慰安婦問題は、国家主義や女性の身体に対する統制、民族浄化(エスニック・クレンジング)などの形を変えて絶えず起きている国家による性暴力の一例だ。少女像は文化的記念物ではなく、世界各地で行われている戦時性被害の証拠であるため」と説明した。
 「メディカ・モンディアル」は、性暴力被害者に対する医療・心理・法支援のために1993年にドイツのケルンに設立された女性人権団体だ。サラ・プレムベルクさんはまた、「韓国だけでなく、第二次世界大戦当時、欧州でも多くの女性たちが性奴隷として連れていかれた。ドイツは戦犯国家として戦時性暴力被害者に対する責任を想起するため、少女像を建てる必要がある」という考えを明らかにした。
 ベルリンの少女像建設のために日本軍慰安婦問題対策協議会とコリア協議会で力を貸した日本人たちもいた。コリア協議会のメンバーとして活動するイシヤマ・ユミコさん(46)は「最初は日本軍慰安婦がいたという事実を認めるのが最もつらかった。ドイツでは具体的にナチスについて教え、多くの映像と戦争遺産で歴史を想起させる。日本も主導的に歴史を記憶することができたのではないかと思う。日本に住んでいる時はこう考える機会さえ持てなかったことに怒りを覚える」と話した。
 一方、日本政府は今回のベルリン少女像も撤去を求める考えを示した。加藤勝信官房長官は29日の定例記者会見で、今回の少女像についても「極めて残念だ。撤去に向けて様々な関係者にアプローチし、我が国の立場を説明する」と述べた。
ベルリン/ナム・ウンジュ通信員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/international/europe/964075.html
韓国語原文入力:2020-09-30 02:42


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200927000200882?section=japan-relationship/index
「聯合ニュース」 写真2020.09.27 10:24
■ドイツに3体目の「平和の少女像」 28日に除幕式
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」がドイツの首都ベルリンの中心部に設置された。

【写真】ベルリンに設置された「平和の少女像」=(聯合ニュース)

 同国では3体目で、ベルリンでは初めて。28日に現地の政治家や学者、市民らが出席する中で除幕式を行う予定。これまでの2体は私有地に設置されているが、今回はドイツの公共の場に設置された初の少女像となる。
 少女像はブランデンブルク門やベルリン中央駅などがあるミッテ区に設置された。日本大使館から直線2.8キロの距離。昨年に愛知県で開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で一時中止になった企画展「表現の不自由展・その後」に出展された少女像を製作したキム・ウンソンさん、キム・ソギョンさんの作品だ。ベルリンの韓国関連市民団体のコリア協議会を中心とする日本軍慰安婦問題対策協議会が設置を推進し、韓国の慰安婦被害者支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」が製作を支援した。
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「中南米の先住民ら、コロンブスの米大陸到着記念日に抗議デモ」

2020年10月14日 | 国家・社会
https://www.afpbb.com/articles/-/3309614?cx_part=latest
「AFP」 2020年10月13日 18:45 発信地:コロンビア

■中南米の先住民ら、コロンブスの米大陸到着記念日に抗議デモ


【写真】コロンビア・カリで開催された先住民の集会「ミンガ」の参加者(2020年10月12日撮影)。(c)Luis ROBAYO / AFP
【写真】先住民の集会「ミンガ」に向かう先住民ら。コロンビアのカウカ県カルドノで(2020年10月10日撮影)。(c)Luis ROBAYO / AFP
【写真】メキシコの首都メキシコ市で、撤去されたコロンブス像の跡地でパフォーマンスをするダンサー(2020年10月12日撮影)。(c)PEDRO PARDO / AFP
【写真】チリの首都サンティアゴ中心部で、機動隊と衝突する「民族の日」のデモ参加者(2020年10月12日撮影)。(c)Martin BERNETTI / AFP
【写真】チリの首都サンティアゴ中心部で、「民族の日」のデモに参加する、先住民族マプーチェの人々(2020年10月12日撮影)。(c)Martin BERNETTI / AFP

【10月13日 AFP】中南米の各地で12日、先住民らがデモを行った。この日は、イタリアの探検家クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)が1492年に米大陸に到着した日に当たり、チリやメキシコでは「民族の日(Day of the Race)」と呼ばれている。もともとは、米大陸におけるスペイン人の影響拡大を記念する日だったが、現在では先住民族が自らの文化を祝い、欧州植民地主義に抵抗を示す機会となっている。


https://www.afpbb.com/articles/-/3309257?cx_part=latest
「AFP」 2020年10月11日 15:22 発信地:メキシコ市/メキシコ 

■メキシコ、コロンブス像撤去 米大陸到達の記念日前に


【写真】メキシコ・メキシコ市に設置されている、抗議デモ中に赤いペンキが塗られたイタリアの探検家クリストファー・コロンブスの像(2020年6月9日撮影)。(c)Guillermo Gutiérrez/NurPhoto/AFP

【10月11日 AFP】メキシコ当局は10日、首都メキシコ市に設置されていたイタリアの探検家クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)の像を撤去した。12日にはコロンブスの米大陸到達を記念した行事が予定されており、活動家団体がこの像を引き倒そうと計画していた。
 文化省はメキシコ市当局の要請を受け、同市レフォルマ通り(Reforma Avenue)にあった像を撤去したと発表。撤去理由については、修復のためだと説明した。
 1492年10月12日にコロンブスが米大陸に到達したことに合わせて、複数の活動家団体が「われわれは(その像を)引き倒す」と称したデモを計画していた。
 メキシコでは10月12日は、同国の先住民と欧州人による多様な遺産をたたえる祭日「民族の日(Day of the Race)」となっている。
 撤去されたコロンブス像は1877年にレフォルマ通りに初めて設置された像で、1992年に損傷を受けていた。
 メキシコ市のクラウディア・シェインバウム(Claudia Sheinbaum)市長は、修復作業が完了したら像は戻される予定だと述べた。
 米国各地ではここ数か月間、コロンブス像は先住民に対する虐殺や搾取の象徴であるとして活動家らが引き倒したり破壊したりしていた。


https://www.afpbb.com/articles/-/3307803
「AFP」 2020年10月11日 8:00 発信地:クアヒニクイラパ/メキシコ

■忘れられたアフリカ系メキシコ人、悪魔の踊りにロバの骨でルーツ祝う


【写真】守護聖人トレンティーノの聖ニコラウスをたたえる祭りに参加するアフリカ系の住民。メキシコ南部ゲレロ州クアヒニクイラパで(2020年9月9日撮影)。(c)PEDRO PARDO / AFP

【10月11日 AFP】悪魔の踊りに花火、ロバの骨でできた楽器を使い、メキシコのアフリカ系住民は自分らのルーツを祝う──しかし、数百年にわたり暮らしているにもかかわらず、メキシコでのアフリカ系コミュニティーに対する社会的な認知度は低い。
 メキシコ南部ゲレロ(Guerrero)州クアヒニクイラパ(Cuajinicuilapa)では、守護聖人であるトレンティーノの聖ニコラウス(Nicolas)をたたえ祭りを開く。これは、文化の衰退とアイデンティティーの消失を食い止めるための取り組みの一つだという。
 アフリカ系メキシコ人は、メキシコ人口1億2800万人のうち約150万人を占める。だが彼らの存在は、太平洋に面したゲレロ州の一部地域を除きあまり知られてはいない。奴隷としてアフリカから連れてこられた人々の子孫についての記述を歴史書のなかで見つけることも難しく、キューバやハイチ、ベリーズからの移民と間違われることも珍しくない。

◆まだ残る人種の否認
 クアヒニクイラパには、アフリカ系メキシコ人の歴史と文化に特化した博物館がある。アンジェリーカ・ソロア(Angelica Sorroa)さん(58)は、博物館で働く唯一の従業員で、マネジャーからガイドまで全て一人で担当している。
 ソロアさんは、「私たちは子どもたちが幼いうちから自分らのルーツを受け入れるよう話している」と述べ、人種に対する体系的な否定がメキシコ社会に残っていることを指摘する。「誰が奴隷の子孫になりたいと思いますか?」
 アフリカ系メキシコ人の祖先は1519年、スペインのエルナン・コルテス(Hernan Cortes)ら征服者(コンキスタドール)とともにメキシコにたどり着いた。それから10年後、カカオや綿のプランテーション、畜産に従事させる目的でアフリカの人々を奴隷として連れてきた。歴史家によると、アフリカから連れてこられた人の数は数十年間で約25万人に上ったという。
 その後、アフリカの人々はメキシコ先住民との生活に溶け込んでいった。しかし、独立後もクアヒニクイラパは社会的に孤立していたため、そこで暮らしていたアフリカの人々は自分らのアイデンティティーを維持することができた。

◆「この国にしっかりと根を張っている」
 教師のホゼ・パチェーコ(Jose Pacheco)さん(39)は、「悪魔の踊り」といった祖先をたたえる伝統の継承に人生の大部分をささげてきた。
 もともとは、アフリカの神をたたえる祭りも、今日ではキリスト教の行事の一部を成すようになっているという。
 歴史書に記述はなくとも「アフリカ系メキシコ人は、この国にしっかりと根を張っている」と、パチェーコさんは話した。(c)AFP/Jean Luis Arce


https://www.afpbb.com/articles/-/3287680?cx_part=related_yahoo
「AFP」 2020年6月11日 5:18 発信地:ボストン/米国

■コロンブス像の頭部破壊 米ボストン、人種問題で反発強まる


【写真】米マサチューセッツ州ボストンのクリストファー・コロンブス公園で、何者かによって頭部が破壊されたコロンブス像(2020年6月10日撮影)。(c)Joseph Prezioso / AFP

【6月11日 AFP】米マサチューセッツ州ボストン(Boston)で、公園に設置されたクリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)像の頭部が何者かにより破壊される事件があった。同市警が10日、明らかにした。
 米国では、ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)の白人警官が黒人のジョージ・フロイド(George Floyd)さんを死亡させた事件を受け、各地で人種差別に抗議する大規模なデモが発生。同時に、人種差別に関連する植民地時代の指導者や奴隷主の像の撤去を求める声が強まっており、米バージニア州の州都リッチモンド(Richmond)でも今週、コロンブス像が倒されたと伝えられている。
 今回被害に遭った像は、ボストン市中心部の公園で台座の上に設置されていた。同市警当局がAFPに明らかにしたところによると、警察への通報があったのは10日午前0時すぎ。逮捕者は出ていないという。
 この像は米国各地のコロンブス像と同様、長年にわたり議論の的となっており、これまでにも破壊行為の被害に遭っていた。
 イタリアの探検家コロンブスは米大陸の発見者として教科書で紹介されてきたが、米大陸で長年にわたる先住民の虐殺を招いた人物だと捉える人も多く、南北戦争(American Civil War)中に奴隷制度を支持した南軍の将軍と同様にたびたび非難の対象となっている。


https://www.afpbb.com/articles/-/3207824?cx_part=p1link

「AFP」 2019年1月24日 10:25 発信地:シカゴ/米国

■米ノートルダム大、コロンブスの壁画に覆い 歴史歪曲を懸念


【写真】米ノートルダム大学のクリストファー・コロンブスの生涯と冒険を描いた壁画。ルイジ・グレゴーリが1882年から84年にかけて制作した。同大提供(2015年10月9日撮影)。(c)AFP PHOTO / Matt Cashore / University of Notre Dame


【1月24日 AFP】米国有数の歴史を持つカトリック系名門大学、ノートルダム大学(University of Notre Dame、インディアナ州)は、イタリアの探検家クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)を描いた壁画を覆いで隠す方針を示した。植民地時代の米国の歴史を歪曲(わいきょく)して表現しているとの懸念が理由。
 壁画が描かれているのは、1879年建設の金のドームを備えた同大本館。作品は1880年代にルイジ・グレゴーリ(Luigi Gregori)が制作したもので、コロンブスの生涯と冒険のさまざまな瞬間を計12点で表現している。
 この壁画に対しては、米先住民への時代遅れの固定観念を支持する一方、植民地主義がもたらした破壊的な影響を無視しているとの批判がある。
 同大のジョン・ジェンキンズ(Rev John Jenkins)学長は公開書簡で、一連の作品は当時の米国で差別を受けていたカトリック移民を肯定的に描こうとしたものだと説明した。
 一方、同学長は、この壁画が近年「好意的に捉えたとしても、コロンブスの航海がこの『新』世界の先住民にもたらした影響を理解しておらず、悪く捉えれば、先住民をおとしめている」と認識されていることを認めた。


https://www.afpbb.com/articles/-/2834255?cx_part=p1link
「AFP」 2011年10月11日 18:45 発信地:サンティアゴ/チリ
■「コロンブスの新大陸発見は先住民虐殺の始まり」、チリ先住民が抗議デモ

【写真】チリ・サンティアゴ(Santiago)で、クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)の新大陸発見などに対する抗議デモに参加したマプーチェ人たち(2011年10月10日撮影)。(c)AFP/CLAUDIO SANTANA 


【10月11日 AFP】1492年のクリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)による新大陸発見から519年目となる12日を前に、南米チリの首都サンティアゴ(Santiago)で10日、マプーチェ人を中心とする先住民らが、新大陸発見とこれに続くスペイン人征服者らによる先住民虐殺に抗議するデモ行進を行った。
 市当局などによるとデモ行進は比較的平穏に行われたが、一部で数十人の若者と警官隊が衝突し、警官隊が催涙弾や放水銃を用いて18人の身柄を拘束した。
 マプーチェ人のリーダーIsolina Paillal氏は、コロンブスの到来は南北米大陸の先住民にとって「虐殺の始まり」だったと述べるとともに、現在のチリ政府はマプーチェを「飾り物」としてか認識していないと批判した。
 このデモは毎年行われている。チリ南部に居住するマプーチェ人は同国最大の先住民族集団で、約1700万人のチリ国民の約6%を占める。
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