三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「韓国国防部長官、北朝鮮の公務員射殺に「すべての責任は北にある」」

2020年10月07日 | 北部朝鮮
https://japanese.joins.com/JArticle/270947?servcode=200&sectcode=220
「中央日報日本語版」 2020.10.07 17:00
■韓国国防部長官、北朝鮮の公務員射殺に「すべての責任は北にある」
 韓国の徐旭(ソ・ウク)国防部長官が7日、北朝鮮による海洋水産部公務員銃殺事件について「北側の行為は明らかに間違っている。すべての責任は北側にある」と述べた。
 徐長官はこの日、国会国防委員会の国政監査で北側の発表と軍の諜報分析に差がある部分について「真相が究明されなければならず、共同調査が必要だと考えている」とし、このように強調した。こうした発言は、民間人に銃撃を加えた北朝鮮側の対応自体が不適切だったという立場を明確にしたものだ。
 また徐長官は、「今回の事件は敵対行為に該当するか」という尹柱卿(ユン・ジュギョン)国民の力議員の質問に対し、「包括的に大きく見ると敵対行為と見ることができる」と答えた。ただ、「解釈の差があり得る」という前提でだ。
 「9・19軍事合意違反か」という質問には、「軍事合意はすべてのことを含んでいないため、今後さらに発展させていく必要がある」とし「明示されている部分はないが全般的に合意の精神に背く」と繰り返し語った。
 徐長官は「北からの通知文と我々が知っている諜報の間の差異点を分析している」とし「情報機関だけでなく他の調査機関も調べている」と説明した。
 この日、徐長官は死亡した公務員イさん(47)の遺族に「傷心と悲嘆に深い哀悼と慰労の言葉を伝える」と述べた。
 このほか、10日の北朝鮮労働党創建75周年記念日に予想される軍事パレードに関連し「北が閲兵式で大陸間弾道ミサイル(ICBM)や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を公開するという見方があるが、どう予想しているのか」という金炳周(キム・ビョンジュ)共に民主党議員の質問に対し、「例年の事例を見ると、北は閲兵式などいくつかの行事を準備中とみられる。戦略兵器を公開して武力示威をするとみられる」と答えた。
 徐長官は、「ミサイルの発射や試験より、閲兵式で武器を公開する示威形式になりそうだ」という金議員の言葉に「同意する」と語った。


https://japanese.joins.com/List/NewsList
「中央日報日本語版」 2020.10.07 14:40
■【社説】父親を失った息子の「涙の手紙」に大統領は行動で応えるべき
 西海(ソヘ、黄海)で公務中に行方不明になった後、北朝鮮軍によって残酷に殺された韓国公務員イさん(47)の高2の息子Aさんが文在寅(ムン・ジェイン)大統領宛に涙の直筆手紙を送った。この手紙で、Aさんは幼い妹(8)と母と毎日苦痛の中で生きているとしながら家族の心情を吐露した。Aさんは「いま私たちが受けているこの苦痛の主人公が大統領様の子や孫でも今のようにできますか。国は父の生命を助けるためにどんな努力をしたのか聞きたいです」と綴った。
 北朝鮮軍の銃によって殺害されて燃やされた大韓民国公務員の家族でなくても、悲しみを慰労して北朝鮮の蛮行に公憤を感じるのが人の常というものだ。それでも一部のネットユーザーは「越北者をなぜ救わなければならないのか」「越北者の家族は隠れて生きなければならない」など傷口に塩を塗り込むようなコメントをつけた。これは明らかな2次加害だ。
 与党「共に民主党」と国防部・統一部・海洋水産部・海洋警察はそろってイさんの行動を越北行為だとして事件を早期に縮小しようとする雰囲気だ。国防部と海洋警察は連日遺体の捜索をしているといいながら北方限界線(NLL)のはるか南側を旋回する様子を見せるだけの「捜索ショー」だという批判を受けている。
 遺族は手紙とは別に国連国連北朝鮮人権状況特別報告者宛に6日、北朝鮮の蛮行を調査してほしいという要請書も送った。イさんの兄は「北朝鮮によって犠牲になった米国人青年オットー・ワームビアさんの両親とも協調して北朝鮮の蛮行を世界に知らせる」と話した。遺族は銃殺前後の傍受録音ファイルの情報公開も国防部に要請した。大統領と政府が事態解決に積極的に出るどころか、事実上傍観している間、公務員殺害事件は南北懸案を越えて国際人権事件に飛び火している。一歩間違えれば人権後進国に映るのではないか憂慮される。
 9月27日安保関係長官会議で北朝鮮に共同調査を要請した後、北朝鮮の反応だけを伺ってきた大統領は、Aさんの手紙関連の報道が出ると「父親を失った息子の気持ちは分かる。私も心が痛い」と述べた。だが「海洋警察の調査および結果を待ってみよう」という大統領の言葉は「希望拷問」になりかねない。北朝鮮のやり方は分かりきっているところに、この程度の言葉ではあまりにも足りなさすぎる。真相究明など事件解決の鍵は結局文大統領が握っている。国民の生命と安全を守るという確固たる意志を明らかにして行動で示してくれなければならない。
 殺害されたイさんの息子は「なぜ父を守ることができなかったのか聞きたい」と手紙の中で書いた。文大統領は8・15祝辞で「国が、国民に対して担うべき役割を果たしたのか 、今は果たしているのか、われわれは問い続けなければなりません。これからの大韓民国は、ただの一人の国民も見捨てたりしません」と約束した。父親を失った息子の絶叫に責任を持って行動で応えるとき、大統領の約束は信頼を得るだろう。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201007001500882?section=news
「聯合ニュース」 2020.10.07 11:39
■南北米の対話再開へ努力 射殺事件には断固対応=韓国外交部
【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部は7日、国会外交統一委員会による国政監査の業務報告資料で、北朝鮮に対話と協力の提案を続ける一方、黄海での韓国人男性射殺事件や南北共同連絡事務所の爆破については「断固として対応している」と説明した。

【写真】国会外交統一委員会による国政監査に出席した康京和(カン・ギョンファ)外交部長官(右)=7日、ソウル(聯合ニュース)

 また、「南北と米国の対話のモメンタム(勢い)を再点火させるための積極的な外交努力を強化する」として、「非核化交渉の再開に備えた韓米の戦略的な調整を継続する」との方針を示した。
 その上で、南北関係の状況を見極めながら朝鮮戦争の終戦宣言、新型コロナウイルスを巡る保健・防疫協力、非武装地帯(DMZ)の国際平和地帯化の実現のため、国際社会との協力を続けるとした。
 2国間関係に関しては、米国とは高官級の意思疎通を継続し、合理的な水準の在韓米軍駐留経費の負担、米軍基地の返還などに取り組む方針を示した。
 中国とは習近平国家主席の訪韓が早期に実現するよう協議を継続すると報告。対日関係では韓国大法院(最高裁)が日本企業に強制徴用被害者への賠償を命じた判決などを巡る政府の立場を堅持する一方、菅義偉政権との意思疎通を強化する方針を明らかにした。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201007001600882?section=news
「聯合ニュース」 2020.10.07 11:33
■北朝鮮は射殺事件で世論意識 状況管理図る=韓国国防部
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は7日、国会国防委員会による国政監査のための業務報告資料で、北朝鮮軍が黄海で先月22日に韓国の公務員男性を射殺した事件に関し、北朝鮮は韓国の世論を意識して状況管理を図っているとの見方を示した。その根拠として、韓国政府が事件の責任追及を要求した翌日に北朝鮮が通知文で遺憾を表明したことを挙げた。
 射殺事件後の北朝鮮軍の動向については、「特異動向は捉えられておらず、集中豪雨や台風の被害復旧に総力を挙げている」と説明。黄海道や江原道、咸鏡道に大規模な兵力と装備を投入し、朝鮮労働党創建記念日(10月10日)までの復旧に取り組んでいると伝えた。
 また、寧辺にある5メガワット原子炉は長期にわたり稼働を停止しており、豊渓里の核実験場周辺で特異な活動は捉えられていないと報告した。
 続けて、ミサイル関連施設内で人や車両の活動が続いているとし、党創建75周年記念の閲兵式(軍事パレード)などの行事の準備が仕上げ段階にあると伝えた。閲兵式に関し、どのような兵器が登場するのかについては言及しなかった。
 北朝鮮内部の動向については、「党・軍・民の『一心団結』を強調し、国の力量を総動員して水害復旧に総力を挙げている」としたほか、「(先月29日の)党政治局拡大会議を機に、新型コロナウイルス感染症の予防と国境封鎖を改めて強調した」と説明した。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/37936.html
「The Hankyoreh 」  2020-10-07 07:58
■北朝鮮軍銃撃で死亡した漁業指導員の実兄、国連に真相調査を要請
 国連人権高等弁務官事務所・ソウル事務所を訪れ 
 国防部に傍受した資料や映像の公開を要求

【写真】北朝鮮軍の銃撃で死亡した公務員L氏の実兄のイ・レジンさんが6日午後、ソウル国防部総合陳情室の前で情報公開請求書を提出する前に、イさん側の立場を明らかにしている/聯合ニュース

 北朝鮮軍の銃撃で死亡した漁業指導員L氏の実兄が「弟が越北したとは思えない」とし、国連に真相調査を要請した。
 死亡したL氏の兄、イ・レジンさん(55)は6日、弟が死亡した経緯などを調べてほしいという内容の真相調査要請書を国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)ソウル事務所に提出した。イさんは同日、ソウル市鍾路区(チョンノグ)のOHCHRソウル事務所前で記者会見を開き、「北朝鮮が非武装の民間人の弟を10発余りの銃弾で無惨に殺害した事件を国連に知らせ、公正かつ客観的な調査を要請したい」と述べた。イさんは要望書で「この問題は単なる銃撃事件ではない。北朝鮮の蛮行を広く知らせることで、再発防止に向けた土台になればと思う」とし、「徹底した真相究明が必要だ。助けてほしい」と書いた。
 死亡した漁業指導員の息子が文在寅(ムン・ジェイン)大統領宛てに書いた手紙もOHCHRソウル事務所に提出された。息子のL君はA4用紙2枚の手紙に、「父の名誉を回復してほしい」と大統領に懇願した。L君は「父は公務員になるのが遅く、人より出発が遅れただけに遅れを取り戻そうと一生懸命働いた。職業に対する自負心も高く、表彰状をもらったのも見た」とし、「私たち家族は(政府の)発表を信じることができない」と書いた。実際にイ・レジンさんによって同日公開された内容を見ると、亡くなったL氏は海洋水産部西海漁業管理団に入社した後、2018年までに4回の公務員表彰を受けた。2015年には優秀職員に選ばれ、2017年には「確固たる国家観と徹底した使命感」が認められて、中部地方海洋警察庁長から表彰状をもらった。2018年にもキム・ヨンチュン海洋水産部長官から表彰状が授与された。
 イ・レジンさんは同日、弁護士とともに国防部を訪れ、事件の真実を究明できる資料などの公開を求めた。イさん側は国防部に北朝鮮軍の対話を傍受した録音ファイルと北朝鮮軍が遺体を毀損する場面を撮影した録画ファイルに対する情報公開請求書を提出した。イさんに同行したキム・ギユン弁護士は、「軍事機密は国民の生命を保護するためのものだが、国民の生命を保護できなかった状況で(傍受した資料などを)機密だとして公開しないならば、存在の意味を失うことになる」と強調した。
 波紋の広がりを受け、国防部は殺害された公務員が越北したことは間違いないと繰り返し強調した。ムン・ホンシク国防部報道官職務代行は定例ブリーフィングで「海洋警察が中間捜査結果を発表する際、それ(越北)に関する根拠などを説明した。我々は現在まで海洋警察の中間捜査結果を尊重している」と述べた。
ペ・ジヒョン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/964684.html
韓国語原文入力:2020-10-06 20:00


https://japanese.joins.com/JArticle/270904?servcode=200&sectcode=200
「中央日報日本語版」 2020.10.07 07:42
■射殺公務員息子の怒りの手紙に…文大統領「気持ち分かる、私も心が痛い」

【写真】韓国の文在寅大統領が6日、青瓦台で国務会議を開始している。文大統領は北朝鮮軍の銃撃で亡くなった公務員イさんの息子の手紙に対して「父親を失った息子の気持ちは分かる。私も心が痛い」と明らかにした。[写真 青瓦台写真記者団]

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は6日、西海(ソヘ、黄海)上で北朝鮮軍の銃撃を受けて死亡した海洋水産部公務員のイさん(47)の息子(17)が直筆の手紙を書いたことに対して「父親を失った息子の気持ちは分かる。私も心が痛い」と述べた。この日青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開かれた国務会議で、文大統領は高校生であるイさんの息子の手紙に対して遺憾を表した後、「海洋警察の調査および結果を待ってみよう。母、妹と共に困難を耐え抜くよう願い、慰めの言葉をかける」と述べたと、姜ミン碩(カン・ミンソク報道官)青瓦台報道官が会見を通じて伝えた。
 イさんの息子は前日、文大統領に公開的に宛てた手紙で「父親が残忍に殺されたとき、この国は何をしていたのか、なぜ父を救うことができなかったのか聞きたい」と綴った。文大統領には「この苦痛の主人公が大統領様の子や孫でも今のようにできるか」とも書いた。イさんの息子は「父とは(失踪当日)いつものように電話で話し、小学校1年生の妹には数日後に家に戻ると言ってビデオ通話までした」としながら「家族はどんな証拠も見たことがなく、このような発表を信じることはできない。家族が人生を悲観しないで生きていけるように父の名誉を挽回してほしい」と訴えた。
 青瓦台関係者は「手紙は言論に公開されたが、まだ青瓦台に到着していない」とし「手紙が到着したら該当の住所地に大統領が返事を送るだろう」と話した。青瓦台は文大統領の返事の内容は公開しない方針だ。
 この日、イさんの実兄のイ・レジンさん(55)は弟が3年前に受彰した海洋警察表彰状などを公開した。この表彰状はイさんの息子が文大統領に宛てた手紙の中で「(父は)私の学校に来て職業紹介をするほど職業に対して高い自負心を持っていた」と言及したものだ。イさんが受けた表彰状は全部で4種類あるというのが家族の説明だ。海洋水産部西海漁業管理団入社2年後の2014年に西海漁業管理団長表彰を受け、2015年には西海漁業管理団優秀職員に選ばれた。2017年に受彰した中部地方海洋警察庁長官表彰状には「確固たる国家観と透徹した使命感で担当の職務に精励してきた。特に海上人命救助業務に寄与した功績が大きい」と記されている。2018年には海洋水産部長官が表彰した。
 イ・レジンさんは「弟は普段、国家に使命感を持って働いていた平凡な公務員」としながら「おいは越北報道が出てきた後、学校にすべて知らされて学校にも行けなくなっている。おいの手紙を見ると胸が張り裂けそうだった」と話した。イ・レジンさんはこの日、野党「国民の力」河泰慶(ハ・テギョン)・太永浩(テ・ヨンホ)議員と共にソウル鍾路(チョンノ)にある国連人権事務所を訪問して真相調査要請書を提出した。また、国防部に北朝鮮軍対話傍受録音ファイルと録画ファイルに対する情報公開を請求した。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201006001000882?section=news#none
「聯合ニュース」 2020.10.06 09:53
北朝鮮に射殺された男性の息子 文大統領に手紙=「国は何をしたのか」
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮軍に海上で射殺された韓国海洋水産部所属の公務員男性の息子が文在寅(ムン・ジェイン)大統領宛ての手紙で、父は越境していないと主張し、名誉の回復を求めた。

【写真】男性の遺体を捜索する警備艦=3日、仁川(聯合ニュース)
【写真】息子の手紙(男性の兄提供)=(聯合ニュース)

 男性の兄が息子の手紙をメディアに公開した。
 息子は高校2年。手紙では「180センチの身長に68キロしかない細身の父が38キロの距離を、しかも潮流に逆らって泳いだというのが本当に腑に落ちると考えているのか聞きたい」と指摘した。
 また、「父は私の学校に来て職業の紹介をするほど、仕事への自負心が高かった」として、複数にわたって表彰を受けるほど真面目だったと強調。「私たち家族はいかなる証拠も見たことがなく、(父が自ら越境したとの政府の)発表を信じられない」とし、「北側の海域で見つかったという人が私の父という事実も認められないが、国は説得力のない理由だけを証拠だと話している」と批判した。
 その上で、「私たちが受けているこの苦痛の主人公が大統領の子どもだとしても今のように振る舞えるか」として、「遺体すら探せない現状況を誰がつくり、父が残忍に殺されたときにこの国は何をしていたのか、なぜ父を守れなかったのか問いかけたい」と書き込んだ。


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/10/06/2020100680017.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/10/06/2020100680017_2.html
「チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版」 2020/10/06 09:30
■銃殺公務員の息子が反論「水泳選手でもない父が潮の流れに逆らって38キロ泳いだって? 話にならない」
 先月延坪島沖合で北朝鮮軍によって射殺され、遺体が焼却された韓国海洋水産部(省に相当)職員のイ某氏(47)について、韓国軍と海洋警察、与党は「越北したのだろう」と主張してきた。これに対してイ氏の息子で高校生のイ某君は5日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に送った直筆の手紙の中で、この見方に対して単なる「感情的な訴え」ではなく「具体的な根拠」に基づいて反論し「本当にそんな話が成立すると考えているのか」と問いただした。
 韓国政府と与党による「越北」という主張の重要な根拠の一つはイ氏の「債務」だった。簡単に言えば「借金が多いので逃げ出した」ということだ。
 イ君はまず「父との最後の電話でも、越北の兆候は見られなかった」と主張している。イ君は手紙の中で「(父は)普段と変わりなく電話に出て、弟には数日後に家に帰ると画像通話で話していた」「この父が突然失踪したため、マスコミや記事では証明もされていない話が連日のように話題になっている」と指摘した。「一つの家庭をここまで没落させる資格が誰にありますか」と問いただした。
 家庭への愛情についても説明した。「年を取ってから生まれた弟をとてもかわいがる、私たちには誰よりも家庭的な父だった」とも訴えた。
 イ氏が政府職員として誇りを持っていた点についてもイ君は「具体的な事例」と共に説明した。しかしイ君は「父は公務員になれたのが他の人よりも遅かった。スタートが遅れたので、誰よりも熱心に仕事に取り組んでいた」「学校に来て仕事の紹介をしてくれるほど、職業に対して誇りを持っていた」とも明らかにした。
 また父親が政府の複数の機関から受けた賞についても一つ一つ公開した。
 政府は「潮の流れに逆らって北上した地点で発見されたこと」を越北の証拠と主張しているが、イ君はこれを逆に解釈した。イ君は「(父は)水泳を専門に学んだことはない。身長180センチに体重が68キロしかないやせ形の父が38キロも、それも潮の流れに逆らって泳いだと本当に考えているのか尋ねたい」とも主張した。
 「北朝鮮がイ氏の個人情報を把握していたことが越北の証拠」とする別の主張についてもイ君は「銃を持った北朝鮮軍が身元について質問してきたら、これに答えない人がどこにいるのか」と反論した。
 イ君はさらに父親について「大韓民国公務員であり、保護を受けるべき正当な大韓民国国民だった」「国の過ちで長時間にわたり冷たい海で苦しみ、射殺され火で燃やされてしまった」と訴えた。イ君は「遺体さえ探し出せない今の状況は誰がもたらし、父が残忍に殺害された時、この国は何をしていたのか。なぜ父を守れなかったのか問いただしたい」と指摘した。
          アン・ヨン記者


https://japanese.joins.com/JArticle/270860?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2020.10.06 07:36
■「大統領様、父が殺されているとき、国は何をしていたのですか」 北に射殺された公務員の息子の手紙

【写真】北朝鮮軍の銃撃を受けて亡くなった公務員イさんの息子が自筆で作成した手紙。この手紙は5日、イさんの実兄であるイ・レジンさんが公開した。[写真 イ・レジンさん]

「この苦痛の主人公が大統領様の子や孫でも今のようにできますか。父親が残忍に殺されたとき、この国は何をしていたのですか」。
 北朝鮮軍に射殺された韓国海洋水産部公務員イさんの息子Aさんが、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に宛てた手紙の中で綴った一文だ。イさんの実兄イ・レジンさんが5日に公開したAさんの手紙には、父親を越北者と決めつけられたことに対する恨みと政府の中途半端な対処に対する批判、父親の名誉回復に対する訴えが紙面いっぱいに記されていた。
 自身を高校2年生、妹を小学校1年生だと紹介したAさんは、手紙の冒頭で「父が突然行方不明になり、幼い妹と私、母は毎日苦痛の中で生きている。一家庭の家長をこのように貶める資格が誰にあるのか」と問い質した。Aさんは「遅くに公務員になった父は、私の学校に来て職業紹介をするほど職業に対して高い自負心を持っていて、海洋水産部長官表彰状と中部海洋警察庁長から表彰状まで受けた人だ」と父親を紹介した。
 手紙の内容はその後、父親を越北者と規定したことに対する疑問に続いた。Aさんは「水泳を専門的に習ったことがなく、180センチに68キロしかない痩せた体格の父が38キロを、それも潮流に逆らって行ったということが話になると思うか。身元情報を北が知っていたというが、銃を持った北朝鮮軍が人的事項を聞いているときに何も言わない人がどこにいるのか」と主張した。続いて「国では説得力のない理由だけを証拠だと言っている。私たち家族はどんな証拠も見たことがなく、このような発表を信じることはできない」と強調した。
 Aさんは続いて「父が海外出張に行ったと思い込んでいる幼い妹は父がお土産を買って持ってくることだけを待って毎晩父の写真を手にしっかりと持って床につく」とし「それを見ている私や母の胸は張り裂けそうだ」と心内を吐露した。
 手紙は最後に近づくほど国に対する恨みも強くなっていった。Aさんは「保護されるべき大韓民国国民だった父が国の間違いで長い間とても冷たい海で苦痛を受けて射殺されて火に焼かれてしまった」とし「国は父の生命を助けるためにどんな努力をしたのか、なぜ父を救うことができなかったのか聞きたい」と声を高めた。Aさんは「大統領様に丁寧にお願いする。家族が人生を悲観しないで生きていけるように父の名誉を挽回して、一日も早く父が家族の元に帰ってこれるように助けてほしい」と締めくくった。


https://japanese.joins.com/JArticle/270899?servcode=A00&sectcode=A00
「中央日報日本語版」 2020.10.06 17:42
■国連特別報告官「殺害された公務員遺族に深い慰労…遺体送還されなければ」
 トマス・オヘア・キンタナ国連北朝鮮人権状況特別報告官が北朝鮮軍に殺害された海洋水産部所属公務員イさん(47)の遺族に向け慰労の意を伝え、「遺体と遺留品送還は必ずされなければならない」と強調した。
 「国民の力」の河泰慶(ハ・テギョン)議員は6日、イ氏の実兄イ・レジンさん(55)と同党の太永浩(テ・ヨンホ)議員とともにソウルの国連北朝鮮人権事務所を訪問し、真相調査を促したと明らかにした。
 この日イさんの遺族は「これ以上こうした悲劇の時間を戻してはならない。必ず北朝鮮の蛮行を止まらせ、人権が絶対的に保障される機会にならなければならない」という内容が盛り込まれた書簡をキンタナ報告官に伝えた。
 キンタナ報告官はイさん側の訪問直前に電話で「遺族に深い慰労を送る」「遺体と遺留品送還は必ず成し遂げなければならない」と話したと河議員は伝えた。キンタナ報告官は「北朝鮮で新型コロナ防疫と関連した銃殺政策が存在するならば深刻な問題であり、必ず廃棄されなければならない」と付け加えたという。


https://japanese.joins.com/JArticle/270873?servcode=200&sectcode=200
「中央日報日本語版」 2020.10.06 10:18
■潘基文氏、射殺公務員の実兄と会い「国連調査の必要性に共感」

【写真】潘基文氏(左前から3人目)が5日、ソウルの潘基文財団事務室で北朝鮮軍の射殺によって亡くなった公務員イさんの実兄イ・レジンさん(右2人目)と話をしている。[写真 「国民の力」河泰慶議員のフェイスブック]

 元国連事務総長の潘基文(パン・ギムン)氏が5日、北朝鮮軍の射殺によって亡くなった韓国海洋水産部公務員イさんの実兄であるイ・レジンさんと50分間会った。この日午後3時ごろから潘基文財団でだ。国際社会の協力を受けるために会いたいというイ・レジンさんの要請に潘氏が応じた。野党「国民の力」の河泰慶(ハ・テギョン)・趙太庸(チョ・テヨン)議員らがこの場を設けて同席した。
 潘氏はこの席で「われわれ国民が凄惨に殺害されたことに対し、事実関係の調査を徹底して行うべきだ」と述べたと、同席した金塾(キム・スク)元国連大使が聯合ニュースの電話取材で伝えた。また「北朝鮮の頑なな抵抗により、今では共同調査などが容易ではなさそうだ」とし「まず遺体回収のために努力するべきだが、どのような努力であろうとも原則を持って退かずに、持続的に進めていければと考える」と付け加えたという。
 河議員もこの日、フェイスブックに「潘氏が被害者の遺族に深い慰めの意を伝えた」とし、今回の面談について便りを伝えた。続いて「国連の人権保護原則を強調し、国連次元で今回の射殺事件の調査が必要だということに共感した」とも伝えた。
 河議員は面談直後、記者に送ったメッセージを通じて「6日、ソウル鍾路区(チョンノグ)にある国連北朝鮮人権事務所を訪れ、『北朝鮮政権によって殺害された韓国公務員事件に対する国連の真相調査要求書簡』を提出する」とした。
 国民の力では「イ・レジンさんが国連を含めた国際社会で世論を喚起し、北朝鮮が真相究明に協力するように国際社会が役割を果たす方法に関心を持っていたことから面談が実現した」と説明した。政界からはしかし、潘氏が政治的な活動を始めるのではないかという解釈も出ている。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20201005002400882?section=news
「聯合ニュース」 2020.10.05 11:54
■射殺事件巡る共同調査要請 北朝鮮からの回答まだ=韓国統一部
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮軍が黄海で韓国公務員の男性を射殺した事件を巡り、韓国政府が共同調査の実施を要請してから1週間がたったが、北朝鮮は反応を示していない。韓国統一部の呂尚基(ヨ・サンギ)報道官は5日の定例会見で、北朝鮮からの回答がまだないことを伝え、「一日も早く応じるよう期待している」と述べた。
 北朝鮮が沈黙している理由については「見守っている段階」と述べるにとどめ、見解を示さなかった。
 青瓦台(大統領府)は先月27日、事件の経緯や事実関係について韓国と北朝鮮の間に食い違いがあるとし、真相解明のための共同調査を実施するよう北朝鮮側に正式に要請していた。調査に向け、軍事通信線の復旧と再稼働も求めた。
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