三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「豊渓里出身の脱北者の体内から命に関わる被ばく量検出」

2019年10月02日 | 北部朝鮮
www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/02/2019100280042.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/10/02/2019100280042_2.html
「朝鮮日報日本語版」 2019/10/02 11:00
■豊渓里出身の脱北者の体内から命に関わる被ばく量検出
 韓国統一部(省に相当)が昨年9月、北朝鮮が6回にわたって核実験を行った咸鏡北道豊渓里に近い地域出身の脱北民10人を対象に放射能被ばく検査を行った結果、このうち5人の被ばくの痕跡が「染色体異常」の判断基準に当たる250ミリシーベルトを上回った。48歳の女性の場合、「発がん確率の急上昇」に該当する1386ミリシーベルトという結果が出た。原発業界従事者の年間許容値が50ミリシーベルト程度だ。ところが統一部は、1年にわたってこの結果を発表していない。韓国政府が、ソウルと同水準(年間1ミリシーベルト)の福島の放射能問題を絶えず取り上げているのとは相反する態度だ。
 保守系野党「正しい未来党」の鄭柄国(チョン・ビョングク)議員のオフィスが統一部から受け取った資料によると、昨年の放射能被ばく検査対象者10人のうち5人の体で、それぞれ7-59カ所の遺伝子変異が確認された。この5人からは、それぞれ279-1386ミリシーベルトの放射線被ばくの痕跡が出た。最高値(1386ミリシーベルト)を記録した48歳の脱北女性は、吉州邑(豊渓里から23キロ)に住んでいた当時、1回目から3回目の核実験(2006-13年)を経験した。これに先立ち30人を対象に行った17年の検査では、4人の被ばく量が250ミリシーベルトを超えた。日常生活で被ばくする年間自然放射線量は2.4ミリシーベルトだ。
 KAIST(韓国科学技術院)のチョン・ヨンフン教授は「数百ミリシーベルト以上の数値は、日常生活では絶対に出ることはあり得ない」と語った。核実験による放射能被ばくとの関連性が大きいというわけだ。チョン博士は「かつて米国ネバダ州などで核実験を行っていた当時も、これほど高い数値は報告されなかった」として「豊渓里核実験場で地下坑道が崩れたこともあり得るし、状況の管理がどうなっているのか、調べてみなければならない」と指摘した。
 専門家らは、6回にわたる核実験で豊渓里周辺の土壌や地下水が放射能に汚染された可能性はかなり高い、とみている。金泰宇(キム・テウ)元統一研究院長は「豊渓里など吉州郡の住民は、核実験場の万塔山を水源とする地下水を飲み水として使っている」として「この飲み水を通して放射能にさらされるケースが多いと思う」と語った。
 この地域出身の脱北者の間からは、数年前から核実験場周辺の村で奇形児が生まれたり、原因不明の「鬼神病」にかかったりするという証言が多数出ている。情報機関の元関係者は「万塔山を水源とする長興川、南大川が吉州郡・花台郡を経て東海まで流れている」として「海流に乗って韓国に影響を及ぼす可能性を綿密に調査すべき」と語った。
 韓国側最北端の高城から300キロ、ソウルから450キロ離れている豊渓里の放射能汚染の可能性は、このように韓国国民の生命・安全と直結した問題であるにもかかわらず、統一部は検査結果を発表しなかった。統一部は、国会提出資料でも詳細な内訳は非公開処理したといわれている。これについて統一部の当局者は「17年の研究の結論は、放射能被ばくと(核実験は)因果関係はないというもの」だとして「(昨年)追加検査で出てきた内容は前年と同じなので、特に発表していないと思う」と語った。
 これは、日本と過去史・経済対立を繰り広げている韓国政府が、11年に原発事故が起きた福島県地方の放射能汚染問題を繰り返し提起する態度とは全く違う。
 朱漢奎(チュ・ハンギュ)ソウル大学原子核工学科教授は「福島地方の場合、平均の放射線数値は1ミリシーベルト程度で、放射能の事故が起きたときの現場の作業員も(被ばく線量は)100ミリシーベルト以下だった」「豊渓里出身の脱北者の検査結果は日本人の数百倍に達する大変なレベルで、放射能にさらされたのでないなら出てくるはずがない数値」と説明した。野党関係者は「こんな深刻な結果を、韓国政府があえて過小評価しているかのような印象を拭い難い」として「北朝鮮をかばっているのではないか」と語った。
 鄭柄国議員のオフィスによると、検査対象になった脱北民の相当数は頭痛、視力低下、嗅覚・味覚の鈍化、心臓の痛み、白血球の減少、骨・関節の痛みなど原因の分からない疾患に悩まされている。だが韓国政府は、こうした人々への後続の案内を十分に行っていないという。
       キム・ミョンソン記者
コメント

「政府与党、検察の直接捜査を縮小に“手綱”…特捜・強力・公共捜査を統廃合」

2019年10月02日 | 韓国で
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34527.html
「The Hankyoreh」 登録:2019-10-01 21:26 修正:2019-10-02 07:43
■政府与党、検察の直接捜査を縮小に“手綱”…特捜・強力・公共捜査を統廃合
 直ちに実行可能な検察改革、急流に乗る 
 チョ・グク捜査が検察改革の動力“力説” 
 民主研究院、検察改革案の骨子 
 2週間以内に確定しチョ・グク捜査後に施行 
 「今回またできなければいつ…」切迫感 
 大統領令など手を加えれば良い事案が重点 
 統廃合捜査部を6検察庁に設置 
 法務部の検察に対する監察強化 
 検察課長など主要役職を非検事から

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が9月30日、立法過程を経ずとも直ちに実行可能な検察改革方案の作成を直接指示し、共に民主党と法務部も素早く改革案の準備に着手した。政府与党は遅くとも2週間以内に最終案を確定し、検察のチョ・グク法務部長官捜査が一段落した直後から素早く実行する方針だ。特に政府与党は、特捜部・強力部・公共捜査部を「捜査部」(仮称)に統廃合する内容を含む民主研究院の検察改革案の反映を積極的に検討しているという。文大統領と政府与党の意志もきわめて強く、政府スタート以後、積弊捜査などで放置されていた検察の直接捜査の縮小など検察改革課題が急流に乗る見込みだ。検察のチョ・グク法務部長官家族への捜査が、逆説的に検察改革の動力として作用しているわけだ。

【写真】共に民主党のイ・インヨン院内代表が1日午後、国会議員会館で開かれた検察改革完遂のための国会討論会で挨拶している//ハンギョレ新聞社

◆直接捜査組織を統廃合
 民主党の主要な関係者は1日、「大統領の検察改革指示は、立法を経ずに検察改革ができる部分について迅速にせよということと見れば良い。すでに正解は出ている。大統領が注文した改革案を整えて準備するのに長い時間は必要なく、チョ長官に関連した捜査の状況などを考慮すれば、2週間以内で充分と見られる」と話した。検察改革の核心骨子である高位公職者犯罪捜査処と検察・警察捜査権調停案は、国会のファーストトラック(迅速処理対象案件)に上がっているだけに、大統領令などで変えられる部分に先に手を加えるということだ。検察改革方案の基本枠組みは、前日に民主研究院が発表した内容から大きく外れないと見られる。
 法務部自身の訓令(上級官庁が下級官庁に対して下す命令)を改正し、検察に対する監察を強化する方案も提示された。現在は、検察庁所属公務員の不正に対する監察は、検察が一次として進めた後に法務部が譲り受ける形で進行される。今後は監察規定を改正し、法務部が検察自体の監察とは別に、監察活動を行えるようにするということだ。また研究院は、検事または検察職員の不正が監察後に捜査に進む場合、警察で告発・捜査依頼することとして、捜査の公正性論争を遮断する方案も出した。共に民主党の検察改革特別委員会は、民主研究院が提案した検察改革方案を検討し、それを法務部と協議して可能な限り早く施行するよう速度を上げる予定だ。

◆政府与党「今回またできなければ…」切迫感
 この他にも、民主党は検察改革世論が現実的に結果につながるよう総力を上げている。前日、検察改革特別委をスタートさせたのに続き、この日は民主平和国民連帯(民平連)と「もっと良い未来」「もっと未来構想」(それぞれ民主党の政策意見グループ、勉強会)が「検察改革完遂のための国会討論会」を開き、民主党議員20人余りが参加した。イ・インヨン院内代表はこの席で「検察改革をもはやためらう理由はなく、これ以上遅滞できない」として「検察の独立性と中立性を確実に保障し、肥大した検察権力を民主的に分散し統制する方向に前進しなければならない」と強調した。パク・ジュミン検察改革特別委委員長も「今この時期と状況をのがせば、検察改革がいつ可能なのか分からないので、党の力を集中し検察改革を成し遂げなければならない」と強調した。与党関係者は「検察改革は文在寅政府スタート当時の第1号の改革課題だった。2年以上にわたり遅々として進まず、チョ長官家族捜査を契機に世論がよみがえっただけに、今回の機会をのがせば政府も民主党も回復不能な致命傷を受けるほかはないという切迫感を抱いている」と話した。
ソ・ヨンジ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/politics/assembly/911659.html
韓国語原文入力:2019-10-01 19:30


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34532.html
「The Hankyoreh」 2019-10-02 08:09
■検察がチョ長官の妻の召喚調査を非公開に切り替えようとする理由とは?
 当初は「通常の手続き」として公開召喚が有力だったが、 
 チョン教授の健康など考慮し、争点化を防ぐ狙い 
 文大統領「捜査慣行の改革」発言も影響

【写真】チョ・グク長官(当時候補者)の疑惑と関連して検察の大々的な押収捜索が行われた翌日の8月28日、ユン・ソクヨル検察総長がソウル瑞草区の最高検察庁へ出勤している//ハンギョレ新聞社

 検察が、チョ・グク法務部長官の妻、チョン・ギョンシム東洋大学教授を非公開で召喚する案を検討している。当初は公開召喚が有力だったが、本人の健康問題などを考慮し、非公開召喚に傾いている。最近、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が二度にわたって「捜査慣行の改革」を求めたのも、召喚方式の変更を検討するのに影響を与えたものとみられる。
 検察関係者は1日、「チョン教授の健康状態に対する懸念とマスコミの関心などが再燃し、チョン教授をどのように召喚するかについて検討している」と述べた。検察は先月25日、「通常の手続き」に則って、チョン教授をソウル中央地検1階の出入り口を通じて召喚する方針を明らかにした。捜査機関が主要被疑者などの召喚日程をメディアに事前に知らせる方式の公開召還ではないものの、ソウル中央地検1階の出口に取材陣が待機しているだけに、事実上の公開召喚になると見られていた。ソウル瑞草洞のソウル中央地検庁舎1階の出入り口には、常に取材陣数十人が待機している。
 チョン教授は、娘の医学専門大学院入試のために、東洋大学総長名義の表彰状を偽造した疑い(私文書偽造)で起訴された9月6日以降病院に入院し、退院した状態だ。また、先月23日、チョ長官の自宅が家宅捜索された当時、チョン教授がショックで倒れ、救急車を呼ばなければならない状況だったという主張もある。検察は、チョン教授が召喚に応じれば、庁舍に救急車を待機させる案も検討しているという。
 検察がチョ教授の召喚方法について悩むのは、チョ長官の自宅への家宅捜索以降、「過剰捜査」という声が高まったことなどが影響したものとみられる。さらに文在寅大統領も今月27日、チョ長官一家に対する検察の捜査について、「人権を尊重する節制された検察権行使が何より重要だ」と述べたのに続き、30日にも「検察権の行使方式や捜査慣行、組織文化などで改善が不十分という指摘が多い」と指摘した。
 世論と大統領の視線が厳しいだけに、検察としては議論を最小限に止める案を講じざるを得ないということだ。チョン教授の召喚方法について、検察関係者は「捜査チームからすると、迅速かつ効率的な捜査を進めるのが最も重要だが、捜査以外の部分が争点化することを防ぐためだ」と述べた。
シン・ジミン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/911670.html
韓国語原文入力:2019-10-01 20:14


http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/34528.html
「The Hankyoreh」 2019-10-02 08:33
■[社説]ユン・ソクヨル総長の「改革」約束、言葉よりも実践を
 最高検察庁が1日、全国の地方検察庁特捜部4カ所の廃止などを柱とする改革案を出した。フォトライン(容疑者を検察庁の前で記者団のカメラの放列の前に立たせ、記者会見をさせること)、被疑事実公表、深夜調査などの検察捜査の慣行を改善するとした。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が前日、ユン・ソクヨル検察総長に「検察権行使の仕方、捜査慣行などを改革せよ」、「早急に方案を提示せよ」と指示したことによるものだ。過度な特捜捜査や被疑事実の公表に対する批判が昨日今日にはじまったことではないという点からは、検察が直接改革に乗り出すと発表したことはひとまず肯定的に受け止められる。ただ、大統領の指示からたった1日で出してきた改革案にどれほどの本気と真剣さが込められているのかは、これから見守っていく必要がある。
 最高検察庁は、ソウル中央地検などの3つの検察庁を除き、全国の検察庁の特捜部を廃止すると明らかにした。おそらくソウル、釜山(プサン)、大邱(テグ)地検程度にのみ残すとみられる。検察と警察の捜査権調整とは別に特捜部の縮小を主張する声も多く、法務部もこれを検討してきた。前日には第2期法務検察改革委員会も第1号勧告案として特捜部から刑事・公判部への重心移動を要求した。ただ、名前だけを特捜部から刑事部に変えて認知捜査を認めるような「インチキ」を防ぐことができるよう、施行令に明確な制限規定を設けなければ、その本気度は認められないだろう。
 公開召喚、フォトライン、被疑事実公表、深夜調査などの検察権行使の仕方、捜査慣行や実態の全般を点検し、果敢に改善していくとしたことも注目に値する。法務部過去事委が今年5月に被疑事実公表の慣行の改善を勧告し、パク・サンギ法務部長官時代には被疑事実報道準則改正案まで準備したものの、最近の「チョ・グク長官捜査」にいたるまで問題は放置されたままだ。検察内外の意見を幅広く傾聴し、意思疎通を図りつつ改善していくと述べたのだから、法務部とともに実効性のある「人権捜査」案を設けてほしい。人権捜査より実績主義に偏った特捜捜査中心の組織文化を変えることも重要だろう。
 「チョ・グク捜査」を進めているソウル中央地検は、チョ長官の妻、チョン・ギョンシム教授に対する非公開召喚を検討しているという。「カラス飛びて梨落ちる(偶然の出来事で関係ない人が疑われる)」という指摘がなされるだろうが、これまで「11時間家宅捜索」などの捜査のやり方をめぐる議論が行われてきたのも事実だ。長官の妻だからといって特別待遇があってはならないが、逆に逆差別を受けることもあってはならない。捜査チームが健康状態などを総合的に考慮し、独自に判断してほしい。
 最高検察庁の「改革」の約束は言葉ではなく実践が重要だ。全国民が見守っていることを肝に銘じなければならない。
(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/911650.html
韓国語原文入力: 2019-10-01 18:34


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34526.html
「The Hankyoreh」 登録:2019-10-01 21:24 修正:2019-10-02 08:45
■「特捜部縮小」わずか一日で答案出した検察
 文大統領の指示に「自主改革案」提示 
 ソウル地検など3カ所残し廃止 
 外部機関派遣検事は全員復帰 
 政府・与党の検察改革推進を意識 
 「ろうそく市民」の要求に呼応する次元 
 法務部「検察と協議し推進する」

 長期にわたる公論化にもかかわらず、実際の変化は遅々として進まなかった検察改革が、“チョ・グク捜査”論議を契機に急流に乗っている。
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領がユン・ソクヨル検察総長に検察の「自主改革」を指示した翌日の1日、最高検察庁は特捜部の大幅縮小と外部機関派遣検事の全員復帰など、自主改革案を出した。予想外に速やかに改革案を出したが、チョ・グク法務部長官関連捜査は検察改革とは関係のない事案であることを明確にしたと見ることができる。この日の検察発表に対し大統領府は「必要なことだと考え肯定的に評価する。国民が望む検察改革の開始になることを期待する」と評価した。

◆特別捜査縮小の流れに沿う
 最高検察庁はこの日午後、「国民から信頼を受ける機関となる検察改革方案を用意せよという大統領の言及により『検察権行使の方式、捜査慣行、組織文化』などに関して国民と検察構成員の意見を取りまとめる。これを土台に“人権保障”を最優先とする検察改革方案を用意する」として、ソウル中央地検など3つの検察庁にのみ特捜部存続▽外部機関派遣検事は全員復帰後に刑事部・公判部に投入▽検事長専用車両の利用中止など三つの改革案を直ちに施行、または法務部に施行を建議すると明らかにした。
 これに先立って、前日に文大統領がチョ・グク法務部長官の業務報告時にユン総長を名指しして「多様な意見を取りまとめ、国民から信頼を受ける権力機関となる方案を早く用意せよ」と指示したが、わずか一日で検察が“答案”を出したわけだ。
 最高検察庁が明らかにした特捜部の縮小は、検察改革の最も重要な議題の一つだ。捜査権と起訴権をすべて持ち、政治的中立が損なわれ検察権が乱用された事例が多かっただけに、検察の直接捜査を縮小し捜査指揮と人権保護に集中するようにすべきという意見が多かったためだ。これに先立って、ムン・ムイル前検察総長も特捜部の縮小を推進し、2017年8月に全国41の支庁の特別捜査専門担当部署をなくした。昨年には昌原(チャンウォン)地検と蔚山(ウルサン)地検の特捜部を廃止し、現在特捜部が設置されている検察庁は7カ所(ソウル中央、仁川(インチョン)、水原(スウォン)、大田(テジョン)、大邱(テグ)、釜山、光州(クァンジュ))だ。最高検察庁の関係者は「ソウル中央地検以外に特捜部を残す2個の支庁は、地域の特殊性と検察による特別捜査の需要を見定めてから指定することにした」と説明した。特捜部の縮小は、最高検察庁が法務部に検察庁事務機構に関する規定(大統領令)の改正を建議し、この案が閣僚会議の議決を通過すれば施行される。
 37の外部機関に派遣された検事57人も、まもなく復帰する見込みだ。検事たちの外部機関派遣は、検察の影響力を拡大し権力化させているという批判を受けてきた。また、派遣を受ける機関では待遇する職級が高く、一般公務員の不満を買いもしている。検事長に提供される“次官級待遇”の象徴だった専用車・運転士支援の中止も直ちに施行することにした。最高検察庁は、捜査指揮・外部機関訪問・出張などの業務にのみ公用車を利用するよう変える計画だ。
 最高検察庁は、内外の意見取りまとめを経て、被疑事実公表、被疑者公開召喚など人権侵害論議のある懸案に対する具体的な改革方案も追加で用意する方針だ。最高検察庁の関係者は「検察庁法と刑事訴訟法の改正など、巨視的部分での検察制度改革は国会の決定を受けて履行しなければならない」とし、検察改革案に賛成する意を繰り返し明らかにした。

◆迅速な発表の背景
 最高検察庁のこうした迅速な改革案提示は、最近の政府・与党による全面的な検察圧迫と“ろうそく”市民の検察改革要求に先制的に対応したと見られる。どうせ打たれる鞭ならば、自ら進んで打たれ、チョ・グク長官一家への捜査が改革に対する抵抗ではないことを明確にする必要があるということだ。代わりに、検察改革に参加する姿を見せただけに、ユン総長の“直進”スタイルからみて、チョ長官一家に関連した捜査基調には変化がないだろうという分析もある。
 この日の検察発表は、それなりに前向きな措置と評価されている。検察に集中した権力を分散させるためには、特捜部の縮小などが必要と主張してきた共に民主党のクム・デソプ議員は「今後の過程を見守る必要はあるが、非常に意味があり前向きな措置」と評価した。だが、検察高位職出身のある弁護士は、「特捜部を三カ所程度だけにしても、事件が起きた時に検察総長の裁量で特捜チームを作れば済む」として「(検察総長が意志を持つ捜査を進めるには)三カ所程度あれば充分だ」と話した。
 最高検察庁の関係者は「検察総長の人事聴聞会以後、改革方案を作り準備してきたが、文大統領の指示が契機となって、内部会議を経て発表することになった」として「法務部の改革措置に対して、検察が先に話をすれば法務部にも助けになる」と話した。法務部もこの日「検察と協議して検察改革推進に最善を尽くす」と明らかにした。
チェ・ウリ、シン・ジミン、キム・ウォンチョル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/911668.html
韓国語原文入力:2019-10-01 20:11
コメント

「正義記憶連帯、リュ教授を名誉毀損で告訴…1億ウォンの損害賠償請求も」

2019年10月02日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34535.html
「The Hankyoreh」 2019-10-02 08:15
■正義記憶連帯、リュ教授を名誉毀損で告訴…1億ウォンの損害賠償請求も
 「戦時性暴力問題を解決しようとする被害者たちの活動をけなした」

【写真】講義中「慰安婦は売春の一種」だと発言し、波紋を広げたリュ・ソクチュン延世大学社会学科教授が先月24日午後、講義をするためにソウル西大門区にある自身の教授研究室を後にしている=カン・チャングァン記者//ハンギョレ新聞社

 日本軍「慰安婦」被害者を支援する市民団体「正義記憶連帯」が「慰安婦は売春」と発言したリュ・ソクチュン延世大学社会学科教授を刑事告訴し、損害賠償も請求した。
 正義記憶連帯は1日、リュ教授を名誉毀損の疑いでソウル西部地検に告訴し、1億ウォン(約900万円)の損害賠償請求訴訟をソウル西部地裁に提起したと発表した。
 正義記憶連帯は「リュ教授が被害者と被害者家族に拭えない苦痛を与えた」とし、「質問する学生には 『知りたいなら、やってみますか』といい、セクハラ紛いの発言もした」と説明した。正義記憶連帯はさらに「リュ教授はこの30年余りの間、日本軍性奴隷制問題と世界戦時性暴力問題の解決に向けて努力してきた被害者たちの活動をけなした」とし、「挺対協(正義記憶連帯の旧名)が被害者たちを教育して、『(被害の)記憶』を作り出したと主張した」と指摘した。また、「挺対協が『慰安婦』ハルモニ(おばあさん)たちを利用しており、北朝鮮を追従する団体だと主張するなど、挺対協について虚偽の事実も流布した」と付け加えた。
 正義記憶連帯は「リュ教授の暴言とイ・ヨンフン前教授の『反日種族主義』などで人権と名誉を毀損された被害者たちの意志によって、今後さらなる法的対応を進める」とし、「このような名誉毀損行為が処罰されるよう、法的制度を設ける必要がある」と強調した。
 これに先立ち、リュ教授は先月19日「発展社会学」授業で、「(慰安婦は売春婦と)似たようなものだ。 あの人たち(売春婦たち)がなぜ売春をするのか。貧しいからだ。昔(日本の植民地時代)もそうだった」と述べた。「元慰安婦のハルモニたちは教育を受けられるなどと言われ、日本側に騙されて連れていかれたのではないか」という学生の質問に対し、リュ教授は「今も売春に足を踏み入れる過程はそのようなものだ。今も『ここでは絶対体を売るわけではない』、『上品なお客さんに酒を注ぐだけでいい』と言われて接待婦になる。昔もいまも同じだ」とし、売春婦と慰安婦を同一視する発言をした。また、リュ教授は「知りたいなら、(学生が)一度やってみますか?」と問い返した。
 このような事実が知られ、激しい怒りを買ったことを受けて、リュ教授は先月23日、立場文を発表し、「売春に女性が足を踏み入れる過程が、貧しさのあまりやむを得ずそれを選ぶしかない状況で行われるという説明をしたが、一部の学生がそれを受け入れず、同じ質問を繰り返した。受講生が現実を正確に理解する必要があることを強調するため、『知りたいなら(学生が調査を)してみますか』と問い返す発言をした」と釈明した。彼は「決して学生を嫌悪したり差別する発言ではなく、売春を勧める発言だという指摘は言語道断だ」と反論した。
 しかし、延世大学はリュ教授の講義を中止し、問題発言に対する調査に着手した。
キム・ミンジェ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/society/women/911608.html
韓国語原文入力:2019-10-01 16:21


https://japanese.joins.com/JArticle/258170
「中央日報日本語版」 2019.10.02 08:32
■韓国市民団体、延世大教授に1億ウォンの損害賠償訴訟…「慰安婦被害者と家族を侮辱」
 韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(以下、正義連)が1日、日本軍慰安婦を売春の一種だと話して物議をかもした延世(ヨンセ)大学社会学科の柳錫春(リュ・ソクチュン)教授を検察に告訴した。
 正義連はこの日午後、柳教授を名誉毀損容疑でソウル西部地検に告訴したと明らかにした。また、柳教授が正義連の前身である「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)の名誉を傷つけ侮辱したとし、慰謝料1億ウォン(896万円)を請求する内容の損害賠償訴訟訴状も合わせて提出した。
 正義連は「柳教授は先月19日の講義中に、慰安所は日本軍隊ではなく『民団が主導したもの』と主張し、慰安婦について生活が苦しくて売春をしに行ったものだと話し、日本軍性奴隷制被害者とその家族に雪ぐことのできない苦痛を抱かせた」と告訴理由を説明した。
 あわせて「柳教授は過去30余年間、日本軍性奴隷制問題と世界戦時性暴力問題の解決のために活動してきた被害者を蔑み『挺対協がおばあさんを教育して利用している』とするなど虚偽事実を流布した」と指摘した。
 正義連は「柳教授の妄言、李栄薫(イ・ヨンフン)氏の『反日種族主義』などにより、人権と名誉に深刻なき損を負わせて夜眠れないほどの苦痛に苛まれる日本軍慰安婦被害者とその家族の意向に沿って、今後2次法的対応も取るだろう」と伝えた。
 柳教授は先月19日、延世大学「発展社会学」の講義中、日帝強占期の日本軍慰安婦を指して「売春の一種」としながら「売春は古くなった産業で、多くの国家が売春を容認しているが、日本だけ批判するのは望ましくない」と話したという。
 これに対してある学生が「慰安婦被害者は自発的に行ったわけではないのでは」と尋ねると、柳教授は「今売春している人は親が売ったのか」とし「生活が苦しくて(自ら)売春しに行った」と答えた。
 あわせて柳教授は「今でも売春を始める過程がそうだ。マナーの良い客に酒だけ売っていればいいと言いというが、やってみるとそうなる」として「気になるなら一度やってみるか?」と問い返したりしたという。
 該当の発言が問題になると、柳教授は「慰安婦問題は事実関係を確認する作業が必要だ」という立場を伝えた。また、学生との質疑応答が物議をかもしたことについても「授業中、売春が『自分の意志が半分、他人の意志が半分』で成立するという説明に、一部の学生が同じ質問を繰り返すので『気になるのなら(学生が調査を)一度してやってみるか?』と話した」としながら「この発言は学生に売春を勧めるものでは絶対にない」と釈明した。
 延世大学は先月30日、人事委員会を通じて問題になった「発展社会学」科目に代替講師を投じることにした。また、倫理委員会でも柳教授の発言内容に関連した調査を進めている。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34488.html
「The Hankyoreh」 2019-09-27 08:11
■延世大学卒業生ら、リュ・ソクチュン罷免要求2次声明「容赦なく追放せよ」
 延世民主同窓会など、リュ教授の罷免を求める2次声明 
 「延世大学の名誉を回復させる道は、リュ教授の罷免のみ」

【写真】「慰安婦」関連の暴言で論議を招いたリュ・ソクチュン延世大学教授が自由韓国党の革新委員長を務めていた当時の姿=カン・チャングァン記者//ハンギョレ新聞社

 延世大学の卒業生らが、授業中に「慰安婦は売春の一種」と発言したリュ・ソクチュン延世大学社会学科教授の罷免を重ねて要求した。
 延世民主同窓会と社団法人李韓烈(イ・ハンヨル)記念事業会、ノ・スソク烈士追慕事業会、歴代延世大学総学生会などは26日、「リュ・ソクチュン教授の罷免を要求する延世人2次声明文」を発表し、「売国的妄言をほしいままにしたリュ教授を直ちに罷免せよ」と再び要求した。
 彼らは声明で、「リュ教授は人類史上最も醜悪な国家暴力の被害者を、『自発的売春』云々と罵倒し嘲笑した」として「被害の当事者はもちろん、私たちの社会の構成員全員に、回復し難い深刻な傷を負わせた」と述べた。彼らはそして「罷免以外のいかなる処罰も、再び講壇に帰ってきた彼が同じ妄言をすることを許容する結果となる」として、「この売国的ポリフェッサーを永久に講壇から追放しなければならない」と求めた。
 彼らはまた、リュ教授により延世大学までもが“売国的妄言が幅を利かせる大学”との汚名を着せられたと指摘した。彼らは「私たちの近現代史の峠ごとに自由と正義の側に立ってきた延世大学は、今、リュ教授により批判的記事と市中の嘲笑の的になり、共に墜落してしまった」と指摘した。彼らは続けて「唯一容赦ない罷免だけが、失墜するだけ失墜した延世大学の名誉を回復させうる」として、「不名誉をそそぐ方法は、リュ教授の罷免決定しかないことを、大学当局が明確に認識しなければならない」と強調した。
 延世民主同窓会などはこの日午後2時、リュ教授の罷免を要求する卒業生の署名簿と声明書を直接、延世大学学長室に手渡した。リュ教授の罷免要求署名には、この日午前10時時点で約3270人の卒業生が署名した。
 これに先立ち、リュ教授は先日19日の「発展社会学」の授業で、「(慰安婦は売春婦と)似たようなものだ」と話して「慰安婦の被害者が自発的に行ったということか」との学生の質問に「知りたければ、一度やってみますか」と問い返した。このような事実が知られて激しい公憤が起こると、リュ教授はこれに対して23日、立場文を発表して「売春に女性が参加する過程が、貧困のために『自分の意志が半分、他人の意志が半分』から成るとの説明をしたが、一部の学生がこれを受け入れず同じ質問を繰り返した。受講生が現実を正確に理解する必要があることを強調しようと『知りたいのなら(学生が調査を)してみますか?』と問い返す発言をした」と釈明した。彼は「決して学生を嫌悪したり、差別する発言ではなく、売春を勧める発言だという指摘は言語道断」と反論した。
キム・ミンジェ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/911030.html
韓国語原文入力:2019-09-26 15:18


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34450.html
「The Hankyoreh」 2019-09-24 08:14
■延世大学、「慰安婦は売春」発言のリュ教授の講義を注視…真相調査に着手
 延世大学「倫理人権委員会が公式調査を開始」 
 リュ教授「受講生の理解を助けるため発言…嫌悪発言ではない」 

【写真】慰安婦関連の暴言で議論になったリュ・ソクチュン延世大学教授が自由韓国党の革新委員長に在職していたときの姿=カン・チャングァ記者//ハンギョレ新聞社

 自由韓国党の革新委員長を務めたリュ・ソクチュン延世大学教授(社会学)が授業で「慰安婦は売春」と発言した事実が確認され、批判を受けている中、延世大学がリュ教授の発言に対する真相調査を開始すると共に、講義中止措置を取った。
 延世大学は23日、「所属教授の講義中の発言によって、社会的物議を起こしたことに遺憾の意を表する」としたうえで、「今月19日、リュ教授の講座運営の適切性の可否を問うため、倫理人権委員会が公式調査を開始した」と発表した。延世大学の説明によると、倫理人権委は手続きによって教務処に調査活動を開始するよう公式に通知し、教務処はリュ教授に当該科目の講義の中止を通知した。
 リュ教授は今月19日「発展社会学」授業で、自分を「親日派」(一般的には親日賦役派の意味だが、ここでは親日家という意味で使われた)と主張し▽慰安婦を売春婦に喩えており、▽挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会・現正義記憶連帯)は統合進歩党と同じ団体だと主張したと、「プレシアン」が21日付で報じた。特に、リュ教授は授業で「(慰安婦は売春婦と)似たようなものだ。あの人たち(売春婦たち)がなぜ売春をするのか。貧しいからだ。昔(日本の植民地時代)にもそうだった」と述べた。「慰安婦ハルモニ(おばあさん)たちは教育を受けられるなどと言われ、日本側に騙されて連れていかれたのではないか」という学生の質問に対し、リュ教授は「今も売春に足を踏み入れる過程はそのようなものだ。今も『ここでは絶対体を売るわけではない』、『上品なお客さんに酒を注ぐだけでいい』と言われて接待婦になる。昔もいまも同じだ」とし、売春婦と慰安婦を同一視する発言をした。また、リュ教授は「本当にそうなのか知りたければ、(学生が)一度やってみますか」と問い返した。

【写真】自由韓国党の革新委員長を務めたリュ・ソクチュン延世大学教授(社会学)が授業で「慰安婦は売春"と発言した事実が確認され、批判を受けている中、今月23日、ソウル西大門区延世大学中央図書館の前にリュ教授を糾弾する抗議文が張り出された=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社

 このような発言を受け、延世大学の在学生と卒業生は延世大学にリュ教授の罷免を求めるなど、反発している。歴代の延世大学総学生会と李韓烈(イ・ハンヨル)記念事業会などが集まった「リュ・ソクチュン教授の即時罷免を求める延世人」は22日午後、声明を発表し、「延世大学は日本極右勢力の代弁者の役割をするリュ・ソクチュン教授を直ちに罷免すべき」と主張した。彼らは声明文で、「日帝と独裁に抵抗してきた誇らしい歴史を持つ母校で、リュ教授の暴言のような恥ずべきことが起きたことに対し、惨憺たる気持ちだ」としたうえで、「延世大学がリュ教授に対する罷免決定を下すまで、学校内外で罷免を求める署名運動や、総長抗議訪問、校内ろうそく集会の開催などを展開する」と明らかにした。市民団体「庶民民生対策委員会」は23日、リュ教授を虚偽事実の流布、名誉毀損、セクハラなどの疑いでソウル西部地検に告発した。
 リュ教授は自分の発言をめぐる議論について、「受講生が現実を正確に理解する必要があることを強調するための発言に過ぎず、売春を勧める発言でも、嫌悪発言でもない」と釈明した。リュ教授は同日に発表した立場文で、「売春に女性が参加する過程が貧しさのため、やむを得ない事情による選択という説明をしたが、一部の学生がこれを受け入れず、同じ質問を繰り返した。受講生が現実を正確に理解する必要があることを強調するために、『知りたいなら(学生が調査を)してみますか』と、問い返す発言をした」と述べた。彼は「決して学生を嫌悪したり、差別する発言ではなく、売春を勧める発言だという指摘は言語道断だ」と反論した。
キム・ミンジェ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/910518.html
韓国語原文入力:2019-09-23 21:12


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34473.html
「The Hankyoreh」 2019-09-26 08:51
■「慰安婦」関連暴言で議論になったリュ教授「非がないのに謝罪はできない」
 リュ教授、延世大学学報社「延世春秋」とのインタビューで 
 「慰安婦は売春の一種、自発性ある」と再度主張

【写真】慰安婦関連の暴言で議論になったリュ・ソクチュン延世大学教授が自由韓国党の革新委員長に在職していたときの姿=カン・チャングァン記者//ハンギョレ新聞社

 授業の途中「慰安婦は売春の一種」と発言し、激しい非難を受けているリュ・ソクチュン延世大学社会学科教授が、延世大学学報社とのインタビューで、「(自分に)非があるなら謝罪するが、(そもそも)謝罪すべきことはやっていない」という立場を明らかにした。
 リュ教授は24日、延世大学の学報社「延世春秋」とのインタビューで、「私を破廉恥な人間のように扱うのは非常に残念だ」と語った。リュ教授は発展社会学の授業での発言について、「『(本当にそうなのか)知りたいなら、(学生が)一度やってみますか』という問いかけで、『調査を』という目的語を使わなかっただけなのに、売春を勧めたと解釈し、私を破廉恥な人間のように扱っている」と不快感を露わにした。リュ教授は今月19日の発展社会学の授業で「(慰安婦は)売春の一種」だとし、「慰安婦被害者たちが自発的に行ったということなのか」という学生たちの質問に「知りたいなら、一度やってみますか?」と問い返した事実が知られ、怒りを買った。
 また、リュ教授はジェンダー ・ センシティビティ(gender sensitivity;ジェンダーへの配慮)について言及し、「女性が被害を受けたと主張すれば、問題になるのが現実だ」とも発言した。「授業を受けていた学生の立場からすると、そのように感じたかもしれないのではないか」という質問に対し、リュ教授は「そのように感じたなら、何も言えない」としたうえで、「ジェンダー ・ センシティビティというのは、女性が被害を受けたと主張すれば、問題になるのが現実」だと主張した。学生たちに対する謝罪がなかったという指摘に対しては、「非があるなら謝罪するが、(そもそも)謝るべきことはやっていない」と断言した。
 リュ教授は「日本は、日本軍『慰安婦』の直接的な加害者ではない」という主張も繰り返した。リュ教授は同日のインタビューで「『慰安婦は強制的に動員された』というのが普遍的な国民感情であり、学界の説明」だとしたうえで、「しかし、新しい研究結果が慰安婦は民間で行われた売春の性格も強かったことを示している」と話した。「慰安婦」被害女性たちに自発性があったと見るかという質問に対しては、「そうだ」としたうえで、「その当時はやめることが(今より)難しかったことを認めるが、イ・ヨンフン前教授の主張にも説得力があると思う。これは学問と良心の自由だ」と強調した。
 一方、同日開かれた第1406回水曜集会に参加した人たちもリュ教授の発言を糾弾した。正義記憶連帯のハン・ギョンヒ事務総長は「最近、韓国でも一部の人々が(日本の極右勢力のような)発言をしている」とし、「そのような人には学生を教える資格がない」と声を高めた。ハン事務総長は同日、「ハンギョレ」との電話インタビューでも「リュ教授の発言は、日本の右翼が主張する発言と論理が同じだ」とし、「講義室内で人権蹂躙と嫌悪発言を行ってもいいのか。基本的に(彼には)教授の資格がない」と述べた。韓国カトリック女子修道会のチャン・サルス修道女も、「ある大学教授が(慰安婦被害者)ハルモニ(おばあさん)に暴言を吐いたという話を聞いて、胸を痛めた」とし、「みなさんより歴史意識が低い」と批判した。
キム・ミンジェ、カン・ジェグ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/910917.html
韓国語原文入力:2019-09-25 18:14


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34476.html
「The Hankyoreh」 2019-09-26 09:44
■『反日種族主義』イ・ウヨン「『慰安婦』は生き神なのか」リュ・ソクチュン擁護
 イ・ウヨン研究委員「リュ教授の発言は問題ない」フェイスブックに投稿文 
 「日本軍『慰安婦』は売春女性、性労働者と見なすのが正しいと考える」

【写真】イ・ウヨン落星台経済研究所研究委員(左)とリュ・ソクチュン延世大学教授(社会学)。リュ教授は19日「発展社会学」の講義で「慰安婦は売春」と発言し、波紋を起こした//ハンギョレ新聞社

 日本軍「慰安婦」の被害と日帝強制占領期(日本の植民地時代)の強制動員の強制性を否定する本『反日種族主義』の共著者であるイ・ウヨン落星台経済研究所研究委員が講義で、「慰安婦は売春」と発言して波紋を起こしたリュ・ソクチュン延世大学教授(社会学)を擁護した。イ研究委員はその過程で「『慰安婦』は生き神なのか」、「『慰安婦』が死んでいったという根拠は何か」などの暴言を吐きもした。
 イ研究委員は23日、自身のフェイスブックに投稿文を書き、「リュ教授の日本軍『慰安婦』に対する言及は、現在の状況を念頭に置いて展開されたあり得る推論」であり、リュ教授の発言には問題がないと主張した。イ研究委員は「(イ・ヨンフン・ソウル大学元教授が)日本軍の軍慰安婦制度を公娼制度の一環と見なしたことは、日本軍『慰安婦』を売春業従事者と規定するもの」として、「日本軍『慰安婦』は、売春女性、性労働者と見なすのが正しいと思う」と主張した。リュ教授の「売春婦」の言及は、単に別の単語を使ったに過ぎないということである。
 イ研究委員は、リュ教授が発言の根拠にしたイ・ヨンフン・ソウル大学元教授について、「客観的根拠と適切な論理を提示した研究者」と主張したりした。『反日種族主義』の代表著者であり、植民地近代化論を主張するニューライトの代表的人物であるイ元教授は、「慰安婦の性奴隷化はなかった」、「日帝はコメを収奪したのではなく、コメを輸出した」と主張してきた。イ元教授は先月4日、自身を取材しに来た文化放送(MBC)の記者に暴行を加え、論議を起こした。
 イ研究委員は、「慰安婦」被害者支援団体である正義記憶連帯は「卑怯である」とも言った。イ研究委員は、「挺対協(正義記憶連帯)とそれを支持する研究者たちは、『売春婦』言及をしたリュ・ソクチュン教授に、「いいところで会った」という形で間髪入れずに駆け寄って解雇を要求し、すでに去年からこのような主張を公開の場で繰り広げているイ・ヨンフン教授には何も言えず、公開討論要求も徹底的に無視している」と主張した。リュ教授に激怒するなら、自分たちの討論要求に先に応じなければならないという論理だ。
 このような主張が知られると、すぐにネットユーザーたちは、イ研究委員のフェイスブックに批判的なコメントを相次いで書き込んだ。するとイ研究委員は24日、再び投稿文を書き、「『慰安婦』は生き神なのか」、「『慰安婦』の年齢は(10代ではなく)大部分が20代、一部は30代だった」、「『慰安婦』が一日に相手にする軍人の数は(100人ではなく)6人前後だった」、「生命の脅威?死んでいったと?根拠は何か」のような暴言を吐いた。これはこれまで「慰安婦」被害者たちが苦痛をこらえて証言した歴史的事実に真っ向から反する一方的主張である。2017年7月に亡くなったキム・グンジャさんの場合、10代で親と死別し、17歳の時、お使いに行く途中に中国吉林省琿春の慰安所に連れて行かれた。数度の脱出の試みはいつも失敗に終わり、抵抗した際に殴られた左耳の鼓膜が破れ、生涯左の耳が聞こえなかった。キムさんは2007年2月、米下院で開かれた日本軍「慰安婦」聴聞会にて、自身が「慰安所で一日平均20人、多い時は40人もの日本軍を相手にする地獄のような生活をした」と証言したことがある。
 一方、イ研究委員は、日本の極右団体の支援を受けて7月2日にスイスのジュネーブで開かれた国連人権理事会の定例会議に参加した後、朝鮮人は自発的に労務者になったと強制動員を否定する発言をして、論議を呼びもした。
イ・ユジン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/910823.html
韓国語原文入力:2019-09-25 16:27


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190923003500882?section=news
「聯合ニュース」 2019.09.23 18:30
■「慰安婦は売春」 韓国名門大教授の発言が物議=講義停止措置
【ソウル聯合ニュース】韓国名門私大の延世大は23日、同大の柳錫春(リュ・ソクチュン)教授(社会学科)が講義中、旧日本軍の慰安婦は売春の一種などと発言し、波紋が広がっていることについて、「社会的な物議をかもしたことに遺憾の意を表す」として、「徹底した調査を通じ、厳重に対処していく」との方針を発表した。柳氏の講義は中断させた。
 柳氏は最大野党「自由韓国党」の革新委員長を務めるなど、政治活動も行っている。
 聯合ニュースが入手した柳氏の19日の講義の録音によると、同氏は「(慰安婦の)直接的な加害者は日本(政府)ではない」として、「(慰安婦は)売春の一種」などと発言した。
 同大の総学生会やOB会などは共同声明を出し、「柳教授の妄言は売国的な発言」として、罷免などの重い懲戒処分を求めた。


https://japanese.joins.com/article/870/257870.html?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2019年09月23日10時54分
■韓国市民団体、「慰安婦は売春」発言のリュ・ソクチュン教授を検察に告発
 講義中に慰安婦被害者を売春女性に比較した事実が明らかになり議論となった延世(ヨンセ)大学社会学科のリュ・ソクチュン教授が検察に告発された。
 市民団体庶民民生対策委員会は23日、リュ教授が歴史を歪曲して虚偽事実を流布し、慰安婦被害者の名誉を傷つけたほか、質問した女子学生を相手にセクハラをしたとして虚偽事実流布、名誉毀損、セクハラなどの容疑でソウル西部地検に告発した。
 同団体は告発状で「リュ教授の妄言は天人共に許しがたい行為。慰安婦被害者と国民、当時講義を聞いた教え子にも席藁待罪(むしろの上に伏して処罰を待つの意)するのが当然だが、独善と我執で本人の主張に埋没し高慢な態度で一貫している」と批判した。
 リュ教授は今月19日に社会学科専攻科目の発展社会学の講義で学生らと日帝強占期と関連した議論をしていた時に「(慰安婦関連の)直接的な加害者は日本(政府)ではない」「(慰安婦は)売春の一種」と話した。
 「売春婦と過去の慰安婦を同級とみるということなのか」という学生の質問には「そんなことと似ている」としながら女子学生に「気になるなら(売春)一度やってみますか」と話したりもした。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34430.html
「The Hankyoreh」 2019-09-23 00:15
■「慰安婦は売春」リュ教授の暴言で波紋広がる…延世大学在学・卒業生「罷免まで闘争」
 リュ・ソクチュン延世大学教授、19日の授業で「慰安婦は売春」 
 延世大学の在学生・卒業生「リュ教授の罷免求める署名運動」を開始 
 正義記憶連帯「『慰安婦』被害者の名誉毀損に法的対応する予定」 
 リュ教授、「安重根はテロリスト」、「日ベもっと頑張れ」などの暴言で議論に 

【写真】慰安婦関連の暴言で議論になったリュ・ソクチュン延世大学教授が自由韓国党の革新委員長を務めていた当時の姿=カン・チャングァン記者//ハンギョレ新聞社

 自由韓国党の革新委員長を務めたリュ・ソクチュン延世大学教授(社会学)が授業で、「慰安婦は売春」と発言した事実が確認され、波紋が広がっている。延世大学の卒業生と在学生たちは22日、「リュ教授が罷免され、延世大学から追い出される日まで、闘争を続ける」と発表した。
 リュ教授は今月19日「発展社会学」という授業で、自分を「親日派(一般的には日本の植民統治に協力した親日賦役派を意味する)」と主張し、慰安婦を売春婦に喩えると共に、挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会・現正義記憶連帯)は統合進歩党と同じ団体だと主張したと、「プレシアン」が21日付で報道した。リュ教授は同授業で、親日派の清算問題を取り上げ、「(植民地の残滓を)清算しようとしたら、『清算しよう』と主張しているやつらの祖先が皆親日派だった」としたうえで、「日本がとんでもない国扱いされるのは韓国だけだ。日本は世界的な大国」だと主張した。さらに、リュ教授は「皆さんは私を親日派と誤解するかもしれないが、中国と親しいよりは日本と親しい方がより良いという意味では、私は間違いなく親日派(親日家)」だと述べた。
 さらに、リュ教授は慰安婦被害者を侮辱する発言を行った。彼は「(慰安婦は売春婦に)似たようなものだ。あの人たち(売春婦たち)がなぜ売春をするのか。貧しいからだ。昔(日本植民地期)もそうだった」と述べた。「慰安婦ハルモニ(おばあさん)たちは教育を受けられるなどと言われ、日本側に騙されて連れていかれたのではないか」という学生の質問に対し、リュ教授は「今も売春に足を踏み入れる過程はそのようなものだ。今も『ここでは絶対体を売るわけではない』、『上品なお客さんに酒を注ぐだけでいい』と言われて接待婦になる。昔もいまも同じだ」とし、売春婦と慰安婦を同一視する発言をした。また、リュ教授は「本当にそうなのか知りたければ、(学生が)一度やってみる?」と問い返した。
 慰安婦被害者を支援する正義記憶連帯の前身である挺対協が「北朝鮮と関連した団体」という詭弁も並べた。リュ教授は「いわゆる挺対協がハルモニたちを集めて(こういうふうに言うように)教育したのだ。(日本の植民地期が終わった後)、長い年月が過ぎてから、挺対協が入り込んできて、『あなたたちは国家的な被害者』として、ハルモニたちを集め、互いの記憶を新たにフォーマットした」とし、「挺対協の主要幹部たちは統合進歩党の幹部たちだ。北朝鮮と関連がある可能性が高い」と主張した。
 リュ教授は授業の最後に、「皆さんがそのように正義を重んじるなら、チョ・グク(法務部長官)の辞任を要求すべきだ。皆さんも水曜集会のように、(チョ・グク反対集会)毎日行うべきではないか」と述べた。
 歴代の延世大学総学生会と李韓烈(イ・ハンヨル)記念事業会などが集まった「リュ・ソクチュン教授の即時罷免を求める延世人」は22日午後、声明を発表し、「延世大学は日本極右勢力の代弁者の役割をするリュ・ソクチュン教授を直ちに罷免すべき」と主張した。彼らは声明文で、「日帝と独裁に抵抗してきた誇らしい歴史を持つ母校で、リュ教授の暴言のような恥ずべきことが起きたことに対し、惨憺たる気持ちだ」としたうえで、「延世大学がリュ教授に対する罷免決定を下すまで、学校内外で罷免を求める署名運動や、総長抗議訪問、校内ろうそく集会の開催などを展開する」と明らかにした。延世大学総学生会も「リュ教授の発言を強く糾弾する。23日の定期中央運営委員会に案件を想定し、あらゆる対応を取る計画」だとし、「リュ教授の発言によるさらなる被害事例の情報を寄せてほしい」と呼びかけた。
 正義記憶連帯は法的対応の可能性を示唆した。正義記憶連帯は同日、声明を発表し、「延世大学はリュ・ソクチュン教授を直ちに解任し、被害者たちが被った人権蹂躙について謝るようにしなければならない」としたうえで、「我々は日本軍の性奴隷制の被害者の名誉と人権がこれ以上損なわれることがないよう、法的対応を含めたあらゆる手段を講じる」と明らかにした。
 延世大学の定款は「職務の内外を問わず、教員としての品位を損なう行為」に対して教員懲戒委員会を開き、懲戒処分を行うことができるように定めている。延世大学の関係者は「事実関係を把握した後、必要ならば手続きに則って懲戒などの処理を検討する」と述べた。
 リュ教授の暴言をめぐる論議は今回が初めてではない。リュ教授は2006年、「京郷新聞」が主催した「進歩改革の危機」座談会で「左派、革新陣営は我々に対し、極右、守旧だと言うが、極右はテロした安重根(アン・ジュングン)のような人であって、私は鉛筆1本も投げられない」と発言し、批判を浴びた。2017年には自由韓国党の革新委員長に任命された後に行った若者との懇談会で、革新陣営に比べてオンラインにおける対応で遅れを取っているという指摘について、「私が知る限り、ニューライトは『イルベ』(日刊ベスト貯蔵所)一つしかない。『イルベ』活動をさらに頑張ってほしい」として、若者に「イルベ」活動を勧めた。
 このほかにも、リュ教授は2005年に発足して「親日賦役の美化」など、歴史歪曲を巡る議論を触発したニューライト全国連合に参加しており、歴史教科書の国定化に賛成する集いである「正しい歴史教科書を支持する教授の集い」の一員として活動した代表的な右派人物として知られる。朴正煕(パク・チョンヒ)記念財団理事や李承晩(イ・スンマン)研究院院長などを歴任しており、太平洋戦争A特級戦犯の笹川良一が設立した日本財団の資金で設立された財団であるアジア研究基金の事務総長を2004年から2010年まで務め、非難を受けた。2017年には自由韓国党の革新委員長としても活動し、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の弾劾について、「(朴前大統領が)事実無根のことで弾劾された。政治的報復を受けた」と主張した。

オ・ヨンソ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/910427.html
韓国語原文入力:2019-09-22 18:55


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/09/23/2019092380028.html
「朝鮮日報日本語版」 2019/09/23 10:00
■名門・延世大学教授「慰安婦は売春」発言で物議
 自由韓国党で革新委員長務めた経験
 延世大学総学生会「強く糾弾」
 自由韓国党も「不適切発言」

 名門・延世大学社会学科の柳錫春(リュ・ソクチュン)教授=写真=が大学の講義中、「慰安婦は売春の一種」と発言していたことが分かり、政界で物議を醸している。与野党は一斉に柳錫春教授を批判する論評を出し、延世大学総学生会も対応に乗り出した。柳錫春教授は洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表時代に最大野党・自由韓国党の革新委員長を務めていた。
 一部メディアの報道によると、柳錫春教授はこのほど、社会学専攻の講義中に「売春は古い産業であり、多くの国が売春を容認しているが、日本だけ批判するのは望ましくない」として、上の発言をしたという。「慰安婦被害者は自発的に行ったわけではないのではないか」という学生の質問に、柳錫春教授は「今、売春をしている人たちは親に売られたのか」「生きることが困難で行ったものだ」と答えたとのことだ。挺身隊問題対策協議会(挺対協)についても、「挺対協がなかったら、あの方々(元慰安婦の女性たち)は散らばっていてそれぞれの人生を送っていた。過去の生活について事々しく話はしなかっただろう」と批判したことが分かった。
 この発言が伝えられると、延世大学総学生会は「柳錫春教授の授業中にあった不適切な発言を強く糾弾し、可能な限りのあらゆる対応を準備している」と明らかにした。与党の共に民主党と、野党の正しい未来党・正義党・民主平和党は柳錫春教授の妄言を糾弾し、延世大学に罷免を要求した。自由韓国党は「柳錫春教授の反国民的発言で傷付いた慰安婦被害者とご遺族、そして国民の皆さんに深い遺憾を表する。非常に不適切で、国民から非難を浴びて当然の発言だ」とコメントした。共に民主党は「歪曲(わいきょく)された歴史意識を持っている柳錫春教授を党の重責に任命した自由韓国党は単なる遺憾の意の表明にとどまった」と批判している。正しい未来党は「柳錫春教授は卑しく浅はかな知識で害悪ばかり与えるエセ知識人だ。延世大学は柳錫春教授を直ちに罷免せよ」と述べた。
          ユン・ヒョンジュン記者


http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/34433.html
登録:2019-09-23 01:48
■[社説]「慰安婦は売春婦」妄言リュ・ソクチュン、大学退出させるべき

【写真】2017年8月15日、自由韓国党のリュ・ソクチュン改革委員長(当時)が自由韓国党本部で「1次改革案」を発表している=イ・ジョンウ先任記者//ハンギョレ新聞社

 延世大学のリュ・ソクチュン教授が日本軍慰安婦被害者について「売春婦のようなもの」と妄言を吐いて国民的怒りが沸き起こっている。彼は19日、自らの受け持つ「発展社会学」の講義において、慰安婦について「日本が強制連行したという記録はどこにもなかった。少し働けば金を稼げるという誘惑のせい」として、自発的な売春だと強弁した。彼はまた、「日本が良い仕事の口をやると言ってだまし、慰安婦被害者を連れて行った」とし、抗議する学生たちに「今も売春に入っていく過程がそうだ。知りたければ一度やってみますか」との暴言まで吐いた。教授の資質はさておき、人に対する基本的な礼儀さえ知らない。リュ教授は慰安婦被害者に対して席藁待罪(むしろの上に伏して処罰を待つ)し、教授職を直ちに辞すべきである。
 彼の発言は明白な事実歪曲であり、糾弾されて当然だ。多くの慰安婦被害者たちは拉致されたり、手練手管に乗せられて性奴隷生活を強要されたと証言している。日本政府も1993年の河野洋平官房長官の談話を通じて慰安婦動員の強制性を認めている。にもかかわらず、学問の自由を名分として、自らの極右的な歴史認識を事実であるかのように言いなし、歴史を歪曲した。彼はまた、慰安婦被害者支援団体である正義記憶連帯が純粋な団体ではなく、慰安婦被害者を教育して新しい記憶を作りだしたと詭弁を並べ立てた。「(慰安婦被害女性は)解放以後ひっそりと暮らしていたのに、挺対協(正義記憶連帯)が介入して国家的被害者という考えを持たせた」という彼の主張は、被害者に対する人格冒涜であるだけでなく、痛みを乗り越え勇気を出してようやく真実を明かした共同の努力を否定する破廉恥な妄言だ。決して許されてはならない。
 拉致・強姦を通じた日帝の性奴隷化を正当化して、国家暴力はなかったという安倍政府の代弁人を自任する彼に対して、必ずやしかるべき責任を取らせなければならない。正義記憶連帯などが彼の即時解任を要求したのはしごく当然だ。延世大総学生会、同窓会なども学校当局に「罷免」を要求した。学校当局は事態の深刻さを認識し、迅速な調査を経て、彼を一日も早く退出させることを望む。
 政界も一斉に彼を糾弾している。彼が改革委員長を務めた自由韓国党も不適切な発言として遺憾の意を表した。一部からは、国内の極右勢力が「親日的な声」を露骨に吐き出しはじめたのではないかと懸念する声も出ている。政界と学界は、慰安婦問題にこのような極右的主張が足場を確保することのないよう、積極的に対処しなければならない。

(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/910458.html
韓国語原文入力: 2019-09-22 18:44
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「日本の対馬で「済州4・3慰霊祭」が開かれた理由は」

2019年10月02日 | 個人史・地域史・世界史
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/34524.html
「The Hankyoreh」 2019-10-01 09:15
■日本の対馬で「済州4・3慰霊祭」が開かれた理由は
 4・3で溺死した犠牲者と推定される遺体を慰撫 
 対馬の人々が収拾し供養塔を立てた 
 「4・3漢拏山の会」、詩人の金時鐘氏などが主催

【写真】
日本の対馬で29日に開かれた済州4・3犠牲者の慰霊祭で、済州クングッ保存会のソ・スンシル会長が慰霊クッを執り行っている=写真済州4・3平和財団提供//ハンギョレ新聞社

 日本の対馬で済州4・3の犠牲者の慰霊祭が開かれた。9月29日に開かれた「第3回済州島4・3事件犠牲者 対馬・済州慰霊祭」と、4・3を想う日本人により構成された「4・3漢拏山の会」が主管し、在日韓国人で詩人の金時鐘(キム・シジョン)氏など日本と済州の4・3関係者が主催した。
 この日午前8時から上対馬の佐護湾で行われた慰霊祭は、4・3と朝鮮戦争の時期に漂着した数百体の遺体が収容された海辺に建っている供養塔の参拝に続き、近くの湊浜シーランドにて済州クングッ保存会のソ・スンシル会長など会員たちが、慰霊クッ(朝鮮半島の伝統的な祭儀)を執り行った。
 この日の慰霊祭に参加して供養塔の前に立った詩人の金時鐘氏は、「対馬は4・3と1950年前後、朝鮮半島から漂着した数百体の溺死したり虐殺された遺体を収容して、彼らの魂を慰める供養塔も建立した。英霊が出すような対馬の波の音を聴きながら供養塔の前に立つと、犠牲者が私たちに会いに来るかのようである」と感慨を明らかにした。金氏はまた、「済州4・3や朝鮮戦争前後にあった予備検束者の虐殺、南北に分断された朝鮮半島の民族的悲劇さえも、帝国日本の植民地統治に由来する。この供養塔は、犠牲者の慰霊に留まらず、韓国と日本の民心を宥めてくれる慈しみ深い塔として、慰霊者が絶えず訪れる役割を果たすだろう」と語った。

【写真】在日韓国人で詩人の金時鐘氏が29日、対馬の佐護湾に建立された4・3と朝鮮戦争当時の犠牲者のための供養塔に焚香している=済州4・3平和財団提供//ハンギョレ新聞社

 この日、慰霊祭を推進してきた4・3漢拏山の会の長田勇顧問は、「対馬と済州を繋ぐ4・3慰霊祭は、国境を越えて韓日両国の民衆がやり遂げなければならない運命にある」と語った。
 湊浜シーランドで開かれた慰霊クッでは、水難事故で亡くなった魂を地上に上げる、龍王ジルチギ(済州の伝統的な慰霊の踊り)などで犠牲者を慰めた。
 佐護湾にある供養塔は、対馬市民の江藤幸治氏(62)の父親の江藤光氏が、1950年前後に漂着した韓国人の遺体を地域住民とともに収容して英霊を慰めていた遺址を集めて、2007年5月に遺体を埋葬した場所に建てられた。供養塔には、「朝鮮戦争の戦火により犠牲となった老若男女の遺体が朝鮮半島から海峡の荒波に乗ってここまで漂って来た。その数は数百に至る」と書かれている。当時の対馬新聞によると、手首を針金で、足首は紐で縛られた遺体もあった。対馬厳原の西側の浜辺に漂着した遺体は、科学的に見て済州から流れてきた遺体だろう」と書かれている。これに先立ち4・3漢拏山の会は、4月に済州市健入洞(コニプドン)の酒精工場跡地にて、4・3での行方不明者の慰霊祭を行いもした。

ホ・ホジュン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/area/jeju/911535.html
韓国語原文入力:2019-09-30 20:51
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