三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

「朝鮮人追悼碑の更新不許可は違法 前橋地裁、県の裁量権逸脱認める」

2018年02月20日 | 個人史・地域史・世界史
https://this.kiji.is/336384441806718049?c=39546741839462401
「共同通信」2018/2/14 18:44
■朝鮮人追悼碑の更新不許可は違法 前橋地裁、県の裁量権逸脱認める

【写真】群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人強制労働被害者の追悼碑=2014年5月

 群馬県高崎市の県立公園にある朝鮮人労働者の追悼碑の設置期間更新を県が許可しなかったのは違法として、管理する市民団体が不許可処分の取り消しを求めた訴訟の判決で、前橋地裁(塩田直也裁判長)は14日、「裁量権の逸脱があった」と認め処分を取り消した。
 原告側が年に1度、碑の前で開いた式典で、出席者が戦時中の朝鮮人動員を「強制連行」と述べたことなどが、建立許可の際に県が付けた「政治的行事を行わない」との条件に違反するかどうかが主な争点だった。判決は一部式典が条件違反と認めたが、憩いの場としての公園の役割は失われなかったとして「裁量権の逸脱があり違法」と結論付けた。


https://mainichi.jp/articles/20180215/k00/00m/040/125000c
『毎日新聞』 2018年2月14日21時41分  【西銘研志郎、神内亜実】
■朝鮮人追悼碑 更新不許可「群馬県は違法」 前橋地裁判決

【写真】前橋地裁前で「一部勝訴」の垂れ幕を掲げる原告側の弁護士(左)=前橋市で2018年2月14日午後2時3分、神内亜実撮影

 04年4月に「群馬の森」に設置
 群馬県の県立公園にある戦時中に動員され、県内で亡くなった朝鮮人労働者を追悼する碑の設置期間更新を、県が許可しなかったことは違法などとして、市民団体が県を相手取り不許可処分の取り消しを求めた訴訟の判決が14日、前橋地裁であり、塩田直也裁判長は「裁量権を逸脱し違法」として県側に処分の取り消しを命じた。
 訴状などによると、追悼碑は2004年4月に原告の市民団体の前身団体が県の許可を得て「群馬の森」(高崎市)に建てた。14年1月が設置許可期限で更新を申請したが、県は7月、追悼碑前の集会での発言が「政治的行事を行わない」との設置許可条件に抵触したことなどを理由に不許可としていた。
 裁判は、集会が政治的行事か▽不許可処分の違法性▽憲法が保障する表現の自由を侵害するかなどが争点。
 判決は追悼式のうち3回で出席者が「(日本による朝鮮人の)強制連行」という文言を使った発言をしたことから、式が「政治的行事に該当する」と指摘したが、利用者への影響も確認できないことなどから「公園の効用を全うする機能」の喪失を否定し、県の不許可処分を裁量権の逸脱と判断した。表現の自由については「絶対無制約ではなく、施設の設置が何らの制限を受けないというものではない」として、原告の主張を退けた。
 戦時中の朝鮮人労働者の動員は労働力不足を補うためで、厳しい労働環境などで死亡する事例もあったが、意思に反する「強制連行」があったかについては議論がある。「強制連行は政府見解でなく、政治的発言」としていた県は「不許可処分が認められず残念。控訴も含めて対応を考える」とコメントした。
 「政治的中立性」を巡る行政と市民間の訴訟では、金沢市が市役所前広場での自衛隊パレード反対集会を不許可にした問題で金沢地裁は16年2月、「市の中立性に疑念が生じる」などと判断し、許可を求める主催者の原告が敗訴した。一方、憲法9条を詠んだ俳句の公民館だよりへの掲載を拒まれた女性が、さいたま市を訴えた訴訟では、さいたま地裁が17年10月、市側の違法性を認め、慰謝料支払いを命じた。


https://www.asahi.com/articles/ASL2G56QYL2GUHNB012.html
「朝日新聞デジタル」 2018年2月14日21時13分
■群馬県の不許可処分取り消し 朝鮮人追悼碑の期間更新
 群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」にある、労務動員された朝鮮人犠牲者の追悼碑をめぐり、県が設置期間の更新申請を不許可としたのは違法などとして、碑を管理する市民団体が不許可処分の取り消しなどを求めた訴訟の判決が14日、前橋地裁であった。塩田直也裁判長は「県の更新不許可は裁量権を逸脱し、違法」などとし、処分を取り消す判決を出した。
 判決では、「碑前での発言や式典は『政治的』で碑の設置条件に違反した」とする県の主張について、原告側と県が話し合った上で、碑の文面からあえて「強制連行」の文言を外した経緯などを考慮。「碑前での行事で『強制連行』の文言を使って発言したことは『政治的』」として設置許可の条件に違反するとした。
 ただ、政治的な行事によって「碑が公園の施設としてふさわしくなくなった」と県が判断したことについては、直後に混乱などが起きていないことなどから認めず、不許可処分を「裁量権を逸脱しており違法」とした。一方、原告が求めた更新許可の義務づけなどは「いかなる期間や条件で更新を許可すべきかは公園管理者の裁量に委ねられる」として棄却した。


http://www.sankei.com/affairs/news/180214/afr1802140012-n1.html
「産経ニュース」 2018.2.14 14:45
■不許可処分を取り消し 政治的発言は認める 前橋地裁

【写真】朝鮮人労働者の追悼碑設置を巡る訴訟の判決で、一部勝訴の旗を掲げる原告側=14日午後、前橋市

 群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」の朝鮮人追悼碑をめぐり、碑を設置した「追悼碑を守る会」が県を相手取り設置更新の不許可処分取り消しを求めた訴訟の判決が14日、前橋地裁であった。塩田直也裁判長は不許可処分を取り消した。守る会側が求めていた設置期間の更新に関しては棄却した。
 争点になっていた政治的発言の有無について、「強制連行」などの複数回にわたる発言について政治的であると認定した。
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