アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(アキバ系)逆ギレですか?

2006-10-11 10:11:02 | Weblog
 注目の、「魔法先生ネギま!」・・・ではなく、「ネギま!?」が、先週の水曜日にスタートしました。

 「魔法先生ネギま!」は、10歳の先生(男の子)と31人の女子中学生が繰り広げる学園ラブコメディ。週刊少年マガジンに連載中で、同じくアニメかもされ大人気だった「ラブひな」の赤松健の作品ということで、瞬く間に人気になりました。

 そして、「ネギま!」の方も、連載開始後から人気を博し、アニメ化に先駆けて発売されたキャラクターCDも異例の売り上げ。そして、昨年の1月に、満を持してアニメ化となったのです。

 私も話題作ということで、テレビで視聴しました。原作の内容は全く知らなかったのですが、1話見ただけで赤松ワールドの虜となってしまいました。ノリのいい主題歌も手伝って、冗談抜きで全26話のうちの第1話を見ただけで、DVDの購入を決めたくらいです。

 ところが、原作ファンには、キャラクターのデザインやストーリーなど、色々な面で不満が多かったようです。その結果、途中で監督などスタッフが交代したように、色々とバタバタがあったようです。

 一方、以前もオリコンのところで書いたとおり、オープニング主題歌「ハッピー☆マテリアル」は大ヒットとなりました。とにかく、色々な意味で話題を振りまいた作品でした。これも、人気作ゆえと言ったところでしょうか。

 そして、終了から1年と3ヶ月が経過し、再アニメ化となったのです。

 再アニメ化によって、同じ声優が集結・・・とはさすがにいかなかったものの、ほとんど前作と同じ声優が集まったのですが、同じなのはそこだけといった感じ。監督はもちろん、スタッフは完全に総入れ替えとなっています。
 一方、放送時間は平日の午後5時半という、いわゆる「健全な時間」に持ってこられました。そして、タイトルも「ネギま!?」と、なぜか「?」が付いています。どうやら、「これは本当にネギま!なのか?」見たいな意味が含まれているとかないとか・・・。最初から、原作ファンに釘を差したのでしょうか?そして極めつけは、監督が一癖もふた癖もある新房昭之ということで、果たしてどんな作品が出来上がったのか、注目していました。

 そして、第1話が放送されました。私の感想は・・・。

 「あれはさすがに、マズイでしょ・・・。」

 とにかく、新房監督やりたい放題といったところです。前作は原作との違いを批判されたので、プロデューサーが逆ギレして、「それならもう全く違う作品にしてやる!」ということかと思ったくらいです。
 まず、嫌でも目に飛び込むのは、同監督作品「ぱにぽにだっしゅ!」で見られた、「背景の落書き」が、この作品でも多数出現します。本格ギャグ作品であった「ぱにぽに」では、まだ許されるのかもしれませんが、ギャグより萌え要素(?)が強い「ネギま!」で、こんなことが許されるのでしょうか・・・。
 更に、同じく同監督作品「月詠~MOON PHASE~」及び「ぱにぽにだっしゅ!」でも取り入れられた、「まるで劇場で見ているような演出(話の中心となっているところがアップにならず、かなり引いたカメラで映すような感じになり、周囲のキャラの様子も見える)」が、この作品でも取り入れられています。
 ついでに、新房監督の斎藤千和好きもこの作品に引き継がれており、ネギの幼なじみのアーニャ役として出演しています(前作は広橋涼)。前作のアーニャは、出番がほとんどないチョイ役と言ってもいい役でしたが、今回もしかして出番が増えるかもしれません。また、同じく新房監督が好き(?)な麦人も、ナレーター(及びネギの魔法学校の先生)として出演しています。

 とにかく、雰囲気に関しても、前作のアニメ「ネギま!」と比べても、もう全く別物というレベルです。通常の、原作ファンが違和感を感じる・・・とかいうレベルとは全く違うのです。これは、「ネギま!?」なんてタイトルにしなくても、全く別の作品としか思えません。
 もうネットを見るのが怖すぎます。原作ファンの怒りが形にならないことを祈る・・・。

 と、ここまで書いて何ですが・・・。
 
 私はこういう作品も大好きです。

 無駄な落書きは「ぱにぽにだっしゅ!」でも好きだったし、テンポ良く進んでいったので、30分あっという間でした。
 アニメ同士とはいえ、私も前作のアニメ「ネギま!」のファンとして作品を愛しているわけですが、それが(悪くいうと)歪められたとしても、それはそれで割り切って見ることができました。今回の第1話では、ネギ先生と31人の生徒たちは初対面ということで、つながりは全くなさそうです。

 ということで、今後も見続けます。多分DVDも買うんじゃないでしょうか。原作ファンが何て言おうが、知ったこっちゃありません(笑)。

 なお、並んで注目された主題歌については、今回はオープニング、エンディングとも省略されてしまったので、楽しみはお預けとなりました。残念。

最新の画像もっと見る