アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(パチンコ)帰ってきた?

2009-12-24 11:51:52 | パチンコ
 パチンコの「CR南国育ち」についてです。

 パチスロでは、4号機でも5号機でも発売された南国育ち。私はいずれもそれなりに打っています。以前も、パチスロをパチンコとして発売されたケースはありますが、だいたい無理してパチンコ化しているケースが多く、最初はこの台も同じだろうと思っていました。
 更に、なぜか萌えキャラを採用。全く関係ないという意味ではなく、メインヒロインのまどかなどは、パチスロのパネルで登場してはいます。しかし、繊細なタッチで描かれたパチスロのまどかは、一瞬見ただけでドキッとさせられるような魅力を持っていました。ところが、パチンコのまどかは、アニメーションで描かれる事情を考慮しても、その魅力は完全に失っています。もしパチスロがなければ、十分に魅力的だと思ったかもしれませんが、そういう意味で残念なキャラクターでした。

 最初に打ったのはミドルスペックの方でした。
 確変突入率は70%と高いのですが、5ラウンドの大当たりが全体の18%を占め、更に初当たりに関しては2%分を除いて時短が9回転で終了。確変を引いていたとしても、この9回転で29.8分の1を当てなければならないという厳しい壁があり、スルーすれば時短なしの潜伏確変状態になります。時短中に大当たりを引ければ、その後は最低100回の時短が付くのですが、突入が厳しい割にはすぐに連チャンが終わってしまうことが多いです。
 こういうシステムは、綱取物語でも使われていましたが、そんなに好評だったとは思えないのですが・・・。確変を引いていれば、早い当たりが来るのでそれなりに増えるのですが、じわじわとしか増えません。5ラウンドとかで通常に落とされたら、目も当てられないです。ツボにはまれば爆発することもあるのですが、どちらにしても中途半端なスペックだとしか思えません。

 一方、遊パチの方ですが、期待せざるを得ないスペックになっています。
 大当たり確率約100分の1。100%確変に突入し、10回転で終了。初当たりに関しては、2%分を除き時短は9回で終了するのですが、時短中に大当たり(突確含む)を引ければ、それ以後は時短100回となります。
 まさに戦国乙女ライクなスペックです。似たようなシステムは、新・お天気スタジオも採用していたのですが、こちらは大当たり確率が135分の1だったため、引き戻し確率が少し劣っていました。南国育ちの方が、引き戻し確率の分戦国乙女に近いです。確変の継続回数は戦国乙女より2回多くなっていますが、その分確変中の確率が20.5分の1となっています。
 こちらは、初打ちの時は確変中に驚くほど当たりを引けず、面白さを全く体験できませんでしたが、2回目の実践では連チャンに15ラウンドの引きも重なって圧勝。遊パチとは思えないほど出玉を積み上げられました。やはりこのスペックが遊パチには最適です。パクってもいいので、他のメーカーも取り上げてほしいと思います。
 演出についても、両スペックで概ね共通となっているのですが、例えば大当たり終了後9回転の演出は、ミドルの方ではサッパリ当たる気がしないのに対し、遊パチの方はそれなりに期待感を持って見ることができます。

 その他の演出については、滅茶苦茶予告が乗りながら外れたりすることが結構あるのはどうかと思う(遊パチなんだから、プレミアが出なくてもほぼ100%当たるようなパターンがあってもいいと思う)のですが、疑似連4連、蝶群、虎柄、ジョディ出現などは相当の信頼度があります。先読みについても、ジョディ絵柄はもちろん、顔メモリーが出現した場合は、一応打ち出しを止めて様子を見るべきだと思います。
 連続予告についてですが、2回目を通過するかどうかがカギです。2回目は、リーチになることはないもののガセで終了することがあります。リーチ確定となる演出や、(1回目だけではなく2回目も)リプレイが出てくると3回目への継続が確定します。更に、3回と4回についてもそれなりに信頼度に差があるため、4回続いてほしいところです。

 そして、連続予告の中でも主題歌である「二人の南国」が流れ出すパターンがあるのですが、これが激アツ・・・かつ、私の中では今年出たパチンコの中で最も気持ちい演出であると言いたいです(笑)。1回転につき、歌が何小節かずつ流れるのですが、3連続までは多分確定で、そこでリーチになっても期待度は十分にあります。しかし、3連続目で終わらず4連続に発展した場合は、プレミア以外で最も期待できるリーチ「SUPERドキドキチャンス」に必ず発展します。この発展の仕方が、先ほどの予告の歌の続きで綺麗にリーチにつながっていくのです。3度くらいしか見ていませんが、こんな見事なリーチは、最近ちょっと記憶になく、本当に感動しました。その歌がいいのも、このリーチが映えている理由の一つだと思います。もっと言えば、このリーチが見られれば負けてもいいくらいの気持ちで、逆にこの予告が3連で止まって普通のリーチになりながら、最終的にはSUPERドキドキチャンスになって大当たりになった日には、当たったにも関わらず、なんで4連続してくれないのかと怒りが湧いてくるくらいです(実話)。
 歌だけは平和のホームページで聴けるので、一度聴いてみてください。なお、決して「上手い」とは言えないです(笑)。

 一方、時短突入するかどうかが決まる大当たり後9回転の演出については、少し物足りないと言わざるを得ません。パチスロの、蝶が飛ぶかどうかを期待する8回転を再現しようとした気持ちは分かるのですが、その割には良く分からないスロット演出やボタンプッシュに頼った理由が分からず、更に全く期待できない青背景カットインがイライラを増幅させます。戦国乙女ほど長くする必要はないのかもしれませんが、もう少し工夫がほしかったです。
 あと、確変を抜けて時短に突入したあと、バタフライチャンスを発生させる意味もよく分かりません。確変中の10回転と比較して信頼度が激減(とはいえ、実践上20%近くは当たるけど)しています。時短中なんですから、普通のリーチアクションを発生させればいいと思います。時短終了10回転前になるとカウントダウンが始まるのですが、これの存在意義も全く不明。ただでさえ当たりが引けずイライラしているのに、それに拍車をかけるようなことをしてどうするのでしょう。

 とはいえ、トータルでは合格です(歌4連続予告だけで合格(笑))。戦国乙女のように末永く楽しませてほしいのですが、遊パチなのに早くも釘が・・・。

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