アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(中央競馬)つまらないレース

2019-06-23 22:31:20 | 中央競馬
 今週は宝塚記念・・・の前に。

 土曜日は重賞もなく、他の事をしながら時々(藤田)菜七子騎手のレースを見ていました。馬券は全く買わず、最後まで買わないつもりだったのですが、東京の最終12レース、菜七子騎手の馬は11番人気ながらデータマイニングの評価は上位と差のない3番手評価。遊びで、この馬から他の高評価馬や人気馬の合計6点に馬連で流す馬券を買ってみました。

 結果。菜七子騎手の馬は中団の内にいましたが、重馬場ということもあってコーナーで馬群がばらけると内をついて上昇。それでも直線は少し届かないかと思っていると、そこから更にもうひと伸び。先に抜け出した3番人気の馬まで交わしてしまいそうな勢いで2着に上がってくれました。



 たった1200円しか賭けていないのに、翌日の宝塚記念の軍資金ができました。まさに菜七子様様です。いや、本当はデータマイニング様様と言うべきかもしれませんが。なお、1着馬はデータマイニングでは評価が低かったので、データマイニングだけでは当たりませんでした。また、3,4着馬はそもそも買っていないので「もっと高めがきていれば」という気持ちも全くありません。

 そして宝塚記念。

 GI馬は6頭もいるものの、何となく少し足りないメンバー構成。いずれも一長一短があり、軸にするのも切るのも難しく、正直あまりやる気がありませんでした。前日のレースでは前が総崩れになったこともあり、人気馬のキセキが前に行けば他の先行馬も早めに仕掛けて、多少は後方有利になるかもと思いました。しかし、スローになる可能性も捨てきれず、悩んだ結果の結論は、メンバー中最もマイナスが少なく、3着に入ってくれる可能性が一番高そうな牝馬リスグラシューを本命とすることに。鞍上のレーン騎手は、前日は東京で最終レースも含め5勝と絶好調でした。一方、レイデオロは海外で惨敗した直後のレースということもあり、軽視することにしました。馬券は基本3連複で買い、3連単は念のためという気持ちで押さえました。
 これで終わる予定でしたが、買った後に「キセキも他の有力馬よりマイナス材料が少なく、惨敗する可能性は低い」と思うようになりました。競馬ブックの直前変わり身診断でも、リスグラシューとキセキだけが斜め上評価でした。従ってリスグラシューとキセキからの3連複も買い足し。結局予定以上に賭けてしまいました。まあ、これも前日に思わぬボーナスが入ったおかげです。

 結果。
 キセキは少し出遅れ気味で、押して先頭に立ちましたが、大外枠のリスグラシューがまさかの先行策で2番手。私は、キセキは溜めて逃げないのでペースは平均以上のペースとなり、リスグラシューでも追い込んでこれると予想していましたが、この2頭が同じような位置にいれば両立する可能性も高くなるので、まさにうれしい誤算でした。
 ペースは平均ペースとなり、そのままの順番で直線へ。5番手の内にいたレイデオロが伸び脚一息っぽかったので、残り300mくらいでもう的中を確信できるほどでした。リスグラシューがキセキを交わして、あとは一人旅。キセキも余裕で粘り、3着はアルアインを交わしたスワーヴリチャード。スワーヴリチャードは海外明けということもあり切ることも考えましたが、状態がかなり良さそうなので買いました。切らなくて良かったです。



 最初の馬券はJRAダイレクトで買ったのですが、何度も買うとそのたびに手数料が100円かかるので、追加の馬券はI-PATで買いました。

 しかし、当たった立場で見てもつまらないレースでした。完全な前残りで、最後は先頭と2番手、3番手と4番手が入れ替わっただけの結果。レイデオロはともかく、エタリオウやマカヒキから買っていた人は面白くないだけでお金を失った、喪失感を強く感じるレースだったと思います。ただ、スローの上り勝負になったのかと思えば、上り最速は勝ったリスグラシューで、2位が3着のスワーヴリチャード、キセキは2位と0.1秒差の3位で、マカヒキやエタリオウはこれらより遅い上りタイムでした。外を回ったのが原因だったとしても、スローで届かなかったという内容には見えません。本当によくわからないレースでした。ただ一つ言えるのは、もしリスグラシューが定位置からレースを進めていれば、後方のまま終わっていた可能性が高いと思います。レーンはダービーでは私を含む大きな期待を裏切りましたが、今回の騎乗はその汚名を返上して余りある見事な騎乗だったと思います。またリスグラシューも、海外で上位入線を連続で果たした力は伊達ではありません。エリザベス女王杯では(軸馬ではありませんでしたが)的中馬券に絡んでくれて、香港では大当たりをパーにしてくれましたが、今回は本命にしてしっかり応えてくれました。

 とにかく、最後の最後でGIの馬券を当てることができて本当に良かったです。この程度では、これまでの赤字解消には全く足りませんが、とにかく当たってくれたことが何よりうれしいです。とはいえ、夏競馬は重賞でも見えないレースはスルーして、ほどほどに楽しみたいと思います。

 なお、地方競馬は別の話。今週は帝王賞があります。ただ、ルヴァンスレーヴとゴールドドリームが回避してしまったので、馬券妙味は全くなくなりました。特にゴールドドリームは切る予定だったのでなおさらです。現時点では、インティからチュウワウィザードとオメガパヒュームの表裏で問題ないと思っています。