アキバ系ギャンブラーの賭け

ギャンブルで儲けてアニメに貢ぐという崇高(?)な目的のため、ありとあらゆるギャンブルに手を出すギャンブラーの日記

(パチスロ)パチスロについて色々

2014-10-25 10:27:35 | パチスロ
 この日打ったのは、新台のバットマン(ユニバ)でした。
 特に打ちたかったわけではなく、たまにはパチスロでも打ってみるかという程度の気持ちで店に行き、その店の新台を選んだというだけのことでした。しかし、4台中1台しか空いておらず、その台は前日に噴いた台でした。

 スペックは上乗せ型のART機です。スタート時は50ゲームですが、ゼロになって、潜伏していた上乗せがなければすぐに終了してしまいます。ほとんどのARTはチャンスゾーンを経由して突入します。設定差は、チャンスゾーン突入率とART初当たり確率、そして、小役では弱チェリーに設定差があります。

 2回のチャンスゾーンをスルーして、3回目のチャンスゾーンで無事バットマン絵柄が並び初当たり。260Gでしたが、MBの引きが悪く、11Kも投資が嵩みました。
 しかし、ここでまさかの引きが発揮されます。この台の上乗せの多くは、宝箱の中から1つを自由に選んで、その宝箱に入っているゲーム数が上乗せされますが、これは見かけ上どおりのガチ抽選が行われているようで、例えば宝箱9個で、1個に200Gが入っていれば、9分の1で200Gが当たるということです。



 そして、そのゲームは宝箱9個で200Gが1個、あとは30Gだったのですが、突然シャッターが閉まったと思ったら、中が全て透けて見えるようになりました。当然200Gの箱を選び(他の箱を選ぶと本当に30Gにされてしまうようです)、大量上乗せに成功しました。更に、今度はガチ抽選となった300G(9分の1)まで300Gの箱を当てて一気に上乗せ。この後は失速しましたが、ARTは795G継続し、いきなり2000枚近い出玉を獲得しました。



 その後も概ね引きに恵まれ、198GでART220G:514枚、114G、105Gと早い当たりからの50Gポッキリが続いた後、102Gで907G:2388枚のロングARTをゲット。そこからは少しハマりだし、370Gで90G:240枚の後600Gとこの日一番のハマリ。ここでも742G:1981枚と一気に取り返すが、再び498Gハマり、これは62Gしか継続せずという展開でした。
 まだ夕方でしたが、この時点で設定推測要素であるCZ初当たり(当然、通常時ゲーム数に対するもの)、ART初当たり、弱チェリーの確率(当然、全ゲームに対するもの)の全てが設定1以下。続ける理由がなかったので、ここで終了。出玉は約3800枚でした。なお、翌日にこの台のその後のグラフをチェックしたら、私が止めた時より1000枚以上沈んでいました。まあ、これで「止めて良かった」ということにはなりませんが、ぶっちゃけ気分は良かったです(笑)。

 実はここからが本題。
 この店、最近増えている1000円47枚貸し出しの店です。私は、このような店が増えているのは、消費税に対する負担軽減が目的だと思っていました。だから、換金するときは当然1000円50枚(100円5枚)だと思い込んでいました。等価の店なら、残り10枚くらいになったら次の千円を入れますが、ここではなるべくギリギリまで引っ張ってから借りるようにしていました。
 打っている時、隣の若者が、まだ持ち玉があるのに現金を投入しているのを見ました。私は、馬鹿なことをしているなと思いましたが、一方で疑念が生まれました。約3800枚の出玉も念のため貯玉しましたが、その疑念を確かめるため、ジャグラーを打ってみることにしました。貯玉を払い出すと、ボタンのワンプッシュで47枚出てきて、ますます疑念は深まりました。
 当たらなければ千円分でやめて、貯玉を一部払い戻す形で換金率を確認しようと思っていました(ジェットカウンターに景品数が表示されないタイプなので、他の人が流すのを見て換金率を確認することが難しかった)が、千円分を打ち切ったところで2枚余ってしまったため、もうワンプッシュしたところ、見事にGOGOランプが点灯。しかもジャグ連まで付いてきてビッグ3連チャンで、まともな出玉を獲得してしまいました。
 一応100G回し、ジェットカウンターに流すと796枚。余り玉を貯玉してもらったら、余り玉は1枚でした。795枚なら、5枚交換なら当然割り切れますが、4.7枚交換では割り切れません。なんだ、やっぱり交換は5枚なんだと思い、カウンターへレシートを持っていきました。交換景品は159個のはずです。
 しかし、表示された個数は169個でした。
 795を4.7で割ると169.14・・・になります。要するに、端数切り捨てで計算しているということでしょう。

 しかし、こんなことになっているとは夢にも思いませんでした。パチンコにせよパチスロにせよ、1000円47枚なんてのは、消費増税対策のためにすることであって、1枚(1個)の価値を上げるためにやることができるとは全く想定外でした。

 一方、ギャンブル性が高まり続けるAT機にメスが入ることになりました。
 簡単に説明すると、AT機はほぼ出せなくなるということです。今後の主流は、少し昔に主流だった、ボーナス+ARTになるようです。また、天井ARTで大きなリターンを期待できる機種も発売できなくなるようです。
 個人的には、どんどん複雑化し、設定1でも設定6でも引きが出玉に大きな影響を与えるAT機に少しうんざりしているところがあったので、この流れは歓迎したいと思います。しかし、一方で大当たりの抽選や制御はメイン基板で行うべきという意見もあるらしく、下手すればART機も出せなくなる可能性があるので、再び(ジャグラー以外は)パチスロから客がいなくなる可能性も否定できません。

 パチンコが厳しいので、パチスロも少しは本気で取り組みたいのですが、仮に分かりやすくなったとしても客のレベルが落ちるわけではないでしょうから、厳しいことに変わりはないでしょう。むしろ、ギャンブル性の高い台で大きな利益が取れなくなれば、店も絞る一方かもしれません。パチンコ、パチスロ業界の将来は本当に暗いです。