竜王戦1組2回戦、稲葉八段戦。

2018-02-21 | 対局


中盤、中央9マスに駒が密集する珍しい形になりました。先週、放送されたNHK杯でも稲葉八段に▲55桂を打たれたので阿部寛の口調で「ふふ、またか」と言いそうになりましたが、そんなことを思ってる場合ではなく局面は難解。ここからの2、3手で1時間使いましたが、何も分かってなかったです。次の手は△65銀としましたが、△65金との比較でメリット、デメリットを整理するのも難しかった。



図は終盤の変化図でここから▲82飛は合駒を使わない△41玉で後手勝ち、ただ▲72飛があって△41玉には▲33桂△31玉▲71飛成から迫られます。よって▲72飛には△62桂と使うことになって、そうすると先手玉が寄らないので負け、と読みましたが▲72飛にも構わず△41玉が成立していました。▲72飛に△41玉を考察するに至らなかったのは見た目が危ないのと、仮に危ない思いをして桂を温存できても先手玉が必至級かどうかは分からなかったから。実際は先手玉は桂を残せれば寄り、桂が無いと▲66銀打で受かる、という場面だったと思います。
実戦はこの変化を逃しての負けでした。負けて4位決定戦に回り、本戦へは2連勝が必要となりました。

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