季節の野原で葉っぱの音を・・・。

心の畑も耕せる農家でありたい。

子ヤギの自立。

2021年04月28日 | 気持ちを語る

草食動物は、この子ヤギを始め、この世に生まれてから、ものの1時間もしないうちに立ち上がり、

ヨタヨタしながらも自力で歩き始めます。

抱っこもおんぶもしてもらえないので、そのままそこにいたら誰かに食べられて命を落としてしまいます。

姿は見えませんが、カエルも田んぼ中で無数に鳴いています。

誰かに食べられてしまうから、たくさん産んでおかないと次の子孫につながりません。

夜、フクロウの声が静かな暗闇に低音で響きます。ヒナが生まれているのでしょうか。

もうすぐ犬も出産をむかえる気配があります。たった2ヶ月の妊娠期間と人もあやかるほどの安産で。

ただただ生きるために生きて次世代をつなぐ生き物たちに、自分はこれまでどれほどエネルギーをいただいてきたことかを考えます。

そのエネルギーを注ぎ込んで、最も自立の遅い人間はじわじわと育っていくうちに、人として生きるための教育や暮らしの在り方、他者との関係性、誰もが与えられているであろうそれぞれの役割りを見つけて果たしていくのでしょうか。

地に根を張ってそこで生きる植物からも、地に足つけながらも自由に移動できる動物たちからも

実に深く教えられる春。

突風によろけて這いつくばりながらも、譲れるところは百歩(いやわずかに5歩くらいか)譲ってから

気力を振り絞って120歩進めていたクラウドファンディングの目途がようやく立ってきたようで

これも心中を推し量ってくださってご支援いただいている多くの方々と共に、

春の命にもたくさんのエネルギーをいただいて今日があることに心底救われる思いがします。

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