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北海道機船漁業協同組合連合会
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一般社団法人北洋開発協会

英国EU離脱「無能な政府が甲殻類業界を破壊している」

2021-01-20 17:25:24 | 日記

 

2021年01月21日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[英国EU離脱 英国からEUへの水産物製品輸出停滞 ロンドンで抗議デモ]
英国のEU離脱移行期間終了後に煩雑化した通関手続きの影響で水産物製品のEU向け輸出が停滞、同国北部スコットランドの漁業関係者を中心に、2021年1月18日、ロンドンで英国政府の対応への抗議活動が行われた。
ロイターが伝えた。
英国とEUは2020年末の移行期間終了の直前に貿易協定に合意、物の貿易は関税ゼロが維持され、割当枠も設定されなかった。
しかし、新年2021年に入って通関手続き上の境界が設定され、水産物製品の輸出業者は漁獲量証明書や衛生証明書の提出、税関申告が義務付けられた。
これが物流の遅延につながり、製品の劣化から、EUの顧客が英国からの水産物製品の入荷を拒否する状況となっている。
水産業界関係者はロンドンの首相官邸近くにエビやカニなどの甲殻類を運ぶトラック20台以上を止めて抗議した。
トラックには”Incompetent government destroying shellfish industry!”「無能な政府が甲殻類業界を破壊している」などと書き込まれていた。
活きたカニやロブスター、それらの加工品をEUに輸出する業者はシステムが崩壊しかねないとの危機感を示し、EUに入るのに400ページの輸出書類の提出を求められた業者もいると加えた。
また、別の業者は、以前、1晩でフランスに活きたカニやロブスターなどを運んでいたが、今年は1ケースも輸出できていないと語った。
英国首相Boris Johnsonは、EUに輸出する企業のフラストレーションを理解していると述べ、自らの過失なくEUへの輸出が困難な企業は、設立された2,300万ポンドの基金から補償されると約束した。
また、このほかにも、向こう数年で関連業界に1億ポンドを用意、混乱を最小限に抑えるために、スコットランド政府に2億ポンド近くを支払う方針としている。

 

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