他愛のない西部劇(もどき)です。西部劇は好きでなく、あまりみません。白人がインディアンを淘汰する不条理なテーマには興味がないです。腹がたちます。また、元来、ピストル、鉄砲のたぐいが嫌いです。殺し合いの映画はゴメンです。この映画にもそういう要素がかなりあり、敬遠していましたが、ジェーン・ラッセルという女優とボブ・ホープという、いまはなき、俳優がどんな演技をしていたのかを知りたくて観ました。ボブ・ホープは今まで観た男優にはないキャラをもっています。また最近は、過去の女優に興味をもっています。リリアン・ギッシュ、グレタ・ガルボ、リリアン・ハーヴェイ、ローレン・バコール、リタ・平和―ス、ジェシカ・ラング、キーラ・ナイトレイ、キャロル・ロンバート、グリア・ガースンなどなど。
簡単にストーリーを示すと・・・
10年間、服役中していた女賊カラミティー・ジェーン(ジェーン・ラッセル)が、ジョンソン知事に密使に任命され、インディアンに武器を密売するギャングを捕らえるまでの話。彼女は弱虫の歯医者ペインレス・ピーター・ポッター(ボブ・ホープ)を口説き、バッファロー・フラットにギャングを追う。
途中、インディアンに襲われたのでピーターがこれに応戦すると、インディアン11名が銃弾に倒れた。しかし、これはピーターの手柄ではなく、ジェーンが彼の背後から狙撃したのだった。しかし、ピーターは英雄とみなされる。
目的地に着くと、勇名高きピーター・ポッターを問題の密使と思ったギャングは、酒場の歌手ペッパーをしてピーターに取入る。“ピストル”の名人ジョーが因縁をつけ、ピーターと決闘することに。相手との果し合いのでピーターは目をつぶって射撃すると、ジョーが倒れていた。例によって、ジェーンが援護射撃したのだった。
彼女がピーターを連れ戻ると、重傷を負ったハンクが倒れていて、「火薬は葬儀屋に」と言い残してこと切れる。ジェーンはピーターと事態を調べようとしたが、武器密売の張本人トビー・プレストンにとっつかまり、武器もろともインディアンに引渡される。
火あぶりの刑を覚悟したジェーンは、ピーターに愛を告白する。11人のインディアンを殺したとされたピーターは極刑を宣告される。ピーターは何とか、逃げようと図ったがジェーンを見捨てかね、インディアン姿に仮装し彼女を救おうとする。そこで突然、火薬が爆発。火あぶりの刑を免れて、ほうほうの体で2人は町へ逃げ帰ることができたのだった。
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