山本薩夫監督「浮草日記」(1955年)
労働運動とはまるで無縁の世界で生活していたどさ回りの一座、市川馬次郎一座が、炭鉱町でストライキに巻き込まれ、当初、労働組合と対立していたが次第に心をひらいていく過程をユーモラスに描いた作品。座長の役を担った東野栄次郎がいぶし銀の味をだして健在。津島恵子と菅原謙二のみずみずしい演技も記憶に残る。
一座は旅をしながら芝居をつづけているが、あるとき玉木屋という悪徳興行師にだまされ、座の解散の一歩手前まで追い込まれる。
そんなおり、ある炭鉱町で興業を行うにあたって、座員の必死の呼び込みが功を奏して盛況となる。ところが、芝居の公演期間中に炭鉱ストライキとなり、その騒動のなかで売上金が玉木屋に持ち逃げされる。一座とストに入った組合とが対立するが・・・
労働運動とはまるで無縁の世界で生活していたどさ回りの一座、市川馬次郎一座が、炭鉱町でストライキに巻き込まれ、当初、労働組合と対立していたが次第に心をひらいていく過程をユーモラスに描いた作品。座長の役を担った東野栄次郎がいぶし銀の味をだして健在。津島恵子と菅原謙二のみずみずしい演技も記憶に残る。
一座は旅をしながら芝居をつづけているが、あるとき玉木屋という悪徳興行師にだまされ、座の解散の一歩手前まで追い込まれる。
そんなおり、ある炭鉱町で興業を行うにあたって、座員の必死の呼び込みが功を奏して盛況となる。ところが、芝居の公演期間中に炭鉱ストライキとなり、その騒動のなかで売上金が玉木屋に持ち逃げされる。一座とストに入った組合とが対立するが・・・
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